JP2003267615A - シート後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート後処理装置及び画像形成装置

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JP2003267615A JP2002068058A JP2002068058A JP2003267615A JP 2003267615 A JP2003267615 A JP 2003267615A JP 2002068058 A JP2002068058 A JP 2002068058A JP 2002068058 A JP2002068058 A JP 2002068058A JP 2003267615 A JP2003267615 A JP 2003267615A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、シート束の挙動が安定した状態で
ステープル等の後処理を行うことが可能なシート後処理
装置、及びこれを有する画像形成装置を提供することを
目的としている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係
るシート後処理装置及び画像形成装置の代表的な構成
は、シートを整合トレイへ搬送する搬送手段と、前記整
合トレイ上に積載されたシート束の側辺を整合する整合
手段と、前記整合手段によって整合されたシート束の上
面を押圧する押圧部材と、整合されたシート束に所定の
後処理を行う後処理手段とを有し、搬送されたシートご
とに前記整合手段による整合処理、前記押圧部材による
押圧処理を行うシート後処理装置において、シート束の
最終頁においては、前記整合処理を行った後、前記押圧
処理を行わずに、前記後処理を行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート後処理装置
及びこれを接続する画像形成装置に関し、特にシート後
処理装置における整合処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタ等の画像形成装置に
は、画像形成(印字)した複数枚のシートについて、各
端部を整合させてステープル(針打ち)やパンチ(穴あ
け)等の後処理を施すシート後処理装置を備えているも
のがある。このようなシート後処理装置としては、画像
形成装置本体のシート排出口側の側面や上面に設けら
れ、該排出口から供給されたシートの各端部を順次整合
して、所定の後処理を施して排出する形式のものが知ら
れている。
【0003】このようなシート後処理装置においては、
画像形成装置から供給されたシートは、後処理の前に整
合トレイにおいて所定枚数ごとに整合動作を行ってい
る。整合動作はシートが搬送される方向とは垂直方向に
整合手段(整合板)を移動させて側辺を整合することに
よって行い、押圧部材(スタンプ)によって逐次シート
束の上面を押圧する。スタンプでシート束の上面を押圧
する事により、シート束の膨らみを抑える事ができる。
その後、最終頁まで整合処理、押圧処理されると、ステ
ープル等の後処理を行い、積載トレイへと排出し、一連
の制御が完了する。
【0004】ここで、従来においては、画像形成装置か
ら供給された全てのシートに対して整合、押圧を行った
後、所定の後処理を行っていた。これは整合と押圧とが
一つのシーケンスとして制御されているためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、押圧処理は、
スタンプをシート束の上面に所定時間当接させ、離間さ
せる処理であるが、スタンプをシート束上面に当接させ
る衝撃により、スタンプを離間させた後のある程度の時
間はシートの挙動が不安定な状態となる特性がある。こ
のためにシート束の挙動が不安定なタイミングで後処理
を行うこととなり、すなわち整列性の悪い状態でステー
プルやパンチ等を行ってしまう事があった。
【0006】そこで本発明は、シート束の挙動が安定し
た状態でステープル等の後処理を行うことが可能なシー
ト後処理装置、及びこれを有する画像形成装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るシート後処理装置及び画像形成装置の
代表的な構成は、シートを整合トレイへ搬送する搬送手
段と、前記整合トレイ上に積載されたシート束の側辺を
整合する整合手段と、前記整合手段によって整合された
シート束の上面を押圧する押圧部材と、整合されたシー
ト束に所定の後処理を行う後処理手段とを有し、搬送さ
れたシートごとに前記整合手段による整合処理、前記押
圧部材による押圧処理を行うシート後処理装置におい
て、シート束の最終頁においては、前記整合処理を行っ
た後、前記押圧処理を行わずに、前記後処理を行うこと
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]本発明に係るシ
