JP2003271036A - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の制御方法

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JP2003271036A
JP2003271036A JP2002073889A JP2002073889A JP2003271036A JP 2003271036 A JP2003271036 A JP 2003271036A JP 2002073889 A JP2002073889 A JP 2002073889A JP 2002073889 A JP2002073889 A JP 2002073889A JP 2003271036 A JP2003271036 A JP 2003271036A
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Tadayuki Ueda
忠行 植田
Hiroyuki Maruyama
宏之 丸山
Kenji Izumiya
賢二 泉宮
Takaharu Okutomi
隆治 奥富
Shinobu Kishi
岸  忍
Tomohito Ogata
智史 小片
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の環境による物性変動や寸法材質の
多様化、また部品の劣化や動作時間のバラつきや点数の
増加により、画像形成装置の設計段階では予測不能なピ
ーク消費電流が発生し、設計当初に割り当てられた消費
電流をオーバーしてしまう(電源の容量をオーバーして
しまう)可能性があるという欠点があり、これに対し、
所定の電流値をオーバーしない画像形成装置の提供をす
る。 【解決手段】 モータ等の負荷に負荷の駆動電流検知手
段を配設し、電流検知手段の電流測定値に基づき記録紙
の搬送制御(搬送速度、搬送タイミング)を行うことに
より、負荷の消費電流の重複或いは駆動電流値を軽減し
ピーク消費電流値を下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式によ
り記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関し、特
に、記録媒体の搬送制御によるピーク消費電力の軽減技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式により画像を形成する複写
機等の画像形成システムは、その消費電力が大きいため
に、画像形成装置の設計に当たっては、一方では各国の
公的な機関により定められている電力制限規則に適合す
るような設計が要求され、例えば日本国内では、150
0W(100V×15A)以内に消費電力を制限するよ
うな設計が求められ、又他方では環境保全のためのエネ
ルギー削減が求められている。
【0003】このような電力制限要望に画像形成装置を
適合させる手法としては、画像形成工程の各時点におけ
る画像形成装置の各構成部の消費電流の合計が制限限度
内に収まるように各構成部の消費電流の軽減及び作動タ
イミングを設定する手法が採られ、従来画像形成装置の
設計段階において最大電力に見合う最大電流を設計者が
決定し、或いは、試作機による実験を経て訂正してい
た。
【0004】以上のように画像形成装置を設計段階で決
定されたシーケンスに従って作動させ、最大ピーク消費
電流値及び消費電流の時間変化パターンは設計段階にお
いて予め決定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、画像形成装
置のピーク消費電流を下げ、小容量電源の使用を可能に
し、機器の小型化と同時に省エネルギー(環境負荷軽
減)を可能にしようとするもので、画像形成装置におけ
る下記の諸問題を解決することを課題とするものであ
る。
【0006】以下、発明が解決しようとする課題を列挙
する。 (1)紙等の記録媒体の環境による物性変動や部品の経
年変化、又モータ、ソレノイド等駆動負荷のON/OF
F時の動作時間バラつきにより、画像形成装置の実際の
動作が設計シーケンスに対し若干変わり、その結果消費
電流パターンも変動してしまい、設計段階では予測不能
なピーク消費電流が発生してしまう可能性があるという
欠点があった。
