JP2003278658A - エアーポンプ - Google Patents

エアーポンプ

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JP2003278658A JP2002077767A JP2002077767A JP2003278658A JP 2003278658 A JP2003278658 A JP 2003278658A JP 2002077767 A JP2002077767 A JP 2002077767A JP 2002077767 A JP2002077767 A JP 2002077767A JP 2003278658 A JP2003278658 A JP 2003278658A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ダイアフラムが劣化しにくく、気体の吸排気
時に生じる振動や騒音等を抑制する小型化が可能なエア
ーポンプを提供すること。 【解決手段】 カム室4内に配設され且つダイアフラム
20の中心部に同心に取り付けられた筒状ピストン(筒
体)8と、筒状ピストン8に回転自在且つ軸線方向に相
対的に移動自在に遊嵌されていると共にポンプケース2
に回転自在且つ軸線方向に移動不能に保持された円筒カ
ム(回転軸)10と、円筒カム10を軸線回りに回転駆
動させる駆動モータ9とが設けられ、筒状ピストン8の
内周面と円筒カム10の外周面のどちらか一方には周方
向に延びる波形状のカム溝12が設けられ、他方には環
状カム12に嵌合する案内突起11a、11bが設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイアフラムを
用いて気体を吸排気するエアーポンプに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のエアーポンプとしては、図6に示
すように、ポンプケース50に形成された貫通孔51を
覆うダイアフラム52と、このダイアフラム52を変形
させる駆動モータ53とが、偏心クランク54を介して
接続されたものが知られている。
【0003】偏心クランク54は、中間部がベアリング
54aを介して直角に屈曲され、一端部54bが駆動モ
ータ53の回転駆動軸53aに偏心にされて取り付けら
れ、他端部54cがダイアフラム52の中央部に同心に
されて固定されている。
【0004】このエアーポンプは、駆動モータ53で回
転させられる偏心クランク54によりダイアフラム52
が変形させられ、ポンプケース50内の容積を変化させ
ている。そして、容積が拡大したときにポンプケース5
0に気体を吸入し、容積が縮小したときにポンプケース
50から気体を排出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
エアーポンプでは、駆動モータ53の軸線方向とダイア
フラム52の軸線方向とが直交しており、偏心クランク
54の他端部54cの運動軌跡がダイアフラム52の軸
線方向に沿っていなかった。そのため、駆動モータ54
の回転駆動軸54aの軸線方向から見ると偏心クランク
54の他端部54cが8の字状に揺動し、ダイアフラム
52が軸線方向に変形されていなかった。
【0006】そして、気体を吸排気する際に大きな振動
や騒音等が発生しやすくなる上に、ダイアフラム52の
劣化が早期に生じるおそれもあった。
【0007】さらに、駆動モータ53の軸線方向とダイ
アフラム52の軸線方向とが直交することにより、小型
化を図ることが困難であった。
【0008】したがって、この発明は、気体の吸排気時
に生じる振動や騒音等を抑制し、ダイアフラムが早期に
劣化しにくく、小型化を図ることが可能なエアーポンプ
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、カム室内に配設され且つダイアフラム
の中央部にこのダイアフラムと同心に取り付けられた筒
体と、筒体内に回転自在且つ軸線方向に相対的に移動自
在に遊嵌されていると共にポンプケースに回転自在且つ
軸線方向に移動不能に保持された回転軸と、回転軸を軸
線回りに回転駆動する駆動モータとを設け、筒体の内周
面又は回転軸の外周面のどちらか一方に周方向に延びる
波形状のカム溝を環状に設け、他方にこのカム溝に嵌合
する案内突起を一体に設けたことを特徴としている。
【0010】この発明によれば、ダイアフラムの変形方
向が軸線方向に沿って、円滑に変形させることが可能に
なり、気体の吸排気時に生じる振動や騒音等を抑制する
ことができると共に、ダイアフラムの劣化が生じにくく
なる。
【0011】さらに、ダイアフラム、筒体、回転軸、駆
動モータを同心に配設することにより、小型化を図るこ
とが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づいてこの発明を説明する。
【0013】図1に示す1はエアーポンプであり、この
