JP2003274162A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2003274162A
JP2003274162A JP2002073149A JP2002073149A JP2003274162A JP 2003274162 A JP2003274162 A JP 2003274162A JP 2002073149 A JP2002073149 A JP 2002073149A JP 2002073149 A JP2002073149 A JP 2002073149A JP 2003274162 A JP2003274162 A JP 2003274162A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を複雑化、大型化することなく、原稿画
像に適した出力画像を得ることができる画像記録装置、
及び画像処理方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 原稿画像をデジタル信号にて読み出す画
像データ入力部(画像読み取り)22と、原稿画像の領
域を判別する画像処理部(原稿領域判別)21と、異な
る径のドットを出力可能な画像形成部(インジェクト記
録)23とを備え、領域判別手段の判別結果に応じて、
出力させるドット径サイズを選択し画像を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録装置、また
は画像記録方法に関し、記録媒体上に形成する画素サイ
ズを可変にして文字・中間調画像の階調表現を高める画
像記録装置、または画像記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機などでは、原稿画像を読み
取り、その読み取った画像信号から、白黒かカラーか、
または網点かなどの部分を区別する像域分離の処理を行
い、それら各像域に対応した画像処理を実行して、良好
な画像を得る技術が提案されてきている。例えば、特開
平6−8527号公報の「画像形成装置」や、特開平6
ー276378号公報の「画像形成装置」などでは、複
数の方式の異なる画像形成手段で構成された画像形成装
置において、原稿画像の領域判別をし、判別結果に基づ
いて画像形成手段を選択し画像形成を行うと記載されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像形
成手段を複数備えることは、装置の価格が高くなり、ま
た、装置全体として大型化することが避けられない。そ
こで本発明では、上記のような課題を解決すべく、装置
を複雑化、大型化することなく、原稿画像に適した出力
画像を得ることができる画像処理装置、及び画像処理方
法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、本発明の第1形態としては、原稿画像をデジタル
信号にて読み出す画像読取手段と、原稿画像の領域を判
別する領域判別手段と、異なる径のドットを出力可能な
画像形成手段とを備えた画像記録装置において、前記領
域判別手段は、原稿画像の文字画像部と中間調画像部と
を判別する手段であり、前記画像形成手段は、少なくと
も相対的に径の大きいドットと、相対的に径の小さいド
ットの2種類のサイズが異なるドットを出力するものと
し、前記領域判別手段により、原稿画像が文字画像部の
みであると判別された場合、前記画像形成部は相対的に
径の大きいドットを出力し記録を行うことで、出力速度
の高速化と、濃度の高いくっきりとした見やすい文字画
像を出力できる。
【0005】また、第2の形態としては、原稿画像をデ
ジタル信号にて読み出す画像読取手段と、原稿画像の領
域を判別する領域判別手段と、異なる径のドットを出力
可能な画像形成手段とを備えた画像記録装置において、
前記領域判別手段は、原稿画像の文字画像部と中間調画
像部とを判別する手段であり、前記画像形成手段は、少
なくとも相対的に径の大きいドットと、相対的に径の小
さいドットの2種類のサイズが異なるドットを出力する
ものとし、前記領域判別手段により、原稿画像が中間調
画像部のみであると判別された場合、前記画像形成部は
相対的に径の小さいドットを出力し記録を行うことで、
写真画像などの高精細な画像の記録を忠実に再現する。
【0006】さらに、上記の課題を達成するために、本
発明の第3の形態としては、原稿画像をデジタル信号に
て読み出す画像読取手段と、原稿画像の領域を判別する
領域判別手段と、異なる径のドットを出力可能な画像形
成手段とを備えた画像記録装置において、前記領域判別
手段は、原稿画像の文字画像部と中間調画像部とを判別
する手段であり、前記画像形成手段は、3種類以上の径
