JP2003275388A - 遊技機の皿装置 - Google Patents

遊技機の皿装置

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JP2003275388A JP2002083709A JP2002083709A JP2003275388A JP 2003275388 A JP2003275388 A JP 2003275388A JP 2002083709 A JP2002083709 A JP 2002083709A JP 2002083709 A JP2002083709 A JP 2002083709A JP 2003275388 A JP2003275388 A JP 2003275388A
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dam body
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discharge port
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Tadashi Nakajima
正 中嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皿装置からの遊技媒体の溢れを防止する。 【解決手段】 アーム24の後部に形成された軸受孔2
5と収納室16の側部を囲む側壁に形成された軸22と
の締まり嵌めによって、ダム体17が収納室16の前部
を囲む前壁18に対して上下方向に回転可能に取り付け
られていて、ダム体17が最低位置に停止することによ
って、遊技者が収納室16からメダルを取り出す場合に
ダム体17が邪魔にならず、逆に、ダム体17が最高位
置に停止することによって、排出口15から収納室16
に払い出されるメダルが前壁18および堰壁23を乗り
越えて収納室16から溢れ出すことはないようになって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ機やスロッ
トマシンのような遊技機における球やメダルと呼ばれる
ような遊技媒体を遊技機枠の前側で受け取る皿装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のスロットマシンにおける
皿装置71を示し、皿装置71は遊技機枠72の前面に
下部に位置するように取り付けられている。そして、遊
技の進行に伴い、賞品として遊技媒体たるメダル19が
遊技機枠72の内部から皿装置71に払い出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例は皿装置71に形成された上方開放状の収納室73
からメダル19を取り出しやすいように収納室73の前
面を囲む前壁74が低くなっている。このため、例え
ば、ビックボーナスゲームと呼ばれるような大当たりが
発生し、メダル19が短時間に350枚以上と言うよう
に多量に払い出された場合、メダル19が収納室73の
後面に形成された排出口76から収納室73に払い出さ
れるのに伴い、メダル19の山が収納室73に徐々に形
成される。そして、このようなメダル19の山が収納室
73に形成された場合、その後に、排出口76から収納
室73に排出されたメダル19がメダル19の山を乗り
越えるとともに前壁74をも乗り越えて皿装置71の外
に溢れ出てしまうという問題点があった。また、収納室
73の下面を囲む底壁75が遊技機枠51の側の平坦面
77と、平坦面77から前側に行くに従って徐々に高さ
が高くなる斜面78とで構成されている。このため、排
出口76からメダル19が勢いよく払い出された場合、
当該メダル19が平坦面77から斜面78を駆け登った
後に前壁74を乗り越え易いという問題点もあった。
【0004】そこで、本発明は排出口から払い出された
遊技媒体の収納室からの溢れ防止を図ることができる遊
技機の皿装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、遊技
機枠の内部から払い出される遊技媒体を遊技機枠の前面
から前方に排出する排出口と、排出口から排出された遊
技媒体を受け取って貯蔵する上方開放状の収納室と、収
納室を囲む前壁に対し排出口から収納室に排出された遊
技媒体をせき止め得る高さのダム体とを備えたことによ
って、ダム体が排出口から払い出された遊技媒体を受け
