JP2003278198A - 水栓金具 - Google Patents

水栓金具

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JP2003278198A
JP2003278198A JP2002087408A JP2002087408A JP2003278198A JP 2003278198 A JP2003278198 A JP 2003278198A JP 2002087408 A JP2002087408 A JP 2002087408A JP 2002087408 A JP2002087408 A JP 2002087408A JP 2003278198 A JP2003278198 A JP 2003278198A
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JP
Japan
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supply pipe
front plate
faucet
base part
hot water
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JP2002087408A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Fujishiro
達也 藤城
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Kitamura Alloy Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kitamura Alloy Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗面台又は流し台等のカウンター後方に形成
された前板に固定する水栓金具において、前板の後方で
ある収容室の空間が狭くても、水栓金具を固定できるよ
うにする。 【解決手段】 湯水の温度及び流量を調節する弁機構1
0と、該弁機構10を組み込む弁室14が形成された本
体13とを備え、該本体13は弁室14と向かい合わせ
て基台部16を形成し、該基台部16には給水管20,
給湯管23,供給管26を接続する各接続口18,2
1,24をそれぞれ開口し、洗面台A又は流し台等のカ
ウンター2後方に形成された前板4に固定される水栓金
具8において、前記基台部16は弁室14との軸心方向
に対し交差する方向に各接続口18,21,24を併設
して開口し、この基台部16を前板4後方の収容室7に
臨ませるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面台又は流し台
等のカウンター後方に形成された前板に固定される水栓
金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洗面台又は流し台等のカウンター
後方に形成された前板に水栓金具を固定し、該水栓金具
で調節された湯水をシャワー器具から吐水するようにし
た水栓金具として公知のものに、図6のものがある。こ
の図6の水栓金具について簡単に説明すると、洗面台4
0はキャビネット41上部にカウンター42が載置さ
れ、該キャビネット41及びカウンター42の後方に前
板43が形成され、該前板43には、水栓金具46とシ
ャワー器具58とが併設して固定されている。水栓金具
46は弁機構49が組み込まれた本体48の後部に基台
部50を形成し、該基台部50は前板43の裏側の収容
室44に臨ませており、前板43から壁面45に向けて
水平方向に突出している。基台部50には前板43側か
ら壁面45側に向けて、給水管54が接続する第1接続
口51と、給湯管55が接続する第2接続口52と、供
給管56が接続する第3接続口53とが、前記本体48
の軸心方向と同一軸線上に形成されている。
【0003】前記水栓金具46は弁機構49と連繋した
レバー47を操作すれば、湯水の温度及び流量を調節で
きるものであり、弁機構49で調節された湯水は、供給
管56及びホース57を介してシャワー器具58へ供給
される。該シャワー器具58は前板43に固定されるホ
ルダー59と、該ホルダー59に引き出し自在に支持さ
れるシャワーヘッド60とからなり、該シャワーヘッド
60から水栓金具46で調節された湯水を供給するもの
である。
【0004】上記水栓金具において、前板から収容室に
臨む本体の基台部は、本体と同軸方向で、前板の垂直面
から収容室に向けて水平方向に突出しており、基台部は
給水管,給湯管,供給管を接続する各接続口を前板から
下方に向かうようにしてそれぞれ底面に開口されている
が、基台部がこのような形状であると、前板の後方の収
容室は、本体の基台部を収容できるように前後に広い空
間を必要とする。そこで、収容室の前後の空間が狭い
と、基台部が壁面に当たってしまい、水栓金具を前板へ
固定することができないという問題があった。
【0005】また、水栓金具を前板に固定できるように
するために、収容室の前後の空間を広くすると、前板の
前方に載置されるカウンターを小型化する必要があり、
小型化されたカウンターは、物品を置いたり、作業を行
なう空間を十分に確保することができず、使い勝手が悪
くなるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、洗面台又は流し台等のカウンター後方に形
