JP2003272576A - 二次電池の製造方法及びその方法によって製造された二次電池 - Google Patents
二次電池の製造方法及びその方法によって製造された二次電池Info
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- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 二次電池において、正極リードと負極リード
に対するリードフィルムの貼付け作業性を向上するこ
と。 【解決手段】 ポリマー電池10の製造方法において、
正極リード24と負極リード25のそれぞれに、それら
の両リード24、25に渡る長いリードフィルム30
A、30Bを貼る工程を有してなるもの。
に対するリードフィルムの貼付け作業性を向上するこ
と。 【解決手段】 ポリマー電池10の製造方法において、
正極リード24と負極リード25のそれぞれに、それら
の両リード24、25に渡る長いリードフィルム30
A、30Bを貼る工程を有してなるもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリマー電池等の二
次電池の製造方法及びその方法によって製造された二次
電池に関する。
次電池の製造方法及びその方法によって製造された二次
電池に関する。
【0002】
【従来の技術】二次電池の一つであるポリマー電池は、
外装ケース内に正電極板とセパレータと負極板をこの順
に積層した発電要素を収容し、正極板の一端が接続され
た正極リードと負極板の一端が接続された負極リードの
それぞれを外装ケースから外部に引き出し、外装ケース
の内部には電解液を封入して構成される。
外装ケース内に正電極板とセパレータと負極板をこの順
に積層した発電要素を収容し、正極板の一端が接続され
た正極リードと負極板の一端が接続された負極リードの
それぞれを外装ケースから外部に引き出し、外装ケース
の内部には電解液を封入して構成される。
【0003】また、外装ケースからの電解液の漏出を防
止するため、正極リードと負極リードを外装ケースのシ
ール部から外部に引き出し、それらの正極リードと負極
リードのそれぞれに貼ったリードフィルムにより上記シ
ール部を封止している。リードフィルムは、外装ケース
にもリードにも容易に接着する材料から構成される。
止するため、正極リードと負極リードを外装ケースのシ
ール部から外部に引き出し、それらの正極リードと負極
リードのそれぞれに貼ったリードフィルムにより上記シ
ール部を封止している。リードフィルムは、外装ケース
にもリードにも容易に接着する材料から構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、正極リ
ードと負極リードのそれぞれに別々のリードフィルムを
貼っており、各リードフィルムが小片すぎて貼付けに困
難がある。
ードと負極リードのそれぞれに別々のリードフィルムを
貼っており、各リードフィルムが小片すぎて貼付けに困
難がある。
【0005】本発明の課題は、二次電池において、正極
リードと負極リードに対するリードフィルムの貼付け作
業性を向上することにある。
リードと負極リードに対するリードフィルムの貼付け作
業性を向上することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外装
ケース内に正極板とセパレータと負極板をこの順に積層
した発電要素を収容し、正極板の一端が接続された正極
リードと負極板の一端が接続された負極リードのそれぞ
れを外装ケースのシール部から外部に引き出し、それら
の正極リードと負極リードのそれぞれに貼ったリードフ
ィルムにより上記シール部を封止してなる二次電池の製
造方法において、正極リードと負極リードのそれぞれ
に、それらの両リードに渡る長いリードフィルムを貼る
工程を有してなるようにしたものである。
ケース内に正極板とセパレータと負極板をこの順に積層
した発電要素を収容し、正極板の一端が接続された正極
リードと負極板の一端が接続された負極リードのそれぞ
れを外装ケースのシール部から外部に引き出し、それら
の正極リードと負極リードのそれぞれに貼ったリードフ
ィルムにより上記シール部を封止してなる二次電池の製
造方法において、正極リードと負極リードのそれぞれ
