JP2003266973A - 写真立て兼用書簡、書簡の印刷方法、印刷システム及び印刷プログラム - Google Patents

写真立て兼用書簡、書簡の印刷方法、印刷システム及び印刷プログラム

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JP2003266973A
JP2003266973A JP2002069185A JP2002069185A JP2003266973A JP 2003266973 A JP2003266973 A JP 2003266973A JP 2002069185 A JP2002069185 A JP 2002069185A JP 2002069185 A JP2002069185 A JP 2002069185A JP 2003266973 A JP2003266973 A JP 2003266973A
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JP
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JP2002069185A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Nomura
靖浩 野村
Kazuhiro Miyoshi
一弘 三好
Shoichi Ishizawa
彰一 石澤
Yasuhiko Fuchigami
康彦 渕上
Seiji Kimura
星示 木村
Seiji Sakurai
誠二 桜井
Yasutomo Murakami
康友 村上
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真立てを不用として画像を飾ることがで
き、かつ封筒を準備せずとも容易に印刷物を送付するこ
とのできる写真立て兼用書簡、書簡の印刷方法、印刷シ
ステム及印刷プログラムを提供する。 【解決手段】 突部Tが形成された略長方形状の写真立
て兼用書簡専用紙の写真立て用面Efに画像G1,G2
と、写真立てに形成するための折り曲げ線ML1〜ML
4とを印刷する。この写真立て用面Efとは反対側の面
である書簡用面Eeに、宛先やメッセージと書簡に形成
するための折り曲げ線NLとを印刷し、前記突部Tに嵌
合する切り込み部Cを形成する。書簡にする際には、画
像G1,G2を内側にして折り曲げ線NLを折り返し、
突部Tを切り込み部Cに嵌合させる。写真立てにする際
には、折り曲げ線ML1〜ML4を折り曲げて、突部T
の先端Taを切り込み部Cに嵌合させて、画像G1,G
2を露出させて起立させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真立て兼用書
簡、書簡の印刷方法、印刷システム及び印刷プログラム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラが普及してきてい
る。このデジタルカメラで撮影した画像は、自宅などで
プリンタにより出力される。通常、プリンタで出力され
た印刷物は、所定の大きさに切断されて、銀塩写真と同
様にして取り扱われる。例えば、プリンタで出力した印
刷物を、写真として部屋に飾りたい場合には、銀塩写真
と同様に、写真立てを使用して飾ることがなされてい
る。
【0003】そこで、プリンタで出力した印刷物に、切
り込みを入れたり折り曲げたりすることにより、画像が
印刷された印刷物を起立させて、写真立てを不用とし
て、画像を飾ることがなされていた。すなわち、写真立
てとして機能させるように印刷物を加工することがなさ
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、その印刷物
を送付して手軽に写真立てを組み立てて、送付した画像
を飾ってもらうとする場合には、上述した写真立てとし
ての機能を有する印刷物を、封筒に収容して送付する必
要があった。すなわち、写真立てとして機能する印刷物
を送付する場合、それを収容するための封筒を別に準備
しなければならず、非常に面倒であった。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みてなされ、その
目的は、写真立てを不用として画像を飾ることができ、
かつ封筒を準備せずとも容易に印刷物を送付することの
できる写真立て兼用書簡、書簡の印刷方法、印刷システ
ム及印刷プログラムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、画像が印刷された写真
立て用面と、この写真立て用面とは反対側の書簡用面と
を備え、両端部のそれぞれに相互に係合する係合部と、
この係合部より中央側に折り曲げ予定部とが形成されて
おり、前記両係合部は、前記写真立て用面を外側として
係合し、かつ折り曲げ予定部を折り曲げることにより、
前記画像を露出させた状態で起立する写真立てを形成
し、前記書簡用面を外側として係合することにより、略
平面形状の書簡を形成することを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の写真立て兼用書簡において、前記両端部にそれぞれ形
成された係合部は、一端部に形成された突部と、他端部
に形成され、前記突部に嵌合する切り込み部とから構成
されていることを要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の写真立て兼用書簡において、前記突部は、先端に向か
って幅が狭くなっていることを要旨とする。請求項4に
記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の写
真立て兼用書簡において、前記写真立て用面には、前記
画像が複数印刷されており、前記写真立てとして起立さ
せた状態で前記写真立て用面における相対向する第1面
部及び第2面部のうち、第1面部に印刷される画像が、
前記第2面部に印刷される画像に対して180度反転さ
れて前記写真立て用面に印刷されていることを要旨とす
る。
【0009】請求項5に記載の発明は、少なくとも1つ
の画像が印刷される写真立て用面を有した書簡の印刷方
法であって、前記書簡は、前記書簡の両端部にそれぞれ
形成された両係合部を相互に係合させかつ前記写真立て
用面を露出した状態で折り曲げることにより写真立てと
なり、前記両係合部を相互に係合させかつ前記写真立て
用面とは反対側の書簡用面を露出させて略平面形状とす
