JP2003268840A - トイレ装置 - Google Patents

トイレ装置

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JP2003268840A
JP2003268840A JP2002069705A JP2002069705A JP2003268840A JP 2003268840 A JP2003268840 A JP 2003268840A JP 2002069705 A JP2002069705 A JP 2002069705A JP 2002069705 A JP2002069705 A JP 2002069705A JP 2003268840 A JP2003268840 A JP 2003268840A
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JP
Japan
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main body
functional unit
toilet
electrical connection
locking
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Application number
JP2002069705A
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English (en)
Inventor
光男 ▲たか▼井
Mitsuo Takai
Hiroaki Ishimoto
博昭 石本
Hiroaki Fujii
宏明 藤井
Ryoichi Koga
良一 古閑
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能ユニットを便器の形態に左右されずに本
体に取付けられ、かつ本体への取付けも容易に行なえる
ようしたトイレ装置を提供する。 【解決手段】 機能ユニット14の嵌合部を本体1の側
面または上面の嵌合部に嵌合して機能ユニットを本体の
側面または上面に取付け、前記両嵌合部である係止凹部
20、係止凸部21に互いに結合する電気接続コネクタ
22、23をそれぞれ設けるとともに、機能ユニットの
嵌合部には互いに結合した両電気接続コネクタを納める
収納部を設けたもので、機能ユニットの本体への取付け
構成と電気的な接続およびその収納を嵌合部の一箇所に
集中することにより、機能ユニットを便器の高さの違い
による形態に左右されずに本体に取付けて使用でき、か
つ機能ユニットの本体への取付けも容易にしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用便後の人体局部
を洗浄する人体局部洗浄装置、その他等を内装した本体
を便器上に設けて使用するトイレ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来のトイレ装置は、特開平9−
60082号公報に示されているように図4〜図6に示
す構成を採用している。41は用便後の人体の局部に温
水を噴射して洗浄する局部洗浄機体で、便器42の後端
部上に横長に設けている。43は便器42上に載せた便
座で、44は前記便座43と便器42を開閉する便蓋で
ある。45は局部洗浄機体41の側部に位置する本体
で、上面に操作部46を設け、暖房器具47を制御する
制御部48を内装している。
【0003】本体45は暖房器具47を電気的に接続
し、かつ機械的に着脱可能に取付けるため、下面に開口
した二つの被係止部49、本体45内に突出した下面開
口の収容部50、前記収容部50内に設けた凹状コネク
タ51を設けている。また、暖房器具47は空気を送る
送風ファン52と空気を熱交換により温風にするセラミ
ックヒータ53を内装し、かつ本体45の下面に本体4
5と電気的に接続し、かつ機械的に着脱可能に取付ける
ため、上面の両端に係止フック54、上面に突出部55
と凸状コネクタ56を設けている。57は温風吹出口で
ある。
【0004】そして、暖房器具47は次のようにして取
付ける。すなわち、本体45の凹状コネクタ51と暖房
器具47の凸状コネクタ56を嵌合し、収容部50に突
出部55を嵌合すると一体のものになる。この時、係止
フック54は被係止部49に嵌合し、係止フック54は
樹脂性の弾性力を有する爪形状なので容易に脱落しない
ように嵌合している。
【0005】従って、凹状コネクタ51と凸状コネクタ
