JP2003278128A - 河川法面保護マットおよびこの河川法面保護マットを用いた土木構造物 - Google Patents

河川法面保護マットおよびこの河川法面保護マットを用いた土木構造物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 河川の法面の保護機能を確保しつつ、植生の
形成可能な面積を極力大きくすることのできる河川法面
保護マットおよびこの河川法面保護マットを用いた土木
構造物を提供することを目的とする。 【解決手段】 河川法面を覆って敷設され、連続気孔を
有する多孔質複合マット11と、この複合マットの両側
部で、河川の流れ方向に間隔をおいた部位に載置され
て、前記複合マットの剥がれを防止する錘12・13と
からなり、この錘が、前記河川の流れ方向と略直交する
方向に沿って長尺に形成され、この錘の下面が、前記複
合マットに略面接触するように略平面状に形成されてい
るとともに、少なくとも前記河川の下流側に載置される
錘の表面が、前記複数の前記河川の流水に対して、その
上流側が下方となるような傾斜面となされていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川の法面保護の
ために構築される土木構造物に用いられる河川法面保護
マット、および、この河川法面保護マットを用いた土木
構造物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、河川の法面保護する工法として、
図13に示す技術が知られている。この技術は、河川の
法面1を覆って連続気孔を有する多孔質体からなるマッ
ト2を敷設し、このマット2上に石やコンクリートブロ
ック等の重量物3を隙間なく敷き詰めることによって土
木構造物である護岸を形成する技術である。前記マット
2は、法面からの土の吸い出しを抑制するために設けら
れるものであり、また、植生4の根を絡ませて、この植
生4の流出を防止するために設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の土木構造物にあっては、つぎのような課題が残さ
れている。すなわち、前述した護岸等の土木構造物で
は、重量物3を隙間なく敷き詰めるようにしていること
から、植生4を形成するために草木を植え込む面積が極
めて少なく、したがって、前記植生4が狭い範囲にしか
形成できないといった課題である。そして、近年、地球
温暖化抑制等のために河川等における植生面積を、極力
増加させることが要望されており、この点からも、前述
した課題を有効に解決する具体的な提案が望まれてい
る。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたもので、河川の法面の保護機能を確保しつつ、
植生の形成可能な面積を極力大きくすることのできる河
川法面保護マットおよびこの河川法面保護マットを用い
た土木構造物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の河川法面保護マットは、前述した目的を達成するため
に、河川法面を覆って敷設され、連続気孔を有する多孔
質複合マットと、この複合マットの両側部で、河川の流
れ方向に間隔をおいた部位に載置されて、前記複合マッ
トの剥がれを防止する錘とからなり、この錘が、前記河
川の流れ方向と略直交する方向に沿って長尺に形成さ
れ、この錘の下面が、前記複合マットに略面接触するよ
うに略平面状に形成されているとともに、少なくとも前
記河川の下流側に載置される錘の表面が、前記河川の流
水に対して、その上流側が下方となるような傾斜面とな
されていることを特徴とする。本発明の請求項2に記載
の河川法面保護マットは、請求項1に記載の前記傾斜面
が湾曲面であることを特徴とする。本発明の請求項3に
記載の河川法面保護マットは、請求項2に記載の河川の
上流側に載置される錘の表面が、前記河川法面保護マッ
トの複数を、河川の流れ方向に隣接して敷設した際に、
隣接する河川法面保護マットの下流側に載置される錘の
表面とによって、略半楕円形を形成する形状となされて
いることを特徴とする。本発明の請求項4に記載の河川
法面保護マットは、請求項1ないし請求項3の何れかに
記載の前記両錘の間に、これらの錘と交差する方向に沿
って補助錘が載置されていることを特徴とする。本発明
の請求項5に記載の河川法面保護マットは、請求項4に
記載の前記両錘と前記補助錘とが、連結線によって一体
に連結されていることを特徴とする。本発明の請求項6
に記載の河川法面保護マットは、請求項5に記載の前記
連結線が剛性材料によって形成されていることを特徴と
する。本発明の請求項7に記載の河川法面保護マット
は、請求項5に記載の前記連結線が軟弾性材料によって
形成されていることを特徴とする。本発明の請求項8に
記載の河川法面保護マットは、請求項1ないし請求項7
の何れかに記載の前記両錘あるいは前記補助錘の少なく
とも一方が、前記複合マットを貫通して前記法面に打ち
込まれるアンカーロッドによって、前記法面に固定され
ていることを特徴とする。本発明の請求項9に記載の河
川法面保護マットは、請求項8に記載の前記アンカーロ
ッドが、前記錘と補助錘とを連結する連結線に掛止めさ
れていることを特徴とする。本発明の請求項10に記載
の河川法面保護マットは、請求項1ないし請求項9の何
れかに記載の前記錘あるいは補助錘の下部に、前記法面
にさし込まれるずれ止め部材が一体に取り付けられてい
ることを特徴とする。本発明の請求項11に記載の河川
法面保護マットは、請求項1ないし請求項10の何れか
に記載の前記錘あるいは補助錘が、コンクリートあるい
