JP2003277047A - Cfi型ゼオライトの製造方法、それを用いた触媒および有機化合物の転化方法 - Google Patents

Cfi型ゼオライトの製造方法、それを用いた触媒および有機化合物の転化方法

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JP2003277047A
JP2003277047A JP2002087722A JP2002087722A JP2003277047A JP 2003277047 A JP2003277047 A JP 2003277047A JP 2002087722 A JP2002087722 A JP 2002087722A JP 2002087722 A JP2002087722 A JP 2002087722A JP 2003277047 A JP2003277047 A JP 2003277047A
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lithium
type zeolite
cfi
catalyst
zeolite
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JP2002087722A
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English (en)
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Naoyuki Uchiyama
直行 内山
Hajime Kato
元 加藤
Masato Yoshikawa
正人 吉川
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CFI型ゼオライト骨格のケイ素とアルミニウ
ム原子の原子比を下げ、骨格外アルミニウムを含まな
い、触媒として優れた性能を有するCFI型ゼオライト
を提供する。 【解決手段】CFI型ゼオライト製造のためのアルミナ
源として、ケイ素とアルミニウム原子の原子比がモル比
で25未満のY型ゼオライトを原料とすることによっ
て、ゼオライト骨格のケイ素とアルミニウム原子の原子
比がモル比で30以下であり、骨格外アルミニウムを含
まないCFI型ゼオライトを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化合物の転化触媒
として有用な14員環を有するCFI型ゼオライトの製
造方法、それを用いた触媒および有機化合物の転化方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】CFI型ゼオライトは、吉川、デービス
によって発明された新規な14員環を有するゼオライト
であり、CIT−5とも呼ばれる。これの合成法、構造
は既に以下の文献で公知になっている。 (文献1)WO99/08961 (文献2)ケミカル コミュニケーション 2179 ペー
ジ(1997年) (文献3)ジャーナル オブ フィジカル ケミストリ
ー ビー 102巻 7139ページ(1998年) (文献4)ジャーナル オブ キャタリシス 182巻
463ページ(1999年) (文献5)触媒 41巻 380ページ(1999年) (文献6)特開2001−335316 文献2では、SiO2/Al23=50のCIT−5が
記述されているが、その形状については記述されておら
ず、又ここに記述された方法では、SiO2/Al23
=50のCIT−5はできなかった。文献1の実施例5
にあるように、従来公知の組成(LiOH/SiO2
0.1かつメチルスパルテイニウムハイドロオキサイド
/SiO2=0.2)の原料を水熱処理しただけでは、
SiO2/Al23=100の原料組成では、生成物は
非晶質物質との混合物であり、CFI型ゼオライトをき
れいに結晶化できなかった。その他の文献には、SiO
2/Al23が100より小さいCIT−5は記載され
