JP2003266870A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2003266870A
JP2003266870A JP2002077642A JP2002077642A JP2003266870A JP 2003266870 A JP2003266870 A JP 2003266870A JP 2002077642 A JP2002077642 A JP 2002077642A JP 2002077642 A JP2002077642 A JP 2002077642A JP 2003266870 A JP2003266870 A JP 2003266870A
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ink
ink cartridge
roll paper
recording
paper
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JP2002077642A
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Satoshi Fujioka
聡 藤岡
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来と同等であって安価な脚部を備えた記録
装置を提供すること。 【解決手段】 装置本体110、120、130を支持
する支持柱142は、水平方向の両側端部が一面側に折
り曲げられて形成されている。これにより、剛性を持た
せることができるので、重量のある装置本体を十分に支
えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に情報を
記録する装置本体と、この装置本体を支持する支持柱を
有する脚部とを備えた記録装置に関し、特に脚部の支持
柱に工夫を加えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の記録装置の1つである大
型のプリンタは、記録媒体である例えば記録用のロール
紙を供給する給紙部、給紙されたロール紙に情報を記録
する記録部、記録されたロール紙を排出する排紙部、そ
してこれら各部で構成されるプリンタ本体を支持する支
持柱を有する脚部がこの順で上部から配設された構成と
なっている。このような大型の例えばインクジェット式
プリンタを使用する場合、ユーザは、ロール紙を給紙部
に収納してロール紙の先端部を引き出す。そして、ロー
ル紙の先端部を用紙搬送面として作用する平坦な給紙ガ
イド上を通し、紙送りローラと従動ローラとの間に挟み
込んでインクジェット式プリンタを起動する。
【0003】すると、インクジェット式プリンタは、紙
送りローラを回転させてロール紙を用紙搬送案内面とし
て作用する平坦なプラテン上に送り出しながら、記録ヘ
ッドのノズル開口からインク滴を吐出して情報をロール
紙上に記録する。そして、排紙ローラを回転させてロー
ル紙を用紙搬送面として作用する平坦な排紙ガイド上を
通して支持柱の間に配設された用紙受けに排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のインク
ジェット式プリンタの支持柱は、重量のあるプリンタ本
体を支えるために、溶接加工により製作されている。こ
のため、製作に手間が掛かるので、コスト高になってい
る。
【0005】本発明は、上記のような種々の課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、従来と同等であって
安価な脚部を備えた記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明の請求項1に係る記録装置では、記録媒体に情報を
記録する装置本体と、この装置本体を支持する支持柱を
有する脚部とを備えた記録装置において、前記支持柱
は、水平方向の両側端部が一面側に折り曲げられて形成
されていることを特徴としている。これにより、剛性を
持たせることができるので、重量のある装置本体を十分
に支えることができる。
【0007】請求項2に係る発明では、請求項1に記載
の記録装置において、前記支持柱は、板金加工されてい
ることを特徴としている。これにより、従来の溶接加工
により製作していた支持柱よりも製作コストを低減する
ことができる。
【0008】請求項3に係る発明では、請求項1または
2に記載の記録装置において、前記支持柱は、一面側に
向けて3回折り曲げられて形成されていることを特徴と
