JP2016104501A - 成形部品付き繊維加工品、成形部品付き繊維加工品の製造方法及び超音波加工装置 - Google Patents

成形部品付き繊維加工品、成形部品付き繊維加工品の製造方法及び超音波加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】帯状の繊維基材の端部に、インサート成形による成形部品が取り付けられてなる成形部品付き繊維加工品を、バリ等の成形不良が形成されることなく、効率的に製造可能な技術の提供。【解決手段】本発明の製造方法は、帯状の繊維基材2Aの端部2aがインサート成形型100に挿着されて、端部2aにインサート成形による成形部品3が取り付けられてなる成形部品付き繊維加工品1の製造方法であって、端部2aが挿着されるインサート成形型100の挿着口101の口幅が、繊維基材2Aの幅方向の最小許容値W1に合せて設定されており、繊維基材2Aの端部2aが、幅方向において最小許容値W1の長さとなるように切断されて、挿着口101に対して隙間なく嵌るように大きさが揃えられる整形工程を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、成形部品付き繊維加工品、成形部品付き繊維加工品の製造方法及び超音波加工装置に関する。
車両内において、シートベルトやストラップベルト等のベルト類が、様々な用途で用いられている(例えば、特許文献1,2参照)。例えば、シートベルトは、シートに着座した乗員の身体を、シートから投げ出されないように拘束するために利用されている。また、ストラップベルトは、車両の三列目シートの跳ね上げ等の用途に用いられている。
この種のベルト類としては、特許文献1に示されるように、熱可塑性樹脂の織物からなる帯状の繊維基材と、この繊維基材の端部にインサート成形により取り付けられる樹脂製の成型部品とを備えるものがある。
なお、帯状の繊維基材の原反から、所定の長さ分だけ繊維基材を切り出す装置としては、特許文献3に示されるような、超音波振動を出力するホーンと切断刃とを利用した超音波切断機が知られている。
特開2002−362207号公報 特開2009−286335号公報 特開平4−201197号公報
上記のような織物からなる帯状の繊維基材は、織り密度の誤差等により、大きさがばらつき易い。そのため、繊維基材の端部をインサート成形型に挿着しようとしても、繊維基材の端部の幅がばらつくため、繊維基材の端部が大き過ぎてインサート成形型の挿着口に入りきらない場合や、繊維基材の端部が小さ過ぎて挿着口との間に隙間ができてしまうことがあった。
繊維基材の端部が大き過ぎた場合、その繊維基材は廃棄せざるを得なかった。また、繊維基材の端部が小さ過ぎた場合、挿着口との間にできた隙間から樹脂が漏れ出し、成形部品にバリ等が形成されることがあった。
また、場合によっては、インサート成形型の挿着口を、繊維基材の端部よりも予め大きく設定しておき、繊維基材の端部を中子と共に、インサート成形型に挿着することも考えられる。しかしながら、このような方法では、繊維基材の端部のばらつきに合せて、中子を複数個用意する必要がある。しかも、インサート成形毎に繊維基材の端部に合せて中子を選択し、更にその中子と共に繊維基材の端部をインサート成形型に挿着しなければならず、作業性が悪いという問題があった。
本発明の目的は、帯状の繊維基材の端部に、インサート成形による成形部品が取り付けられてなる成形部品付き繊維加工品を、バリ等の成形不良が形成されることなく、効率的に製造することが可能な技術を提供することである。
本発明に係る成形部品付き繊維加工品の製造方法は、帯状の繊維基材の端部がインサート成形型に挿着されて、前記端部にインサート成形による成形部品が取り付けられてなる成形部品付き繊維加工品の製造方法であって、前記繊維基材の端部が挿着される前記インサート成形型の挿着口の口幅が、前記繊維基材の幅方向の最小許容値に合せて設定されており、前記繊維基材の端部が、幅方向において最小許容値の長さとなるように切断されて、前記挿着口に対して隙間なく嵌るように大きさが揃えられる整形工程を有することを特徴とする。前記成形部品付き繊維加工品の製造方法によれば、挿着口と繊維基材の端部との間に不要な隙間が形成されないため、インサート成形型から挿着口を通って外部に成形樹脂が漏れ出して、成形部品にバリ等の成形不良が発生することが抑制される。また、前記成形部品付き繊維加工品の製造方法によれば、インサート成形するために繊維基材毎に中子を用意する必要がなく、確実かつ効率的に成形部品付き繊維加工品を製造することができる。