はポーラスコンクリートによって形成されていることを
特徴とする。本発明の請求項12に記載の河川法面保護
マットは、請求項1ないし請求項10の何れかに記載の
前記錘あるいは補助錘が、かご状物あるいは袋状物内に
重量物を詰め込んで形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項13に記載の土木構造物は、河川法面を
前記請求項1ないし請求項12の何れかに記載の河川法
面保護マットで覆うことによって構築されていることを
特徴とする。本発明の請求項14に記載の土木構造物
は、請求項13に記載の前記河川法面保護マット上に、
植生を形成するための覆土が施工されていることを特徴
とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図1ないし図6を参照して説明する。これらの図に
おいて、符号10は、本実施形態に係わる河川法面保護
マットを示し、この河川法面保護マット10は、河川法
面1を覆って敷設され、連続気孔を有する多孔質複合マ
ット11と、図2に示すように、前記複合マット11の
両側部で、河川の流れ方向に間隔をおいた部位に載置さ
れて、前記複合マット11の剥がれを防止する錘12・
13とからなり、この錘12が、前記河川の流れ方向と
略直交する方向に沿って長尺に形成され、図3に示すよ
うに、この錘12の下面が、前記複合マット11に略面
接触するように略平面状に形成されているとともに、少
なくとも前記河川の下流側に載置される錘12の表面
が、前記河川の流水に対して、その上流側が下方となる
ような傾斜面12aとなされた基本構成となっている。
【0007】ついで、これらの詳細について説明すれ
ば、前記複合マット11は、背面側に配設される土砂吸
い出し防止用シート11a(以下、シートと略称する)
と、このシート11a上に一体に積層された連続気孔を
有する多孔質マット11bとによって構成されている。
【0008】前記両錘12は、本実施形態においてはコ
ンクリートブロックによって形成されており、図2に示
すように、前記複合マット2の両側部に長さ方向に沿っ
て一対ずつ配設されるとともに、これらの錘12・13
が、それぞれ、鉄筋等の連結線14によって一体に連結
されている。
【0009】そして、下流側に配設される前記錘12の
傾斜面は、図3に示すように、滑らかな湾曲した形状と
なされ、かつ、上流側に配設される前記錘13の表面1
3aは、下流側に配設される前記錘12の表面と線対称
となるように形成されている。これらの傾斜面12a・
13aは、前述した湾曲形状の他に、平面状の傾斜面で
あってもよいが、後述するように、流水を、前記錘12
を複合マット11へ向けて押圧するようにさようさせる
ためには、前述した湾曲形状が好ましい。
【0010】このように構成された本実施形態に係わる
河川法面保護マット10は、複合マット11の多数を、
前記法面1の全面を覆うようにして敷設した後に、図4
に示すように、これらの複合マット11の両側部に、錘
12・13を、流水とほぼ直交するように、かつ、隣接
する一方の複合マット11上の下流側の錘12に、他方
の複合マット11上の上流側の錘13が対向するように
載置することによって、前記各複合マット11の両側部
の押さえを行い、さらに、前記対向させられた隣接する
錘12・13を、それぞれに設けられている連結線14
どうしを、たとえば、図5および図6に示すように、タ
ーンバックル等の連結具15を用いて連結される。これ
によって、前記法面1上に土木構造物としての護岸が、
前記法面1の全面を覆って形成される。
【0011】このように構成された土木構造物にあって
は、前記各複合マット11の両側部が、前記両錘12・
13によって押え付けられていることにより、流水等に
よって前記法面1からめくれることが防止される。そし
て、洪水等による増水よって、流水が前記錘12・13
にかかった場合、図6に示すように、前記下流側の錘1
2の表面に沿って流れる際に、前記流水の流れのエネル
ギをFとすると、前記錘12を複合マット11へ向けて
押し付ける分力F1が発生し、これによって、前記複合
マット11の下流側の端部が法面1へ押し付けられてそ
のめくれが抑制される。
【0012】一方、上流側に配置される錘13へも前記
流水が作用するが、この錘13の表面に流れ込む流水
は、前記下流側の錘12によって前記錘13の上方へ案
内されることから、前記上流側の錘13の端面に前記流
水が直接作用することがない。したがって、上流側の錘
13の位置ずれ等が防止され、これによって、前記複合
マット11の上流側の端部のめくれが防止される。そし
て、本実施形態においては、前記隣接する錘12・13
を連結線14および連結具15によって連結した構成と
したことにより、これらの錘12・13の位置ずれや浮
き上がり等の不具合の発生が、より一層有効に抑制され
る。
【0013】このように、本実施形態に係わる河川法面
保護マット10によれば、前記複合マット11のめくれ
を防止して、前記法面1の保護機能を確保することがで
きる。
【0014】一方、前記各錘12・13が、前記複合マ
ット11の両側部に配置されていることにより、この複
合マット11の中央部が大きく開放されている。したが
って、図1に示すように、前記複合マット11上に覆土
16を施工する場合、この覆土16の領域が大きく確保
される。この結果、前記覆土16に形成される植生4の
面積が十分に確保される。
【0015】図7ないし図11は、本発明の他の実施形
態を示すものである。これらの図において符号20で示
す河川法面保護マットは、前記実施形態において示した
前記両錘12・13の間に、これらの錘12・13と交
