JP2003274514A - 搬送システム - Google Patents

搬送システム

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JP2003274514A
JP2003274514A JP2002070412A JP2002070412A JP2003274514A JP 2003274514 A JP2003274514 A JP 2003274514A JP 2002070412 A JP2002070412 A JP 2002070412A JP 2002070412 A JP2002070412 A JP 2002070412A JP 2003274514 A JP2003274514 A JP 2003274514A
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charging
station
battery
buffer
container
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JP2002070412A
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Tsutomu Shintani
勉 新谷
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷物を積み卸しするステーション間に荷物を
搬送する搬送システムにおいて、荷物の搬送効率を向上
できるようにする。 【解決手段】 走行軌道1と、該走行軌道1に沿って移
動可能な台車10とを備えた搬送システム100であっ
て、前記台車10にバッテリが設けられ、前記走行軌道
1に、前記台車10が荷物の積み卸しのために停車する
複数のステーションST1が備えられ、各ステーション
ST1に、停止状態の前記台車10のバッテリに対して
充電を行う充電装置21が設けられ、該充電装置21
が、前記台車10の停止後所定時間に亘って充電を行う
第1の充電モードと、該第1の充電モードにおける充電
電流よりも小さい充電電流により充電を行う第2の充電
モードとを備える搬送システム100を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物を積み卸しす
るためのステーション間に走行軌道が配され、この走行
軌道に沿って移動する台車によって荷物を搬送する搬送
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、病院など多数の室を有する建物内
の各室に荷物を搬送する際には、人員による搬送と比較
して荷物の搬送効率がよい、無人の搬送システムが使用
されている。従来では、例えば、図5に示すように、複
数のフロアを有する建物内の各室に配置されたステーシ
ョンST11,ST12と、同一フロア内の各ステーシ
ョンST11間に配された走行軌道51と、走行軌道5
1に沿って移動する台車52と、走行軌道51の途中位
置に配置されたバッファBF11とを備えた搬送システ
ム200が使用されている。また、搬送システム200
には、互いに異なるフロアに配置されたステーションS
T12に台車52を移動させるためのリフター54が設
けられており、台車52は、走行軌道51とリフター5
4との間を移動できるようになっている。
【0003】台車52は、あるステーションST11,
ST12で荷物を載せて、別のステーションST11,
ST12に搬送するためのものであり、荷物の搬送を行
わない場合には、荷物を載せない空の状態でバッファB
F11に収容されることになる。この台車52には、電
気モータ、バッテリおよび制御装置が搭載されており、
制御装置は、台車52の走行速度の制御やバッテリの電
圧計測を行うためのものである。この台車52は、電気
モータの駆動力により走行軌道51に沿って移動し、電
気モータの駆動は、バッテリの電力により行われる。台
車52のバッテリは、同一フロア内の各ステーションS
T11において充電可能となっている。
【0004】各ステーションST11,ST12は、台
車52に対して荷物の積み卸しをするためのものであ
り、台車52をバッファBF11から呼び込んだり、他
のステーションST11,ST12への荷物の搬送指示
を行ったりするための操作装置を備えている。また、同
一フロア内の各ステーションST11には、台車52の
バッテリに充電するための充電装置53が設けられてお
り、充電装置53は、台車52がステーションST11
に停止している状態で、バッテリに充電するものであ
る。すなわち、例えば、台車52が一のステーションS
