JP2003268767A - 削孔ロッドを用いた二重管掘り小径杭の構築方法 - Google Patents
削孔ロッドを用いた二重管掘り小径杭の構築方法Info
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Abstract
パイルおよび高耐力マイクロパイルの構築工程を簡略化
させ、削孔ロッドを用いた二重管掘り小径杭の構築方法
を提供する。 【解決手段】 中空構造を呈する削孔ロッドに転造ネジ
を具備した自穿孔ボルト31を用い、その基端部が削岩
機に直接、あるいはスイーベル装置を介してネジ接続さ
れ、またその自穿孔ボルト31の下側先端部が削孔用ビ
ット32にネジ接続され、先端部の当該削孔ビット32
近傍まで自穿孔ボルト31のほぼ全長にわたって外管6
が外装され、自穿孔ボルト31を内包するようにして地
盤表面Aより当該自穿孔ボルト31と当該外管6を順次
継ぎ足しながら先端部の削孔用ビット32で削孔打設さ
れる。
Description
いた二重管掘り小径杭の構築方法、更に詳しくは、法面
補強工事、既設基礎のアンダーピーニングや耐震補強工
事、ならびに既設構造物の補強などに多用されるルート
パイルならびに高耐力マイクロパイルと呼ばれる小径杭
の構築方法に関する。
法面補強、および新設基礎の下部地盤補強については
「ルートパイル」(Pali Radice: 権利化時の伊語) と称
して直径がφ150mm程度以下の芯材鉄筋補強型コン
クリート製マイクロパイル(Micropali )が1952年
にイタリアで権利化され、その後ヨーロッパ各国で普及
し、1970年初期には米国でも施工されるようになっ
た。
震補強対策なども視野に入れたルートパイルより更に高
耐力化を指向した「高耐力マイクロパイル」(High-Capa
cityMicro Piles, 米国連邦道路局1997年7 月発刊;Dri
lled and Grouted Micropiles: State-of-Practice Rev
iew, Publication No.FHWA-RD-96-016 より) と称する
芯材鉄筋と鋼管を使った直径略φ150〜φ300mm
程度の小径杭が1980年代に入ってから主に米国で普
及するようになった。
に工法の導入と開発がなされ、ルートパイルについては
代表的な例として「EPルートパイル」と称する工法が
多くの実績をあげている。また高耐力を指向した「高耐
力マイクロパイル」と称する工法も主に米国での耐震補
強などの実績を基に導入され、実績をあげつつある。
利用して中空構造を呈する削孔ロッドの外側に鋼管を用
いた外管を配置した二重管にて杭孔を掘削し、所定深さ
まで到達したら削孔ロッドと先端ビットの一部あるいは
全体を回収した後、固化材を充填してから芯材鉄筋を挿
設するか、または芯材鉄筋に注入ホースを沿わせて挿設
してから固化材を充填する。
圧しながら外管を引き抜いて杭体を構築する手法が採ら
れていた。この内、外管のほぼ全長を引き抜く場合は
「ルートパイル」と称し、直径は概略φ80mm〜φ1
50mmの範囲とされている。
は、外管の引き抜き長さを軟弱表層の下に位置する硬質
支持地盤内とし、地盤側よりの杭荷重を芯材鉄筋、固化
材、および外管の複合断面で硬質支持地盤まで伝達させ
る手法がとられ「高耐力マイクロパイル」と称し外管直
径は略φ150mm〜300mmの範囲とされている。
952年にFernando Lizzi博士によって発明され権利化
された従来のル−トパイルは、図11のような構成より
成り、直径が略φ80〜φ150mmの鋼管を伴って小
径削孔された長孔に固化材(通常セメントモルタル)が
充填され、中央部に芯材として鉄筋が配置された小径杭
で、各国での呼び名は異なるものの世界で普及してお
り、日本でも1980年代より数多くの実績を有し代表
的な工法にEPルートパイルがある。従って従来のルー
