JP2003274841A - コンベアオーブン - Google Patents

コンベアオーブン

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JP2003274841A
JP2003274841A JP2002088608A JP2002088608A JP2003274841A JP 2003274841 A JP2003274841 A JP 2003274841A JP 2002088608 A JP2002088608 A JP 2002088608A JP 2002088608 A JP2002088608 A JP 2002088608A JP 2003274841 A JP2003274841 A JP 2003274841A
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Japan
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heater
conveyor
upper lid
conveyor oven
oven
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JP2002088608A
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English (en)
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Keizo Yumiba
慶三 弓場
Saburo Totani
三郎 戸谷
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Nichiwa Electric Corp
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Nichiwa Electric Corp
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱室(1)を通過するネット状のコンベア(1
0)の食材搬送域の上方と下方の夫々に各別に配設された
上ヒータ(31)及び下ヒータ(41)を具備するコンベアオー
ブンに於いて、ヒータ周りの清掃作業が容易に行えるよ
うにする。 【解決手段】 加熱室(1)は、天井が開放し且つ前記食
材搬送域の下方に位置する下ヒータ(41)が設けられたオ
ーブン本体(61)と、前記天井を閉塞した水平姿勢とこれ
から所定角度上方に回動した開放姿勢との間で上下に回
動する開閉自在な上蓋(30)とで包囲された空間であり、
前記上ヒータ(31)は、前記上蓋(30)の内面に取付けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食材をコンベアで
搬送しながら加熱調理するコンベアオーブンに関するも
のであり、食材加熱用のヒータの清掃が容易なコンベア
オーブンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のコンベアオーブンの断面図
である。加熱室(1)内を走行するネット状のコンベア(1
0)の上方及び下方には、食材加熱用のヒータ(11)(12)が
配設されている。
【0003】又、加熱室(1)の奥壁(13)には、上記加熱
室(1)の空気を吸い込む為の吸引口(15)が形成されてい
ると共に、該吸引口(15)部分にはファン(16)が配設され
ている。更に、加熱室(1)の庫内天板(19)と底板(18)に
は、夫々、透孔(180)(190)が形成されている。
【0004】このものでは、食材(M)(M)をコンベア(10)
に載置した状態で、ファン(16)とヒータ(11)(12)を作動
させる。すると、ヒータ(11)(12)の輻射熱で食材(M)(M)
が加熱されると共に、ファン(16)の送風作用によって、
熱風が、下ヒータ(12)の配設部→コンベア(10)の走行域
→上ヒータ(11)の配設部→庫内天井(19)の透孔(190)(19
0)→庫内奥部の吸引口(15)→ファン(16)の吐出部(17)→
底板(18)の透孔(180)(180)→下ヒータ(12)の配設部と繋
がる経路で循環し、これにより、コンベア(10)上の食材
(M)(M)が加熱調理される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、上記食材(M)(M)の加熱によって生成され
る煙や脂,更には、調理カス等の付着によって汚れたヒ
ータ(11)(12)やその周囲を清掃する作業に手間が掛かる
という問題があった。
【0006】即ち、上記従来のものでは、上記食材(M)
(M)から出た脂等がヒータ(11)(12)に付着すると、加熱
室(1)の前面に配設された開閉扉(21)を開放した状態で
ヒータ(11)(12)やその周囲を清掃する必要がある。そし