ていない。またケイ素とヘテロ原子の原子比がモル比で
45以下のCIT−5も記載されていない。文献6では
実施例2,3〜6にあるように、アルミナ源として、ケ
イ素とアルミニウム原子の原子比がモル比で25以上の
Y型ゼオライトを原料としていた。また文献6では、生
成するCIT−5の骨格中にアルミニウム原子が入って
いるかどうかは不明である。
【0003】ゼオライト製造に際し、アルミナ源として
Y型ゼオライトを用いることは文献7において公知であ
る。 (文献7)特表平7−501043 文献7では、アルミナ源としてY型ゼオライトを用い、
種々のゼオライト製造方法が記述されているが、CIT
−5について記述されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】CFI型ゼオライト
(CIT−5)は、14員環細孔を有しゼオライトの中
では大きな細孔を有しており、新規な触媒材料として期
待されているが、従来技術では、多くのヘテロ原子をそ
の骨格に導入することができなかった。即ち、触媒活性
点の少ないCIT−5しかできなかった。
【0005】したがって、本発明の課題は、従来の技術
の問題点を解決すること、すなわち、活性点の数が多い
CIT−5を提供すること、具体的には、アルミナ源と
して、ケイ素とアルミニウム原子の原子比がモル比で2
5未満のY型ゼオライトを原料とすることによって、C
IT−5骨格に多くのアルミニウム原子を導入すること
を特徴とするCFI型ゼオライト製造方法を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に鋭意検討を重ねた結果、アルミナ源として、ケイ素と
アルミニウム原子の原子比がモル比で25未満のY型ゼ
オライトを原料とすることによって、CIT−5骨格に
多くのアルミニウム原子を導入することを特徴とする触
媒として優れた性能を有するCFI型ゼオライトを合成
することに成功し、本発明に至った。
【0007】本発明は、以下の構成を有する。即ち、ア
ルミナ源として、ケイ素とアルミニウム原子の原子比が
モル比で25未満のY型ゼオライトを原料とすることを
特徴とするCFI型ゼオライト製造方法。
【0008】下記(1)、(2)の条件をいずれも満た
す原料を水熱処理することを特徴とするCFI型ゼオラ
イトの製造方法。 (1)Li+/SiO2>0.1(モル比) (2)ROH/SiO2>0.2(モル比、ROHはア
ルキルスパルテイニウムハイドロオキサイドである)。
【0009】上記CFI型ゼオライトを含有する触媒。
【0010】上記触媒と有機化合物を接触させることを
特徴とする有機化合物の転化方法。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に記述する。
【0012】本発明における第一の発明は、「アルミナ
源として、ケイ素とアルミニウム原子の原子比がモル比
で25未満のY型ゼオライトを原料とすることを特徴と
するCFI型ゼオライト製造方法」である。
【0013】本発明においてCFI型 ゼオライトと
は、吉川、デービスによって初めて合成され、ワグナー
らによって結晶構造が解明されたCIT−5ゼオライト
と同様の結晶構造を有するゼオライトのことである。国
際ゼオライト学会(International Zeolite Associatio
n)の構造部会(Structure Commission)は、構造が決定
されたゼオライトにアルファベット3文字のコードを与
え、同じトポロジーを有するゼオライトをこの3文字で
総称している。CIT−5の構造にはCFIというコー
ドが与えられている。従って、CIT−5と同様の構造
を有するゼオライトをCFI型ゼオライトと呼ぶことは
一般的なことである。
【0014】ゼオライトがCFI型の構造かどうかを調
べる方法として最も簡便な方法は、粉末X線回折であ
る。粉末X線回折を行ったとき、表1または表2に示し
た位置にピークがあるかどうかで判断できる。表1は、
未焼成のCFI型ゼオライトの粉末X線回折図に一般的