に、それらの両リードに渡る長いリードフィルムを貼る
工程を有してなるようにしたものである。
【0007】請求項2の発明は、外装ケース内に正極板
とセパレータと負極板をこの順に積層した発電要素を収
容し、正極板の一端が接続された正極リードと負極板の
一端が接続された負極リードのそれぞれを外装ケースの
シール部から外部に引き出し、それらの正極リードと負
極リードのそれぞれに貼ったリードフィルムにより上記
シール部を封止してなる二次電池の製造方法において、
正極リードと負極リードのそれぞれに、それらの両リー
ドに渡る長いリードフィルムを貼る工程と、両リードに
貼った長いリードフィルムをそれらの両リードの間で分
割する工程とを有してなるようにしたものである。
とセパレータと負極板をこの順に積層した発電要素を収
容し、正極板の一端が接続された正極リードと負極板の
一端が接続された負極リードのそれぞれを外装ケースの
シール部から外部に引き出し、それらの正極リードと負
極リードのそれぞれに貼ったリードフィルムにより上記
シール部を封止してなる二次電池の製造方法において、
正極リードと負極リードのそれぞれに、それらの両リー
ドに渡る長いリードフィルムを貼る工程と、両リードに
貼った長いリードフィルムをそれらの両リードの間で分
割する工程とを有してなるようにしたものである。
【0008】請求項3の発明は、外装ケース内に正極板
とセパレータと負極板をこの順に積層した発電要素を収
容し、正極板の一端が接続された正極リードと負極板の
一端が接続された負極リードのそれぞれを外装ケースの
シール部から外部に引き出し、それらの正極リードと負
極リードのそれぞれに貼ったリードフィルムにより上記
シール部を封止してなる二次電池の製造方法において、
正極板とセパレータと負極板を積層して発電要素を作成
する工程と、発電要素を構成する正極板の一端に正極リ
ードを接続するとともに、負極板の一端に負極リードを
接続する工程と、極リードと負極リードのそれぞれに、
それらの両リードに渡る長いリードフィルムを貼る工程
と、装ケース内に発電要素を収容し、正極リードと負極
リードを外装ケースのシール部から外部に引き出した状
態で封止する工程とを有してなるようにしたものであ
る。
とセパレータと負極板をこの順に積層した発電要素を収
容し、正極板の一端が接続された正極リードと負極板の
一端が接続された負極リードのそれぞれを外装ケースの
シール部から外部に引き出し、それらの正極リードと負
極リードのそれぞれに貼ったリードフィルムにより上記
シール部を封止してなる二次電池の製造方法において、
正極板とセパレータと負極板を積層して発電要素を作成
する工程と、発電要素を構成する正極板の一端に正極リ
ードを接続するとともに、負極板の一端に負極リードを
接続する工程と、極リードと負極リードのそれぞれに、
それらの両リードに渡る長いリードフィルムを貼る工程
と、装ケース内に発電要素を収容し、正極リードと負極
リードを外装ケースのシール部から外部に引き出した状
態で封止する工程とを有してなるようにしたものであ
る。
【0009】請求項4の発明は、外装ケース内に正極板
とセパレータと負極板をこの順に積層した発電要素を収
容し、正極板の一端が接続された正極リードと負極板の
一端が接続された負極リードのそれぞれを外装ケースの
シール部から外部に引き出し、それらの正極リードと負
極リードのそれぞれに貼ったリードフィルムにより上記
シール部を封止してなる二次電池の製造方法において、
正極板とセパレータと負極板を積層して発電要素を作成
する工程と、発電要素を構成する正極板の一端に正極リ
ードを接続するとともに、負極板の一端に負極リードを
接続する工程と、極リードと負極リードのそれぞれに、
それらの両リードに渡る長いリードフィルムを貼る工程
と、リードに貼った長いリードフィルムをそれらの両リ
ードの間で分割する工程と、装ケース内に発電要素を収
容し、正極リードと負極リードを外装ケースのシール部
から外部に引き出した状態で封止する工程とを有してな
るようにしたものである。
とセパレータと負極板をこの順に積層した発電要素を収
容し、正極板の一端が接続された正極リードと負極板の
一端が接続された負極リードのそれぞれを外装ケースの
シール部から外部に引き出し、それらの正極リードと負
極リードのそれぞれに貼ったリードフィルムにより上記
シール部を封止してなる二次電池の製造方法において、
