JP2003274839A - 防蛾照明方法および装置 - Google Patents

防蛾照明方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】日長反応する植物の防除を農薬を減らして実現
することができる防蛾照明方法および装置を提供する。 【解決手段】黄色光源1を備えてほ場に設置され、黄色
光源1からの黄色光により夜蛾等による被害の軽減を行
う防蛾照明装置において、ほ場への設置状態で、作物へ
照射する黄色光がこの作物にほぼ影響を及ぼさない照度
以下となるよう、黄色光を作物外方へ照射する。黄色光
源1は黄色LED である複数の黄色LED をその照射方向が
略水平から斜め上方の範囲となるようにしている。な
お、太陽電池、蓄電池を備え、蓄電池からの電力により
黄色光源を点灯させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、防蛾照明方法お
よび装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】(1)ヤガ(夜蛾)の被害と今までの防
除法の問題点 ハスモンヨトウ、シロイチモジヨトウ、タバコガ、オオ
タバコガ、アワノメイガなどの夜行性昆虫(以下、ヤガ
類と略す)の成虫が夜間に栽培植物に飛来し産卵し、そ
の卵が孵化して幼虫になる。この幼虫が葉や新芽を食
べ、栽培植物が正常に生育しなくなり、その結果、商品
価値のないものになってしまう。この害虫の被害を軽減
するには、成虫または幼虫に殺虫剤の散布が必要であ
る。しかし、成虫に対する直接の散布はタイミングが難
しい。また、幼虫も実の裏や蕾の中にいたりして、期待
したほどの効果が得にくい。また、ヤガは農薬に対する
薬剤耐性を持ち、更に強い農薬の開発の必要性が望まれ
ている。しかし、作物への消費者の安全性のニーズの高
まりから、減農薬という相反する課題が生じている。
【0003】これに対する解決法としてIPM (integrat
ed pest management:総合的害虫管理)の一つとして、
光(黄色光)による防除法がある。
【0004】(2)黄色蛍光ランプによる被害軽減とは ヤガ類の産卵を抑えれば、結果的にこれらのヤガによる
被害を軽減することが可能となる。栽培植物周辺で夜間
照明を行い、ほ場を擬似的に昼間の光環境にすることに
より被害を軽減する方法がある。この場合の光としては
黄色光がもっとも効果がある。この黄色光を出す光源に
は、黄色蛍光ランプや黄色HID ランプ等がある。可能性
としては黄色LED も考えられる。黄色光を用いた防除技
術は、日長反応しない植物に対しては既に実用化されて
いる。
【0005】この黄色光は、下記(イ)、(ロ)の二つ
の機能を有している。すなわち、(イ)夜間に暗適応し
ているヤガ類の複眼を明適応させ、産卵活動などを抑制
させる効果がある。この場合に必要な照度は栽培作物面
でおよそ1 ルクス以上必要である(ヤガ類は夜行性であ
り、昼間は活動しない)。(ロ)ヤガ類は黄色光を嫌う
ため、作物栽培場所への進入を防ぎ、飛来を忌避させる
ことが出来る。黄色蛍光ランプの場合の照度と害虫のト
ラップ数の関係は、受光面が10ルクスの時0 .0 匹、5
ルクスで平均0 .3 匹、2 ルクスで1 .3 匹となり、光
源に近いほど黄色光の忌避効果が高くなり、黄色光によ
る忌避効果が認められる(野村健一:吸蛾類に対する電
灯照明の効果に関する二三の考察、千葉大学園芸学部学
術報告第14号30頁(昭和41年))。
【0006】通常はこの二種類の機能の両方を利用し
て、ヤガ類による被害の軽減を行っている。
【0007】(3)日長反応する植物に対する黄色蛍光
ランプ点灯での課題 日長時間が短くなると花芽をつけるキク等の短日性植物
や、日長時間が長くなると花芽をつけるホウレンソウな
どの長日性植物では、照度が一定値を超えると花芽分化
に影響を与え商品価値を低下させ、正常な植物の生産・
出荷量が低下する(照明学会「農作物に対する夜間照明
の影響研究調査委員会報告書」8 頁(昭和60年))。キ
クでは黄色蛍光ランプによる照度が数ルクスから開花遅
延(河野哲・八瀬順也:物理的防除の特性と利用技術、
植物防疫、第50巻第11号32頁(1996))などの好ましく
ない影響が生じるため、栽培面での水平面照度を出来る
限り下げる必要があった。即ち、黄色蛍光ランプを用い
て従来型照明器具(配光制御をしていないもの)を日長