に見られるピーク位置を表している。表2は、焼成して
細孔内の有機物を除去した後のCFI型ゼオライトの粉
末X線回折図に一般的に見られるピーク位置を表してい
る。
【0015】表1 未焼成CIT−5のX線回折ピーク 面間隔d(nm) 1.27 ±0.01 1.21 ±0.01 0.690±0.005 0.636±0.005 0.468±0.005 0.453±0.005 0.444±0.005 0.433±0.005 0.424±0.005 0.405±0.005 0.380±0.005 0.367±0.005 0.361±0.005 0.345±0.005 0.333±0.005 0.329±0.005 0.316±0.005 0.352±0.005 表2 焼成したCIT−5の代表的X線回折ピーク 面間隔d(nm) 1.27 ±0.02 1.21 ±0.02 0.467±0.005 0.444±0.005 0.433±0.005 0.425±0.005 0.362±0.005 0.332±0.005 ここでゼオライトとはシリケート系の結晶性マイクロポ
ーラス物質のことで、CIT−5(CFI)構造を有す
る結晶性アルミノシリケートと定義する。
【0016】触媒として使用する場合は、ケイ素とアル
ミニウム原子の原子比が低い方が好ましく、30以下の
方がより好ましい。ケイ素とアルミニウム原子の原子比
の下限は、ゼオライトの性質上1である(ローエンスタ
イン則)。触媒として使用する場合は、一般には5以上
が好ましく用いられ、酸強度、酸量、熱安定性の観点か
ら、7以上のものが最も好ましく用いられる。ゼオライ
トのバルクのケイ素とアルミニウム原子の原子比は、原
子吸光法、蛍光X線法、誘導結合高周波プラズマ発光分
光法(ICP法)等によって求めることが出来る。また
ゼオライト骨格内のアルミニウム原子は4配位アルミニ
ウム原子であり、ゼオライト中の4配位アルミニウム原
子の割合は固体27AlNMRによって求めることができ
る。固体27AlNMRを用いればスペクトルのピーク位置
からアルミニウムの配位状態を識別でき、アルミノケイ
酸塩ゼオライトの場合、50〜60ppmに4配位のアル
ミニウム、0ppm付近に骨格から脱離した6配位のアル
ミニウムが検出される。よってゼオライト骨格内のケイ
素とアルミニウム原子の原子比は、原子吸光法、蛍光X
線法、誘導結合高周波プラズマ発光分光法(ICP法)
等によって求めたケイ素原子の数(a(モル))とアル
ミニウム原子の数(b(モル))より原子比(a/b
(モル/モル))を求め、固体27AlNMRで求めた4配
位アルミニウムの割合(c(%))によって以下の式1
に従い算出した。 ゼオライト骨格内のケイ素とアルミニウム原子比=(a/b)/(c/100)・・・(式1 ) また、この原子比は、合成に用いた原料中の原子比、ま
たは実際に生成したCFI型ゼオライトの原子組成では
なく、実際に生成したCFI型ゼオライト骨格の原子組
成である。
【0017】本発明における第2の発明は、「CFI型
ゼオライト合成の原料として、シリカ源、ケイ素とアル
ミニウム原子の原子比がモル比で25未満のY型ゼオラ
イト、リチウム化合物、ROH(ROHはアルキルスパ
ルテイニウムハイドロオキサイドである)、および水を
含み、かつ以下の条件(1),(2)をいずれも満たす
原料を水熱処理することを特徴とする請求項1記載のC
FI型ゼオライトの製造方法。 (1)Li+/SiO2>0.1 (2)ROH/SiO2>0.2(モル比、ROHはア
ルキルスパルテイニウムハイドロオキサイドであ
る)。」である。
【0018】従来、公知のCFI型ゼオライトの製造方
法では、CFIゼオライト骨格のアルミニウム原子を、
ケイ素とアルミニウム原子のモル比で30以下にでき
ず、また、骨格外アルミニウム原子が多数存在した。骨
格外アルミニウムはゼオライト細孔の閉塞や強酸点を誘
発し、触媒として用いる際の問題点となる。しかし、本
発明の方法では、CFIゼオライト骨格のケイ素とアル
ミニウム原子の原子比がモル比で30以下であり、骨格
