JP2003273825A - トランスポートストリーム・スプライサー - Google Patents

トランスポートストリーム・スプライサー

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JP2003273825A
JP2003273825A JP2002069897A JP2002069897A JP2003273825A JP 2003273825 A JP2003273825 A JP 2003273825A JP 2002069897 A JP2002069897 A JP 2002069897A JP 2002069897 A JP2002069897 A JP 2002069897A JP 2003273825 A JP2003273825 A JP 2003273825A
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明 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランスポートストリームの基準となるクロ
ックの連続性を確保することが可能なトランスポートス
トリーム・スプライサーを実現する。 【解決手段】 トランスポートストリーム・スプライサ
ーにおいて、第1及び第2のトランスポートストリーム
のPCRをそれぞれ検出する第1及び第2のPCR検出
手段と、この第1及び第2のPCR検出手段の出力及び
第1のトランスポートストリームに基づき第2のトラン
スポートストリームのデータレートを調整するデータレ
ート調整手段と、このデータレート調整手段の出力のP
CRを第1のPCR検出手段の出力に基づき同期させる
PCR同期手段と、第1のトランスポートストリームと
PCR同期手段の出力を切り替える信号切替手段とを設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、MPEG−2(Moving Picture
Coding Experts Group/Moving Picture Experts Grou
p:以下、単にMPEGと呼ぶ。)で用いられるトラン
スポートストリームを切り替えるトランスポートストリ
ーム・スプライサーに関し、特にトランスポートストリ
ームの基準となるクロック(STC:System Time Cloc
k:以下、STCと呼ぶ。)の連続性を確保することが
可能なトランスポートストリーム・スプライサーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のMPEG−2ではMPEG−1と
同様に任意の数の符号化された映像や音声、付加データ
等の個別のストリームを多重化して、それぞれの同期を
取りながら再生するための方式が規定されている。
【0003】ストリームの方式としては1本のストリー
ムを単一のプログラムで構成するプログラムストリーム
(PS:Program Stream)と、1本のストリームを複数
のプログラムで構成するトランスポートストリーム(T
S:Transport Stream)の2つの方式が存在する。
【0004】さらに、トランスポートストリームは、ト
ランスポートパケットが複数個集まって構成され、この
トランスポートパケットはパケットヘッダ、アダプテー
ションフィールド及びペイロードにより構成される。
【0005】また、前記アダプテーションフィールドに
は符号化した時点の基準時間をデコーダ(複号器)のS
TCで再現するための情報であるPCR(Program Cloc
k Reference)が含まれている。
【0006】さて、従来のトランスポートストリーム・
スプライサーはトランスポートストリームを用いて放送
している放送中の画像(トランスポートストリーム)に
コマーシャル(トランスポートストリーム)を挿入する
場合や、キー局の放送(トランスポートストリーム)の
一部にローカル局の放送(トランスポートストリーム)
を挿入する場合等に用いられている。
【0007】但し、各トランスポートストリームは互い
に非同期なSTCに基づき動作するエンコーダ(符号
器)によって生成されているため、ビデオのフレームレ
ートやPCR等のタイミングの同期は保証されていな
い。
【0008】例えば、放送中の画像(トランスポートス
トリーム1:以下、TS1と呼ぶ。)にコマーシャル
(トランスポートストリーム2:以下、TS2と呼
ぶ。)を挿入する場合を考える。
【0009】この場合、”TS1”と”TS2”のPC
Rが異なると、挿入する”TS2”のビデオのフレーム
枚数と、挿入時間に受信した”TS1”のビデオのフレ
ーム枚数が異なることになる。
【0010】また、フレームの枚数はPCRに比例する
ため、”TS1”と”TS2”のPCRが同期していな
いとビデオフレームとしての連続性が確保できない。
【0011】このため、非同期なSTCでエンコードさ
れたトランスポートストリームを切り替える方法として
2つの方法が考案されている。
【0012】図2はこのような従来のトランスポートス
トリーム・スプライサーの一例を示す構成ブロック図で
ある。
【0013】図2において1及び2はトランスポートス
トリームをデコードしてアナログビデオ信号に変換する
デコーダ、3はアナログビデオ信号を切り替える信号切
替手段、4はアナログビデオ信号をエンコードして新た
なトランスポートストリームを生成するエンコーダ、1
