JP2003275959A - ガラス基板加工装置 - Google Patents

ガラス基板加工装置

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JP2003275959A
JP2003275959A JP2002082768A JP2002082768A JP2003275959A JP 2003275959 A JP2003275959 A JP 2003275959A JP 2002082768 A JP2002082768 A JP 2002082768A JP 2002082768 A JP2002082768 A JP 2002082768A JP 2003275959 A JP2003275959 A JP 2003275959A
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JP
Japan
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glass substrate
coolant
glass
filter
substrate processing
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JP2002082768A
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English (en)
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Junichi Hashimoto
潤一 橋本
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再利用されるクーラント中にガラス基板を傷
付ける大きさのガラス粉が残存せず、フィルタの寿命を
短くすること無く、高い加工品質でガラス基板を加工で
きるガラス基板加工装置を提供する。 【解決手段】 ガラス基板加工装置10は、ガラス基板
を研削する基板加工機100と、研削時に供給されるク
ーラントを処理する各種機器と、これらの間を循環する
ようにクーラントが流れる循環流路Gとから成る。クー
ラントを処理する各種機器には基板加工機100から下
流に向かって遠心分離機30、遠心分離機30によって
粒径10μm以上のガラス粉が除去されたクーラントを
濾過して粒径3μm以上のガラス粉を除去する前段フィ
ルタ40、更にクーラントを濾過する主フィルタ60が
配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録媒体用の
ガラス基板を加工するためのガラス基板加工装置及びガ
ラス基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置の記憶装置として、記憶媒
体にハードディスクを備えるハードディスク装置が極め
て広く普及している。ハードディスクの基板材料として
は従来からアルミニウムが一般的であるが、剛性の高さ
や熱膨張変化の少なさなどの点でアルミニウムよりも優
れた特性を有するガラスが基板材料として使用されるこ
とも多い。
【0003】図7乃至8を参照して、ガラス基板加工の
例を説明する。
【0004】図7は、従来のガラス基板加工装置を示す
模式図である。図8は、図7のガラス基板加工装置にお
ける基板加工機のガラス基板装着方式の一例を示す図で
ある。図9は、ガラス基板装着方式のもう一つの例を示
す図である。
【0005】ガラス基板加工装置1はガラス基板(図示
せず)の端面を研削するための基板加工機2、遠心分離
機3、タンク4、ポンプ5、5μm以上の粒子を濾過で
きる公知のフィルタ6(以下、公知フィルタ6)、及び
これらにクーラントを循環させるための循環流路7から
構成されている。
【0006】基板加工機2はクーラントを供給しながら
ガラス基板の端面を研削する。この研削によって生じた
ガラス粉はクーラントに混入し、クーラントはガラス粉
と共に遠心分離機3に流入する。遠心分離機3では粒径
が10μm以上のガラス粉がクーラントから分離され
る。この後、クーラントはタンク4に貯留されてからポ
ンプ5によって汲み上げられて循環流路7を下流に向け
て供給される。クーラントは公知フィルタ6によって濾
過された後に基板加工機2に供給されて再使用される。
【0007】基板加工機2では図8及び図9に示したよ
うにドーナッツ状に円盤加工されたガラス基板110を
固定し、ガラス基板110の中心部に開けられた円形の
開口111の周縁(内周縁)の端面及びガラス基板11
0の外周縁の端面に面取り加工が施される。加工に際し
ては、クーラントが供給されながら端面が砥石によって
研削される。この際にガラス基板110を固定する仕方
として片側吸着方式(図8)、メカニカルクランプ方式