正極板とセパレータと負極板を積層して発電要素を作成
する工程と、発電要素を構成する正極板の一端に正極リ
ードを接続するとともに、負極板の一端に負極リードを
接続する工程と、極リードと負極リードのそれぞれに、
それらの両リードに渡る長いリードフィルムを貼る工程
と、リードに貼った長いリードフィルムをそれらの両リ
ードの間で分割する工程と、装ケース内に発電要素を収
容し、正極リードと負極リードを外装ケースのシール部
から外部に引き出した状態で封止する工程とを有してな
るようにしたものである。
【0010】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載の製造方法により製造された二次電池である。
かに記載の製造方法により製造された二次電池である。
【0011】
【作用】二次電池において、正極リードと負極リード
のそれぞれに、それらの両リードに渡る長いリードフィ
ルムを加熱溶着等により貼るので、リードフィルムが貼
り付け過程で小片すぎることがなく、その貼付け作業性
を向上できる。
のそれぞれに、それらの両リードに渡る長いリードフィ
ルムを加熱溶着等により貼るので、リードフィルムが貼
り付け過程で小片すぎることがなく、その貼付け作業性
を向上できる。
【0012】リードフィルムがリードへの加熱溶着後
に熱収縮するものにあっては、上述の長いリードフィ
ルムを両リードへの貼付け後に2分割することにより、
両リードの間隔が縮まるのを防止できる。
に熱収縮するものにあっては、上述の長いリードフィ
ルムを両リードへの貼付け後に2分割することにより、
両リードの間隔が縮まるのを防止できる。
【0013】リードフィルムがリードへの加熱溶着後
に熱収縮しないもの、又は熱収縮を阻止するように保持
されて冷却処理されたものにあっては、正極リードと負
極リードの両リードに貼った長いリードフィルムを分割
しない長い形態のまま製品化することができ、結果とし
て、この長いリードフィルムが両リードの間隔を一定に
保つ手段となり、二次電池の品質を簡易に向上する。
に熱収縮しないもの、又は熱収縮を阻止するように保持
されて冷却処理されたものにあっては、正極リードと負
極リードの両リードに貼った長いリードフィルムを分割
しない長い形態のまま製品化することができ、結果とし
て、この長いリードフィルムが両リードの間隔を一定に
保つ手段となり、二次電池の品質を簡易に向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はポリマー電池を示す断面
図、図2は発電要素の製造工程図、図3はリードフィル
ムの貼付け工程を示す斜視図、図4は外装ケースへの発
電要素の収容工程を示す斜視図である。
図、図2は発電要素の製造工程図、図3はリードフィル
ムの貼付け工程を示す斜視図、図4は外装ケースへの発
電要素の収容工程を示す斜視図である。
【0015】ポリマー電池10は、図1に示す如く、ア
ルミラミネートフィルム等からなる外装ケース11内に
正極板21とセパレータ22と負極板23をこの順に積
層した発電要素20(図2)を収容し、複数枚の正極板
21の各一端に設けた正極タブ21Aが接続された正極
リード24と、複数枚の負極板23の各一端に設けた負
極タブ23A(不図示)が接続された負極リード25を
外装ケース11から外部に引き出し、外装ケース11の
内部には電解液を封入して構成される。
ルミラミネートフィルム等からなる外装ケース11内に
正極板21とセパレータ22と負極板23をこの順に積
層した発電要素20(図2)を収容し、複数枚の正極板
21の各一端に設けた正極タブ21Aが接続された正極
リード24と、複数枚の負極板23の各一端に設けた負
極タブ23A(不図示)が接続された負極リード25を
外装ケース11から外部に引き出し、外装ケース11の
内部には電解液を封入して構成される。
【0016】尚、外装ケース11は、ケース本体12と
カバー13からなり、ケース本体12に設けた凹部14
に発電要素20と電解液を収容する。
カバー13からなり、ケース本体12に設けた凹部14
に発電要素20と電解液を収容する。
【0017】ポリマー電池10は、外装ケース11から
の電解液の漏出を防止するため、正極リード24と負極
リード25を外装ケース11のシール部15(ケース本
体12のフランジ12Aとカバー13の挟着部)から外
