JP2003266378A - 超音波カッター装置 - Google Patents

超音波カッター装置

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JP2003266378A
JP2003266378A JP2002067687A JP2002067687A JP2003266378A JP 2003266378 A JP2003266378 A JP 2003266378A JP 2002067687 A JP2002067687 A JP 2002067687A JP 2002067687 A JP2002067687 A JP 2002067687A JP 2003266378 A JP2003266378 A JP 2003266378A
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sheet
horn
ultrasonic cutter
cutter device
ultrasonic
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JP2002067687A
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Hajime Oura
肇 大浦
Tatsuji Oka
達二 岡
Hiroyuki Daihisa
宏幸 大久
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Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
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Hirano Tecseed Co Ltd
Hirano Steel Recycle Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波カッター装置によって布帛等のシート
を切断する場合に、熱によって故障等が発生しないよう
にした超音波カッター装置を提供する。 【解決手段】 発信器12、振動子14、ホーン16よ
りなるカッター本体22をダクト部材24によって覆
い、カッター本体22とダクト部材24との間によって
できたダクト26に送風装置28から常温の空気を送っ
て空冷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂繊維を含
む繊維よりなる布帛などのシートの切断を行う超音波カ
ッター装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、ピンテンタによる布帛の仕
上加工に際し、走行する布帛の耳端部をピンニング離脱
ローラによって持ち上げ、これら耳端部とピンテンタの
ピンシートの係合を解除した後、これら耳端部をピンニ
ング離脱ローラと同一の駆動軸上に回転自在なピンロー
ラ上に係止し、この直後に超音波による振動エネルギー
を利用してこれら耳端部を切断し布帛の本体から房耳部
を分離除去する超音波カッター装置を提案した(特公平
1−44831号)。
【0003】この超音波カッター装置であると、布帛の
耳端部を迅速かつ寸法精度よく溶断することができる。
また、この溶断と同時に布帛の耳端部を熱融着すること
によって、布帛本体から糸がほつれ出ることがない綺麗
な切断面が形成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、一対の超音波カッター装置を、熱処理装置の出口付
近に設けているので、熱処理装置からの熱によって環境
温度が60℃以上となるため、超音波カッター装置にか
なりの熱がかかることとなる。
【0005】このため、この熱によって布帛の溶着カス
が布帛に再び付いたり、溶断後の耳端部が再び付く再隔
着が起こったり、超音波カッター装置の発信器の発信周
波数の位相がずれたり、この発信器自身が熱によって故
障したりする場合がある。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、超音
波カッター装置によって布帛等のシートを切断する場合
に、熱によって故障等が発生しないようにした超音波カ
ッター装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、発信
器、振動子、ホーン、アンビルを含み、前記ホーンと前
記アンビルの間に位置するシートを切断する超音波カッ
ター装置において、前記ホーンにおける前記シートとの
接触部を除く前記ホーン全体をダクト部材によって少な
