JP2003277368A - フェノキサジン系化合物及び放射線検出方法 - Google Patents
フェノキサジン系化合物及び放射線検出方法Info
- Publication number
- JP2003277368A JP2003277368A JP2002084898A JP2002084898A JP2003277368A JP 2003277368 A JP2003277368 A JP 2003277368A JP 2002084898 A JP2002084898 A JP 2002084898A JP 2002084898 A JP2002084898 A JP 2002084898A JP 2003277368 A JP2003277368 A JP 2003277368A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiation
- color
- formula
- compound
- phenoxazine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
Abstract
射を目視で確認することが可能なフェノキサジン系化合
物、この化合物を含有するカラーフォーマー及び放射線
検出ラベルを提供する。さらに放射線により検知体の発
色又は色の変化を目視で確認する放射線の検出方法を提
供する。 【解決手段】 下記式(1)で示されるフェノキサジン
系化合物。 【化1】 (式(1)において、R1 、R2 、R3 、R4
は、H又は同一若しくは異なるアルキル基を示し、Aは
芳香環を示し、nは1〜5の整数を示す。)この化合物
を含有し、放射線の照射によって発色するカラーフォー
マー及び放射線検出ラベル並びにこのカラーフォーマー
及び放射線検出ラベルを使用して放射線の照射による発
色又は変色を目視で確認する放射線検出方法。
Description
り発色するフェノキサジン系化合物、この化合物からな
るカラーフォーマー、この化合物を含有する放射線検出
ラベル及び放射線検出方法に関するものである。
産業分野で広く利用されている。放射線を取り扱う医
療、研究施設さらには原子力発電所などの放射線利用施
設では、人体への効率的な被曝低減対策と徹底した漏洩
対策が求められている。また、放射線照射を利用する滅
菌加工等を行う施設においては、照射した放射線量を短
時間に的確に把握する必要がある。
の定期的サーベイによりエリア線量率マップを作成し、
この線量率の情報を作業者に提供することにより被曝管
理を行っている。しかし情報伝達には新たな電気配線を
必要とする上、咄嗟の放射線漏洩に敏感に対応すること
が困難な場合が生ずる。一方、放射線照射を利用する施
設では、対象物により放射線量を変更するため、広い幅
で放射線を感受することが求められている。
に直感的に対応することができるよう、放射線に感応し
て色彩が変化(変色、発色)する放射線検出色素が開発
されている。例えば、時田らは、N−スルフォニルオキ
シイミド系化合物とフルオラン染料の組み合わせのよう
な二成分系の放射線検出色素を開示している(J.of
Photopolymer Sci.& Tec
h.,Vol.14,221−224(2001年)。
また、特開2000−241548公報では原子力発電
所等での低レベル放射線に対しても発色変化を示すロイ
コ色素を主成分とする放射線感応物質が提案されてい
る。このような検出色素は、放射線の照射により酸を発
生して着色し、これにより放射線を検出する。
安定性や光安定性、酸に対する発色感度の調整、ポリマ
ー等の担体との相溶性、担体に担持された状態での発色
感度の把握に問題があるうえ、酸発生剤についてもその
熱や光に対する安定性、放射線に対する感度、酸発生剤
と担体との相溶性や相互作用等、考慮しなければならな
い課題が非常に多い。
題を解決すべく、単独の色素から成る検出色素も提案さ
れている。例えば、入江らは、ジアリールエテン類の化
合物を提案している(Bull.Chem.Soc.J
pn.,vol.73,No.10,2385−238
8(2000年))。しかしながら、これらの化合物
は、光により退色し易いという性質を有する。
い幅で放射線に感応して発色し、放射線照射を目視で確
認することが可能なフェノキサジン系化合物を提供する
ことを目的とする。
物質は、放射線の照射によって発色する色素であって、
式(1)(化2)で示されるフェノキサジン系化合物で
ある。
は、水素原子又は同一若しくは異なるアルキル基を示
し、Aは芳香環を示す。nは1〜5の整数を示す)
ジン系化合物を含有するカラーフォーマーを提供する。
このカラーフォーマーは溶媒中又は担体中に分散させた
形態とすることができる。また本発明は、式(1)で示
されるフェノキサジン系化合物を含有する放射線検出ラ
ベルを提供する。さらに本発明は、式(1)で示される
フェノキサジン系化合物を溶媒中又は担体中に分散させ
た放射線感応検知体を用いて、放射線により検知体の発
色又は色の変化を目視で確認する放射線の検出方法を提
供する。
ステルが図1に示すような径路で光や電子線で開裂反応
することに注目し、この反応を鋭意研究して、本発明に
到達した。本発明の放射線感応物質は、放射線の照射に
より、−CH2−О−CО−N=結合のCО−Nの結合
が開裂して、フェノキサジン化合物のイオンが生成する
ことにより発色し、放射線を視認することができるよう
になる。
た通り、式(1)により示される。式中の環Aは、置換
基を有していてもよい5員環又は6員環の芳香性環、複
素環を示す。また窒素原子を含む5員環又は6員環であ
ってもよく、さらに窒素原子の他に硫黄原子等をヘテロ
原子として有していてもよい。5員環又は6員環の芳香
性環としては、下記式(2)(化3)で示されるベンゼ
ン環、式(3)(化4)で示されるナフタレン環、式