また、本発明に係る成形部品付き繊維加工品は、帯状の繊維基材の端部に、インサート成形による成形部品が取り付けられてなる成形部品付き繊維加工品であって、前記繊維基材の端部は、幅方向において最小許容値の長さに切断された整形端部となっており、前記整形端部に前記成形部品が取り付けられていることを特徴とする。成形部品付き繊維加工品が、このような構成を備えていると、インサート成形型を利用してバリ等を発生させることなく繊維基材の整形端部に成形部品を効率的に形成することができる。
また、本発明に係る超音波加工装置は、熱可塑性樹脂からなる帯状の繊維基材の途中部分からなる加工対象部位が載せられる受け治具と、超音波振動を出力し、前記受け治具との間で前記加工対象部位を加圧しながら前記加工対象部位を切断するホーンとを備える超音波加工装置であって、前記受け治具は、前記繊維基材を幅方向に横切るように配され、前記繊維基材を所定の長さで切断して、前記繊維基材に端部を形成する端末切断刃と、前記端末切断刃から前記繊維基材の長手方向に延びる第1切断刃と、この第1切断刃から前記繊維基材の幅方向に延びる第2切断刃とを含み、前記繊維基材の幅方向の長さを、最小許容値の長さとなるように切断して、前記繊維基材の端部を整形する整形刃とを有することを特徴とする。前記超音波加工装置によれば、ホーン及び受け治具を利用して、繊維基材を所定の長さで切断する際に、繊維基材の端部を、インサート成形型の挿着口に隙間なく嵌るような大きさ(最小許容値の幅)に整形することができる。
前記超音波加工装置において、前記端末切断刃は、両刃形状をなすことが好ましい。端末切断刃が両刃形状であると、繊維基材を長手方向において、所定の長さとなるように所定の位置で2つに切り分け易い。
本発明によれば、帯状の繊維基材の端部に、インサート成形による成形部品が取り付けられてなる成形部品付き繊維加工品を、バリ等の成形不良が形成されることなく、効率的に製造することが可能な技術を提供することができる。
ストラップベルトの部分斜視図 ベルト本体部の端部の拡大平面図 超音波加工装置のブロック図 受け治具の平面図 受け治具の斜視図 載置治具及び受け治具上に繊維基材を載せてセットした状態を模式的に表した超音波加工装置の断面図 加工対象部位の繊維基材がホーンと受け治具の端末切断刃及び整形刃との間で挟み付けられて切断される状態を模式的に表した超音波加工装置の断面図 加工対象部位の繊維基材がホーンと受け治具の端末切断刃及び円筒刃との間で挟み付けられて切断及び取付孔が穿設される状態を模式的に表した超音波加工装置の断面図 インサート成形型(下型)に設けられた挿着口に繊維基材の端部が挿着された状態を模式的に表した説明図
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1を、図1乃至図9を参照しつつ説明する。本実施形態では、成形部品付き繊維加工品、繊維部品付き繊維加工品の製造方法、及び成形部品付き繊維加工品に利用される繊維基材を原反から切り出しつつ端部を整形する超音波加工装置について例示する。
先ず、成形部品付き繊維加工品について説明する。本実施形態では、成形部品付き繊維加工品として、ストラップベルト1を例示する。
図1は、ストラップベルト1の斜視図である。ストラップベルト1は、車両シートの跳ね上げ等に利用されるものであり、扁平な繊維基材が加工されたベルト本体部2と、ベルト本体部2の一方の端部(先端部)2aに、インサート成形により取り付けられるハンドル部(バックル、成形部品の一例)とを備えている。なお、図1には、表側から見た状態のストラップベルト1の斜視図が示されている。