56の接続で暖房器具47は制御部48と電気的に接続
され、操作部46側より暖房運転の制御が行なわれ、ま
た係止フック54を押して被係止部49から外し、かつ
凹状コネクタ51と凸状コネクタ56の接続を切り離し
て、暖房器具47を本体45の下面から取り外して修
理、交換ができるものである。
【0006】上記従来のトイレ装置では、暖房器具47
の本体45への着脱は、収容部50と突出部55による
位置合わせがあるとは云え、凹状コネクタ51と凸状コ
ネクタ56の電気的な結合場所と、二つの係止フック5
4と被係止部49の機械的な結合場所とが距離的(図5
において横方向と高さ方向の二方向のそれぞれの距離を
意味する)に離れていることと、またトイレ室の限られ
たスペースにおける本体45の下面は見え難いため収容
部50と突出部55の位置合わせが難しいので、いずれ
か一方が、他方の結合具合および結合外れ具合を考慮し
ながら取付け、および取外しを行わなければならないも
のである。従って、暖房器具47は着脱に気遣いを必要
とする手間のかかるものであった。
【0007】また暖房器具47は、本体45の下面に取
付けているので、本体45の下側には少なくとも暖房器
具47の高さ分と着脱する際の作業スペース上の高さと
が必要になる。そして、基本的には用便者が便座43に
着座して使用する際の適切な高さに設定されている便器
42の高さに制約を受けるのである。従って、暖房器具
47はその高さに限度が生じるとともに、西洋式の便器
に比べ高さの低い図7に示す和風両用便器58では本体
45の下側に設置できない事態も起こり得る。すなわ
ち、和風両用便器58は上から被せた置台59に局部洗
浄機体41を設置して使用するもので、置台59の高さ
で本体45の下面に取り付ける暖房器具47の高さスペ
ースを確保しなければならない。
【0008】更に、暖房器具47の本体45への取付け
は、本体45の下面に取付けた形態で、二つの係止フッ
ク54と被係止部49には暖房器具47の全重量が下向
きにかかるので、電気的に結合した凹状コネクタ51と
凸状コネクタ56の間に、前記結合が外れる方向への荷
重がかからないようにしなければならなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術の問題
点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、機能ユニ
ットを便器の形態に左右されずに本体に取付けられ、か
つ本体への取付けも容易に行なえるようしたトイレ装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、機能ユニットの嵌合部を本体の側面または
上面の嵌合部に嵌合して機能ユニットを本体の側面また
は上面に取付け、前記両嵌合部に互いに結合する電気接
続コネクタをそれぞれ設けるとともに、機能ユニットま
たは本体の嵌合部には互いに結合した両電気接続コネク
タを納める収納部を設けたもので、機能ユニットの本体
への取付け構成と電気的な接続およびその収納を嵌合部
の一箇所に集中することにより、機能ユニットを便器の
高さの違いによる形態に左右されずに本体に取付けて使
用でき、かつ機能ユニットの本体への取付けも容易に行
なえるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】前記した本発明の目的は、各請求
項に記載した構成を実施の形態とすることにより達成で
きるので、以下には各請求項の構成にその構成による作
用を併記し併せて請求項記載の構成のうち説明を必要と
する特定用語については詳細な説明を加えて、本発明に
おける実施の形態の説明とする。
【0012】本発明の請求項1記載に係る発明は、便器
上に設けて使用し、かつ側面または上面に嵌合部を有す
るとともに、トイレ機能部を内装した本体と、前記本体
の嵌合部に嵌合する嵌合部を有する機能ユニットとを備
え、前記機能ユニットは前記嵌合部を互いに嵌合させて
前記本体に取付け、前記機能ユニットの嵌合部には第2
の電気接続コネクタを設け、前記本体の嵌合部には前記
第2の電気接続コネクタと電気的に結合する第1の電気
接続コネクタを設け、前記本体の嵌合部または機能ユニ
ットの嵌合部に、互いに結合した前記第1の電気接続コ
ネクタと前記第2の電気接続コネクタを収納する収納部
を設けたトイレ装置である。
【0013】前記実施の形態によれば、機能ユニットは
本体の側面または上面に取付けるので、本体の下面に取
付ける場合のように便器の高さに制約を受けることがな
くなり、高さの異なる西洋式または和風両用の便器に設