(4)(化5)で示されるピリジン環、式(5)(化
6)で示されるチオフェン環、式6(化7)で示される
インドール環等が挙げられる。
R7、R8、R9は、水素原子、置換基を有していても
良いアルキル基、置換基を有していても良いアルコキシ
基、アルキルアミノ基、アシルアミノ基、ハロゲン原子
である。有していても良い置換基としては、シアノ基、
ニトロ基、アミノ基、置換アミノ基、ヒドロキシル基、
スルホン酸基、フリル基、テトラヒドロフリル基等が挙
げられる。
ては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチ
ル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基等の炭素数が1
〜8の非置換のアルキル基、メトキシエチル基、エトキ
シエチル基、メトキシプロピル基、メトキシエトキシエ
トキシエチル基等のエーテル基を1〜4個有するアルキ
ル基が挙げられる。
しては、メトキシ基、エトキシ基、n−プロピルオキシ
基、n−ブチルオキシ基、n−ヘキシルオキシ基、n−
オクチルオキシ基等の炭素数が1〜8の非置換又は置換
のアルコキシ基が挙げられる。
ノ基、ジエチルアミノ基、ジプロピルアミノ基等の3級
アミノ基、メチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピル
アミノ基等の2級アミノ基が挙げられる。アシルアミノ
基としては、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基
等のアルキルカルボニルアミノ基等が挙げられる。ハロ
ゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子等
が挙げられる。これらの置換基は2個以上結合しても良
い。
ン系化合物の主な具体例を式(7)(化8)〜式(1
3)(化14)に示す。
ジン系化合物を溶媒中又は担体中に分散させて、放射線
の照射によって発色するカラーフォーマーとする。溶媒
としては、アルコール類、アセトニトリル、テトラヒド
ロフラン、酢酸エチル等、担体としては、PVA、PM
MA、PET、ポリシラン等のポリマー、液晶、アモル
ファス材料が挙げられる。溶媒としては、特に、アセト
ニトリルが好適である。溶媒中の水分の存在は、発色に
は好ましくない。
ノキサジン系化合物を含有する放射線検出ラベルを提供
する。検出ラベルは、ポリマーとフェノキサジン系化合
物の両者を溶かした溶液から、溶媒を徐々に蒸発させる
か、又は高温で融解したポリマーにフェノキサジン系化
合物を溶解させ、延伸する等の方法により容易に得るこ
とができる。
ン系化合物は、溶媒又は担体中で、γ線等の放射線照射
により、開裂反応を引き起こし、空気中又は溶媒、担体
中に含まれる酸素により酸化反応が進み、フェノキサジ
ン系化合物のカチオンを生成して、発色する。図2に、
本発明の式(8)の化合物を例にして、放射線化学反応
による色素発生のメカニズムを示す。式(8)の化合物
は、γ線の照射により開裂反応を引き起こして不安定な
式(14)(化15)の化合物を生成し、この式(1
4)の化合物は、引き続く酸化反応により式(15)
(化16)のカチオン物質を生成して発色する。
このメカニズムに基づいて、放射線の照射による発色現
象を利用するものである。本発明の放射線の検出方法
も、このメカニズムを利用する放射線感応カラーフォー
マーを用いて、放射線により検知体の発色又は色の変化
を目視で確認するものである。
具体的に説明する。 製造例1(3,7−ビス(ジエチルアミノ)−10−ク
ロロホルミルフェノキサジンの合成) 式(16)(化17)で示される化合物を約25重量%
含有する塩基性染料「ベーシックブルー3」(アルドリ
ッチ社製)1.44gに水50ml、トルエン60ml
を加えて攪拌し、50〜60℃に加熱した。
水酸化ナトリウム400mgを溶かした水20mlを加
え、10〜15分間、同じ温度で攪拌を続けた。次い
で、トリホスゲン2.37gを溶解させた冷トルエン5
0mlを1.5時間かけて滴下した。滴下終了後、室温
で更に1時間攪拌した。トルエン層を分取して、トルエ
ンを減圧下で留去した。得られた固体をメタノールで再
沈し、乾燥して、紫白色の粉末305mgを得た。この
紫白色粉末が式(17)(化18)の化合物であること
を、NMRスペクトル図、マススペクトル図により確認
した。式(16)の合成径路を図3に、それぞれのスペ
クトル図を図4及び図5に示す。
アルコラートの合成) ナトリウム699mgを無水トルエン40mlに融解
し、銀色の粒状になるまで加熱還流した。反応液を常温
まで戻した後、о−ニトロベンジルアルコール4.60
gを入れて、21時間攪拌した。得られた沈殿物をエタ
ノールで洗浄し、吸引ろ過し、乾燥した。黄土色粉末の
ナトリウムо−ニトロベンジルアルコラート3.99g
を得た。
ノ)−10−(о−ニトロベンジルオキシカルボニル)
フェノキサジンの合成) 製造例1で得た3,7−ビス(ジエチルアミノ)−10
−クロロホルミルフェノキサジン61.0mg、製造例
2で得たナトリウムо−ニトロベンジルアルコラート8
3.7mg、無水テトラヒドロフラン15mlをアルゴ
ンガス雰囲気下室温で4時間攪拌した。次に、反応液を
トルエンで抽出し、トルエン層を水洗、脱水した後、ト
ルエンを留去した。この残渣をクロロホルム−シリカゲ
ルカラムを用いて分離し、メタノールで再結晶し、オレ
ンジ色の針状結晶14.8mgを得た。この針状結晶
が、式(8)(化19)で示される3,7−ビス(ジエ
チルアミノ)−10−(о−ニトロベンジルオキシカル
ボニル)フェノキサジンであることを、NMRスペクト
ル図、マススペクトル図、赤外線吸収スペクトル図によ
り確認した。これらのスペクトル図を図6、図7及び図
8に示す。