ベルト本体部2は、熱可塑性樹脂(例えば、ポリアミド、PET等のポリエステル)製の帯状(長手状)の織物からなる繊維基材2Aからなり、柔軟性、伸縮性、可撓性等の特性を備えている。繊維基材2Aは、熱可塑性樹脂製の繊維が複数本束ねられてなる縦糸(長手方向に配される糸)と、横糸(短手方向に配される糸)とが交互に組み合わされたものからなる。このような繊維基材2Aとしては、熱可塑性樹脂繊維を含む公知の織物が用いられる。
図2は、ベルト本体部2の端部2aの拡大平面図である。ベルト本体部2の一方の端部2aには、ハンドル部3を取り付けるための取付孔2bが設けられている。取付孔2bは、繊維基材2Aの端部2aを厚み方向に貫通するように、繊維基材2Aの幅方向(短手方向)に並ぶ形で2個設けられている。
ベルト本体部2の他方の端部2cは、長手状の扁平な繊維基材2Aの端部12Aが折り返されて繊維基材2A同士が重なり合った部分からなる。そして、繊維基材2A同士は、互いに溶着(面溶着)されている。
ベルト本体部2の端部2cには、車両シートに固定される際に利用される孔部2dが設けられている。孔部2dは、繊維基材2A同士が重なり合った部分からなるベルト本体部2の端部2cを厚み方向に貫通するように、1個設けられている。
また、ベルト本体部2の端部2c寄りの部分には、裏面2e側から伸縮性を有するゴムバンド2Bが取り付けられている。ゴムバンド2Bは、ゴム紐を含む扁平で短い帯状をなし、長手方向に沿って伸縮する。このゴムバンド2Bは、外側が熱可塑性樹脂製の繊維で被覆された状態となっている。ゴムバンド2Bの長手方向における両端は、繊維基材2Aの裏面2eにそれぞれ溶着されている。なお、ゴムバンド2Bが取り付けられている部分(被取付部)2gのベルト本体部2は、長さに余裕があり、ゴムバンド2Bとの間に隙間ができるように表面2f側に盛り上がった状態となっている。
ハンドル部(成形部品)3は、乗員がストラップベルト1を操作する際に把持する部分であり、熱可塑性樹脂製のハンドル部3が、ベルト本体部2の端部2aにインサート成形を利用して取り付けられている。
なお、ベルト本体部2の端部2aは、幅方向において、繊維基材2Aの許容される最小値の長さ(最小許容値)となるように、整形前の繊維基材2Aの端部から余計な部分が切断されており、切り欠き部2a1が形成されている。そのため、ベルト本体部2の端部2aは、インサート成形に利用される金型(インサート金型)の挿着口に対して隙間なく嵌ることができる。このように金型の挿着口に対して隙間なく嵌るように整えられた端部2aを、特に整形端部2aと称する場合がある。挿着口の口幅は、繊維基材2Aの整形端部2aの長さに合せて設定されている。
繊維基材2Aの幅(幅方向の長さ)は、織り密度の誤差等により、通常、基準寸法に対して数ミリmm程度増減するため、誤差が生ずる。このような誤差は、同じ原反から切り出された繊維基材2Aであっても発生する。本実施形態の場合、基準寸法20mmに対して、±1mmの誤差が生ずる。そのため、本実施形態では、繊維基材2Aの端部2aの幅W1は、最小許容値である19mmに揃えられる。
整形前の繊維基材2Aの端部から、切り取られる部分の長手方向の長さL1は、インサート成形型に挿着される部分の長手方向の長さ(挿着口に挿入される部分の長手方向の長さ)に応じて、適宜、設定される。
上述したハンドル部3の一部は、取付孔2bを貫通した状態となっており、ハンドル部3は、その貫通した部分等を利用してベルト本体部2の整形端部2aに対して固着されている。
このようなストラップベルト1に利用されるベルト本体部2は、以下に示される超音波加工装置を用いて、繊維基材2Aの原反からから、端部2aが整形されつつ所定の長さ分だけ切り出される。以下、超音波加工装置の詳細を説明する。
図3は、超音波加工装置10のブロック図である。超音波加工装置10は、ストラップベルト1に利用されるベルト本体部2のための繊維基材2Aを原反から切り出しつつ、それと同時に、インサート成形用に端部2aを整形するための装置である。この超音波加工装置10は、自動車用部品組立工場等に設置される。