している。これにより、外観状は従来の支持柱と同様の
ボックス形状とすることができるとともに、剛性も十分
に持たせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の実施の形態に係る記録装
置の1つであるインクジェット式プリンタの構成例を示
す斜視図であり、図2は、そのインクジェット式プリン
タの主要部の内部構成例を示す斜視図である。図1及び
図2に示すインクジェット式プリンタ100は、例えば
JIS規格のA1判やJIS規格のB1判といった比較
的大型のサイズの記録用紙にまで記録できる大型のプリ
ンタであり、給紙部110、記録部120、排紙部13
0、脚部140がこの順で上部から配設された構成とな
っている。記録部120と排紙部130は本体として一
体化されており、給紙部110及び脚部140とそれぞ
れ分離可能に構成されている。
【0011】給紙部110は、図1に示すように、本体
120、130の上部後方に突き出るように設けられて
いる。そして、給紙部110の内部には、図2に示すよ
うに、1本のロール状の記録用紙(以下、ロール紙とい
う)がセット可能なロール紙ホルダ111が設けられ、
給紙部110の前面には、図1及び図2に示すように、
跳ね上げ式の開閉可能なロール紙カバー112がロール
紙ホルダ111を覆うように取り付けられている。
【0012】ロール紙ホルダ111は、図2に示すよう
に、ロール紙を保持するスピンドル113及び一対のフ
ランジ状のロール紙押さえ114と、給紙部110の両
側壁内面に取り付けられて、スピンドル113の着脱及
び懸架が可能な一対のスピンドル受け115を備えてい
る。そして、スピンドル113は、中央にロール紙が填
め込まれてロール紙押さえ114で挟持された状態で、
両端がスピンドル受け115に載置され、回転可能に軸
支持されるようになっている。ロール紙カバー112
は、図1及び図2に示すように、全体が回動可能に支持
されており、ユーザが下部を持って持ち上げ、あるいは
押し下げることにより開閉するようになっている。
【0013】記録部120は、図2に示すように、記録
ヘッド121を搭載したキャリッジ122、記録ヘッド
121と記録を実行するための図示しない制御部とを電
気的に接続するフレキシブルフラットケーブル(以下、
FFCという)123、記録ヘッド121とインクが入
ったインクカートリッジ10とをつなぐインクチューブ
124、ロール紙を副走査方向に搬送する図示しない紙
送りローラ、ロール紙の浮き上がりを防止する図示しな
い紙吸引手段等を備えている。そして、記録部120の
上面及び前面には、図1及び図2に示すように、上蓋1
25及び前蓋126が記録ヘッド121やキャリッジ1
22等を覆うように取り付けられている。
【0014】記録ヘッド121は、ブラックインクを吐
出するブラックインク用記録ヘッドと、ライトイエロ
ー、イエロー、ライトシアン、シアン、ライトマゼン
タ、マゼンタ等の各色のインクを吐出する複数のカラー
インク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッ
ド121は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設
けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧
で加圧することにより、ノズル開口からロール紙に向け
てコントロールされた大きさのインク滴を吐出するよう
になっている。
【0015】キャリッジ122は、図2に示すように、
主走査方向に設けられているレール127にコロを介し
て吊り下げられ、キャリッジベルト128に連結されて
おり、図示しないキャリッジ駆動装置によってキャリッ
ジベルト128が作動すると、キャリッジベルト128
の動きに連行され、レール127に案内されて往復移動
するようになっている。
【0016】FFC123は、一端が制御部のコネクタ
に接続され、他端が記録ヘッド121のコネクタに接続
されており、記録信号を制御部から記録ヘッド121に
送るようになっている。インクチューブ124は、上記
各色のインク用が配設されており、図示しないインク加
圧供給手段を介して各一端が対応する各色のインクカー
トリッジ10につながれ、各他端が対応する各色の記録
ヘッド121につながれている。そして、インクチュー
ブ124は、インク加圧供給手段によって加圧された各
色のインクをインクカートリッジ10から記録ヘッド1
21に送るようになっている。
【0017】前蓋126は、図1及び図2に示すよう
