JP2003272502A - 電線接続機構を備える電気機器の取付構造 - Google Patents
電線接続機構を備える電気機器の取付構造Info
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Abstract
にロックでき、ロックされていない場合には電気機器へ
の電線の接続が不可能であり、また、電線が電気機器に
接続された状態では電気機器を取付台から外すことがで
きない電線接続機構を備える電気機器の取付構造を提供
する。 【解決手段】電線接続機構を備える電気機器を取付台2
に摺動自在に取り付ける電線接続機構を備える電気機器
の取付構造において、電気機器に電線の挿入を阻止する
電線孔安全弁31と取付台2に設けた係止孔部22に挿
入される本体ロック片32とが連動する電気機器取付具
3を備える。
Description
える電気機器を取付台に取り付けるための電気機器の取
付構造に関するものである。
レーカや端子台等があり、例えば、分岐ブレーカはネジ
端子式、プラグイン式を問わずブレーカ本体に設けた取
付孔に取付ねじを挿入して取付台に固定する方法が一般
的であり、端子部に電線を接続した状態であっても取付
ねじを外すことができるものであった。ところが、この
従来の方法は、設置現場等でブレーカを増設したり、種
類の違うものに、例えば、サーキットブレーカを漏電ブ
レーカに、また、100V用を200V用に取り替えた
りするときにブレーカ本体が取付台に確実にロックされ
ているのを確認するには取付孔の取付ねじが締められて
いることを1個づつ確認しなければならず作業性が悪か
った。また、万一取付台への固定を忘れると、最悪の場
合、通電状態で分岐ブレーカが母線バーから脱落し、事
故につながる可能性があった。また、誤って負荷に電気
を供給している状態でブレーカを母線バーから外すと大
量のアークが飛び危険である問題がある。
を備える電気機器を取付台に確実にロックでき、ロック
されていない場合には電気機器への電線の接続が不可能
であり、また、電線が電気機器に接続された状態では電
気機器を取付台から外すことができない電気機器の取付
構造及び電気機器本体を母線バーに向け摺動させること
により、自動的に取付台にロックされる電線接続機構を
備える電気機器の取付構造が待望されていた。
になされた本発明は、電線接続機構を備える電気機器を
取付台に取り付ける電線接続機構を備える電気機器の取
付構造において、電気機器に電線の挿入を阻止する電線
孔安全弁と取付台に設けた係止部に係止される本体ロッ
ク片とが連動する電気機器取付具を備えたものを請求項
1に記載の発明とし、この発明において、電気機器を取
付台に摺動自在に取り付けものとし、取付時に電気機器
取付具を常時取付台側に付勢させたものを請求項2に記
載の発明とする。そして、前記請求項2に記載の発明に
おいて、電気機器取付具の両側を電気機器の背面両側に
設けた縦溝部に摺動自在に嵌合したうえ、該電気機器取
付具の両側に突設した弾性片を前記縦溝部の溝底に形成
した下広がり部により常時下方に付勢させるるとともに
本体ロック片の下面を電気機器の取付摺動方向に先端側
から下向き傾斜させたものを請求項3に記載の発明と
し、前記のこれらの発明において、電気機器取付具に電
線孔の間の前面側に介入する絶縁壁を設けたものを請求
項4に記載の発明とする。
を電線接続機構を備える電気機器である分岐用のブレー
カの取付構造により説明する。1は電線接続機構を備え
る電気機器である分岐用のブレーカであり、このブレー
カ1は取付台2にその下面の前後両側に対向して突設し
た横溝部11、11を取付台2に透設した抜き孔の孔縁
により形成したレール部21、21に係合させて摺動自
在に取り付けられるものである。
機器取付具であり、該電気機器取付具3は負荷端子用の
電線孔12への電線の挿入を阻止する電線孔安全弁31
と取付台2に設けた係止孔部22に挿入されるロック本
体32とが連動するように構成されており、電線孔安全
弁31が電線の挿入を可能とする時にロック本体32が
取付台2に設けた係止孔部22に挿入された状態とされ
ている。このロック本体32が取付台2に設けた係止部
に係止されれば取付状態となる。
が取付台2に取付時に常時取付台2側に付勢させるもの
とすることが好ましいものである。この付勢手段として
は図6に示すように、電気機器取付具3の両側をブレー
カ1の背面両側に設けた縦溝部13、13に摺動自在に
嵌合したうえ、該電気機器取付具3の両側に突設した弾
性片33、33を前記縦溝部13、13の溝底に形成し
た下広がり部13aにより常時下方に付勢させるものと
している。
広がり部13bを形成することにより、電気機器取付具
3を手指の操作で弾性片33の先端がこの上広がり部1
3bに達するまで上動させれば、電気機器取付具3のロ
ック本体32に解除位置に保持されるとともに電線孔安
全弁31は電線孔12への電線の挿入を阻止することと
なる。このようにすることにより、電気機器取付具3は
ロック解除位置を保持できるので、手指で解除状態を保
持させる必要がないので片手によりブレーカ1の取付台
2への脱着が可能となる。
に付勢させるものとした場合に、本体ロック片32の下
面32aをブレーカ1の取付摺動方向に先端から下向き
に傾斜させておけば、ブレーカ1を取付台2に摺動して
取り付ける際に自動的に本体ロック片32が付勢手段に
抗して取付台2の端部に押圧されて上動したうえ下動し
て係止孔部22に挿入されることとなり、ブレーカ1を
取付台2に押し付けてスライドするだけで取付、ロック
が行われ簡単な取付作業となる。また、図8に示すよう
に電気機器取付具3には電線孔12、12の間の前面側
に介入する絶縁壁34を設けておけば、電線孔12に挿
入する電線5の被覆が短くても絶縁を確保できるので、
電線被覆の剥離に多少のばらつきがあっても対応できる
ものである。なお、絶縁壁34は操作取手35に立設さ
せて設けてあるが電気機器取付具3の背面に直接設けて
もよい。
を取付台2に摺動自在に取り付けたうえ、図4、図5に
示すようにブレーカ1に備えた電気機器取付具3を下方
に摺動させれば、これに連動する電線の挿入を阻止する
電線孔安全弁31が電線の挿入を可能位置に達するとと
もに本体ロック片32が取付台2に設けた係止孔部22
に挿入されることとなる。これにより、取付台2に摺動
自在に取り付けたブレーカ1は取付台2に対して上下方