部に引き出し、正極リード24の上下の両表面に貼った
リードフィルム31A、31Bと、負極リード25の上
下の両表面に貼ったリードフィルム32A、32B(不
図示)により上記シール部15を封止する。リードフィ
ルム31A、31B、32A、32Bは、外装ケース1
1にもリード24、25にも容易に接着する材料から構
成される。
の電解液の漏出を防止するため、正極リード24と負極
リード25を外装ケース11のシール部15(ケース本
体12のフランジ12Aとカバー13の挟着部)から外
部に引き出し、正極リード24の上下の両表面に貼った
リードフィルム31A、31Bと、負極リード25の上
下の両表面に貼ったリードフィルム32A、32B(不
図示)により上記シール部15を封止する。リードフィ
ルム31A、31B、32A、32Bは、外装ケース1
1にもリード24、25にも容易に接着する材料から構
成される。
【0018】ポリマー電池10は、外装ケース11の外
形寸法を正極リード24、負極リード25に沿う方向で
短尺化するため、正極リード24と各正極タブ21Aを
外装ケース11の底部寄りに折り曲げ、正極リード24
と各正極タブ21Aの接続点を外装ケース11の凹部1
4の底部側に納めるとともに、負極リード25と各負極
タブ23Aを外装ケース11の底部寄りに折り曲げ、負
極リード25と各負極タブ23Aの接続点を外装ケース
11の凹部14の底部側に納める。
形寸法を正極リード24、負極リード25に沿う方向で
短尺化するため、正極リード24と各正極タブ21Aを
外装ケース11の底部寄りに折り曲げ、正極リード24
と各正極タブ21Aの接続点を外装ケース11の凹部1
4の底部側に納めるとともに、負極リード25と各負極
タブ23Aを外装ケース11の底部寄りに折り曲げ、負
極リード25と各負極タブ23Aの接続点を外装ケース
11の凹部14の底部側に納める。
【0019】しかるに、ポリマー電池10は以下の製造
手順で製造される。 (1)正極板21とセパレータ22と負極板23を積層し
て発電要素20を作成する(図2(A))。
手順で製造される。 (1)正極板21とセパレータ22と負極板23を積層し
て発電要素20を作成する(図2(A))。
【0020】(2)各正極板21の正極タブ21Aを発電
要素20の下層側にて重ねるように各正極タブ21Aを
曲げ成形し、かつ各正極タブ21Aの先端をトリミング
する(図2(B)、(C))。同時に、各負極板23の
負極タブ23Aを発電要素20の下層側にて重ねるよう
に各負極タブ23Aを曲げ成形し、かつ各負極タブ23
Aの先端をトリミングする。
要素20の下層側にて重ねるように各正極タブ21Aを
曲げ成形し、かつ各正極タブ21Aの先端をトリミング
する(図2(B)、(C))。同時に、各負極板23の
負極タブ23Aを発電要素20の下層側にて重ねるよう
に各負極タブ23Aを曲げ成形し、かつ各負極タブ23
Aの先端をトリミングする。
【0021】(3)各正極タブ21Aに正極リード24を
超音波溶接する(図2(D))。同時に各負極タブ23
Aに負極リード25を超音波溶接する。
超音波溶接する(図2(D))。同時に各負極タブ23
Aに負極リード25を超音波溶接する。
【0022】(4)正極リード24と負極リード25の外
装ケース11のシール部15を通過する部分の上下の各
表面に、両リード24、25に渡る上下の長いリードフ
ィルム30A、30Bを加熱溶着して貼る(図3
(A))。このとき、上ヒータブロック40Aにリード
フィルム30Aを、下ヒータブロック40Bにリードフ
ィルム30Bを真空吸着等により保持し、両ヒータブロ
ック40A、40Bで正極リード24及び負極リード2
5を挟圧することにより、上下のリードフィルム30
A、30Bのそれぞれを両リード24、25に渡るよう
に貼る。
装ケース11のシール部15を通過する部分の上下の各
表面に、両リード24、25に渡る上下の長いリードフ
ィルム30A、30Bを加熱溶着して貼る(図3
(A))。このとき、上ヒータブロック40Aにリード
フィルム30Aを、下ヒータブロック40Bにリードフ
ィルム30Bを真空吸着等により保持し、両ヒータブロ
ック40A、40Bで正極リード24及び負極リード2
5を挟圧することにより、上下のリードフィルム30
A、30Bのそれぞれを両リード24、25に渡るよう
に貼る。
