JP2003268769A - 自走式チュービング装置 - Google Patents

自走式チュービング装置

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JP2003268769A JP2002072295A JP2002072295A JP2003268769A JP 2003268769 A JP2003268769 A JP 2003268769A JP 2002072295 A JP2002072295 A JP 2002072295A JP 2002072295 A JP2002072295 A JP 2002072295A JP 2003268769 A JP2003268769 A JP 2003268769A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】施工箇所の制限を受けることなく、施工を容易
に行うことができる自走式チュービング装置を得る。 【解決手段】チュービング機構2を挟む間隔で走行機構
50に一対のアーム部材60を配置すると共に、チュー
ビング機構2のベースフレーム20と一対のアーム部材
60との間にチュービング機構2を昇降させるリフト機
構80を着脱可能に設ける。また、アーム部材60に対
するベースフレーム20の角度を調整可能な角度調整機
構82を設けた。リフト機構80は、アーム部材60に
昇降可能に支持された昇降部材66をベースフレーム2
0に連結すると共に、昇降部材66を昇降させる昇降シ
リンダ70を有する。角度調整機構82は、ベースフレ
ーム20と昇降部材60とを連結した角度調整シリンダ
74を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーシングチュー
ブを回転させながら地中に押し込むチュービング機構を
走行機構により杭施工箇所等に移動する自走式チュービ
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、特開平11−107
277号公報にあるように、作業現場内では、ケーシン
グチューブを回転させながら地中に押し込むチュービン
グ機構を走行機構により移動して、次の杭施工箇所に移
動する自走式チュービング装置が知られている。
【0003】この自走式チュービング装置では、図13
に示すように、チュービング機構200を両側から挟む
一対のアーム202を走行機構204に設け、チュービ
ング機構200の両側を一対のアーム202に掛けて、
チュービング機構200を移動できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のものでは、図13(イ)に示すように、傾斜地
にチュービング機構200を設置する場合、杭施工中心
Cに合わせてチュービング機構200を走行機構204
から降ろす。その際、チュービング機構200は傾斜地
の傾斜に沿って傾いた状態で降ろされ、降ろした後、水
平ジャッキ206により、チュービング機構200が水
平となるように調整される。その為、チュービング機構
200を設置した後、水平ジャッキ206で水平を調整
すると、図13(ロ)に示すように、杭施工中心Cとチ
ュービング機構200の中心とにずれaが生じてしま
う。その為、施工箇所が傾斜していると設置が困難であ
る場合があった。
【0005】また、チュービング機構200は、直方体
形状であり、一対のアーム202でチュービング機構2
00の両側を挟んで施工場所まで移動して施工する場
合、施工場所が狭隘地であると、施工が困難であった
り、あるいは、施工箇所が壁際と接近していると施工が
困難であったり、施工箇所の制限を受ける場合があると
いう問題があった。
【0006】本発明の課題は、施工箇所の制限を受ける
ことなく、施工を容易に行うことができる自走式チュー
ビング装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成すべ
く、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即
ち、ケーシングチューブを回転させながら地中に押し込
むチュービング機構と該チュービング機構を移動する走
行機構とを備えた自走式チュービング装置において、前
記チュービング機構を挟む間隔で前記走行機構に一対の
アーム部材を配置すると共に、前記チュービング機構の
ベースフレームと前記一対のアーム部材との間に前記チ
ュービング機構を昇降させるリフト機構を設け、かつ、
前記アーム部材に対する前記ベースフレームの角度を調
整可能な角度調整機構を設けたことを特徴とする自走式
チュービング装置がそれである。
【0008】前記リフト機構は、前記アーム部材に昇降