外アルミニウムを含まないことを特徴とする触媒として
優れた性能を有するCFI型ゼオライトを合成すること
ができた。
【0019】本発明のゼオライトの製造方法において
は、原料組成が(1)Li+/SiO2>0.1(2)R
OH/SiO2>0.2(モル比、ROHはアルキルス
パルテイニウムハイドロオキサイドである。以下同様)
であることが必須である。Li +をこの範囲より少ない
添加量である場合は、アルミナ源としての、ケイ素とア
ルミニウム原子の原子比がモル比で25未満のY型ゼオ
ライトが完全には溶解せず、生成物はCFI型ゼオライ
トとY型ゼオライトの混晶となってしまう。0.1<L
+/SiO2≦0.5が好ましい範囲である。
【0020】ROHがこの範囲より少ないと、結晶化が
進みにくい。ヘテロ原子の導入量が多いほど、ROH/
SiO2の値は大きい方が好ましい。好ましくは0.2
5以上であり特に好ましくは0.30以上である。特に
好ましくは、0.35以上である。特に好ましくは、
0.35以上10未満である。
【0021】ROH以外に、アルキルスパルテイニウム
クロライド、アルキルスパルテイニウムヨウ化物が含ま
れていても良い。
【0022】アルキルスパルテイニウムハイドロオキサ
イド、アルキルスパルテイニウムクロライド、アルキル
スパルテイニウムヨウ化物のアルキル基は、特に限定さ
れないがメチル基、エチル基、プロピル基などであり、
メチル基が最も好ましい。
【0023】ここで、アルキルスパルテイニウムハイド
ロオキサイドの中で最も好ましいメチルスパルテイニウ
ムハイドロオキサイドは、以下に示す化合物である。
【0024】
【化1】
【0025】CFI型ゼオライトの製造に用いるLi化
合物は、リチウム塩(フッ化リチウム、塩化リチウム、
臭化リチウム、ヨウ化リチウム、炭酸リチウム、硝酸リ
チウム、酢酸リチウムおよび硫酸リチウム )、水酸化
リチウム、金属リチウム、有機リチウム化合物のいずれ
かの少なくとも1つである。
【0026】CFI型ゼオライトの製造に用いるROH
の合成方法は特に限定されないが、たとえば、スパルテ
インをハロゲン化アルキルでアルキル化した後、陰イオ
ン交換樹脂でOH化することにより得られる。後述の参
考例1にその一例を示す。
【0027】CFI型ゼオライトの製造に用いるシリカ
源は、特に限定されるものではないが、例えば、コロイ
ダルシリカ、ヒュームドシリカ、水ガラス、沈降シリ
カ、シリコンアルコキシド等が使われる。
【0028】Y型ゼオライトは、H型かLi型にして用
いるのが好ましい。
【0029】Y型ゼオライト以外の別のアルミナ源とし
てアルミニウム塩を必要に応じて加えても良い。
【0030】シリカ源、ケイ素とアルミニウム原子の原
子比がモル比で25未満のY型ゼオライト、リチウム化
合物,ROH,水を本発明の組成で混合し、ゼオライト
合成の原料とする。加える順は特に限定されない。混合
物は攪拌した方が好ましい。原料混合物は、圧力容器に
入れ、加熱する。加熱は、結晶ができれば温度に制限は
ないが、充分な結晶化速度を得るためには、140℃以
上が好ましく、更に好ましくは160℃以上である。攪
拌しながら、加熱する方法が好ましい。
【0031】本発明における第3の発明は、「上記製造
方法により得られたゼオライトを含有する触媒」であ
る。
【0032】本発明ゼオライトを触媒とする方法は、公
知の方法が利用できる。ここでは最も一般的な方法につ
いて説明する。触媒は、ゼオライトを通常成型して用い
る。成形体はゼオライトのみを固めたものでも、アルミ
ナ、粘土などのバインダ−と共に造粒したものでも良
い。造粒の仕方は、例えばアルミナゾルなどのバインダ
ーと共に混練りした後、押し出し機で押しだし、マルメ
ライザーでまるめることによって作ることができる。
【0033】CFI型ゼオライトを含む触媒は、通常使
用する前に予めゼオライト中の結晶水及び合成時に使っ
た有機物を除去する。通常は200〜650℃で加熱す
ることにより、結晶水及び合成時に使った有機物をほと
んど除去することができる。