【0023】(5)両リード24、25に渡って貼った上
下のリードフィルム30A、30Bを、それらの両リー
ド24、25の中間でカッタにより切断して分割する。
これにより、正極リード24の上下の両表面にリードフ
ィルム31A、31Bが貼られ、負極リード25の上下
の両表面にリードフィルム32A、32Bが貼られた状
態になる(図2(E)、図3(B))。
下のリードフィルム30A、30Bを、それらの両リー
ド24、25の中間でカッタにより切断して分割する。
これにより、正極リード24の上下の両表面にリードフ
ィルム31A、31Bが貼られ、負極リード25の上下
の両表面にリードフィルム32A、32Bが貼られた状
態になる(図2(E)、図3(B))。
【0024】(6)正極リード24と各正極タブ21Aの
接続点を外装ケース11内で発電要素20の積層方向の
一側(外装ケース11の凹部14の底部側)に納めるよ
うにそれらの正極リード24と各正極タブ21Aを折り
曲げ、かつ正極リード24の先端をトリミングする(図
2(F))。同時に、負極リード25と各負極タブ23
Aの接続点を外装ケース11内で発電要素20の積層方
向の一側(外装ケース11の凹部14の底部側)に納め
るようにそれらの負極リード25と各負極タブ23Aを
折り曲げ、かつ負極リード25の先端をトリミングす
る。
接続点を外装ケース11内で発電要素20の積層方向の
一側(外装ケース11の凹部14の底部側)に納めるよ
うにそれらの正極リード24と各正極タブ21Aを折り
曲げ、かつ正極リード24の先端をトリミングする(図
2(F))。同時に、負極リード25と各負極タブ23
Aの接続点を外装ケース11内で発電要素20の積層方
向の一側(外装ケース11の凹部14の底部側)に納め
るようにそれらの負極リード25と各負極タブ23Aを
折り曲げ、かつ負極リード25の先端をトリミングす
る。
【0025】(7)外装ケース11内に発電要素20を収
容し、正極リード24と負極リード25を外装ケース1
1のシール部15から外部に引き出した状態で、このシ
ール部15をリードフィルム31A、31Bとリードフ
ィルム32A、32Bにより封止するとともに、外装ケ
ース11内に電解液を封入する(図4)。
容し、正極リード24と負極リード25を外装ケース1
1のシール部15から外部に引き出した状態で、このシ
ール部15をリードフィルム31A、31Bとリードフ
ィルム32A、32Bにより封止するとともに、外装ケ
ース11内に電解液を封入する(図4)。
【0026】本実施形態によれば以下の作用がある。
ポリマー電池10において、正極リード24と負極リ
ード25のそれぞれに、それらの両リード24、25に
渡る長いリードフィルム30A、30Bを加熱溶着等に
より貼るので、リードフィルム30A、30Bが貼付け
過程で小片すぎることがなく、その貼付け作業性を向上
できる。
ード25のそれぞれに、それらの両リード24、25に
渡る長いリードフィルム30A、30Bを加熱溶着等に
より貼るので、リードフィルム30A、30Bが貼付け
過程で小片すぎることがなく、その貼付け作業性を向上
できる。
【0027】長いリードフィルム30A、30Bを両
リード24、25への貼付け後に2分割することによ
り、リードフィルム30A、30Bがリード24、25
への加熱溶着後に熱収縮するものにあっても、両リード
24、25の間隔が縮まるのを防止できる。
リード24、25への貼付け後に2分割することによ
り、リードフィルム30A、30Bがリード24、25
への加熱溶着後に熱収縮するものにあっても、両リード
24、25の間隔が縮まるのを防止できる。
【0028】尚、ポリマー電池10の製造段階で、リー
ドフィルム30A、30Bがリード24、25への加熱
溶着後に熱収縮しないもの、又は熱収縮を阻止するよう
に保持されて冷却処理されたものにあっては、正極リー
ド24と負極リード25の両リード24、25に貼った
長いリードフィルム30A、30Bを上述(5)の切断工
程によって分割することのない長い形態のまま製品化す
ることができ、結果としてこの長いリードフィルム30
A、30Bが両リード24、25の間隔を一定に保つ手
段となり、ポリマー電池10の品質を簡易に向上する。
ドフィルム30A、30Bがリード24、25への加熱
溶着後に熱収縮しないもの、又は熱収縮を阻止するよう
に保持されて冷却処理されたものにあっては、正極リー
