JP2003278055A - エキスパンダ - Google Patents
エキスパンダInfo
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- JP2003278055A JP2003278055A JP2003070431A JP2003070431A JP2003278055A JP 2003278055 A JP2003278055 A JP 2003278055A JP 2003070431 A JP2003070431 A JP 2003070431A JP 2003070431 A JP2003070431 A JP 2003070431A JP 2003278055 A JP2003278055 A JP 2003278055A
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 8
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 claims abstract description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims 1
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03J—AUXILIARY WEAVING APPARATUS; WEAVERS' TOOLS; SHUTTLES
- D03J1/00—Auxiliary apparatus combined with or associated with looms
- D03J1/22—Temples
- D03J1/223—Temples acting on the full width of cloth
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Looms (AREA)
- Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
- Soil Working Implements (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製織されるすべての高級織物に対して幅出効
果が極めて良好であるとともに低摩耗かつ軽量な幅出部
材を織機のエキスパンダのために提供する。 【解決手段】 この課題は本発明に基づき幅出部材が製
織される織幅にわたって伸びる一体の中空円筒形金属体
であり、外径Ｄ＞１０ｍｍとりわけ１５ｍｍで肉厚ｓ＞
０．４ｍｍとりわけ０．７ｍｍを有し、材質がとりわけ
Ｖ４Ａ鋼の材質であり、外周面が表面処理によりＲｔ＞
１０μｍとりわけ２０ないし５０μｍの粗さを有するこ
とによって解決される。
果が極めて良好であるとともに低摩耗かつ軽量な幅出部
材を織機のエキスパンダのために提供する。 【解決手段】 この課題は本発明に基づき幅出部材が製
織される織幅にわたって伸びる一体の中空円筒形金属体
であり、外径Ｄ＞１０ｍｍとりわけ１５ｍｍで肉厚ｓ＞
０．４ｍｍとりわけ０．７ｍｍを有し、材質がとりわけ
Ｖ４Ａ鋼の材質であり、外周面が表面処理によりＲｔ＞
１０μｍとりわけ２０ないし５０μｍの粗さを有するこ
とによって解決される。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は少なくとも製織され
る布幅にわたって空洞を形成し、この中に織物によって
拘束される所定の直径の回転対称の幅出部材を収容する
本体を具備し、本体が第１の織物案内と第２の織物案内
の間に幅出部材の外径より小さい内法間隔のスロットを
形成する、織機で製織された織物のためのエキスパンダ
に関する。 【０００２】 【従来の技術】上記の幅出部材を有するエキスパンダは
例えばスイス国特許公報ＣＨ２５２，９９７号、ドイツ
国特許公報ＤＥ２２４３６６９Ｃ２号及び欧州特許公報
第ＥＰ０３３６４０９Ｂ１号等により周知である。 【０００３】幅出部材が回転対称の中実金属棒からな
り、その外周面にゴム張りを備えたエキスパンダが実際
に知られている。この種のエキスパンダはかなり重いた
め、織機で操作するのに十分でない。また中実ポリマー
材料からなり、例えば研摩した外周面を有する幅出部材
が知られている。ゴム張りの金属棒として形成された幅
出部材も、中実のポリマー材料として形成された幅出部
材も、寿命が比較的短いという欠点がある。即ち比較的
高い摩耗のため耐用期間がごく限られている。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】そこで発明の課題は、
織幅に関して幅出効果が極めて良好であるとともに低摩
耗で軽量であり、すべての高級織物に適用できる幅出部
材を冒頭に挙げた種類のエキスパンダのために提供する
ことである。 【０００５】 【課題を解決するための手段】この課題は本発明に基づ
き幅出部材が製織される織物の幅にわたって伸びる一体
の中空円筒形金属体であり、その外周面が表面処理され
ていることによって解決される。 【０００６】金属体は本発明に基づきＶ４Ａステンレス
鋼からなることが好ましい。金属体の肉厚は本発明に基
づき１０ｍｍ超の外径で０．４ｍｍ、外径１５ｍｍで
０．７ｍｍであることが好ましい。 【０００７】織物に対する必要な幅出効果を得るため
に、金属体の外周面は本発明に基づき粗さＲｔ＞１０μ
ｍ、とりわけ粗さＲｔ＝２０〜５０μｍを有する。 【０００８】 【発明の実施の形態】次に実施例について発明を説明す
る。 【０００９】図面の図にエアジェット織機の例でエキス
パンダ１及びエアジェット織機のリードホルダ２に担持
されたおさ３の側面図が示されている。織機と取外し可
能に連結され、最大織幅に対応して長さを定めた本体４
は、いわゆる着脱可能なカバー５と共に空洞６を形成す
る。本体４は空洞６の手前に、製織される織物７のため
の平坦な支持面をもつ突起４ａを有する。本体４の第１
の織物案内４ａとカバー５の第２の織物案内５ａの間
に、織幅にわたって伸びるスロット８が形成されてい
る。スロット８は織物７が巻き掛けられた幅出部材９の
外径より小さな内法間隔を有する。 【００１０】本発明に基づき一体の中空円筒体として形
成された幅出部材９はＶ４Ａステンレス鋼からなり、外
径約１５ｍｍで肉厚が約０．７ｍｍに過ぎないから比較
的軽量である。幅出部材９の表面処理した外周面は本発
明に基づく粗さＲｔが１０μｍ超で、意外なことに製織
される織物に対して優秀な、損傷のない幅出効果を達成
する。しかも本発明に基づき形成された幅出部材９によ
る試験は高い寿命を明らかにした。
る布幅にわたって空洞を形成し、この中に織物によって
拘束される所定の直径の回転対称の幅出部材を収容する
本体を具備し、本体が第１の織物案内と第２の織物案内
の間に幅出部材の外径より小さい内法間隔のスロットを