トパイル工法は世界各国において公知の手段となってい
る。
クロパイル)の従来の技術による打設状況を図9と図1
0に示す。
ド4の基端部がアンカードリルマシン1などの削岩機2
に直接、あるいは送排水機能を具備したスイーベル装置
3を介してネジ接続され、また、その削孔ロッド4の下
側先端部に削孔用ビット5がネジ接続され、先端部の当
該削孔用ビット5の近傍まで削孔ロッド4のほぼ全長に
亘って鋼管製外管6が外装され、削孔ロッド4を内包す
るようにして斜面や水平地盤表面Aより垂直、あるいは
斜め下方向に、当該削孔ロッド4と当該外管6を、順次
削孔ロッド用カップリング7および外管用カップリング
あるいは外管6の両端に具備した雄雌のネジ接合などの
接続手段8で継ぎ足しながら、かつ、送水ホース9より
削孔水を削孔ロッド4の内孔を通じて先端の削孔用ビッ
ト5の部分に供給しながら削孔打設され、打設完了後に
削孔ロッド4と削孔用ビット5の一部或いは全部を回収
する。尚、削孔時に出る廃土(スライム)は供給された
削孔水と共に削孔ロッド4と外管6の隙間を通ってスイ
ーベル装置3へ送られ、排出ホース10より排出され
る。
孔打設時には外管6の外径よりも幾分大きな直径に拡径
して作業をすすめ、打設完了後に機械的に外管6の内径
を通過できる径まで縮径して削孔ロッド4と削孔用ビッ
ト5の全てを回収する一体型のものや、削孔用ビット5
の中央部分(センタービット)が削孔ロッド4にネジ接
続され、外周部分(リングビット)が外管6の先端に固
定されており、打設完了後に削孔ロッド4とセンタービ
ットのみを回収する分割型のものが代表的である。
場合の従来の当該パイル打設方法について、図10を使
って説明する。図10で(イ)は当該パイルを打設して
いる状況である。前説の如く、先端の削孔用ビット5は
削孔ロッド4にネジ接続されたセンタービット5aと外
管6に固定接続されたリングビット5bとから成ってい
る分割型である。
(ロ)の如く、センタービット5aは削孔ロッド4をカ
ップリング7の部分で分解しながら地盤表面A側へ回収
される。そのあと同図(ハ)の如く注入ホース11もし
くはトレミー管が削孔穴底部まで挿設され、下側より固
化材12が充填される。固化材12の充填が完了したら
ば、同図(ニ)の如く、予め地面で、表面に等間隔の凸
状リブを有する芯材鉄筋13に、この芯材鉄筋13を外
管6の中心に位置決めする目的のセントライザー14を
取り付け、この芯材鉄筋13を鉄筋用カップリング13
aなどで継ぎ足しながら削孔穴底部まで挿設する。
わせて配置結束され、芯材鉄筋13と共に挿設を行い、
挿設が完了してから固化材を注入ホース11を介して地
盤側より注入し、芯材鉄筋13の最下端近傍より排出せ
しめ、外管6の内側全てに充填する場合もある。
頂部に固化材12の追加充填と加圧を可能とする注入口
を具備した閉蓋15をセットし、固化材12が硬化しな
い内に外管6を引き抜きつつ逐次固化材12に所定の加
圧を行う。これにより固化材12は周辺地盤としっかり
と密着浸透し、のちに固結することになる。
って固化材12を加圧しながら引き抜かれ、図11に示
すような仕上がり形状となる。なお、固化材12への加
圧を行わず、固化材12の自重のみの圧力に期待する場
合もある。
パイルには地盤表面Aの境界部に通常、薄肉の捨てコン
クリート16が配置され、ルートパイルの芯材鉄筋13
の天端には荷重伝達手段として通常鋼製の角座金17と
鉄筋用ナット18がセットされる。さらに所定の設計に
準じた型枠・配筋工事を行った上で設計荷重をルートパ
イルに伝達するための鉄筋コンクリート躯体19が打設
されている。
力マイクロパイルは、前記のルートパイルの概念をベー
スに、更に高い支持力の小径杭を指向して開発されたも
ので、特に米国で近年かなりの実績をあげている工法で
あり、構築方法は、前説のルートパイルと同じ手法で削
孔打設し、外管6にはルートパイルよりもさらに厚肉、