【0034】ゼオライト細孔内の有機物を除去した後、
通常はイオン交換などによって触媒能を向上させる。例
えば、酸触媒として利用する場合、硝酸アンモニウムや
塩化アンモニウム水溶液でアンモニウム交換した後、焼
成することによって酸型にすることができる。また、塩
酸や硝酸などの酸で処理して酸型にすることもできる。
【0035】また、酸触媒以外の機能を持たせるためイ
オン交換サイトに、アルカリ金属、アルカリ土類金属、
遷移金属、貴金属、希土類等を導入しても構わない。イ
オン交換サイトに導入した後焼成などにより、イオン交
換サイトからはずれて違う場所にこれらの金属が存在し
ても構わない。
【0036】また触媒は、ゼオライト以外の所に、例え
ばバインダーの部分などに金属を含んでいてもよく、例
えば、酸触媒として用いる場合に、触媒寿命を延ばすた
めには、貴金属を担持して、水素と共存させて反応させ
ることが好ましい。その理由は、明らかではないが、触
媒へのプロトンの供給が容易になり、コーキングが抑え
られる。担持する貴金属としては特に限定されないが、
レニウムが最も好ましい金属である。その理由は、水素
化分解活性が低いためと考えられる。
【0037】触媒としてCFI型ゼオライトを用いたと
き、バインダーによっては元素分析によってケイ素とア
ルミニウム元素の比を確定できないが、29Si−NMR
によってケイ素とアルミニウム原子の比を確定できる。
【0038】この触媒は、芳香環に水素以外の置換基が
3つ以上付いた芳香族化合物転化反応用好ましくは芳香
族化合物異性化反応用の触媒として有用であり、この芳
香族化合物がジハロゲン化トルエン、トリハロゲン化ベ
ンゼン、トリアルキルベンゼンであることが好ましい。
また、この触媒に含まれるゼオライトは酸型であること
が好ましく、さらにレニウムを含むことが好ましい。
【0039】本発明における第4の発明は、「上記触媒
と有機化合物を接触させることを特徴とする有機化合物
の転化方法」である。
【0040】以下、有機化合物と本触媒の接触方法につ
いて詳細に説明する。本発明において、有機化合物は、
特に限定されないが、炭素を含む化合物の転化に好まし
く用いられる。中でも特に、炭素、酸素、水素、窒素、
硫黄、塩素、臭素、フッ素、リン等で構成された有機化
合物の転化に好ましく用いられる。
【0041】転化反応の種類は、特に限定されないが、
例えば、クラッキング、脱ロウ、芳香族化、分解、二量
化、重合、縮合、異性化、不均化、酸化、転位、水素
化、エステル化、加水分解等の反応に用いられる。具体
的には、重油のクラッキング、潤滑油の脱ロウ、パラフ
ィンの芳香族化、エチルベンゼンの脱エチル化、ベンゼ
ンの2量化、ポリエステルの重合、アルコールの縮合、
置換芳香族化合物の異性化、トルエンの不均化、芳香族
化合物のヒドロキシル化、ベックマン転位、オレフィン
の水素化、酸とアルコールのエステル化、エステルの加
水分解等が例として挙げられる。
【0042】CFI型ゼオライトは、14員環の細孔径
を有しており、ゼオライトの中では、比較的大きい0.
73nm(7.3オングストローム)の細孔径を有して
いるため、大きい化合物が反応原料であったり、生成物
が大きい分子である反応でより好ましく用いられる。例
えば、置換芳香族化合物であれば、芳香環に炭素数2以
上の大きい分子が置換しているもの、ハロゲンが置換し
ているもの、置換数が3以上のものが大きい分子として
挙げられ、本発明触媒ではこのような分子の転化反応に
有効である。3つ以上の置換基を持つ芳香族化合物と
は、ベンゼン環に水素以外の置換基が3つ以上付いたも
のである。置換基の種類は、特に制限なく、例えばハロ
ゲン、炭化水素、水酸基、含酸素炭化水素、含ハロゲン
炭化水素、含窒素置換基等が挙げられる。例えば、トリ
メチルベンゼン、テトラメチルベンゼン、クロロキシレ
ン、ジクロロキシレン、ジクロロトルエン、トリクロロ
ベンゼン、ジクロロアニリン、キシレノール、トリメチ
ルフェノール、ジメチル安息香酸等があげられる。勿論