けて本体を使用することが可能になる。
【0014】また、機能ユニットは嵌合部を本体の嵌合
部に嵌合して本体に取付けられ、この本体または機能ユ
ニットの嵌合部において本体側と機能ユニット側の電気
的な接続も第1の電気接続コネクタと第2の電気接続コ
ネクタにより行なわれ、かつ収納部に納められ、機能ユ
ニットの本体への機械的な取付けと電気的な接続が一箇
所で行なえ取付け作業が容易になる。更に、機能ユニッ
トを本体に取外し可能に取付ければ、オプションユニッ
トとしても扱えトイレ装置の選択幅を増やすことも可能
になる。
【0015】請求項2記載に係る発明は、請求項1の記
載において、本体の嵌合部は係止凹部で構成し、機能ユ
ニットの嵌合部は前記係止凹部に嵌合する係止凸部で構
成したトイレ装置で、係止凸部と係止凹部の嵌合で機能
ユニットの本体への取付けを簡単に行なえる。
【0016】請求項3記載に係る発明は、請求項1また
は請求項2の記載において、本体の側面に設けた係止凹
部内に第1の電気接続コネクタを設け、機能ユニットの
係止凸部内に第2の電気接続コネクタを設け、前記係止
凹部と係止凸部の嵌合により前記第1と第2の電気接続
コネクタを電気的に接続が行なわれる構成にするととも
に、機能ユニットを本体の側面に取付けたトイレ装置
で、本体と機能ユニットは係止凹部と係止凸部の嵌合に
より第1と第2の電気接続コネクタも接続され、機能ユ
ニットの本体への機械的な取付けと電気的な接続が一箇
所で行なえ取付け作業が効率的に行なえる。また、機能
ユニットは係止凸部を、便器上に設けて使用する本体の
側面の係止凹部に嵌合して本体の側面に取付けているの
で、機能ユニットは係止凸部が嵌合した係止凹部に支え
られる形態になり、本体の下面に機能ユニットを取付け
る形態よりも安定した取付けと電気接続コネクタの結合
部へ悪影響を与えない取付けが可能になる。
【0017】請求項4記載に係る発明は、機能ユニット
を暖房手段に構成したトイレ装置で、機能ユニットによ
りトイレ室の暖房はもちろん、用便者の近くも暖房でき
るとともに、例えば機能ユニットを取外し可能にすれば
不要な季節に外しておくことも可能になる。
【0018】請求項5記載に係る発明は、請求項1〜請
求項4のいずれかに記載の機能ユニットを、本体からの
信号に基き動作が制御される構成にしたトイレ装置で、
機能ユニットは本体側の情報、例えば機能ユニットが暖
房手段である場合、本体側の室温検知手段および着座検
知手段の検出信号により本体制御部を介して暖房の温度
制御および運転、停止の制御が行なえ、機能ユニットの
構成を簡略化することが可能になる。
【0019】請求項6記載に係る発明は、請求項1〜請
求項5のいずれかに記載の本体および機能ユニットを、
遠隔操作器により制御される構成にしたトイレ装置で、
機能ユニットは遠隔操作器により制御され、本体側に機
能ユニットの操作部を設ける必要がなくなる。
【0020】
【実施例】以下本発明のトイレ装置の一実施例につき、
図面に従い説明する。
【0021】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
けるトイレ装置の本体を便器上に取付けて示す概略斜視
図で、図2はトイレ装置の本体に機能ユニットを取付け
て要部を断面して示す上面図で、図3はトイレ装置の本
体に機能ユニットを取付けて示す電気的なブロック図で
ある。
【0022】1は便器2の後端部上に横長に配置して設
けた本体で、外郭を構成する底板1aと上から被せたケ
ース1bとの内部に、トイレ機能部である用便後の人体
の局部に温水を噴射して洗う人体局部洗浄装置3、温水
を沸かす温水加熱装置4、洗浄後の人体局部に温風を当
て乾燥させる乾燥装置5、便器2内からの臭いを空気と
ともに吸引して吸着し、清浄化した空気のみをトイレ室
へ排気する脱臭装置6を内装している。7は便器2上に
載せた便座で、8は便蓋で、これら便座7と便蓋8は本
体1に上下方向へ回動自在に取付けている。
【0023】9は本体1の左側部に一体に設けて本体1
の一部を構成する操作部で、トイレ機能部の設定部1
0、表示部11、赤外線等の制御信号を遠隔操作器であ
るリモコン12より受信する受信部13を設けている。
14は本体1の操作部9の側面または上面に取付ける
(本実施例では側面に並設して使用する)機能ユニット
で、本実施例ではトイレ室および便座7に着座した用便
者を暖める機能を備えた暖房手段であり、後面の空気吸
込口15と前の温風吹出口16の間を接続している通路
17に上手より送風ファン18、加熱手段19を設けて
構成している。