ート後処理装置及び画像形成装置の第一実施形態につい
て、図を用いて説明する。図1は本実施形態に係るシー
ト後処理装置の搬送路断面の概略図、図2は整合処理部
の平面概略図、図3は整合処理部を積載トレイ側から見
た断面概略図、図4は電気ブロック図、図9は画像形成
装置の全体構成図である。
【0009】(装置構成)まず、図9を用いて画像形成
装置の全体構成について説明する。図において画像形成
装置本体1は、単独にコンピュータに接続され、或いは
LAN等のネットワークに接続され、これらコンピュー
タやネットワークから送られた画像情報やプリント信号
等に基づいて、所定の画像形成プロセスによってシート
に画像形成(印字)し、排出する装置である。
【0010】一方、シート後処理装置2は、画像形成装
置本体1から機外に排出されるシートをシート後処理装
置2内の搬送部を経由して整合トレイ104に積載し、整
合手段による整合を行い、所定のジョブ毎にシート束に
ステープル(針打ち)やパンチ(穴あけ)等の後処理を
行ってから、積載トレイ107に束排出するものである。
【0011】ここで、シート後処理装置2と画像形成装
置本体1は、不図示のケーブルコネクターで電気的に接
続されている。また、シート後処理装置2は、各部を格
納するケーシング部2aを有し、画像形成装置本体1の
ケーシング1aに対して着脱可能とされる。
【0012】画像形成装置本体1の各部の構成につい
て、搬送されるシートSの搬送経路に沿って説明する。
画像形成装置本体1では、給送カセット10内にシートS
が複数枚積載され、各種ローラによってこれらのうちの
最上位のシートが順次1枚ずつ分離給送されるようにな
っている。そして、コンピュータやネットワークから供
給された所定のプリント信号により、給送カセット10か
ら給送されたシートSは、画像形成装置本体1内におい
て、所謂レーザービーム方式の画像形成プロセスにより
トナー画像を形成する画像形成部11でシート上面にトナ
ー画像が転写され、続いて、下流側の定着器12で熱及び
圧力を加えられることにより、当該トナー画像が永久定
着される。
【0013】画像を定着されたシートSは、排出ローラ
13に至るまでの略U字状のシート搬送路で折り返される
ことにより画像面が反転し、画像面が下側になった状態
で排出ローラ13によって画像形成装置本体1の上部に設
けられたフェイスダウン排出トレイ14に排出される。こ
こで、当該シートSは、不図示の制御部からの制御信号
に基づいて画像形成装置本体1のフラッパ15の位置が選
択されることにより、フェイスダウン排出トレイ14に排
出されるか、シート後処理装置2に排出されるかが選択
される。
【0014】シート後処理装置2の構成について、図1
〜図3を用いて説明する。図1において、画像形成装置
本体1から供給されるシートは、入口センサ101によっ
て検知され、搬送手段である搬送ローラ102、中間ロー
ラ103によって整合トレイ104搬送される。整合トレイ10
4の上下には、整合トレイ104上のシート束を積載トレイ
107に排出する束排出ローラ105が備えられている。搬送
ローラ102、中間ローラ103、束排出ローラ105は、搬送
モータM1によって駆動される。束排出ローラ105のニ
ップ、離間位置は、離間モータM3によって駆動される
不図示のカムによって位置決めする。このカムには位置
センサフラグが接続されており、このフラグがフォトセ
ンサである束排出ローラホームポジションセンサ111を
遮光した位置が離間位置、透光した位置がニップ位置と
なっている。
【0015】整合トレイ104の下流側には、整合トレイ
上に積載されたシート束の側辺を整合する整合手段とし
ての整合板106が備えられており、整合モータM4(ス
テッピングモータ)によって位置決めされる。整合板10
6は、図2に示すように、シート左側を押さえる左整合
板106Lと、シート右側を押さえる右整合板106Rから構
成されており、待避位置A、待機位置B、整合位置C、
ルーズ整合位置C'のいずれかに移動する。待避位置A
には左整合板106Lを検出する整合板ホームポジション
センサ112が配置される。右整合板106Rは待機位置Bか
ら内側へは移動しない機構になっており、シートサイズ
に合わせて左整合板106Lだけで整合動作を行なう。
【0016】整合トレイ104の上方には、該整合トレイ1
04上から飛び出したシートを引き戻すためのパドル108
が配置されており、パドルモータM2によって時計周り
に回転する。パドル機構はパドルホームポジションセン
サ119を有しており、パドルモータM2の回転制御に使
用される。また整合トレイ104の上方に、整合されたシ
ート束の上面を押圧する押圧部材としてのスタンプ109
が配置されており、プランジャータイプのソレノイドS
Lによって離間、押下される。ソレノイドSLをオンに
すると離間、オフにすると押下する機構となっている。
【0017】束排出ローラ105Uの上方には満載検知セ
ンサフラグ110が設けられており、通常は図1(b)に示す
ように積載トレイ107に向かって下がっているが、積載