可能に支持された昇降部材を前記ベースフレームに連結
すると共に、前記昇降部材を昇降させる昇降シリンダを
有するものでもよい。また、前記ベースフレームの対向
する両側面にブラケット部材を着脱可能に取り付け、前
記ブラケット部材に前記昇降部材を連結してもよい。更
に、前記角度調整機構は、前記ベースフレームあるいは
前記ブラケット部材と前記昇降部材とを連結した角度調
整シリンダを有するものでもよい。
【0009】また、ケーシングチューブを回転させなが
ら地中に押し込むチュービング機構と該チュービング機
構を移動する走行機構とを備えた自走式チュービング装
置において、前記チュービング機構を挟む間隔で前記走
行機構に一対のアーム部材を配置すると共に、前記チュ
ービング機構のベースフレームと前記一対のアーム部材
との間に前記チュービング機構を昇降させるリフト機構
を着脱可能に設け、かつ、前記一対のアームの間隔を調
整する間隔調整機構を設けたことを特徴とする自走式チ
ュービング装置がそれである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1、図2に示すように、ケ
ーシングチューブ1を回転しながら押し込むチュービン
グ機構2は、ケーシングチューブ1の外周に等間隔で配
置された複数の楔状のチャック部材4を備え、チャック
部材4は、回転リング6に吊下げられている。回転リン
グ6は、上部フレーム8にベアリング10を介して回転
可能に支持されており、上部フレーム8と昇降フレーム
12とは複数のチャックシリンダ14により連結されて
いる。
【0011】昇降フレーム12にはケーシングチューブ
1を外周のチャック部材4と共に挿入可能な回転体16
が、回転可能に支持されている。回転体16は、昇降フ
レーム12に固定された油圧の駆動モータ18により回
転駆動されるように構成されている。
【0012】図2に示すように、ケーシングチューブ1
と平行に複数本(本実施例では4本)の第1ガイド筒2
4が昇降フレーム12に、昇降フレーム12を貫通して
取り付けられている。昇降フレーム12の上側に突出し
ている第1ガイド筒24の外周には、上部フレーム8の
下面に取り付けられた筒状のガイド部材26が摺動可能
に嵌着されて、上部フレーム8と昇降フレーム12とを
相対的に上下動可能に支持している。
【0013】そして、第1ガイド筒24の内周には、第
2ガイド筒28の外周が摺動可能に嵌入されており、第
2ガイド筒28の下端はベースフレーム20に取り付け
られている。第1ガイド筒24の上端には、シリンダ3
0のヘッド側が固定されており、各第2ガイド筒28に
は、シリンダ30のロッド32が連結されている。第1
ガイド筒24、ガイド部材26、第2ガイド筒28、シ
リンダ30により昇降シリンダ機構22が構成されてお
り、昇降シリンダ機構22は、ベースフレーム20の四
隅にそれぞれ設けられている。
【0014】一方、ベースフレーム20の四隅には、水
平ジャッキ34が取り付けられており、水平ジャッキ3
4は、供給される流体により脚部材35を軸方向に突き
出すことができる構成のもので、水平ジャッキ34とシ
リンダ30とは、同軸上に配置されている。
【0015】また、ベースフレーム20の側面には、一
対のブラケット部材36,38が着脱可能に取り付けら
れている。本実施形態では、ベースフレーム20の四側
面にブラケット部材36,38を取り付けるためのネジ
座部材40〜43がそれぞれ設けられている。ブラケッ
ト部材36,38は、このネジ座部材40〜43に図示
しないボルトにより着脱可能に固定できるように構成さ
れている。
【0016】図3,図4に示すように、50は走行機構
で、クローラ52,54を駆動して走行する機構であ
る。走行機構50には油圧ユニット56が搭載されてお
り、駆動モータ18、チャックシリンダ14、シリンダ
30、水平ジャッキ34、後述するアウトリガ110,
112、クローラ52,54を駆動する図示しない走行
モータ等に作動油を供給する。
【0017】また、走行機構50の前側には、一対のア
ーム部材60,62が支持されている。一対のアーム部
材60,62は、その先端が、チュービング機構2の両
側に向かって延出されており、一対のアーム部材60,
62はその間にチュービング機構2を挟むことができる
間隔にされている。
【0018】図6に示すように、アーム部材60の先端
には、上下方向の貫通孔64が形成された中空部材68
が固定されており、貫通孔64には昇降部材66が摺動
可能に挿入されている。昇降部材66と中空部材68と
は、昇降油圧シリンダ70により連結されている。
【0019】一方、昇降部材66の下端は、ブラケット
部材36に連結ピン72を介して揺動可能に連結されて
おり、連結ピン72は挿入・引抜可能に形成されてい
る。また、昇降部材66とブラケット部材36とは、角