あるいは高強度の鋼管を用い、杭径は略φ150mm〜
φ300mmが一般であるが、更に小径の、例えばφ1
00mm強のサイズでの実施も可能である。
方法については、前説の米国連邦道路局の資料にルート
パイルからの発展の歴史と各国での実施例ならびに関連
文献のリストが豊富に掲載され、公知の工法となってい
る。
説明する。
杭の従来の技術による打設状況は、前説のルートパイル
と同じく図9のとおりであり、また打設後の工程につい
ても図10の(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)
について説明した通りである。
場所打ちコンクリート杭21を具備した既設基礎体22
を補強するために、極めて近傍に残置外管6と芯材鉄筋
13、および固化材12の断面より形成される高耐力マ
イクロパイルを打設し、頭部にスティフナー23で補強
した角座金(支圧板)17と鉄筋用ナット18を配置
し、既設基礎体22に増し打ち鉄筋コンクリート躯体2
6を打設し、既設基礎体22を補強した状態を示してい
る。
例の如く、削孔打設を常に軟弱地層27を貫通して強固
な支持地層28(例として標準貫入試験でN 値が30以
上)に所定長打設させた後、図10の作業工程を経てか
らの外管6の引き抜きは、この支持地層28の最上部ま
でとし、この位置で最後の加圧を固化材12に実施した
後で、設計で定めた僅かな寸法(図12中のP寸法)ま
で再度挿入して杭体の構築を完成する。
の圧縮荷重の大部分は、外管6(鋼管)、内包設置され
る芯材鉄筋13、並びにその隙間に充填される固化材1
2により確実に強固な支持地層28まで伝播され、この
支持地層28に加圧充填された固化材12と支持地層2
8との強固な摩擦力を主力として、周辺地山への荷重伝
播を実現できる。
6が引き抜かれた範囲(図12中のQ寸法)において、
表面に凸状の連続リブを有する芯材鉄筋13から硬化し
た固化材12に伝播され、さらに固化材12と周辺支持
地層28との強固な摩擦力によって周辺地山へ荷重伝播
される。
荷重については外管6、芯材鉄筋13、および固化材1
2よりなる高度な剛性を有する複合断面杭体を通じて軟
弱地層27の上部の周辺地山に伝播される。
は、ルートパイルと違って、前説の周辺地盤を図12の
如く軟弱地層27と支持地層28とに分割して認識し、
打設深さと外管6の引き抜き長さを調整して設計施工す
ることにより、更に耐力の高い小径杭を構築できるので
ある。
ルトを使用した小径杭の構築方法については、一般の削
孔水、または圧搾空気をボルト内孔より供給し、ロスト
ビット部より排出させて外管を伴わずに単管にて削孔
し、所定の削孔深さに達したらば当該ボルト内孔より固
化材を注入し、ロストビット部より排出させて杭体を構
築する手法であり、ヨーロッパで多用され、特に西ドイ
ツ時代の新幹線トンネル建設に多用されたIBOアンカ
ーなどが有名である。
は既に海外先例が多いと認識しているが、あえて国内公
知資料であれば、例えば「自削孔マイクロパイルを用い
た鋼材と注入材との複合支持杭の埋込工法」(特開20
01−146743)を挙げることができる。この構築
方法はあまりにも公知であり、国内でも競合品が多く存
在し、構造も単純なことより特に図示して説明しない。
地山の削孔壁が崩れて部分的にボルトと接触する部分が
形成されることより、特に酸性土や塩分を含む土壌での
適応については、確実な充填材による被り厚さの確保が
難しい点が従来より指摘されていた。
を使って削孔と同時に固化材を排出させて削孔を進め、
作業が完了した時点で注入作業を完了させるといった
「補強土杭の施工法」(特開平2−8413)や「アー
スアンカーの施工方法」(特開平5−58084)も開
発され、商品化に成功しているようであるが、この手法
も外管を伴わない単管削孔であり、固化材が削孔時に生
じる廃土(スライム)を巻き込んでしまうことや、斜め
方向への長尺杭の形成において、芯材の自重による懸垂