ることにより書簡となる写真立て兼用書簡であって、前
記写真立てとするために折り曲げる折り曲げ予定部及び
前記書簡とするために折り曲げる折り曲げ予定部の少な
くとも1つを、前記書簡に印刷することを要旨とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の書簡の印刷方法において、前記写真立てとして起立さ
せた状態で前記写真立て用面における相対向する第1面
部及び第2面部のうち、前記第1面部に印刷される画像
が、前記第2面部に印刷される画像に対して180度反
転されて前記写真立て用面に印刷されることを要旨とす
る。
【0011】請求項7に記載の発明は、少なくとも1つ
の画像が印刷される写真立て用面を有した書簡に印刷を
行う印刷システムにおいて、前記書簡は、前記書簡の両
端部にそれぞれ形成された両係合部を相互に係合させか
つ前記写真立て用面を露出した状態で折り曲げることに
より写真立てとなり、前記両係合部を相互に係合させか
つ前記写真立て用面とは反対側の書簡用面を露出させて
略平面形状とすることにより書簡となる写真立て用書簡
であって、前記写真立てとするために折り曲げる折り曲
げ予定部及び前記書簡とするために折り曲げる折り曲げ
予定部の少なくとも1つを、前記書簡に印刷する印刷制
御手段を設けたことを要旨とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の印刷システムにおいて、前記印刷制御手段は、前記写
真立てとして起立させた状態で前記写真立て用面におけ
る相対向する第1面部及び第2面部のうち、前記第1面
部に印刷される画像が、前記第2面部に印刷される画像
に対して180度反転されて前記写真立て用面に印刷さ
れるようにしたことを要旨とする。
【0013】請求項9に記載の発明は、請求項7又は請
求項8に記載の印刷システムにおいて、前記両端部に形
成された係合部の1つが、切り込み部であって、この切
り込み部が設けられる部分より先に印刷されるべき部分
の印刷が終了していた後に稼動して前記切り込み部を形
成するための切り込み形成手段が設けられていることを
要旨とする。
【0014】請求項10に記載の発明は、少なくとも1
つの画像が印刷される写真立て用面を有した書簡に対し
て、相対的に移動させながらインクを吐出制御して前記
書簡を印刷するコンピュータを、前記書簡を折り曲げて
写真立てとするための折り曲げ予定部及び前記書簡を折
り曲げて書簡とするための折り曲げ予定部の少なくとも
1つを、前記写真立て兼用書簡に印刷する印刷制御手段
として機能させることを要旨とする。
【0015】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の印刷プログラムにおいて、前記印刷制御手段は、
前記写真立てとして起立させた状態で前記写真立て用面
における相対向する第1面部及び第2面部のうち、前記
第1面部に印刷される画像が、前記第2面部に印刷され
る画像に対して180度反転されて前記写真立て用面に
印刷されるようにしたことを要旨とする。
【0016】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
封筒を準備せずとも簡単な加工を行うだけで、印刷物を
送付することができるとともに、写真立てを用いずとも
印刷物について簡単な加工を行うだけで、写真立てとし
て画像を飾ることができる。また、書簡として印刷する
面の裏側に写真立て用の画像を印刷するので、書簡とし
て送付する際には、写真立て用の画像が内側にあり、む
やみに画像が公開されてしまうことがない。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、写真立て
及び書簡とするための係合部を突部及びこれに嵌合する
切り込み部により構成したので、係合部を簡単に形成す
ることができるとともに、容易に写真立て及び書簡とす
ることができる。また、突部が切り込み部に嵌合するの
で、より強固に書簡や写真立ての状態を保持することが
できる。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、突部が先
細り形状となっているので、この突部を係合させる前記
切り込みに容易に挿入して嵌合させることができる。従
って、写真立て及び書簡とする加工を一層、簡単にする
ことができる。
【0019】請求項4、6、8又は11に記載の発明に
よれば、第1面部の画像を第2面部の画像に対して18
0度反転させたので、写真立てとして起立させた際に、
写真立て用面に印刷された画像をすべて正しい向きとす
ることができる。
【0020】請求項5、7又は10に記載の発明によれ
ば、写真立て兼用書簡を折り曲げて写真立てとするため
の折り曲げ予定部及び折り曲げて書簡とするための折り
曲げ予定部を印刷するので、写真立て兼用書簡を容易
に、写真立て及び書簡にすることができる。
【0021】請求項9に記載の発明によれば、写真立て
兼用書簡を書簡及び写真立てとするために、前記折り曲
げ予定部と協働する切り込み部が、この切り込み部より
先に印刷されるべき部分の印刷が終了した後に、切り込
み形成手段により形成される。そのため、印刷する際に
は切り込み部がないので、印刷中に、写真立て兼用書簡
がスムーズにまた容易に破損することがない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した写真立
て兼用書簡及びこれを印刷するための印刷システムの一
実施形態を図1〜図13に従って説明する。
【0023】図1に示すように、本実施形態で印刷され
る写真立て兼用書簡Eは、略長方形状をしており、その
長手方向の一端部には係合部を構成する突部Tが突出形
成されている。この兼用書簡Eにおいて、突部Tの反対
側の他端部には係合部を構成する切り込み部Cが形成さ
れており、この切り込み部Cは、前記突部Tが嵌合する
幅となっている。また、突部Tの先端Taは円弧形状を
している。
【0024】同写真立て兼用書簡Eは、図1(a)に示
すように書簡としてのメッセージや宛先などが印刷され
る書簡用面Eeと、この書簡用面Eeと反対側の面に、
図1(b)に示すように、写真立てとして飾られる画像
G1,G2が印刷される写真立て用面Efとを有してい
る。このうち、書簡用面Eeには、折り曲げ予定部とし
ての折り曲げ線NLが印刷されている。この折り曲げ線
NLは、写真立て兼用書簡Eを書簡として組み立てる際
に、折り曲げる折り曲げ予定部である。