【0007】(2)時間当たりの処理枚数増加要望のた
めに、記録媒体搬送速度アップ、記録媒体の搬送間隔短
縮、又それに伴うジャム対策等の必要が新たに発生した
ことで、安定してそれを行うために駆動部品数が増加
し、しかもその部品が同時に作動する機会が多くなり、
設計段階では予測不能なピーク消費電流が発生してしま
う可能性があるという欠点があった。
【0008】(3)顧客の要望から記録媒体の寸法、材
質が更に多様化する方向にあり、これに対応するために
は記録媒体の搬送系は更に複雑となり部品点数(駆動部
品点数・同時作動部品)の増加が必要となり、設計段階
では予測不能なピーク消費電流が発生してしまう可能性
があるという欠点があった。
【0009】以上のことは、設計時に画像形成装置や各
ユニットに割り当てたピーク消費電流値にたいし実際の
ピーク消費電流値がオーバーしてしまう(電源の容量を
オーバーしてしまう)可能性が有るということを示し、
大幅な安全度を持たせた大容量の電源を搭載せざるを得
ず、もしぎりぎりの容量の電源を搭載すると所定の電流
値をオーバーしてしまうという欠点、また設計時間が増
大すると共にシーケンスの手直し等設計の効率を妨げる
欠点となっていた。
【0010】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、消費電流を設定された許容値以下に押さえるこ
とを可能とする画像形成装置及びその制御方法を提共す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】画像形成装置において、
最大の消費電力を要するユニットは定着装置であるが、
スタンバイ時の省電力対策等を既に取り、また定着装置
は搬送部ほど上述したような記録媒体の変化による影響
は受け難いという特性がある。
【0012】これに対し記録媒体の搬送部は顧客からの
搬送精度向上の要求が有り、これに応えるため駆動モー
タに制御性の良いステッピングモータが多く採用されて
いる。しかし、ステッピングモータは負荷に対してオー
プンループ(PLL制御のように負荷電流に対しフィー
ドバックによる電流制御を行わない)で動作するため、
駆動する負荷の想定される最大値に対して多く(1.5
〜2.0倍)のトルクマージンをとるため、消費電流か
ら見れば効率の悪い、多くの電流を消費する駆動形態と
なっている。
【0013】また、給紙部等はDCブラシレスモータを
使用する場合が多いが、例えば記録媒体の厚さが厚くな
ると電流が増加し、ローラに記録媒体が突入する時点で
電流が増加するといったようにモータの負荷が重くなる
と消費電流が増加する。
【0014】発明者はこのように搬送部が大きな消費電
流発生源であるとともに、記録媒体の変化の影響を直接
受けることに着眼し、記録媒体の搬送に係る負荷の動作
タイミングを能動的にずらすこと等により各負荷の消費
電流発生時期をずらし、或いは削減し、画像形成装置の
ピーク消費電流値を軽減させようと考え、本発明に至っ
た。
【0015】ここで、負荷とは画像形成装置の画像形成
を行うための各種モータ、各種ソレノイド等の駆動動力
源(アクチュエータ)、及び熱源となるヒータ、ランプ
等の発光源を指し、駆動電流とは上記モータ等負荷を駆
動する電流(消費電流)を指す。
【0016】また、設定された許容電流値とはあるタイ
ミングにおける画像形成装置全体から見た、負荷単体、
複数の集合した負荷、装置全体に含まれる負荷のそれぞ
れに設定された許容される駆動電流値(消費電流値)を
指し、例えばレジスト搬送部の記録紙通過中の設定され
た許容電流値とは記録紙がレジスト搬送部を通過中の記
録紙を搬送するモータ等に許容される駆動電流値を指
す。
【0017】即ち、本発明の上記目的は下記の手段、方
法により達成される。複数の負荷と該負荷の駆動電流値
を測定する電流測定手段とを有し、前記電流測定手段の
測定値を加算する加算手段と、前記電流測定手段の測定
値及び前記加算手段の加算値又はそのいずれか一方と、
設定された許容電流値とを比較する比較手段と、前記比
較手段の比較結果に基づき記録媒体の搬送開始タイミン
グの制御及び記録媒体の搬送速度の制御又はそのいずれ
か一方の制御を行う制御手段とを、備えることを特徴と
する画像形成装置。
【0018】また、複数の負荷と該負荷の駆動電流値を
測定する電流測定手段とを有し、前記電流測定手段の測