超音波加工装置10は、主として、ホーンユニット20、受け治具30を備えている。そして更に、超音波加工装置10は、電力供給部40、制御部50、XYZ移動機構60、載置台70等を備えている。
ホーンユニット20は、主として、ホーン21、ブースター22、振動子23、及びホルダ24を備えている。ホーン(共鳴体)21は、ホーンユニット20の下端に配される部分であり、振動子23から出力された超音波振動を受けて振動する部分となっている。ホーン21は、受け治具30との間で、受け治具30上に載せられた繊維基材2Aの途中部分を挟んで加圧しながら超音波振動を出力して切断する。ホーン21は金属製であり、全体的には角柱状をなしている。ホーン21の先端面(下端面)21aは、平坦面となっており、繊維基材2Aの上面(表面)2f側に宛がわれる。
振動子23は、圧電素子等から構成され、電力供給部40により駆動される。ホーン21と振動子23との間には、振幅を調整するためのブースター22が組み込まれている。ホルダ24は、ホーンユニット20をXYZ移動機構60に取り付けるためのものであり、ブースター22付近に設けられている。
図4は、受け治具30の平面図であり、図5は、受け治具30の斜視図である。受け治具(アンビル)30は、金属製であり、載置台70(図3等参照)の平坦な載置面70a上に載せられた状態で固定されている。このような受け治具30に対して、図示されない巻取装置に巻き取られている繊維基材2Aの原反から、所定の長さの繊維基材2Aが引き出されて載置される。なお、本明細書において、受け治具30と重なるように載せられる繊維基材2Aの途中部分を、加工対象部位X1と称する場合がある。
受け治具30は、載置台70上に固定される角柱状の本体部31と、この本体部31の上面31aにそれぞれ立設される、端末切断刃32、第1切断刃33及び第2切断刃34を含む整形刃35、一対の円筒刃36,36を備えている。
端末切断刃32は、長手方向に続いた繊維基材2Aの途中部分をホーン21との間で挟み付けて切断して、ストラップベルト1に利用するための所定長さの繊維基材2Aを、原反から切り出すものである。端末切断刃32は、本体部31の平坦な上面31aから上方(ホーン21側)に向かって突出した形をなしており、繊維基材2Aを幅方向(短手方向、Y軸方向)に横切るように本体部31上に立設されている。端末切断刃32の先端は、両刃状に尖った形をなしており、繊維基材2Aを原反側と、切り出した側とに精度よく切り分けることができる。
整形刃35は、端末切断刃32により繊維基材2Aが長手方向で切断されると同時に、切り出される側の繊維基材2Aにおいて、最終的に端部2aとなる部分の幅方向の長さを、最小許容値の長さとなるように前記部分をホーン21との間で挟み付けて切断して、端部(整形端部)2aを形成するものである。
整形刃35は、上述したように、第1切断刃33と、第2切断刃34とを備えている。第1切断刃33は、繊維基材2Aの幅方向に沿って延びる端末切断刃32から、繊維基材2Aの長手方向に沿って延びた状態で、本体部31の上面31a上に立設されている。第1切断刃33は、繊維基材2Aの一方の側縁(手前側の側縁)寄りに配設されている。第1切断刃33は、本体部31の平坦な上面31aから上方(ホーン21側)に向かって突出した形をなしており、第1切断刃33の先端は、片刃状に尖った形をなしている。第1切断刃33の先端形状は、図4に示されるように平面視した際に、手前側が傾斜面であり、奥側が垂直面となるような片刃状をなしている。
なお、図4に示されるように、端末切断刃32の奥側の一端から、整形刃35の第1切断刃33と交わる部分までの長さW10は、繊維基材2Aの幅方向の最小許容値W1に設定されている。
第2切断刃34は、端末切断刃32側ではない方の第1切断刃33の端部から、手前側に向かって繊維基材2Aの幅方向に沿って延びた状態で、本体部31の上面31a上に立設されている。第2切断刃34は、本体部31の平坦な上面31aから上方(ホーン21側)に向かって突出した形をなしており、第2切断刃34の先端は、片刃状に尖った形をなしている。第2切断刃34の先端形状は、図4に示されるように平面視した際に、右側が傾斜面であり、左側が垂直面となるような片刃状をなしている。