て、該清掃作業は、加熱室(1)内のコンベア(10)とヒー
タ(11)の間等の狭い空間内で行う必要があり、該清掃作
業が煩雑化して手間が掛かるのである。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、『加熱室(1)を通過するネット状のコンベア(10)
と、前記コンベア(10)で食材(M)(M)が搬送される食材搬
送域の上方と下方の夫々に各別に配設された上ヒータ及
び下ヒータを具備するコンベアオーブン』に於いて、上
記ヒータ周りの清掃作業が容易に行えるようにすること
をその課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】[1項]上記課題を解決
するための本発明の技術的手段は、『前記加熱室(1)
は、天井が開放し且つ前記食材搬送域の下方に位置する
下ヒータを備えたオーブン本体(61)と、前記天井を閉塞
した水平姿勢とこれから所定角度上方に回動した開放姿
勢との間で上下に回動する開閉自在な上蓋(30)とで包囲
された空間であり、前記上ヒータは、前記上蓋(30)の内
面に取付けられている』ことである。
【0009】上記技術的手段は次のように作用する。上
蓋(30)を閉じた状態で調理すると、上蓋(30)の内面に取
付けられた上ヒータと、その下方に位置する下ヒータに
よって、食材搬送域を通過する食材(M)(M)が上下から加
熱され、これにより、既述従来のものと同様に、食材
(M)(M)の加熱調理が行える。
【0010】一方、食材(M)(M)から飛散する脂等で汚れ
た上ヒータ周りを清掃するときには、上蓋(30)を上方に
回動させ、これにより、上蓋(30)を開放姿勢にする。す
ると、該上蓋(30)の内面の上ヒータ配設部が外部から露
見できる状態になり、該上ヒータ周りを容易に清掃する
ことができる。
【0011】[2項]前記1項に於いて、『前記上ヒータ
及び下ヒータの夫々は、前記食材搬送域側に開放するヒ
ータボックスに各別に収納されており、前記ヒータボッ
クスの前記開放する部分は、前記上ヒータ及び下ヒータ
からの輻射熱を通す保護カバーで覆われている』もので
は、上ヒータ及び下ヒータがヒータボックスに収納され
ているので、これら上下ヒータに障害物が当たって損傷
する心配が少なくなる。
【0012】[3項]前記1項又は2項に於いて、『前記
保護カバーは、前記ヒータボックスに設けられた少なく
とも一対の弾性挟持板で幅方向又は長さ方向から着脱自
在に挟持されている』ものでは、一対の弾性挟持板間か
ら保護カバーを強制的に引き抜くと、上下ヒータが露出
するから、該上下ヒータの点検及び保護カバーの清掃が
簡便に行える。
【0013】[4項]前記1項〜3項に於いて、『水平姿
勢にある前記上蓋(30)を前記開放姿勢の方向に付勢する
バネと、前記開放姿勢にある前記上蓋(30)が重力で水平
姿勢に向けて回動する速度を減速させる為の制動手段と
が設けられている』ものでは、上蓋(30)を開放姿勢に向
けて上方に回動させる為に必要な操作力の補完としてバ
ネの付勢力が作用する。従って、上蓋(30)を開放させる
ときの労力の軽減が図れる。又、開放姿勢にある重い上
蓋(30)を水平姿勢に倒す場合には、重力によって水平方
向に向かって回動する上蓋(30)の回動速度が制動手段に
よって減速される。従って、上蓋(30)を閉じる際に誤っ
て該上蓋(30)から手を滑らせても、該上蓋(30)が水平位
置で衝撃的に停止する不都合がない。
【0014】[5項]前記1項〜4項に於いて、『前記下
ヒータは、前記オーブン本体(61)から外部へ引き出され
た引出位置と、前記食材搬送域の下方に差し込まれた収
納位置との間で出し入れ可能なヒータ保持体に取付けら
れている』ものでは、ヒータ保持体を引出位置まで移動
させると、これに取付けられた下ヒータの配設部が外部
に露出するから、該下ヒータ周りの清掃が容易に行え
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記構成であるから次の特有
の効果を有する。1項〜4項の発明では、水平姿勢にあ
る上蓋(30)を上方に回動させると上ヒータの配設部が外
部に露出するから、該上ヒータ周りの清掃作業を容易に
行える。
【0016】又、上蓋(30)を上方に回動させると、オー
ブン本体(61)に設けられたコンベヤ(10)が露出するか
ら、該コンベア(10)の清掃も容易に行える。特に、コン
ベヤ(10)が故障したり、又、コンベアの走行部に異物が
噛み込んだような場合には、上蓋(30)を開放させること
により、コンベア(10)の上面全体を観察することができ
るから、修理点検を迅速且つ的確に行える。
【0017】2項の発明では、上ヒータ及び下ヒータが
ヒータボックスに収納されているので、これら上下ヒー
タに障害物が当たって損傷する心配が少なくなる。
【0018】3項の発明では、保護カバーを一対の弾性
挟持板間から強制的に引き抜くことができ、これによ