成された前板に固定される水栓金具において、前板の後
方である収容室の空間が狭くても、水栓金具を固定でき
るようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項1では、
湯水の温度及び流量を調節する弁機構と、該弁機構を組
み込む弁室が形成された本体とを備え、該本体は弁室と
向かい合わせて基台部を形成し、該基台部には給水管,
給湯管,供給管を接続する各接続口をそれぞれ開口し、
洗面台又は流し台等のカウンター後方に形成された前板
に固定される水栓金具において、前記基台部は弁室との
軸心方向に対し交差する方向に各接続口を併設して開口
し、この基台部を前板後方の収容室に臨ませたものであ
る。
【0008】請求項2では、前記各接続口は基台部の底
面に開口したものである。
【0009】請求項3では、前記各接続口は基台部の側
面に開口したものである。
【0010】請求項4では、前記給水管,給湯管,供給
管は、前板に沿って互いに平行となるように、基台部の
各接続口に接続したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳細に説明する。洗面台Aは図1及び図2に示
すように、後面側を建物に立設した壁面Bに沿うように
して床板C上に据え付けられるものであり、洗面台Aの
キャビネット1は箱状のもので、前面側に設けられた一
対の扉1aを介して内部に形成された収納空間に、タオ
ル,石鹸,シャンプー,その他の物品を収納可能であ
る。また、キャビネット1の上部に載置されたカウンタ
ー2は、キャビネット1の上部を覆う平板状で、該カウ
ンター2の略中央には、湯水を溜めることのできるボウ
ル3が配置されており、キャビネット1及びカウンター
2の後方で、壁面Bに沿うようにして立ち上げて形成さ
れた前板4には、水栓ユニット5が取り付けられ、前板
4の上方には化粧鏡6が装着されている。
【0012】前記前板4はキャビネット1及びカウンタ
ー2の後方に形成され、建物の壁面Bと向かい合わせて
前後に薄く背の高い中空の収容室7が、カウンター2の
後方では、キャビネット1の後方より前後の幅が狭くな
るような箱状に形成され、該収容室7の左右の幅はキャ
ビネット1の左右の幅と略同一である。
【0013】前記水栓ユニット5は前板4の垂直面に固
定されるものであり、湯水の温度及び流量を調節する水
栓金具8と、該水栓金具8で調節された湯水を外部へ吐
水するシャワー器具30とを備えている。図3に示すよ
うに水栓金具8は、収容室7から前板4に穿設した取付
孔4aに挿入して、前板4の表側から固定金具9により
前板4を挟着して固定されるものであり、湯水の温度及
び流量を調節する弁機構10と、該弁機構10を組み込
む弁室14が形成された本体13とを備え、該本体13
の前部には、弁室14に組み込まれた弁機構10と連繋
するレバー15を備えている。
【0014】前記弁機構10は本体13に開口した円筒
状の弁室14に収容されるものであり、水入口及び湯入
口を貫通させた円盤型の固定板11上に可動板12を重
ね合わせて、該可動板12は固定板11と向かい合う面
に混合室12aを開口し、可動板12と連繋したレバー
15を操作することにより、固定板11上の可動板12
を前後左右に摺動させ、水入口及び湯入口から供給され
る水と湯を、混合室12aで混合されるように構成して
いる。
【0015】図4に示すように、前記本体13の後部に
は基台部16が形成され、該基台部16は水平方向に横
長に形成されており、水栓金具8を前板4に固定する
と、収容室7に臨むように配置される。また、基台部1
6は前板4に固定した場合に、前板4の垂直面に沿うよ
うにした横長であり、底面17に3つの接続口が下向き
に併設して開口している。そして、各接続口は本体13
の弁室14との軸心方向に対し交差する方向に開口し、
第1接続口18には継手管19を介して給水管20が接
続され、第2接続口21には継手管22を介して給湯管
23が接続され、第3接続口24には継手管25を介し
て供給管26が接続されている。
【0016】従って給水管20,給湯管23及び供給管
26は互いに併設して、基台部16から床板Cに向けて
互いに平行となるように垂下し、給水管20の他端は収
容室7の下方で水側止水栓27に接続し、給湯管23の
他端は同じく収容室7の下方で湯側止水栓28に接続
し、供給管26は図2に示すように、収容室7の内部で
ホース29に接続し、このホース29は収容室7で下方
に向けて略U字状に垂れ下がり、他端はシャワー器具3
0に接続される。なお、本実施例では第1接続口と第3
接続口を基台部の左右両端に開口し、第2接続口をその
中間に開口しているが、各接続口の配置は限定されるも
のではなく、任意に変更可能である。
【0017】前記水栓金具8の正面側には、弁機構10
と連繋したレバー15が取り付けられる。弁機構10は
レバー15の操作で給水管20及び給湯管23から供給
される水と湯を混合して湯水の温度及び流量を調節し、
供給管26及びホース29を介してシャワー器具30に
供給するものである。なお、水栓金具は本実施例のよう
なシングルレバー式に限らず、サーモスタットあるいは
2ハンドル式であってもよい。
【0018】図1及び図2に示すように、前記シャワー
器具30は前板4に水栓金具8と併設して固定され、収
容室7の内部に収容された供給管26及びホース29を
介して水栓金具8と接続したシャワーヘッド31と、こ