エアーポンプ1のポンプケース2は、ダイアフラム20
によって内部がポンプ室3とカム室4とに区画されてい
る。
【0014】また、ポンプケース2には、外気に連通し
た吸気開口5aを有する吸気室(吸気口)3aと、外気
に連通した排気開口5bを有する排気室(排気口)3b
とが形成されている。
【0015】この吸気室3a及び排気室3bは、それぞ
れ隔壁1aによりポンプ室3と区画され、隔壁1aを貫
通した複数の通気孔6…によりポンプ室3に連通されて
いる。
【0016】吸気室3aとポンプ室3とを連通する通気
孔6…は、隔壁1aを貫通したゴム製の逆止弁7aによ
ってポンプ室3側が覆われている。また、排気室3bと
ポンプ室3とを連通する通気孔6…は、隔壁1aを貫通
したゴム製の逆止弁7bによって排気室3b側が覆われ
ている。
【0017】カム室4内にはダイアフラム20の中心部
に、このダイアフラム20と同心に取り付けられた筒状
ピストン(筒体)8が配設され、この筒状ピストン8に
はポンプケース2に保持された円筒カム(回転軸)10
が遊嵌され、円筒カム10は駆動モータ9の出力回転軸
9aに連結されている。
【0018】ダイアフラム20はゴム等の柔軟性を備え
た材質からなる薄膜であり、中心部に貫通孔21が形成
され、周縁部に軸線方向に沿って突出した環状膨出突部
22が貫通孔21と同心に形成されている。
【0019】筒状ピストン8は、図2に示すように、両
端が開放した円筒形状を呈しており、内周面8aには2
つの案内突起11a、11bが一体に設けられている。
【0020】この案内突起11a、11bは、後述する
カム溝12を形成する2つのカム溝部13a、13bの
同位相に対応する位置にそれぞれ設けられている。
【0021】円筒カム10は、図2に示すように、筒状
ピストン8の内径にほぼ等しい外径を有する円柱形状で
あり、外周面10aに周方向に延びる波形状のカム溝1
2が環状に設けられている。
【0022】図3は円筒カム10の外周面10aの周方
向展開図であり、カム溝12は、同形の波形状を有する
2つのカム溝部13a、13bが連接することにより形
成されている。
【0023】カム溝部13a、13bは、断面が案内突
起11a、11bが嵌合するコ字状にされている(図1
参照)と共に、展開図を正面視した場合、それぞれ1周
期のサインカーブを呈した波形状にされている。
【0024】したがって、例えば、円筒カム10の軸線
方向中央部10aに位置する点T1を基準として回転さ
せた場合、90°回転するまでに円筒カム10の軸線方
向上側に最も膨出した点(以下、上始点aという)が一
つ形成され、90°回転すると円筒カム10の軸線方向
中央部10aに位置する点T2となる。
【0025】そして、180°回転するまでに円筒カム
の軸線方向下側に最も膨出した点(以下、下始点bとい
う)が一つ形成され、180°回転すると円筒カム10
の軸線方向中央部10aに位置する点T3となる。
【0026】さらに、270°回転するまでに上始点a
が一つ形成され、270°回転すると円筒カム10の軸
線方向中央部10aに位置する点T4となる。
【0027】そして、360°回転するまでに下始点b
が一つ形成され、360°回転すると基準とした点T1
に重複する点T5となる。
【0028】なお、点T1〜点T3間がカム溝部13aで
あり、点T3〜点T5間がカム溝部13bである。
【0029】また、このカム溝13a、13bは、上始
点aと円筒カム10の軸線方向中央部10aとの距離A
と、下始点bと円筒カム10の軸線方向中央部10aと
の距離Bとが等しい長さにされている。
【0030】そして、ダイアフラム20は、環状膨出突
部22をポンプ室3側に突出した状態で筒状ピストン8
と同心に位置され、貫通孔21及び筒状ピストン8に
は、フランジ24aを有する取付部材24が挿入されて
いる。そして、貫通孔21の周縁部が取付部材24のフ
ランジ24aと筒状ピストン8の一方端との間に挟持さ
れることにより、ダイアフラム20が筒状ピストン8に
取り付けられている。
【0031】また、環状膨出突部22の外周縁であるダ
イアフラム20の周縁部20aは、ポンプ室3とカム室
4との間に挟持固定されている。
【0032】筒状ピストン8は、円筒カム10が回転自
在且つ同軸に遊嵌され、2つのカム溝部13a、13b
の同位相に対応した位置、例えば点T1と点T3、に案内
突起11a、11bがそれぞれ嵌合されている(図3参
照)。
【0033】さらに、円筒カム10はポンプケース2に
回転自在且つ軸線方向に移動不能に保持され、円筒カム
10の回転軸10bは同軸上に配設された駆動モータ9
の出力回転軸9aに連結されている。
【0034】次に、このエアーポンプ1の作用について
説明する。
【0035】このエアーポンプ1を駆動させるには、ま
ず駆動モータ9を駆動させて出力回転軸9aを回転させ
る。出力回転軸9aが回転すると、この出力回転軸9a
に連結された円筒カム10が軸線回りに回転駆動する。