り、ヒータボックス内の上下ヒータの点検及び保護カバ
ーの清掃等が簡便に行える。
【0019】4項の発明では、上記したように上蓋(30)
を開放させるときの労力軽減が図れると共に、閉じる上
蓋(30)から誤って手を滑らせても、該上蓋(30)が閉位置
で衝撃的に停止する不都合がなくなる。
【0020】5項の発明では、ヒータ保持体をオーブン
本体(61)から引出すことにより下ヒータの配設部が外部
に露出するから、該下ヒータ周りの清掃を容易に行え
る。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、上記した本発明の実施の形
態を図面に従って詳述する。図1に示すように、本実施
の形態にかかるコンベアオーブンでは、天井が開放した
オーブン本体(61)と、前記開放した天井を開閉する上蓋
(30)で包囲される空間が加熱室(1)となっている。
【0022】[オーブン本体(61)について]オーブン本体
(61)内の上端近傍を水平方向に横切る態様で並走するコ
ンベア(10)(10)は、これらコンベア(10)(10)に各別に対
応する駆動ローラ(50)(50)と従動ローラ(51)(51)(52)(5
2)(53)(53)の外周に掛けられていると共に、上記駆動ロ
ーラ(50)(50)は伝動チェーン(55)(55)を介して駆動モー
タ(54)(54)に動力伝達状態に連結されている。
【0023】オーブン本体(61)内には、コンベア(10)の
食材搬送面(100)の下方域に差し込まれる左右一対の既
述ヒータ保持体たる引出(40)(40)が装填されており、こ
れら引出(40)(40)の外周枠(49)は、オーブン本体(61)の
内面に水平配設された案内レール(45)(45)に支持された
状態で前後に走行し得るように構成されている。この
為、図1の一部を拡大した図に表れるように、引出(40)
の側部に配設された走行ローラ(46)は、上記案内レール
(45)内に挿入されていると共に、引出(40)の下端から側
方に屈曲する突出片(47)は、オーブン本体(61)の内面に
配設された下ローラ(48)に上方から当接している。従っ
て、引出(40)を前後に移動させると、走行ローラ(46)及
び下ローラ(48)が案内レール(45)及び突出片(47)に対し
て回転し、これにより、引出(40)の円滑な移動を確保す
ることができる。
【0024】又、引出(40)(40)の前面には取っ手(23)(2
3)が配設されていると共に、各引出(40)内の夫々には、
コンベア(10)の幅方向に長い3本の下ヒータ(41)(41)(4
1)がヒータボックス(43)(43)(43)に収納された状態にて
平行姿勢で配設されている。
【0025】この下ヒータ(41)は、カーボンランプヒー
タ、即ち、炭素系発熱素材で形成されていると共に、図
5に示すように、コンベア(10)側の開放部が既述保護カ
バーたる保護ガラス(42)で覆われたヒータボックス(43)
に収納されている。又、ヒータボックス(43)内には、下
ヒータ(41)の輻射熱を保護ガラス(42)側に反射する断面
M字状の反射板(44)が配設されている。
【0026】又、基端部がヒータボックス(43)には既述
カバー保持体たる少なくとも一対の弾性挟持板(77)(77)
(図5参照)の基端部がスポット溶接されていると共
に、該弾性挟持板(77)(77)によって保護ガラス(42)が幅
方向(長さ方向でも良い)から挟持されいている。尚、
上記保護ガラス(42)は、下ヒータ(41)からの輻射熱を透
過させる機能を有していることは言うまでもない。
【0027】図1,2に示すように、引出(40)の装着部
の下方には、下ヒータ(41)(41)の両端子(400)(400)部よ
り下位に位置する水平区画壁(62)(62)が設けられている
と共に、該水平区画壁(62)(62)には、上記端子(400)(40
0)を空冷して該端子(400)(400)部の熱的損傷を防止する
為の複数の冷却ファン(63)(63)が配設されている。
【0028】又、下ヒータ(41)の奥側の端子は、プラグ
(87)に接続されていると共に、該プラグ(87)はオーブン
本体(61)の後壁に取付けられた電源供給側のソケット(8
8)に挿抜自在に差し込まれるようになっている。又、差
し込まれた引出(40)を開方向に移動させる初期にONか
らOFFに変化する図示しないリミットスイッチが、引
出(40)の移動域の近傍に配設されている。
【0029】従って、後述するように引出(40)をオーブ
ン本体(61)の前方に向けて(図2の想像線参照)引き出
すと、その初期段階で前記リミットスイッチがOFF状
態になってソケット(88)への電気供給が遮断され、その
後、プラグ(87)がソケット(88)から引き抜かれる。プラ
グ(87)がソケット(88)から引き抜かれる前にソケット(8
8)への電気供給を遮断するのは、プラグ(87)がソケット
(88)から離脱する際の火花の発生を防止する為である。
一方、図2の実線で示す収納位置まで引出(40)を差し込