(図9)等がある。
【0008】図8に示す片側吸着方式では、ガラス基板
110が接する吸着ベース160の接触面に複数の溝1
62が形成されており、各溝162にはクーラントを供
給するクーラント供給路161が延びる方向に平行に吸
引路163が形成されている。この吸引路163を通じ
て真空吸引することにより、吸着ベース160に接触し
たガラス基板110が吸着ベース160に吸着される。
【0009】ところが、この片側吸着方式では研削中に
ガラス基板110が微動することがある。この微動が起
こると、ガラス基板110が吸着ベース160の接触面
に接触している主表面に傷がついてしまう。この主表面
はハードディスクの記録面となるので、主表面に傷がつ
いたガラス基板110は廃棄することになる。
【0010】このため、吸着ベース160に吸着させた
ガラス基板110の主表面とは反対側の主表面をクラン
プベース170(図9参照)によって押圧することによ
り、研削中にガラス基板110が微動しないように固定
する方式がある。この方式は図9に示すメカニカルクラ
ンプ方式である。
【0011】このメカニカルクランプ方式等によって基
板加工機2に装着されたガラス基板110は微動するこ
となく、クーラントの供給を受けながら外周縁及び内周
縁が研削される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、研削に
よって微動しないようにガラス基板110を固定するた
めにはクランプベース170に主表面を強く押圧しなけ
ればならない。ところが、上記のように循環させながら
再使用するクーラントには粒径が5μm未満のガラス粉
が含まれるので、ガラス基板110を固定した際にガラ
ス粉がガラス基板の主表面を傷付けてしまう。また、ク
ーラントの循環量を大きくすることが困難になる。従っ
て、ガラス基板の主表面が傷付けられることなく、クー
ラントの循環量を大きくすることが可能であるためには
ガラス粉の粒径が1μm未満であることが要求される。
【0013】この要求を満たすために、粒径が1μm以
上のガラス粉をクーラントから除去できるように、公知
フィルタ6のメッシュを細かくすることが考えられる。
これによれば、クーラントに残存するガラス粉は粒径の
小さいものだけになるが、メッシュを細かくするに従っ
てフィルタの寿命が短くなってしまう。
【0014】本発明の目的は、再利用されるクーラント
中にガラス基板を傷付けるような大きさのガラス粉が実
質的に残存せず、フィルタの寿命が短くならず、高い加
工品質でガラス基板を加工できるガラス基板加工装置を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1のガラス基板加工装置は、クーラントを供
給しながら磁気記録媒体用のガラス基板を研削する基板
加工部と、前記ガラス基板の研削によって生じ、前記ク
ーラントに混入したガラスの微粒子を前記クーラント中
で凝集させてガラス塊にしたものを濾過する第1のフィ
ルタと、前記基板加工部と前記第1のフィルタとの間で
前記クーラントが循環する循環流路とから構成されるこ
とを特徴とする。
【0016】請求項1記載のガラス基板加工装置によれ
ば、第1のフィルタによってガラスの微粒子をクーラン
ト中で凝集させてガラス塊にしたものを濾過するので、
ガラスの微粒子をクーラントから除去するためにメッシ
ュの細かいフィルタを使用する必要がない。従って、ク
ーラント中にはガラス基板を傷付ける大きなガラス粉が
残存せず、フィルタの寿命が短くなることも無く、高い
加工品質でガラス基板を加工できる。
【0017】請求項2のガラス基板加工装置は、請求項
1記載のガラス基板加工装置において、前記循環系路上
の前記基板加工部よりも下流であり、且つ、前記第1の
フィルタよりも上流である位置に配置され、前記クーラ
ントに混入したガラスの微粒子を前記クーラントから分
離する遠心分離機を備えることを特徴とする。
【0018】請求項2記載のガラス基板加工装置によれ
ば、第1のフィルタよりも上流に遠心分離機が配置され
ているので、第1のフィルタによる濾過の以前にクーラ
ントから粒径の大きなガラス粉を分離できる。これによ
り、第1のフィルタの寿命が延びるとともに単位時間あ
たりの濾過能力も向上する。
【0019】請求項3のガラス基板加工装置は、請求項
2記載のガラス基板加工装置において、前記循環系路上
の前記遠心分離機よりも下流であり、且つ、前記第1の
フィルタよりも上流である位置に配置され、前記クーラ
ントに混入したガラスの微粒子を濾過する第2のフィル
タを備えることを特徴とする。
【0020】請求項3記載のガラス基板加工装置によれ
ば、第1のフィルタにより濾過される以前に、クーラン
トに混入したガラスの微粒子を第2のフィルタが濾過す
るので、第1のフィルタの寿命がさらに延びるとともに