効果や回転打設時の孔壁への振動影響などもあり、本特
許発明者の考えでは、従来の自穿孔ボルトを用いた場合
と同様な問題提起がなされるべきと思われる。
ルトを削孔ロッドとし、外管を伴って二重管掘りを実施
する小径杭の構築工法については未だ紹介された事実は
ない。
るいは高耐力マイクロパイルといった小径杭の施工にお
いては、前段で説明したように、硬岩から軟岩まで何百
メートルもの掘削にも対応可能な非常に高価な削孔用ビ
ットおよび高品質の削孔ロッドを同高品質のカップリン
グにて接続し、部品の消耗が確認されるまで繰り返し使
っていた。
たのちに、削孔ロッドと先端の削孔用ビットの全部ある
いは主要部分を基端部側より引き抜きつつ逐次カップリ
ング部で分解しながら回収していた。その後、再度、固
化材を充填した後で削孔ロッドの配置されていた場所
に、芯材鉄筋を鉄筋用カップリングで繋ぎながら挿設す
る手法がとられ、多大な労力と時間ならびに高価なボー
リングマシンなどの手待ちを生じていた。
孔時には周辺地山と縁が切れて大きな摩擦を生じずにい
た外管が、特に地下水位が高くゆるいコンシステンシー
のシルトや砂質地層が介在する場合などにおいて、砂が
外管表面に流着安定し、芯材鉄筋の挿設を完了させてか
ら外管を回転および打撃しつつ引き抜こうとしても抜け
なくなることもあった。
ルもしくは高耐力マイクロパイルの要求性能ならびに技
術目的を害することなく、削孔ロッドを用いた独自の技
術にて工事速度を飛躍的に改善させると共に、経済的に
目的を達成できる工法を提供することを課題としてい
る。
決するため、第1の発明は、中空構造で固化材との結合
性を良くした外面を有する削孔ロッドの先端に、この削
孔ロッドと同時打設される外管の外径よりも若干大きい
径の削孔用ロストビットをネジ接続にて取り付け、上記
ロストビットには回転自在あるいは固定して短尺のガイ
ドが配置され、この短尺ガイドの内側あるいは外側に沿
って外管の先端が嵌合された状態で、外管とその内部の
削孔ロッドを所定の深さまで削孔打設し、その後、固化
材を削孔ロッドの内孔を通じて先端ロストビット排出口
より充填し、上記削孔ロッドと先端ロストビットを残置
させた状態で固化材を加圧しながら外管を所定の位置ま
で引き抜いて小径杭を構築する構成を採用したものであ
る。
が、中空構造で固化材との結合性を良くした外面を有す
る削孔ロッドの先端にネジ接続されたセンタービット
と、この削孔ロッドと同時打設される外管の先端部に固
定接続されるリングビットにより、分割された二重管掘
りの分割型ビットに形成され、センタービットと外管先
端のリングビットが削孔の進行において略近傍に相対位
置を保つようにして、外管とその内部の削孔ロッドを所
定の深さまで打設し、その後、固化材を削孔ロッドの内
孔を通じて先端のセンタービット排出口より充填し、上
記削孔ロッドとセンタービットを残置させた状態で固化
材を加圧しながら外管とリングビットを所定の位置まで
引き抜いて小径杭を構築する削孔ロッドを用いた構成を
採用したものである。
により構築される芯材補強型コンクリート製マイクロパ
イル(ルートパイルとも言う)もしくは、小径杭が、外
管を地中に残すことにより構築される高耐力マイクロパ
イルであり、削孔ロッドには、中空構造で外面に連続し
た転造ネジを形成した自穿孔ボルトを用いるのが好まし
い。
イクロパイルと呼ばれる小径杭の構築において、これら
の小径杭の実長は最大でもそれぞれ15mあるいは30
m程であることより、削孔ロッドに自穿孔ボルトを用
い、この自穿孔ボルトを介して基端部の削岩機より直接
あるいは間接的に回転と打撃を先端の削孔用ロストビッ
トに伝達し、同時にスライム除去を目的とした注水を自
穿孔ボルトの内孔より同時実施する手段を採るようにす
る。
掘り方式とし、先端の削孔用ロストビットには外管の外
形よりも若干大きい径の削孔用ロストビットが自穿孔ボ