サイズの異なるドットを出力するものとし、前記領域判
別手段により原稿画像が文字画像部のみであると判別さ
れた場合は相対的に径の大きいドットを出力し、原稿画
像が中間調画像部のみであると判別された場合は相対的
に径の小さいドットを出力し原稿画像が文字画像部と中
間調画像部の混在画像である場合は、中間サイズのドッ
トを出力し記録を行うことで、原稿画像に対する再現性
と、出力速度の高速化の両立させる最適な画像記録を行
うことができる。
【0007】また、上記の第1から第3の形態におい
て、画像形成手段にインクを吐出してドット形成を行
う、インクジェット記録ヘッドを用いることによって、
装置の小型化、簡略化、低コスト化が容易に達成でき
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に基づく記録装置の1例を
図1をもとに説明する。図1は本発明の実施形態を示す
ブロック図であり、20は記録装置の制御を行う中央処
理装置(CPU)、22は外部の撮影装置等から画像デ
ータを入力する画像データ入力部、21は入力画像デー
タのγ補正や、領域判別等の処理を行う画像処理部、2
4は各種プログラムが記憶されているROM、25は作
業フィールドとなるRAM、23は21の処理結果に基
づいて画像形成を行う画像形成部を示す。図1の画像デ
ータ入力部22は、CCDで読み取ったのアナログデー
タを1画素当たり8bitのデジタル値に変換したRG
Bデータを、画像処理部21に入力する。この入力デー
タを受けて、画像処理部21で行われるデジタル画像処
理の1例を図10に示す。
【0009】ここでは入力データにスキャナγ補正を行
なった後、フィルタ処理部にて平滑化・エッジ強調等の
フィルタ処理が行なわれ、その後、自動地肌除去処理部
にて文字や絵柄の低濃度部の再現性を維持したまま原稿
の地肌を除去する処理を行なう。地肌除去されたデータ
は色補正処理部においてRGBデータからCMYKデー
タに変換され、UCR/UCA処理を行なう。そしてプ
リンタγ補正を行なった後、中間調処理部においてディ
ザ処理や誤差拡散処理等の中間調処理方法によりプリン
タの出力bit数(1〜2bit程度)に量子化して送
出する。デジタル画像処理の構成は図10に示す構成以
外にも様々な形態があり、図10に示した構成に限定さ
れるものではない。
【0010】次に、原稿画像の領域判別について説明す
る。領域判別は入力データのスキャナγ補正後に、画像
データの持つ濃度特性を利用し行われる。例えば、写真
などの中間調画像の判別手段では、一般に写真画像は中
間濃度の領域が広く存在し、写真以外の画像(文字画像
や網点画像)では中間濃度の領域は少ないということを
利用して、写真領域であるか否かを判定する。
【0011】具体的には、所定領域(例えば図11に示
すような注目画素を中心とした5×5画素領域)を参照
し、その領域内の全画素が中間濃度であるときに、その
画素を写真領域であると判定し、それ以外の場合には写
真以外の領域と判定する。また、文字画像を判別する場
合には、黒画素(高濃度) または白画素(低濃度) の連
続性を利用し、パターンマッチングを使って判定するこ
とが可能である。このように画像の判別は、文字画像部
検出結果と中間調画像部検出結果の濃度のヒストグラム
に基づき行うことが出来る。画像形成部23は、画像処
理部21の処理結果を受けて画像の形成を行う。
【0012】以下、本発明の実施例では画像形成部にイ
ンクジェットヘッドを用いて記録を行う場合についての
説明を進めるが、例えば電子写真技術を用いた画像形成
手段であっても、異なるドット径を出力できる手段であ
れば、同様に本発明の効果を得ることが可能である。被
記録材にインクを吐出し記録を行う、所謂インクジェッ
トヘッドは、記録時の騒音が極めて小さいこと、高速印
字が可能であること、インクの自由度が高く安価な普通
紙を使用できることなど多くの利点を有し、多くの出力
機として利用されている。
【0013】この中でも記録の必要な時にのみインク液
滴を吐出する、いわゆるインク・オン・デマンド方式
が、記録に不要なインク液滴の回収を必要としないた
め、現在主流となっている。インク・オン・デマンド方
式には、吐出エネルギー(圧力)の発生手段に、圧電素
子を用いる方式、発熱素子を用いる方式、静電気力を用
いる方式などがある。
【0014】図2に示すように、インクジェット記録ヘ
ッドは、主走査方向に移動可能なキャリッジに、記録ヘ
ッドへインクを供給する交換可能なインクカートリッジ
と共に搭載されている。インクカートリッジは、イエロ
ー(Y)マゼンタ(M)シアン(C)ブラック(BK)
の4色のインクがそれぞれに充填されており、場合によ