なお、図4に示されるように、第1切断刃33が端末切断刃32と交わる部分から、第2切断刃34が第1切断刃33と交わる部分までの長さL10は、切り取られる部分の長手方向の長さL1、つまり、インサート成形型に挿着される部分の長さ(挿着口に挿入される部分の長さ)に応じて設定されている。
円筒刃36は、端末切断刃32及び整形刃35が繊維基材2Aをホーン21との間で挟み付けて切断する際に、最終的に切り出された側の繊維基材2Aの端部2aとなる部分に、ハンドル部3を取り付けるための取付孔2bを形成するためのものである。
一対の円筒刃36は、繊維基材2Aの幅方向(短手方向)に沿って並んだ状態で、本体部31の上面31a上に立設されている。円筒刃36は、本体部31の平坦な上面31aから上方(ホーン21側)に向かって突出した形をなしており、円筒刃36の先端は、円環をなしつつ片刃状に尖った形をなしている。円筒刃36の先端形状は、図4に示されるように平面視した際に、外側が傾斜面であり、内側が垂直面となるような片刃状をなしている。
後述するように、円筒刃36の内側には、上下方向に貫通する円筒刃貫通孔36aが形成されており、この貫通孔は、本体部31の内部に形成されている上下方向に貫通した本体部貫通孔に接続されている。
本体部31の上面31aに立設されている端末切断刃32、整形刃35(第1切断刃33及び第2切断刃34)、円筒刃36の各高さ位置(上面31aからの高さ位置)は、同じに設定されている。
受け治具30は、載置台70上に、図示されない固定手段を用いて、取り付け及び取り外しが可能な状態で固定されている。このような構成とすることで、受け治具30が摩耗等によって交換が必要となった場合に、容易に新たな物に取り換えることができる。
載置台70上には、受け治具30以外に、繊維基材2Aを所定位置にセットした状態で支えるための載置治具131,132が設置されている。載置治具131,132は、金属製であり、受け治具30を間に置く形で、受け治具30と共に一列に並ぶように設置されている。
電力供給部40は、発振器等を備えて構成されており、制御部50からの指示に応じて所定周波数の電力(電圧)を発振し、その電力を振動子23に供給する。振動子23は、電力供給部40より電力が供給されると、所定の超音波振動を発生する。
制御部50は、超音波加工装置10の各構成の動作制御を行う部分であり、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えたコンピュータによって構成される。制御部50は、ROM等に記憶された各種プログラムに基づいて、各種の処理を実行する。
なお、制御部50が備えるROM等の記憶部には、加工対象部位X1に対して予め定められている振動条件が記録されている。振動条件としては、加工対象部位X1に対応した超音波振動の出力、超音波振動の出力時間等の情報が含まれている。
XYZ移動機構60は、制御部50からの指示に応じてホーンユニット20をXYZの三方向に移動させるものである。XYZ移動機構60は、エアシリンダ、電動シリンダ等の公知の移動手段により構成される。XYZ移動機構60は、ホーンユニット20のホルダ24に固定されており、XYZ移動機構60が作動することで、ホーンユニット20(ホーン21)がXYZ方向に移動することができる。
本明細書において「X方向」は、超音波加工装置10の左右方向(図3の左右方向)に対応し、「Y方向」は、超音波加工装置10の前後方向(図3の紙面に垂直な方向)に対応し、「Z方向」は、超音波加工装置10の上下方向(図3の上下方向)に対応する。また、図3に示される超音波加工装置10は、正面側から見た状態である。
なお、XYZ移動機構60は、加工対象部位X1に対して予め定められている移動条件に基づいて駆動する。前記移動条件は、制御部50が備えるROM等の記憶部に記録されている。
載置台70は、加工対象物である繊維基材2Aが受け治具30を介して載せられる部分であり、床面上に設置される。載置台70の上面は水平であり、受け治具30等が載せられる載置面70aとなっている。なお、上述した電力供給部40や制御部50は、載置台70の内部に配されている。