【0025】また、写真立て用面Efには、同写真立て
兼用書簡Eの突部T及び切り込み部Cが形成された両端
部及び中央部に折り曲げ線ML1、ML2,ML3が印
刷されている。更に、突部Tの先端Taにも折り曲げ線
ML4が印刷されている。これら折り曲げ線ML1〜M
L4は、写真立て兼用書簡Eを写真立てとして組み立て
る際に折り曲げられる折り曲げ予定部である。更に、写
真立て用面Efにおいて、折り曲げ線ML1,ML3の
間の第1面部f1に印刷される画像G1と、折り曲げ線
ML2,ML3の間の第2面部f2に印刷される画像G
2とは、180度反対向きとなって印刷されている。こ
のため、写真立て兼用書簡Eを写真立てとして組み立て
た際に、第1面部f1及び第2面部f2に印刷された画
像がすべて正しい向きとなる。
【0026】ところで、写真立て兼用書簡Eを封書とす
る場合には、図2(a)に示すように、宛先が印刷され
た書簡用面Eeの折り曲げ線NLを山折りする。これに
より、図1の写真立て兼用書簡Eが、書簡用面Eeを外
側とした状態で、突部Tが切り込み部Cに整合するの
で、図2(b)に示すように、突部Tを切り込み部Cに
挿入する。すると、突部Tの先端Taは写真立て兼用書
簡Eから突出するため、図2(c)に示すように、同先
端Taを折り返す。これによりほぼ平面形状となった書
簡が完成する。
【0027】また、写真立て兼用書簡Eを写真立てとす
る場合には、図3(a)に示すように、写真立て用面E
fの折り曲げ線ML1を山折りにし、折り曲げ線ML
2,ML3を山折りにする。そして、この状態で、切り
込み部Cに突部Tの折り曲げ線ML4を折り曲げて、こ
の折り曲げた突部Tの先端Taを切り込み部Cに挿入す
る。これにより図3(b)に示すように、写真立て用面
Efの画像G1,G2が露出され、かつ写真立て兼用書
簡Eの第1面部f1及び第2面部f2が起立した状態と
なる。このとき、第1及び第2面部f1,f2は、相対
向した状態となって露出されている。従って、送付され
た写真立て兼用書簡Eの写真立て用面Efに印刷されて
いた画像G1,G2を飾ることができる。
【0028】次に、この写真立て兼用書簡Eを印刷する
印刷システムについて、図4を参照して説明する。図4
に示すように、本実施形態の印刷システムは、コンピュ
ータ11と、これにケーブル13を介して接続されてい
るプリンタ12とから構成されている。コンピュータ1
1は、キーボード14及びマウス15を備えており、こ
れらがユーザにより操作されることにより設定変更や画
像の指定を行うことができる。また、同コンピュータ1
1はモニタ16を備えており、このモニタ16を介して
ユーザは現在の設定や画像レイアウトなどを閲覧するこ
とができる。
【0029】一方、プリンタ12は、給紙トレイ12a
及び排紙トレイ12bを備えており、給紙トレイ12a
には写真立て兼用書簡専用紙Dが載置されている。この
写真立て兼用書簡専用紙Dは、切り込み部Cが形成され
ておらず、突部Tのみが形成された両面白無垢の紙であ
り、突部Tが最後にプリンタ12に導入される向きで前
記給紙トレイ12aに載置されている。
【0030】更に、同プリンタ12は、図示しない搬送
ローラを内蔵している。この搬送ローラにより、前記写
真立て兼用書簡専用紙Dが給紙トレイ12aから排紙ト
レイ12bへと搬送される。また、同プリンタ12は、
複数のノズルを有し、主走査方向Xに移動可能なキャリ
ッジ25を内蔵している。このキャリッジ25には、各
色(シアン、ライトシアン、マゼンタ、ライトマゼン
タ、イエロ、ダークイエロ、ブラック)のインクを収容
した複数のインクカートリッジ26が搭載されている。
従って、プリンタ12は、搬送ローラ及びキャリッジ2
5を駆動させて、前記給紙トレイ12aからキャリッジ
25の下方に供給した写真立て兼用書簡専用紙Dの上面
に、キャリッジ25を移動させながら同インクカートリ
ッジ26からのインクをノズルから吐出させて行う。ま
た、プリンタ12の前記排紙トレイ12bの近傍には、
切り込み形成手段としてのカッタ27が前記主走査方向
X方向に移動可能に内蔵されている。このカッタ27が
印刷中に駆動されることにより、写真立て兼用書簡専用
紙Dの切り込み部Cが形成される。
【0031】次に、この印刷システムの電気的構成につ
いて、図5に従って説明する。コンピュータ11は、図
5に示すように、CPU17を備えている。このCPU
17は、バス線18を介して前記キーボード14、マウ
ス15及びモニタ16に接続されている。同CPU17
は、プログラムを実行して、印刷すべき画像データの指
示や表示又は印刷する画像の検索などを行う。
【0032】また、コンピュータ11は、プログラム記
憶部19及び画像データ記憶部20のメインメモリを備
えている。プログラム記憶部19には、写真立て兼用書
簡Eを印刷するための写真立て兼用書簡印刷用アプリケ
ーションプログラムやプリンタドライバ用プログラムな
どの各種プログラムが記憶されている。写真立て兼用書
簡印刷用アプリケーションプログラムとは、写真立て及
び書簡に形成できる写真立て兼用書簡Eを印刷するため
のプログラムである。また、プリンタドライバ用プログ
ラムは、文書データや画像データなどに基づいて作成さ
れる印刷データをプリンタ12で処理可能な中間画像デ
ータ(シアン、ライトシアン、マゼンタ、ライトマゼン
タ、イエロ、ダークイエロ、ブラックの各色について多
値化された信号からなる印刷データ)に変換するプログ
ラムである。また、画像データ記憶部20には、ファイ
ル名が付与された各画像データが記憶されている。
【0033】一方、プリンタ12は、印刷制御手段とし
てのCPU21を備えており、このCPU21はインタ
ーフェイスIを介して前記コンピュータ11のCPU1
7に接続されている。CPU21は、ROM22、RA
M23及び駆動制御部24を備えている。ROM22に
は所定のプログラムが記憶されており、このプログラム
に基づいてCPU21が所定の動作を行い、印刷が行わ
れる。また、RAM23はコンピュータ11から受信し
た印刷データを一時的に保存するメモリである。駆動制
御部24は、プリンタ12の図示しない駆動部に制御信
号を出力し、インクの吐出量やタイミングを制御して、
前記写真立て兼用書簡専用紙Dなどに対する印刷の制御
を行う。また、同駆動制御部24は、前記カッタ27を
所定のタイミングで駆動して、写真立て兼用書簡専用紙
Dに切り込み部Cを形成する。
【0034】次に、上述した印刷システムを用いて写真
立て兼用書簡専用紙Dに印刷を行い写真立て兼用書簡E