単位時間あたりの濾過能力もさらに向上する。
【0021】請求項4のガラス基板加工装置は、請求項
3記載のガラス基板加工装置において、前記第2のフィ
ルタは、粒径が1μm以上のガラスの微粒子を濾過する
ものであることを特徴とする。
【0022】請求項4のガラス基板加工装置によれば、
粒径が1μm以上であるガラスの微粒子は第2のフィル
タによって濾過されるので、第1のフィルタの寿命がよ
り一層に延びるとともに単位時間あたりの濾過能力もよ
り一層に確実に向上する。
【0023】上記目的を達成するために、請求項5の磁
気記録媒体用のガラス基板の製造方法は、磁気記録媒体
用のガラス基板の製造方法において、ガラス基板を請求
項1乃至5のいずれか1項に記載のガラス基板加工装置
によって加工する。
【0024】請求項5の磁気記録媒体用のガラス基板の
製造方法によれば、請求項1乃至4のいずれか1項に記
載のガラス基板加工装置によってガラス基板を加工する
ので、加工の際に使用されるクーラント中にはガラス基
板を傷付ける大きなガラス粉が残存せず、もって、高い
加工品質でガラス基板を加工できる。
【0025】請求項6記載の磁気記録媒体用のガラス基
板の製造方法は、請求項5記載の磁気記録媒体用ガラス
基板の製造方法において、前記加工工程は前記ガラス基
板の端面を研削することを特徴とする。
【0026】請求項6記載の磁気記録媒体用のガラス基
板の製造方法によれば、ガラス基板の端面を研削するの
で、高い加工品質でガラス基板の端面を加工できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態に係
るガラス基板加工装置を図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0028】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
ガラス基板加工装置を示す模式図である。
【0029】ガラス基板加工装置10は、ガラス基板を
研削する基板加工機100(基板加工部)と、この基板
加工機100に供給されるクーラントを処理する各種機
器と、基板加工機100及び各種機器との間を循環する
ようにクーラントを流すための循環流路Gとから構成さ
れる。
【0030】クーラントは水溶性の油分を含有する液体
であり、例えば、pH9.9、アルカリポイント換算濃
度7.7%、屈折率換算濃度7.8〜7.2%、混入油
分910mg/Lのものを用いることができる。
【0031】クーラントを処理する各種機器のうち基板
加工機100の下流に遠心分離機30が配設されてい
る。研削の際に基板加工機100に供給されたクーラン
トには研削によって生じるガラス粉が含まれている。遠
心分離機30はこのガラス粉をクーラントから分離す
る。この遠心分離機30によって分離されるガラス粉
は、粒径が約10μm以上のものである。
【0032】遠心分離機30の下流には、カートリッジ
式の前段フィルタ40(第2のフィルタ)が配設されて
いる。この前段フィルタ40は、例えば、シックナーバ
ックフィルタであり、遠心分離機30を通ったクーラン
トから約3μm以上の粒径のガラス粉を濾過する。前段
フィルタ40よりも下流には、ここに至るまでに半ば浄
化されたクーラントを貯留するための前段浄化タンク5
0が配設されている。この前段浄化タンク50には貯留
されたクーラントを汲み上げるためのポンプ51が取り
付けられている。
【0033】前段浄化タンク50よりも下流には、ポン
プ51によって汲み上げられたクーラントを濾過する主
フィルタ60(第1のフィルタ)が配設されている。こ
の主フィルタ60は、例えば、円筒状のカセットの内部
に円筒状に形成された吸着剤層61を配置し、この内側
に円筒状のフィルタ62を配置したSAフィルタ(リキ
ッドコンサンド株式会社製)である。この主フィルタ6
0は、クーラント中に残存する粒径1μm以上のガラス
粉を凝集させてガラス塊にしてから濾過するものであ
り、吸着剤層61及び通常に市販されているフィルタ6
2を備えている。吸着剤層61は、例えばマグネシウム
と珪藻土とを主成分とする粒径数mmの粒状体が層を成
すものである。この吸着剤層61をクーラントが通過す
ると、クーラント中のガラス粉は相互間引力によって凝
集し、数十〜数百倍の粒径のガラス塊になる。このよう
にして粒径が5〜20μmに成ったガラス塊はフィルタ
62によって濾過される。フィルタ62は交換可能なカ
ートリッジフィルタである。フィルタ62はシックナー
バックフィルタであってもよい。このように構成された
主フィルタ60によって粒径1μm以上のガラス粉をク
ーラントから除去できる。このようにして粒径1μm以
上のガラス粉が除去されたクーラントは再使用されても
ガラス基板の主表面を傷付けることがない。
【0034】この主フィルタ60の下流には、主フィル