T11に到着した際に、台車52の制御装置によってバ
ッテリの電圧低下を検出した場合には、そのまま一のス
テーションST11に停止して、台車52のバッテリが
充電装置53により充電される。
【0005】この充電の間には、台車52を一のステー
ションST11から他のステーションST11に移動す
るように一のステーションST11の操作装置により指
示した場合にも、台車52は移動を開始せず、充電が完
了するまで一のステーションST11に停止したままと
なっている。なお、充電装置53によるバッテリへの充
電は、バッテリの寿命を考慮して、バッテリへの負担が
少ない大きさの電圧および電流により行われるため、充
電完了までにある程度の時間(10分以上)を要するこ
とになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
搬送システム200においては、一のステーションST
11において台車52のバッテリへの充電が完了するま
でにある程度の時間を要し、かつ、バッテリの充電が完
了するまでの間は、台車52が一のステーションST1
1から移動できないため、荷物の搬送効率が悪いという
問題があった。この発明は、上述した事情に鑑みてなさ
れたものであって、荷物の搬送効率を向上できる搬送シ
ステムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は以下の手段を提案している。請求項1に
係る発明は、走行軌道と、該走行軌道に沿って移動可能
な台車とを備えた搬送システムであって、前記台車にバ
ッテリが設けられ、前記走行軌道に、前記台車が荷物の
積み卸しのために停車する複数のステーションが備えら
れ、各ステーションに、停止状態の前記台車のバッテリ
に対して充電を行う充電装置が設けられ、該充電装置
が、前記台車の停止後所定時間に亘って充電を行う第1
の充電モードと、該第1の充電モードにおける充電電流
よりも小さい充電電流により充電を行う第2の充電モー
ドとを備える搬送システムを提案している。
【0008】この発明に係る搬送システムによれば、台
車が一のステーションに停止した際には、はじめに、第
2の充電モードよりも大きい充電電流にて充電を行う第
1の充電モードによって、短時間に大きい電力が台車の
バッテリに充電される。このため、一のステーションに
おける台車の停止時間短縮を図って、一のステーション
から他のステーションへの荷物搬送が開始されるまでの
時間を短縮できる。
【0009】また、台車が停止してから所定時間経過し
た後は、第1の充電モードよりも充電電流の小さい第2
の充電モードによって台車に充電するため、台車のバッ
テリに負担をかけずに充電することが可能となる。
【0010】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の搬送システムにおいて、前記走行軌道に、空の前
記台車を待機させるバッファステーションが備えられ、
該バッファステーションに、前記第1の充電モードにお
ける充電電流よりも小さい充電電流により充電を行う他
の充電装置が設けられている搬送システムを提案してい
る。
【0011】この発明に係る搬送システムによれば、荷
物を載せていない空の台車をバッファステーションに収
容し、このバッファステーションに設けられた他の充電
装置によって台車に充電するため、バッファステーショ
ンから台車が移動する際には、台車のバッテリにはある
程度の電力が充電された状態となる。したがって、各ス
テーションにおける充電時間を短縮して、一のステーシ
ョンから他のステーションへの荷物搬送が開始されるま
での時間を短縮できる。また、第1の充電モードよりも
小さい充電電流によってバッテリに充電されるため、バ
ッテリに負担をかけずに充電することができる。
【0012】また、請求項3に係る発明は、請求項2に
記載の搬送システムにおいて、前記バッファステーショ
ンに、複数の前記台車を搭載可能な長さを有するバッフ
ァ軌道が設けられ、前記他の充電装置が、前記バッファ
軌道に沿って敷設されたトロリー線と、前記各台車に設
けられると共に前記バッテリに電気的に接続され、かつ
前記トロリー線に接触させられる集電ブラシとを備える
搬送システムを提案している。
【0013】この発明に係る搬送システムによれば、台
車がバッファ軌道に沿って移動している間にも台車の集
電ブラシがトロリー線に接触した状態を保持するため、
他の充電装置が継続的にバッテリに充電することができ
る。したがって、台車がバッファステーションから移動
する際には、バッテリには電力が十分に充電された状態
となる。したがって、各ステーションにおける充電時間
