JP2003265773A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003265773A
JP2003265773A JP2002072508A JP2002072508A JP2003265773A JP 2003265773 A JP2003265773 A JP 2003265773A JP 2002072508 A JP2002072508 A JP 2002072508A JP 2002072508 A JP2002072508 A JP 2002072508A JP 2003265773 A JP2003265773 A JP 2003265773A
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Nobuo Osumi
信雄 大住
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Newgin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末器を利用し、該携帯端末器を通じて
遊技者が遊技の楽しみを得ることができる遊技機を提供
することにある。 【解決手段】 パチンコ遊技機10に対して携帯端末器
(携帯電話30)を接続可能に構成する。そして、パチ
ンコ遊技機10には、可視表示部PHの表示内容を携帯
電話30に出力するための出力基板を設ける。この出力
基板は、可視表示部PHの表示内容を制御する際に用い
る表示制御情報を、携帯電話30のディスプレイKHに
表示可能な端末制御情報に変換処理する。そして、出力
基板は、変換後の端末制御情報を携帯電話30に出力す
る。その結果、携帯電話30のディスプレイKHには、
可視表示部PHの表示内容と関連する表示内容(又は同
一の表示内容)が表示され、遊技者は、ディスプレイK
Hの表示内容を見ることで遊技の楽しみを得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末器を接続
可能とし、該携帯端末器の表示部に図柄表示手段の表示
内容を表示させることができる遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機の一種であるパチンコ機で
は、遊技領域に発射された遊技球が所定の入賞口(始動
入賞口など)に入賞すると、複数列(例えば、3列)の
図柄による図柄組み合わせゲームが行われるようになっ
ている。そして、この図柄組み合わせゲームの結果、遊
技者は、表示された図柄の組み合わせから大当り状態、
リーチ状態、はずれ状態などの各種状態を認識できるよ
うになっている。このとき、複数列の図柄が同一の図柄
からなる組み合わせが表示された場合には、大当り状態
が形成され、多数の遊技球を獲得できるチャンスが遊技
者に付与されるようになっている。
【0003】そして、このようなパチンコ機では、遊技
者に付与する遊技効果を高めるために、可視表示部の表
示内容(図柄の形態やリーチ演出)に様々な趣向を凝ら
している。例えば、図柄の形態としては、「1」,
「2」・・などの数字図柄に限らず、人間、動物、ロボ
ットなどの意匠(模様)からなるキャラクタ図柄が採用
されている。また、リーチ演出においては、図柄の動き
に合わせてキャラクタが動作する様子や背景が変化する
様子を可視表示部に表示させている。従って、遊技者
は、遊技中、リーチ状態や大当り状態が形成されるか否
かという興味に加えて、どのような図柄が採用されてい
るか及びどのようなリーチ演出が行われるのかという点
についても興味(楽しみ)を持つことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的なパ
チンコ機では、図柄表示装置(可視表示部の表示内容)
を主体として遊技(図柄組み合わせゲーム)が進められ
るようになっている。即ち、パチンコ機側は、図柄表示
装置に様々な演出を写し出すことにより遊技者に図柄組
み合わせゲームの流れを認識させるようになっている。
その一方で、遊技者は、可視表示部の表示内容を見て、
図柄の種類、形成される遊技状態(大当り、リーチ、は
ずれ)、リーチ演出の内容などを認識することになる。
そして、従来のパチンコ機は、遊技者の保有する携帯電
話や携帯可能なパーソナルコンピュータなどの各種携帯
端末器を接続可能に構成されていないため、該携帯端末
器に対して可視表示部の表示内容などの各種情報を出力
することはできなかった。そのため、遊技中の遊技者
は、可視表示部の表示内容から遊技の楽しみを得ること
しかできなかった。
【0005】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものであり、その目的
は、携帯端末器を利用し、該携帯端末器を通じて遊技者
が遊技の楽しみを得ることができる遊技機を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、複数種類の図柄を可変
させて表示可能な可視表示部が設けられた図柄表示手段
を備え、前記可視表示部に識別可能に表示された図柄の
組み合わせに関連して遊技が行われる遊技機において、
前記可視表示部の表示内容を制御する制御手段と、携帯
端末器を前記制御手段に接続可能とし、該携帯端末器の
表示部に前記可視表示部の表示内容と関連する表示内
容、前記可視表示部の表示内容と同一の表示内容又は前
記可視表示部の表示内容と類似する表示内容のうちいず
れかの表示内容を表示させるための端末表示情報を前記
携帯端末器に出力する出力手段とを備えたことを要旨と
する。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の遊技機において、前記出力手段は、前記制御手段が前
