JP2003271540A - Dmaデータ転送装置 - Google Patents

Dmaデータ転送装置

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JP2003271540A
JP2003271540A JP2002071088A JP2002071088A JP2003271540A JP 2003271540 A JP2003271540 A JP 2003271540A JP 2002071088 A JP2002071088 A JP 2002071088A JP 2002071088 A JP2002071088 A JP 2002071088A JP 2003271540 A JP2003271540 A JP 2003271540A
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JP
Japan
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dma
data
transfer
burst
address
Prior art date
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JP2002071088A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kuramoto
淳 倉元
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アドレス生成部において非連続のアドレスが
生成された場合、バースト処理数を減少することによ
り、アドレスの管理が容易になり、かつ余分なデータ書
き込みを押さえることを目的とする。 【解決手段】 アドレス連続検出部109がアドレスの
連続性を検出し、バースト転送決定部110においてバ
ースト転送数の変更を行うことにより、高速にデータ転
送を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DMAデータ転送
装置に関し、特にDMAバーストデータ転送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明と技術分野の類似する先願発明例
として、特開2001−331440号公報に開示され
ている「データ受信処理装置」がある。このデータ受信
処理装置は、DMA部が、外部から送信されていたデー
タをバースト単位毎にまとめ、バースト転送によってメ
モリに保存するようになっているので、メモリへのアク
セス回数を減らすことができるためシステム全体の効率
が上がり、さらにバースト転送を行なう場合、バースト
を行なわない転送をバースト単位分のデータとして転送
するのに必要な回数を行なう場合に比べ転送速度が速い
ため、データ受信バッファからメモリへの転送速度を向
上できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来技術には以
下のような問題点がある。アドレスの連続性を検出せず
にバースト転送を行なうため、必ず転送先のアドレスは
連続している必要があった。また、データを書き込むメ
モリがバンク構成になっている場合、連続でバースト転
送できないことがあり、特にSDRAM等についてはバ
ンク変更時に制御信号を出力する必要があったため、シ
ステムのバースト数が固定されるようなシステムではソ
フト上の転送先のアドレスの制約等が必要となったり、
バースト転送中にバンク変更のための制御信号が必要と
されていた。さらに、バッファにデータがたまっていな
い状態で内部データのバッファへのデータ転送が終了し
た場合、タイマのタイムアップを待ちバースト転送を行
なうため、タイムラグが生じる可能性があった。なお、
画像データなどの転送等に用いる場合は、1ラインの最
終データアドレスと2ライン目の最初のアドレスが連続
する必要がある。
【0004】以上のことから、本発明は係る上記問題点
に鑑みてなされたものであり、アドレス生成部において
非連続のアドレスが生成された場合、バースト処理数を
減少することにより、アドレスの管理が容易になり、か
つ余分なデータ書き込みを押さえることができるDMA
データ転送装置を提供することを目的とする。
【0005】本発明ではバンク間にまたがる場合バース
ト転送を抑制するため比較的簡易なSDRAM制御によ
りバンク内のバースト転送を高速に行ない、ソフトのア
ドレス設定値の制約も少なくするができるDMAデータ
転送装置を提供することを目的とする。
【0006】本発明では転送数カウンタ値により、バー
スト数を減少させ転送を行なうため、タイムラグが発生
しないDMAデータ転送装置を提供することを目的とす
る。
【0007】本発明では1ラインの終端ではバースト転