度調整油圧シリンダ74を介して連結されている。
【0020】角度調整油圧シリンダ74は、昇降部材6
6に連結ピン76を介して連結されると共に、ブラケッ
ト部材36に連結ピン78を介して連結されている。こ
の連結ピン78も挿入・引抜可能に形成されている。本
実施形態では、昇降部材66、中空部材68、昇降油圧
シリンダ70、連結ピン72によりリフト機構80を構
成しており、角度調整油圧シリンダ74、連結ピン7
6,78により角度調整機構82を構成している。尚、
他方のアーム部材62についても同様な、リフト機構8
4、角度調整機構86が設けられている。
【0021】また、一対のアーム部材60,62の走行
機構50側の端には、アーム部材60,62と直交する
摺動部材88,90の先端が固定されている。摺動部材
88,90は、走行機構50に固定されたガイド筒部材
92内にその両側からそれぞれ摺動可能に挿入されてい
る。
【0022】図7〜図9に示すように、アーム部材60
とガイド筒部材92とは、幅調整用油圧シリンダ94に
より連結されている。また、ガイド筒部材92の外側に
取り付けられた支持部材96とガイド筒部材92との間
にナット99を螺入したボルト98が組み込まれ、ボル
ト98の頭部が回転しないようにガイド筒部材92を貫
通して摺動部材88の外周に当てられボルト98のネジ
部が支持部材96を貫通している。ナット99を上方に
締め付けることにより、支持部材96の下面を押して、
その反力でボルト98の頭部がガイド筒部材92を押さ
え、アーム部材60の間隔を調整後、即ち、作業状態で
のアーム部材60のがたつきの発生を防止できるように
構成されている。尚、他方のアーム部材62についても
同様であり、本実施形態では、摺動部材88,90、幅
調整用油圧シリンダ94、ガイド筒部材92により間隔
調整機構91を構成している。
【0023】両アーム部材60,62の間の走行機構5
0には、伸縮可能な柱100が立設されており、柱10
0の先端には水平方向に延びるビーム102が回転可能
に取り付けられている。ビーム102には手動式あるい
は電動式等のウインチ104が移動可能に取り付けられ
ている。
【0024】一方、走行機構50には、一対のアーム部
材60,62と反対側に、一対のアウトリガ110,1
12が設けられている。アウトリガ110,112は、
走行機構50の後方に向かって更に張り出すことができ
るように構成されている。また、アウトリガ110,1
12には、スパイク114(一方のみ図示する)が取り
付けられており、アウトリガ110,112を駆動した
際に、スパイク114を地中に押し込むことができるよ
うに構成されている。
【0025】スパイク114を地中に押込み難いとき、
アウトリガ110,112を張り出して、押込み位置を
変えることができる。また、アウトリガ110,112
を張り出すことにより、後述する走行機構50に作用す
る回転反力をより大きく受けることができる。尚、両ア
ウトリガ110,112の間の走行機構50には、ウエ
イト116が搭載されており、両アウトリガ110,1
12を利用して、ウエイト116を地上に降ろすことが
できるように構成されている。
【0026】次に、前述した本実施形態の自走式チュー
ビング装置の作動について説明する。まず、チュービン
グ機構2を杭施工箇所の中心に移動する際には、リフト
機構80,84の昇降油圧シリンダ70を駆動して、昇
降部材66を引き上げてチュービング機構2を地面から
浮かす。そして、走行機構50を走行させて、チュービ
ング機構2を杭施工箇所の中心に移動する。
【0027】昇降油圧シリンダ70を駆動して、昇降部
材66を突き出してチュービング機構2を地面に降ろ
す。また、図10に示すように、両アウトリガ110,
112を駆動して、スパイク114を地中に挿入すると
共に、水平ジャッキ34を駆動し、ベースフレーム20
が水平となるように調整して、走行機構50を地面から
浮き上がらせる。
【0028】次に、チュービング機構2によるケーシン
グチューブ1の回転・押込みについて説明する。チュー
ビング機構2にケーシングチューブ1が挿入されて、チ
ャックシリンダ14が駆動されると、上部フレーム8が
引き下げられ、チャック部材4がケーシングチューブ1
の外周と回転体16との間に挿入されて、チャック部材
4がケーシングチューブ1の外周を把持する。
【0029】駆動モータ18が回転駆動されて回転体1
6と共にケーシングチューブ1が回転され、また、昇降
シリンダ機構22が縮み側に駆動されて、昇降フレーム
12が下降される。これにより、ケーシングチューブ1
は、回転しながら地中に押し込まれ、ケーシングチュー
ブ1先端の図示しない掘削ビットにより掘削が行われ
る。
【0030】昇降シリンダ機構22がストローク端まで