のシャワーヘッド31を着脱自在に支持するホルダー3
2とからなる。シャワーヘッド31は先端にボタン31
aを備え、下部に装着した散水板31bには整流用吐水
口とシャワー用吐水口とを備え、ボタン31aを操作す
れば散水板31bから吐水される湯水を、整流吐水又は
シャワー吐水に切替可能である。そしてシャワーヘッド
31をホース29と共にホルダー32から引き出して、
水栓金具8で調節された湯水をボウル3に向けて吐水す
ることができるものである。なお、本実施例ではシャワ
ー器具を前板に固定したが、これに限定されるものでは
なくカウンター上に固定してもよい。
【0019】図5は本発明の別の実施例による水栓金具
である。この実施例の水栓金具8aでは、本体13aの
後部に形成された基台部16aは縦長であり、該基台部
16aの側面17aに各接続口を開口し、第1接続口1
8aにエルボ状の継手管19aを介して給水管20を、
第2接続口21aにエルボ状の継手管19bを介して給
湯管23を、第3接続口24aにエルボ状の継手管19
cを介して湯水供給管26を接続している。なお、その
他の構成は前記実施例と同一であるので、詳細な説明を
省略する。このように水栓金具は各接続口を基台部の側
面に開口してもよい。
【0020】以上のように、本発明の水栓金具による
と、給水管,給湯管,供給管を接続する各接続口をそれ
ぞれ開口した本体の基台部は、弁室との軸心方向に対し
交差する方向に各接続口を開口し、この基台部を前板後
方の収容室に臨ませたので、洗面台の前板と壁面の間
の、収容室の空間が前後に狭くても、水栓金具を固定す
ることができるものである。なお、本発明の実施例で
は、水栓金具を洗面台に固定した例を説明したが、水栓
金具を流し台等に固定した場合でも同様の効果を得られ
ることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】本発明の請求項1では、湯水の温度及び
流量を調節する弁機構と、該弁機構を組み込む弁室が形
成された本体とを備え、該本体は弁室と向かい合わせて
基台部を形成し、該基台部には給水管,給湯管,供給管
を接続する各接続口をそれぞれ開口し、洗面台又は流し
台等のカウンター後方に形成された前板に固定される水
栓金具において、前記基台部は弁室との軸心方向に対し
交差する方向に各接続口を併設して開口し、この基台部
を前板後方の収容室に臨ませたので、洗面台や流し台等
の収容室の空間が前後に狭くても水栓金具を固定するこ
とができる。また、収容室を小型化することができるた
め、その分洗面台のカウンターの奥行を広くして、使い
勝手の向上を図ることができる。
【0022】また、請求項2又は3では、各接続口は基
台部の底面又は側面に開口し、請求項4では、給水管,
給湯管,供給管は、前板に沿って互いに平行となるよう
に、基台部の各接続口に接続したので、給水管,給湯
管,供給管を前板の垂直面に沿って垂下させることで、
収容室が狭くても並列させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水栓金具が固定された洗面台の正面図
である。
【図2】図1の洗面台の一部破断した側面図である。
【図3】前板に固定された水栓金具の縦断面図である。
【図4】前板に固定された水栓金具の背面図である。
【図5】別の実施例による水栓金具の説明図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
2 カウンター 4 前板 7 収容室 8,8a 水栓金具 10 弁機構 13,13a 本体 14 弁室 16,16a 基台部 17 底面 17a 側面 18,18a 第1接続口 20 給水管 21,21a 第2接続口 23 給湯管 24,24a 第3接続口 26 供給管 A 洗面台

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯水の温度及び流量を調節する弁機構
    と、該弁機構を組み込む弁室が形成された本体とを備
    え、該本体は弁室と向かい合わせて基台部を形成し、該
    基台部には給水管,給湯管,供給管を接続する各接続口
    をそれぞれ開口し、洗面台又は流し台等のカウンター後
    方に形成された前板に固定される水栓金具において、前
    記基台部は弁室との軸心方向に対し交差する方向に各接
    続口を併設して開口し、この基台部を前板後方の収容室
    に臨ませたことを特徴とする水栓金具。
  2. 【請求項2】 前記各接続口は基台部の底面に開口した
    ことを特徴とする請求項1記載の水栓金具。
  3. 【請求項3】 前記各接続口は基台部の側面に開口した
    ことを特徴とする請求項1記載の水栓金具。
  4. 【請求項4】 前記給水管,給湯管,供給管は、前板に
    沿って互いに平行となるように、基台部の各接続口に接
    続したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
    の水栓金具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020026669A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 株式会社Lixil 水栓装置及びこれを備える洗面台

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