むと、プラグ(87)がソケット(88)に差し込まれて下ヒー
タ(41)(41)に電気供給できる状態になる。
【0030】[上蓋(30)について]図1〜図3に示すよう
に、上記オーブン本体(61)の天井開放部を覆う上蓋(30)
は下方に開放する扁平な矩形箱状に形成されていると共
に、該上蓋(30)の下方に開放する中央凹部(39)内には、
コンベア(10)の走行方向に間隔を置いて並設された上ヒ
ータ(31)(31)が収容されている。そして、該上ヒータ(3
1)は、図5に現れる既述下ヒータ(41)と同一構造を有し
ており、保護ガラス(32),ヒータボックス(33)及び反射
板(34)を具備している。
【0031】上蓋(30)の前後側壁(36)(35)と中央凹部(3
9)の内壁(38)(37)との間には、上ヒータ(31)の両端の端
子(300)(300)が位置する空室(25)(25)が形成されてお
り、上蓋(30)の上面等に配設された冷却ファン(72)(72)
から空室(25)(25)内に吸引された冷気が上記端子(300)
(300)を冷却した後に冷気排出口(26)(26)から排出され
るように成っている。
【0032】又、上蓋(30)の中央凹部(39)には、上方に
開放する排気口(27)が形成されており、これにより、加
熱調理によって生じる煙を上記排気口(27)から集中排気
できるようになっている。上蓋(30)は、後端の支軸(28)
を支点として上下に回動し得るように構成されている。
【0033】このため、図4に示すように、オーブン本
体(61)の背面に添設されたブラケット(65)の両端屈曲片
(66)(66)に支軸(28)が架設されていると共に、該支軸(2
8)には、上蓋(30)を起立回動方向に付勢するキックバネ
(20)(20)が外嵌されている。そして、該キックバネ(20)
の両端(200)(200)は、図2,図3に示すように、上蓋(3
0)の下面とオーブン本体(61)に各別に係合している。
【0034】又、上蓋(30)の後壁から突出する軸受部(5
6)には上記支軸(28)が回動自在に挿通されていると共
に、該軸受部(56)の両端から延長するアームプレート(5
7)(57)は、制動手段たるオイルダンパ(58)(58)を介して
オーブン本体(61)に連結されており、これにより、起立
開放姿勢から水平姿勢に回動する上蓋(30)の回動速度を
減速させ得るように構成されている。即ち、図2に示す
ように、上記オイルダンパ(58)を構成するシリンダ(91)
の上端は、上蓋(30)から後方に突出するアームプレート
(57)の揺動端に回動自在に連結されている一方、オイル
ダンパ(58)のピストンロッド(92)の下端は、オーブン本
体(61)の背面板に突設された起立板(93)に回動自在に連
結されている。
【0035】図6は、上記オイルダンパ(58)の内部構造
を示す断面図である。オイルダンパ(58)のシリンダ(91)
内に装填されたピストン(94)には、リーク孔(95)と短絡
孔(96)が貫設されており、該短絡孔(96)はリフト弁式の
逆止弁(97)で開閉されるようになっている。そして、逆
止弁(97)は、シリンダ(91)内に於けるピストンロッド(9
2)側の空間から短絡孔(96)を通過して他方の空間側へオ
イルが流れるのを遮断するようにバネ(98)で付勢されて
いる。従って、ピストンロッド(92)がシリンダ(91)の端
部から進出する方向に移動する際、即ち、上蓋(30)を開
放姿勢から水平姿勢に倒す際には、シリンダ(91)内のオ
イル(O)がリーク孔(95)のみを通過するから、該リーク
孔(95)の通路抵抗によって、ピストン(94)の移動速度が
減速される。即ち、上蓋(30)が開放姿勢から水平姿勢に
向けて回動する速度が減速され、これにより、作業者の
手が上蓋(30)の取っ手(81)から誤って滑っても、上蓋(3
0)が勢い良く回動することがなく、該上蓋(30)が水平位
置(閉位置)で衝撃的に停止する不都合がない。
【0036】[動作の実際について]このものでは、図示
しない速度設定部で各コンベア(10)(10)の夫々の速度を
設定して運転スイッチを投入すると、コンベア(10)(10)
の走行が開始すると共に、上下ヒータ(31)(31)(41)(41)
が発熱し、更に、冷却ファン(72)(72)(63)(63)が作動し
始める。
【0037】この状態で、図1,図4に現れる食材供給
部(84)(84)において各コンベア(10)(10)上(食材搬送面
(100))に食材(M)(M)を載置すると、該食材(M)(M)が庫
内入口(88)と庫内出口(89)の間の食品搬送域を通過する
間に上ヒータ(31)(31)及び下ヒータ(41)(41)の輻射熱で
上下から加熱され、これにより、加熱調理済みの料理が
食品取出し部(85)(85)から取り出される。
【0038】一方、調理時の脂等で汚れた保護ガラス(3
2)(32)や上ヒータ(31)(31)等を清掃するときは、運転停