をさらに短縮して、台車の停車時間をより短くできる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1から図4はこの発明に係る搬
送システムの実施形態を示す。この実施の形態に係る搬
送システム100は、複数のフロアを有する、例えば病
院等の建物内の各室に荷物を効率よく搬送するためのも
のであり、図1に示すように、建物内の各室に配置され
たステーションST1,ST2と、同一フロア内の各ス
テーションST1間に配された走行軌道1と、走行軌道
1に沿って移動可能な複数のコンテナ(台車)10と、
走行軌道1の途中位置に配置されたバッファ(バッファ
ステーション)BF1とを備えている。また、搬送シス
テム100には、互いに異なるフロアに配置されたステ
ーションST2に台車10を移動させるためのリフター
20が設けられており、コンテナ10は、走行軌道1と
リフター20との間を移動できるようになっている。
【0015】このコンテナ10は、あるステーションS
T1,ST2で荷物を載せて、別のステーションST
1,ST2に搬送するためのものであり、荷物の搬送を
行わない場合には、荷物を載せない空の状態でバッファ
BF1に収容される。このコンテナ10は、図2に示す
ように、走行軌道1に懸架されており、荷物を収容する
ボックス11、充電可能なバッテリ12、およびコンテ
ナ10を駆動する駆動装置13を備えている。ボックス
11は、矩形形状の底壁11aの周辺部に側壁11b,
11c、前壁11d、および後壁11eを立設形成した
ものであり、その上方が開口されて内部に荷物を載せる
ことができるようになっている。
【0016】駆動装置13は、走行軌道1の長さ方向に
沿ってコンテナ10を走行可能とするものであり、電気
モータ14と、電気モータ14の出力軸14aに当接し
た補助輪15と、この補助輪15と同軸に設けられた駆
動輪16とから構成されている。電気モータ14はバッ
テリ12の電力により駆動し、この駆動力を補助輪15
を介して駆動輪16に伝達することにより、コンテナ1
0が走行軌道1に沿って走行することになる。
【0017】また、コンテナ10の上端部10aには、
バッテリ12に充電するための充電装置と電気的に接続
するための端子として集電ブラシ17が設けられてお
り、集電ブラシ17は、図示しない配線導体によりバッ
テリ12と電気的に接続されている。さらに、このコン
テナ10には、制御装置18が設けられており、この制
御装置18によりコンテナ10の走行速度の制御、バッ
テリ12の電圧計測が行われることになる。また、この
制御装置18には、前走する別のコンテナ10を検知す
る前走センサ(図示せず)が設けられており、この前走
センサによりコンテナ10同士が衝突することを防止し
ている。
【0018】バッファBF1は、使用しない空のコンテ
ナ10を収容しておくための領域であり、走行軌道1と
同様にしてコンテナ10を吊り下げるバッファ軌道BF
2および充電装置(他の充電装置)BF3を備えてい
る。このバッファBF1においては、バッファ軌道BF
2に沿って複数のコンテナ10を並べて収容することに
なる。
【0019】バッファ軌道BF2の上方には、バッファ
軌道BF2の長さ方向に沿って充電装置BF3と電気的
に接続されたトロリー線BF4が架設されており、コン
テナ10の集電ブラシ17に接触するようになってい
る。したがって、コンテナ10がバッファBF1に収容
されている間は、集電ブラシ17がトロリー線BF4に
接触した状態を保ち、充電装置BF3により充電される
ことになる。なお、この充電装置BF3においては、バ
ッテリ12の寿命を考慮した大きさの電流によりバッテ
リ12に充電する定常充電モードを採用している。
【0020】ステーションST1,ST2は、図1に示
すように、コンテナ10に対して荷物の積み卸しをする
ためのものであり、コンテナ10をバッファBF1から
呼び込んだり、他のステーションST1,ST2への荷
物の搬送指示を行ったりするための操作装置を備えてい
る。
【0021】また、同一フロア内の各ステーションST
1には、コンテナ10のバッテリに充電するための充電
装置21が設けられており、充電装置21は、コンテナ
10がステーションST1に停車している状態で、コン
テナ10のバッテリに充電するものである。
【0022】なお、この充電装置21は、2つの充電モ
ードを備えており、コンテナ10がステーションST1
に到着してから設定時間の間に行われる第1の充電モー
ドと、設定時間の経過後に行われる第2の充電モードと
を備えている。第1の充電モードとしては、前述した定
常充電モードよりも大きな電流により充電する急速充電
モードを採用し、第2の充電モードとしては、前述と同