トレイ107上のシートが満載高さになると満載検知セン
サ113を遮光する。この満載検知センサフラグ110は、束
排出ローラ105が離間しているときは共に上部に待避さ
れてしまうため、満載検知しない状態になる。また図3
に示すように、満載検知センサフラグ110は、ステープ
ル位置のシート束の盛り上がりも正しく検知できるよう
に、シート束の中央部だけでなく両端にも配置されてい
る。従って整合板106の動作範囲と満載検知センサフラ
グ110の動作範囲は干渉していることが分かる。
【0018】図2に示すように整合トレイ104の上流側
には後処理手段であるステープラ115が配置されてお
り、ステープルモータM5を駆動することによって、整
合トレイ104上で整合されたシート束の角に斜めに針打
ちを行なう。このステープラ115は、ステープラ115の初
期位置を示すステープラホームポジションセンサ116
と、針無し予告検知を行なう針有無センサ117を有して
いる。さらに整合トレイ104にはシート束有無検知セン
サ118が設けられており、ステープル後の束排出、積載
が正しく行なわれたかを判断するために使用される。
【0019】図4の電気ブロック図に示すように、各セ
ンサはセンサ入力回路を介してCPU41に接続され、各
種信号が入力される。また各モータM1〜M5、及びソ
レノイドSLはそれぞれドライバを介してCPU41に接
続され、制御されるよう構成されている。
【0020】(初期化処理)上記構成のシート後処理装
置2における、電源投入時の初期化処理をフローチャー
トによって示す。図5は装置の初期化処理を示すフロー
チャートである。電源が投入されると(S501)、CP
U41は図示しないプリンタコントローラとの通信を開通
させる。通信が開通すると、プリンタコントローラとC
PU41は互いの装置情報を送受信する(S502)。
【0021】初期化可能状態をプリンタコントローラに
通知すると(S503)、プリンタコントローラからの初
期化指令を待つ(S504)。シート後処理装置を含んだ
プリンタシステムでの初期化動作は、プリンタ内の残留
紙の検知、排出も含んでいるので、シート後処理装置単
独で初期化動作を行なうと、残留紙にダメージを与えか
ねない。そこで、プリンタコントローラは、図示しない
プリンタエンジンコントローラとも通信を行い、システ
ム全ての装置がすべて初期化可能となったとき、全ての
装置に対して初期化指令を送信することになっている。
【0022】プリンタコントローラから初期化指令を受
信すると、ステープラの初期化を行い(S505)、以
下、機内残留紙検知処理(S506)、整合板の初期化処
理(S507)、パドル機構の初期化処理(S508)、束排
出ローラの初期化処理(S509)、整合トレイ残留紙の
排出処理(S510)を行ない、初期化処理を終了する。
初期化が完了すると画像形成装置本体1のプリンタコン
トローラは画像形成動作を開始する。
【0023】(整合動作)次に図6に示すフローチャー
トを用いて、本実施形態に係るシート後処理装置の制御
について説明する。画像形成装置で画像形成制御が完了
すると、シート後処理装置2にシートが搬送、供給され
る。シート後処理装置2のCPU41は入口センサ101を
監視しており(S601)、シートが搬入した事を検知す
ると搬送処理(S602)に移行する。ステップS602では
搬送モータM1を駆動して搬送ローラ102、中間ローラ1
03、束排出ローラ105を回転させ、搬入されてきたシー
トSを整合トレイ104へ搬送する。整合処理シーケンス
(S603)では、整合板106によって整合トレイ上に積載
されたシート束の側辺を整合する。
【0024】そして、搬送されて整合処理を行ったシー
トが、ホストユーザーが送信したジョブの最終頁である
か、すなわち後処理を行うシート束の最終頁であるか否
かを判断する(S604)。最終頁ではない時は押圧処理
を行い(S605)、次のシートが搬送されてくるのを待
つシーケンス(S601)に戻る。押圧処理は、ソレノイ
ドSLをオフしてスタンプ109をシート束に一定時間当
接させ、その後ソレノイドをオンしてスタンプ109を離
間させるシーケンスである。
【0025】ステップS604で整合したシートが最終頁
である場合には、後処理であるステープル処理(S60
6)を行う。その後積載処理(S607)を行い、制御を完
了する。積載処理はステープルが完了したシート束を整
合トレイ104から積載トレイ107へ排出する処理である。
【0026】上記説明した如く、後処理を行う場合にお
いて、シート束の最終頁においては整合処理のみを行っ
て押圧処理を行わないことにより、スタンプをシート束
上面に当接、離間したことによるシートの挙動が不安定
な状態を生じさせることなく、安定した状態で後処理を
行うことが可能となり、結果としてシート束の整列性を
向上させることができる。
【0027】[第二実施形態]本発明に係るシート後処
理装置及び画像形成装置の第二実施形態について、図を
用いて説明する。図7は本実施形態に係るシート後処理