とする印刷処理について図6〜図13を参照して説明す
る。ユーザが、写真立て兼用書簡Eを印刷したい場合に
は、展開書簡印刷用アプリケーションプログラムを起動
させる(図6のステップS11)。これにより、コンピ
ュータ11は、専用印刷設定画面をモニタ16に表示す
る(ステップS12)。この専用印刷設定画面は、図8
に示す書簡用印刷設定画面CGEと、図9に示す写真立
て用印刷設定画面CGFとから構成されている。
【0035】図8に示す書簡用印刷設定画面CGEは、
画像表示部31と、文書入力部32と、宛先情報入力部
33と、差出人情報入力部34とが設けられている。画
像表示部31は、書簡用面に印刷すると指定された画像
をサムネイルで表示するための表示部である。また、文
書入力部32は、書簡用面に文書を印刷するためにユー
ザが文字を入力するための入力部である。また、宛先情
報入力部33は、書簡を送付する宛先情報を入力するた
めの入力部であり、宛先の名前、郵便番号及び住所が入
力される。更に、差出人情報入力部34は、書簡の差出
人(通常、ユーザ)の情報を入力するための入力部であ
り、差出人の名前、郵便番号及び住所が入力される。
【0036】また、同書簡用印刷設定画面CGEには、
画像読み出しボタンSB、ファイル名入力欄F、画像削
除ボタンDB、レイアウト選択ボタンLB及び次画面ボ
タンNBが表示されている。ファイル名入力欄Fは、印
刷する画像を指定するために、画像ファイルの名前を入
力するための入力欄である。画像読み出しボタンSB
は、ファイル名入力欄Fに入力されたファイル名の画像
を読み出すためのボタンである。画像削除ボタンDB
は、読み出した画像を削除するためボタンである。レイ
アウト選択ボタンLBは、レイアウト選択画面(図12
の書簡用レイアウト選択画面LGE)を表示するための
ボタンである。更に、次画面ボタンNBは、次の画面で
あるプレビュ画面(図13の書簡用プレビュ画面PG
E)を表示させるためのボタンである。
【0037】一方、図9に示す写真立て用印刷設定画面
CGFには、画像表示部35が表示されている。この画
像表示部35では、横に2列に画像が表示されている。
この画像表示部35において、上の列に表示された画像
G1は第1面部f1に、下の列に表示された画像G2は
第2面部f2に印刷される。また、同写真立て用印刷設
定画面CGFには、上述した書簡用印刷設定画面CGE
と同様に、画像読み出しボタンSB、ファイル名入力欄
F、画像削除ボタンDB、レイアウト選択ボタンLB及
び次画面ボタンNBが表示されている。なお、写真立て
用印刷設定画面CGFのレイアウト選択ボタンLBが選
択されることにより図10の写真立て用レイアウト選択
画面LGFが表示され、写真立て用印刷設定画面CGF
の次画面ボタンNBが選択されることにより図11の写
真立て用プレビュ画面PGFが表示される。
【0038】ここで、ユーザは、まず、写真立て用の印
刷を行う。詳述すると、ユーザは、まず、図9に示す写
真立て用印刷設定画面CGFにおいて、キーボード14
を介して、印刷したい画像のファイル名をファイル名入
力欄Fに入力し、画像読み出しボタンSBをクリックす
る。これによりコンピュータ11は、画像読み出しボタ
ンSBが選択されたと判断する(図6のステップS13
にてYES)。次に、コンピュータ11は、画像読み出
しボタンSBが写真立て用印刷設定画面CGF上で行わ
れたか否かを判断する(ステップS14)。ここで、コ
ンピュータ11は、写真立て用印刷設定画面CGF上で
行われたと判断すると(ステップS14にてYES)、
ファイル名入力欄Fに入力されたファイル名の画像が第
1面部f1用の画像G1か否かの選択をユーザに促す。
このとき、ユーザの指示により、ファイル名入力欄Fに
入力されたファイルの画像が第1面部f1用の画像G1
である場合(ステップS15にてYES)には、図9に
示すように、そのファイル名の画像のサムネイルを画像
表示部35の上列に追加表示する(ステップS16)。
また、ファイル名入力欄Fに入力されたファイルの第1
面部f1用の画像G1でない場合、すなわち第2面部f
2用の画像G2であった場合(ステップS15にてN
O)には、そのファイル名の画像のサムネイルを画像表
示部35の下列に追加表示する(ステップS17)。
【0039】また、ユーザが印刷しない画像を誤って画
像表示部35に表示させた場合には、画像削除ボタンD
Bをクリックした後、削除したい画像の上でボタンをク
リックする。これによりコンピュータ11は、画像削除
ボタンDBが選択されたと判断し(ステップS18にて
YES)、かつ画像上でボタンクリックされたと判断し
て(ステップS19にてYES)、クリックされた画像
G1,G2を写真立て用印刷設定画面CGFの画像表示
部35から削除する(ステップS20)。
【0040】一方、ユーザは、印刷するレイアウトを決
定するため、レイアウト選択ボタンLBを選択する。コ
ンピュータ11は、レイアウト選択ボタンLBが選択さ
れたと判断すると(ステップS21にてYES)、図1
0に示すように写真立て用レイアウト選択画面LGFを
モニタ16に表示する(ステップS22)。
【0041】写真立て用レイアウト選択画面LGFにお
いては、図10に示すように、レイアウトと、各レイア
ウトに付随して現在選択されているか否かを表示するラ
ジオボタンと、写真立て用印刷設定画面CGFに戻るた
めの前画面ボタンFBとが表示されている。そこで、ユ
ーザがレイアウトを選択した後に前画面ボタンFBを選
択すると、コンピュータ11は、前画面ボタンFBが選
択されたとして(ステップS23にてYES)、専用印
刷設定画面を表示する(ステップS12)。
【0042】一方、ユーザは、写真立て用印刷の設定が
終了して、写真立て用印刷設定画面CGFにおいて次画
面ボタンNBをクリックした場合、コンピュータ11
は、モニタ16に写真立て用印刷設定画面CGFの次画
面ボタンNBがユーザにより選択されたと判断する(ス
テップS24にてYES)。すると、コンピュータ11
は、写真立て用印刷設定画面CGF及び写真立て用レイ
アウト選択画面LGFで選択された印刷条件に基づいて
プレビュ画面のデータを作成する(ステップS25)。
そして、コンピュータ11は、そのデータに基づいて図
11に示す写真立て用プレビュ画面PGFをモニタ16
に表示する(ステップS26)。
【0043】このとき、図11に示される写真立て用プ
レビュ画面PGFには、排紙トレイ12bに出力される
写真立て兼用書簡Eの平面的な印刷状態についてのプレ