差する方向に沿って補助錘21が載置されていることに
特徴点がある。そして、本実施形態においては、前記補
助錘21が、前記錘12・13に対して直交するように
配置されている。
【0016】前記補助錘21はコンクリートブロックに
よって形成され、その断面が略半楕円形状となされてお
り、一対の補助錘21が、各錘12・13間にそれぞれ
配設されている。また、これらの補助錘21は、その長
さ方向に貫通して設けられている鉄筋等の連結線22に
よって、前記各錘12・13に連結されている。
【0017】このように構成された本実施形態に係わる
河川法面保護マット20は、前述した実施形態と同様の
手順によって法面1に敷設され、図9に示すような、土
木構造物としての護岸を形成する。
【0018】そして、前記補助錘21を設けたことによ
り、前記複合マット11の押圧面積が増加することによ
り、この複合マット11のめくれ防止機能が高められ
る。また、連結線14・22によって前記各錘12・1
3および補助錘21が一体化したことにより、これらの
相対的な位置ずれが効果的に抑制され、この点からも、
前記複合マット11のめくれが一層抑制される。
【0019】一方、このような土木構造物に、前述した
実施形態において示した覆土16を施工する場合におい
ても、その施工面積は十分に確保されて、大きな植生4
を形成することが可能であるとともに、前記覆土16の
下方へのずれが前記補助錘21によって抑制されること
により、前記覆土16が安定する。
【0020】また、図11に示すようなフック状のアン
カーロッド23を用い、このアンカーロッド23を、図
10に示すように、前記上方に配置される前記補助錘2
1と前記錘12・13との連結をなす連結線22に掛止
めしつつ前記複合マット11を貫通して前記法面1に打
ち込むことにより、前記各錘12・13および補助錘2
1の位置ずれや浮き上がり等をさらに抑制することがで
きる。
【0021】なお、前記各実施形態において示した各構
成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に
基づき種々変更可能である。たとえば、前記各実施形態
においては、前記錘12と錘13とを別個に形成した例
について示したが、これに代えて、図12に示すよう
に、これらを一体化した錘24とすることもできる。こ
のような錘24を用いる場合、図12に示すように、こ
の錘24を、隣接して敷設された複合マット11の、隣
接する側縁部を跨ぐように配設することによって、前記
複合マット11の両側部のめくれが防止される。
【0022】また、前記連結線14・22は、前述した
鉄筋に代えて、鋼管や平鉄板等の剛性材料によって形成
することも、あるいは、チェーン、ロープ、ワイヤ等の
軟弾性材料によって構成することも可能である。
【0023】さらに、図14に示すように、前記錘12
・13の下部に、前記法面1にさし込まれる滑り止め部
材25を一体に取り付けておくことも可能であり、この
滑り止め部材25を補助錘21の下部に取り付けること
も可能である。このような滑り止め部材25を設けてお
くことにより、前記錘12・13や補助錘21の、前記
法面1方向への位置ずれを防止して、この法面1の保護
機能を高めることができる。
【0024】そして、前記錘12・13や補助錘21
は、前述したコンクリートに代えてポーラスコンクリー
トによって形成することも可能であり、図15に示すよ
うに、かご状物や袋状物等の収納体26内に、石やコン
クリートガラ等の重量物Gを詰め込んで形成することも
可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複合マットの河川の流れ方向に間隔をおいた部位に、前
記複合マットの剥がれを防止する錘を設けて、この錘
を、前記河川の流れ方向と略直交する方向に沿った長尺
に形成し、この錘の下面を、前記複合マットに略面接触
するように略平面状に形成するとともに、少なくとも前
記河川の下流側に載置される錘の表面を、前記河川の流
水に対して、その上流側が下方となるような傾斜面とし
たことにより、河川の流水を利用して前記錘を複合マッ
トに押し付けて、この複合マットのめくれを防止するこ
とができる。これによって、河川の法面保護機能を確保
しつつ、前記複合マットの押圧面積を小さくして、植生
面積を大幅に拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、構築された
土木構造物としての護岸の縦断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係わる河川法面保護マッ
トの平面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係わる河川法面保護マッ
トの側面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示すもので、構築された
土木構造物としての護岸の正面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係わる河川法面保護マッ
トの連結部分を示す拡大縦断面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係わる河川法面保護マッ
トの連結部分を示す拡大縦断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係わる河川法面保護マ
ットの平面図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係わる河川法面保護マ