【0036】そして、円筒カム10の回転によってカム
溝12の周方向の位置が変化する。このとき、カム溝1
2に嵌合している案内突起11a、11bは、周方向の
位置が変化せず、カム溝12のサインカーブ形状に沿っ
て軸線方向の位置が変化する。
【0037】なお、2つの案内突起11a、11bは、
カム溝12を形成する2つのカム溝部13a、13bの
同位相に対応した位置に嵌合しているので、互いの動き
を阻害することなく円滑に摺動することができる。
【0038】案内突起11a、11bが点T1、点T3
ら上始点aに向かって相対的に移動すると、筒状ピスト
ン8はポンプ室3側に向かって直線運動を行う。
【0039】このとき、図4(a)に示すように、ダイ
アフラム20がポンプ室3側に変形させられてポンプ室
3の容積が縮小し、ポンプ室3内の気圧が高くなる。そ
して、気体が通気孔6…を介して吸排気室3cの外壁側
に設けられた逆止弁7bを押し開け、排気室3bに流入
した後に排気開口5bから外気中に排出される。
【0040】なお、ダイアフラム20の環状膨出突部2
2は、ポンプ室3側に向かう筒状ピストン8に伴ってポ
ンプ室3に向かって伸長させられ、ダイアフラム20の
貫通孔21とダイアフラム20の周縁部20aとの間に
生じる引張力を緩和している。
【0041】上始点aに案内突起11a、11bが位置
したとき、ダイアフラム20はポンプ室3側に最も移動
し、この移動距離は上始点aと円筒カム10の軸線方向
中央部10aとの距離Aであり、これがポンプ室3側の
変形ストロークAとなる。
【0042】そして、この案内突起11a、11bが点
2、T4に向かってそれぞれ相対的に移動すると、筒状
ピストン8はカム室4に向かって直線運動を行ない、点
2、T4に案内突起11a、11bが位置したとき、ダ
イアフラム20の変形は戻り通常形状になる。
【0043】さらに、案内突起11a、11bが下始点
bに向かって相対的に移動すると、筒状ピストン8はカ
ム室4側に向かって直線運動を行う。
【0044】このとき、図4(a)に示すように、ダイ
アフラム20がカム室4側に変形させられてポンプ室3
の容積が拡大し、ポンプ室3内の気圧が低くなる。そし
て、気体が吸気口5aから吸い込まれ、吸気室3aに流
入した後に通気孔6…を介して吸排気室3cの内壁側に
設けられた逆止弁7aを押し開けて、吸排気室3c内に
吸引される。
【0045】なお、ダイアフラム20の環状膨出突部2
2は、カム室4側に向かう筒状ピストン8に伴ってカム
室4に向かって伸長させられ、ダイアフラム20の貫通
孔21とダイアフラム20の周縁部20aとの間に生じ
る引張力を緩和している。
【0046】下始点bに案内突起11a、11bが位置
したとき、ダイアフラム20はカム室4側にもっとも移
動し、この移動距離は下始点bと円筒カム10の軸線方
向中央部10aとの距離Bであり、これがカム室4側の
変形ストロークBとなる。
【0047】そして、この案内突起11a、11bが点
3、T5にそれぞれ相対的に移動すると、筒状ピストン
8はポンプ室3に向かって直線運動を行ない、案内突起
11a、11bがそれぞれ点T3、T5に位置したとき、
ダイアフラム20の変形は戻り通常形状になる。
【0048】このように、円筒カム10が回転すること
により、カム溝12と案内突起11a、11bとが互い
に摺動して、相対的に軸線方向に移動することができ
る。
【0049】そして、カム溝12がサインカーブ形状の
波形状であるので、筒状ピストン8は、ポンプ室3側に
変形ストロークAで変形し、カム室4側に変形ストロー
クBで移動する往復直線運動を行うこととなり、ダイア
フラム20を軸線方向に沿って変形することが可能とな
る。
【0050】したがって、気体の吸排気に伴って生じる
騒音や振動等を抑制することができると共に、このダイ
アフラム部材20の早期劣化を防止しながらポンプ室3
から気体を吸排気することができる。
【0051】そして、ダイアフラム20、筒状ピストン
8、円筒カム10、駆動モータ9を同軸上に配設するこ
とが可能となり、小型化を図ることができる。
【0052】また、2つの案内突起11a、11bによ
ってダイアフラム20を支持することにより、このダイ
アフラム20が軸線方向に対して傾くことを防止でき
る。
【0053】以上の通り、この発明の実施の形態を図面
により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形
態に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の
変更等があってもこの発明に含まれる。
【0054】例えば、図5に示す円筒カム10の外周面
10aの展開図のように、ダイアフラム8が変形しない
中立点T…を基準として、ダイアフラム20がポンプ室
3側に向かって変形する際の変形ストロークA´と、カ
ム室4側に向かって変形する際の変形ストロークB´と
を異ならせたカム溝12の形状にしてもよい。