くとも覆い、前記ホーンと前記ダクト部材の間にダクト
を設け、前記ダクトへ送風装置から空気を流し、前記ホ
ーンを空冷することを特徴とする超音波カッター装置で
ある。
【0008】また、ダクトを形成する場合には、少なく
ともホーン全体を筒状のダクト部材によって覆うことに
より、ホーンとこの筒状のダクト部材との間にダクトを
構成し、また、このダクト部材の下端は開口させてお
き、ホーンの接触部は露出させる。
【0009】さらに、ホーン以外に発信器と振動子もダ
クトによって覆ってもよい。
【0010】請求項2の発明は、前記ダクトの空気の排
出口を前記ホーンの接触部近傍に設けることを特徴とす
る請求項1記載の超音波カッター装置である。
【0011】請求項3の発明は、前記ホーンの接触部に
カッター刃を有し、前記アンビルが板状であることを特
徴とする請求項1または2記載の超音波カッター装置で
ある。
【0012】請求項4の発明は、前記ホーンの接触部が
板状であり、前記アンビルがカッター刃を有することを
特徴とする請求項1または2記載の超音波カッター装置
である。
【0013】請求項5の発明は、前記シートの両耳部が
一対のシート支持部材によって支持され、前記シートが
拡布状態でテンター装置によって搬送され、前記テンタ
ー装置の出口側における前記シートの両耳部近傍に前記
超音波カッター装置が一対配され、前記一対の超音波カ
ッター装置によって前記搬送されるシートの両耳部を長
手方向に沿って切断することを特徴とする請求項1から
4記載の超音波カッター装置である。
【0014】なお、シート支持部材としては、ピンシー
トや、クリップがある。
【0015】請求項6の発明は、前記シートの両耳部が
一対のシート支持部材によって支持され、前記シートが
拡布状態でテンター装置によって搬送され、前記テンタ
ー装置の出口側における前記シートの中央部近傍に前記
超音波カッター装置が配され、前記超音波カッター装置
によって前記搬送されるシートを長手方向に沿って切断
することを特徴とする請求項1から4記載の超音波カッ
ター装置である。
【0016】なお、シート支持部材としては、ピンシー
トや、クリップがある。
【0017】請求項7の発明は、前記テンター装置によ
って前記シートが熱処理装置内部を搬送させることを特
徴とする請求項5または6記載の超音波カッター装置で
ある。
【0018】請求項8の発明は、前記ホーンがエアシリ
ンダーによって上下方向に移動自在に配され、前記エア
シリンダーによって位置決めされた前記ホーンの上下方
向の位置をさらに調整して、前記ホーンと前記アンビル
との隙間を微調整する隙間調整手段を有することを特徴
とする請求項1から7記載の超音波カッター装置であ
る。
【0019】隙間調整手段としては、エアシリンダーに
よって上下するホーンと、固定部材との間にボルトを配
し、このボルトの長さを調整することにより隙間を調整
したり、固定部材とホーンとの間に上下一対のコッタを
配し、この上下コッタを位置調整することによって隙間
を調整してもよい。
【0020】
【作 用】請求項1における超音波カッター装置である
と、ホーン全体をダクトによって覆い、ダクトへ送風装
置から空気を流してホーン全体を空冷するため、超音波
カッター装置が熱処理装置の近傍などに配されて環境温
度が高い場合であっても、空冷によって超音波カッター
装置が故障したりすることがない。
【0021】請求項2における超音波カッター装置であ
ると、ダクトの出口である排出口を、ホーンに設けられ
た接触部付近に設けることによって、排出口から排出さ
れた空気によってシートに付着した溶着カスを吹き払う
ことができる。
【0022】請求項7に係る発明において、ホーンがア
ンビルに対して過剰な圧力で押されることがなく、シー
トを適切な圧力で切断することができる。そのため、ホ
ーンとアンビルの摩耗が急速に進んで発熱が多く発生し
たりすることがない。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)以下、本発明の
第1の実施例を図1から図4に基づいて説明する。
【0024】(1)ピンテンター装置100と熱処理装
置102の構成 本実施例は、図4に示すように、ピンテンター装置10
0によって、拡布状態でシート1が長手方向に搬送さ
れ、このシート1が熱処理装置102に搬入されて熱処
理が行われる。この熱処理が終了した後にピンテンター
装置100によって搬出されたシート1の両耳端部2を
切断するために、熱処理装置102の出口側の近傍に本
実施例の超音波カッター装置10が左右一対配されてい
る。
【0025】シート1としては、合成樹脂繊維よりなる
布帛、合成樹脂繊維と天然繊維を含む布帛、または、フ