タ60によって濾過され、浄化が完了したクーラントを
貯留するための浄化タンク70が配設されている。浄化
タンク70は、貯留したクーラントが溢れたときに、溢
れたクーラントが上記の前段浄化タンク50に流れるよ
うに配置されている。
【0035】浄化タンク70には貯留されたクーラント
を汲み上げるためのポンプ71が取り付けられている。
この浄化タンク70によって汲み上げられたクーラント
は循環流路Gを通して基板加工機100に供給され、再
使用される。
【0036】上記のガラス基板加工装置10において、
基板加工機100から排出されたクーラントは肉眼によ
ってもはっきりと白濁していることが認められる。ま
た、遠心分離機30によって粒径10μm以上のガラス
粉を除去されたクーラントは、基板加工機100から排
出されたクーラントと比較して白濁の濃さが明確に薄く
なっているものの白濁は肉眼によってはっきりと認めら
れる。さらに、前段フィルタ40によって濾過され、前
段タンク50に貯留されたクーラントは僅かに白濁が認
められる。最後に主フィルタ60によって濾過が完了し
たクーラントは、肉眼によっては白濁が認められず、未
使用のクーラントとの差が認められない程に浄化され
る。
【0037】このようにガラス基板加工装置10はクー
ラントを循環させながら粒径1μm以上のガラス粉を除
去して使用するので、ガラス基板の主表面を傷付ける大
きさのガラス粉が残存せず、フィルタの寿命を短くする
こと無く、高い加工品質でガラス基板を加工できる。
【0038】次に、基板加工機100を詳細に説明す
る。
【0039】図2は、図1における基板加工機100を
示す側面図である。
【0040】基板加工機100は、中心部に円形の開口
111が開けられたディスク状の情報記録媒体用ガラス
基板110(図3参照)の内周縁及び外周縁双方の端面
を研削して面取りする面取り機である。この面取り機
は、ベース120のヘッド部121の水平な設置面12
1aにガラス基板110の内周縁を研削する内周研削機
130とガラス基板110の外周縁を研削する外周研削
機140とを備えている。
【0041】内周研削機130はガラス基板110の内
周縁を研削する内径砥石131を備えている。この内径
砥石131は保持部132に保持されており、不図示の
モータによって回転する。この回転の中心軸線の方向は
保持部132の側面から垂直に延びる方向(図2の紙面
上、紙面に垂直な方向である矢印A方向)であり、設置
面121aに平行な方向である。内径砥石131には、
通常、ダイヤモンド砥石が付着されている。
【0042】保持部132は直交する2方向にスライド
可能な内周研削機スライドユニット133に固定されて
いる。この内周研削機スライドユニット133は、矢印
A方向にスライド可能な第1テーブル133a及び、矢
印A方向に直交し、且つ、設置面121aに平行な第2
の方向(矢印B方向)にスライド可能な第2テーブル1
33bを備えている。保持部132はこの第2テーブル
133bの上面に固定されている。
【0043】外周研削機140はガラス基板110の外
周縁を研削する外径砥石141を備えている。この外径
砥石141は保持部142に保持されており、不図示の
モータによって回転する。この回転の中心軸線の方向は
保持部142の側面から垂直に延びる方向(図2の紙面
上、紙面に垂直な方向である矢印A方向)であり、設置
面121aに平行な方向である。外径砥石141にも、
通常、ダイヤモンド砥石が付着されている。
【0044】保持部142は直交する2方向にスライド
可能な外周研削機スライドユニット143に固定されて
いる。この外周研削機スライドユニット143は、矢印
A方向にスライド可能な第1テーブル143a及び、矢
印A方向に直交し、且つ、設置面121aに平行な第2
の方向(矢印B方向)にスライド可能な第2テーブル1
43bを備えている。保持部142は第2テーブル14
3bの上面に固定されている。この外径砥石141の回
転の中心線方向及び内径砥石131の回転の中心線方向
は平行であり、且つ、設置面121aからの高さは同じ
である。
【0045】図3は、図2の基板加工機100に装着さ
れたガラス基板及びその近傍を示す概略図である。
【0046】内径砥石131及び外径砥石141は不図
示のモータによってそれぞれ矢印C方向及び矢印D方向
に回転させられる。外径砥石141がガラス基板110
の外周縁に接触する研削点の上方には外径砥石141に
クーラントCLを供給するためのノズル150が配置さ
れている。ガラス基板110の開口111には後述する
クーラント供給路282(図5参照)からクーラントが
供給される。
【0047】ガラス基板110が装着された面取り機1
00は、内径砥石スライドユニット132及び外径砥石
スライドユニット142を移動させることにより、内径
砥石131を開口111の内周縁に接触させ、且つ、外