定値を加算し、該測定値の加算値及び前記電流測定手段
の測定値又はそのいずれか一方と設定された許容電流値
とを比較し、比較結果に基づき記録媒体の搬送開始タイ
ミングの制御及び記録媒体の搬送速度の制御又はそのい
ずれか一方の制御を行う制御手段を有することを特徴と
する画像形成装置。
【0019】また、複数の負荷と該負荷を制御する制御
手段とを有する画像形成装置の制御方法において、前記
制御手段は前記負荷の駆動電流値を測定する電流測定手
段に前記負荷の駆動電流値を測定させ、測定された駆動
電流値を加算する加算手段に電流測定手段の測定値を加
算させ、前記電流測定手段の測定値や前記加算手段の加
算値と設定された許容電流値とを比較する比較手段に、
前記電流測定手段の測定値及び前記加算手段の加算値又
はそのいずれか一方と設定された許容電流値とを比較さ
せ、比較結果に基づいて、記録媒体の搬送に係る負荷の
制御を行うことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定される
ものではない。
【0021】先ず始めに画像形成装置の概要について説
明する。図1は、画像形成装置の一例であるカラー複写
機の全体構成図である。
【0022】画像形成装置には感光体を像形成体とする
ものや中間転写体を像形成体とするものがあるが、以
下、中間転写体を像形成体とする画像形成装置を例に取
り本発明の説明を行う。
【0023】<画像形成・画像読み取り>図1におい
て、画像形成装置は、画像形成装置本体GHと、画像読
取装置YSとから構成され、本体GHは、タンデム型カ
ラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形
成部10Y、10M、10C、10Kと、ベルト状の中
間転写体6と給紙部と、定着装置24とから成る。
【0024】イエロー色の画像を形成する画像形成部1
0Yは、感光体1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、
露光手段3Y、現像装置4Y及びクリーニング手段8Y
を有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10
Mは、感光体1M、帯電手段2M、露光手段3M、現像
装置4M及びクリーニング手段8Mを有する。シアン色
の画像を形成する画像形成部10Cは、感光体1C、帯
電手段2C、露光手段3C、現像装置4C及びクリーニ
ング手段8Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部
10Kは、感光体1K、帯電手段2K、露光手段3K、
現像装置4K及びクリーニング手段8Kを有する。
【0025】帯電手段2Yと露光手段3Y、帯電手段2
Mと露光手段3M、帯電手段2Cと露光装置3C及び帯
電手段2Kと露光装置3Kとは、潜像形成手段を構成す
る。
【0026】像形成体としての中間転写体6は、転写手
段としての転写ローラ7A及び複数の支持ローラ9A〜
9Eに張架され、画像形成時に矢印で示すように循環移
動する。
【0027】画像形成部10Y、10M、10C及び1
0Kにより形成された各色の画像は、中間転写体6上に
転写手段7Y、7M、7C及び7Kにより逐次転写され
て(1次転写)、合成されたカラー画像が形成される。
像形成体としての中間転写体6上にカラー画像を形成す
る画像形成部10Y、10M、10C、10K及び転写
手段7Y、7M、7C、7Kは像形成手段を構成する。
【0028】記録媒体(以下記録紙と記す)Pを収納す
る収納部としての複数の給紙カセット20a、20b、
20c内に収容された記録紙Pは、繰り出しローラ及び
分離手段からなるレジスト搬送手段21により給紙さ
れ、給紙ローラ22A、22B、22C、レジストロー
ラ102等を経て、転写ローラ7Aに搬送され、記録紙
P上にカラー画像が転写される(2次転写)。
【0029】給紙カセット20b及び20cには符号を
省略しているが、それぞれレジスト搬送手段21及び給
紙ローラ22Aが設けられている。
【0030】給紙カセット20a、20b、20c、手
差し給紙台20d又は両面画像形成用の反転搬送部から
の搬送路はループ形成ローラ101の上流で合流し、ル
ープ形成ローラ101には単一の搬送路から記録紙Pが
送り込まれる。