【0055】ここでは、環状膨出突部22の突出方向で
あるポンプ室3側に向かってダイアフラム20が変形す
る際の変形ストロークA´が、反対側に変形する際の変
形ストロークB´よりも大きくされている。
【0056】これにより、ダイアフラム20がポンプ室
3側に向かう場合と、カム室4側に向かう場合とのポン
プ室3内の容積変化を均一にすることができる。そし
て、吸気量と排気量とが等しくなってポンプ効率の向上
を図ることができる。
【0057】また、筒状ピストン8の内周面8aにカム
溝12となる波形状の環状凹溝を設け、円筒カム10の
外周面10aに案内突起11a、11bとなる前記環状
凹溝に嵌合する案内突起を一体に設けてもよい。
【0058】さらに、ここで図示しないが、カム溝は同
波形状を有する3つ以上のカム溝部を連接して形成され
てもよい。その際、案内突起はカム溝部と同数であるこ
とが好ましく、各カム溝部の同位相に対応する位置にそ
れぞれ嵌合されてダイアフラム20を支持し、ダイアフ
ラムが傾くことを防止できる。
【0059】
【発明の効果】この発明によれば、ダイアフラムが劣化
しにくく、気体の吸排気時に生じる振動や騒音等を抑制
すると共に、小型化を図ることが可能なエアーポンプを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のエアーポンプの一部破断断面図であ
る。
【図2】この発明の筒状ピストン部材及び円筒カムの説
明図である。
【図3】この発明の円筒カムの外周面の展開図である。
【図4】(a)この発明のエアーポンプで吸気した際の
説明図である。 (b)この発明のエアーポンプで排気した際の説明図で
ある。
【図5】この発明の円筒カムの外周面の他の例の展開図
である。
【図6】従来のエアーポンプの説明図である。
【符号の説明】
1 エアーポンプ 2 ポンプケース 3 ポンプ室 3a 吸気口 3b 排気口 4 カム室 7a、7b 逆止弁 8 筒状ピストン(筒体) 8a 内周面 9 駆動モータ 10 円筒カム(回転軸) 10a 外周面 11a、11b 案内突起 12 環状カム 20 ダイアフラム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプケースと、該ポンプケース内をポン
    プ室及びカム室に区画するダイアフラムとを備え、前記
    ポンプケースには前記ポンプ室に開口する吸気口と排気
    口とが形成され、前記吸気口には前記ポンプ室内へのエ
    ア流を許容する逆止弁が設けられ、前記排気口には前記
    ポンプ室外へのエア流を許容する逆止弁が設けられたエ
    アーポンプであって、 前記カム室内に配設され且つ前記ダイアフラムの中央部
    に該ダイアフラムと同心に取り付けられた筒体と、前記
    筒体内に回転自在且つ軸線方向に相対的に移動自在に遊
    嵌されていると共に前記ポンプケースに回転自在且つ軸
    線方向に移動不能に保持された回転軸と、前記回転軸を
    軸線回りに回転駆動させる駆動モータとが設けられ、 前記筒体の内周面と前記回転軸の外周面とのどちらか一
    方には周方向に延びる波形状のカム溝が環状に設けら
    れ、他方には該カム溝に嵌合する案内突起が一体に設け
    られていることを特徴とするエアーポンプ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のエアーポンプにおいて、
    前記カム溝は、前記筒体と前記回転軸とを相対的に軸線
    方向に少なくとも一往復させる波形状のカム溝部を周方
    向に複数連接することにより環状に形成されると共に、
    前記案内突起は、複数設けられ且つ前記複数の波形状の
    カム溝部の同位相に対応する位置にそれぞれ嵌合されて
    いることを特徴とするエアーポンプ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のエアーポンプにお
    いて、前記カム溝は、前記ダイアフラムが前記ポンプ室
    に向かって変形する際の変形ストロークと、前記カム室
    に向かって変形する際の変形ストロークとを異ならせる
    形状であることを特徴とするエアーポンプ。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    エアーポンプにおいて、前記ダイアフラムの周縁部には
    前記ポンプ室又はカム室に突出する環状膨出突部が同心
    に形成され、前記カム溝は、前記ダイアフラムが前記環
    状膨出突部の突出方向に向かって変形する際の変形スト
    ロークを、前記ダイアフラムが前記環状膨出突部の突出
    方向と反対方向に向かって変形する際の変形ストローク
    よりも大きくする形状であることを特徴とするエアーポ
    ンプ。
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