装置の制御を示すフローチャートであって、上記第一実
施形態と説明の重複する部分については同一の符号を付
して説明を省略する。
【0028】上記第一実施形態においては、整合するシ
ート束の最終頁において、整合処理のみを行い、押圧処
理を行わずに後処理を行うよう説明した。これに対し本
実施形態では、整合処理を行った後、前記押圧処理を行
い、再度前記整合処理を行ってから後処理を行うよう制
御するものである。
【0029】図7に示すように、シート後処理装置2の
CPU41は入口センサ101を監視し(S701)、シートS
が搬入された事を検知すると搬送処理(S702)に移行
する。ステップS702では搬送モータM1を駆動して搬
送ローラ102、中間ローラ103、束排出ローラ105を回転
させ、搬入されてきたシートSを整合トレイ104へ搬送
する。整合処理シーケンス(S703)では、整合板106に
よって整合トレイ上に積載されたシート束の側辺を整合
する。続いて押圧処理(S704)を行い、ソレノイドS
Lをオフしてスタンプ109をシート束に一定時間当接さ
せて、その後ソレノイドをオンしてスタンプ109を離間
させる。
【0030】そして、整合処理及び押圧処理を行ったシ
ートが、ホストユーザーが送信したジョブの最終頁であ
るか、すなわち後処理を行うシート束の最終頁であるか
否かを判断する(S705)。最終頁でない場合はステッ
プS701へ移行し、次のシートが搬送されてくるのを待
つ。
【0031】最終頁である場合には、再度整合処理を行
う(S706)。ここで行う整合処理は、ステップS703で
行う整合処理と同じである。その後に後処理であるステ
ープル処理(S707)を行い、ステープルしたシート束
を積載トレイに排出し(S708)、制御を完了する。
【0032】上記説明した如く、後処理を行う場合にお
いて、シート束の最終頁においては整合処理、押圧処理
の後に再度整合処理を行うことにより、シートの挙動を
積極的に安定させることができ、安定した状態で後処理
を行うことが可能となり、結果としてシート束の整列性
を向上させることができる。
【0033】[第三実施形態]本発明に係るシート後処
理装置及び画像形成装置の第三実施形態について、図を
用いて説明する。図8は本実施形態に係るシート後処理
装置の制御を示すフローチャートであって、上記第一実
施形態と説明の重複する部分については同一の符号を付
して説明を省略する。
【0034】上記第二実施形態では、整合するシート束
の最終頁において、整合処理を行った後、前記押圧処理
を行い、再度前記整合処理を行ってから後処理を行うよ
う説明した。これに対し本実施形態では、最終頁である
場合の押圧処理においてシート束の上面を押圧する時間
を長くしている。
【0035】図8に示すように、シート後処理装置2の
CPU41は入口センサ101を監視しており(S801)、て
シートが搬入された事を検知すると搬送処理(S802)
に移行する。ステップS802では搬送モータM1を駆動
して搬送ローラ102、中間ローラ103、束排出ローラ105
を回転させ、搬入されてきたシートを整合トレイ104へ
搬送する。整合処理シーケンス(S803)では、搬送さ
れたシートSと整合トレイ104上に積載されたシート束
の側辺を整合する。
【0036】そして、搬送されて整合処理を行ったシー
トが、ホストユーザーが送信したジョブの最終頁である
か、すなわち後処理を行うシート束の最終頁であるか否
かを判断する(S804)。最終頁でない場合はステップ
S805に移行し、押圧処理を行う。ここで行う押圧処理
は押え時間を通常の所定時間としている。押圧処理を完
了するとステップS801に移行して、次のシートの搬入
を待つ。
【0037】ステップS804で、整合したシートが最終
頁である場合には、ステップS806に移行して押圧処理
を実行する。ここで行う押圧処理はステップS805で行
う処理よりもシート束の押え時間、すなわちソレノイド
のオフ時間が長い事が特徴である。さらに本実施形態に
おいては、再度整合板106によって整合処理を行う(S8
07)。その後、後処理であるステープル処理を行い(S
8089、積載トレイ107に排出する処理を行い(S80
9)、制御を完了する。
【0038】上記説明した如く、後処理を行う場合にお
いて、最終頁の押圧処理のみ押圧部材をシート束に当接
させる時間を通常より長く設定することにより、シート
の挙動をさらに積極的に安定させる事ができ、安定した
状態で後処理を行うことが可能となり、結果としてシー
ト束の整列性を向上させることができる。
【0039】なお、上記各実施形態においては、後処理
手段としてステープラを用いて説明したが、他にも穴あ
けを行うパンチャーや、折り処理手段などを備えている
場合であっても、同様に本発明を適用することによりそ
の効果を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】上記説明した如く、本発明に係るシート
後処理装置及び画像形成装置においては、後処理を行う