送を行なわないようにすることができるため、実際の画
像データ数とメモリ上の画像データのイメージを完全に
一致させる必要がないのでデータの加工等の自由度を増
やしつつ、データ転送を高速に実施できるDMAデータ
転送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のDMAデータ転送装置は、制御用C
PUとそれに接続されているCPUバスおよびDMAデ
ータ転送のためのDMAコントローラとそのDMAバ
ス、そしてDMAバスとCPUバスとのI/Fを有し、
CPUバス、DMAバスにより周辺の外部I/Oのデー
タを制御し、データ処理を行なうデータプロセッサにお
いて、外部DMAモジュールとの外部DMAバスI/F
とDMAバスI/Fとのデータ受け渡しするデータバッ
ファと、外部からのデータをデータ処理する複数の内部
DMAI/Oと、DMAリクエストより処理順位を決定
する優先順位決定ブロックと該DMAのアドレス生成部
と、アドレス生成部からのアドレスデータを元にバンク
切り替えを検出するバンク切り替え検出部と、DMAが
アクセスする外部SDRAMのアドレスの連続性を検出
するアドレス連続性検出部と、データ転送数カウンタ
と、画像データの1ライン終了の検出部と、バースト転
送数の変更を行なうバースト転送決定部と、そしてタイ
ミング制御部から構成されアドレスの連続性が途切れた
場合にSDRAMへのライトバースト転送数を減少させ
ることを特徴とする。
【0009】請求項2記載のDMAデータ転送装置は、
DMAアドレス生成部により生成される転送先アドレス
よりSDRAMへのバースト転送がSDRAMのバンク
間にまたがるか否かを検出し、検出時のみバースト転送
数を減少させることで、バンク間でのバースト転送を抑
制することにより、バースト転送中にバンク切り替えの
ためのRAS、CAS等の発生を行なう必要のない簡易
なSDRAM制御を用いてより高速にデータ転送を行な
うことを可能とすることを特徴とする。
【0010】請求項3記載のDMAデータ転送装置は、
データ転送カウンタからの残転送数によりバースト転送
数をdefault 値から減少させることを特徴とする。
【0011】請求項4記載のDMAデータ転送装置は、
画像データの1ライン終了を検出し、ライン終端のみバ
ースト転送数の抑制を行なうことにより、ライン幅設定
値の制約を少なくし、かつ高速にデータ転送を可能にす
ることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よるDMAデータ転送方式の実施形態を詳細に説明す
る。図1は図6のDMAコントローラの構成を示した図
である。図1は外部DMAバスI/F(I/Fはインタ
ーフェースを示す)101とDMAデータバッファ10
2、内部DMAI/O(I/Oは入出力を示す)10
3、優先順位決定回路104、DMAアドレス生成回路
105、ライン終了検出部106、データ転送数カウン
タ107、バンク切替検出部108、アドレス連続性検
出部109、バースト転送決定部110、タイミング制
御部111から構成されている。
【0013】外部DMAバスI/F101は、外部DM
Aモジュールとのインターフェースであり、DMAデー
タバッファ102は、DMAバスI/Fとのデータを受
け渡しする。内部DMAI/O103は外部からのデー
タをデータ処理する。優先順位決定回路104はDMA
リクエストより処理順位を決定する。DMAアドレス生
成回路105はアドレスを生成し、バンク切替検出部1
08が、そのアドレスデータを元にバンク切替えを検出
する。ライン終了検出部106は、画像データ1ライン
終了の検出をする。データ転送数カウンタ107は、デ
ータ転送数をカウントする。アドレス連続性検出部10
9は、DMAがアクセスする外部SDRAMのアドレス
の連続性を検出する。バースト転送決定部110は、バ
ースト転送数の変更を行なう。タイミング制御部111
は、ライン終了信号をライン終了検出部に入力する。
【0014】本実施形態によるDMAデータ転送装置の
動作について説明する。アドレス生成部からはdefault
バースト転送数よりも少ない転送数、例えばバースト数
が8ならば4バースト先のアドレスも生成される。アド
レス連続性検出部109においては、DMAアドレス生
成回路105においてSDRAMに出力されるアドレス
と例えば4バースト先のアドレスの連続性を検出してde
fault 値8バーストの転送が可能かを判断をし、バース
ト転送決定部110にバースト数を減少させるかを伝え
る。アドレスに連続性がないと判断した場合はdefault
値よりも小さな値でバースト転送を行なうことになる。
【0015】また、DMAアドレス生成回路105で生
成されたアドレスとdefault のバースト数先のバンクア
ドレスを比較し同一ならバンクの変化がないと判断し、
default 値でバースト転送を行なう。比較結果が異なれ