その他、超音波加工装置10は、タッチパネル機能を備えた表示入力部(不図示)等も備えており、この表示入力部を利用して、上述した記憶部に振動条件、移動条件等が入力される。
次いで、超音波加工装置10を用いた加工対象部位X1の加工工程(繊維基材2Aの端部2aの整形工程)を説明しながら、超音波加工装置10の各構成や動作を説明する。
超音波加工装置10では、先ず、XYZ移動機構60が作動して、ホーンユニット20が初期位置で待機する。本実施形態の場合、ホーンユニット20の初期位置は、ホーン21の先端面21aが受け治具30と離間した状態で対向するように、受け治具30の上方に設定されている。XYZ移動機構60のZ軸方向の移動距離は、予め一定値に設定されている。
次いで、作業者により、図示されない巻取装置に巻き取られている原反から、繊維基材2Aが引き出され、その繊維基材2Aが、載置治具131、受け治具30及び載置治具132に載せられる形でセットされる。図6は、載置治具131,132及び受け治具30上に繊維基材2Aを載せてセットした状態を模式的に表した超音波加工装置10の断面図である。
前記巻取装置は、載置治具132の右側方に配設されている。上記のように繊維基材2Aがセットされた際、原反から引き出された繊維基材2Aの端部が、図示されない他の載置治具上に載せられて位置決めされることにより、原反から必要な長さ分だけ繊維基材2Aが引き出される。前記他の載置治具は、載置治具131の左側方に配設されている。
載置治具131の上面131aに載せられている繊維基材2Aは、繊維基材2Aを幅方向から挟むように配設されている一対の規制部131bにより、幅方向が位置決めされている。繊維基材2Aの側縁が、図6等に示される奥側の規制部131bに宛がわれることにより、受け治具30上における繊維基材2Aの位置が正規位置に配置される。ここでいう繊維基材2Aの正規位置とは、繊維基材2Aの奥側の側縁位置が、端末切断刃32の奥側の端部位置32a(図4参照)に合せられている状態の繊維基材2Aの位置である。一対の規制部131bは、上面131aよりも段差状に盛り上がりつつ、繊維基材2Aの長手方向(X軸方向)に沿って互いに平行に配設されている。
また、載置治具132の上面132a上に載せられている繊維基材2Aは、上方から覆う形で規制するプレート状の規制部141により、高さ位置が規制されている。規制部141は、載置治具132の右端に設けられており、規制部141と上面132aとの間には隙間が形成される。その隙間に、原反から引き出された繊維基材2Aの端部が挿し通され、更にその繊維基材2Aが、回転自在なローラ部143により、上方から軽く押えられる。ローラ部143は、載置治具132の上部に立設されている支持部142によって回転自在な状態で支持されている。
なお、載置治具131の上面131aに載せられた繊維基材2Aは、規制部131bで位置決めされつつ、押え手段95(図7参照)を利用して上方から押え付けられる形で固定される。押え手段95は、回転自在な車輪状をなした部分を有しており、その部分で繊維基材2Aを上方から押える構成となっている。押え手段95は、超音波加工装置10の前後方向(Y軸方向)に手動により移動自在に設けられており、載置台70の奥側から必要に応じて、引き出すことが可能である。
上記のように、繊維基材2Aがセットされた後、ホーン21が受け治具30に向かって下降し、繊維基材2Aの加工対象部位X1が、ホーン21の先端面21aと、端末切断刃32、整形刃35及び円筒刃36との間で挟み付けられて超音波加工が施される。
図7は、加工対象部位X1の繊維基材2Aがホーン21と受け治具30の端末切断刃32及び整形刃35との間で挟み付けられて切断される状態を模式的に表した超音波加工装置10の断面図であり、図8は、加工対象部位X1の繊維基材2Aがホーン21と受け治具30の端末切断刃32及び円筒刃36との間で挟み付けられて切断及び取付孔2bが穿設される状態を模式的に表した超音波加工装置10の断面図である。