向及び左右方向に対する規制の他に前後方向にもロック
されるので、ブレーカ1は取付台2から外れることがな
いものである。
設けた係止孔部22に挿入されている場合に電線の挿入
を阻止する電線孔安全弁31が電線の挿入を可能位置に
達しているから電線5を電線孔12に挿入でき電線の接
続が行われることができる。この場合に、電線5が電線
孔安全弁31の上端に位置しているから、この電線5に
規制されて該電線安全弁31が上動が阻止されるので、
これと連動するする本体ロック片32も取付台2に設け
た係止孔部22から抜け出ることがないものである。従
って、通電状態でブレーカ1が取付台2から脱落して事
故につながることも、誤って負荷に電気を供給している
状態でブレーカ1を母線バー8から外して大量のアーク
を飛び出せる危険もないものである。
た係止孔部22に挿入されていない状態では、電線の挿
入を阻止する電線孔安全弁31が電線孔12の前面を覆
った状態であるので、不完全な取付状態であるブレーカ
1に電線5を接続することがないので安全を確保できる
うえ、電線5を外して初めて本体ロック片32に取付台
2に設けた係止孔部22へのロックを解除できるので、
電線5を接続した状態で不用意にブレーカ1を外すこと
がないものである。
取付台2に取付時に常時取付台2側に付勢させるものと
しておけば、電線5が離脱しても本体ロック片32が取
付台2に設けた係止孔部22へのロックを解除でするこ
とがないものである。また、図1に示すように取付台2
に矢印などブレーカ1のスライドを開始する目印9を付
けておくことが好ましい。なお、前記図示の実施形態は
プラグイン式ブレーカにより説明したがこれに限定され
ることはなくネジ端子式ブレーカであってもよく、端子
台その他電線接続機構を備えて取付台に取り付ける電気
機器であればよいことは勿論である。
機構を備える電気機器の取付構造は、電気機器を取付台
にロックしていない場合には電気機器への電線の接続が
不可能であるうえ、電線が電気機器に接続された状態で
は電気機器を取付台から外すことが不可能であるため、
現場で設置する時の安全面で優れている。また、電気機
器を母線バーに向けて摺動させることにより、自動的に
取付台にロックされるので、作業性も優れたものであ
る。さらに、電気機器取付具に絶縁壁を設けることによ
り電線の被覆が多少短くても安全である利点がある。従
って、従来の問題点を解決したものであり、業界にもた
らす益大なものである。
断面図である。
斜視図である。
示す正面図である。
示す正面図である。
図である。 1 ブレーカ 31 縦溝部 13a 下広がり部 2 取付台 22 係止孔部 3 電気機器取付具 31 電線孔安全弁 31 本体ロック片 32a 本体ロック片の底面 34 絶縁壁
Claims (4)
- 【請求項1】 電線接続機構を備える電気機器を取付台
に取り付ける電線接続機構を備える電気機器の取付構造
において、電気機器に電線の挿入を阻止する電線孔安全
弁と取付台に設けた係止部に係止される本体ロック片と
が連動する電気機器取付具を備えたことを特徴とする電
線接続機構を備える電気機器の取付構造。 - 【請求項2】 電気機器を取付台に摺動自在に取り付け
ものとし、取付時に電気機器取付具を常時取付台側に付
勢させた請求項1に記載の電線接続機構を備える電気機
器の取付構造。 - 【請求項3】 電気機器取付具の両側を電気機器の背面
両側に設けた縦溝部に摺動自在に嵌合したうえ、該電気
機器取付具の両側に突設した弾性片を前記縦溝部の溝底
に形成した下広がり部により常時下方に付勢させるると
ともに本体ロック片の下面を電気機器の取付摺動方向に
先端側から下向き傾斜させた請求項2に記載の電線接続
機構を備える電気機器の取付構造。 - 【請求項4】 電気機器取付具に電線孔の間の前面側に
介入する絶縁壁を設けた請求項1、2又は3に記載の電
線接続機構を備える電気機器の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002072513A JP4089947B2 (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 電線接続機構を備える電気機器の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002072513A JP4089947B2 (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 電線接続機構を備える電気機器の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003272502A true JP2003272502A (ja) | 2003-09-26 |
JP4089947B2 JP4089947B2 (ja) | 2008-05-28 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4089947B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007306728A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Nitto Electric Works Ltd | ブレーカモジュールの取付構造 |
JP2013110035A (ja) * | 2011-11-22 | 2013-06-06 | Tempearl Ind Co Ltd | 分岐開閉器 |
JP2014195402A (ja) * | 2010-06-16 | 2014-10-09 | Tempearl Ind Co Ltd | 回路遮断器の安全装置 |
JP2016207283A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | 日東工業株式会社 | 配線器具の電線接続部 |
-
2002
- 2002-03-15 JP JP2002072513A patent/JP4089947B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4089947B2 (ja) | 2008-05-28 |
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