径砥石141をガラス基板110の外周縁に接触させる
ことができる。このような移置に調整された後に内径砥
石131及び外径砥石141はそれぞれ矢印C方向及び
矢印D方向に回転し、ガラス基板110は不図示のモー
タによって矢印E方向に回転する。これにより、ガラス
基板110の内周縁及び外周縁を研削できる。
【0048】なお、内周研削機130及び外周研削機1
40は、図4に示す位置関係に配置しても良い。
【0049】図4は、本発明の第2の実施の形態に係る
ガラス基板加工装置の基板加工機に装着されたガラス基
板及びその近傍を示す概略図である。本実施の形態に係
るガラス基板加工装置は、内周研削機130及び外周研
削機140を設置する基板加工機100の設置面121
aが傾斜している点のみで上記の第2の実施の形態に係
るガラス基板加工装置と異なるので、基板加工機100
の全体図は省略する。
【0050】内周研削機130及び外周研削機140
は、ベース120のヘッド部121の上部に平坦に形成
された傾斜する設置面121aに設置されており、外径
砥石141の回転の中心軸線が内径砥石131の回転の
中心軸線の下方に位置している。また、外径砥石141
がガラス基板110の外周縁に当接する外周縁研削点及
び内径砥石131が開口111の内周縁に当接する開口
周縁研削点は何れも上記の2つの回転中心線を結ぶ線上
に位置している。この線は水平面と角度θを成してい
る。
【0051】外周縁研削点の上方には外径砥石141に
クーラントCLを供給するためのノズル150が配置さ
れている。また、ガラス基板110の開口111にはク
ーラント供給路282からクーラントCLが供給され
る。開口111にクーラントCLが供給されたときは、
開口周縁研削点がクーラントCLに完全に浸漬された位
置に位置している。これにより、研削がクーラント中で
行われることになり、開口111の周縁にマイクロクラ
ックが発生することを防止でき、もって、高い加工品質
でガラス基板を加工できる。研削の際に供給されたクー
ラントCLはガラス基板加工装置10(図1)を循環し
て再利用される。
【0052】なお、内径砥石131や外径砥石141の
回転の中心軸線、外周縁研削点、開口周縁研削点などの
位置関係を上記のようにするために、内周研削機130
及び外周研削機140を傾斜した設置面121aに設置
する代わりに高低のある2つの面の高い方の面に内周研
削機130を設置し、低い方の面に外周研削機140を
設置してもよい。
【0053】また、同一な水平面上であっても、保持部
132,142の高さを適宜なものにしても上述の位置
関係を実現することができる。
【0054】次にガラス基板の装着方式を説明する。
【0055】図5は、ガラス基板の装着方式を示す図で
ある。
【0056】図5に示すガラス基板装着方式では、ガラ
ス基板110の一方の主表面を真空吸引して固定する真
空吸引クランパー260、及びこの吸引する主表面とは
反対側の主表面を液圧によって押圧する液圧クランパー
270を併用している。真空吸引クランパー260は、
ボルト281によって一端面がスピンドル280に固定
されている。スピンドル280は不図示のモータによっ
て正逆何れの方向にも回転可能である。
【0057】このスピンドル280と真空吸引クランパ
ー260とにはこれらが同心に固定されたときにこれら
を貫通するようにクーラント供給路282が形成されて
いる。このクーラント供給路282を矢印F方向に流れ
るクーラントがガラス基板110の開口部111に供給
される。
【0058】真空吸引クランパー260のもう一方の端
面はガラス基板110を固定する面であり、複数の凹部
261が形成されている。これらの凹部261には真空
吸引するための吸引路262がクーラント供給路282
に平行に一端面まで貫通して形成されている。ガラス基
板110が接触した状態で吸引路262を介して吸引す
ることによって、ガラス基板110の主表面と凹部26
1とによって画成された空間が真空状態になり、ガラス
基板110が真空吸引クランパー260に固定される。
【0059】液圧クランパー270は中心部に貫通口2
71を有するバームクーヘン形の外形を有する円筒体
で、ガラス基板110の主表面に面する側は開放されて
いる。ただし、貫通口271は中心に内径砥石131を
挿入する開口を残して塞がれている。貫通口271を形
成する内周壁272aと外周壁272bとによって画成
された空間273には底面272cを貫通して連結され
た給水路290から水が供給される。
【0060】空間273に給水された水の水圧、及びガ
ラス基板110の主表面と外周壁272bの端部との間
の間隙274を調整することによってガラス基板110
を最適な状態で固定できる。空間273に供給された水
は間隙274から排出される。
【0061】内径砥石131はスピンドル191の先端