【0031】カラー画像が転写された記録紙Pは、定着
装置24により定着処理され、排紙ローラ25に挟持さ
れて機外の排紙トレイ26上に載置される。
【0032】一方、転写ローラ7Aにより記録紙Pにカ
ラー画像を転写した後、記録紙Pを分離した中間転写体
6は、クリーニング手段8Aにより残留トナーが除去さ
れる。
【0033】5Y、5M、5C、5Kは、現像装置4
Y、4M、4C、4Kにそれぞれ新規トナーを補給する
トナー補給手段である。
【0034】画像形成装置本体GHの上部には、自動原
稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202から成
る画像読取装置YSが設置されている。自動原稿送り装
置201の原稿台上に載置された原稿dはレジスト搬送
手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光
学系により原稿の片面又は両面の画像が走査露光され、
ラインイメージセンサCCDにより読み込まれる。
【0035】ラインイメージセンサCCDにより光電変
換されたアナログ信号は、画像処理部において、アナロ
グ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処
理等を行った後、露光手段3Y、3M、3C、3Kに信
号を送る。
【0036】自動原稿送り装置201は自動両面原稿レ
ジスト搬送手段を備えている。この自動原稿送り装置2
01は原稿載置台上から給送される多数枚の原稿dの内
容を連続して読み取り、記憶手段に順次原稿の内容を蓄
積するので、複写機能により多数枚の原稿内容を複写す
る場合、或いはファクシミリ機能により多数枚の原稿d
を送信する場合等に使用する。
【0037】<給紙制御>図2は転写位置に記録紙を搬
送するレジスト搬送部の部分構成図である。
【0038】図2を参照してレジスト搬送部の記録紙の
搬送について説明する。図1に示す給紙カセット20a
から取り出された記録紙Pは給紙ローラ22A、22
B、22C、及びループ形成ローラ101、レジストロ
ーラ102と図示しないその駆動モータにより転写位置
まで高速で搬送されるが、転写位置7a上流近傍におい
て中間転写体6のプロセス速度と同一の低速度に減速さ
れ中間転写体6の周速と同一の速度で搬送される。
【0039】具体的にはループ形成ローラ101により
搬送された記録紙Pはガイド板110、111により案
内されるが、レジストローラ102において先端停止す
る結果、下方側のガイド板110で形成された空間部分
にループが形成される。
【0040】レジストローラ102により搬送される記
録紙Pはガイド板112、113及び114により案内
されて転写ローラ7Aにより形成される転写位置7aに
導入される。
【0041】そして、中間転写体6上の画像が記録紙搬
送路に露出するタイミングでは、上述したようにレジス
トローラ102の搬送速度を中間転写体6の移動速度に
等しい低速レベルに落とす。
【0042】この時、低速搬送に移行するタイミングの
制御は、記録紙Pを検知するセンサS1,S2の記録紙
検知信号に基づいて行ってもよく、又はループ形成ロー
ラ101を駆動する図3に示すモータM1、レジストロ
ーラ102を駆動する図3に示すM2にステッピングモ
ータを利用し所定位置からの駆動パルス管理制御で行っ
てもよく、或いはDCモータを利用しモータに直結され
たパルスエンコーダの所定位置からのパルス管理制御に
より行ってもよい。
【0043】図3は転写位置に記録紙を搬送するレジス
ト搬送部の制御ブロック図である。ここではレジスト搬
送部を例に取りレジスト搬送部に関係する負荷の電流測
定値に基づいて該レジスト搬送部の駆動負荷を制御して
画像形成装置のピーク消費電流を低減する方法について
図3のブロック図を参照してその構成を説明する。
【0044】ここで、何の電流測定値に基づくかについ
ては負荷の駆動電流値で有れば良く、対象にする負荷の
配設区分(画像読み込み部、画像形成部、記録媒体搬送
部)、負荷の種類(モータ、ソレノイド、ヒータ、ラン
プ)、負荷電流の加算点数(1〜数10点)、加算対象
範囲(負荷単体、機能ユニット単位、装置全体)等にお
いて上記のいずれでも良く、何を制御するかについては
記録紙の搬送に関連する負荷で有れば良く、対象にする