00,101及び102はトランスポートストリームで
ある。
【0014】トランスポートストリーム100及び10
1はそれぞれデコーダ1及び2に入力され、デコーダ1
及び2の出力は信号切替手段3の入力端子にそれぞれ接
続される。
【0015】また、信号切替手段3の出力はエンコーダ
4に接続され、エンコーダ4はトランスポートストリー
ム102を生成して出力する。
【0016】ここで、図2に示す従来例の動作を説明す
る。デコーダ1及び2によって非同期のPCRを有する
トランスポートストリーム100及び101はアナログ
ビデオ信号に変換されるが、PCRはトランスポートス
トリームをデコードするために必要な情報であり、これ
らのアナログビデオ信号には存在しない。
【0017】すなわち、トランスポートストリーム10
0及び101をPCRが存在しないアナログビデオ信号
に一旦変換し、これらのアナログビデオ信号を切り替え
て生成させたアナログビデオ信号をエンコーダ4によっ
て同一のSTCに基づきエンコードしてトランスポート
ストリームを生成することにより、STCの連続性を確
保することが可能になる。
【0018】一方、図3はこのような従来のトランスポ
ートストリーム・スプライサーの他の一例を示す構成ブ
ロック図である。
【0019】図3において5及び6はアナログビデオ信
号をエンコードしてトランスポートストリームを生成す
るエンコーダ、7は基準信号を発生させる基準信号発生
器、8はディジタル信号(トランスポートストリーム)
を切り替える信号切替手段、103及び104はアナロ
グビデオ信号、105は基準信号、106はトランスポ
ートストリームである。
【0020】アナログビデオ信号103及び104はそ
れぞれエンコーダ5及び6の入力端子に入力され、エン
コーダ5及び6の出力は信号切替手段8の入力端子にそ
れぞれ接続される。
【0021】また、基準信号発生器7の出力である基準
信号105はエンコーダ5及び6の基準入力端子に接続
され、信号切替手段8はトランスポートストリーム10
6を生成して出力する。
【0022】ここで、図3に示す従来例の動作を説明す
る。エンコーダ5及び6は同一の基準信号105である
STCに基づきアナログビデオ信号103及び104を
エンコードしてトランスポートストリームをそれぞれ生
成して出力する。
【0023】これら生成されたトランスポートストリー
ムは同一のSTCに基づきエンコードされているので各
々のトランスポートストリームのPCRは同期してお
り、単純に信号切替手段8でトランスポートストリーム
を切り替えてもSTCの連続性を確保することが可能に
なる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2に示す従
来例では、トランスポートストリームを一旦アナログビ
デオ信号に変換した後に再度エンコードしてトランスポ
ートストリームを生成しているため、画質の劣化が生じ
てしまうと言った問題点があった。また、デコーダ及び
エンコーダを双方必要とするため装置の回路規模が大き
くなってしまうと言った問題点があった。
【0025】一方、図3に示す従来例では、2つのエン
コーダ5及び6が物理的に離れた場所に存在する場合に
は、同一の基準信号を用いることが困難であると言った
問題点があった。
【0026】例えば、ISDN(Integrated Services
Digital Network)等の広域ネットワークを用いて基準
信号を分配して共有する方法も考えられるものの、大掛
かりなシステムになってしまい、このような広域ネット
ワークを利用できない場所ではエンコードができなくな
ってしまう。
【0027】また、GPS(Global Positioning Syste
m)の時計を用いて同期を取る方法も考えられるが、G
PSを受信できない場所ではエンコードができなくなっ
てしまう。従って本発明が解決しようとする課題は、ト
ランスポートストリームの基準となるクロックの連続性
を確保することが可能なトランスポートストリーム・ス
プライサーを実現することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、本発明のうち請求項1記載の発明は、トラン
スポートストリーム・スプライサーにおいて、第1及び
第2のトランスポートストリームのPCRをそれぞれ検
出する第1及び第2のPCR検出手段と、この第1及び
第2のPCR検出手段の出力及び前記第1のトランスポ
ートストリームに基づき前記第2のトランスポートスト
リームのデータレートを調整するデータレート調整手段
と、このデータレート調整手段の出力のPCRを前記第
1のPCR検出手段の出力に基づき同期させるPCR同
期手段と、前記第1のトランスポートストリームと前記
PCR同期手段の出力を切り替える信号切替手段とを備
えたことにより、トランスポートストリームの基準とな
るクロックの連続性を確保することが可能になる。
【0029】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であるトランスポートストリーム・スプライサーにお
いて、前記PCR同期手段が、前記第1のPCR検出手
段の出力に基づき前記データレート調整手段の出力のP
CRを打ち直して変更するタイムスタンプ変更手段から
構成されたことにより、トランスポートストリームの基
準となるクロックの連続性を確保することが可能にな
る。