様の定常充電モードを採用している。
【0023】以上のように構成されている搬送システム
100の動作について以下に説明する。例えば、一のス
テーションST1から他のステーションST1に荷物を
搬送する場合には、はじめに、一のステーションST1
の操作者が、バッファBF1から一のステーションST
1に空のコンテナ10を呼ぶ込む操作を行い、この操作
に応じて、コンテナ10がバッファBF1から一のステ
ーションST1に移動する。そして、コンテナ10が一
のステーションST1に到着した際には、一のステーシ
ョンST1の操作者は、コンテナ10に荷物を載せて、
他のステーションST1への搬送指示を行う。
【0024】また、コンテナ10の制御装置により電圧
低下が検出された場合には、図3に示すように、コンテ
ナ10が一のステーションST1に到着すると(ステッ
プS1)、充電装置21の急速充電モードにてバッテリ
に充電を開始して(ステップS2)、設定時間が経過す
るまで急速充電モードによる充電を行う(ステップS
3)。そして、設定時間が経過すると、充電装置21の
定常充電モードによる充電が行われ、一のステーション
ST1の操作者による荷物の搬送指示を待ち(ステップ
S4)、この搬送指示に従って、コンテナ10が他のス
テーションST1に移動することになる。ただし、急速
充電モードの設定時間が経過する前に搬送指示が行われ
た場合には、設定時間が経過した時点で、コンテナ10
が一のステーションST1から他のステーションST1
に移動することになる。
【0025】最後に、他のステーションST1に到着し
て、他のステーションST1の操作者がコンテナ10か
ら荷物を取り出して、荷物の搬送が終了する。この際に
も、前述と同様にして制御装置により電圧低下が検出さ
れた場合には、他のステーションST1の充電装置21
が急速充電モードにてバッテリに充電し、設定時間が経
過した後に定常充電モードによりバッテリに充電する。
【0026】荷物が他のステーションST1に搬送され
た後にコンテナ10を使用しない場合には、コンテナ1
0は他のステーションST1からバッファBF1に収容
されることになる。コンテナ10がバッファBF1に収
容された状態においては、図2に示すように、集電ブラ
シ17とトロリー線BF4とが接触した状態を維持し、
充電装置BF3によるバッテリ12への充電が継続して
行われることになる。
【0027】すなわち、図4に示すように、コンテナ1
0がバッファBF1に到着すると(ステップS11)、
定常充電モードにて充電が開始される(ステップS1
2)。バッファBF1においては、複数のコンテナ10
が並んで配置されるため、バッファBF1の入口から入
ったコンテナ10は、先に入った別のコンテナ10(以
下、前走車とする)の有無の確認を制御装置の前走セン
サにより行う(ステップS13)。
【0028】そして、前走センサにより、前走車がコン
テナ10の進行方向に無い、と確認された場合には、超
低速にてバッファBF1の出口方向に向かって前進し、
前に詰める(ステップS14)。一方、前走車がコンテ
ナ10の進行方向に有る、と確認された場合には、その
位置で停止して定常充電を継続して行い、各ステーショ
ンST1からの搬送指示を待つことになる(ステップS
15)。
【0029】上記のように、この搬送システム100に
よれば、一のステーションST1にコンテナ10が停止
した場合には、急速充電モードにより短時間に大きい電
力をコンテナ10のバッテリ12に充電できる。また、
コンテナ10をバッファBF1に収容した状態において
は、充電装置BF3によるバッテリ12への充電が継続
して行われることになるため、バッファBF1からコン
テナ10が移動する際には、バッテリ12には電力が十
分に充電された状態となる。
【0030】したがって、各ステーションST1におけ
るコンテナ10の停止時間短縮を図ることができ、一の
ステーションST1から他のステーションST1への荷
物搬送が開始されるまでの時間を短縮し、荷物の搬送効
率向上を図ることができる。
【0031】また、コンテナ10が各ステーションST
1に停止してから所定時間経過した後は、急速充電モー
ドから定常充電モードに切り換えてバッテリ12に充電
するため、バッテリ12に負担をかけずに充電してバッ
テリ12の劣化を防止できる。これと同様にして、バッ
ファBF1における充電も、定常充電モードによってバ
ッテリ12に充電されるため、バッテリ12に負担をか
けずに充電してバッテリ12の劣化を防止できる。
【0032】なお、上記の実施の形態においては、ステ
ーションST1にコンテナ10が到着してバッテリ12
の電圧が低下した場合にのみ充電を行うとしたが、例え