っては、他の色のインクや4色以上のインクを使用する
こともある。記録時には、キャリッジを移動させなが
ら、画像信号に応じて記録ヘッドを駆動することでノズ
ルよりインクを吐出し、被記録材にインクを付着させて
記録を行う。(図示しない) また、キャリッジ移動方向
左右一方の端側の記録領域を外れた位置には、ヘッドの
吐出不良を回復するための回復装置(図3) を配置して
いる。回復装置はキャップ手段と吸引ポンプによる吸引
手段とワイパーブレードによるクリーニング手段を有し
ている。キャリッジは印字待機中にはこの回復装置側に
移動されてキャッピング手段でヘッドをキャッピングさ
れ、吐出口部を湿潤状態に保つことによりインク乾燥に
よる吐出不良を防止する。
【0015】また、記録途中などに記録と関係しないイ
ンクを吐出することにより、全ての吐出口のインク粘度
を一定にし、安定した吐出性能を維持する。吐出不良が
発生した場合等には、キャッピング手段でヘッドの吐出
口を密封し、チューブを通して吸引手段で吐出口からイ
ンクとともに気泡等を吸い出し、吐出口面に付着したイ
ンクやゴミ等はクリーニング手段により除去され吐出不
良が回復される。また、吸引されたインクは、本体下部
に設置された廃インク溜(不図示)に排出され、廃イン
ク溜内部のインク吸収体に吸収保持される。インクを吐
出し、画像を形成する際に重要な特性として挙げられる
のが、吐出したインク滴の吐出量(Mj) と、インク滴
の飛翔速度(Vj) である。特に、吐出量(Mj) は被
記録材にインクが付着した際のドットサイズを決定する
第1の要素であるため、画像の解像度や画像品質と深い
関わりがある。一方、飛翔速度(Vj) は、連続してイ
ンクを吐出し線画を形成するような場合や、複数のノズ
ルからインク吐出を行い画像を形成するような場合に、
被記録材に付着したドットの位置ずれを防止するため
に、常に安定した飛翔速度であることが重要になる。
【0016】ここで、インクジェット記録ヘッドにおけ
る、異なるドットを出力する手段、及び方法について説
明する。図4は、画像形成部23における本発明に関わ
る、ヘッド駆動制御部分を示す。中央処理装置20は、
波形発生回路51に対して、駆動波形(p1〜p3)を
生成するためのデータを与え、ドライバIC57に対し
て、印字信号、シフトクロック、ラッチ信号などを与え
る。波形発生回路51には、D/A変換器を用いて、中
央処理装置20から与えられる電圧データをD/A変換
することにより、パルス幅の同じ又は異なる駆動波形p
1〜p3を時系列で生成出力するようにしている。
【0017】図5の(1)にあるように駆動波形Pv
は、インク吐出に利用するパルス駆動波形p1〜p3を
ヘッドの1駆動周期で繰り返し、時系列で発生させる。
ドライバIC57は、時系列で入力されるPvから、印
字信号に応じてインク吐出に利用するパルス(以下、吐
出パルスとする。)を選択して、ヘッド10の個別電極
11に与える制御を行う。ドライバIC57は、中央処
理装置20からのクロック及び印字信号を入力するシフ
トレジスタ53とシフトレジスタ53のレジスト値を中
央処理装置20からラッチ信号でラッチする、ラッチ回
路54と、ラッチ回路54の出力値をレベル変化するレ
ベル変換回路55と、レベル変換回路55でオン/ オフ
が制御されるアナログスイッチアレイ56とからなる。
アナログスイッチアレイ56はインクジェットヘッド1
0のm個(インク吐出が可能なノズル数をmとする。)
の個別電極11に接続したアナログスイッチAS1〜A
Smからなる。そして、シフトレジスタ53にクロック
に応じた印字信号を取りこみ、ラッチ回路54でラッチ
信号によって53に取りこんだ印字信号をラッチして、
レベル変換回路55に入力する。レベル変換回路55
は、データ内容に応じて各個別電極11に接続している
アナログスイッチASm(m=1からm)をオン/ オフ
する。このアナログスイッチASm(m=1〜m)に
は、波形発生回路51からアンプ52を介して駆動波形
Pvを与えているので、アナログスイッチASm(m=
1〜m)がオンした時に駆動波形(p1〜p3)が個別
電極11に選択的に与えられる。
【0018】このように構成したヘッド駆動制御部の作
用について、図5及び図6を参照して説明する。図5の
(1)の示すように、1駆動波形内に第1の駆動波形p
1から、第3の駆動波形p3まで3つの駆動波形が時系
列で生成出力され、これがドライバIC57のアナログ
スイッチAS1〜ASmに与えられる。そこで中央処理
装置20から印字信号を与えることによって、例えば図
5の(2)の示すように、ドライバIC57のアナログ
スイッチASn(n=1〜mのいずれか)がオンまたは
オフし、ASnがオンしてる間に入力される吐出パルス
が選択されて、図5(3)の示すようにヘッドの個別電