この例に制限されることはない。特に少なくともひとつ
の置換基がハロゲンであるこのような化合物に有効であ
る。置換しているハロゲンの数が多くなるほど、本発明
は有効である。置換基の少なくとも一つがハロゲンまた
は炭素数2以上である芳香族化合物の例を挙げると、ク
ロロトルエン、ブロモトルエン、エチルトルエン、プロ
ピルトルエン、ジエチルベンゼン、ブチルトルエン、ク
ロロエチルベンゼン、クロロプロピルベンゼン、ブロモ
エチルベンゼン、ブロモプロピルベンゼン、フェノキシ
ベンズトルエン等である。勿論この例に限定されるもの
ではない。
【0043】特に異性化、不均化、トランスアルキル化
においては本発明触媒の効果は大きい。その理由は、上
記反応の主な活性点となる酸点は、ゼオライト骨格内の
アルミニウム原子に由来し、本発明触媒の主成分である
CFI型ゼオライトはゼオライト骨格内アルミニウム原
子の存在率が高いためである。従来の、CFI型触媒で
は、酸点の数が少なく、性能を充分に発揮できなかっ
た。また異性化においては、大きな置換基がゼオライト
細孔内で移動しなければならない、不均化、トランスア
ルキル化においては、反応中間体として、2分子が結合
した状態を経ることが考えられるので、大きな細孔径の
ゼオライトが特に大きな効果を奏すると考えられる。
【0044】本発明の転化方法は、特に、3つ以上の置
換基を持つ芳香族化合物、例えば、ジハロゲン化トルエ
ン、トリハロゲン化ベンゼン、トリアルキルベンゼンの
異性化を行う際に有効である。具体的には、ジクロロト
ルエンの異性化、トリクロロベンゼンの異性化、トリメ
チルベンゼンの異性化を行う際に特に有効である。
【0045】転化の方法も特に制限はなく、液相、気相
の両方が用いられる。反応圧力や反応温度も転化の種類
によって違うので、特に制限はない。また固定床、移動
床、流動床のいずれの方法も用いられるが、操作の容易
さから工業的には固定床流通式が特に好ましい。コーキ
ングなどを抑制するために、水素などを共存させても構
わない。
【0046】
【実施例】以下に、本発明を実施例をもって説明する。
【0047】参考例1(メチルスパルテイニウムハイド
ロオキサイドの合成) メチルスパルテイニウム(methylsparteinium)ハイド
ロオキサイド(以下ROHと略す)の水溶液は、次のよ
うにして合成した。(-)-スパルテインサルフェートペン
タハイドレート((-)-sparteine sulphate pentahydrate
(Aldrich)127gを10%NaOH水溶液190gに攪拌して溶かし
た200mlのトルエンで3回抽出し、200mlの飽
和食塩水で1回洗浄、炭酸カリウムで脱水後、ロータリ
ーエバポレーターでトルエンを蒸発させた。500ml
のアセトンで乾燥物を回収し、ヨウ化メチル127.7
gを攪拌しながらゆっくり加え、白い結晶を析出させ
た。これをジエチルエーテルで洗浄し、乾燥させた。イ
ソプロパノールに溶かしてから再結晶し、イソプロパノ
ールと酢酸エチルの1:2溶液で洗浄して乾燥した。 1
H−NMRと13CーNMRでN(16)-メチルスパルテイニ
ウムヨウ化物であることを同定した。その後水に溶かし
て、陰イオン交換樹脂IRA−410(OH型)を用い
て、ヨウ化物を水酸化物に変えた。その後ロータリーエ
バポレーターで濃縮した。生成したROH水溶液の濃度
を、フェノールフタレインを指示薬として、塩酸水溶液
で滴定することによって求めた。ROH濃度は、1.51mm
ol/gであった。
【0048】実施例1(CIT−5の合成) シリカ源としてルドックス(Ludox) HS-30(デュポン社
製)、アルミナ源としてH型のY型ゼオライト(Si/
Al=20.5,PQコーポレーション)、リチウム化
合物として無水水酸化リチウム(キシダ化学)および無
水塩化リチウム(関東化学)を用い、次の組成の混合物
を調製した。
【0049】SiO2:0.1LiOH:0.4LiCl:0.7ROH:0.02Al
2O3:50H2O(モル比)。
【0050】具体的には、5.244gの蒸留水に0.