止めて収納室からの遊技媒体の溢れを防止することがで
きる。また、本発明にあっては、ダム体を高くしたり低
くし得るように可動可能に取り付ければ、ダム体を高く
すれば収納室からの遊技媒体の溢れ防止を図ることがで
き、ダム体を低くすれば収納室から遊技媒体を取り出し
やすくすることができる。また、本発明にあっては、可
動式のダム体の高い位置と低い位置とでダム体を支持す
る位置決定機構を設ければ、ダム体の高い姿勢と低い姿
勢とを適切に保つことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1から図3は第1実施形態であ
って、図1のa図は皿装置7のダム体17が低くなった
形態を縦方向に切断した断面を示し、図1のb図は皿装
置7のダム体17が高くなった形態を縦方向に切断した
断面を示し、図2は遊技媒体としてメダル19を用いる
遊技機であるスロットマシンの外観を示し、図3は皿装
置7の分解した外観を示す。
【0007】図2を参照し、スロットマシンについて説
明する。スロットマシンの遊技機枠1は外枠2の前面に
前枠3を開閉可能に備える。前枠3は前面に中央の図柄
透視領域4、周囲の周辺飾り5、中間の操作台6、下部
の皿装置7を備える。操作台6は上面に貯留・清算操作
部8と投入口9を備え、前面に遊技開始操作部10、図
柄停止操作部11、返却操作部12、予納操作部13を
左側から右側に順に備える。皿装置7は遊技機枠1の前
面で遊技機枠1の内部から払い出されるメダル19を受
け取る受皿であって、排出口15、収納室16、ダム体
17を備え、排出口15が遊技機枠1の内部から払い出
されるメダル19を遊技機枠1の前面の前方に排出し、
収納室16が排出口15から排出されたメダル19を受
け取って貯蔵する上方開放状であり、ダム体17が収納
室16を囲む前壁18に対し排出口15から収納室16
に排出された遊技媒体をせき止め得る高さを有するよう
に上下方向(縦方向)に回転可能になっている。外枠2
の内部には回胴表示装置20を交換可能に備える。
【0008】そして、遊技者が投入口9にメダル19を
入れると、操作台6の内部に組み付けられた図外の取込
機構が作動し、取込機構が投入口9からメダル19を遊
技機枠1の内部に取り込む。遊技機枠1の内部に取り込
まれたメダル19は遊技機枠1の内部に設けられた格納
部に排出されて貯蔵される。その状態において、遊技者
が遊技開始操作部10を操作すると、回胴表示装置20
の駆動源が作動し、回胴表示装置20の図柄表示体が回
転し、図柄表示体に設けられた複数の種類の異なる図柄
が例えば上から下へと一方向に循環する。この図柄の循
環形態は図柄変動と呼ばれる。遊技者は変動する図柄を
遊技機枠1の前側から図柄透視領域4を通して視認する
ことになる。
【0009】このような図柄変動が開始された状態にお
いて、遊技者が図柄停止操作部11を操作すると、回胴
表示装置20の駆動源が停止し、それに伴い、図柄表示
体も停止する。この図柄停止はスロットマシンによる図
柄合わせ遊技が確定した形態であって、遊技者は複数の
種類の異なる図柄のうちの1つまたは2つまたは3つを
上下方向(縦方向)に並んだ形態で図柄透視領域4を通
して視認することになる。この図柄確定によって、回胴
表示装置20における横方向(左右方向)に配置された
3つの図柄表示体における図柄が図柄透視領域4または
図柄透視領域4の周囲に設けられた当たりライン上で同
じ図柄に揃うと、当たりとなる。この当たりが発生する
と、遊技機枠1の内部に設けられた図外の賞品払出機構
の駆動部が作動し、賞品払出機構が前記図外の格納部か
らメダル19を賞品として払い出す。この賞品払出機構
から払い出されたメダル19は皿装置7の排出口15か
ら収納室16に排出される。
【0010】図3を参照し、皿装置7におけるダム体1
7の取付構造について説明する。皿装置7では収納室1
6の左右の側部を囲む側壁21の上面と前壁18の上面
とが同一面内に位置し、側壁21には軸22が個別に外
側に突出する。ダム体17は前壁18および側壁21を
外側から囲むひとまわり大きな形状であって、堰壁23
とアーム24とを備える。堰壁23は前壁18と対応
し、アーム24は左右の側壁21と対応する。アーム2
4は堰壁23の左右端部から後側に向けて延びた後部に
軸受孔25を個別に備える。ダム体17を皿装置7に取
り付ける場合、作業者が左右のアーム24の後部を外側
に広げるように撓ませたまま左右の側壁21を外側から