反応作物のヤガ類の防除に使用することは実用上は不可
能であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
の目的は、日長反応する植物の防除を農薬を減らして実
現することができる防蛾照明方法および装置を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の防蛾照明
方法は、黄色光源を備えた防蛾照明装置を設置して、前
記黄色光源からの黄色光によりほ場の夜間照明を行い、
作物への夜蛾等による被害の軽減を行う防蛾照明方法に
おいて、前記黄色光源からの黄色光は、作物近傍の照度
がこの作物の生育にほぼ影響を及ぼさない照度以下とな
るよう、前記作物の外方を照射することを特徴とするも
のである。
【0010】請求項1記載の防蛾照明方法によれば、従
来は困難であった日長反応する植物(キク・イチゴ・ホ
ウレンソウなど)の夜蛾の防除を農薬を減らして実現す
ることが可能になった。
【0011】請求項2記載の防蛾照明方法は、請求項1
において、前記黄色光源が前記作物の少なくとも上方を
覆うように照射するものである。
【0012】請求項2記載の防蛾照明方法によれば、上
方から侵入する夜蛾を忌避するとともに、日長反応する
植物への影響を軽減することが可能になり、請求項1と
同様な効果がある。
【0013】請求項3記載の防蛾照明方法は、請求項1
において、前記黄色光源が、前記作物の少なくとも外側
方の所定高さ範囲を覆うように照射するものである。
【0014】請求項3記載の防蛾照明方法によれば、横
方向から侵入する夜蛾を忌避するとともに、日長反応す
る植物への影響を軽減することが可能になり、請求項1
と同様な効果がある。また防蛾灯の設置は例えばおよそ
1 .5m以上に設置することによって、日長反応する植物
への影響を軽減できる範囲の照度にすることにより、忌
避効果と行動抑制効果の両方の効果が得られる。
【0015】請求項4記載の防蛾照明装置は、黄色光源
を備えてほ場に設置され、前記黄色光源からの黄色光に
より夜蛾等による被害の軽減を行う防蛾照明装置におい
て、ほ場への設置状態で、作物へ照射する前記黄色光が
この作物にほぼ影響を及ぼさない照度以下となるよう、
前記黄色光を作物外方へ照射することを特徴とするもの
である。
【0016】請求項4記載の防蛾照明装置によれば、請
求項1と同様な効果がある。
【0017】請求項5記載の防蛾照明装置は、請求項4
において、前記黄色光源が黄色LEDである。
【0018】請求項5記載の防蛾照明方法によれば、請
求項4と同様な効果のほか、黄色LED は光の指向性が強
く、大きな忌避効果が得られ、設置台数が少なくてす
む。
【0019】請求項6記載の防蛾照明装置は、請求項4
において、複数の黄色LED をその照射方向が略水平から
斜め上方の範囲となるようにしたものである。
【0020】請求項6記載の防蛾照明方法によれば、請
求項4と同様な効果のほか、黄色LED をおよそ水平方向
に設置することにより、周辺からのほ場への侵入ヤガに
対する忌避効果がさらに強くなり、設置台数が少なくて
すむ。
【0021】請求項7記載の防蛾照明装置は、請求項4
において、太陽電池およびその太陽電池により充電され
る蓄電池を備え、前記蓄電池からの電力により前記黄色
光源を点灯させるものである。
【0022】請求項7記載の防蛾照明方法によれば、LE
D は小電力で点灯が可能であり、さらに、電源線のない
露地では電源工事にコストがかかる。そのため、太陽電
池及びその太陽電池により充電される蓄電池を備え、蓄
電池からの電力により黄色LED を点灯することにより、
電源線のない露地でも容易に設置が可能となる。その他
請求項4と同様な効果がある。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態の防
蛾照明方法を説明する。すなわち、この防蛾照明方法
は、黄色光源を備えた防蛾照明装置を設置して、黄色光
源からの黄色光によりほ場の夜間照明を行い、作物への
ヤガ等による被害の軽減を行うものである。黄色光源か
らの黄色光は、作物近傍の照度がこの作物の生育にほぼ
影響を及ぼさない照度以下となるよう、作物の外方を照
射する。この場合、黄色光源は例えば作物の少なくとも
上方を覆うように照射し、または作物の少なくとも外側
方の所定高さ範囲を覆うように照射する。
【0024】実施の形態として、キク等の日長反応する
露地栽培植物では、防蛾灯の栽培側の下部に半透光性の