ド24と負極リード25の両リード24、25に貼った
長いリードフィルム30A、30Bを上述(5)の切断工
程によって分割することのない長い形態のまま製品化す
ることができ、結果としてこの長いリードフィルム30
A、30Bが両リード24、25の間隔を一定に保つ手
段となり、ポリマー電池10の品質を簡易に向上する。
【0029】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、二
次電池の例としてポリマー電池に適用した例を説明した
が、正極板、セパレータ、負極板が積層されて発電要素
となすリチウムイオン電池等にも本発明は適用できる。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、二
次電池の例としてポリマー電池に適用した例を説明した
が、正極板、セパレータ、負極板が積層されて発電要素
となすリチウムイオン電池等にも本発明は適用できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、二次電池
において、正極リードと負極リードに対するリードフィ
ルムの貼付け作業性を向上することができる。
において、正極リードと負極リードに対するリードフィ
ルムの貼付け作業性を向上することができる。
【図1】図1はポリマー電池を示す断面図である。
【図2】図2は発電要素の製造工程図である。
【図3】図3はリードフィルムの貼り付け工程を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】図4は外装ケースへの発電要素の収容工程を示
す斜視図である。
す斜視図である。
10 ポリマー電池(二次電池)
11 外装ケース
15 シール部
20 発電要素
21 正極板
22 セパレータ
23 負極板
24 正極リード
25 負極リード
30A、30B 長いリードフィルム
31A、31B、32A、32B リードフィルム
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Fターム(参考) 5H011 AA09 EE04 FF04 GG01 HH02
5H022 BB02 BB05 BB12 CC03 CC27
EE10
5H028 AA07 BB01 BB04 BB05 CC02
CC05 CC07 CC08 HH05
Claims (5)
- 【請求項1】 外装ケース内に正極板とセパレータと負
極板をこの順に積層した発電要素を収容し、正極板の一
端が接続された正極リードと負極板の一端が接続された
負極リードのそれぞれを外装ケースのシール部から外部
に引き出し、それらの正極リードと負極リードのそれぞ
れに貼ったリードフィルムにより上記シール部を封止し
てなる二次電池の製造方法において、 正極リードと負極リードのそれぞれに、それらの両リー
ドに渡る長いリードフィルムを貼る工程を有してなるこ
とを特徴とする二次電池の製造方法。 - 【請求項2】 外装ケース内に正極板とセパレータと負
極板をこの順に積層した発電要素を収容し、正極板の一
端が接続された正極リードと負極板の一端が接続された
負極リードのそれぞれを外装ケースのシール部から外部
に引き出し、それらの正極リードと負極リードのそれぞ
れに貼ったリードフィルムにより上記シール部を封止し
てなる二次電池の製造方法において、 正極リードと負極リードのそれぞれに、それらの両リー
ドに渡る長いリードフィルムを貼る工程と、 両リードに貼った長いリードフィルムをそれらの両リー
ドの間で分割する工程とを有してなることを特徴とする
二次電池の製造方法。 - 【請求項3】 外装ケース内に正極板とセパレータと負
極板をこの順に積層した発電要素を収容し、正極板の一
端が接続された正極リードと負極板の一端が接続された
負極リードのそれぞれを外装ケースのシール部から外部
に引き出し、それらの正極リードと負極リードのそれぞ
れに貼ったリードフィルムにより上記シール部を封止し
てなる二次電池の製造方法において、 正極板とセパレータと負極板を積層して発電要素を作成
する工程と、 発電要素を構成する正極板の一端に正極リードを接続す
るとともに、負極板の一端に負極リードを接続する工程
と、 正極リードと負極リードのそれぞれに、それらの両リー