ィルムなどがある。
【0026】ピンテンター装置100は、無限軌道上の
チェーン104が左右一対配され、これらチェーン10
4がそれぞれチェーンホイール106,106に掛け渡
され、チェーン104には、所定間隔毎にピンシート1
08が設けられている。これらピンシート108にはピ
ン110が植設され、左右一対のピンシート108のピ
ン110の間にシート1が拡布状態で、かつ、オーバー
フィード状態で張り付けられ、長手方向に搬送される。
なお、チェーン104は、ピンテンター装置100の固
定台112に沿って移動可能となっている。
【0027】熱処理装置102は、ピンテンター装置1
00によって拡布状態で搬送されるシート1の上下面
に、トランク室120内部で上下ノズルからそれぞれ熱
風を当てて、シート1の乾燥等の熱処理を行う。
【0028】(2)超音波カッター装置の構造 次に、図1から図3に基づいて、超音波カッター装置1
0の構造について説明する。
【0029】超音波カッター装置10は、図1に示すよ
うに、発信器12、振動子14、ホーン16及びアンビ
ル18を有している。発信器12と振動子14とホーン
16とは一体となって略円柱状の構成をなし、ホーン1
6の下端部は、カッター刃20を形成している。
【0030】このカッター刃20と相対向するように所
定の隙間(なお、隙間はなく接触してもよい)をおい
て、アンビル18が配されている。アンビル18は、カ
ッター刃20との接触面が平面状の板部材よりなる。
【0031】シート1は、このアンビル18とホーン1
6のカッター刃20との間を走行する。
【0032】発信器12から発信された超音波領域の周
波数に基づいて振動子14が縦振動の電気エネルギーに
変換し、この縦振動の振動に基づいてホーン16が超音
波振動を起こし、カッター刃20が超音波で縦方向に振
動してシート1の耳端部2を切断すると共に、カッター
刃20が縦振動することによってアンビル18が発熱し
て摩擦熱が発生し、この摩擦熱によってカッター刃20
に圧接されているシート1の耳端部2を長手方向に沿っ
てテープ状に溶断する。
【0033】発信器12と振動子14とホーン16より
構成されるカッター本体22は、前記したように円柱状
であるが、この円柱状のカッター本体22を、円筒状の
ダクト部材24によって覆っている。そして、カッター
本体22とダクト部材24との間にダクト26を構成し
ている。ホーン16の下部はカッター刃20に向かって
先細りとなっているため、このダクト部材24の下部も
先細り、すなわち、円錐形となって、その下端には、空
気の排出口30が開口している。なお、ダクト部材24
は、カッター刃20のみが露出するようにし、カッター
刃20によるシート1の切断に支障がないようにしてお
く。
【0034】ダクト26には、送風装置28によって常
温の空気が送風される。この送風された空気はダクト2
6によってカッター本体22の上部から下部に流れ、先
細りとなったダクト部材24の下端部にある排出口30
から排出される。そして、この空気がカッター本体22
の表面を通過する時にカッター本体22を空冷する。ま
た、この超音波カッター装置10には、カッター本体2
2とダクト部材24とを一体に上下動する上下動装置3
2が備えられている。
【0035】この上下動装置32の構造について以下説
明する。
【0036】カッター本体22とダクト部材24とを支
持する支持部材34がダクト部材24から突出し、この
支持部材34は、枠部材36に固定されたエアシリンダ
ー38のシリンダー部40の下端に吊り下げられてい
る。また、枠部材36の側面にはレール42が縦方向に
設けられ、このレール42に沿って支持部材34が上下
動可能となっている。
【0037】支持部材34の底面と枠部材36の底面と
の間には、図1及び図3に示すように一対のスプリング
よりなる弾性部材44,44が配されている。この一対
の弾性部材44,44の間には支持部材34と枠部材3
6との間の距離を微調整するための隙間調整手段である
ボルト46が縦方向に設けられている。
【0038】枠部材36は、ピンテンター装置100の
固定台112の上面に固定されている。
【0039】アンビル18のアンビル支持部19は、ピ
ンテンター装置100の固定台112から突出してい
る。また、アンビル18は、アンビル支持部19に対し
て回動自在となっており、図1に示すように、アンビル
18をホーン16から離す場合には、このアンビル18
を、アンビル支持部19に対して回動させればよい(図
1の点線の図参照)。
【0040】なお、図1から図3においては左右一対の
超音波カッター装置10の右側のみを図示したが、左側
の超音波カッター装置10も同様の構成を有している。