に、下部が回動可能に支持されており、ユーザが上部を
持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉す
るようになっている。ユーザは、前蓋126を開けるこ
とにより記録部120を大きく開放することができるの
で、記録ヘッド121やキャリッジ122等のメンテナ
ンス作業を容易に行うことができる。
【0018】排紙部130は、図1及び図2に示すよう
に、ロール紙を副走査方向に搬送する経路の一部を成す
排紙ガイド131と、ロール紙を副走査方向に搬送する
図示しない排紙ローラを備えている。排紙ガイド131
は、前面側に突き出た平坦な傾斜面として形成されてお
り、上方から搬送されてくるロール紙を下方へスムーズ
に導くことができるようになっている。
【0019】脚部140は、図1及び図2に示すよう
に、移動用のコロ141を有する2本の支持柱142
と、これらの支持柱142の間に掛け渡されている補強
棒143を備えている。そして、支持柱142の上部に
給紙部110及び本体120、130が載置されネジ止
め固定されるようになっている。支持柱142に移動用
のコロ141が配設されていることにより、重量のある
給紙部110及び本体120、130を所望の位置へス
ムーズに移動させて設置することができるようになって
いる。なお、この脚部140の支持柱142の間には、
排紙部130から排出されるロール紙を受ける排紙受け
装置を設置することができるようになっている。
【0020】さらに、本体120、130の前面側から
見て左側には、図1及び図2に示すように、各色のイン
クカートリッジ10を収納保持するホルダ本体151と
その前面を覆うカバー152を有するインクカートリッ
ジホルダ150が配設されている。このインクカートリ
ッジホルダ150は、ホルダ本体151に対しカバー1
52の下部が回動可能に支持されており、ユーザが上部
を持って押し下げ、あるいは押し上げることにより開閉
するようになっている。
【0021】また、本体120、130の前面側から見
て右側上部には、図1及び図2に示すように、ユーザが
記録制御等を操作するための操作パネル160が配設さ
れている。この操作パネル160は、液晶画面と各種ボ
タンが配設されており、ユーザが液晶画面を見て確認し
ながらボタン操作できるようになっている。
【0022】このような構成において、インクジェット
式プリンタ100を使用する場合は、先ず、給紙部11
0からロール紙ホルダ111を構成するスピンドル11
3を取り出し、図3に示すように、スピンドル113に
挿入されている一方のロール紙押さえ114をスピンド
ル113の一端から引き抜く。
【0023】そして、図4に示すように、スピンドル1
13の一端をロール紙Rの軸穴Cの一端から挿入して貫
通させ、図5に示すように、ロール紙Rの軸穴Cの一端
をスピンドル113の他端側に挿入固定されている他方
のロール紙押さえ114にはめ込んで当接させる。続い
て、一方のロール紙押さえ114をスピンドル113の
一端から挿入して、ロール紙Rの軸穴Cの他端に填め込
む。これにより、ロール紙Rはスピンドル113と共に
回転可能となる。
【0024】次に、図6に示すように、ロール紙Rが挿
入されたスピンドル113の両端を持って給紙部110
まで持ち上げる。ここで、図7に示すように、スピンド
ル受け115には、スピンドル113の端部を一時的に
載置するための比較的浅い窪み115aと、スピンドル
113の端部を回転可能に軸支するための比較的深い窪
み115bが前後に並設されている。手前の窪み115
aは、重量のあるロール紙Rが挿入されたスピンドル1
13を正規の窪み115bに一時に填め込む作業は困難
性が伴うために、仮置きをするために設けられている。
【0025】そこで、図7に示すように、ロール紙Rが
挿入されたスピンドル113の両端部をスピンドル受け
115の仮置きの窪み115aに一旦載置し、その後、
図8に示すように、先ず、ロール紙Rが挿入されたスピ
ンドル113の一端部を対応するスピンドル受け114
の正規の窪み115bに掛け、次に、ロール紙Rが挿入
されたスピンドル113の他端部を対応するスピンドル
受け115の正規の窪み115bに掛ける。これによ
り、ロール紙Rが挿入されたスピンドル113を給紙部
110に安全かつ容易にセットすることができる。
【0026】次に、図9に示すように、ロール紙Rの先
端を下方に引き出して記録部120の搬送経路を通し、
さらに図10に示すように、排紙部130の搬送経路ま
で通す。そして、図11に示すように、ロール紙Rを巻
き取り方向に回転させてロール紙Rの先端を例えば排紙