間に挟むような格好に近付けることによって、軸受孔2
5と軸22とが対向するように向かい合わせられる。そ
の状態において、作業者がアーム24の後部を外側から
押すことによって、軸受孔25と軸22とは締まり嵌め
に個別に嵌め合わされる。この軸22と軸受孔25との
締まり嵌め形態は、遊技者がダム体17を手で持って上
方または下方に移動操作すると、ダム体17が軸22と
軸受孔25との嵌合面間に適度な抵抗を残して上方また
は下方に移動し得る一方、遊技者がダム体17を上方ま
たは下方に移動操作した位置でダム体17から手を離す
と、軸22と軸受孔25との嵌合面間での抵抗がダム体
17の重量およびメダルからの衝撃に打ち勝って遊技者
の手を離した位置にダム体17を停止するように支持す
る形態である。よって、軸22と軸受孔25との締まり
嵌め形態は可動式のダム体17の高い位置と低い位置と
でダム体17を支持する位置決定機構26を構成する。
【0011】図1を参照し、皿装置7における前壁18
と堰壁23との関係について説明する。a図に示すよう
に、ダム体17が最も低い位置に停止した場合、堰壁2
3の上面が前壁18の上面と同一面内に位置するかまた
は前壁18の上面よりも低い位置に位置する。これによ
って、ダム体17が最も低い位置に停止した形態におい
て、遊技者が収納室16からメダルを取り出す場合にダ
ム体17が邪魔にならない。b図に示すように、ダム体
17が最も高い位置に停止した場合、堰壁23の下面が
前壁18の上面と同一面内に位置するかまたは前壁18
の上面よりも低い位置に位置するかまたは前壁18の上
面との間の距離を1枚のメダルの厚さ以下となる位置に
位置する(前壁18の上面と堰壁23の下面とが同一面
内、前壁18の上面が堰壁23の下面よりも高い位置、
前壁18の上面と堰壁23の下面との間の隙間が1枚の
メダルの厚さ以下)。これによって、ダム体17が最も
高い位置に停止した形態において、排出口15から収納
室16に払い出されるメダルが前壁18および堰壁23
を乗り越えて収納室16から溢れ出すことはない。
【0012】また、ダム体17がa図の最低位置とb図
の最高位置との双方に停止した場合、または、双方の位
置に移動する過程のいずれにおいても、前壁18と堰壁
23との間に形成される前後方向の隙間は1個のメダル
の厚さよりも小さな寸法になっている。前壁18の前面
と堰壁23の裏面とが軸22を中心とする曲率半径を有
する弧面に形成されれば、前壁18と堰壁23との間に
形成される前後方向の隙間はゼロであっても、または、
前壁18の前面と堰壁23の裏面とが互いに接触する程
度であってもよい。前壁18の前面と堰壁23の裏面と
が互いに接触する場合、その接触する程度が前記軸22
と軸受孔25との嵌め合い形態による位置決めを補助す
る程度であれば、ダム体17の重量およびメダルからの
衝撃に打ち勝つ働きが一層確実となる。前壁18の上面
は排出口15の上縁15aよりも低い。
【0013】図4は第2実施形態に係る皿装置7のダム
体31周りを示す。第1実施形態はダム体17の左右の
アーム24を収納室16における左右の側壁21に取り
付けたのに対し、第2実施形態は板状のダム体31を図
1に示す排出口15と対応する位置で収納室16におけ
る前壁18に軸32で回転可能に取り付けた形態であ
る。このダム体31が排出口15と対向する位置は、排
出口15から収納室16を経由して前壁18を乗り越え
ようとするメダルを受け止め得る位置である。そして、
ダム体31が図4に実線で示すように前壁18よりも高
さが高くなるように操作された場合、ダム体31に形成
された受孔33が前壁18から前側に突出した掛止体3
4に結合し、この受孔33と掛止体34との結合によっ
て、ダム体31の実線で示す姿勢が保持される。このよ
うにダム体31が前壁18に掛け止められて保持された
場合、前壁18の前面とダム体31の裏面との間の隙間
は1枚のメダルの厚さよりも小さい寸法になっていれ
ば、ダム体31と前壁18との間からメダルがすり抜け
ることはない。ダム体31の裏面と前壁18の前面とが
接触していてもよい。
【0014】受孔33と掛止体34との結合について詳
述すると、掛止体34が受孔33に挿入される過程にお
いて、掛止体34の前面から後側に切り込まれた割溝3
5がその幅を狭くするように、掛止体34の外径が小さ
くなる。そして、掛止体34の受孔33への挿入が完了
することによって、割溝35の幅が広くなる方向に、掛
止体34が復元して受孔33の孔壁面を径方向内側から