形成する、織機で製織された織物のためのエキスパンダ
に関する。 【０００２】 【従来の技術】上記の幅出部材を有するエキスパンダは
例えばスイス国特許公報ＣＨ２５２，９９７号、ドイツ
国特許公報ＤＥ２２４３６６９Ｃ２号及び欧州特許公報
第ＥＰ０３３６４０９Ｂ１号等により周知である。 【０００３】幅出部材が回転対称の中実金属棒からな
り、その外周面にゴム張りを備えたエキスパンダが実際
に知られている。この種のエキスパンダはかなり重いた
め、織機で操作するのに十分でない。また中実ポリマー
材料からなり、例えば研摩した外周面を有する幅出部材
が知られている。ゴム張りの金属棒として形成された幅
出部材も、中実のポリマー材料として形成された幅出部
材も、寿命が比較的短いという欠点がある。即ち比較的
高い摩耗のため耐用期間がごく限られている。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】そこで発明の課題は、
織幅に関して幅出効果が極めて良好であるとともに低摩
耗で軽量であり、すべての高級織物に適用できる幅出部
材を冒頭に挙げた種類のエキスパンダのために提供する
ことである。 【０００５】 【課題を解決するための手段】この課題は本発明に基づ
き幅出部材が製織される織物の幅にわたって伸びる一体
の中空円筒形金属体であり、その外周面が表面処理され
ていることによって解決される。 【０００６】金属体は本発明に基づきＶ４Ａステンレス
鋼からなることが好ましい。金属体の肉厚は本発明に基
づき１０ｍｍ超の外径で０．４ｍｍ、外径１５ｍｍで
０．７ｍｍであることが好ましい。 【０００７】織物に対する必要な幅出効果を得るため
に、金属体の外周面は本発明に基づき粗さＲｔ＞１０μ
ｍ、とりわけ粗さＲｔ＝２０〜５０μｍを有する。 【０００８】 【発明の実施の形態】次に実施例について発明を説明す
る。 【０００９】図面の図にエアジェット織機の例でエキス
パンダ１及びエアジェット織機のリードホルダ２に担持
されたおさ３の側面図が示されている。織機と取外し可
能に連結され、最大織幅に対応して長さを定めた本体４
は、いわゆる着脱可能なカバー５と共に空洞６を形成す
る。本体４は空洞６の手前に、製織される織物７のため
の平坦な支持面をもつ突起４ａを有する。本体４の第１
の織物案内４ａとカバー５の第２の織物案内５ａの間
に、織幅にわたって伸びるスロット８が形成されてい
る。スロット８は織物７が巻き掛けられた幅出部材９の
外径より小さな内法間隔を有する。 【００１０】本発明に基づき一体の中空円筒体として形
成された幅出部材９はＶ４Ａステンレス鋼からなり、外
径約１５ｍｍで肉厚が約０．７ｍｍに過ぎないから比較
的軽量である。幅出部材９の表面処理した外周面は本発
明に基づく粗さＲｔが１０μｍ超で、意外なことに製織
される織物に対して優秀な、損傷のない幅出効果を達成
する。しかも本発明に基づき形成された幅出部材９によ
る試験は高い寿命を明らかにした。
【図面の簡単な説明】
【図１】エアジェット織機のエキスパンダ及びおさの側
面図である。 【符号の説明】 １ エキスパンダ ２ リードホルダ ３ おさ ４ 本体 ４ａ 織物案内 ５ カバー ５ａ 織物案内 ６ 空洞 ７ 織物 ８ スロット ９ 幅出部材
面図である。 【符号の説明】 １ エキスパンダ ２ リードホルダ ３ おさ ４ 本体 ４ａ 織物案内 ５ カバー ５ａ 織物案内 ６ 空洞 ７ 織物 ８ スロット ９ 幅出部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 バレンチン、クルム
ドイツ連邦共和国ヘルゲンスバイラー、モ
レンベルク、38
Ｆターム(参考） 3B154 AB20 BA44 BB47 BB76 BC23
BC24 BF06 DA30
4L043 BC01
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】織機で製織された織物のためのエキスパン
ダであって、少なくとも製織される布幅にわたって空洞
を形成し、この中に織物によって拘束される所定の直径
の回転対称の幅出部材を収容する本体を具備し、本体が
第１の織物案内と第２の織物案内の間に幅出部材の外径
より小さい内法間隔のスロットを形成するものにおい
て、 幅出部材（９）が製織される織物（７）の幅にわたって
伸びる一体の中空円筒形金属体であり、 外径Ｄが、Ｄ＞１０ｍｍ、好ましくは１５ｍｍであり、 肉厚ｓがｓ＞０．４ｍｍ、好ましくは０．７ｍｍであ
り、 材質がＶ４Ａ鋼の材質に相当し、かつ、 外周面の粗さＲｔが、Ｒｔ＞１０μｍ、好ましくは２０
〜５０μｍであることを特徴とするエキスパンダ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE1021114939 | 2002-03-14 | ||
| DE10211149A DE10211149A1 (de) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | Breithalteeinrichtung |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005000624U Continuation JP3110408U (ja) | 2002-03-14 | 2005-02-10 | エキスパンダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003278055A true JP2003278055A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=27762906
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003070431A Pending JP2003278055A (ja) | 2002-03-14 | 2003-03-14 | エキスパンダ |
| JP2005000624U Expired - Lifetime JP3110408U (ja) | 2002-03-14 | 2005-02-10 | エキスパンダ |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005000624U Expired - Lifetime JP3110408U (ja) | 2002-03-14 | 2005-02-10 | エキスパンダ |
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| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP1344855B1 (ja) |
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| AT (1) | ATE334242T1 (ja) |