駆動されると、ケーシングチューブ1の把持が開放さ
れ、昇降シリンダ機構22が伸び側に駆動されて、昇降
フレーム12を上昇させる。そして、前述した動作を繰
り返し、ケーシングチューブ1による掘削が行われる。
また、ケーシングチューブ1は継ぎ足すことにより、よ
り深く掘削することができる。掘削中の上下方向の反力
は、アーム部材60,62を介して、走行機構50、ウ
エイト116により受けられる。また、回転反力は、同
様にスパイク114により受けられる。
【0031】ケーシングチューブ1による掘削が終了し
てケーシングチューブ1を地中から引き抜き、チュービ
ング機構2を移動する際には、水平ジャッキ34を駆動
すると共に、アウトリガ110,112を駆動して、ス
パイク114を地中から引き抜くと共に、走行機構50
を地面に降ろす。そして、昇降油圧シリンダ70を駆動
してチュービング機構2を地面から浮かせる。
【0032】ベースフレーム20を引き上げた後、図1
1に示すように、トレーラ120に搭載する際には、走
行機構50を前進させて、チュービング機構2をトレー
ラ120上に移動する。そして、昇降油圧シリンダ70
を駆動して、チュービング機構2を下降させて、トレー
ラ120の荷台に乗せる。
【0033】荷台に乗せた後、連結ピン72,78を引
き抜いて、昇降部材66とブラケット部材36との連結
を解除し、走行機構50を後退させる。よって、トレー
ラ120の荷台上にはチュービング機構2が残り、クレ
ーンを用いなくても、トレーラ120にチュービング機
構2を搭載できる。
【0034】また、トレーラ120に搭載するのではな
く、チュービング機構2を次の杭施工箇所に移動、特に
杭施工箇所が、図12に示すように、傾斜地であるよう
な場所に移動する場合には、まず、チュービング機構2
を杭施工箇所の近傍まで走行機構50により移動する。
【0035】そして、チュービング機構2が水平となる
ように、角度調整油圧シリンダ74を駆動する。これに
より、連結ピン72の廻りにチュービング機構2が揺動
し、チュービング機構2が水平となるように調整でき
る。チュービング機構2が水平となった後、走行機構5
0を移動して、杭施工中心Cとチュービング機構2の中
心とが一致するように、走行機構50によりチュービン
グ機構2を移動させる。これにより、杭施工中心Cとチ
ュービング機構2の中心とを容易に一致させることがで
きる。
【0036】そして、昇降油圧シリンダ70を駆動し
て、チュービング機構2を下降させると共に、水平ジャ
ッキ34を駆動して、チュービング機構2が傾斜地に水
平に降ろされるように調整する。次に、前述したと同様
に、チュービング機構2によりケーシングチューブ1を
回転させながら地中に押し込む。
【0037】前述したように、本実施形態のチュービン
グ機構2は、図4に示すように、長方形で、長方形の短
辺に相当するベースフレーム20の両側面にブラケット
部材36,38を取り付けた。その場合、チュービング
機構2による施工箇所を、壁際に接近して設けることが
できる。逆に、その場合、チュービング機構2は、走行
機構50の幅よりもはみ出してしまい、鉄道や道路の高
架基礎工事や補強工事など側道部の狭隘地での施工が困
難になる。
【0038】その際には、ブラケット部材36,38を
長方形の長辺に相当するベースフレーム20の両端面に
取り付ける。そして、幅調整用油圧シリンダ94を駆動
して、摺動部材88,90を摺動させ、一対のアーム部
材60,62の間隔を狭める。その際、一対のアーム部
材60,62に延長部材120,122を介装して、一
対のアーム部材60,62を長くするようにするとよ
い。昇降部材66をブラケット部材36に取り付けるこ
とにより、走行機構50の幅とほぼ同様に狭めることが
でき、図5に示すように、狭隘地でも施工できるように
なる。
【0039】以上本発明はこの様な実施形態に何等限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々なる態様で実施し得る。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の自走式チュ
ービング装置は、リフト機構と角度調整機構とを設けた
ので、チュービング機構により傾斜地で施工する場合で
も、杭施工中心とチュービング機構の中心とを容易に一
致させることができるという効果を奏する。また、間隔
調整機構を設けると、壁際施工、狭隘地施工のどちらで
も容易に対応できる。従って、施工箇所の制限を受ける
ことなく、施工を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのチュービング機構
の斜視図である。
【図2】本実施形態のチュービング機構の要部拡大断面
図である。
【図3】本実施形態の自走式チュービング装置の正面図