なお、図7に示される受け治具30は、図4のA−A線断面図に相当し、また、図8に示される受け治具30は、図4のB−B線断面図に相当する。
上記のように、加工対象部位X1がホーン21と受け治具30との間で挟み付けられるとで、繊維基材2Aの端部2a整形工程が行われる。
この工程では、端末切断刃32によって、原反からベルト本体部2用の所定長さの繊維基材2Aが切り出されると共に、繊維基材2Aの加工前の端部が、幅方向において最小許容の長さとなるように、整形刃35の第1切断刃33及び第2切断刃34によって、余計な部分が切り取られる。そして、更にこの工程では、円筒刃36により、繊維基材2Aが刳り抜かれて、貫通孔状の取付孔2bが形成される。
この工程では、制御部50からの指令により、XYZ移動機構60が作動して、初期位置にあるホーンユニット20が、受け治具30に向かって接近し、ホーン21の先端面21aが、受け治具30の端末切断刃32等との間で挟むように加工対象部位X1を上面(表面)2f側から圧接する。
また、その際、制御部50からの指令により、電力供給部40が作動し、ホーン21が受け治具30との間で加工対象部位X1を挟み付けた状態で、所定時間、所定の超音波振動を出力する。
そして、加工対象部位X1は、ホーン21の先端面21aと、受け治具30の第1切断刃32、整形刃35(第1切断刃33,第2切断刃34)及び円筒刃36との間で挟まれて加圧されながら、ホーン21より所定の超音波振動を受けることになる。すると、加工対象部位X1の繊維基材2Aが原反側から切り離されるように切断されると同時に、繊維基材2Aの端部2aが整形刃35により整形され、かつ繊維基材2Aの端部2aに円筒刃36による取付孔2bが形成される(図2参照)。
なお、円筒刃36により、繊維基材2Aが刳り抜かれることで発生する端材は、自重で、円筒刃36の内側にある円筒刃貫通孔36aから、円筒刃貫通孔36aと連なっている本体部貫通孔31bを通って、外部へ排出される。載置台70には、本体部貫通孔31bと連なる貫通孔70bが穿設されており、上述した端材は、本体部貫通孔31bから貫通孔70bを通って外部へ排出される。
ホーン21を備えたホーンユニット20は、上述したよう超音波加工を加工対象部位X1に施した後、制御部50からの指令により、XYZ移動機構60が作動して、受け治具30から離れるように上昇して、再び初期位置へ戻される。
以上のように、本実施形態の超音波加工装置10によれば、原反からベルト本体部2に利用される所定長さの繊維基材2Aを切り離すと同時に、繊維基材2Aの端部2aの形状を、インサート成形型の挿着口に対して隙間なく嵌るように整形し、かつ端部2aにハンドル部3を取り付けるための取付孔2bを穿設することができる。このような超音波加工装置10によれば、ベルト本体部2に利用される繊維基材2Aを原反から切り離す際に、効率よく、端部2aの整形及び取付孔2bの形成を行うことができる。
次いで、図9を参照しつつ、繊維基材2Aの端部2aに、インサート成形によりハンドル部(成形部品)3を取り付ける工程を説明する。図9は、インサート成形型(下型)100に設けられた挿着口101に繊維基材2Aの端部2aが挿着された状態を模式的に表した説明図である。図9には、インサート成形型(下型)100の型面の一部が模式的に示されている。
図9に示されるように、繊維基材2Aの端部2aは、インサート成形型(下型)100に設けられている挿着口101に隙間なく嵌められている。そして、このような状態の繊維基材2Aを挿着した状態で、インサート成形型100が型締めされ、インサート成形型100内のキャビティ102に溶融した熱可塑性樹脂が充填される。繊維基材2Aの端部2aは、インサート成形型100の挿着口101に対して隙間なく嵌っているため、インサート成形型100内から樹脂が挿着口101を通って外部に漏れだすことが防止されている。そのため、ハンドル部3(特に、ハンドル部3と繊維基材2Aの端部2aとの固定部分)に成形不良の原因となるバリ等が形成されることが防止される。