ばバンクが切り替わったと判断し、バースト数を減らし
て転送を行なう。
【0016】また、DMAの残転送数の確認を行なう。
データ転送数カウンタ107によりDMA転送の残デー
タ数が判断できる。これとdefault 値バースト数をバー
スト転送決定部110に送りDMAデータの残転送数が
default バースト値よりも少ない場合はバースト数を少
なくして転送を行なう。
【0017】さらに、出力バッファの空き状態とライン
終了信号の状態がチェックされる。ライン終了信号はタ
イミング制御部111を介して内部DMAI/Oよりラ
イン終了検出部106に入力される。通常default 値で
のバースト転送はバッファ状態がFullの状態で行なわれ
るが、ライン終端を検出した場合は、バッファの状態に
よらずバースト転送を開始する。バースト数はバースト
転送決定部110によりバッファ内の有効データ分だけ
実施される。
【0018】図2は、アドレス連続性検出部109にお
いて、アドレスの連続性の有無を判断し、バースト転送
をするかどうかを判断する。以下にそのフローを示す。
DMAアドレスが生成(ステップS201)され、現状
の転送先アドレスと次転送先アドレスが連続しているか
どうか判断する(ステップS202)。連続している場
合(ステップS202/はい)、バースト転送数defaul
t 設定(ステップS203)を行い、バースト転送実施
(ステップS205)を行い終了となる。連続していな
い場合(ステップS202/いいえ)、バースト転送数
を減らし(ステップS204)、バースト転送実施(ス
テップS205)を行い終了となる。
【0019】図3は、DMAアドレス生成回路105で
生成されたアドレスとバンクアドレスを比較し、バース
ト転送をするかを判断する動作のフローを示している。
DMAアドレスが生成され(ステップS301)、転送
先アドレスからのdefault バースト値がSDRAMのバ
ンク間にまたがらないかどうか判断する(ステップS3
02)。またがらない場合(ステップS302/は
い)、バースト転送数default 設定を行い(ステップS
303)、バースト転送実施(ステップS305)を行
い、終了する。またがる場合(ステップS302/いい
え)、バンクにまたがらないようにバースト転送数を減
らし(ステップS304)、バースト転送実施(ステッ
プS305)を行ない終了する。
【0020】図4は、DMAの残転送数カウンタ107
における動作のフローを示す。DMA残転送数確認(ス
テップS401)をし、DMAすべき残転送数がdefaul
t バースト数より大きいか判断する(ステップS40
2)。大きい場合(ステップS402/はい)、バース
ト転送数default 設定(ステップS403)をし、バー
スト転送実施(ステップS405)を行なう。大きくな
い場合(ステップS402/いいえ)、バースト数を残
転送数とし(ステップS404)、バースト転送実施
(ステップS405)を行なう。
【0021】図5は出力バッファの空き状態とライン終
了信号の状態をチェックする動作のフローを示す。出力
バッファに空きがあり、かつラインの終端に達したかど
うか判断する(ステップS501)。達した場合(ステ
ップS501/はい)、バースト数を減少させる(ステ
ップS502)。そして、バースト転送実施(ステップ
S504)を行なう。達していない場合(ステップS5
01/いいえ)、バースト転送数default 設定(ステッ
プS503)を行い、バースト転送実施(ステップS5
04)を行なう。
【0022】図6は従来のデータプロセッサの動作を以
下に示す。プロセッサ内のCPU601は、CPUバス
602を通し外部FROM603に接続されており、F
ROM603に登録されているプログラムにより制御さ
れる。DMAコントローラ604はCPU603により
各種設定がなされ、DMAの転送元、転送先のアドレス
等も設定される。スタートコマンドを実行することによ
り、DMAは外部SDRAM605と内部DMAI/O
606間のデータ転送を実施する。このとき図2、およ
び図3のフローに示すようにDMAアドレス生成部より
SDRAMに対してアドレスが出力される。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から、請求項1記載の発明に
よれば、SDRAMの転送先アドレスの連続性を検出し
ながらバースト転送をするか、しないか判断しているの
で、アドレスの管理が容易なバースト転送が実施でき
る。
【0024】また請求項2記載の発明によれば、バース
ト転送中にSDRAMのバンク切り替えが発生するかを
検出しているので、バンク間でのバースト転送を割ける
ことにより簡易なSDRAM制御でバースト転送が実施
できる。
【0025】さらに請求項3記載の発明によれば、DM
A転送数の残カウントをチェックしてバースト転送数の