ば、ステーションST1にコンテナ10が到着したら無
条件に充電を行うとしてもよい。また、搬送システム1
00は、複数のフロアを有する建物において使用される
としたが、複数の室を有する建物であればよい。例え
ば、一つのフロアのみの建物において使用されるとして
もよく、この場合には、鉛直方向に昇降するリフター2
0およびステーションST2は不要となる。
【0033】さらに、同一フロア内のステーションST
1に充電装置21を設けるとしたが、この構成に限るこ
とはなく、例えば、互いに異なるフロアに配置されたス
テーションST2にも充電装置を設けるとしてもよい。
また、ステーションST1,ST2、走行軌道1、バッ
ファBF1およびリフター20の数は、本実施形態のも
のに限るものではない。例えば、複数のフロアにそれぞ
れ走行軌道が配置されていてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、一のステーションにおいて、短時間に大き
い電力が台車のバッテリに充電されるため、一のステー
ションから他のステーションへの荷物搬送が開始される
までの時間を短縮して、荷物の搬送効率向上を図ること
ができる。また、一のステーションに停止してから所定
時間が経過した後は、バッテリに負担をかけずに充電す
ることが可能となるので、バッテリの劣化を防止するこ
とができる。
【0035】また、請求項2に係る発明によれば、バッ
ファステーションから台車が移動する際には、台車のバ
ッテリにはある程度の電力が充電された状態となるた
め、一のステーションから他のステーションへの荷物搬
送が開始されるまでの時間を短縮して、荷物の搬送効率
向上を図ることができる。また、バッテリに負担をかけ
ずに充電することが可能なので、バッテリの劣化を防止
することができる。
【0036】また、請求項3に係る発明によれば、台車
がバッファステーションから移動する際には、バッテリ
には電力が十分に充電された状態となるため、一のステ
ーションから他のステーションへの荷物搬送が開始され
るまでの時間をさらに短縮して、荷物の搬送効率の更な
る向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る搬送システムの概略
図である。
【図2】 図1の搬送システムにおいて、バッファにて
コンテナのバッテリに充電する方法を示す斜視図であ
る。
【図3】 図1の搬送システムにおいて、ステーション
における充電フローを示す図である。
【図4】 図1の搬送システムにおいて、バッファにお
ける充電フローを示す図である。
【図5】 従来の搬送システムの一例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 走行軌道 10 コンテナ(台車) 12 バッテリ 17 集電ブラシ 21 充電装置 100 搬送システム BF1 バッファ(バッファステーション) BF2 バッファ軌道 BF3 充電装置(他の充電装置) BF4 トロリー線 ST1 ステーション

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行軌道と、該走行軌道に沿って移動可
    能な台車とを備えた搬送システムであって、前記台車に
    バッテリが設けられ、前記走行軌道に、前記台車が荷物
    の積み卸しのために停車する複数のステーションが備え
    られ、各ステーションに、停止状態の台車のバッテリに
    対して充電を行う充電装置が設けられ、該充電装置が、
    前記台車の停止後所定時間に亘って充電を行う第1の充
    電モードと、該第1の充電モードにおける充電電流より
    も小さい充電電流により充電を行う第2の充電モードと
    を備える搬送システム。
  2. 【請求項2】 前記走行軌道に、空の前記台車を待機さ
    せるバッファステーションが備えられ、該バッファステ
    ーションに、前記第1の充電モードにおける充電電流よ
    りも小さい充電電流により充電を行う他の充電装置が設
    けられている請求項1に記載の搬送システム。
  3. 【請求項3】 前記バッファステーションに、複数の前
    記台車を搭載可能な長さを有するバッファ軌道が設けら
    れ、前記他の充電装置が、前記バッファ軌道に沿って敷
    設されたトロリー線と、前記各台車に設けられると共に
    前記バッテリに電気的に接続され、かつ前記トロリー線
    に接触させられる集電ブラシとを備える請求項2に記載
    の搬送システム。
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