物5×10−4M濃度のアセトニトリル溶液を20ml
ずつ試験管にとり、60Cоのγ線を照射して、溶液の
発色の有無を吸光度変化により評価した。結果を図9に
示した。
されるフェノキサジン化合物のアセトニトリル溶液中の
発色変化を吸光度変化と照射線量との関係で示したもの
である。線量の増加に伴い、化合物(8)の吸収に相当
する643.5nmの吸光度が増加した。約40Gyの
吸収線量で、目視により青色に発色することが確認され
た。
て発色し、放射線照射を目視で確認することが可能なフ
ェノキサジン系化合物、この化合物を含有するカラーフ
ォーマー及び放射線検出ラベルを得ることができる。さ
らに本発明により、放射線により検知体の発色又は色の
変化を目視で確認する放射線の検出方法を得ることがで
きる。
裂反応の径路図である。
よる色素発生のメカニズムを示す径路図である。
(17)の化合物の合成径路図である。
(17)の化合物のNMRスペクトル図である。
(17)の化合物のマススペクトル図である。
図である。
である。
トル図である。
発色変化図である。
化を吸光度変化と照射線量との関係を示す線図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 下記式(1)で示されるフェノキサジン
系化合物。 【化1】 (式(1)において、R1 、R2 、R3 、R4
は、水素原子又は同一若しくは異なるアルキル基を示
し、Aは芳香環を示し、nは1〜5の整数を示す) - 【請求項2】 放射線の照射によって発色する請求項1
記載のフェノキサジン系化合物を含有するカラーフォー
マー。 - 【請求項3】 放射線の照射によって発色する請求項1
記載のフェノキサジン系化合物を含有する放射線検出ラ
ベル。 - 【請求項4】 請求項2記載のカラーフォーマー又は請
求項3記載の放射線検出ラベルを使用して放射線の照射
による発色又は変色を目視で確認することを特徴とする
放射線検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002084898A JP4029149B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | フェノキサジン系化合物及び放射線検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002084898A JP4029149B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | フェノキサジン系化合物及び放射線検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003277368A true JP2003277368A (ja) | 2003-10-02 |
JP4029149B2 JP4029149B2 (ja) | 2008-01-09 |
Family
ID=29232052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002084898A Expired - Lifetime JP4029149B2 (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | フェノキサジン系化合物及び放射線検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4029149B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009196955A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Saitama Univ | 放射線検出用発色剤および放射線検出用材料 |
JP2010189329A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Saitama Univ | カラーフォーマー、オルガノゲルおよび放射線検出材料 |
WO2018232675A1 (en) * | 2017-06-22 | 2018-12-27 | The Procter & Gamble Company | FLUORIDE ION FLUORESCENCE PROBE |
CN111848664A (zh) * | 2020-07-15 | 2020-10-30 | 河西学院 | 用于比色检测氟离子的受体化合物及其制备方法和应用 |
CN112939887A (zh) * | 2021-02-04 | 2021-06-11 | 山西大学 | 一种基于碱性染料的近红外荧光探针及其制备方法和应用 |
-
2002
- 2002-03-26 JP JP2002084898A patent/JP4029149B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009196955A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Saitama Univ | 放射線検出用発色剤および放射線検出用材料 |
JP2010189329A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Saitama Univ | カラーフォーマー、オルガノゲルおよび放射線検出材料 |
WO2018232675A1 (en) * | 2017-06-22 | 2018-12-27 | The Procter & Gamble Company | FLUORIDE ION FLUORESCENCE PROBE |
CN110785410A (zh) * | 2017-06-22 | 2020-02-11 | 宝洁公司 | 氟离子荧光探针 |