場合において、スタンプをシート束上面に当接、離間し
たことによるシートの挙動が不安定な状態を生じさせる
ことなく、若しくはシートの挙動を積極的に安定させる
ことができ、安定した状態で後処理を行うことが可能と
なり、結果としてシート束の整列性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るシート後処理装置の搬送路断
面の概略図である。
【図2】整合処理部の平面概略図である。
【図3】整合処理部を積載トレイ側から見た断面概略図
である。
【図4】シート後処理装置の電気ブロック図である。
【図5】装置の初期化処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】第一実施形態に係るシート後処理装置の制御を
示すフローチャートである。
【図7】第二実施形態に係るシート後処理装置の制御を
示すフローチャートである。
【図8】第三実施形態に係るシート後処理装置の制御を
示すフローチャートである。
【図9】画像形成装置の全体構成図である。
【符号の説明】
M1 …搬送モータ M2 …パドルモータ M3 …離間モータ M4 …整合モータ M5 …ステープルモータ S …シート SL …ソレノイド 1 …画像形成装置本体 1a …ケーシング 2 …シート後処理装置 2a …ケーシング部 10 …給送カセット 11 …画像形成部 12 …定着器 13 …排出ローラ 14 …フェイスダウン排出トレイ 15 …フラッパ 41 …CPU 101 …入口センサ 102 …搬送ローラ 103 …中間ローラ 104 …整合トレイ 105 …束排出ローラ 106 …整合板 106L …左整合板 106R …右整合板 107 …積載トレイ 108 …パドル 109 …スタンプ 110 …満載検知センサフラグ 111 …束排出ローラホームポジションセンサ 112 …整合板ホームポジションセンサ 113 …満載検知センサ 115 …ステープラ 116 …ステープラホームポジションセンサ 117 …針有無センサ 118 …シート束有無検知センサ 119 …パドルホームポジションセンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを整合トレイへ搬送する搬送手段
    と、 前記整合トレイ上に積載されたシート束の側辺を整合す
    る整合手段と、 前記整合手段によって整合されたシート束の上面を押圧
    する押圧部材と、 整合されたシート束に所定の後処理を行う後処理手段と
    を有し、 搬送されたシートごとに前記整合手段による整合処理、
    前記押圧部材による押圧処理を行うシート後処理装置に
    おいて、 シート束の最終頁においては、前記整合処理を行った
    後、前記押圧処理を行わずに、前記後処理を行うことを
    特徴とするシート後処理装置。
  2. 【請求項2】 シートを整合トレイへ搬送する搬送手段
    と、 前記整合トレイ上に積載されたシート束の側辺を整合す
    る整合手段と、 前記整合手段によって整合されたシート束の上面を押圧
    する押圧部材と、 整合されたシート束に所定の後処理を行う後処理手段と
    を有し、 搬送されたシートごとに前記整合手段による整合処理、
    前記押圧部材による押圧処理を行うシート後処理装置に
    おいて、 シート束の最終頁においては、前記整合処理を行った
    後、前記押圧処理を行い、再度前記整合処理を行ってか
    ら、前記後処理を行うことを特徴とするシート後処理装
    置。
  3. 【請求項3】 シートを整合トレイへ搬送する搬送手段
    と、 前記整合トレイ上に積載されたシート束の側辺を整合す
    る整合手段と、 前記整合手段によって整合されたシート束の上面を押圧
    する押圧部材と、 整合されたシート束に所定の後処理を行う後処理手段と
    を有し、 搬送されたシートごとに前記整合手段による整合処理、
    前記押圧部材による押圧処理を行うシート後処理装置に
    おいて、 シート束の最終頁においては、前記押圧処理においてシ
    ート束の上面を押圧する時間を長くすることを特徴とす
    るシート後処理装置。
  4. 【請求項4】 前記後処理手段とは、整合されたシート
    束にステープルを行う装置であることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか1項記載のシート後処理装置。
  5. 【請求項5】 シートに画像を形成する画像形成部と、
    該画像形成部によって画像を形成されたシートに対して
    所定の後処理を行なうシート後処理装置と、を有する画
    像形成装置であって、 前記シート後処理装置は、請求項1乃至請求項4のいず
    れか1項記載のシート後処理装置であることを特徴とす
    る画像形成装置。
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