に同軸に固定されている。内径砥石131は、上述した
内周研削機スライドユニット133をスライドさせるこ
とによって、ガラス基板110の開口111の内周を研
削する所定の研削位置及び研削を行わない待機位置との
間を移動させることができる。研削位置では液圧クラン
パー270及び真空吸引クランパー260が同軸に配置
される。
【0062】内径砥石131の表面には複数本の研削溝
134が形成されている。この研削溝134は断面がコ
の字型であり、表面にダイヤモンド砥粒が付着されてい
る。研削溝134は表面粗さが異なっており、例えば、
砥粒が300番の研削溝と砥粒が500番の研削溝等で
ある。
【0063】ガラス基板110の外周縁を研削する外径
砥石141の外周表面にも内径砥石131と同様に、表
面粗さの異なる複数本の研削溝144が形成されてい
る。
【0064】図1は、磁気記録媒体用のガラス基板の製
造方法の工程を示す工程図である。
【0065】図1に示した製造工程を実施されるガラス
基板はフロート法、ダウンドロー法、リドロー法、プレ
ス法、その他の方法によってガラスを板状に成型したも
のである。
【0066】ガラスの種類はとくに限定されるものでは
なく、例えば二酸化ケイ素とアルカリ金属酸化物とアル
カリ土類金属酸化物とが主成分であるソーダライムガラ
ス、二酸化ケイ素と酸化アルミニウムとアルカリ金属酸
化物とが主成分であるアルミノシリケートガラス、二酸
化ケイ素とボロン酸化物とが主成分であるボロシリケー
トガラスのほか、酸化リチウムと二酸化珪素とが主成分
であるLi2O−SiO2系ガラス、酸化リチウムと二酸
化珪素と酸化アルミとが主成分であるLi2O−Al2
3−SiO2系ガラス、アルカリ土類金属酸化物等と酸化
アルミニウムと二酸化珪素とが主成分であるRO−Al
23−SiO2系ガラス(ただし、ROは酸化マグネシ
ウムMgO、酸化カルシウムCaO、酸化ストロンチウ
ムSrO、酸化バリウムBaO、酸化亜鉛ZnO、酸化
ニッケルNiO、酸化マンガンMnO等)等の結晶化ガ
ラスが挙げられる。酸化アルミニウム、アルカリ金属酸
化物およびアルカリ土類金属酸化物は、酸水溶液中で溶
解し易い成分であり、これらを適度に成分として含むも
のは、エッチング加工が比較的に容易である。このよう
なガラスとして、例えば以下の組成成分の含有率で表さ
れるアルミノシリケート系ガラスが挙げられる。
【0067】なお、以下「%」は、特に注釈のない限り
モルパーセント(mol%)である。
【0068】 二酸化ケイ素(SiO2):55〜70%、 酸化アルミニウム(Al23):1〜12.5%、 酸化リチウム(Li2O):5〜20%、 酸化ナトリウム(Na2O):0〜14%、 酸化カリウム(K2O):0〜3%、 酸化マグネシウム(MgO):0〜8%、 酸化カルシウム(CaO):0〜10%、 酸化ストロンチウム(SrO):0〜6%、 酸化バリウム(BaO):0〜2%、 二酸化チタン(TiO2):0〜8%および 酸化ジルコニウム(ZrO2):0〜4% 上記のような組成成分を有するガラスを板状に成型した
ガラス板は円盤加工工程P1において、超硬合金あるい
はダイヤモンドのカッターを用いて、ドーナツ状に加工
される。ガラス板をドーナツ状に加工する方法は限定さ
れず、例えば、先ず外径だけ切断し、その後円筒形のダ
イヤモンド砥石を用いて、内径を切断しても良いし、プ
レス法で外径を所望の寸法に作製しておき、内径だけを
ダイヤモンド砥石で穴開けしても良い。
【0069】上記のように加工されたドーナツ状ガラス
基板は、次の内外周端面面取工程P2において、その外
径及び内径の寸法を正確に製品寸法に合わせるために、
内外周に研削加工が施される。この内外周端面面取工程
P2において上述した、図1に示すガラス基板加工装置
10が使用される。内径砥石131及び外径砥石141
によって内外周の面取加工が施される。内外周端面面取
り工程P2の後に、端面・面取面の粗さを滑らかにする
ために、セリウム研磨剤を用いて端面・面取面を研磨し
ても良い。
【0070】次に、必要に応じてガラス基板の厚味を揃
えたり、ガラス基板の主表面の欠陥を除去するために、
アルミナ砥粒など用いて粗研磨処理(主表面粗研磨工程
P3)を行ってもよい。また、粗研磨処理は、内外周端
面面取工程P2の前に行っても良く、或いは、1段目の
粗研削を内外周端面面取工程P2の前に行い、2段目の
粗加工を内外周端面面取工程P2の後に行ってもよい。
【0071】次に、磁気ディスク基板に要求される平坦
性を確保するために、平滑研磨工程P4によってガラス
基板の主表面を平滑に研磨することが好ましい。この工
程で使用する研磨剤の種類は特に限定されないが、通
常、ガラスに対して高い研磨力を有する酸化セリウム系
の研磨剤が使われる。また、研磨剤のサイズも特に限定
されないが、研磨後の主表面に要求される平滑性と生産