021gの無水水酸化リチウムを溶解させたのち、参考
例1で調製したROH水溶液4.135gと無水塩化リ
チウム0.151gを加えて10分間攪拌した。その
後、攪拌しながらY型ゼオライト0.583gを加え、
30分間攪拌した。更に、ルドックスHS−30を0.
284g加え、3時間攪拌した。以上の操作は室温にて
行った。
【0051】5mlテフロン(登録商標)製のオートク
レーブ(パール社製)に、上記混合物の一部を入れ、回
転式の水熱合成反応装置((株)ヒロ製)にセットし
た。60回転/分で回転しながら、182℃で10日間
加熱した。その後、オートクレーブを水冷し、中のスラ
リーを濾過水洗し、100℃で乾燥し、X線回折を行っ
たところ図1に示すようなX線回折図を示し、CIT-5で
あることがわかった。X線回折の条件は、X線源は、C
u/40kV/30mAで、スキャンスピード3度/分
であった。結晶の元素分析を蛍光X線で測定したとこ
ろ、Si/Al比は27であった。得られたCIT-5の骨
格内アルミニウムを固体27AlNMRで測定したところ図
2に示すようなアルミニウムNMR図を示し、骨格内ア
ルミニウムである4配位アルミニウムがのみであること
がわかった。
【0052】比較例1(既存CIT−5の合成) シリカ源としてH型のY型ゼオライト(Si/Al=5
4,東ソー社製)、アルミナ源として水酸化アルミニウ
ム(片山化学)、リチウム化合物として無水水酸化リチ
ウム(キシダ化学)を用い、次の組成の混合物を調製し
た。
【0053】SiO2:0.12LiOH:0.5ROH:0.033Al2O3:50H2O
(モル比)。
【0054】具体的には、7.268gの蒸留水に0.
026gの無水水酸化リチウムを溶解させたのち、参考
例1で調製したROH水溶液2.028gを加えて10
分間攪拌した。その後、攪拌しながら水酸化アルミニウ
ム0.034gを加え30分攪拌した。更に、Y型ゼオ
ライト0.553gを加え、3時間攪拌した。
【0055】5mlテフロン(登録商標)製のオートク
レーブ((株)フロンケミカル製)に、上記混合物の一
部を入れ、回転式の水熱合成反応装置((株)ヒロ製)
にセットした。60回転/分で回転しながら、182℃
で8日間加熱した。その後、オートクレーブを水冷し、
中のスラリーを濾過水洗し、100℃で乾燥し、実施例
1と同様の条件でX線回折を行ったところ図3に示すよ
うなX線回折図を示し、CIT-5であることがわかった。
結晶の元素分析を蛍光X線で測定したところ、Si/A
l比は20であった。得られたCIT-5の骨格内アルミニ
ウムを固体27AlNMRで測定したところ図4に示すよう
なアルミニウムNMR図を示し、骨格内アルミニウムで
ある4配位アルミニウムが52%しか存在せず、48%
は骨格外アルミニウムであることがわかった。したがっ
てCIT-5骨格のSi/Al=38であった。
【0056】実施例2(触媒調製) 実施例1で製造したのCIT-5の粉末を、600℃で3時
間焼成した後、冷却した。焼成後のX線回折図は図5に
示した。0.4gの粉末に20gの10重量%の塩化ア
ンモニウム水溶液を添加し、80℃で1時間加熱した。デ
カンテーションで液をきり、30gの水で水洗した。こ
の操作を4回繰り返した後、80℃の水で十分に水洗し
た。これを120℃で1日乾燥後、打錠成型した。粉砕
し、12〜60メッシュを分取後、540℃で3時間焼
成して、触媒を調製した。
【0057】比較例2(比較触媒の調製) 比較例1のCIT-5の粉末を600℃で3時間焼成した
後、冷却して粉砕した。0.4gの粉砕品に20gの1
0重量%の塩化アンモニウム水溶液を添加し、80℃で1
時間加熱した。デカンテーションで液をきり、30gの
水で水洗した。この操作を4回繰り返した後、80℃の水
で十分に水洗した。これを120℃で1日乾燥後、打錠
成型した。粉砕し、12〜60メッシュを分取後、54
0℃で3時間焼成して、触媒を調製した。
【0058】実施例3(転化反応) 540℃で2時間焼成した実施例2の触媒を、5酸化2
リンを入れたデシケーター中で冷却した。5mlのステ
ンレス製のオートクレーブに2,4−ジクロロトルエン
(2,4−DCT)を2.0gいれ、これに0.5gの
デシケーター中で冷却した触媒を入れ、密封した。これ