極11に与えられる。図5(3)は、1つのノズルに対
応する個別電極に印加されるパルスを示したものであ
り、このノズルは図示している最初の駆動周期ではp1
〜p3でインク吐出を行い(a) 、次の駆動周期ではp
1のみで吐出を行い(b) 、その次の駆動周期ではp
1、p2により吐出を行っている(c)事を示してる。
【0019】また、図示した最終の駆動周期では吐出を
行わない(d) 場合を示している。また、図5(3)の
(a)、(b)、(c)によって吐出してインクにより
形成されるドットは、図5(4)の(a’)、
(b’)、(c’)のように相対的にドットの大きさを
変化させることができる。ここで、1駆動周期内で吐出
パルスの選択を行うため、中央処理装置20から与える
印字信号は、図6に示すように1駆動周期内で4回のデ
ータ(data)書き換えを行うようにしている。
【0020】次に、上記実施形態をふまえた、本発明第
1実施例について図7と共に説明する。図7は第1実施
例のフローを示したものである。画像読取手段により、
読み取った原稿画像のデジタル信号を画像処理部の領域
判別手段により文字画像のみの原稿であるか否かを判別
する。判別結果は、実施形態説明で示した図4及び図5
により、吐出に利用する駆動波形の選択を行う。本実施
例では、図7に示すように、原稿領域を判別(ステップ
S701)し、文字のみの画像と判別された場合(ステ
ップS702/YES)は、図5(3)の(a)の波形
により図5(4)の(a’)ドットを出力(ステップS
703)し画像形成(ステップS705)を行なう。文
字画像のみでない場合(ステップS702/NO)は、
同じく図5(3)の(b)(または(c))の波形によ
り(b’)(または(c’))のドットを出力(ステッ
プS704)をし画像形成(ステップS705)を行っ
た。このように、文字画像のみか否かを判別し、文字画
像に対しては相対的に大きなドットで印字出来ることに
より、濃度の高いくっきりとした好ましい出力画像が得
られる。
【0021】次に、図8と共に第2の実施例を示す。図
8は第2実施例のフローを示したものであり、画像読取
手段により、読み取った原稿画像のデジタル信号を画像
処理部の領域判別手段により中間調画像のみの原稿であ
るか否かを判別する。判別結果は、実施形態説明で示し
た図4及び図5により、吐出に利用する駆動波形の選択
を行う。
【0022】本実施例では、図8に示すように画像領域
を判別(ステップS801)し、中間調のみの画像と判
別された場合(ステップS802/YES)は、図5
(3)の(b)の波形により図5(4)の(b’)ドッ
トを出力(ステップS803)し画像形成(ステップS
805)を行なう。中間調画像のみでない場合(ステッ
プS802/NO)は、図5(3)の(a)(または
(c))の波形により(a’)( または(c’)) の出
力(ステップS804)を行う。中間調のみの画像と判
別(ステップS802/YES)された場合に対し、相
対的に径の小さいドットにより画像形成(ステップS8
05)を行うことで、中間調画像の精細さを損なうこと
のない画像を再現することが可能となった。
【0023】次に、図9と共に第3の実施例を示す。図
9は第3実施例のフローを示したものであり、画像読取
手段により、読み取った原稿画像のデジタル信号を画像
処理部の領域判別手段(ステップS901)により、ま
ず文字画像のみの原稿であるか否かを判別する。文字の
みと判別された場合(ステップS902/YES)、図
5(3)の(a)の波形を吐出パルスとして選択する
(ステップS903)。次に、文字のみの画像か否かの
判別で、文字のみでないと判別された場合(ステップS
902/NO)は続いて、中間調のみの画像か否かを判
別する。ここで中間調のみと判別された場合(ステップ
S904/YES)は、吐出パルスに図5(3)の
(b)を選択し(ステップS905)、中間調のみでな
いと判定された場合(ステップS904/NO)は吐出
パルスに図5(3)の(c)を、それぞれ選択する(ス
テップS906)。このように原稿画像を、文字のみの
画像と中間調のみの画像、また混在画像の3つを判別
し、ドットサイズを選択し画像形成(ステップS90
7)を行うことで、それぞれの原稿画像の特徴を崩すこ
とのない出力画像が得られた。
【0024】また、本発明は上記実施形態の説明でも示
したように、1つのノズルに対応する駆動波形を時系列
で発生させ、個別電極に印加させるパルスを選択して吐
出に利用することができるため、1つの原稿画像内に対
しても部分的にドットのサイズを選択し出力画像を形成
することなどへも応用が可能である。
【0025】
【発明の効果】実施例1では、本発明の請求項8から1