負荷の配設区分(給紙カセットから給紙ローラまで、給
紙ローラから転写位置まで、転写位置から排紙トレイま
で、両面印刷時に定着ローラを出てからループ形成ロー
ラに再搬送する反転搬送部)、負荷の種類(モータ、ソ
レノイド)、負荷電流の加算点数(1〜数10点)、等
において上記のいずれでも良い。
【0045】従って記録紙の搬送に関係する負荷の電流
測定値に基づいて記録紙搬送部の駆動負荷を制御するの
がより好ましいが、記録紙の搬送に関係する負荷以外の
負荷の電流測定値に基づいて記録紙搬送部の駆動負荷を
制御しても良い。
【0046】図3において、M1はモータで、ループ形
成ローラ101を回転させ記録紙Pを搬送する。
【0047】M2はモータで、レジストローラ102を
回転させ記録紙Pを搬送する。S1はセンサで、レジス
トローラ102近傍の上流に配設され記録紙Pを検知す
る。
【0048】S2はセンサで、レジストローラ102近
傍の下流(レジストローラと転写ローラの間)に配設さ
れ記録紙Pを検知する。
【0049】S11、S12は電流測定手段で、モータ
M1、M2の駆動電流を測定する。A1は加算手段で、
電流測定手段S11とS12の測定値を加算する。
【0050】ここではハード回路で構成された加算手段
を設けた構成について説明したが、電流測定手段の測定
値をA/D変換し、後述する制御手段に直接入力してソ
フト的に加算しても良い。
【0051】ハード構成の加算回路としては通常販売さ
れている加算回路や一般のオペアンプによる加算回路等
を利用する。
【0052】C1は比較手段で加算手段A1の加算値と
設定された許容電流値との大小を比較する。
【0053】該許容電流値の設定は加算手段で加算され
る負荷に該当する許容電流値を設定する。また、設定さ
れた許容電流値は工程毎に段階的に設定するとなおよ
い。
【0054】設定された許容電流値の設定は可変可能な
ハード回路を比較手段内に複数設け、予め設定しても良
く、後述する制御手段から入力して設定しても良い。
【0055】ここではハード回路で構成された比較手段
を設けた構成について説明したが、電流測定手段の測定
値をA/D変換し直接後述する制御手段に入力してソフ
ト的に比較しても良く、更に加算が必要な場合は前述し
たように制御手段内でソフト的に加算した上で比較して
も良い。
【0056】ハード構成の比較回路としては通常販売さ
れているコンパレータ回路や一般のオペアンプによる比
較回路等を利用する。
【0057】CRは制御手段で、マイクロコンピュータ
より成り、センサS1,S2からの記録紙Pの検知出
力、比較手段C1の比較結果、及び電流測定手段S1
1,S12の測定値、また必要により加算手段A1の加
算値が入力される。
【0058】ここで上述した検知出力、比較結果、測定
値、加算値等の入力信号の入力タイミングは常時出力さ
れている入力信号を制御手段CRが所定のタイミングに
読み込んでも良く、センサや比較手段や電流測定手段や
加算手段に検知指令や比較指令や測定指令や加算指令を
送り測定等を行わせその結果を読み込んでも良い。
【0059】これら入力情報に基づき制御手段CRは予
め記憶手段Mに記憶された制御プログラムに従い、モー
タM1、M2を駆動制御する。
【0060】また、制御手段CRは記憶手段Mの中のデ
ータテーブルDに予め記憶されたモータM1及びM2
の、各工程毎のモータ回転速度や駆動開始タイミング等
の各種データから必要に応じ該当するデータを読み込
み、このデータに基づいてモータM1及びM2を駆動し
記録紙の搬送制御を行う。
【0061】またここで制御手段CRは、比較手段C1
で加算手段A1の加算値と設定された許容電流値との大
小を比較させた結果、加算値の方が設定された許容電流
値より大きな場合は後述する記録紙の搬送速度制御等を
行ないピーク消費電流の軽減を行う。
【0062】図4は転写位置に記録紙を搬送するレジス
ト搬送部の制御フローチャート図である。
【0063】これは本発明の負荷の電流測定を行った結
果測定値が設定された許容電流値より大きな場合、記録
紙の搬送シーケンスを変更し画像形成装置のピーク電流
を所定値設定された許容電流値以下に下げようとするも
ので、転写位置に記録紙を搬送するレジスト搬送部を例
に取り図4及び図3を参照して説明する。
【0064】ステップ(a)において、始めにモータM
1及びM2に接続された電流測定手段S11及びS12