このように、繊維基材2Aの端部2aの幅を、予め最小許容値に設定し、かつ挿着口101の口幅を、最小許容値の端部2aの幅に合わせて設定することで、繊維基材2Aの端部2aを、確実にインサート成形型100の挿着口に挿着することができ、ひいては確実に繊維基材2Aの端部2aに、ハンドル部(成形部品)3を形成することができる。そのため、このような方法によれば、ストラップベルト(成形品付き繊維加工品)1を効率的に製造することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、繊維基材2Aの加工前の端部に対して、一方の側縁に切り欠き部2a1を形成して端部2aの幅を最小許容値に設定していたが、他の実施形態においては、これに限られない。例えば、繊維基材2Aの加工前の端部に対して、両方の側縁に切り欠き部を形成して端部の幅を最小許容値に設定してもよい。
(2)上記実施形態では、端末切断刃32は、両刃状に尖った形をなしていたが、他の実施形態においては、片刃状に尖った形をなしていてもよい。但し、繊維基材2Aを長手方向において所定の長さとなるように所定の位置で2つに切り分け易い等の理由により、端末切断刃32としては、両刃状に尖った形をなしている方が好ましい。
(3)上記実施形態において、XYZ移動機構60により、ホーン21が受け治具30等に対して相対的に接近又は離間するようにホーン21(ホーンユニット20)を移動させていたが、他の実施形態においては、載置台70側を移動させることにより、ホーン21が受け治具30等に対して相対的に接近又は離間するように構成してもよい。
(4)上記実施形態では、ストラップベルトのベルト本体部を加工するものであったが、本発明はこれに限られず、繊維基材を使用する他の物を加工するものであってもよい。
1…ストラップベルト、2…ベルト本体部、2A…繊維基材、2a…繊維基材の端部、2a1…切り欠き部、10…超音波加工装置、20…ホーンユニット、21…ホーン、22…ブースター、23…振動子、30…受け治具、31…本体部、32…端末切断刃、33…第1切断刃、34…第2切断刃、35…整形刃、36…円筒刃、40…電力供給部、50…制御部、60…XYZ移動機構(移動機構)、70…載置台、70a…載置面、100…インサート成形型、101…挿着口、X1…加工対象部位

Claims (4)

  1. 帯状の繊維基材の端部がインサート成形型に挿着されて、前記端部にインサート成形による成形部品が取り付けられてなる成形部品付き繊維加工品の製造方法であって、
    前記繊維基材の端部が挿着される前記インサート成形型の挿着口の口幅が、前記繊維基材の幅方向の最小許容値に合せて設定されており、前記繊維基材の端部が、幅方向において最小許容値の長さとなるように切断されて、前記挿着口に対して隙間なく嵌るように大きさが揃えられる整形工程を有することを特徴とする成形部品付き繊維加工品の製造方法。
  2. 帯状の繊維基材の端部に、インサート成形による成形部品が取り付けられてなる成形部品付き繊維加工品であって、
    前記繊維基材の端部は、幅方向において最小許容値の長さに切断された整形端部となっており、前記整形端部に前記成形部品が取り付けられていることを特徴とする成形部品付き繊維加工品。
  3. 熱可塑性樹脂からなる帯状の繊維基材の途中部分からなる加工対象部位が載せられる受け治具と、
    超音波振動を出力し、前記受け治具との間で前記加工対象部位を加圧しながら前記加工対象部位を切断するホーンとを備える超音波加工装置であって、
    前記受け治具は、前記繊維基材を幅方向に横切るように配され、前記繊維基材を所定の長さで切断して、前記繊維基材に端部を形成する端末切断刃と、前記端末切断刃から前記繊維基材の長手方向に延びる第1切断刃と、この第1切断刃から前記繊維基材の幅方向に延びる第2切断刃とを含み、前記繊維基材の幅方向の長さを、最小許容値の長さとなるように切断して、前記繊維基材の端部を整形する整形刃とを有することを特徴とする超音波加工装置。
  4. 前記端末切断刃は、両刃形状をなす請求項3に記載の超音波加工装置。
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