ルトにネジ接続にて配置され、当該ロストビットには回
転自在あるいは固定して短尺のガイドが配置され、この
短尺ガイドの内側あるいは外側に沿って外管が挿設され
た状態で所定の深さまで削孔打設された後、固化材を自
穿孔ボルトの内孔を通じて先端ロストビット排出口より
充填し、自穿孔ボルトと先端ロストビットを残置させる
状態で、固化材を加圧しながら外管の全長あるいは所定
長を引き抜いてルートパイルまたは高耐力マイクロパイ
ルと呼ばれる小径杭を構築する手段を採る。
れた削孔用ロストビットは、外管よりも若干大きい径を
有する一体型の構造であってもよいし、自穿孔ボルトに
ネジ接続されたセンタービットと、外管先端部に固定接
続されるリングビットに分割された分割式の構成でもよ
い。
mm程度の外管と、削孔ロッドによる二重管掘りで実施
されるルートパイルおよび高耐力マイクロパイルといっ
た小径杭の構築にあたり、先端ビットに掘進深さ略15
m〜30m程度までの掘削に十分対応できるような安価
な自穿孔式ロストビットを用い、削孔ロッドに自穿孔ボ
ルトを用いて外管を略同時並行して接続しながら打設
し、打設完了後はこの自穿孔ボルトを介して固化材を充
填し、さらに、当該ボルトをロストビットと共に回収せ
ずに芯材鉄筋として用いることにより、外管の引き抜き
作業着手までの工程を大幅に簡略化ならびに高速化さ
せ、従来顕在したいくつかの施工上の問題点をも改善す
るものである。
至図8の例と共に説明する。なお、図9及至図12に示
した従来技術と同一部分については同一符号を付して説
明する。
いは高耐力マイクロパイルといった小径杭の打設状況を
示す。
転造ネジを呈する自穿孔ボルト31の基端部がアンカー
ドリルマシン1などの削岩機2に送排水機能を具備した
スイーベル装置3を介してネジ接続され、またその自穿
孔ボルト31の下側先端部が削孔用ロストビット32に
ネジ接続され、先端部の当該ロストビット32の近傍ま
で自穿孔ボルト31のほぼ全長に亘って外管6が外装さ
れる。
にして、斜面や水平地盤表面Aより垂直、あるいは斜め
下方向に当該ボルト31と当該外管6を、順次当該ボル
ト用接続カップラ33および外管用カップリングあるい
は外管本体の両端に具備した雄雌のネジ接合などの接続
手段8で継ぎ足しながら、送水ホース9より削孔水を自
穿孔ボルト31の内孔を通じて先端の削孔用ロストビッ
ト32に供給しながら削孔打設される。尚、削孔時に発
生する廃土(スライム)は供給された削孔水とともに自
穿孔ボルト31と外管6の隙間を通ってスイーベル装置
3へ送られ、排出ホース10より排出される。
接して、外管6の略中央部に当該ボルト31を位置決め
する目的で、且つスライムと混合した排水土が先端部か
らスイーベル装置3へ排出されるのを妨げない構造の特
殊セントライザー34が予め配置されている。
は、一体型であっても良く、或いは、センタービット部
とリングビット部に分かれた分割型であってもよい。こ
れら一体型ならびに分割型の各実施例について更に説明
する。
2の如き断面構造の一体型で、その底面図を図3に示
す。
2とネジ接続されており、該ビット32の直径は同時挿
設される外管6の直径よりも幾分大きく設計されてい
る。この図示例では、ビット本体32aの外周に回転を
自在にするための例えば止め輪35を介して短尺のガイ
ド36が配置されており、これに内接回転自在に外管6
の先端が配置されている。
撃を先端のロストビット32に与え、削孔方向の地山を
穿孔する。削孔水は自穿孔ボルト31の内孔37を通っ
てロストビット32の排出孔38より排水され、ロスト
ビット32の先端に生じた廃土(スライム)は、この排
水と共にロストビット32の通孔39を通って排出さ
れ、当該ボルト31と外管6の隙間を通過して基端部の
スイーベル装置3から排出ホース10へと排出される構
造である。
4の如き断面構造であり、その底面図を図5に示す。ビ
ット部は外管6の先端に例えば溶接にて固定されたリン