は各モータの駆動電流を常時測定し、測定値を加算手段
A1に入力する。
【0065】ステップ(b)において、加算手段A1は
入力された前記測定値を常時加算して加算値を比較手段
C1に入力する。
【0066】ステップ(c)において、比較手段C1は
入力された前記加算値と比較手段の中に設定された設定
された許容電流値(例えば記録紙がレジスト搬送部を通
過中にモータM1及びM2に許容される電流値)とを比
較して、前記加算値と該設定された許容電流値のいずれ
が大きいかの比較結果を制御手段CRに入力する。
【0067】ここで、設定された許容電流値の設定は画
像形成装置の電源ON時等に制御手段がデータテーブル
Dを参照して当該データ(搬送部の記録紙がレジスト搬
送部を通過中の設定された許容電流値)を設定するよう
にしても良い。
【0068】ステップ(d)において、制御手段CRは
所定の時間間隔で該比較結果を取り込み、前記設定され
た許容電流値より前記加算値が少ない場合(NO)は、
記録紙搬送シーケンスの消費電流軽減処理をパスし、通
常の記録紙の搬送を継続させる。そして、前記設定され
た許容電流値より前記加算値が多い場合(YES)は、
次ステップ(e)に進む。
【0069】ステップ(e)において、制御手段CRに
センサS1及びS2から記録紙Pの検知出力が入力さ
れ、制御手段CRは検知出力の立ち上がりを記録紙の先
端が当該センサを通過したタイミングと判断(先端検
知)し、どの位置にどの記録紙が搬送中か(記録紙の位
置情報)を把握する。
【0070】記録紙の位置情報の把握は記録紙の検知セ
ンサの出力に頼らず、記録紙の搬送量に比例したパルス
数を出力する図示しないエンコーダのパルスを演算し、
例えば供給カセットから供給が開始されてからの搬送距
離に換算して当該記録紙の現在位置を把握しても良い。
【0071】ステップ(f)において、制御手段CRは
ステップ(e)で把握した記録紙の位置情報に基づきレ
ジスト搬送部の近傍部分における記録紙の相前後する1
枚目と2枚目の間隔を把握する。
【0072】そしてデータテーブルDからレジスト搬送
部の近傍部分の記録紙間隔データを読み出し、読み出し
た記録紙間隔値と把握した記録紙の間隔値を比較する。
【0073】比較した結果間隔が小さい場合(YES)
は、次ステップ(g)に進み、間隔が大きな場合(N
O)は次ステップ(h)に進む。
【0074】ステップ(g)において、制御手段CRは
1枚目が通過し且つ2枚目の記録紙を搬送しているロー
ラの駆動モータ(例えばモータM2)の速度を下げ、或
いはレジストローラ(102)による記録紙搬送開始タ
イミングを早め、1枚目と2枚目の紙間距離を拡大し記
録紙搬送シーケンスの消費電流軽減処理を完了し通常の
記録紙の搬送へ戻る。
【0075】この時の速度低下と搬送開始タイミング早
めは10%以下、好ましくは記録紙の間隔が拡大し、記
録紙の搬送タイミングがずれることにより他の負荷との
駆動時期の重複が少なくなり、且つ転写に影響を与えな
い1〜5%が好ましい。
【0076】ステップ(h)において、制御手段CRは
記録紙の駆動モータM1及びM2の速度を下げ記録紙の
搬送速度を下げ記録紙搬送シーケンスの消費電流軽減処
理を完了し通常の記録紙の搬送へ戻る。
【0077】この時の搬送速度低下は10%以下、好ま
しくは記録紙の搬送タイミングがずれることにより他の
負荷との駆動時期の重複が少なくなり、またモータの消
費電流が低減し、且つ転写に影響を与えない1〜5%が
好ましい。
【0078】ここで記録紙Pを検知するセンサはS1、
S2のみでなくS1より上流にセンサを配設すれば、S
1、S2のみの場合より早く記録紙の搬送位置及び前後
の間隔が把握できるので前もってより緩やかな制御が可
能となるのでよい。
【0079】以上レジスト搬送部を例として、記録紙の
検知センサによる記録紙先端位置情報取得に基づき関連
するモータを制御し搬送タイミングをずらしまたは搬送
速度を下げユニット単位で消費電流を低下する方法につ
いて説明したが、搬送のタイミング(記録紙間隔、記録
紙搬送開始時期)や速度を変化させれば画像形成装置と
してのピーク消費電流制御を低減できる部分で有ればど
の搬送路に応用しても良い。
【0080】例えば一般的に画像形成装置の生産性を上
げるため記録紙を供給カセットから取り出してレジスト
ローラにつき当てるまでに記録紙の搬送速度を上げるこ