US10865218B2 (en) | 2017-06-22 | 2020-12-15 | The Procter & Gamble Company | Fluoride fluorescence probe |
CN111848664A (zh) * | 2020-07-15 | 2020-10-30 | 河西学院 | 用于比色检测氟离子的受体化合物及其制备方法和应用 |
CN112939887A (zh) * | 2021-02-04 | 2021-06-11 | 山西大学 | 一种基于碱性染料的近红外荧光探针及其制备方法和应用 |
CN112939887B (zh) * | 2021-02-04 | 2022-05-27 | 山西大学 | 一种基于碱性染料的近红外荧光探针及其制备方法和应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4029149B2 (ja) | 2008-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Maeda et al. | The mechanism of photochromism, thermochromism and piezochromism of dimers of triarylimidazolyl | |
JP2004045037A (ja) | カラー線量計及びフォトクロミック化合物 | |
JPH02138276A (ja) | 新規化合物及びその製造方法 | |
Gu et al. | Near-infrared luminescent Nd3+/Yb3+-codoped metal–organic framework for ratiometric temperature sensing in physiological range | |
Liu et al. | ACQ-to-AIE Transformation by Regioisomerization of Rofecoxib Derivatives for Developing Novel Mechanochromic and Acidochromic Materials | |
JP2003277368A (ja) | フェノキサジン系化合物及び放射線検出方法 | |
JP3138117B2 (ja) | 新規化合物 | |
Kim et al. | Crystalline-state photochromism and thermochromism of new spiroxazine | |
CN107759504B (zh) | 一种固液态均具较强荧光的双相有机荧光材料及制备方法 | |
KR20060129007A (ko) | 복소다환 화합물 및 색소 | |
JPH09511055A (ja) | 電離放射線を検出するための方法と材料 | |
Jarikov et al. | Photochemistry and photophysics of triarylmethane dye leuconitriles | |
JP4370379B2 (ja) | 放射線検出用発色材及び放射線検出ラベル | |
JP2004277302A (ja) | フェノキサジン系化合物及びその製造方法 | |
KR101478884B1 (ko) | 비스인돌일말레이미드계 화합물 및 이의 제조방법 | |
JPS62156628A (ja) | 有機非線型光学材料 | |
JP2018140974A (ja) | 放射線検出方法及び放射線検出器並びに放射線検出に用いられる新規化合物 | |
Warshawsky et al. | Synthesis and properties of 3-ethynylthiophene containing BODIPY derivatives | |
JPH03261781A (ja) | ジアリールエテン化合物 | |
JPH07285931A (ja) | 新規化合物 | |
CN111995634B (zh) | 一种四配位有机硼化合物、荧光探针及其制备方法与应用 | |
Lee et al. | Effect of alkyl chain length on thermochromism of novel nitro compounds | |
US3767415A (en) | Photosensitive composition comprising light-sensitive polymer | |
CN107473987B (zh) | 一类基于二联蒽的化合物及其制备方法和用作高压传感器的用途 | |
JP2001056327A (ja) | アクリジン誘導体を用いた微量水分の検出、定量方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060609 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060613 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060807 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060929 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070803 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070912 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4029149 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |