JP2003268584A - 陰極の製造方法 - Google Patents

陰極の製造方法

Info

Publication number
JP2003268584A
JP2003268584A JP2002065278A JP2002065278A JP2003268584A JP 2003268584 A JP2003268584 A JP 2003268584A JP 2002065278 A JP2002065278 A JP 2002065278A JP 2002065278 A JP2002065278 A JP 2002065278A JP 2003268584 A JP2003268584 A JP 2003268584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nickel
cathode
electrolysis
ruthenium
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002065278A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Takarada
博良 宝田
Shuichiro Ogawa
周一郎 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Corp filed Critical Asahi Kasei Corp
Priority to JP2002065278A priority Critical patent/JP2003268584A/ja
Publication of JP2003268584A publication Critical patent/JP2003268584A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
  • Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量生産に向いた大気中の熱分解法により、
品質が安定で、過電圧が低く、耐久性に優れた陰極を提
供することを目的とする。 【解決手段】 ニッケル基材上にルテニウム化合物を含
む触媒溶液を塗布し、熱分解して得られる水素発生用陰
極の製造方法において、前処理として界面活性剤を含む
溶液を塗布することを特徴とする水素発生用陰極の製造
方法。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電解用陰極の製造
方法に関するものであり、特にイオン交換膜法食塩電解
に好適に使用され、長期間にわたって低い過電圧を示す
水素発生用陰極の製造方法である。 【0002】 【従来の技術】イオン交換膜食塩電解プロセスにおいて
は、エネルギー消費の削減が最も大きな課題である。イ
オン交換膜食塩電解法における電圧を詳細に解析する
と、理論的に必要な電圧以外に、イオン交換膜の膜抵抗
による電圧、陽極と陰極の過電圧、電解槽の陽極と陰極
間距離による電圧があげられる。このような構成要件の
中でも、電極の過電圧については、陽極に関して言え
ば、いわゆるDSAと呼ばれる白金族酸化物のコーティ
ングを有する不溶性電極によって、通常の操業条件下で
は過電圧は50mV以下まで削減され、これ以上の改善
・改良は望めないレベルにまで到達している。 【0003】しかし、一方陰極に関して言えば、従来使
用されていた軟鋼やニッケルやステンレスが通常の操業
条件下では、300〜400mVの過電圧を有してい
た。そこで、これらの表面を活性化し、過電圧を低減す
ることが検討され、これまでに多くの特許が出願されて
いる。酸化ニッケルをプラズマ溶射することにより、酸
化物でありながら高活性な陰極を製造しているものや、
ラネーニッケル系や、ニッケルとスズの複合メッキや、
活性炭と酸化物を複合メッキしている例などがあり、い
ずれも苛性ソーダ中で水素発生用陰極として利用が図ら
れている。しかし、電解電圧を削減するためには、さら
に電極の過電圧を低下させることが必須であり、様々な
コンセプトの電極が提案されている。 【0004】特公平3−75635では、導電性金属の
上に触媒組成物として、白金族の酸化物と酸化ニッケル
からなる不均質混合物を形成し、低い過電圧を有する陰
極を形成している。USP4668370では、貴金属
の酸化物とニッケル金属を複合メッキして低過電圧と耐
久性を高めている。特公平6−33481、特公平6−
33492では白金とセリウムの複合酸化物を電極被覆
物として採用して鉄に対する被毒耐性を高めている。U
SP5645930、5882723では塩化ルテニウ
ムと塩化パラジウムと酸化ルテニウムを導電性基材上に
塗布し大気中で塗布焼成後、ニッケルを無電解メッキす
ることで、被覆強度を向上させている。 【0005】特開平11−140680では、金属基材
上に酸化ルテニウムを主体とする電極触媒層を形成し、
さらにその表面に多孔質で低活性な保護層を形成し、電
極の耐久性を向上させている。特開平11−15867
8では、金属基材上に熱分解法により形成した酸化ルテ
ニウムとニッケルと水素吸蔵能力をもつ希土類金属から
なる被覆を有する電極触媒層を形成して、電解槽停止時
に発生する逆電流に対して耐性を高めている。特開平1
1−229170では、酸化ルテニウムを分散したニッ
ケルの電着層を有し、その表面に酸化チタンからなる導
電性酸化物で覆い、水銀による被毒耐性を向上させてい
る。また、特公平6−89469では、基材に接する層
に酸化ニッケルが多く、電解液に接する層に酸化ルテニ
ウムが多いいわゆる傾斜型の層構造を成している。しか
し、これは製造する際に、塗布液の使い分けを行わねば
ならず、製造工程が煩雑になる。以上のような先行技術
はいずれも通常の操業下での電極寿命が短いため、さら
に電極の長寿命化が要求されているのが実状である。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決しようとするものであって、大量生産に向いた
熱分解法により品質が安定で、過電圧が低く、さらに耐
久性に優れた活性陰極を提供することを目的とするもの
である。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決するために、前記の目的に沿った活性陰極を得るよ
うに検討した結果、下記の手段によりその課題を解決で
きることを見出し、本発明を完成させるに至った。すな
わち、本発明は下記の通りである。ニッケル基材上にル
テニウム化合物を含む触媒溶液を塗布し、熱分解して得
られる水素発生用陰極の製造方法において、前処理とし
て界面活性剤を含む溶液を塗布することを特徴とする水
素発生用陰極の製造方法。 【0008】本発明の活性陰極は、主にイオン交換膜法
のクロルアルカリ電解に使用する陰極であり、特にゼロ
ギャップ型イオン交換膜食塩電解膜用の電解槽に使用さ
れ、低い過電圧を保持すると同時に耐久性に優れるた
め、イオン交換膜食塩電解法のエネルギー削減に長期間
に渡って寄与することが可能となった。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明、特にその好ましい
態様について詳細に説明する。本発明は、下記知見に基
づくものである。 (a)ニッケル基材に触媒液を塗布する前に界面活性剤
を塗布すると、基材表面や凹凸部の濡れ性が向上し、凹
凸内部まで触媒液が万遍なく塗布されるため、大気中で
の焼成時に電極活物質が基材表面の凹凸内部にまで形成
され、表面積が増大する効果と、電極触媒である電極活
物質と電極基材の密着性が向上する効果があること。 (b)触媒層中のルテニウムとニッケルのモル比を9
9.99/0.01〜80/20の範囲に制御すると過
電圧が低く、耐久性に優れた陰極が特に得られやすいこ
と。 【0010】(c)酸化ルテニウムと酸化ニッケルの最
適範囲に制御する手段としては、ルテニウム化合物を含
む溶液をニッケル基材上に塗布し、温度・湿度を制御し
て、塗布溶液の乾燥速度を調整することで、イオン化傾
向の差によりニッケルが溶出してニッケルイオンにな
り、ルテニウムイオンがルテニウム金属となり析出量を
コントロールできること。 (d)イオン化傾向により塩化ルテニウムがニッケルと
反応してイオン交換するとルテニウム微粒子となって析
出し熱分解後、酸化ルテニウム微粒子を核にして酸化ニ
ッケルが析出する形態をとること。 (e)ルテニウム化合物を含む溶液にニッケル粒子を添
加した触媒液を基材上に塗布し、ルテニウムとニッケル
の組成比を制御することも可能であること。 【0011】本発明者らは、上記のような結果を見出し
て本発明を完成させるに至った。つまりニッケル基材に
は界面活性剤を含む溶液を塗布し、ルテニウム化合物を
含む触媒液を塗布後、その溶液の乾燥温度、湿度を最適
な条件下で保つことで、乾燥速度をコントロールするこ
とにより、あるいはルテニウム化合物を含む触媒溶液中
にニッケル粒子を添加することで、ルテニウムとニッケ
ルのモル比を最適な範囲に制御して、低い過電圧を長期
間に渡って保持できる陰極の製造方法を見出し、本発明
を完成させるに至ったのである。 【0012】好ましい態様について以下に具体的に説明
する。導電性基材は、ステンレススチールであっても良
いが、鉄やクロムが溶出し、ニッケルに比べて電気伝導
性が1/10程度であるので、材質としては、ニッケル
が選定される。電極基材の形状は特に限定はされない
が、目的によって適切な形状を選択することができる。
多孔板、エキスパンド形状、ニッケル線を編んで作成し
たいわゆるウーブンメッシュなどが好適に用いられる。
基材の形状は、陽極と陰極の距離によって好適な仕様が
あり、有限な距離を有する場合には、多孔板もしくはエ
キスパンド形状が用いられ、膜と電極が接するいわゆる
ゼロギャップ電解槽の場合には、細い線を編んだウーブ
ンメッシュなどが用いられる。 【0013】これらの基材は、加工時の残留応力が残っ
ているために酸化雰囲気中で焼鈍したりするのが好まし
い。また、触媒層を基材表面に密着して形成させるため
に、スチールグリッドやアルミナ粉を用いて表面に凹凸
を形成し、その後酸処理により表面積を増加させること
が好ましい。表面の荒れの程度は、イオン交換膜に接触
して使用される場合もあるので、好ましくはJISの表
面荒さRa=1〜10μmが望ましい。このための条件
としては、平均粒径100μm以下のアルミナ粉でブラ
ストを行うのが好ましい。また、さらにニッケル基材表
面に凹凸を形成するために、酸処理をすることが好まし
い。 【0014】酸処理条件としては、酸としては塩酸、硫
酸、硝酸のいずれでも構わないが、腐食性や発生するガ
スの性状などから、硫酸が好適に用いられる。処理の温
度範囲は、60〜90℃の範囲で、10〜50重量%の
酸濃度の水溶液を用い、1〜8時間の範囲で酸処理を行
うのが好ましい。基材の前処理として、0.001〜1
重量%の界面活性剤を含有する水溶液を基材上に塗布し
乾燥させた後、触媒液を塗布するのが好ましい。界面活
性剤の種類としては、アニオン系、カチオン系、非イオ
ン系のいずれの種類でも界面活性剤でも構わないが、非
イオン系界面活性剤が好適に用いられる。界面活性剤の
量としては、少量あれば構わないが、0.1〜0.01
%の濃度の水溶液が好適に用いられる。 【0015】触媒液として用いるルテニウム化合物は、
塩化物塩、硫酸塩、硝酸塩のいずれの形態でも構わな
い。熱分解のし易さや原料塩の入手のし易さなどから塩
化物塩が好適に用いられる。ルテニウム化合物のメタル
濃度は特に限定されないが、1回当たりの触媒の塗布厚
みとの兼ね合いでルテニウム化合物のメタル濃度として
は、10〜200g/Lの範囲が好ましく、さらに好ま
しくは50〜120g/Lの範囲が好ましい。 【0016】ルテニウム化合物水溶液を導電性基材上に
塗布する方法としては、基材を塗布液に浸漬するディッ
プ法や塗布液を刷毛で塗る方法やスポンジ状のロールに
塗布液を含浸させて塗布するロール法や塗布液と基材を
反対荷電に帯電させてスプレー等を用いて噴霧を行う静
電塗布法などが好適に用いられる。その中でも生産性と
触媒層の均一性からロール法や静電塗布法が好適に用い
られる。 【0017】基材に触媒液を塗布後、触媒液を乾燥させ
るための条件は、温度が0℃〜30℃の範囲が好まし
い。30℃より高いと乾燥速度が速すぎるために、ニッ
ケルとルテニウムイオンのイオン交換が充分進まないう
ちに、塗布液が乾燥してしまい好ましくない場合があ
る。また0℃より低いと乾燥速度が遅くなり、基材の移
動時に液だれ等を起こし、熱分解後に厚みが均一でなく
なるため好ましくない場合がある。従って、乾燥温度は
0〜30℃の範囲が望ましく、さらに5℃〜15℃の範
囲がより好ましい。乾燥速度を左右するのは、湿度が重
要であり、湿度は10〜80%の範囲が好ましく、特に
50〜70%が好ましい。 【0018】乾燥時の風量は特に限定されないが、10
m/秒以下の範囲が好適に採用できる。乾燥時間として
は、ニッケル基材が触媒液により湿っている条件の中で
15分以上2時間以内が好ましい。ルテニウムを含む触
媒液が、ニッケル基材と接触することでルテニウムとニ
ッケルのイオン化傾向の差によりニッケル基材からニッ
ケルイオンとなり溶けだし、それと平行してルテニウム
イオンがルテニウム金属となってニッケル基材上に析出
する。その際に、イオン交換に充分な時間をかけること
で、触媒層中のルテニウムとニッケルのモル比を最適な
条件に制御することが可能となる。 【0019】被覆中に存在するルテニウムとニッケル
は、後述するEPMA分析によりそれらのモル比の定量
を行う。Ruの含有量が多いほど過電圧が低い傾向にあ
り、Niが多いと低い過電圧の維持期間が長くなり、耐
久性が維持できる。しかし、ニッケルの含有量が増えす
ぎると過電圧が上昇する傾向になる。過電圧と耐久性
は、いわゆるトレードオフの関係になり、過電圧が低い
方が耐久性に劣る傾向にある。従って、ルテニウムとニ
ッケルの存在モル比には、好ましい範囲が存在する。好
ましくは99.99/0.01〜80/20の範囲であ
る。さらに好ましくは99.9/0.1〜92/8の範
囲である。 【0020】また、生産の都合などでルテニウムを含有
する触媒液をニッケル基材に塗布した後の乾燥時間が充
分とれない場合は、ニッケルとルテニウムがイオン交換
する分量を見越したニッケル量を予めニッケル粉末とし
て、ルテニウムの触媒液の中に添加する方法も用いるこ
とができる。この際には、ニッケル基材上に塗布した触
媒液の液切れ防止の観点から、50℃以上の高温で乾燥
させるのが好ましい。触媒層の前駆体を乾燥させた後
は、300〜650℃に加熱したマッフル炉に入れて触
媒液の熱分解を行うことが好ましい。熱分解は、触媒の
前駆体を加熱し分解を促進する反応のことで、ここで
は、金属塩を金属とガス状物質に分解する反応のことを
表す。例えば、金属塩が塩化物であれば金属と塩素ガス
に分解し、金属塩が硝酸化合物であれば金属と窒素やN
Oxガスに分解し、金属塩が硫酸化合物であれば、金属
と硫黄やSOxガスに分解が進む。片や金属は、その雰
囲気に依存するが、酸化雰囲気下では多くの金属は、酸
素と結びつき酸化物を形成しやすい傾向にある。塩化ル
テニウムの熱分解を促進するためには、450〜600
℃温度範囲が好ましく、ニッケル基材を軟化させない5
00〜550℃の温度範囲が最も好ましい。 【0021】熱分解の時間としては、熱分解を充分行う
ためには、長い方が好ましいが、コーティングの膜厚み
などや電極の生産性の点から1回当たりの熱分解時間
は、5〜60分、さらに好ましくは、10〜30分の範
囲である。さらに所定の触媒層厚みを形成するために
は、塗布・乾燥・焼成のサイクルを繰り返して所定の厚
みを形成する。触媒層の厚みは、厚ければ厚い方が低い
過電圧を維持する期間が長くなる傾向になるが、経済性
の観点から、触媒層厚みは1〜5μmが好ましい。さら
に好ましくは2〜3μmである。 【0022】所定の厚みを形成させるためには、1回当
たりの塗布量を増やす、あるいはルテニウムのメタル濃
度を高くすることができるが、1回当たりの塗布量が多
いと塗布時にムラになる恐れがあり、触媒層が均一に形
成されないため、数回にわたり塗布・乾燥・熱分解の焼
成を行うのが好ましい。好ましくは、1回当たりの触媒
層の厚みを0.1〜0.7μm程度にして、さらに好ま
しくは、0.2〜0.4μmの範囲で行うのが好まし
い。所定の厚みの触媒層を形成したら、触媒層の熱分解
を完全に行うために長時間焼成を行い、触媒層の安定化
を図る。熱分解を完全に行うために、焼成条件として
は、500〜650℃が好ましく、ニッケル基材を軟化
させない500〜550℃の温度範囲で、行うのがより
好ましい。触媒層の熱分解を行う時間は短いと触媒層の
熱分解が充分に進まなく、長すぎるとシュウ酸の還元作
用の効果がなくなり触媒層の酸化がすすむので好ましく
ない。従って熱分解の時間としては30分から8時間程
度が好ましく、より好ましくは1時間から3時間の範囲
である。 【0023】触媒を塗布した水素発生用陰極の過電圧
は、以下の方法によって測定する。陰極は48×58m
mのサイズに切り出し、小型セルにニッケルビスで固定
するために2箇所の穴を開ける。ニッケルエキスパンド
基材の上にコーティングした電極は、そのまま評価を行
えるが、細い線材のウーブンメッシュは、コーティング
の施していないニッケルエクスパンデメタル基材上に細
い線で固定し、ウーブンメッシュと接触した状態で、測
定を行う。基準となる電極としては、絶縁性を有するP
FA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体)を白金線に被覆した線の先端
部分のPFA被覆を除去して、白金部分を約1mm露出
させたものを参照電極として用いる。 【0024】電解時に用いる陽極はチタン基材の上に酸
化ルテニウム、酸化イリジウム、酸化チタンからなるD
SA(寸法安定性陽極 Dimension Stable Anode)を用
い、陽極セルと陰極セルには、EPDM(エチレンプロ
ピレンジエン)製のゴムガスケットを用いイオン交換膜
をはさんだ状態で電気分解を行う。イオン交換膜は、特
に限定されないが、旭化成製の食塩電解用の陽イオン交
換膜「Aciplex」(登録商標)を用いて行うのが
望ましい。 【0025】電解は、カレントパルスジェネレーターを
電解用整流器として用い、所定の電流密度の電流を流し
て瞬間的に遮断し、その波形をアナライジングレコーダ
ーなどで観測し、参照電極との間の液抵抗を除いて電極
の過電圧を算出する。電解条件は、電流密度4kA/m
2で、陽極室の塩水濃度205g/L、陰極室のアルカ
リ濃度32wt%、電解温度90℃で行う。長期の電解
の安定性を確認するために、電解開始30日後の陰極過
電圧の測定を行う。電解前後の重量は、電解後の電極の
ビス止めを外して、水洗を充分行った後乾燥し重量を測
定し、電解前後で比較を行う。 【0026】触媒層のニッケルとルテニウムの定量は、
ニッケル基材と共に断面方向にカットして、EPMA
(Electron Probe Micro Ana
lyzer)にて行う。操作方法は、分析する電極をエ
ポキシ樹脂に抱埋し、次に任意の部位をダイヤモンドカ
ッターで切断し、更に切断した面をアルミペーストスラ
リーで研磨することで被検試料を調整する。それぞれの
試料について、電子線照射によって発生する特性X線の
強度を波長分散型X線分光器で測定することで局所的な
組成の分析を行った。装置は、(株)島津製作所製の
「EPMA−1600」(商標)を用い、加速電圧およ
び電流量を15keVおよび50nAとして電子線を照
射するときに発生する特性X線のうち、RAP分光結晶
を用いて0.96804nmの検出波長におけるRu−
Lα12線の強度を、LIF分光結晶を用いて0.15
001nmの検出波長におけるNi−Kβ線の強度を測
定する。次に、測定されたRu−Lα12線とNi−K
β線の相対強度比から検量線法によってRuO 2−Ni
Oの組成比を算出する。ここで用いる検量線は、粒径が
約1〜2μmであるRuO2の試薬と粒径が約7μmで
あるNiO試薬を様々な組成比で混合した標準試料につ
いて上記と同様の方法で特性X線の強度測定を行う。 【0027】以下に本発明を、実施例をあげて説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 【0028】 【実施例1】ニッケル基材の目開きの小さい方の寸法S
Wが3mmで、目開きの大きい方の寸法LWが4.5m
m、エキスパンド加工時の送りピッチ0.7mm、板厚
0.7mmのエキスパンド基材を大気中400℃で3時
間焼成し、表面に酸化被膜を形成した。その後、重量平
均粒子径100μm以下のアルミナ粉を用いてブラスト
して、基材表面に凹凸を設けた。次に、基材を25重量
%硫酸中で90℃、4時間酸処理を行い、基材表面に細
かい凹凸を設けた。 【0029】次に、界面活性剤「ノニオンN210」
(商標、日本油脂製非イオン系界面活性剤)を水200
gに対して0.15gの割合で混合した溶液中にニッケ
ル基材を浸漬し、液から取り出した後に風乾した。次
に、メタル濃度100g/Lの塩化ルテニウムの6%塩
酸溶液にニッケル基材を浸漬後、温度10℃、湿度60
%で60分間乾燥した後、大気中で500℃、10分間
焼成を行った。その後、浸漬、乾燥、500℃の焼成を
合計5回繰り返し行い、最後に550℃で1時間焼成を
行った。 【0030】このようにして形成した触媒層中は、EP
MA解析の結果、ルテニウムとニッケルが均一に分布
し、そのモル比は、99.9/0.1であった。この状
態の陰極を48×58mmにカットして、小型セルに取
り付けて過電圧の評価を行った。脱着が可能なように4
8×58mmにカットした陰極をニッケルビスで、ニッ
ケルセル本体のリブに固定した。基準電極は、PFA被
覆白金線の白金部分を約1mm露出させたものを電極表
面上に縦方向に固定して用いた。陽極はチタン基材上に
酸化ルテニウム、酸化イリジウム、酸化チタンからなる
いわゆるDSAを用い、陽極セルと陰極セルには、EP
DM(エチレンプロピレンジエン)製のゴムガスケット
を用い、イオン交換膜は、旭化成製の「Aciplex
(登録商標)F4203」を用いた。 【0031】電解は、北斗電工社製カレントパルスジェ
ネレーター「HC114」(商標)を電解用整流器とし
て用いた。電解条件は、電流密度4kA/m2で、陽極
室の塩水濃度205g/L、陰極室のアルカリ濃度32
wt%、電解温度90℃で行った。電解開始3日及び3
0日後の陰極の過電圧を測定した。方法は、電流密度4
kA/m2時の白金線に対する陰極の電圧E1を測定す
る。次にカレントパルスジェネレーター「HC114」
で、電流を瞬時に遮断した時の電圧E2を測定する。E
2は、構造抵抗、液抵抗に関する測定電圧である。正味
の過電圧は、E1−E2の式から算出した。 【0032】電解前後の重量は、電解後の電極のビス止
めを外して、水洗、乾燥を行い電極を秤量し、電解前後
での重量を比較した。それらの結果、過電圧は71mV
で、重量変化は0mgであった。この陰極を引き続き電
解評価を行った所、30日後にも過電圧が71mVで、
重量変化が0mgであり、過電圧が低く、耐久性に優れ
た陰極が得られた。 【0033】 【実施例2〜5】ニッケル基材の目開きの小さい方の寸
法SWが3mmで、目開きの大きい方の寸法LWが4.
5mm、エキスパンド加工時の送りピッチ0.7mm、
板厚0.7mmのエキスパンド基材を大気中400℃で
3時間焼成し、表面に酸化被膜を形成した。その後、重
量平均粒子径100μm以下のアルミナ粉を用いてブラ
ストして、基材表面に凹凸を設けた。次に、基材を25
重量%硫酸中で90℃で4時間酸処理を行い、基材表面
に細かい凹凸を設けた。 【0034】次に、界面活性剤「ノニオンN210」
(日本油脂(株)製の非イオン系界面活性剤)を水20
0gに対して0.15gの割合で混合した溶液中にニッ
ケル基材を浸漬し、液から取り出した後に風乾した。次
に、メタル濃度100g/Lの塩化ルテニウムの6%塩
酸溶液に重量平均粒子径が0.1μmのニッケル粉末を
ルテニウム/ニッケルのモル比が、99.9/0.1、
99/1、90/10、80/20になるように溶解し
た各溶液にニッケル基材を浸漬後、50℃で10分間乾
燥した後、大気中において500℃で10分間焼成を行
った。その後、浸漬、乾燥、500℃の焼成を合計5回
繰り返し行い、550℃で1時間焼成を行った。 【0035】このようにして形成した触媒層中は、EP
MA解析の結果、ルテニウムとニッケルが均一に分布
し、そのモル比は、原料の仕込み比と同じく、99.9
/0.1、99/1、90/10、80/20であっ
た。この状態の陰極を48×58mmにカットして、小
型セルに取り付けて過電圧の評価を行った。脱着が可能
なように48×58mmにカットした陰極をニッケルビ
スで、ニッケルセル本体のリブに固定した。基準電極
は、PFA被覆白金線の白金部分を約1mm露出させた
ものを電極表面上に縦方向に固定して用いた。陽極はチ
タン基材上に酸化ルテニウム、酸化イリジウム、酸化チ
タンからなるいわゆるDSAを用い、陽極セルと陰極セ
ルには、EPDM(エチレンプロピレンジエン)製のゴ
ムガスケットを用い、イオン交換膜は、旭化成製の「A
ciplex(登録商標)F4203」を用いた。 【0036】電解は、北斗電工社製カレントパルスジェ
ネレーター「HC114」を電解用整流器として用い
た。電解条件は、電流密度4kA/m2で、陽極室の塩
水濃度205g/L、陰極室のアルカリ濃度32wt
%、電解温度90℃で行った。電解開始3日及び30日
後の陰極の過電圧を測定した。方法は、電流密度4kA
/m2時の白金線に対する陰極の電圧E1を測定する。
次にカレントパルスジェネレーター「HC114」で、
電流を瞬時に遮断した時の電圧E2を測定する。E2
は、構造抵抗、液抵抗に関する測定電圧である。正味の
過電圧Eは、E=E1−E2として算出した。電解前後
の重量は、電解後の電極のビス止めを外して、水洗、乾
燥後、電極を秤量し、電解前後での重量を比較した。そ
れらの結果を表1に示す。 【0037】 【表1】 【0038】これらの結果、ルテニウムとニッケルのモ
ル比を制御することにより、低い過電圧を長期間維持で
きる陰極が得られた。 【0039】 【比較例1】界面活性剤を使用しない以外は、実施例1
と同様な操作を行い、陰極を作成した。すなわち、ニッ
ケル基材の目開きの小さい方の寸法SWが3mmで、目
開きの大きい方の寸法LWが4.5mmで、エキスパン
ド加工時の送りピッチが0.7mmで、板厚が0.7m
mのエキスパンド基材を大気中400℃で3時間焼成
し、表面に酸化被膜を形成した。その後、重量平均粒子
径100μm以下のアルミナ粉を用いてブラストして、
基材表面に凹凸を設けた。次に、基材を25重量%硫酸
中にて90℃で4時間酸処理を行い、基材表面に細かい
凹凸を設けた。 【0040】次に、メタル濃度100g/Lの塩化ルテ
ニウムの6%塩酸溶液にニッケル基材を浸漬後、10℃
で60分間乾燥した後、大気中において500℃で10
分間焼成を行った。その後、浸漬、乾燥、500℃の焼
成を合計5回繰り返し行い、550℃で1時間焼成を行
った。このようにして形成した触媒層は、EPMA解析
の結果、ルテニウムとニッケルが均一に分布し、そのモ
ル比は、99.9/0.1であった。 【0041】この状態の陰極を48×58mmにカット
して、小型セルに取り付けて過電圧の評価を行った。脱
着が可能なように48×58mmにカットした陰極をニ
ッケルビスで、ニッケルセル本体のリブに固定した。基
準電極は、PFA被覆白金線の白金部分を約1mm露出
させたものを電極表面上に縦方向に固定して用いた。陽
極はチタン基材上に酸化ルテニウム、酸化イリジウム、
酸化チタンからなるいわゆるDSAを用い、陽極セルと
陰極セルには、EPDM(エチレンプロピレンジエン)
製のゴムガスケットを用い、イオン交換膜は、旭化成製
の「Aciplex(登録商標)F4203」を用い
た。 【0042】電解は、北斗電工社製カレントパルスジェ
ネレーター「HC114」を電解用整流器として用い
た。電解条件は、電流密度4kA/m2で、陽極室の塩
水濃度205g/L、陰極室のアルカリ濃度32wt
%、電解温度90℃で行った。電解開始3日及び30日
後の陰極の過電圧を測定した。方法は、電流密度4kA
/m2時の白金線に対する陰極の電圧E1を測定する。
次にカレントパルスジェネレーター「HC114」で、
電流を瞬時に遮断した時の電圧E2を測定する。E2
は、構造抵抗、液抵抗に関する測定電圧である。正味の
過電圧は、E1−E2の式から算出した。 【0043】電解前後の重量は、電解後の電極のビス止
めを外して、水洗、乾燥後、電極を秤量し、電解前後で
の重量を比較した。それらの結果、過電圧は77mV
で、重量は20mg減少していた。この陰極を引き続き
電解評価を行った所、30日後には過電圧85mVであ
り重量はさらに20mg減少していた。電解中に被覆の
重量が減少し、基材表面から物理的に被覆触媒が脱落し
ているのが観察された。 【0044】 【比較例2〜5】界面活性剤を使用しない以外は、実施
例2〜5と同様な操作を行い、陰極を作成した。すなわ
ち、ニッケル基材の目開きの小さい方の寸法SWが3m
mで、目開きの大きい方の寸法LWが4.5mmで、エ
キスパンド加工時の送りピッチが0.7mmで、板厚
0.7mmのエキスパンド基材を大気中400℃で3時
間焼成し、表面に酸化被膜を形成した。その後、平均粒
径100μm以下のアルミナ粉を用いてブラストして、
基材表面に凹凸を設けた。次に、基材を25重量%硫酸
中にて90℃で4時間酸処理を行い、基材表面に細かい
凹凸を設けた。 【0045】次に、メタル濃度100g/Lの塩化ルテ
ニウムの6%塩酸溶液に重量平均粒子径が0.1μmの
ニッケル粉末をニッケル/ルテニウム=99/1、90
/10、80/20、70/30になるように溶解した
各溶液にニッケル基材を浸漬後、50℃で10分間乾燥
した後、大気中にて500℃で10分間焼成を行った。
その後、浸漬、乾燥、500℃の焼成を合計5回繰り返
し行い、550℃で1時間焼成を行った。 【0046】このようにして形成した触媒層中は、EP
MA解析の結果、ルテニウムとニッケルが均一に分布
し、そのモル比は、原料の仕込みモル比と同じく、99
/1、90/10、80/20、70/30であった。
この状態の陰極を48×58mmにカットして、小型セ
ルに取り付けて過電圧の評価を行った。脱着が可能なよ
うに48×58mmにカットした陰極をニッケルビス
で、ニッケルセル本体のリブに固定した。基準電極は、
PFA被覆白金線の白金部分を約1mm露出させたもの
を電極表面上に縦方向に固定して用いた。陽極はチタン
基材上に酸化ルテニウム、酸化イリジウム、酸化チタン
からなるいわゆるDSAを用い、陽極セルと陰極セルに
は、EPDM(エチレンプロピレンジエン)製のゴムガ
スケットを用い、イオン交換膜は、旭化成製の「Aci
plex(登録商標)F4203」を用いた。 【0047】電解は、北斗電工社製カレントパルスジェ
ネレーターHC114を電解用整流器として用いた。電
解条件は、電流密度4kA/m2で、陽極室の塩水濃度
205g/L、陰極室のアルカリ濃度32wt%、電解
温度90℃で行った。電解開始3日及び30日後の陰極
の過電圧を測定した。方法は、電流密度4kA/m2
の白金線に対する陰極の電圧E1を測定する。次にカレ
ントパルスジェネレーター「HC114」で、電流を瞬
時に遮断した時の電圧E2を測定する。E2は、構造抵
抗、液抵抗に関する測定電圧である。正味の過電圧は、
E1−E2の式から算出した。 【0048】電解前後の重量は、電解後の電極のビス止
めを外して、水洗、乾燥後、電極の秤量を行い、電解前
後での重量を比較した。それらの結果を表2に示す。 【0049】 【表2】 【0050】電解中に被覆の重量が減少し、基材表面か
ら物理的に被覆触媒が脱落しているのが観察された。 【0051】 【発明の効果】本発明によれば、ニッケル基材に触媒液
を塗布する前に界面活性剤を塗布することにより、基材
表面や凹凸部の濡れ性が向上し、凹凸内部まで触媒液が
万遍なく塗布されるため、大気中での焼成時に電極活物
質が基材表面の凹凸内部にまで形成され、表面積が増大
する効果と、電極触媒である電極活物質と電極基材の密
着性が向上する効果が得られ、ひいては過電圧が低く、
耐久性に優れたクロルアルカリ電気分解用に好適な電解
用陰極が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ニッケル基材上にルテニウム化合物を含
    む触媒溶液を塗布し、熱分解して得られる水素発生用陰
    極の製造方法において、前処理として界面活性剤を含む
    溶液を塗布することを特徴とする水素発生用陰極の製造
    方法。