ットの側面図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示すもので、構築され
た土木構造物としての護岸の正面図である。
【図10】本発明の他の実施形態を示すもので、河川法
面保護マットの連結部分を示す拡大縦断面図である。
【図11】本発明の他の実施形態を示すもので、河川法
面保護マットの固定用のアンカーロッドの正面図であ
る。
【図12】本発明の変形例を示す要部の拡大縦断面図で
ある。
【図13】従来の土木構造物を示す縦断面図である。
【図14】本発明の変形例を示すもので、河川法面保護
マットの連結部分を示す拡大縦断面図である。
【図15】本発明のさらに他の変形例を示すもので、河
川法面保護マットの対向部分を示す拡大縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 法面 2 マット 3 重量物 4 植生 10 河川法面保護マット 11 複合マット 12 錘 13 錘 14 連結線 15 連結具 16 覆土 20 河川法面保護マット 21 補助錘 22 連結線 23 アンカーロッド 24 錘 25 滑り止め部材 26 収納体 G 重量物

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 河川法面を覆って敷設され、連続気孔を
    有する多孔質複合マットと、この複合マットの両側部
    で、河川の流れ方向に間隔をおいた部位に載置されて、
    前記複合マットの剥がれを防止する錘とからなり、この
    錘が、前記河川の流れ方向と略直交する方向に沿って長
    尺に形成され、この錘の下面が、前記複合マットに略面
    接触するように略平面状に形成されているとともに、少
    なくとも前記河川の下流側に載置される錘の表面が、前
    記河川の流水に対して、その上流側が下方となるような
    傾斜面となされていることを特徴とする河川法面保護マ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記傾斜面が湾曲面であることを特徴と
    する請求項1に記載の河川法面保護マット。
  3. 【請求項3】 河川の上流側に載置される錘の表面が、
    前記河川法面保護マットの複数を、河川の流れ方向に隣
    接して敷設した際に、隣接する河川法面保護マットの下
    流側に載置される錘の表面とによって、略半楕円形を形
    成する形状となされていることを特徴とする請求項2に
    記載の河川法面保護マット。
  4. 【請求項4】 前記両錘の間に、これらの錘と交差する
    方向に沿って補助錘が載置されていることを特徴とする
    請求項1ないし請求項3の何れかに記載の河川法面保護
    マット。
  5. 【請求項5】 前記両錘と前記補助錘とが、連結線によ
    って一体に連結されていることを特徴とする請求項4に
    記載の河川法面保護マット。
  6. 【請求項6】 前記連結線が剛性材料によって形成され
    ていることを特徴とする請求項5に記載の河川法面保護
    マット。
  7. 【請求項7】 前記連結線が軟弾性材料によって形成さ
    れていることを特徴とする請求項5に記載の河川法面保
    護マット。
  8. 【請求項8】 前記両錘あるいは前記補助錘の少なくと
    も一方が、前記複合マットを貫通して前記法面に打ち込
    まれるアンカーロッドによって、前記法面に固定されて
    いることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れか
    に記載の河川法面保護マット。
  9. 【請求項9】 前記アンカーロッドが、前記錘と補助錘
    とを連結する連結線に掛止めされていることを特徴とす
    る請求項8に記載の河川法面保護マット。
  10. 【請求項10】 前記錘あるいは補助錘の下部に、前記
    法面にさし込まれるずれ止め部材が一体に取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1ないし請求項9の何れ
    かに記載の河川法面保護マット。
  11. 【請求項11】 前記錘あるいは補助錘が、コンクリー
    トあるいはポーラスコンクリートによって形成されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項10の何れか
    に記載の河川法面保護マット。
  12. 【請求項12】 前記錘あるいは補助錘が、かご状物あ
    るいは袋状物内に重量物を詰め込んで形成されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項10の何れかに記
    載の河川法面保護マット。
  13. 【請求項13】 河川法面を前記請求項1ないし請求項
    12の何れかに記載の河川法面保護マットで覆うことに
    よって構築されていることを特徴とする土木構造物。
  14. 【請求項14】前記河川法面保護マット上に、植生を形
    成するための覆土が施工されていることを特徴とする請
    求項13に記載の土木構造物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005290840A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Takuo Yukimoto 法面保護材および法面保護工法

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