幕を設置し、器具近辺の照度を下げるとともに、外方向
には光の遮光を行わない方法とする。この方法であれ
ば、栽培部以外は黄色光のベールで覆い、作物部分のみ
は生育に影響のない一定の照度以下に維持が可能であ
る。この場合はヤガに対する忌避効果と行動抑制効果の
両方が期待できる。この場合の行動抑制とは、黄色光に
よるヤガの明適応による交尾抑制や産卵抑制のことをい
う。
【0025】この発明の第2の実施の形態の防蛾照明方
法を説明する。すなわち、この防蛾照明方法は、第1の
実施の形態の防蛾照明方法において、ハウス栽培で遮光
板付きの器具を上方に向けて設置するものである。この
方法であれば、ハウス幕での反射光を除く光源からの直
接光は栽培作物に到達せず、生育に影響のない一定の照
度以下に維持できる。露地では反射光がないため、基本
的には栽培部の照度は0ルクスとなる。この結果、ヤガ
の上方からのほ場への侵入を防ぐことが可能である。こ
の場合の被害軽減に利用する黄色光の効果とは、ヤガ類
に対する忌避効果であり、行動抑制効果ではない。
【0026】この発明の第3の実施の形態の防蛾照明装
置を図1および図2により説明する。すなわち、この防
蛾照明装置は、黄色光源1を備えてほ場に設置され、黄
色光源1からの黄色光によりヤガ等による被害の軽減を
行うものである。ほ場への設置状態で、作物へ照射する
黄色光はこの作物にほぼ影響を及ぼさない照度以下とな
るよう、黄色光を作物外方へ照射する。この場合、黄色
光源1は例えば複数の黄色LED とし、その照射方向が略
水平から斜め上方の範囲となるようする。図1および図
2は防蛾照明装置であり、図1は下方から見た平面図、
図2はその断面図であり、例えばφ20〜30cm位の
丸いガラエポ材のプリント基板を用いた例えば円形の基
板2を製作し、その基板2に黄色のLED の黄色光源1の
取付脚を外側に曲げて実装している。LEDの数は例え
ば150〜200個であり、基板2のほぼ全面の周方向
および径方向に所定の間隔で設置している。7は支柱等
への取付穴である。
【0027】図2に示すように基板2の周辺付近のLE
Dの光源1aは約垂直下方から60度の方向に向き、基
板2の周辺と中央との間のLEDの光源1bは約45度
下方に向き、中央付近のLEDの光源1cは下向きまた
は上向きとしている。
【0028】ほ場に入った害虫の行動を抑制させるため
には明るさが必要であり、作物への影響のない範囲で栽
培部に対して明るさをとったほうが望ましい。また照明
装置の器具を1 .5m以上の高さで外側に向けるととも
に、栽培部側に対しては半透光材を用いて、作物への影
響がない範囲で照度が得られる方が望ましい。この場合
は、夜蛾に対する忌避効果と行動抑制効果の両方が期待
できる。
【0029】すなわち、ヤガ類の飛行高度を求める実験
で、フェロモントラップの設置高さを変えて各高さごと
にフェロモントラップに誘引されたヤガの数を求める
と、地上50cmで3 .0 匹、100cm で8 .0 匹、150cm で
26匹、200cm で42匹であった(鎌田茂・上和田秀美・櫛
下町鉦敏:オオタバコガ発生調査のための性フェロモン
トラップの検討、九州病害虫研究会報、第43巻98頁(19
97))。これらのことから考えられることは、少なくと
も地上1 .5m以上をヤガ類は好んで飛ぶことが考えられ
る。
【0030】また黄色光源1に黄色LED を用いれば、忌
避効果のみが期待できるが、黄色蛍光ランプ(現在の防
蛾灯)よりも高い輝度を得ることが可能になり、黄色蛍
光ランプよりも高い忌避効果が期待できる。さらに、黄
色LED の配置を円形凸面にすれば、およそ水平から上方
まで満遍なく忌避効果が得られる。
【0031】また黄色LED を水平または少し上方に向け
ることにより、ほ場周辺からのヤガの飛来に対しての忌
避効果が期待できる。この場合、黄色LED は全方位型が
望ましく、円形や多角形にLED を配置すればよい。
【0032】この発明の第4の実施の形態を図3および
図4により説明する。すなわち、この防蛾照明装置は、
太陽電池3およびその太陽電池3により充電される蓄電
池4を備え、蓄電池4からの電力により黄色光源1を点
灯させる。実施の形態の防蛾照明装置は、例えば八角形
などの多角筒形の本体5を支柱6の上端部に設置し、そ
の外周面の全周または一面置きに黄色光源1であるLE
Dを周方向および軸方向それぞれに所定間隔で多数設置
して全方位型としている。
【0033】太陽電池3によって昼間発電された電気を