外側に向けて突っ張る。この突っ張りによって、受孔3
3と掛止体34とが結合する。この受孔33と掛止体3
4との結合によって、ダム体31が立ち上がり姿勢に保
持され、ダム体31が図1に示す排出口15から収納室
16を経由して前壁18を乗り越えようとするメダルを
受け止めて収納室16に押し戻す。
【0015】図4に実線で示すようにダム体31が立ち
上がった形態において、遊技者が受孔33と掛止体34
との結合力よりも大きな力でダム体31の上部を裏側か
ら前側に押すことによって、ダム体31が軸32を中心
として前側に回転するのに伴い、受孔33が掛止体34
から解放された後に、ダム体31が図4に仮想線で示す
ように前壁18よりも高さが低くなり、ダム体31が収
納室16からのメダルの取り易い形態となる。
【0016】図5は第3実施形態に係る皿装置7のダム
体41周りを示す。第2実施形態はダム体31を上下方
向に回転可能に形成したのに対し、第3実施形態はダム
体41を図1に示す排出口15と対応する位置で収納室
16における前壁18に軸42で左右方向に回転可能に
取り付けた形態である。そして、ダム体41の裏面が図
5に示すように前壁18の前面と接触するかまたは接触
する程度に近付けられるように操作された場合、ダム体
41の軸42と反対側の側部が前壁18から前側に突出
した掛止体43の先端フック44に結合し、このダム体
41と掛止体43との結合によって、ダム体41の図に
示す姿勢が保持される。
【0017】このようにダム体41が前壁18に掛け止
められて保持された場合、前壁18の前面とダム体41
の裏面との間の隙間は1枚のメダルの厚さよりも小さい
寸法になっていれば、ダム体41と前壁18との間から
メダルがすり抜けることはない。ダム体41の裏面と前
壁18の前面とが接触していてもよい。ダム体41と掛
止体43との結合によって、ダム体41が前壁18より
も高くなるように図1に示す排出口15と対応する位置
に配置され、ダム体41が排出口15から収納室16を
経由して前壁18を乗り越えようとするメダルを受け止
めて収納室16に押し戻す。
【0018】ダム体41が図1に示す排出口15と対応
する位置に配置された形態において、遊技者がダム体4
1と掛止体43との結合力よりも大きな力で矢印で示す
方向にダム体41の側部を裏側から前側に押すことによ
って、ダム体41が軸42を中心として前側に回転する
のに伴い、掛止体43がダム体41を逃げる方向に撓
み、先端フック44がダム体41から解放された後に、
ダム体41が排出口15と対応しない側方に位置するよ
うに反転し、ダム体41の前面が前壁18の前面と対向
するような格好となり、ダム体41が収納室16からの
メダルの取り易い形態となる。
【0019】図6及び図7は第4実施形態であって、図
6は皿装置7のダム体51周りの外観を示し、図7はダ
ム体51とガイド機構52との関係を模式的に示す。第
1〜第3実施形態はダム体17;31;41を収納室1
6における側壁21または前壁18に回転可能に取り付
けたのに対し、図6に示すように、第4実施形態は板状
のダム体51を図1に示す排出口15と対応する位置で
前壁18に上下方向にガイド機構52で実線示位置と仮
想線示位置とに直線移動可能に取り付けたものである。
ガイド機構52はダム体51の左右の側部を移動可能に
嵌め込む左右一対のガイド溝53を前壁18から前側に
突出するように備える。ダム体51は前面に指掛部54
を備える。
【0020】そして、ダム体51の側部がガイド溝53
に嵌め込まれた状態において、遊技者が指を指掛部54
に掛けてダム体51を持上げることによって、ダム体5
1が実線で示す位置から仮想線で示す位置に移動する。
この仮想線で示す位置にダム体51が移動停止すること
によって、ダム体51の高さが前壁18よりも高くな
る。逆に、遊技者が指を指掛部54に掛けてダム体51
を引き下げることによって、ダム体51が仮想線で示す
位置から実線で示す位置に移動する。この実線で示す位
置にダム体51が移動停止することによって、ダム体5
1の高さが前壁18よりも低くなるかまたは同等とな
る。このようにダム体51の高さが低い位置に停止した
場合、ダム体51の下部がガイド溝53を閉鎖するガイ
ド溝53の下端部で受け止められる。
【0021】図7において、ガイド溝53におけるダム
体51の側面と対向する面にはガイド溝53よりも溝幅
の細い係合溝55を備え、係合溝55の上端部にはくび