【0030】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明であるトランスポートストリーム・スプライサーにお
いて、前記データレート調整手段が、前記第2のトラン
スポートストリームのデータクロックに基づき前記第2
のトランスポートストリームを格納し、前記第1のトラ
ンスポートストリームのデータクロックに基づき読み出
すバッファ手段と、前記第1及び第2のPCR検出手段
の出力に基づき前記バッファ手段からの読み出しのタイ
ミングを早くし、若しくは、遅くして読み出して出力す
るレート制御手段とから構成されたことにより、トラン
スポートストリームの基準となるクロックの連続性を確
保することが可能になる。
【0031】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明であるトランスポートストリーム・スプライサーにお
いて、前記レート制御手段が、前記バッファ手段からの
読み出しのタイミングを早くした場合に、前記第2のト
ランスポートストリームのデータ量を減らす制御を行う
ことにより、トランスポートストリームの基準となるク
ロックの連続性を確保することが可能になる。
【0032】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明であるトランスポートストリーム・スプライサーにお
いて、前記レート制御手段が、前記第2のトランスポー
トストリームからNULLデータを除去、ビデオフレー
ムのこま落し、若しくは、MPEGの圧縮率を上げるこ
とにより前記第2のトランスポートストリームのデータ
量を減らす制御を行うことにより、トランスポートスト
リームの基準となるクロックの連続性を確保することが
可能になる。
【0033】請求項6記載の発明は、請求項3記載の発
明であるトランスポートストリーム・スプライサーにお
いて、前記レート制御手段が、前記バッファ手段からの
読み出しのタイミングを遅くした場合に、前記第2のト
ランスポートストリームのデータ量を増やす制御を行う
ことにより、トランスポートストリームの基準となるク
ロックの連続性を確保することが可能になる。
【0034】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明であるトランスポートストリーム・スプライサーにお
いて、前記レート制御手段が、前記第2のトランスポー
トストリームに対してNULLデータを挿入することに
より前記第2のトランスポートストリームのデータ量を
増やす制御を行うことにより、トランスポートストリー
ムの基準となるクロックの連続性を確保することが可能
になる。
【0035】請求項8記載の発明は、請求項1記載の発
明であるトランスポートストリーム・スプライサーにお
いて、前記PCR同期手段が、前記第1及び第2のトラ
ンスポートストリームのビデオデータのフレームレート
を検出し、検出された前記フレームレートに基づき前記
第2のトランスポートストリームのPCRを同期させる
ことにより、トランスポートストリームの基準となるク
ロックの連続性を確保することが可能になる。
【0036】請求項9記載の発明は、請求項3記載の発
明であるトランスポートストリーム・スプライサーにお
いて、前記レート制御手段が、前記バッファ手段のデー
タの残量を検出することでデータレートの違いを認識す
ることにより、記憶容量が有限であるバッファ手段のオ
バーフロー等の不具合を防止することが可能になる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明に係るトランスポートストリー
ム・スプライサーの一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【0038】図1において9及び10はPCR検出手
段、11はバッファ手段、12はレート制御手段、13
はタイムスタンプ変更手段、14は信号切替手段、10
7,108及び109はトランスポートストリームであ
る。
【0039】また、11及び12はデータレート調整手
段50を、13はPCR同期手段51をそれぞれ構成し
ている。
【0040】第1のトランスポートストリーム107は
PCR検出手段10の入力端子、レート制御手段12の
読出クロック入力端子及び信号切替手段14の一方の入
力端子に入力される。
【0041】第2のトランスポートストリーム108は
PCR検出手段9の入力端子、バッファ手段11の入力
端子及び書込クロック入力端子にそれぞれ接続される。
【0042】PCR検出手段9の出力はレート制御手段
12の一方の検出信号入力端子に接続され、PCR検出
手段10の出力はレート制御手段12の他方の検出信号
入力端子及びタイムスタンプ変更手段13の検出信号入
力端子にそれぞれ接続される。
【0043】バッファ手段11の出力はレート制御手段
12の入力端子に接続され、レート制御手段12の出力
はタイムスタンプ変更手段13の入力端子に接続され
る。また、タイムスタンプ変更手段13の出力は信号切
替手段14の他方の入力端子に接続され、信号切替手段
14はトランスポートストリーム109を出力する。
【0044】ここで、図1に示す実施例の動作を説明す
る。図1に示す実施例はトランスポートストリーム10
8のデータレートをトランスポートストリーム107の
データレートに合わせると共にトランスポートストリー
ム108のPCRを打ち直して変更する。