0及び13、14の方法により、請求項1から3及び
6、7を実施した装置であり、原稿画像が文字のみの画
像であると判別された場合に、相対的に大きなドットで
画像形成を行うように選択できる画像記録装置としたこ
とで、濃度を確保しくっきりとした文字の出力画像を得
ることができた。また、画像形成手段にインクジェット
方式を取ることで、従来より装置の小型化を達成するこ
とが可能となる。
【0026】実施例2では、本発明の請求項8、9、1
1及び13、14の方法により、請求項1、2、4及び
6、7を実施した装置であり、原稿画像が中間調のみの
画像であると判別された場合に、相対的に小さなドット
で画像形成を行うように選択できる画像記録装置とした
ことで、従来では表現の難しかった写真などの高精細な
画像に対してもより再現力の良い画像を得ることができ
た。また、画像形成手段にインクジェット方式を取るこ
とにより、カラー化、小型化をも低コストで達成するこ
とが可能となる。
【0027】実施例3では、本発明の請求項8、9及び
12から14の方法により、請求項1、2及び5から7
を実施した装置であり、原稿画像が文字のみか、中間調
のみか、混在画像かを判別し、判別結果に応じてドット
サイズを選択し出力することができ、それぞれの原稿画
像の特徴を損なうことなく、原稿種に見合った最適な出
力画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】インクジェット記録ヘッドを示す図である。
【図3】ヘッドの吐出不良を回復するための回復装置を
示す図である。
【図4】本発明に関わるヘッド駆動制御部分の動作を示
す図である。
【図5】本発明のヘッド駆動制御部の作用を示した図で
ある。
【図6】本発明のヘッド駆動制御部の作用におけるデー
タの書き換えを示した図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】本発明の第3の実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】デジタル画像処理の構成を示す図である。
【図11】注目画素を中心とした5×5画素領域を示し
た図である。
【符号の説明】
20 中央処理装置(CPU) 21 画像処理部(原稿領域判別) 22 画像データ入力部(画像読み取り) 23 画像形成部(インクジェット記録) 24 ROM 25 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06T 7/40 100 H04N 1/40 104 B41J 3/04 101Z Fターム(参考) 2C056 EB26 EB45 EC80 ED01 2C187 AC06 AC08 BG49 CC08 GB07 GD10 5C074 AA20 BB16 DD05 FF03 FF05 5C077 LL19 MP05 MP06 NN05 NN17 PP27 PP28 PP68 PQ08 PQ12 PQ20 SS02 TT05 5L096 BA07 BA17 FA01 FA44 FA45 JA11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像をデジタル信号にて読み出す画
    像読取手段と、原稿画像の領域を判別する領域判別手段
    と、異なる径のドットを出力可能な画像形成手段とを備
    えた画像記録装置において、 前記画像形成手段は前記領域判別手段の判別結果に応じ
    て、出力させるドット径サイズを選択し出力することを
    特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記領域判別手段は、原稿画像の文字画
    像部と中間調画像部とを判別する手段であることを特徴
    とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記領域判別手段は、原稿画像の文字画
    像部と中間調画像部とを判別する手段であり、前記画像
    形成手段は、少なくとも相対的に径の大きいドットと、
    相対的に径の小さいドットの2種類のサイズが異なるド
    ットを出力するものとし、前記領域判別手段により、原
    稿画像が文字画像部のみであると判別された場合、前記
    画像形成部は相対的に径の大きいドットを出力し記録を
    行うことを特徴とする請求項1または2記載の画像記録
    装置。
  4. 【請求項4】 前記領域判別手段は、原稿画像の文字画
    像部と中間調画像部とを判別する手段であり、前記画像
    形成手段は、少なくとも相対的に径の大きいドットと、
    相対的に径の小さいドットの2種類のサイズが異なるド