止時に取っ手(81)を持って水平姿勢の閉じた上蓋(30)を
上方に回動させる。すると、上蓋(30)を開方向に付勢す
るキックバネ(20)に補完されて該上蓋(30)を小さな力で
起立回動させることができる。
【0039】そして、上蓋(30)が図3で示す開姿勢にな
ると、該上蓋(30)の中央凹部(39)に配設された上ヒータ
(31)(31)のヒータボックス(33)や保護ガラス(32)が露出
するから、これら保護ガラス(32)やヒータボックス(33)
を容易に清掃できる。又、基端部がヒータボックス(33)
にスポット溶接されたカバー保持体たる少なくとも一対
の弾性挟持板(77)(77)(図5参照)で幅方向(長さ方向
でも良い)から挟持された保護ガラス(32)を、弾性挟持
板(77)(77)間から強制的に引き抜いて上ヒータ(31)を露
出させることにより、該上ヒータ(31)や反射板(34)の点
検・清掃を容易に行うことができる。
【0040】一方、下ヒータ(41)(41)を清掃する場合に
は、図2の想像線で示す位置まで引出(40)(40)を引き出
す。すると、引出(40)(40)内に配設された各下ヒータ(4
1)のヒータボックス(43)や保護ガラス(42)が、上方から
露見できる状態になる。これにより、上記上ヒータ(31)
の場合と同様にして、保護ガラス(42),ヒータボックス
(43),下ヒータ(41)等の清掃を行うことが出来、該清掃
が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるコンベアオーブン
の一部切り欠きの縦断面図
【図2】上蓋(30)を閉じた状態の一部切り欠きの断面図
【図3】上蓋(30)を起立開放させた状態の部分断面図
【図4】本発明の実施の形態にかかるコンベアオーブン
の平面図
【図5】上ヒータ(31),下ヒータ(41)の断面図
【図6】オイルダンパ(58)の要部の断面図
【図7】従来例の説明図
【符号の説明】
(1)・・・加熱室 (10)・・・コンベア (M)・・・食材 (31)・・・上ヒータ (41)・・・下ヒータ (61)・・・オーブン本体(61) (30)・・・上蓋(30)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸谷 三郎 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 Fターム(参考) 4B040 AA01 AA08 AD04 AD22 CA17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室(1)を通過するネット状のコンベ
    ア(10)と、 前記コンベア(10)で食材(M)(M)が搬送される食材搬送域
    の上方と下方の夫々に各別に配設された上ヒータ及び下
    ヒータを具備するコンベアオーブンに於いて、 前記加熱室(1)は、天井が開放し且つ前記食材搬送域の
    下方に位置する下ヒータを備えたオーブン本体(61)と、 前記天井を閉塞した水平姿勢とこれから所定角度上方に
    回動した開放姿勢との間で上下に回動する開閉自在な上
    蓋(30)とで包囲された空間であり、 前記上ヒータは、前記上蓋(30)の内面に取付けられてい
    る、コンベアオーブン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンベアオーブンに於
    いて、 前記上ヒータ及び下ヒータの夫々は、前記食材搬送域側
    に開放するヒータボックスに各別に収納されており、 前記ヒータボックスの前記開放する部分は、前記上ヒー
    タ及び下ヒータからの輻射熱を通す保護カバーで覆われ
    ている、コンベアオーブン。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のコンベア
    オーブンに於いて、 前記保護カバーは、前記ヒータボックスに設けられた少
    なくとも一対の弾性挟持板で幅方向又は長さ方向から着
    脱自在に挟持されている、コンベアオーブン。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のコンベアオーブンに於いて、 水平姿勢にある前記上蓋(30)を前記開放姿勢の方向に付
    勢するバネと、 前記開放姿勢にある前記上蓋(30)が重力で水平姿勢に向
    けて回動する速度を減速させる為の制動手段とが設けら
    れている、コンベアオーブン。
  5. 【請求項5】 請求項1から4請求項のいずれかに記載
    のコンベアオーブンに於いて、 前記下ヒータは、前記オーブン本体(61)から外部へ引き
    出された引出位置と、前記食材搬送域の下方に差し込ま
    れた収納位置との間で出し入れ可能なヒータ保持体に取
    付けられている、コンベアオーブン。
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