【0024】この機能ユニット14は、オプションユニ
ットなので必要に応じて操作部9の側面に取付けて使用
できるものである。すなわち、機能ユニット14は本体
1の操作部9に相対向する側面に、嵌合および係止する
機能を有する円筒状の嵌合部である突出した複数の係止
凸部21を設けている。一方、本体1の操作部9は側面
に、複数の係止凸部21に嵌合および係止する円筒状の
嵌合部である複数の係止凹部20を設けている。
【0025】係止凹部20と係止凸部21は本体1に機
能ユニット14を取付けおよび取外しできるようにする
ため、互いに嵌合して係止が行なわれ、かつ嵌合が切り
離せるように弾性力があって変形可能な合成樹脂で形成
した舌片状の凹部20aと凸部21aをそれぞれ設けて
いる。また、係止凹部20と係止凸部21は嵌合し合っ
た時に機能ユニット14を本体1に電気的に接続するた
め、電気配線上で最も有利な1組の係止凹部20と係止
凸部21に、第1の電気接続コネクタ22と第2の電気
接続コネクタ23を設けている。
【0026】第1の電気接続コネクタ22は一対であっ
て、円筒状の嵌合部である係止凹部20内に固定し、第
2の電気接続コネクタ23も一対であって、第1の電気
接続コネクタ22に相対向して着脱可能に嵌合するた
め、円筒状の嵌合部である係止凸部21内に固定してい
る。24は第2の電気接続コネクタ23が第1の電気接
続コネクタ22に嵌合するため、係止凸部21が係止凹
部20内に嵌合してきた時に第1の電気接続コネクタ2
2が相対的に係止凸部21内に進めるように、第2の電
気接続コネクタ23に相対向して係止凸部21の先端面
に開口した差込口である。
【0027】第1の電気接続コネクタ22は本体制御部
25に、第2の電気接続コネクタ23は送風ファン18
と加熱手段19にそれぞれ配線している。また、第1と
第2の電気接続コネクタ22、23は、機能ユニット1
4を本体1に取付け、取外しの際に結合状態が悪影響を
受けないようにするため、係止凸部21が操作部9に向
かって進退する方向において、係止凸部21が係止凹部
20に嵌合し、かつ凸部21aが凹部20aに係止して
も、まだ嵌合に余裕を持たせており、更に結合した状態
にある第1と第2の電気接続コネクタ22、23が嵌合
部である係止凹部20と係止凸部21で兼ねている収納
部により二重に覆われているものである。
【0028】本体制御部25はマイクロコンピュータお
よびその周辺回路からなり、本体1内にあって、トイレ
室の壁等に設けてあるリモコン12より用便者の操作に
よる信号を受信部13が受けることにより、前記信号に
基き人体局部洗浄装置3、温水加熱装置4、乾燥装置
5、脱臭装置6、機能ユニット14等の動作を制御し、
かつ表示部11に表示を行なわせる制御システムを記憶
部に内蔵しているものである。
【0029】また、本体制御部25は本体1に設けた室
温検知手段26の信号を取り込んで暖房手段である機能
ユニット14の運転を、設定部10の設定温度に従って
適切な暖房を行なう制御システム、および便座7に設け
た着座検知手段27の信号を取り込んで暖房手段である
機能ユニット14の運転を開始、停止する制御システム
を備えている。
【0030】前記実施例において、トイレ装置の本体1
の操作部9に取付けた機能ユニット14は、トイレ室に
入った用便者が便座に着座すると着座検知手段27が検
出した信号が本体制御部25に取り込まれ、本体制御部
25により送風ファン18、加熱手段19を制御し、空
気吸込口15から送風ファン18により吸引された空気
が加熱手段19と熱交換して温風となり、温風吹出口1
6から吹出されトイレ室および便座7に着座した用便者
をそれぞれ温める。
【0031】そして、室温検知手段26の検知信号を取
り込んで本体制御部25は設定部10の設定温度になる
ように送風ファン18、加熱手段19を制御するもので
ある。もちろん、着座検知手段27が着座を検知しなく
なれば本体制御部25を通じて機能ユニット14は動作
を停止する。
【0032】このような機能ユニット14は、本体1の
操作部9の側面に次のようにして取付ける。すなわち、
操作部9の側面に見える係止凹部20に、機能ユニット
14の係止凸部21を位置合わせ嵌合して押し込んでい
くと、第2の電気接続コネクタ23が係止凸部21の差
込口24を通過して係止凸部21内に、相対的に進んで
くる第1の電気接続コネクタ22により両側へ弾性力に
抗して押し開かれながら進み、第1の電気接続コネクタ
22に嵌合して電気的に接続され、最後に機能ユニット
14が操作部9の側面に接した所で凹部20aが凸部2