制御を行なうので、バッファに転送データが残った状態
でのタイムラグがなくなり、バッファの管理も容易なバ
ースト転送が実施できる。
【0026】なお請求項4記載の発明によれば、DMA
転送方式においては1ラインの終了信号に同期してバッ
ファのデータ数を確認し、バースト数を減らして転送す
るので、バッファに空きがある状態でのタイムラグをな
くし効率よくバースト転送を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるDMAコントローラの構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明によるアドレス連続性検出部の動作手順
を示すフローである。
【図3】本発明によるバンク切替検出部の動作手順を示
すフローである。
【図4】本発明によるデータ転送数カウンタの動作手順
を示すフローである。
【図5】本発明によるライン終了検出部の動作手順を示
すフローである。
【図6】従来のデータプロセッサの構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
101 外部DMAバスI/F 102 DMAデータバッファ 103 内部DMAI/O 104 優先順位決定回路 105 DMAアドレス生成回路 106 ライン終了検出部 107 データ転送数カウンタ 108 バンク切替検出部 109 アドレス連続性検出部 110 バースト転送決定部 111 タイミング制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御用CPUとそれに接続されているC
    PUバスおよびDMAデータ転送のためのDMAコント
    ローラとそのDMAバスそしてDMAバスとCPUバス
    とのI/Fを有し、CPUバス、DMAバスにより周辺
    の外部I/Oのデータを制御し、データ処理を行なうデ
    ータプロセッサにおいて、 外部DMAモジュールとの外部DMAバスI/FとDM
    AバスI/Fとのデータの受け渡しするデータバッファ
    と、 外部からのデータをデータ処理する複数の内部DMAI
    /Oと、 DMAリクエストより処理順位を決定する優先順位決定
    ブロックと該DMAのアドレス生成部と、 アドレス生成部からのアドレスデータを元にバンク切り
    替えを検出するバンク切り替え検出部と、 DMAがアクセスする外部SDRAMのアドレスの連続
    性を検出するアドレス連続性検出部と、 データ転送数カウンタと、 画像データの1ライン終了の検出部とバースト転送数の
    変更を行なうバースト転送決定部と、 タイミング制御部とを有し、 アドレスの連続性が途切れた場合にSDRAMへのライ
    トバースト転送数を減少させることを特徴とするDMA
    データ転送装置。
  2. 【請求項2】 前記DMAのアドレス生成部により生成
    される転送先アドレスによりSDRAMへのバースト転
    送がSDRAMのバンク間にまたがるか否かを検出し、
    検出時のみバースト転送中にバンク切り替えのためのR
    AS、CAS等の発生を行なう必要のない簡易なSDR
    AM制御を用いてより高速にデータ転送を行なうことを
    可能にした請求項1記載のDMAデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 データ転送カウンタからの残転送数によ
    りバースト転送数をdefault 値から減少させることを特
    徴とした請求項1記載のDMAデータ転送装置。
  4. 【請求項4】 画像データの1ライン終了を検出し、ラ
    イン終端のみバースト転送数の抑制を行なうことによ
    り、ライン幅設定値の制約を少なくし、かつ高速にデー
    タ転送を可能にすることを特徴とした請求項1記載のD
    MAデータ転送装置。
JP2002071088A 2002-03-14 2002-03-14 Dmaデータ転送装置 Pending JP2003271540A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005196786A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Samsung Electronics Co Ltd 画像変換装置、画像変換のための直接メモリアクセス装置および画像変換を支援するカメラインターフェース
JP2016095596A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 富士通株式会社 情報処理装置、通信方法、通信プログラム、及び、情報処理システム

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