ガイド131に形成されているマーカMに位置決めす
る。その後、インクジェット式プリンタ100を起動し
て、ロール紙Rを副走査方向に給紙しつつ記録ヘッド1
21を主走査方向に移動させながらインク滴を吐出さ
せ、ロール紙Rに所定の情報を記録して排紙する。
【0027】図12は、インクカートリッジホルダ15
0の詳細を示す斜視図である。このインクカートリッジ
ホルダ150は、インクジェット式プリンタ100の本
体120の前面左側に取り付けられたホルダ本体151
と、このホルダ本体151の前面側に取り付けられたカ
バー152を備えている。ホルダ本体151内は、イン
クカートリッジ10を収納する収納部153と、上下方
向に移動可能な制御レバー154が並設されている。カ
バー152は、下部がホルダ本体151の下部に回転自
在に支持されており、下方に旋回してホルダ本体151
の前面を開放し、上方に旋回してホルダ本体151の前
面を閉塞するようになっている。
【0028】ホルダ本体151内に設けられている収納
部153は、図示左側から順にブラック、ライトイエロ
ー、イエロー、ライトシアン、シアン、ライトマゼン
タ、マゼンタの計7色のインクカートリッジ10B、1
0LY、10Y、10LC、10C、10LM、10M
が個々に引き出し、押し入れ可能なように仕切られてい
る。
【0029】ここで、図13は、インクカートリッジ1
0を後面側から見た斜視図である。このインクカートリ
ッジ10は、例えば硬質プラスチック材料で直方体状に
形成された外装ケース11内に、例えば可撓性材料で袋
状に形成されて内部にインクが充填されたインクタンク
が密閉されている。外装ケース11の片側面の前面側に
は、インクカートリッジ10を収納部153に対し引き
出し、押し入れする際にユーザが手を掛ける凹状の把持
部12が形成されている。
【0030】従来のインクカートリッジホルダのホルダ
本体内には、例えば6色のインクカートリッジのみが収
納されており、スペースは比較的余裕があったため、イ
ンクカートリッジを収納部に対し引き出し、押し入れす
る際にユーザがホルダ本体内に手を入れて作業をするこ
とができた。ところが、本実施形態では、従来と同一サ
イズのインクカートリッジホルダ150のホルダ本体1
51内に、7色のインクカートリッジ10を収納する収
納部153と制御レバー154を並設する必要があるた
め、スペースに余裕が無くなっている。そこで、上記凹
状の把持部12をインクカートリッジ10に形成するこ
とにより、インクカートリッジ10を収納部153に対
し引き出し、押し入れする作業を容易に行うことができ
る。
【0031】外装ケース11の後面中央部には、内部の
インクタンクに接続されたゴムパッキングで覆われたイ
ンク供給口13が形成され、その上下両側には、このイ
ンクカートリッジ10を収納部153に対し押し入れる
ときに位置決めするための位置決め穴14が形成されて
いる。さらに、外装ケース11の後面上部には、窪み1
5が形成され、その内部にはこのインクカートリッジ1
0のインク情報、例えば製造番号、インクの色や残量等
が読み書きされるIC16が貼付されている。さらに、
外装ケース11の上面中央部には、このインクカートリ
ッジ10を収納部153に収納したときに係止するため
の係止突起17が形成されている。
【0032】図14は、ホルダ本体151における1色
分のインクカートリッジ10の収納部153の内部構造
を示す斜視図である。収納部153の内側後面には、イ
ンクカートリッジ10のインク供給口13内に挿入され
るインク供給針21と、インクカートリッジ10の位置
決め穴14内に挿入される位置決め針22が、インクカ
ートリッジ10の引き出し、押し入れ方向に突き出るよ
うに配設されている。
【0033】ここで、図15(A)は、インク供給針2
1の詳細を示す平面図である。このインク供給針21
は、先端側面に供給口21aが穿孔され、後端がインク
チューブ124に接続されている。そして、インク供給
針21には、後端側に挿入されている圧縮バネ23によ
り軸方向に付勢されてインク供給針21の先端側面に穿
孔されている供給口を塞いでいる円筒状のゴム製のバル
ブ24が填め込まれている。これにより、インクジェッ
ト式プリンタ100内のインク供給系は閉じた状態を維
持することができる。
【0034】このような構成において、図15(A)に
示すように、ユーザがインクカートリッジ10を収納部
153内へ押し入れると、図15(B)に示すように、
インク供給針21がインク供給口13内に挿入されると
ともに、バルブ24がインク供給口13のゴムパッキン