性の面から要求される研磨速度とを両立するために、通
常、平均粒径が0.1〜3μm程度である研磨剤が使用
される。研磨方法も特に限定されないが、人工皮革パッ
ド、スエードパッド、最表面がエステル系やエーテル系
の樹脂のパッド等(研磨部材)を上定盤および下定盤に
貼り付けた両面研磨機を用いれば、低コストで両面を精
密に研磨できる。また、平滑性と研磨速度とを両立させ
るために研磨剤や研磨速度等が異なる2段階の研磨処理
を行っても良い。
【0072】平滑研磨工程P4の後、主鏡面に残留する
スラリー等を除去するために洗浄が施される(スクラブ
洗浄工程P5)。洗浄方法は特に限定されないが、残留
している研磨剤は、続いて行われる化学強化工程P6で
主表面に固着して、除去することが困難になるため、水
と洗剤だけの簡単な洗浄だけではなく、表面を柔らかい
樹脂等(スクラブ部材)で擦って残留研磨剤等の付着物
を機械的に除去すると共に、酸性水溶液やアルカリ性水
溶液および純水を適当に組み合わせて、さらに超音波も
印加しながら、精密に洗浄することが好ましい。
【0073】次に、ガラス基板の取り扱い時の機械的な
衝撃や、ガラス基板表面に磁気膜等の膜を形成する際に
受ける熱衝撃、あるいはハードディスクドライブに組み
込まれた後の長期間の使用における信頼性を高めるため
に、化学強化処理が施される(化学強化工程P6)。化
学強化処理の方法は特に限定されない。化学強化処理
は、例えば、400℃程度の温度に加熱して溶融状態に
した硝酸カリウムと硝酸ナトリウムの混塩の中に、ガラ
ス基板を数時間浸漬する。これにより、ガラス基板表面
の約100μmの深さまでガラス成分のリチウム及びナ
トリウム双方と強化塩中のカリウムとのイオン交換が行
われ、磁気ディスク基板に必要とされる機械的強度を得
ることができる。その後、50〜80℃の温水の中に1
時間程度浸漬させることで表面に残存している強化塩を
溶解することができる。
【0074】この化学強化工程P6の後にテクスチャー
処理工程P7が行われ、ガラス基板にテクスチャー処理
が施される。このテクスチャー処理によってガラス基板
の円周に沿う方向に円形のテクスチャーが形成される
(円周状テクスチャー処理)。テクスチャー処理は化学
強化工程P6の後に行われることが好ましいが、化学強
化工程P6の前に行ってもよい。また、化学強化処理を
行わずにスクラブ洗浄工程P5の後にテクスチャー処理
を行ってもよい。ただし、化学強化処理の前にテクスチ
ャー処理を行うと化学強化処理でテクスチャーの形状が
変化することがある。化学強化処理の後にテクスチャー
処理を施すことにより、テクスチャー形状の制御性を高
め、かつ、線密度が高く、線長さの長いテクスチャーを
形成することができる。また、化学強化工程P6とテク
スチャー処理工程P7との間に、化学強化工程P6にお
いて付着した汚れを除去するため、必要に応じて酸性の
水溶液やアルカリ性の水溶液を用いた超音波洗浄やブラ
シスクラブなどの洗浄を必要に応じて行ってもよい。
【0075】テクスチャー処理は、ガラス板の主表面に
ダイヤモンドスラリーおよびテープを用いて行うことが
できる。テクスチャー処理を行う装置は特に限定され
ず、アルミニウム基板のテクスチャー処理などで用いら
れる、いわゆるテクスチャーマシンによって加工するこ
とができる。
【0076】テクスチャー加工を施した後は、ダイヤモ
ンドスラリーなどテクスチャー加工工程において発生し
た異物を除去するためにスポンジを用いた洗浄が行われ
る(スクラブ洗浄工程P8)。この洗浄はガラス基板の
円周方向に交差する方向でスクラブ洗浄を行う。これに
より、ガラス基板の主表面上に尾根状に形成された異常
突起が効率的に除去される。ここで尾根状の突起とは、
周辺の平均高さよりも異常に高いライン状に形成された
突起であり、この突起が残留していると磁気ヘッドの浮
上安定性に悪影響を及ぼす。このような尾根状の突起
は、ダイヤモンド砥粒による機械加工によって円周方向
に形成されている。このため、円周方向に交差する方向
にスクラブすることによって効率的に除去することがで
きる。スクラブ時の圧力や基板の回転数などのスクラブ
条件は特に限定されず、汚れの残留程度に応じて選定す
ればよい。このスクラブ洗浄で主表面に供給する洗浄液
は、中性の水溶液及びアルカリ性の水溶液の少なくとも
一方である。
【0077】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載のガラス基板加工装置によれば、第1のフィルタによ
ってガラスの微粒子をクーラント中で凝集させてガラス
塊にしたものを濾過するので、ガラスの微粒子をクーラ
ントから除去するためにメッシュの細かいフィルタを使
用する必要がない。従って、クーラント中にはガラス基
板を傷付ける大きなガラス粉が残存せず、ガラス基板の
損傷を防止でき、高い加工品質でガラス基板を加工でき