とを行うが、ここで全体の生産性を損なわない範囲で記
録紙の搬送速度を低下させても良く、また両面画像形成
用の反転搬送部において2枚目の搬送開始タイミングの
遅延や同搬送路での記録紙搬送速度低減を行っても良
い。
【0081】ここまで負荷の電流測定から加算電流と設
定された許容電流値の比較までをハード構成で行った場
合について説明したが以下負荷の電流測定以降を制御手
段でソフト的に行う他の方法について図3及び図4を参
照して説明する。なお負荷の電流測定から加算電流と設
定された許容電流値の比較までをハード構成で行った場
合と同じ部分については説明を省略する。
【0082】図3において、電流測定手段S11及びS
12の電流測定出力値は破線で図示したように直接制御
手段CRに入力し、この場合は加算手段A1及び比較手
段C1は取り付けなくてもよい。
【0083】そして電流測定手段S11及びS12の出
力は図示しないA/D変換回路で測定値がデジタル化さ
れ制御手段CRに取り込まれる。
【0084】次に図4について説明する。ステップ
(a)において、始めにモータM1及びM2に接続され
た電流測定手段S11及びS12は各モータの駆動電流
を常時測定し制御手段CRに入力する。
【0085】ステップ(b)において、制御手段CRは
所定の間隔でA/D変換回路により電流測定手段S11
及びS12のデジタル化された駆動電流値を読み込み加
算する。
【0086】ステップ(c)において、制御手段CRは
加算値とデータテーブルDから読み出した例えば記録紙
がレジスト搬送部を通過中のモータ速度や記録紙間隔の
設定された許容電流値とを比較して、前記加算値と設定
された許容電流値のいずれが大きいか比較を行う。
【0087】ここで、設定された許容電流値の設定は予
め設定しておいても、画像形成装置の電源ON時毎に設
定するようにしても良い。
【0088】ステップ(d)において、制御手段CRは
比較結果が設定された許容電流値より前記加算値が少な
い場合(NO)は、記録紙搬送シーケンスの消費電流軽
減処理をパスし、通常の記録紙の搬送を継続させる。そ
して、以下負荷の電流測定から加算電流と設定された許
容電流値の比較までをハード構成で行った場合と同様に
ステップ(e)からステップ(h)までの処理を行い記
録紙搬送シーケンスの消費電流軽減処理を完了し通常の
記録紙の搬送へ戻る。
【0089】以上により記録紙の搬送に係る負荷の電流
消費時期がずれ、或いは速度低下により消費電流値が低
減するため、画像形成装置としての消費電流パターンが
変わりピーク電流値の低減が可能となる。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果を得るこ
とが出来る、すなわち、画像形成装置の消費電力が所定
電力以上になった場合、制御手段が自動的に記録紙搬送
に係る駆動負荷の動作タイミングをずらす、或いは搬送
速度を下げる事によりピーク消費電力を規定限度内に収
めることが可能となり、これにより消費電力を規定限度
内に収めるための設計が容易になるとともに、低容量の
電源の利用ができ、環境負荷への影響を軽減する事と装
置の小型化を可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例であるカラー複写機の全体
構成図である。
【図2】転写位置に記録紙を搬送するレジスト搬送部の
部分構成図である。
【図3】転写位置に記録紙を搬送するレジスト搬送部の
制御ブロック図である。
【図4】転写位置に記録紙を搬送するレジスト搬送部の
制御フローチャート図である。
【符号の説明】
P 記録媒体(記録紙) GH 画像形成装置本体 3Y、3M,3C,3K 露光手段 4Y、4M,4C,4K 現像装置 10Y、10M、10C、10K 画像形成部 6 中間転写体 7A 転写ローラ 24 定着装置 20a、20b、20c 給紙カセット 22A、22B、22C 給紙ローラ 101 ループ形成ローラ 102 レジストローラ M1、M2 モータ S1、S2 センサ S11、S12 電流測定手段 A1 加算手段 C1 比較手段 CR 制御手段 M 記憶手段 D データテーブル