ビュ及びこの写真立て兼用書簡Eを写真立てとして組み
立てたときの2方向からのプレビュが表示される。ま
た、この写真立て兼用書簡Eについての平面的なプレビ
ュにおいては、実際に印刷される状態、すなわち、突部
T側の第2面部f2に印刷される画像G2が、切り込み
部C側の第1面部f1に印刷される画像G1に対して1
80度回転した向きで表示される。
【0044】また、同写真立て用プレビュ画面PGFに
は、前画面である写真立て用印刷設定画面CGFに戻る
ための前画面ボタンFBと、印刷を実行するための印刷
実行ボタンEBとが表示されている。
【0045】そして、ユーザが、印刷について再設定す
るためなど、前画面ボタンFBをクリックした場合(ス
テップS27にてYES)には、コンピュータ11は、
図9の写真立て用印刷設定画面CGFを再び表示する。
また、ユーザが写真立て用プレビュ画面PGFに印刷し
たい画面が表示されたとして印刷実行ボタンEBを選択
した場合には、コンピュータ11は、印刷実行ボタンE
Bが選択されたと判断する(ステップS28にてYE
S)。すると、コンピュータ11は、上述の写真立て用
印刷設定画面CGF及び写真立て用レイアウト選択画面
LGFで選択された印刷条件に基づいて印刷データを作
成する(ステップS29)。
【0046】次に、コンピュータ11は、作成した印刷
データを中間画像データに変換した後(ステップS3
0)、変換した中間画像データをプリンタ12に送信す
る(ステップS31)。そして、プリンタ12は、受信
した中間画像データに基づいて印刷を行う(ステップS
32)。
【0047】詳述すると、プリンタ12は、受信した中
間画像データを図5のRAM23に一時的に記憶する。
そして、プリンタ12は、この中間画像データに基づい
て、駆動制御部24に各信号を与える。これにより給紙
トレイ12aに載置された写真立て兼用書簡Eがプリン
タ12に導入される。そして、プリンタ12は、導入さ
れた写真立て兼用書簡Eに対してキャリッジ25を移動
させながら、キャリッジ25のノズルからインクを写真
立て兼用書簡Eの上面に吐出させて、図1(b)で示す
ように写真立て用面Efを印刷する。また、この印刷中
に、プリンタ12は、写真立て兼用書簡Eの両端部、中
央部及び突部Tにインクを吐出させて、折り曲げ線ML
1〜ML4を印刷する。
【0048】プリンタ12は、印刷が終了すると、写真
立て兼用書簡Eを排紙トレイ12bに排出し、印刷終了
信号をコンピュータ11に送信する(ステップS3
3)。コンピュータ11は、印刷が終了したことをモニ
タ16に表示する(ステップS34)。すなわち、コン
ピュータ11は、写真立て兼用書簡Eの写真立て用面E
fの印刷が終了したことをモニタ16に表示する。
【0049】そして、コンピュータ11は、更に印刷を
続けるか否かの判断をユーザに促す。ユーザは、印刷さ
れた写真立て用面とは反対側の面の書簡用面を印刷する
ため、印刷を続けると判断して、キーボード14又はマ
ウス15を介してコンピュータ11に印刷を続ける旨を
指示する。コンピュータ11は、ユーザの指示により印
刷を続けると判断した場合(ステップS35にてYE
S)には、再度、専用書簡印刷設定画面を表示する(図
6のステップS12)。
【0050】次に、ユーザは、図8の写真立て用印刷設
定画面CGFを表示させて、書簡用面の印刷を実行す
る。このとき、ユーザは、写真立て兼用書簡Eを、印刷
された写真立て用面Efが下面となるように、また印刷
される部分が突部Tより先にプリンタ12に導入される
向きとなるように、給紙トレイ12aに載置する。
【0051】詳述すると、ユーザは、図8に示す書簡用
印刷設定画面CGEにおいて、メッセージを文書入力部
32に入力し、また宛先情報入力部33に宛先の名前、
郵便番号及び住所を、更に差出人情報入力部34に自分
の名前、郵便番号及び住所を入力する。
【0052】また、書簡用面に画像を印刷する場合に
は、ユーザは、ファイル名入力欄Fに印刷する画像のフ
ァイル名を入力するとともに、書簡用印刷設定画面CG
Eの画像読み出しボタンSBをクリックする。これによ
り、コンピュータ11は、画像読み出しボタンSBが選
択されたと判断し(ステップS13にてYES)、写真
立て用印刷か否かを判断する(ステップS14)。この
とき、写真立て用印刷ではないため(ステップS14に
てNO)、画像のサムネイルを書簡用印刷設定画面CG
Eの画像表示部31に表示する(ステップS36)。な
お、印刷しない画像を画像表示部31に表示した場合に
は、上述したステップS18〜S20の処理を書簡用印
刷設定画面CGE上で行って、その画像Gを画像表示部
31から削除する。
【0053】また、書簡用印刷設定画面CGE上にて、
レイアウト選択ボタンLBが選択された場合には、図1
2に示す書簡用レイアウト選択画面LGEを表示する。
この書簡用レイアウト選択画面LGEには、図10に示
した写真立て用レイアウト選択画面LGFと同様に、レ
イアウトと、各レイアウトに付随したラジオボタンと、
前画面の書簡用印刷設定画面CGEに戻るために前画面
ボタンFBが表示されている。そこで、ユーザが、書簡
用レイアウト選択画面LGEにおいてレイアウトを選択
した後、前画面ボタンFBをクリックすると、コンピュ
ータ11は前画面ボタンFBが選択されたと判断し(ス
テップS23にてYES)、再び書簡用印刷設定画面C
GEを表示する(ステップS12)。
【0054】そして、書簡用の印刷設定が終了して、コ
ンピュータ11は、書簡用印刷設定画面CGEにおいて
次画面ボタンNBが選択されたと判断すると(ステップ
S24にてYES)、書簡用印刷設定画面CGE及び書
簡用レイアウト選択画面LGEで選択された印刷印刷条
件に基づいてプレビュ画面のデータを作成する(ステッ
プS25)。そして、コンピュータ11は、そのデータ
に基づいて図13に示す書簡用プレビュ画面PGEをモ
ニタ16に表示する(ステップS26)。
【0055】このとき、図13に示される書簡用プレビ
ュ画面PGEには、排紙トレイ12bに出力される写真
立て兼用書簡Eの平面的な印刷状態についてのプレビュ
のみが表示される。また、同書簡用プレビュ画面PGE
には、前画面である書簡用印刷設定画面CGEに戻るた
めの前画面ボタンFBと、印刷を実行するための印刷実
行ボタンEBとが表示されている。
【0056】そして、ユーザが書簡用プレビュ画面PG
Eに印刷したい画面が表示されたとして印刷実行ボタン
EBを選択した場合には、コンピュータ11は、印刷実