グに押されてインク供給針21の後端側に押し込まれ
る。これにより、バルブ24で覆われていた供給口21
aが露出するので、インクカートリッジ10のインクタ
ンク内のインクは、インク供給口13からインク供給針
21の供給口21aを通ってインクチューブ124へ供
給される。
【0035】一方、ユーザがインクカートリッジ10を
収納部153から引き出すと、インク供給針21もイン
ク供給口13から引き出されるので、インク供給口13
のゴムパッキングに押されていたバルブ24は圧縮バネ
23の復元力によりインク供給針21の先端側に押し出
される。これにより、露出していた供給口21aは再び
バルブ24で覆われる。
【0036】図14に示すように、収納部153の内側
後面の上部には、インクカートリッジ10のIC16と
電気的に接続されるコネクタ25が貼付されている。こ
のコネクタ25は上記FFC123に接続されており、
インクジェット式プリンタ100の制御部はインクカー
トリッジ10のIC16に対しインク情報を読み書きす
ることができる。さらに、収納部153の上面中央部に
は、カム159に連動してインクカートリッジ10の係
止突起17に対し係止し、あるいは係止解除する係止爪
153bが形成されている。
【0037】図12に示すように、ホルダ本体151内
に設けられている制御レバー154は、ホルダ本体15
1に縦方向に設けられたガイド溝151aに沿って上下
に揺動自在に配設されている。この制御レバー154
は、上下に揺動することにより、インクカートリッジ1
0に配設されているIC16に対するインク情報の書き
込みを電気的に制御するとともに、インクカートリッジ
10の収納部153への出し入れを機械的に制御するよ
うになっている。
【0038】すなわち、制御レバー154が最上端に位
置決めされているときは、インクカートリッジ10に配
設されているIC16に対するインク情報の書き込みは
禁止されているとともに、インクカートリッジ10の収
納部153への出し入れは可能となっている。一方、制
御レバー154が最下端に位置決めされているときは、
インクカートリッジ10に配設されているIC16に対
するインク情報の書き込みは許可されているとともに、
インクカートリッジ10の収納部153への出し入れは
不可能となっている。
【0039】このような機能を有する制御レバー154
を設けることにより、大型のインクカートリッジを使用
することができるようになる。すなわち、従来は、イン
クカートリッジに配設されているICに対するインク情
報の書き込みは、インクカートリッジホルダのカバーの
開閉動作で制御されていた。ところが、大型のインクカ
ートリッジはホルダ本体にセットしたときに前面側に突
き出てしまい、カバーを閉じることができないため、イ
ンクカートリッジに配設されているICに対するインク
情報の書き込みを制御することができなかった。
【0040】これに対し、本実施形態のインクカートリ
ッジ10に配設されているIC16に対するインク情報
の書き込みは、上述したようにインクカートリッジホル
ダ150の制御レバー154の揺動で制御されている。
このため、大型のインクカートリッジをホルダ本体15
1にセットしたときに前面側に突き出てカバー152を
閉じることができなくても、大型のインクカートリッジ
に配設されているICに対するインク情報の書き込みを
制御することができる。
【0041】ところで、前述したように、このインクカ
ートリッジホルダ150に収納されている各色のインク
カートリッジ10内のインクは、インク加圧供給手段に
よって加圧されて記録ヘッド121に送られるようにな
っている。このため、従来のインクジェット式プリンタ
のように水頭差を利用したインク供給手段の場合は、イ
ンクカートリッジホルダはキャリッジよりも上部に配設
する必要があったが、このインクカートリッジホルダ1
50は何処に配設されてもインクを供給することができ
るので、配設場所を自由に設定することができる。
【0042】図16は、脚部140の支持柱142の詳
細を示す斜視図である。この支持柱142は、1枚の金
属板の水平方向の両側端部が一面側に板金加工により3
回折り曲げられて形成されている。このように外観状を
従来の支持柱と同様のボックス形状としているので、剛
性を十分に持たせることができ、重量のある装置本体を
構成する給紙部110、記録部120及び排紙部130
を十分に支えることができる。また、板金加工により製
作しているので、従来の溶接加工により製作していた支
持柱よりも製作コストを低減することができる。
【0043】以上、本発明を種々の実施形態に関して述