を350℃のオーブンにいれ3時間保持した。冷却した
後、ガスクロで生成物を分析した。比較例2の触媒につ
いても同様に反応した。
【0059】(2,4−DCTの転化反応結果)2,4
−DCTの転化率は、実施例2の触媒は55%であり、
比較例2の触媒は35%であった。これは、本触媒中の
CIT−5ゼオライトが、従来公知のCIT−5より低
い骨格Si/Al比を有するだけでなく、骨格外アルミ
ニウムが存在しないためと考えられる。
【0060】
【発明の効果】比較的低いゼオライト骨格内Si/Al
原子比を有し、しかも骨格外Alを含まない新規なCF
I型ゼオライトを提供することによって、大きな分子を
効率よく転化することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で合成したCIT−5のX線回折図で
ある。
【図2】実施例1で合成したCIT−5の固体27AlNM
R図である。
【図3】比較例1で合成したCIT−5のX線回折図で
ある。
【図4】比較例1で合成したCIT−5の固体27AlNM
R図である。
【図5】実施例2で焼成したCIT−5のX線回折図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G069 AA02 AA08 BA07A BA07B CB41 ZA32A ZA32B ZA43A ZB03 ZB04 ZB06 4G073 BA03 CZ41 CZ50 FB04 FB30 FB36 FC01 UA01 4H006 AA02 AC30 BA71 BA81 BC34 4H039 CA52 CJ10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミナ源として、ケイ素とアルミニウム
    原子の原子比がモル比で25未満のY型ゼオライトを原
    料とすることを特徴とするCFI型ゼオライト製造方
    法。
  2. 【請求項2】ゼオライト合成の原料として、シリカ源、
    ケイ素とアルミニウム原子の原子比がモル比で25未満
    のY型ゼオライト、リチウム化合物、ROH(ROHは
    アルキルスパルテイニウムハイドロオキサイドであ
    る)、および水を含み、かつ以下の条件(1),(2)
    をいずれも満たす原料を水熱処理することを特徴とする
    請求項1記載のCFI型ゼオライトの製造方法。 (1)Li+/SiO2>0.1 (2)ROH/SiO2>0.2(モル比、ROHはア
    ルキルスパルテイニウムハイドロオキサイドである)。
  3. 【請求項3】前記リチウム化合物がリチウム塩(フッ化
    リチウム、塩化リチウム、臭化リチウム、ヨウ化リチウ
    ム、炭酸リチウム、硝酸リチウム、酢酸リチウムおよび
    硫酸リチウム )、水酸化リチウム、金属リチウム、有
    機リチウム化合物のいずれかの少なくとも1つであるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のCFI型ゼオラ
    イトの製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか記載の方法で得ら
    れるCFI型ゼオライトを含有することを特徴とする触
    媒。
  5. 【請求項5】請求項1〜3のいずれか記載の方法で得ら
    れるCFI型ゼオライトを含有する触媒であって、芳香
    環に水素以外の置換基が3つ以上付いた芳香族化合物の
    転化反応に使用する触媒。
  6. 【請求項6】請求項4記載の触媒と有機化合物を接触さ
    せることを特徴とする有機化合物の転化方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7625429B2 (en) 2005-01-24 2009-12-01 Samsung Sdi Co., Ltd. Zeolite adsorbent for desulfurization and method of preparing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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