【0041】(3)超音波カッター装置10の動作状態 上記左右一対の超音波カッター装置10の動作状態につ
いて説明する。
【0042】まず、ホーン16のカッター刃20とアン
ビル18との間の調整を行う。この調整は、第1に、上
下動装置32のエアシリンダー38によってカッター本
体22を上下動させてシート1にカッター刃20が接触
するぐらいまでに位置調整をする。第2に、ボルト46
によって弾性部材44の弾性力に反して支持部材34と
枠部材36の底面との間の距離を調整し、カッター刃2
0がシート1に対し適切な圧力で押圧するように調整を
行う。この隙間の調整は、切断するシート1の種類等に
よって異なり、最小の隙間は隙間が全くない状態(0m
m)とすることもできる。特に、隙間が全くない状態に
しているときでも、弾性部材44の弾性力によってホー
ン16が引き上げる方向に付勢されているために、カッ
ター刃20がアンビル8を、そのホーン16の自重によ
って押圧することがなく、アンビルに傷を付けたり、破
壊したりすることがない。
【0043】そして、図4に示すように、ピンテンター
装置100によってシート1が搬送され、熱処理装置1
02によって熱処理されて、熱処理装置102からシー
ト1が搬出される。
【0044】シート1は、カッター刃20とアンビル1
8の間を通過するため、カッター刃20を微振動させ
て、シート1の両耳端部2を溶断していく。
【0045】この場合に、超音波カッター装置10は熱
処理装置102の出口付近に配されているため、熱処理
装置102のトランク室120の出口から漏れて出る熱
風やトランク室120自身の温度等によって、環境温度
は60℃以上であるが、カッター本体22はダクト部材
24によって覆われ、ダクト26に送風装置28から空
気が送られて空冷が行われているため、発信器が故障し
たり位相のずれが発生したりすることがない。また、空
気の排出口30はカッター刃20によって切断されるシ
ート1付近に設けられているため、溶着カスが排出口3
0からの空気によって吹き飛ばされ、シート1に付着し
たりすることがなく、また、溶断後のシート1はこの空
気によってすぐに冷却されるため、溶断後のシート1と
耳端部2が再隔着したりすることがない。
【0046】なお、この送風する空気の温度としては、
常温(例えば、0℃から35℃付近)で、十分に空冷効
果がある。
【0047】また、平面状の板部材よりなるアンビル1
8の上をシート1が走行しつつ、ホーン16のカッター
刃20によって溶断されるために、シート1は安定して
走行でき、シート1の両耳端部2を長手方向と平行に正
確に溶断できる。
【0048】(第2の実施例)以下、第2の実施例の超
音波カッター装置10について図5に基づいて説明す
る。
【0049】本実施例と第1の実施例の異なる点は隙間
調整手段にあり、ボルト46に代えて、コッタ48を用
いている点にある。
【0050】すなわち、図5に示すように、下面が傾斜
した上コッタ50を支持部材34の底面に固定し、上面
が斜めの下コッタ52を枠部材36に移動自在に配し、
下コッタ52を移動させることによって、支持部材34
と枠部材36との間の距離を調整する。
【0051】この隙間調整手段であっても、下コッタ5
2によって枠部材36と支持部材34との間の距離を微
調整することができるため、ホーン16のカッター20
を適切な圧力でシート1に対し押圧させることができ
る。
【0052】(第1の変更例)上記実施例ではシート1
を搬送するものとしてピンテンター装置100を用いた
が、これに代えてシート1の両耳部をクリップで支持す
るクリップテンター装置であってもよい。
【0053】(第2の変更例)上記実施例では、ピンテ
ンター装置100の両側部に左右一対の超音波カッター
装置10を配して、シート1の両耳部を切断したが、こ
れに代えてピンテンター装置100の搬送路の中央に1
個の超音波カッター装置10を配し、シート1を左右に
2枚長手方向に切断する構造であってもよい。
【0054】また、シート1を超音波カッター装置10
によって切断する目的であれば、本発明の超音波カッタ
ー装置10を適用することができる。
【0055】(第3の変更例)上記実施例では、ホーン
16にカッター刃20を設け、アンビル18は板部材で
あったが、これに代えてアンビル18にカッター刃を設
け、ホーン16を平らな振動面とする。
【0056】そして、カッター刃よりなるアンビル18
と振動面よりなるホーン16の間をシート1が搬送さ
れ、これによってシート1を切断してもよい。
【0057】(第4の変更例)上記実施例では上下動装
置32としてエアシリンダー38を用いたが、これに代
えて、支持部材34に雌ネジ部を設け、雄ネジ部材を上