1aに弾性力で係合し合って確実に取り付けられる。以
上のような取付け操作と逆に操作をすれば、機能ユニッ
ト14を本体1の操作部9から取外せるものである。
【0033】なお、本体1における他のトイレ機能部の
使用は次のようにして行なわれる。本体制御部25は用
便者が便座7に着座した信号を取り込んで脱臭装置6を
運転する。そして、用便後にリモコン12を操作すると
赤外線による信号が受信部13で受信され、この信号を
取り込んだ本体制御部25は温水加熱装置4、人体局部
洗浄装置3、乾燥装置5を動作させ、人体局部が洗浄さ
れ、かつ濡れた人体局部が温風で乾燥される。その後
に、再びリモコン12を操作し、この信号を取り込んだ
本体制御部25により温水加熱装置4、人体局部洗浄装
置3、乾燥装置5の動作を停止させるとともに、着座信
号がなくなれば脱臭装置6も停止する。
【0034】以上のように本実施例では、機能ユニット
14を本体1の側面または上面に取付けるので、機能ユ
ニット14を本体の下面に取付ける場合のように便器の
高さに制約を受けることがなくなり、西洋式便器または
和風両用便器の高さの異なる便器に本体1を設けて使用
することができ、かつ本体への機能ユニットの取付けも
容易にできる。
【0035】また、機能ユニット14が嵌合部である係
止凸部21を、本体1の側面または上面に設けた嵌合部
である係止凹部20に嵌合して取付けられ、この嵌合部
において本体側と機能ユニット側の電気的な接続も第1
の電気接続コネクタ22と第2の電気接続コネクタ23
により行なわれる。従って、機能ユニット14の本体1
への機械的な取付けと電気的な接続が係止凹部20と係
止凸部21の一箇所で行なえ、機械的な取付けと電気的
な接続が距離的に離れて行なわれる場合よりも互いの影
響が少なく、取付け作業を容易で確実にできる。
【0036】更に、機能ユニット14は、本体1に取外
し可能に取付けられているので、暖房の不要な季節には
取外しておくこともできるし、そして、オプションユニ
ットとして扱えば暖房機能付トイレ装置と、本来のトイ
レ機能だけのトイレ装置との二種類となり、使用の選択
幅を増やすこともできる。
【0037】また、本実施例では係止凹部20と係止凸
部21の嵌合で機能ユニット14を本体1に取付けるの
で、簡単に取付けができる。
【0038】更に本実施例では、本体1と機能ユニット
14は係止凹部20と係止凸部21の嵌合時に第1と第
2の電気接続コネクタ22、23も嵌合する係止凹部2
0と係止凸部21の位置で接続され、機能ユニット14
の本体1への機械的な取付けと電気的な接続が一箇所で
行なえ取付け作業を効率的にできる。また、機能ユニッ
ト14を本体1の側面に取付けているので、高さの低い
和風両用便器に本体を取付けて使用することもできる。
【0039】そして、機能ユニット14は係止凸部21
を、便器2上に設けて使用する本体1の側面の係止凹部
20に嵌合して本体1の側面に取付けているので、機能
ユニット14は係止凸部21を介して係止凹部20に支
えられる形態になり、本体の下面に取付ける形態よりも
安定した取付けと電気接続コネクタの結合部に悪影響を
与えない取付けができる。
【0040】更に本実施例では、機能ユニット14を暖
房手段に構成しているので、トイレ室の暖房はもちろ
ん、用便者の近くも暖房できるとともに、不要な季節に
取外しておくこともできる。
【0041】更に本実施例では、機能ユニット14を本
体側の室温検知手段26の検知信号に基き本体制御部2
5により動作を制御するので、機能ユニット14の構成
を簡単にできるとともに、着座検知手段27の検出信号
がある時のみ本体制御部25により運転する制御が行な
え、省エネを図ることもできる。
【0042】更に本実施例では、機能ユニット14をリ
モコン12により制御するので、本体1に機能ユニット
14の操作部を設ける必要がなくなり、本体1の操作部
9を小さくもできるし、他に有効活用もできる。
【0043】なお、前記実施例において、機能ユニット
14の運転開始、停止に着座検知手段27を使用したが
人体検知手段であっても良いし、また着座検知手段2
7、人体検知手段によらず、リモコン12の操作で運転
開始、停止の信号を受信部13より本体制御部25に送
り、制御するようにしても良い。また、機能ユニット1
4を本体1に取付けるため複数の係止凹部20と係止凸
部21を設けたが、機能ユニット14の側面、および操
作部9の側面の略外周に亘って嵌合方向にガイドを成す
条溝、凸条のある一つの大きな係止凹部と係止凸部を設
けても本実施例と同様の作用効果を期待できる。