行ボタンEBが選択されたと判断する(ステップS28
にてYES)。すると、コンピュータ11は、上述の書
簡用印刷設定画面CGE及び書簡用レイアウト選択画面
LGEで選択された印刷条件に基づいて印刷データを作
成し(ステップS29)、この印刷データを中間画像デ
ータに変換した後(ステップS30)、プリンタ12に
送信する(ステップS31)。
【0057】プリンタ12は、受信した中間画像データ
に基づいて印刷を行う(ステップS32)。詳述する
と、プリンタ12は、この中間画像データに基づいて、
駆動制御部24に各信号を与え、給紙トレイ12aに載
置された写真立て兼用書簡Eを導入する。そして、プリ
ンタ12は、導入された写真立て兼用書簡Eの上面に対
してキャリッジ25を移動させながら、同キャリッジ2
5のノズルからインクを吐出させて、図1(a)で示す
ように書簡用面Eeを印刷する。すなわち、写真立て兼
用書簡Eのまだ印刷されていない書簡用面Eeに印刷を
行う。このとき、プリンタ12は、写真立て兼用書簡E
の中央部に折り曲げ線NLを印刷する。また、プリンタ
12は、印刷中に写真立て兼用書簡Eの切り込み部Cが
形成される部分が、前記カッタ27の上方の位置に至っ
た場合には、カッタ27を駆動させて、写真立て兼用書
簡Eに切り込み部Cを形成する。
【0058】そして、プリンタ12は、印刷が終了する
と、印刷した写真立て兼用書簡Eを排出するとともに、
コンピュータ11に印刷終了信号を送信する(ステップ
S33)。コンピュータ11は、モニタ16に印刷終了
を表示させるとともに、ユーザに対して印刷を続けるか
否かの選択を促す。そこで、ユーザは、写真立て兼用書
簡Eの両面の印刷が終了したとして(ステップS35に
てNO)、処理を終了する。
【0059】このように印刷された写真立て兼用書簡E
は、図1に示すように、片面に写真立て用面Ef及びそ
の反対側の面に書簡用面Eeを有している。そこで、ユ
ーザが、この写真立て兼用書簡Eを上述したように折り
曲げ線NLで折り、かつ切り込み部Cに突部Tを係合さ
せて、図2(c)の書簡を完成させる。なお、書簡とし
て完成した写真立て兼用書簡Eは、その宛先面に切手が
貼られて投函される。このとき、印刷された写真立て用
面Efに印刷された画像G1,G2は、内側にあるた
め、通常、外部からは見えない。
【0060】また、書簡とした状態で写真立て兼用書簡
Eを受け取った宛先人は、それを写真立てとして飾る場
合には、まず、突部Tの先端Taを伸ばし、突部Tを切
り込み部Cから抜き取り、写真立て兼用書簡Eを図1
(b)で示された状態にまで戻す。そして、宛先人は、
書簡用面Eeの折り曲げ線NLを谷折りにし、上述した
ように写真立て兼用書簡Eの折り曲げ線ML1〜ML4
を折り曲げ、かつ切り込み部Cに突部Tの先端Taを嵌
合させることにより、図3(b)の写真立てを完成させ
る。従って、宛先人は、受け取った写真立て兼用書簡E
の画像G2を手軽に写真立てとして飾ることができる。
【0061】本実施形態の印刷システムによれば、以下
のような効果を得ることができる。 ・本実施形態では、写真立て及び書簡になる写真立て兼
用書簡Eを印刷した。そのため、封筒を準備せずとも簡
単な加工を行うだけで印刷物を送付することができると
ともに、写真立てを用いずとも印刷物について簡単な加
工を行うだけで写真立てとして画像を飾ることができ
る。また、書簡として印刷する書簡用面Eeの裏側に、
写真立て用の画像G1,G2を印刷するので、書簡とし
て送付する際には、写真立て用の画像G1,G2が内側
にあり、むやみに画像G1,G2が公開されてしまうこ
とがない。
【0062】・本実施形態では、写真立て及び書簡とす
るための係合部として、突部T及びこれに嵌合する切り
込み部Cを設けた。そのため、係合部を簡単に形成する
ことができるとともに、容易に写真立て及び書簡とする
ことができる。また、突部Tが切り込み部Cに嵌合する
ので、より強固に写真立て及び書簡の状態を保持するこ
とができる。
【0063】・本実施形態では、突部Tの先端Taが円
弧形状をしている。すなわち、突部Tの先端Taは先細
り形状となっているので、この突部を係合させる前記切
り込みに容易に挿入して嵌合させることができ、写真立
て及び書簡とする加工を一層、簡単にすることができ
る。
【0064】・本実施形態では、第1面部f1に印刷さ
れる画像G1を、第2面部f2に印刷される画像G2に
対して180度反転させた。従って、写真立てとして起
立させた際に、写真立て用面に印刷された画像をすべて
正しい向きとすることができる。
【0065】・本実施形態では、写真立て用面Efに写
真立てとして飾る画像G1,G2を印刷し、書簡用面E
eに宛先を印刷し、かつ写真立て用面Efに折り曲げ線
ML1〜ML4と、書簡用面Eeに折り曲げ線NLを印
刷した。従って、この折り曲げ線ML1〜ML4,NL
を山折りに折り曲げることにより、容易に写真立て及び
書簡に形成することができる。
【0066】・本実施形態では、プリンタ12は、写真
立て用面Efを印刷し、かつ書簡用面Eeを印刷してい
るときに、カッタ27の位置に写真立て兼用書簡Eの切
り込み部Cとなる部分が至った場合には、このカッタ2
7を駆動して、切り込み部Cを形成する。従って、切り
込み部Cより先に印刷されるべき部分の印刷が終了した
後、すなわち、切り込み部Cから先の部分がプリンタ1
2を今後通過しない場合に、切り込み部Cが形成され
る。そのため、印刷中には、孔である切り込み部Cが写
真立て兼用書簡Eにはないので、図示しない搬送ローラ
の搬送力により写真立て兼用書簡Eが破損せずにスムー
ズに搬送することができる。
【0067】・本実施形態では、写真立て兼用書簡Eを
書簡とする際には、突部Tの先端Taを折り曲げて、写
真立て兼用書簡Eの一部を包むようにした。従って、突
部Tは切り込み部Cから一層外れ難く、より強固に書簡
の形状を保持することができる。
【0068】・本実施形態では、写真立て兼用書簡Eの
書簡用面Eeに書簡とするための折り曲げ線NLを印刷
し、写真立て用面Efに写真立てとするための折り曲げ
線ML1〜ML4を印刷した。従って、その外側に記載
されている折り曲げ線ML1〜ML4,NLを見ながら
折り曲げることにより、書簡及び写真立てとすることが
できるので、より一層簡単に書簡及び写真立てとするこ
とができる。
【0069】・本実施形態では、図11で示す写真立て
用プレビュ画面PGFには、平面的な写真立て兼用書簡
Eのプレビュだけでなく、写真立てとして組み立てた際