蓄電池4に蓄える。そして、蓄えられた電気を夜間黄色
LED に供給し、点灯する。
【0034】LED は小電力で点灯が可能であるが、電源
線のない露地では電源工事にコストがかかる。そのた
め、太陽電池及びその太陽電池により充電される蓄電池
を備え、蓄電池からの電力により黄色LED を点灯するこ
とにより、電源線のない露地でも容易に設置が可能とな
る。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載の防蛾照明方法によれば、
従来は困難であった日長反応する植物(キク・イチゴ・
ホウレンソウなど)の夜蛾の防除を農薬を減らして実現
することが可能になった。
【0036】請求項2記載の防蛾照明方法によれば、上
方から侵入する夜蛾を忌避するとともに、日長反応する
植物への影響を軽減することが可能になり、請求項1と
同様な効果がある。
【0037】請求項3記載の防蛾照明方法によれば、横
方向から侵入する夜蛾を忌避するとともに、日長反応す
る植物への影響を軽減することが可能になり、請求項1
と同様な効果がある。また防蛾灯の設置は例えばおよそ
1 .5m以上に設置することによって、日長反応する植物
への影響を軽減できる範囲の照度にすることにより、忌
避効果と行動抑制効果の両方の効果が得られる。
【0038】請求項4記載の防蛾照明装置によれば、請
求項1と同様な効果がある。
【0039】請求項5記載の防蛾照明方法によれば、請
求項4と同様な効果のほか、黄色LED は光の指向性が強
く、大きな忌避効果が得られ、設置台数が少なくてす
む。
【0040】請求項6記載の防蛾照明方法によれば、請
求項4と同様な効果のほか、黄色LED をおよそ水平方向
に設置することにより、周辺からのほ場への侵入ヤガに
対する忌避効果がさらに強くなり、設置台数が少なくて
すむ。
【0041】請求項7記載の防蛾照明方法によれば、LE
D は小電力で点灯が可能であり、さらに、電源線のない
露地では電源工事にコストがかかる。そのため、太陽電
池及びその太陽電池により充電される蓄電池を備え、蓄
電池からの電力により黄色LED を点灯することにより、
電源線のない露地でも容易に設置が可能となる。その他
請求項4と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第3の実施の形態の下からみた平面
図である。
【図2】その断面図である。
【図3】第4の実施の形態の側面図である。
【図4】その平面図である。
【符号の説明】
1 黄色光源 2 基板 3 太陽電池 4 蓄電池 5 本体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 黄色光源を備えた防蛾照明装置を設置し
    て、前記黄色光源からの黄色光によりほ場の夜間照明を
    行い、作物への夜蛾等による被害の軽減を行う防蛾照明
    方法において、前記黄色光源からの黄色光は、作物近傍
    の照度がこの作物の生育にほぼ影響を及ぼさない照度以
    下となるよう、前記作物の外方を照射することを特徴と
    する防蛾照明方法。
  2. 【請求項2】 前記黄色光源は前記作物の少なくとも上
    方を覆うように照射する請求項1記載の防蛾照明方法。
  3. 【請求項3】 前記黄色光源は、前記作物の少なくとも
    外側方の所定高さ範囲を覆うように照射する請求項1記
    載の防蛾照明方法。
  4. 【請求項4】 黄色光源を備えてほ場に設置され、前記
    黄色光源からの黄色光により夜蛾等による被害の軽減を
    行う防蛾照明装置において、ほ場への設置状態で、作物
    へ照射する前記黄色光がこの作物にほぼ影響を及ぼさな
    い照度以下となるよう、前記黄色光を作物外方へ照射す
    ることを特徴とする防蛾照明装置。
  5. 【請求項5】 前記黄色光源は黄色LED である請求項4
    記載の防蛾照明装置。
  6. 【請求項6】 複数の黄色LED をその照射方向が略水平
    から斜め上方の範囲となるようにした請求項4記載の防
    蛾照明装置。
  7. 【請求項7】 太陽電池およびその太陽電池により充電
    される蓄電池を備え、前記蓄電池からの電力により前記
    黄色光源を点灯させる請求項4記載の防蛾照明装置。
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