ることとなると共に第1のフィルタの寿命が短くなるこ
とも無い。
【0078】請求項2記載のガラス基板加工装置によれ
ば、第1のフィルタよりも上流に遠心分離機が配置され
ているので、第1のフィルタによる濾過の以前にクーラ
ントから粒径の大きなガラス粉を分離できる。これによ
り、第1のフィルタの寿命が延びるとともに単位時間あ
たりの濾過能力も向上する。
【0079】請求項3記載のガラス基板加工装置によれ
ば、第1のフィルタにより濾過される以前に、クーラン
トに混入したガラスの微粒子を第2のフィルタが濾過す
るので、第1のフィルタの寿命がさらに延びるとともに
単位時間あたりの濾過能力もさらに向上する。
【0080】請求項4のガラス基板加工装置によれば、
粒径が1μm以上であるガラスの微粒子は第2のフィル
タによって濾過されるので、第1のフィルタの寿命が確
実に延びるとともに単位時間あたりの濾過能力も確実に
向上する。
【0081】請求項5の磁気記録媒体用ガラス基板の製
造方法によれば、ガラス基板を請求項1乃至4のいずれ
か1項に記載のガラス基板加工装置では、加工の際に使
用されるクーラント中にはガラス基板を傷付ける大きな
ガラス粉が残存しないので、高い加工品質でガラス基板
を加工できる。
【0082】請求項6記載の磁気記録媒体用ガラス基板
の製造方法によれば、ガラス基板の端面を研削するの
で、高い加工品質でガラス基板の端面を加工できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るガラス基板加
工装置を示す模式図である。
【図2】図1における基板加工機100を示す側面図で
ある。
【図3】図2の基板加工機100に装着されたガラス基
板及びその近傍を示す概略図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るガラス基板加
工装置に装着されたガラス基板及びその近傍を示す概略
図である。
【図5】ガラス基板の装着方式を示す側面図である。
【図6】磁気記録媒体用のガラス基板の製造方法の工程
を示す工程図である。
【図7】従来のガラス基板加工装置を示す模式図であ
る。
【図8】図7のガラス基板加工装置における基板加工機
のガラス基板装着方式の一例を示す図である。
【図9】ガラス基板装着方式のもう一つの例を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 ガラス基板加工装置 30 遠心分離機 50 主フィルタ 61 吸着剤層 62 フィルタ 70 前段フィルタ 100 基板加工機(面取り機) G 循環流路 CL クーラント

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クーラントを供給しながら磁気記録媒体
    用のガラス基板を研削する基板加工部と、 前記ガラス基板の研削によって生じ、前記クーラントに
    混入したガラスの微粒 子を前記クーラント中で凝集させてガラス塊にしたもの
    を濾過する第1のフィルタと、 前記基板加工部と前記第1のフィルタとの間で前記クー
    ラントが循環する循環流路とから構成されることを特徴
    とするガラス基板加工装置。
  2. 【請求項2】 前記循環系路上の前記基板加工部よりも
    下流であり、且つ、前記第1のフィルタよりも上流であ
    る位置に配置され、前記クーラントに混入したガラスの
    微粒子を前記クーラントから分離する遠心分離機を備え
    ることを特徴とする請求項1記載のガラス基板加工装
    置。
  3. 【請求項3】 前記循環系路上の前記遠心分離機よりも
    下流であり、且つ、前記第1のフィルタよりも上流であ
    る位置に配置され、前記クーラントに混入したガラスの
    微粒子を濾過する第2のフィルタを備えることを特徴と
    する請求項2記載のガラス基板加工装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のフィルタは、粒径が1μm以
    上のガラスの微粒子を濾過するものであることを特徴と
    する請求項3記載のガラス基板加工装置。
  5. 【請求項5】 磁気記録媒体用のガラス基板の製造方法
    において、ガラス基板を請求項1乃至4のいずれか1項
    に記載のガラス基板加工装置によって加工する基板加工
    工程を有することを特徴とする磁気記録媒体用のガラス
    基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記基板加工工程は前記ガラス基板の端
    面を研削することを特徴とする請求項5記載の磁気記録
    媒体用のガラス基板の製造方法。
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