のプレビュも表示させた。従って、写真立て兼用書簡E
を印刷するユーザは、写真立てとして組み立てた際の状
態と知ることができるので、写真立て用面Efに、18
0度向きの異なる画像G1,G2が印刷されても、その
画像G1,G2の設定が正しいか否かを容易に判断する
ことができる。
【0070】(変更例)なお、上記実施形態は以下のよ
うに変更してもよい。 ○上記実施形態では、写真立て兼用書簡Eを写真立てと
する際に、突部Tの先端Taを切り込み部C外側から挿
入したが、勿論、内側から挿入するようにしてもよい。
また、突部Tの先端Taに折り曲げ線ML4を設けて折
り曲げずに、単に、突部Tの先端Taを切り込み部Cに
嵌合して、写真立てとしてもよい。
【0071】○上記実施形態では、係合部として切り込
み部Cとこれに嵌合する突部Tとしたが、係合して書簡
や写真立てとしての形状を保持することのできる係合部
であればなんでもよい。例えば、両端部に同一形状の凹
凸部を設け、これを相互に係合させるようにしてもよ
い。
【0072】○上記実施形態では、折り曲げ予定部とし
て折り曲げ線ML1〜ML4,NLを印刷し、これを山
折りとしたが、反対側の面に設けて谷折りを行うように
してもよい。また、折り曲げ線ML3と折り曲げ線NL
がそれぞれ写真立て用面Ef及び書簡用面Eeのほぼ同
じ位置にあるので、例えばNLを省略するようにしても
よい。
【0073】○上記実施形態では、写真立て兼用書簡E
の両面を印刷したが、例えば、写真立て用面Efのみを
印刷して、書簡用面Eeは手書きであってもよい。ま
た、書簡用面Eeより写真立て用面Efを先に印刷する
としたが、書簡用面Eeを先に印刷してもよい。この場
合には、写真立て用面Efの印刷中に切り込み部Cを形
成すると、印刷中の写真立て兼用書簡専用紙Dの搬送が
スムーズとなる。
【0074】○上記実施形態では、突部Tを設けた写真
立て兼用書簡専用紙Dに印刷を行うことにより写真立て
兼用書簡Eを形成した。これに代えて、通常の紙に印刷
を行い印刷後に突部Tを形成するようにしてもよいし、
印刷中に、切り込み部Cをカッタ27により突部Tを形
成するようにしてもよい。
【0075】○上記実施形態では、書簡とする際に、突
部Tを切り込み部Cに係合させただけであるが、例え
ば、公知の貼り合わせハガキに用いられる剥離可能な接
着剤付きラミネートフィルムを、写真立て用面Efに貼
着してもよい。この場合には、より強固に、書簡の形状
を保持することができる。
【0076】○上記実施形態では、断面が略三角形状の
写真立てであって、画像G1が印刷される第1面部f1
と、画像G2が印刷される第2面部f2とはほぼ対向し
て起立する形状とした。写真立ての形状は、例えば、断
面が略四角形状の写真立てとしてもよい。この場合であ
っても、対向する側面同士の画像が、180度向きが異
なるようにすることにより、写真立てとした際に、飾ら
れる写真のすべての上部が上を向くように印刷すること
ができる。
【0077】○上記実施形態では、突部Tの先端Ta
は、円弧とした。これに代えて、台形形状などの先細り
形状であれば、どのような形状であっても、切り込み部
Cに挿入し易いという効果を得ることができる。
【0078】次に、上記実施形態及び別例から把握でき
る技術的思想について、それらの効果とともに以下に追
記する。 (a)少なくとも折り曲げ部を有し、この折り曲げ部を
折り曲げて、画像が印刷された面を露出させた状態で起
立させて、写真立てとすることのできる印刷物であっ
て、その画像が印刷される同一面において、起立された
部分の第1面部に印刷される画像が、前記第1面部と対
向する起立された第2面部に印刷される画像に対して、
180度反転した状態で同一面として印刷を行う印刷シ
ステム。
【0079】従って、この(a)に記載の発明によれ
ば、写真立てとして組み立てて起立させた際に、写真立
て用面に印刷された画像をすべて正しい向きで画像を飾
ることができる。
【0080】
【発明の効果】本発明は、写真立て及び書簡になる写真
立て兼用書簡Eを作成するので、封筒を準備せずとも簡
単な加工を行うだけで印刷物を送付することができると
ともに、写真立てを用いずとも印刷物について簡単な加
工を行うだけで写真立てとして画像を飾ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における写真立て兼用書簡を示し、
(a)は書簡用面、(b)は写真立て用面を示してい
る。
【図2】実施形態における写真立て兼用書簡を書簡とし
て形成するための説明図であり、(a)は折り曲げ線で
折り曲げた状態、(b)は切り込み部に突部を挿入した
状態、(c)は突部を折り返して書簡として完成させた
状態を示す。
【図3】実施形態における写真立て兼用書簡を写真立て
として形成するための説明図であり、(a)は折り曲げ
線で折り曲げた状態、(b)は切り込み部に突部を挿入
して写真立てとした状態を示す。
【図4】実施形態における印刷システムの構成概略図。
【図5】実施形態における印刷システムの電気的構成を
示す電気ブロック回路図。
【図6】実施形態における写真立て兼用書簡の印刷処理
の前半の手順を示す流れ図。
【図7】実施形態における写真立て兼用書簡の印刷処理
の後半の手順を示す流れ図。
【図8】実施形態における写真立て兼用書簡の書簡用印
刷設定画面を説明するための画面図。
【図9】実施形態における写真立て兼用書簡の写真立て
用印刷設定画面を説明するための画面図。
【図10】実施形態における写真立て兼用書簡の写真立
て用レイアウト選択画面を説明するための画面図。
【図11】実施形態における写真立て兼用書簡の写真立
て用プレビュ画面を説明するための画面図。
【図12】実施形態における写真立て兼用書簡の書簡用
レイアウト選択画面を説明するための画面図。
【図13】実施形態における写真立て兼用書簡の書簡用
プレビュ画面を説明するための画面図。
【符号の説明】
C 切り込み部 E 写真立て兼用書簡 G1,G2 画像 T 突部 Ee 書簡用面 Ef 写真立て用面 f1 第1面部 f2 第2面部 ML1,ML2,ML3,ML4,NL 折り曲げ予定