である。
【図4】本実施形態の自走式チュービング装置の平面図
である。
【図5】本実施形態のチュービング機構を挟む間隔を変
えた自走式チュービング装置の平面図である。
【図6】本実施形態のリフト機構、角度調整機構の一部
を断面で示す拡大図である。
【図7】本実施形態の間隔調整機構の拡大断面図であ
る。
【図8】図7のAA断面図である。
【図9】本実施形態の間隔調整機構の要部拡大斜視図で
ある。
【図10】本実施形態の掘削状態での自走式チュービン
グ装置の正面図である。
【図11】本実施形態のトレーラ積み込み状態での自走
式チュービング装置の正面図である。
【図12】本実施形態の傾斜地での設置状態の自走式チ
ュービング装置の正面図である。
【図13】従来の自走式チュービング装置の傾斜地での
設置状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ケーシングチューブ 2,202…チュービング機
構 8…上部フレーム 12…昇降フレーム 14…チャックシリンダ 16…回転体 20…ベースフレーム 22…昇降シリンダ機構 34…水平ジャッキ 36,38…ブラケット部材 40〜43…ネジ座部材 50,204…走行機構 60,62…アーム部材 64…貫通孔 66…昇降部材 70…昇降油圧シリンダ 72,76,78…連結ピン 74…角度調整油圧シリンダ 80,84…リフト機構 82,86…角度調整機構 88,90…摺動部材 91…間隔調整機構 92…ガイド筒部材 94…幅調整用油圧シリンダ 110,112…アウトリガ 202…アーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングチューブを回転させながら地
    中に押し込むチュービング機構と該チュービング機構を
    移動する走行機構とを備えた自走式チュービング装置に
    おいて、 前記チュービング機構を挟む間隔で前記走行機構に一対
    のアーム部材を配置すると共に、前記チュービング機構
    のベースフレームと前記一対のアーム部材との間に前記
    チュービング機構を昇降させるリフト機構を設け、か
    つ、前記アーム部材に対する前記ベースフレームの角度
    を調整可能な角度調整機構を設けたことを特徴とする自
    走式チュービング装置。
  2. 【請求項2】 前記リフト機構は、前記アーム部材に昇
    降可能に支持された昇降部材を前記ベースフレームに連
    結すると共に、前記昇降部材を昇降させる昇降シリンダ
    を有することを特徴とする請求項1記載の自走式チュー
    ビング装置。
  3. 【請求項3】 前記ベースフレームの対向する両側面に
    ブラケット部材を着脱可能に取り付け、前記ブラケット
    部材に前記昇降部材を連結したことを特徴とする請求項
    2記載の自走式チュービング装置。
  4. 【請求項4】 前記角度調整機構は、前記ベースフレー
    ムあるいは前記ブラケット部材と前記昇降部材とを連結
    した角度調整シリンダを有することを特徴とする請求項
    2又は請求項3記載の自走式チュービング装置。
  5. 【請求項5】 前記リフト機構を着脱可能に設け、ま
    た、前記一対のアームの間隔を調整する間隔調整機構を
    設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項4記載の
    自走式チュービング装置。
  6. 【請求項6】 ケーシングチューブを回転させながら地
    中に押し込むチュービング機構と該チュービング機構を
    移動する走行機構とを備えた自走式チュービング装置に
    おいて、 前記チュービング機構を挟む間隔で前記走行機構に一対
    のアーム部材を配置すると共に、前記チュービング機構
    のベースフレームと前記一対のアーム部材との間に前記
    チュービング機構を昇降させるリフト機構を着脱可能に
    設け、かつ、前記一対のアームの間隔を調整する間隔調
    整機構を設けたことを特徴とする自走式チュービング装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015169062A (ja) * 2014-03-11 2015-09-28 株式会社技研製作所 杭圧入装置
JP2016200005A (ja) * 2016-09-09 2016-12-01 株式会社技研製作所 杭圧入装置
CN110454101A (zh) * 2019-09-06 2019-11-15 北京鼎文融和科技有限公司 一种自动石油修井机器人油管输送装置

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