【0044】更に、本実施例では機能ユニット14を取
付けない時は、操作部9の側面に係止凹部20が現れる
ことになるが、この機能ユニットをオプションユニット
として取付けて使用するトイレ装置と、機能ユニットを
取付けないトイレ装置との二種類を一つの工程において
生産する場合は、側面に係止凹部のある側板と、係止凹
部のない側板の二種類を生産工程に用意しておき、これ
らを取替えて行なうものである。
【0045】更に、本実施例では互いに結合した第1と
第2の電気接続コネクタ22、23の収納部として本体
1に係止凹部20、機能ユニット14に係止凸部21の
それぞれを設けたが、本体1の嵌合部である係止凹部2
0または機能ユニット14の嵌合部である係止凸部21
のいずれか一方だけを設けても、本実施例と同等の作用
効果を期待できる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明は、機能ユニットを
便器の形態にとらわれずに本体に取付けることができる
とともに、機能ユニットを本体に容易に取付けることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるトイレ装置の本体を
便器上に取付けて示す概略斜視図
【図2】同トイレ装置の本体に機能ユニットを取付けて
要部を断面して示す上面図
【図3】同トイレ装置の本体に機能ユニットを取付けて
示す電気的なブロック図
【図4】従来技術のトイレ装置を便器上に取付けて示す
概略斜視図
【図5】同トイレ装置に暖房器具を取付けて示す縦断面
【図6】同トイレ装置の暖房器具を示す縦断面図
【図7】和風両用便器に従来の局部洗浄機体を設置した
場合を示す斜視図
【符号の説明】
1 本体 2 便器 12 リモコン(遠隔操作器) 14 機能ユニット(暖房手段) 20 係止凹部(嵌合部、収納部) 21 係止凸部(嵌合部、収納部) 22 第1の電気接続コネクタ 23 第2の電気接続コネクタ 25 本体制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 宏明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 古閑 良一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D037 EA03 2D038 BB11 JB02 JC01 JC02 JC15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器上に設けて使用し、かつ側面または
    上面に嵌合部を有するとともに、トイレ機能部を内装し
    た本体と、前記本体の嵌合部に嵌合する嵌合部を有する
    機能ユニットとを備え、前記機能ユニットは前記嵌合部
    を互いに嵌合させて前記本体に取付け、前記機能ユニッ
    トの嵌合部には第2の電気接続コネクタを設け、前記本
    体の嵌合部には前記第2の電気接続コネクタと電気的に
    結合する第1の電気接続コネクタを設け、前記本体の嵌
    合部または前記機能ユニットの嵌合部に、互いに結合し
    た前記第1の電気接続コネクタと前記第2の電気接続コ
    ネクタを収納する収納部を設けてなるトイレ装置。
  2. 【請求項2】 本体の嵌合部は係止凹部で構成し、機能
    ユニットの嵌合部は前記係止凹部に嵌合する係止凸部で
    構成してなる請求項1に記載のトイレ装置。
  3. 【請求項3】 本体の係止凹部内に第1の電気接続コネ
    クタを設け、機能ユニットの係止凸部内に第2の電気接
    続コネクタを設け、前記係止凹部と係止凸部の嵌合によ
    り前記第1と第2の電気接続コネクタを電気的に接続が
    行なわれる構成にするとともに、機能ユニットを本体の
    側面に取付けてなる請求項1または請求項2に記載のト
    イレ装置。
  4. 【請求項4】 機能ユニットは暖房手段で構成してなる
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載のトイレ装置。
  5. 【請求項5】 機能ユニットは本体からの信号に基き動
    作が制御される構成にしてなるトイレ装置。
  6. 【請求項6】 本体および機能ユニットは遠隔操作器に
    より動作が制御される構成にしてなる請求項1〜請求項
    5のいずれかに記載のトイレ装置。
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