| DE (2) | DE10211149A1 (ja) |
| ES (1) | ES2268177T3 (ja) |
| PT (1) | PT1344855E (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220159733A (ko) * | 2021-05-26 | 2022-12-05 | 안상균 | 광폭 방충망에 대한 균일 장력 인가장치 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20040229294A1 (en) * | 2002-05-21 | 2004-11-18 | Po-Ying Chan-Hui | ErbB surface receptor complexes as biomarkers |
| BE1017274A6 (nl) * | 2006-09-13 | 2008-05-06 | Picanol Nv | Weefselsteun voor een weefmachine. |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH252997A (de) * | 1945-07-21 | 1948-02-15 | Bechter Ludwig | Stoffspannvorrichtung an Webstühlen. |
| US2434820A (en) * | 1947-02-01 | 1948-01-20 | Draper Corp | Loom temple roll |
| CH547885A (de) * | 1972-02-01 | 1974-04-11 | Hunziker G Ag | Verfahren zum breithalten von gewebebahnen auf textil-, insbesondere webmaschinen und breithalter zur ausuebung des verfahrens. |
| DE2243669C2 (de) * | 1972-09-06 | 1983-10-06 | Zbrojovka Vsetin, N.P., Vsetin | Vorrichtung zum Breitstrecken eines Gewebes |
| CH632543A5 (de) * | 1978-12-05 | 1982-10-15 | Sulzer Ag | Abzugsvorrichtung fuer die stoffbahn an einer textilmaschine. |
| DE3821725A1 (de) * | 1988-04-07 | 1989-10-26 | Dornier Gmbh Lindauer | Luftwebmaschine |
| DE4205514C2 (de) * | 1992-02-24 | 1996-01-11 | Dornier Gmbh Lindauer | Umrüstbarer muldenförmiger Breithaltertisch für Luftdüsenwebmaschinen |
| DE19538137C1 (de) * | 1995-10-13 | 1997-02-13 | Neuenhauser Maschbau Gmbh | Breitspannstab |
| US5908680A (en) * | 1996-03-05 | 1999-06-01 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Replaceable roll covers with repositionable pressure sensitive adhesive |
-
2002
- 2002-03-14 DE DE10211149A patent/DE10211149A1/de not_active Withdrawn
-
2003
- 2003-02-14 EP EP03003372A patent/EP1344855B1/de not_active Expired - Lifetime
- 2003-02-14 DE DE50304319T patent/DE50304319D1/de not_active Expired - Fee Related
- 2003-02-14 AT AT03003372T patent/ATE334242T1/de not_active IP Right Cessation
- 2003-02-14 ES ES03003372T patent/ES2268177T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2003-02-14 PT PT03003372T patent/PT1344855E/pt unknown
- 2003-03-12 US US10/387,889 patent/US6915822B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-03-14 JP JP2003070431A patent/JP2003278055A/ja active Pending
-
2005
- 2005-02-10 JP JP2005000624U patent/JP3110408U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220159733A (ko) * | 2021-05-26 | 2022-12-05 | 안상균 | 광폭 방충망에 대한 균일 장력 인가장치 |
| KR102507863B1 (ko) | 2021-05-26 | 2023-03-08 | 안상균 | 광폭 방충망에 대한 균일 장력 인가장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| DE10211149A1 (de) | 2003-10-02 |
| PT1344855E (pt) | 2006-12-29 |
| US20030172984A1 (en) | 2003-09-18 |
| EP1344855B1 (de) | 2006-07-26 |
| ATE334242T1 (de) | 2006-08-15 |
| US6915822B2 (en) | 2005-07-12 |
| EP1344855A2 (de) | 2003-09-17 |
| JP3110408U (ja) | 2005-06-23 |
| ES2268177T3 (es) | 2007-03-16 |
| DE50304319D1 (de) | 2006-09-07 |
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