ドに渡る長いリードフィルムを貼る工程と、 外装ケース内に発電要素を収容し、正極リードと負極リ
ードを外装ケースのシール部から外部に引き出した状態
で封止する工程とを有してなることを特徴とする二次電
池の製造方法。 - 【請求項4】 外装ケース内に正極板とセパレータと負
極板をこの順に積層した発電要素を収容し、正極板の一
端が接続された正極リードと負極板の一端が接続された
負極リードのそれぞれを外装ケースのシール部から外部
に引き出し、それらの正極リードと負極リードのそれぞ
れに貼ったリードフィルムにより上記シール部を封止し
てなる二次電池の製造方法において、正極板とセパレー
タと負極板を積層して発電要素を作成する工程と、 発電要素を構成する正極板の一端に正極リードを接続す
るとともに、負極板の一端に負極リードを接続する工程
と、 正極リードと負極リードのそれぞれに、それらの両リー
ドに渡る長いリードフィルムを貼る工程と、 両リードに貼った長いリードフィルムをそれらの両リー
ドの間で分割する工程と、 外装ケース内に発電要素を収容し、正極リードと負極リ
ードを外装ケースのシール部から外部に引き出した状態
で封止する工程とを有してなることを特徴とする二次電
池の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の製造方
法により製造された二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002071007A JP2003272576A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 二次電池の製造方法及びその方法によって製造された二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002071007A JP2003272576A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 二次電池の製造方法及びその方法によって製造された二次電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003272576A true JP2003272576A (ja) | 2003-09-26 |
Family
ID=29201416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002071007A Pending JP2003272576A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | 二次電池の製造方法及びその方法によって製造された二次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003272576A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015506059A (ja) * | 2012-05-23 | 2015-02-26 | エルジー ケム. エルティーディ. | 電極組立体及びこれを含む電気化学素子 |
WO2018190016A1 (ja) * | 2017-04-14 | 2018-10-18 | 株式会社日立製作所 | 積層型二次電池 |
-
2002
- 2002-03-14 JP JP2002071007A patent/JP2003272576A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015506059A (ja) * | 2012-05-23 | 2015-02-26 | エルジー ケム. エルティーディ. | 電極組立体及びこれを含む電気化学素子 |
US10516185B2 (en) | 2012-05-23 | 2019-12-24 | Lg Chem. Ltd. | Electrode assembly and electrochemical cell containing the same |
WO2018190016A1 (ja) * | 2017-04-14 | 2018-10-18 | 株式会社日立製作所 | 積層型二次電池 |
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