グビット32cと、自穿孔ボルト31にネジ接続された
ロストセンタービット32bに分割されている。リング
ビット32cの外径は後続して同時打設される外管6の
直径よりも若干大きく設計されている。削孔打設時にセ
ンタービット32bの芯が定まるように当該ビット32
bの後部には外管6の内径より幾分小さい位置に短尺の
ガイドプレート40(この例では3方向配置)が配置さ
れている。
ベル装置3を介して自穿孔ボルト31と外管6を同時回
転、打撃しそれぞれロストセンタービット32bとリン
グビット32cを駆動させて削孔を行う。削孔方向の地
山より発生する廃土(スライム)は、自穿孔ボルト31
の内孔37を通ってロストセンタ−ビット32bの排出
孔41より供給される送水により洗掘し、通孔42を通
って排出され、当該ボルト31と外管6の隙間、基端部
のスイーベル装置3を通って排出ホース10から排出さ
れる構造である。
この発明の実施例を図6を用いて説明する。前説の如
く、この発明では、図1の要領で小径杭の削孔打設を進
める。図6(イ)は所定の深さまでの打設を完了し、削
岩機2及びスイーベル装置3を取り外した状態図であ
る。この後直ちに自穿孔ボルト31の地盤表面A側の端
部に一次充填ホース43を取り付け、固化材12を注入
する。固化材12は一次充填ホース43より当該ボルト
31の内孔37を通過して先端のロストビット32に配
置された排出孔38より排出され、構築された小径杭の
底側より順次充填される。
6(ロ)の如くオーバーフロー44を確認したらば、固
化材12が残土や削孔水の残りなどとの混合により品質
劣化しているものでないことを確認できるまで注入とオ
ーバーフロー44を継続する。
が注入側と略同一となったらば図6(ハ)の如く、外管
6を所定の短尺長引き抜き、その後外管6の頂部に固化
材12を追加充填・加圧するための孔を具備した閉蓋4
5を取り付け、所定圧力まで加圧する。そのあと、更に
所定の短尺長の外管6を引き抜き同加圧を繰り返す。こ
の工程を外管6が全て引き抜かれるまで継続するのがル
ートパイルと称する小径杭であり、支持地盤層28の所
定の深さまでしか引き抜かないのが高耐力マイクロパイ
ルと称する小径杭である。
ルートパイルの躯体埋め込み図である。この場合、外管
6は全長に亘って引き抜かれているのが特徴である。ル
ートパイル底部には削孔用ロストビット32が、また全
長に亘って接続カップラ33で接続された自穿孔ボルト
31および、接続カップラ33の下にセットされた特殊
セントライザー34が残置され、外管6の引き抜き工程
で逐次加圧充填された固化材12がその周りに満遍なく
配置されている。
が配置され、自穿孔ボルト31の頭部には角座金17と
専用ナット24が配置されている。上部構造物(図示せ
ず)よりの反力荷重は所定鉄筋配置後、打設された鉄筋
コンクリート躯体19を介して、内設の角座金17と専
用ナット24よりなるルートパイル頭部に伝達され、杭
体との付着力により周辺地盤に分散されることとなる。
高耐力マイクロパイルの躯体埋め込み図である。比較的
厚肉の外管6は地盤表面Aに近い軟弱地層27の下に位
置する強固な支持地層28に所定深さ(図8中のP寸
法)を残す状態で完成されているのが特徴である。打設
時に使った削孔用ロストビット32並びに自穿孔ボルト
31と接続カップラ33、および特殊セントライザー3
4はそのまま残置されており、外管6の地盤表面A側の
頂部には鉄筋コンクリート躯体26より伝達される高い
レベルの荷重に角座金17が耐えれるようにスティフナ
ー23が設けられ、更に自穿孔ボルト31の頭部には専
用ナット24を配置してある。
コンクリート躯体26よりこれら高耐力マイクロパイル
の頭部構造を通じて杭体に伝播し、その内、圧縮または
引き抜き荷重の大部分が上部軟弱地層27の下に位置す
る支持地層28に伝播されるのである。
のような構成であるので、以下に示す効果がある。