【0045】先ず、PCR検出手段9及び10はトラン
スポートストリーム108及び107のPCRをそれぞ
れ検出する。
【0046】また、トランスポートストリーム108の
データクロックはバッファ手段11の書込クロック信号
として用いられて、トランスポートストリーム108が
バッファ手段11に書き込まれる。
【0047】バッファ手段11はトランスポートストリ
ーム107とトランスポートストリーム108のデータ
レートの相違を吸収するものであり、FIFO(First-
In First-Out)バッファ等が用いられる。
【0048】バッファ手段11に格納されたトランスポ
ートストリーム108はトランスポートストリーム10
7のデータクロックを読出クロック信号として読み出さ
れ、レート制御手段12に出力される。
【0049】レート制御手段12はPCR検出手段9及
び10で検出されたトランスポートストリーム108及
び107のPCRに基づきトランスポートストリーム1
08のデータレートを調整してタイムスタンプ変更手段
13に出力する。
【0050】例えば、トランスポートストリーム108
のPCRがトランスポートストリーム107のPCRよ
りも進んでいる、言い換えれば、トランスポートストリ
ーム108のデータレートがトランスポートストリーム
107のデータレートより大きい場合、レート制御手段
12はバッファ手段11からの読み出しタイミングを早
くする。
【0051】そして、レート制御手段12はトランスポ
ートストリーム108のデータ量を減らす制御を行う。
【0052】具体的には、トランスポートストリーム1
08から”NULLデータ”を除去、ビデオフレームの
こま落しを行う、若しくは、MPEGの圧縮率を上げる
等を行う。
【0053】一方、例えば、トランスポートストリーム
108のPCRがトランスポートストリーム107のP
CRよりも遅れている、言い換えれば、トランスポート
ストリーム108のデータレートがトランスポートスト
リーム107のデータレートより小さい場合、レート制
御手段12はバッファ手段11からの読み出しタイミン
グを遅くする。
【0054】そして、レート制御手段12はトランスポ
ートストリーム108のデータ量を増やす制御を行う。
【0055】具体的には、トランスポートストリーム1
08に対して”NULLデータ”を挿入する等を行う。
【0056】そして、タイムスタンプ変更手段13はP
CR検出手段10の検出したPCRに基づきデータレー
トが調整されたトランスポートストリーム108のPC
Rを打ち直して変更すると共に信号切替手段14に出力
する。
【0057】最後に、信号切替手段14はトランスポー
トストリーム107とデータレートが調整されPCRが
同期されたトランスポートストリーム108とを適宜切
り替えてトランスポートストリーム109として出力す
る。
【0058】但し、トランスポートストリーム107と
データレートが調整されPCRが同期されたトラスポー
トストリーム108とはデータレート及びPCRの同期
がなされているので、信号切替手段14は信号の同期に
関して何ら制御する必要性はない。
【0059】この結果、2つのトランスポートストリー
ムのPCRを検出し、検出されたPCRに基づき一方の
トランスポートストリームのデータレートを調整し及び
PCRを打ち直して変更することにより、トランスポー
トストリームの基準となるクロックの連続性を確保する
ことが可能になる。
【0060】なお、図1に示す実施例ではトランスポー
トストリームの切り替えについて説明しているが、MP
EG−2のストリームの方式であるプログラムストリー
ムに関しても適用可能である。
【0061】また、図1に示す実施例では2つのトラン
スポートストリームの同期を取るために2つのトランス
ポートストリームのPCRを検出して基準としている
が、2つのトランスポートストリームのビデオデータの
フレームレートを検出して基準としても構わない。
【0062】また、レート制御手段12は検出されたP
CRに基づきデータレートの違いを認識しているが、バ
ッファ手段11のデータの残量を検出することでデータ
レートの違いを認識することも可能である。
【0063】この場合には、記憶容量が有限であるFI
FOバッファ等のバッファ手段11のオバーフロー等の
不具合を防止することが可能になる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のような効果がある。請求項1,2,
3,4,5,6及び請求項7の発明によれば、2つのト
ランスポートストリームのPCRを検出し、検出された
PCRに基づき一方のトランスポートストリームのデー
タレートを調整し及びPCRを打ち直して変更すること
により、トランスポートストリームの基準となるクロッ
クの連続性を確保することが可能になる。
【0065】また、請求項8の発明によれば、2つのト
ランスポートストリームのビデオデータのフレームレー
トを検出し、検出されたフレームレートに基づき一方の
トランスポートストリームのPCRを同期させることに
より、トランスポートストリームの基準となるクロック
の連続性を確保することが可能になる。
【0066】また、請求項9の発明によれば、バッファ
手段のデータの残量を検出することでデータレートの違
いを認識することにより、記憶容量が有限であるバッフ
ァ手段のオバーフロー等の不具合を防止することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトランスポートストリーム・スプ