べたが、本発明は以上の実施形態に限られるものではな
く、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の
実施形態についても適用されるのは勿論である。例え
ば、上述した実施形態では、記録装置としてインクジェ
ット式プリンタを例に説明したが、これに限定されるも
のではなく、装置本体を支持する支持柱を有する脚部を
備えた記録装置であれば、例えばファクシミリ装置、コ
ピー装置等であっても適用可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る記録
装置によれば、1枚の金属板の水平方向の両側端部を一
面側に板金加工により折り曲げて支持柱を形成している
ので、剛性を持たせることができ、重量のある装置本体
を十分に支えることができる。また、従来の溶接加工に
より製作していた支持柱よりも製作コストを低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであ
るインクジェット式プリンタの構成例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のインクジェット式プリンタの主要部の内
部構成例を示す斜視図である。
【図3】図1のインクジェット式プリンタの使用手順を
示す第1の図である。
【図4】図1のインクジェット式プリンタの使用手順を
示す第2の図である。
【図5】図1のインクジェット式プリンタの使用手順を
示す第3の図である。
【図6】図1のインクジェット式プリンタの使用手順を
示す第4の図である。
【図7】図1のインクジェット式プリンタの使用手順を
示す第5の図である。
【図8】図1のインクジェット式プリンタの使用手順を
示す第6の図である。
【図9】図1のインクジェット式プリンタの使用手順を
示す第7の図である。
【図10】図1のインクジェット式プリンタの使用手順
を示す第8の図である。
【図11】図1のインクジェット式プリンタの使用手順
を示す第9の図である。
【図12】図1のインクジェット式プリンタのインクカ
ートリッジホルダの詳細を示す斜視図である。
【図13】図12のインクカートリッジホルダに装填さ
れるインクカートリッジを後面側から見た斜視図であ
る。
【図14】図12のインクカートリッジホルダのホルダ
本体における1色分のインクカートリッジの収納部の内
部構造を示す斜視図である。
【図15】図14のインクカートリッジの収納部のイン
ク供給針の詳細を示す平面図である。
【図16】図1のインクジェット式プリンタの脚部の支
持柱を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 インクカートリッジ 11 外装ケース 12 把持部 13 インク供給口 14 位置決め穴 15 窪み 16 IC 17 係止突起 21 インク供給針 21a 供給口 22 位置決め針 23 圧縮バネ 24 バルブ 25 コネクタ 100 インクジェット式プリンタ 110 給紙部 111 ロール紙ホルダ 112 ロール紙カバー 113 スピンドル 114 ロール紙押さえ 115 スピンドル受け 120 記録部 121 記録ヘッド 122 キャリッジ 123 FFC 124 インクチューブ 125 上蓋 126 前蓋 127 レール 128 キャリッジベルト 130 排紙部 131 排紙ガイド 140 脚部 141 コロ 142 支持柱 143 補強棒 150 インクカートリッジホルダ 151 ホルダ本体 151a ガイド溝 152 カバー 153 収納部 153b 係止爪 154 制御レバー 159 カム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に情報を記録する装置本体と、
    この装置本体を支持する支持柱を有する脚部とを備えた
    記録装置において、 前記支持柱は、水平方向の両側端部が一面側に折り曲げ
    られて形成されていることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記支持柱は、板金加工されていること
    を特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記支持柱は、一面側に向けて3回折り
    曲げられて形成されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の記録装置。
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