JP2002065278A 2002-03-11 2002-03-11 陰極の製造方法 Pending JP2003268584A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002065278A JP2003268584A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 陰極の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002065278A JP2003268584A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 陰極の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003268584A true JP2003268584A (ja) 2003-09-25

Family

ID=29197660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002065278A Pending JP2003268584A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 陰極の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003268584A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1975280A1 (en) 2007-03-23 2008-10-01 Permelec Electrode Ltd. Electrode for generation of hydrogen
JP2013213284A (ja) * 2007-01-24 2013-10-17 Bayer Materialscience Ag ニッケル電極の性能を向上させる方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013213284A (ja) * 2007-01-24 2013-10-17 Bayer Materialscience Ag ニッケル電極の性能を向上させる方法
EP1975280A1 (en) 2007-03-23 2008-10-01 Permelec Electrode Ltd. Electrode for generation of hydrogen
EP2224040A1 (en) 2007-03-23 2010-09-01 Permelec Electrode Ltd. Electrode for generation of hydrogen
US8070924B2 (en) 2007-03-23 2011-12-06 Permelec Electrode Ltd. Electrode for generation of hydrogen

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4346070B2 (ja) 水素発生用電極
JP5518900B2 (ja) 水又はアルカリ金属化合物の水溶液の電気分解用の陰極、アルカリ金属塩化物の電気分解用電解槽、及び水又はアルカリ金属化合物の水溶液の電気分解用の陰極の製造方法
JP4673628B2 (ja) 水素発生用陰極
WO2010001971A1 (ja) 水素発生用陰極およびその製造方法
JP6506983B2 (ja) 水素発生用陰極およびその製造方法
JP4578348B2 (ja) 水素発生用電極
JP2010059446A (ja) 電解用電極
JP7097042B2 (ja) 塩素発生用電極
JP2003277966A (ja) 低い過電圧と耐久性に優れた水素発生用陰極
KR890002700B1 (ko) 전해조용 전극 및 그 제조방법과 이를 이용한 전해조
JP2003277967A (ja) 水素発生用陰極の製造方法
JP2006265649A (ja) 水素発生用電極の製造方法
JP2017115188A (ja) 塩素発生用電極
JP2003268584A (ja) 陰極の製造方法
CN112342566B (zh) 电解用电极的制造方法
JP2008138282A (ja) アルカリ電解用陽極
TW202035795A (zh) 氫氣產生用電極、其製造方法、及氫氣之製造方法
JP6878917B2 (ja) 水素発生用電極及びその製造方法並びにこれを用いた電気分解方法
JPH10330998A (ja) 電気めっき方法
JP2010065311A (ja) 電解用電極
JPH0417689A (ja) 水電解用電極及びその製造方法
JP6926782B2 (ja) 水素発生用電極及びその製造方法並びに水素発生用電極を用いた電気分解方法
JP6837342B2 (ja) 水素発生用電極およびその製造方法
JP2024010642A (ja) 塩素発生用電極
JP2003013271A (ja) 水素発生用電極