ライサーの一実施例を示す構成ブロック図である。
【図2】従来のトランスポートストリーム・スプライサ
ーの一例を示す構成ブロック図である。
【図3】従来のトランスポートストリーム・スプライサ
ーの他の一例を示す構成ブロック図である。
【符号の説明】
1,2 デコーダ 3,8,14 信号切替手段 4,5,6 エンコーダ 7 基準信号発生器 9,10 PCR検出手段 11 バッファ手段 12 レート制御手段 13 タイムスタンプ変更手段 50 データレート調整手段 51 PCR同期手段 100,101,102,106,107,108,1
09 トランスポートストリーム 103,104 アナログビデオ信号 105 基準信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 MA00 RB02 RC04 UA02 UA05 UA10 UA34 5K028 AA01 AA06 EE03 MM16 NN31 RR03 SS05 SS24 5K047 AA01 AA15 DD02 LL10 MM24

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスポートストリーム・スプライサー
    において、 第1及び第2のトランスポートストリームのPCRをそ
    れぞれ検出する第1及び第2のPCR検出手段と、 この第1及び第2のPCR検出手段の出力及び前記第1
    のトランスポートストリームに基づき前記第2のトラン
    スポートストリームのデータレートを調整するデータレ
    ート調整手段と、 このデータレート調整手段の出力のPCRを前記第1の
    PCR検出手段の出力に基づき同期させるPCR同期手
    段と、 前記第1のトランスポートストリームと前記PCR同期
    手段の出力を切り替える信号切替手段とを備えたことを
    特徴とするトランスポートストリーム・スプライサー。
  2. 【請求項2】前記PCR同期手段が、 前記第1のPCR検出手段の出力に基づき前記データレ
    ート調整手段の出力のPCRを打ち直して変更するタイ
    ムスタンプ変更手段から構成されたことを特徴とする請
    求項1記載のトランスポートストリーム・スプライサ
    ー。
  3. 【請求項3】前記データレート調整手段が、 前記第2のトランスポートストリームのデータクロック
    に基づき前記第2のトランスポートストリームを格納
    し、前記第1のトランスポートストリームのデータクロ
    ックに基づき読み出すバッファ手段と、 前記第1及び第2のPCR検出手段の出力に基づき前記
    バッファ手段からの読み出しのタイミングを早くし、若
    しくは、遅くして読み出して出力するレート制御手段と
    から構成されたことを特徴とする請求項1記載のトラン
    スポートストリーム・スプライサー。
  4. 【請求項4】前記レート制御手段が、 前記バッファ手段からの読み出しのタイミングを早くし
    た場合に、前記第2のトランスポートストリームのデー
    タ量を減らす制御を行うことを特徴とする請求項3記載
    のトランスポートストリーム・スプライサー。
  5. 【請求項5】前記レート制御手段が、 前記第2のトランスポートストリームからNULLデー
    タを除去、ビデオフレームのこま落し、若しくは、MP
    EGの圧縮率を上げることにより前記第2のトランスポ
    ートストリームのデータ量を減らす制御を行うことを特
    徴とする請求項4記載のトランスポートストリーム・ス
    プライサー。
  6. 【請求項6】前記レート制御手段が、 前記バッファ手段からの読み出しのタイミングを遅くし
    た場合に、前記第2のトランスポートストリームのデー
    タ量を増やす制御を行うことを特徴とする請求項3記載
    のトランスポートストリーム・スプライサー。
  7. 【請求項7】前記レート制御手段が、 前記第2のトランスポートストリームに対してNULL
    データを挿入することにより前記第2のトランスポート
    ストリームのデータ量を増やす制御を行うことを特徴と
    する請求項6記載のトランスポートストリーム・スプラ
    イサー。
  8. 【請求項8】前記PCR同期手段が、 前記第1及び第2のトランスポートストリームのビデオ
    データのフレームレートを検出し、検出された前記フレ
    ームレートに基づき前記第2のトランスポートストリー
    ムのPCRを同期させることを特徴とする請求項1記載
    のトランスポートストリーム・スプライサー。
  9. 【請求項9】前記レート制御手段が、 前記バッファ手段のデータの残量を検出することでデー
    タレートの違いを認識することを特徴とする請求項3記
    載のトランスポートストリーム・スプライサー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010511357A (ja) * 2006-11-28 2010-04-08 モトローラ・インコーポレイテッド データストリーム同士間でコンテンツを分配および切替するデータストリーム再生方法およびデータストリーム再生方法

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