れ部56を備える。くびれ部56の幅はダム体51の側
面から突出したスライダー57よりも細い。そして、図
7に斜線を付したスライダー57(ダム体51から突出
したスライダー57と同じものである)が係合溝55に
嵌め込まれることによって、ダム体51が前壁18に対
し直線移動し得るように上下方向に引き出し可能に取り
付けられる。
【0022】このようにダム体51が前壁18に組み合
わせられた状態において、遊技者がダム体51を持上げ
ると、スライダー57が係合溝55の内部を下方から上
方に移動した後、スライダー57がくびれ部56を通過
する場合に、スライダー57がくびれ部56よりも太い
ので、スライダー57がくびれ部56を勢いよく通過し
て係合溝55の上端面58に衝突し「カッチ」というよ
うな通知音を発生し、ダム体51の前壁18からの引き
出し形態が正規に完成する。このようにダム体51が前
壁18よりも上方に突出した状態において、遊技者がダ
ム体51を押し下げると、スライダー57がくびれ部5
6を通過して係合溝55の上方から下方に移動し、最後
に、ダム体51の下部がガイド溝53の下端部に受け止
められる。
【0023】図8及び図9は第5実施形態であって、図
8は皿装置7のダム体61周りを示し、図9のa図は図
8のA−A線に沿い切断した断面を示し、図9のb図は
図8のB−B線に沿い切断した断面を示す。第1〜第4
実施形態はダム体17;31;41;51を収納室16
における側壁21または前壁18に回転可能に取り付け
たのに対し、図8に示すように、第5実施形態は板状の
ダム体61を図9のa図に示す排出口15と対応する位
置で前壁18から上方に固定的に延設したものである。
図9のa図に示すように、ダム体61の排出口15の側
に位置する後面62はメダルを排出口15に向けて案内
するように排出口15から曲率半径Rの弧面になってい
る。図9のb図に示すように、ダム体61の上部には庇
63を後方(ダム体61から見て排出口15の方向)に
向けて突出し、庇63がダム体61の後面62に沿って
上方に移動してきたメダルを収納室16の方向にねずみ
返しのように排出するように誘導する。
【0024】皿装置7におけるダム体17;31;4
1;51;61をパチンコ機の皿装置やパチンコ球のよ
うな球を用いる球式スロットマシンの皿装置にも同様に
適用することができる。この場合、実施形態のメダル1
9を球と読み替えれば容易に理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の皿装置を示す断面図。
【図2】 第1実施形態のスロットマシンの斜視図。
【図3】 第1実施形態の皿装置の分解斜視図。
【図4】 第2実施形態の皿装置のダム体周りを示す側
面図。
【図5】 第3実施形態の皿装置のダム体周りを示す斜
視図。
【図6】 第4実施形態の皿装置のダム体周りを示す斜
視図。
【図7】 第4実施形態のダム体とガイド機構との関係
を示す模式図。
【図8】 第5実施形態の皿装置のダム体周りを示す斜
視図。
【図9】 a図は図8のA−A線断面図、b図は図8の
B−B線断面図。
【図10】 従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1 遊技機枠 7 皿装置 15 排出口 16 収納室 17 ダム体 18 前壁 19 メダル(遊技媒体) 26 位置決定機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機枠の内部から払い出される遊技媒
    体を遊技機枠の前面から前方に排出する排出口と、排出
    口から排出された遊技媒体を受け取って貯蔵する上方開
    放状の収納室と、収納室を囲む前壁に対し排出口から収
    納室に排出された遊技媒体をせき止め得る高さのダム体
    とを備えたことを特徴とする遊技機の皿装置。
  2. 【請求項2】 ダム体を高くしたり低くし得るように可
    動可能に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の遊
    技機の皿装置。
  3. 【請求項3】 可動式のダム体の高い位置と低い位置と
    でダム体を支持する位置決定機構を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の遊技機の皿装置。
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