フロントページの続き (72)発明者 奥富 隆治 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 岸 忍 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 小片 智史 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H027 DA01 ED16 EE02 EE03 3F048 AA01 BA08 BB05 BB08 EA15 3F049 AA10 EA10 EA24 LA01 LB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の負荷と該負荷の駆動電流値を測定
    する電流測定手段とを有し、前記電流測定手段の測定値
    を加算する加算手段と、前記電流測定手段の測定値及び
    前記加算手段の加算値又はそのいずれか一方と、設定さ
    れた許容電流値とを比較する比較手段と、前記比較手段
    の比較結果に基づき記録媒体の搬送開始タイミングの制
    御及び記録媒体の搬送速度の制御又はそのいずれか一方
    の制御を行う制御手段とを、備えることを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数の負荷と該負荷の駆動電流値を測定
    する電流測定手段とを有し、前記電流測定手段の測定値
    を加算し、該測定値の加算値及び前記電流測定手段の測
    定値又はそのいずれか一方と設定された許容電流値とを
    比較し、比較結果に基づき記録媒体の搬送開始タイミン
    グの制御及び記録媒体の搬送速度の制御又はそのいずれ
    か一方の制御を行う制御手段を有することを特徴とする
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数の負荷と該負荷を制御する制御手段
    とを有する画像形成装置の制御方法において、前記制御
    手段は前記負荷の駆動電流値を測定する電流測定手段に
    前記負荷の駆動電流値を測定させ、測定された駆動電流
    値を加算する加算手段に電流測定手段の測定値を加算さ
    せ、前記電流測定手段の測定値や前記加算手段の加算値
    と設定された許容電流値とを比較する比較手段に、前記
    電流測定手段の測定値及び前記加算手段の加算値又はそ
    のいずれか一方と設定された許容電流値とを比較させ、
    比較結果に基づいて、記録媒体の搬送に係る負荷の制御
    を行うことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記制御手段の記録媒体の搬送に係る負
    荷の制御は、前記測定値及び前記加算値又はそのいずれ
    か一方が設定された許容電流値以上となったときに、記
    録媒体の搬送開始タイミングの制御及び記録媒体の搬送
    速度の制御又はそのいずれか一方の制御を行うことを特
    徴とする請求項3記載の画像形成装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記制御手段の前記記録媒体の搬送開始
    タイミングの制御と前記記録媒体の搬送速度の制御は、
    前記測定値及び前記加算値又はそのいずれか一方が設定
    された許容電流値以上となったときに、前記記録媒体の
    搬送開始タイミングを遅らせるか或いは早めさせるよう
    に及び前記記録媒体の搬送速度を下げるように、又はそ
    のいずれか一方に制御することを特徴とする請求項4に
    記載の画像形成装置の制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008216631A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2010286588A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Canon Inc 画像形成装置
JP2012032431A (ja) * 2010-07-28 2012-02-16 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および駆動モータの制御方法

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