    ットを出力するものとし、前記領域判別手段により、原
    稿画像が中間調画像部のみであると判別された場合、前
    記画像形成部は相対的に径の小さいドットを出力し記録
    を行うことを特徴とする請求項1または2記載の画像記
    録装置。
  5. 【請求項5】 前記領域判別手段は、原稿画像の文字画
    像部と中間調画像部とを判別する手段であり、前記画像
    形成手段は、3種類以上の径サイズの異なるドットを出
    力するものとし、前記領域判別手段により原稿画像が文
    字画像部のみであると判別された場合は相対的に径の大
    きいドットを出力し、原稿画像が中間調画像部のみであ
    ると判別された場合は相対的に径の小さいドットを出力
    し原稿画像が文字画像部と中間調画像部の混在画像であ
    る場合は、中間サイズのドットを出力し記録を行うこと
    を特徴とする請求項1または2記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成手段は、インクを吐出して
    ドット形成を行うことを特徴とする請求項1から5のい
    ずれか1項に記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成手段は、インクを吐出して
    ドット形成を行い、前記領域判別手段の判別結果に応じ
    て、選択された出力ドットサイズをインクの吐出量によ
    って制御することを特徴とした、請求項1から6のいず
    れか1項に記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 原稿画像をデジタル信号にて読み出す画
    像読取工程と、原稿画像の領域を判別する領域判別工程
    と、異なる径のドットを出力することが可能な画像形成
    工程とによって画像記録を行う画像記録方法において、 前記画像形成工程は前記領域判別工程の判別結果に応じ
    て、出力させるドット径サイズを選択し出力することを
    特徴とする画像記録方法。
  9. 【請求項9】 前記領域判別工程は原稿画像の文字画像
    部と中間調画像部とを判別することを特徴とする請求項
    8記載の画像記録方法。
  10. 【請求項10】 前記領域判別工程では、原稿画像の文
    字画像部と中間調画像部とを判別し、前記画像形成工程
    は、少なくとも相対的に径の大きいドットと、相対的に
    径の小さいドットの2種類のサイズが異なるドットを出
    力するものとし、前記領域判別工程により、原稿画像が
    文字画像部のみであると判別された場合、前記画像形成
    工程は相対的に径の大きいドットを出力し記録を行うこ
    とを特徴とする請求項8または9記載の画像記録方法。
  11. 【請求項11】 前記領域判別工程では、原稿画像の文
    字画像部と中間調画像部とを判別し、前記画像形成工程
    は、少なくとも相対的に径の大きいドットと、相対的に
    径の小さいドットの2種類のサイズが異なるドットを出
    力するものとし、前記領域判別工程により、原稿画像が
    中間調画像部のみであると判別された場合、前記画像形
    成工程では相対的に径の小さいドットを出力し記録を行
    うことを特徴とする請求項8または9記載の画像記録方
    法。
  12. 【請求項12】 前記領域判別工程では、原稿画像の文
    字画像部と中間調画像部とを判別し、前記画像形成工程
    は、3種類以上の径サイズの異なるドットを出力するも
    のとし、前記領域判別工程によって原稿画像が文字画像
    部のみであると判別された場合は相対的に径の大きいド
    ットを出力し、原稿画像が中間調画像部のみであると判
    別された場合は相対的に径の小さいドットを出力し、原
    稿画像が文字画像部と中間調画像部の混在画像であると
    判別された場合は、中間サイズのドットを出力し記録を
    行うことを特徴とする請求項8または9記載の画像記録
    方法。
  13. 【請求項13】 前記画像形成工程では、インクを吐出
    してドット形成を行うことを特徴とする請求項8から1
    2のいずれか1項に記載の画像記録方法。
  14. 【請求項14】 前記画像形成工程では、インクを吐出
    してドット形成を行い、前記領域判別工程での判別結果
    に応じて、選択された出力ドットサイズをインクの吐出
    量によって制御することを特徴とした、請求項8から1
    3のいずれか1項に記載の画像記録方法。
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