下方向に配してこの雄ネジ部材をモータによって回転駆
動させ、モータの回転角によってカッター本体22を上
下の位置を調整してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上により本発明の超音波カッター装置
であると、少なくともホーンがダクトによって覆われ空
冷されているために、超音波カッター装置を温度の高い
悪環境下においても、超音波カッター装置は正常に動作
し、シートを切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す超音波カッター装
置の一部欠裁正面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】超音波カッター装置の側面図である。
【図4】超音波カッター装置を配したピンテンター装置
の平面図である。
【図5】第2の実施例の超音波カッター装置の側面図で
ある。
【符号の説明】
1 シート 2 耳端部 10 超音波カッター装置 12 発信器 14 振動子 16 ホーン 18 アンビル 20 カッター刃 22 カッター本体 24 ダクト部材 26 ダクト 28 送風装置 30 排出口 32 上下動装置 46 ボルト 100 ピンテンター装置 102 熱処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大久 宏幸 奈良県北葛城郡河合町大字川合101番地の 1 株式会社ヒラノテクシード内 Fターム(参考) 3B154 AA01 AA06 AB19 BA49 BB28 BB56 BC31 BC47 CA33 CA38 DA13 DA22 5D107 AA10 BB01 CC10 FF03 FF08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発信器、振動子、ホーン、アンビルを含
    み、前記ホーンと前記アンビルの間に位置するシートを
    切断する超音波カッター装置において、 前記ホーンにおける前記シートとの接触部を除く前記ホ
    ーン全体をダクト部材によって少なくとも覆い、前記ホ
    ーンと前記ダクト部材の間にダクトを設け、 前記ダクトへ送風装置から空気を流し、前記ホーンを空
    冷することを特徴とする超音波カッター装置。
  2. 【請求項2】前記ダクトの空気の排出口を前記ホーンの
    接触部近傍に設けることを特徴とする請求項1記載の超
    音波カッター装置。
  3. 【請求項3】前記ホーンの接触部にカッター刃を有し、
    前記アンビルが板状であることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の超音波カッター装置。
  4. 【請求項4】前記ホーンの接触部が板状であり、前記ア
    ンビルがカッター刃を有することを特徴とする請求項1
    または2記載の超音波カッター装置。
  5. 【請求項5】前記シートの両耳部が一対のシート支持部
    材によって支持され、前記シートが拡布状態でテンター
    装置によって搬送され、 前記テンター装置の出口側における前記シートの両耳部
    近傍に前記超音波カッター装置が一対配され、 前記一対の超音波カッター装置によって前記搬送される
    シートの両耳部を長手方向に沿って切断することを特徴
    とする請求項1から4記載の超音波カッター装置。
  6. 【請求項6】前記シートの両耳部が一対のシート支持部
    材によって支持され、前記シートが拡布状態でテンター
    装置によって搬送され、 前記テンター装置の出口側における前記シートの中央部
    近傍に前記超音波カッター装置が配され、 前記超音波カッター装置によって前記搬送されるシート
    を長手方向に沿って切断することを特徴とする請求項1
    から4記載の超音波カッター装置。
  7. 【請求項7】前記テンター装置によって前記シートが熱
    処理装置内部を搬送させることを特徴とする請求項5ま
    たは6記載の超音波カッター装置。
  8. 【請求項8】前記ホーンがエアシリンダーによって上下
    方向に移動自在に配され、 前記エアシリンダーによって位置決めされた前記ホーン
    の上下方向の位置をさらに調整して、前記ホーンと前記
    アンビルとの隙間を微調整する隙間調整手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1から7記載の超音波カッター装
    置。
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