イルと称されるような削孔ロッドと外管を伴う二重管掘
りを必要とする小径杭の構築において、掘削対象が比較
的軟弱な地盤や風化地盤であり、たまに発生する玉石や
礫土層の破砕と軟弱層の下に位置する硬質支持地盤の所
定深さまでと比較的限定的であり、また、その打設深さ
もそれぞれ概略15mから30m程度までと余り深くな
いことより、当該地層の掘削に十分耐えうる品質で安価
なロスト型の削孔用ビットを使い、削孔ロッドに自穿孔
ボルトおよび同ボルト用接続カップラを使い、従来と同
様に外管を伴って削孔したあとで、ロストビット、自穿
孔ボルトおよび接続カップラを回収せずに残置させ、こ
れらを従来の芯材鉄筋の代わりとして利用することによ
り、従来の高価なビット、削孔ロッド、及び高価なカッ
プリングを使って打設し、それらを回収した後でほぼ同
位置に芯材鉄筋を挿設する手法に比べて、工程の大幅な
短縮と省力化、高速化と経済性の実現が同時に可能とな
る。
スタートできる為、外管の引き抜き作業スタートまでの
経過時間が著しく短縮化される。このため打設時に縁が
切れていた外管と周辺地山との隙間に周辺の砂質土流着
などによる付着力が発生しない短時間の内に引き抜き作
業を開始でき、従来時折生じていた鋼管の引き抜きが不
可能になることを回避できる。
マイクロパイルといった小径杭の打設状況を示す縦断側
面図
打設工程を順番に示す工程図
の躯体埋め込み状態を示す縦断側面図
ロパイルの躯体埋め込み状態を示す縦断側面図
パイルといった小径杭の打設状況を示す縦断側面図
程を順番に示す工程図
み状態を示す縦断側面図
体埋め込み状態を示す縦断側面図
Claims (5)
- 【請求項1】 中空構造で固化材との結合性を良くした
外面を有する削孔ロッドの先端に、この削孔ロッドと同
時打設される外管の外径よりも若干大きい径の削孔用ロ
ストビットをネジ接続にて取り付け、上記ロストビット
には回転自在あるいは固定して短尺のガイドが配置さ
れ、この短尺ガイドの内側あるいは外側に沿って外管の
先端が嵌合された状態で、外管とその内部の削孔ロッド
を所定の深さまで削孔打設し、その後、固化材を削孔ロ
ッドの内孔を通じて先端ロストビット排出口より充填
し、上記削孔ロッドと先端ロストビットを残置させた状
態で固化材を加圧しながら外管を所定の位置まで引き抜
いて小径杭を構築する削孔ロッドを用いた二重管掘り小
径杭の構築方法。 - 【請求項2】 削孔用ロストビットが、中空構造で固化
材との結合性を良くした外面を有する削孔ロッドの先端
にネジ接続されたセンタービットと、この削孔ロッドと
同時打設される外管の先端部に固定接続されるリングビ
ットにより、分割された二重管掘りの分割型ビットに形
成され、センタービットと外管先端のリングビットが削
孔の進行において略近傍に相対位置を保つようにして、
外管とその内部の削孔ロッドを所定の深さまで打設し、
その後、固化材を削孔ロッドの内孔を通じて先端のセン
タービット排出口より充填し、上記削孔ロッドとセンタ
ービットを残置させた状態で固化材を加圧しながら外管
とリングビットを所定の位置まで引き抜いて小径杭を構
築する削孔ロッドを用いた二重管掘り小径杭の構築方
法。 - 【請求項3】 前記小径杭が、外管をすべて引き抜くこ
とにより構築される芯材補強型コンクリート製マイクロ
パイルである請求項1又は2に記載の削孔ロッドを用い
た二重管掘り小径杭の構築方法。 - 【請求項4】 前記小径杭が、外管を地中に残すことに
より構築される高耐力マイクロパイルである請求項1又
は2に記載の削孔ロッドを用いた二重管掘り小径杭の構
築方法。 - 【請求項5】 前記削孔ロッドに、中空構造で外面に連
続した転造ネジを形成した自穿孔ボルトを用いる請求項
1乃至4の何れかに記載の削孔ロッドを用いた二重管掘
り小径杭の構築方法。
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