部としての折り曲げ線 Ta 先端 11 コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石澤 彰一 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン 株式会社内 (72)発明者 渕上 康彦 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン 株式会社内 (72)発明者 木村 星示 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン 株式会社内 (72)発明者 桜井 誠二 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン 株式会社内 (72)発明者 村上 康友 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン 株式会社内 Fターム(参考) 2C005 WA08 2C062 RA01 2C187 AC08 AE07 AF03 CD13 CD16 CD17 DB13 DB15 DB30 DC07 3B111 BB06 BC04 BD04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が印刷された写真立て用面と、この
    写真立て用面とは反対側の書簡用面とを備え、 両端部のそれぞれに相互に係合する係合部と、この係合
    部より中央側に折り曲げ予定部とが形成されており、 前記両係合部は、 前記写真立て用面を外側として係合し、かつ折り曲げ予
    定部を折り曲げることにより、前記画像を露出させた状
    態で起立する写真立てを形成し、 前記書簡用面を外側として係合することにより、略平面
    形状の書簡を形成することを特徴とする写真立て兼用書
    簡。
  2. 【請求項2】 前記両端部にそれぞれ形成された係合部
    は、 一端部に形成された突部と、 他端部に形成され、前記突部に嵌合する切り込み部とか
    ら構成されていることを特徴とする請求項1に記載の写
    真立て兼用書簡。
  3. 【請求項3】 前記突部は、先端に向かって幅が狭くな
    っていることを特徴とする請求項2に記載の写真立て兼
    用書簡。
  4. 【請求項4】 前記写真立て用面には、前記画像が複数
    印刷されており、 前記写真立てとして起立させた状態で前記写真立て用面
    における相対向する第1面部及び第2面部のうち、第1
    面部に印刷される画像が、前記第2面部に印刷される画
    像に対して180度反転されて前記写真立て用面に印刷
    されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    つに記載の写真立て兼用書簡。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの画像が印刷される写真
    立て用面を有した書簡の印刷方法であって、 前記書簡は、前記書簡の両端部にそれぞれ形成された両
    係合部を相互に係合させかつ前記写真立て用面を露出し
    た状態で折り曲げることにより写真立てとなり、前記両
    係合部を相互に係合させかつ前記写真立て用面とは反対
    側の書簡用面を露出させて略平面形状とすることにより
    書簡となる写真立て兼用書簡であって、 前記写真立てとするために折り曲げる折り曲げ予定部及
    び前記書簡とするために折り曲げる折り曲げ予定部の少
    なくとも1つを、前記書簡に印刷することを特徴とする
    書簡の印刷方法。
  6. 【請求項6】 前記写真立てとして起立させた状態で前
    記写真立て用面における相対向する第1面部及び第2面
    部のうち、前記第1面部に印刷される画像が、前記第2
    面部に印刷される画像に対して180度反転されて前記
    写真立て用面に印刷されることを特徴とする請求項5に
    記載の書簡の印刷方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つの画像が印刷される写真
    立て用面を有した書簡に印刷を行う印刷システムにおい
    て、 前記書簡は、前記書簡の両端部にそれぞれ形成された両
    係合部を相互に係合させかつ前記写真立て用面を露出し
    た状態で折り曲げることにより写真立てとなり、前記両
    係合部を相互に係合させかつ前記写真立て用面とは反対
    側の書簡用面を露出させて略平面形状とすることにより
    書簡となる写真立て用書簡であって、 前記写真立てとするために折り曲げる折り曲げ予定部及
    び前記書簡とするために折り曲げる折り曲げ予定部の少
    なくとも1つを、前記書簡に印刷する印刷制御手段を設
    けたことを特徴とする印刷システム。
  8. 【請求項8】 前記印刷制御手段は、前記写真立てとし
    て起立させた状態で前記写真立て用面における相対向す
    る第1面部及び第2面部のうち、前記第1面部に印刷さ
    れる画像が、前記第2面部に印刷される画像に対して1
    80度反転されて前記写真立て用面に印刷されるように
    したことを特徴とする請求項7に記載の印刷システム。
  9. 【請求項9】 前記両端部に形成された係合部の1つ
    が、切り込み部であって、 この切り込み部が設けられる部分より先に印刷されるべ
    き部分の印刷が終了していた後に稼動して前記切り込み
    部を形成するための切り込み形成手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の印刷シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つの画像が印刷される写
    真立て用面を有した書簡に対して、相対的に移動させな
    がらインクを吐出制御して前記書簡を印刷するコンピュ
    ータを、 前記書簡を折り曲げて写真立てとするための折り曲げ予
    定部及び前記書簡を折り曲げて書簡とするための折り曲
    げ予定部の少なくとも1つを、前記写真立て兼用書簡に
    印刷する印刷制御手段として機能させるための印刷プロ
    グラム。
  11. 【請求項11】 前記印刷制御手段は、前記写真立てと
    して起立させた状態で前記写真立て用面における相対向
    する第1面部及び第2面部のうち、前記第1面部に印刷
    される画像が、前記第2面部に印刷される画像に対して
    180度反転されて前記写真立て用面に印刷されるよう
    にしたことを特徴とする請求項10に記載の印刷プログ
    ラム。
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