記可視表示部の表示内容を制御する際に用いる表示制御
情報を前記携帯端末器の表示部に表示可能な端末表示情
報に変換し、該端末表示情報を前記携帯端末器に出力す
るように構成されたことを要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の遊技機において、前記携帯端末器の種類に合わせて前
記表示制御情報の変換形式を指示するための変換形式指
示手段をさらに備え、前記出力手段は、前記変換形式指
示手段から指示された変換形式に基づき、前記表示制御
情報を変換するように構成されたことを要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその一種であるパ
チンコ遊技機(以下、「パチンコ機」という。)に具体
化した一実施形態を図1〜図4に基づき説明する。
【0010】図1には、パチンコ機10の機表側が略示
されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側に
は、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠
12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。また、
中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13
を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上球
皿15が共に横開き状態で開閉可能に組み付けられてい
る。また、中枠12の下部には、下球皿16及び発射装
置17などが装着されている。
【0011】また、遊技盤13の遊技領域13aの略中
央には、図柄を変動(可変)させて図柄組み合わせゲー
ムを行う図柄表示装置18が配設されている。そして、
図柄表示装置18には、液晶画面からなる可視表示部P
Hが設けられており、当該可視表示部PHには、複数列
(例えば、3列)の第1図柄19、第2図柄20及び第
3図柄21が各列毎に表示されるようになっている(図
1に示す可視表示部PHの拡大図参照)。なお、本実施
形態において可視表示部PHに表示される第1〜第3図
柄19〜21は、複数種類(例えば、10種類)のキャ
ラクタzと配列をなす数字n(例えば、0〜9の整数)
が組み合わされて構成されている。例えば、図1では、
第1〜第3図柄19〜21として、「河童」の意匠から
なるキャラクタzと「3」を示す数字nが組み合わされ
た図柄が各列毎に表示されている。
【0012】そして、遊技者は、可視表示部PHに表示
された第1〜第3図柄19〜21の組み合わせから大当
り状態、リーチ状態又ははずれ状態の何れかの状態を認
識することができる。例えば、図1に示すように、可視
表示部PHに表示された第1〜第3図柄19〜21(全
列の図柄)が同一の図柄である場合には、その組み合わ
せから大当り状態を認識することができる。また、特定
の2列(例えば、第1図柄19と第3図柄21)が同一
の図柄である場合には、その組み合わせからリーチ状態
を認識することができる。さらに、可視表示部PHに表
示された第1〜第3図柄19〜21(全列の図柄)が全
て異なる場合又は1列の図柄がリーチ状態を構成する図
柄とは異なった図柄で表示された場合(所謂、はずれリ
ーチ)には、その組み合わせからはずれ状態を認識する
ことができる。
【0013】そして、可視表示部PHでは、遊技者の遊
技に対する興趣を高めるために様々な演出が行われてい
る。例えば、リーチ状態となる組み合わせが表示された
際に、残り1列の図柄をコマ送りや高速送りさせたりし
ている。また、可視表示部PHに図柄と同種又は異種の
キャラクタを登場させ、該キャラクタの動作に対応させ
て図柄を表示させたり、可視表示部PHの背景b(図1
に左下がり斜線で示す)を様々なパターンで変化させた
りしている。このように図柄組み合わせゲームには、様
々なパターンの演出が盛り込まれ、図柄組み合わせゲー
ムは前記演出によって図柄の組み合わせを表示する図柄
の変動演出となっている。従って、パチンコ機10で
は、複数種類の図柄を変動させて表示可能な可視表示部
PHが設けられた図柄表示装置18(図柄表示手段)を
備え、前記可視表示部PHに識別可能に表示された図柄
の組み合わせに関連して遊技が行われるようになってい
る。
【0014】そして、パチンコ機10では、図柄表示装
置18(可視表示部PHの表示内容)を主体として遊技
(図柄組み合わせゲーム)が進められるようになってい
る。即ち、パチンコ機10は、前述のように、可視表示
部PHに様々な演出を写し出すことにより遊技者に図柄
組み合わせゲームの流れを認識させるようになってい
る。なお、「図柄組み合わせゲームの流れ」とは、表示
される図柄の種類、表示された図柄の組み合わせによる
遊技の状態(大当り状態、リーチ状態、はずれ状態)、
演出の内容などである。
【0015】また、図1に示すように、図柄表示装置1
8の下方には、図示しないソレノイドにより開閉動作を
行う普通電動役物22aを備えた始動入賞口22が配置
されている。また、始動入賞口22の下方には、図示し
ないソレノイドにより開閉動作を行う大入賞口23が配
置されている。そして、発射装置17の操作により遊技
盤13の遊技領域13aに発射された遊技球が始動入賞
口22へ入賞するか又は遊技球の始動保留球数の記憶値
に基づき、図柄表示装置18では図柄組み合わせゲーム
が行われるようになっている。この図柄組み合わせゲー
ムの結果、全列の図柄が同一の図柄からなる組み合わせ
が形成された場合には、大入賞口23の開閉により、多
数の遊技球(賞球)を獲得できる大当りのチャンスが遊
技者に付与されるようになっている。なお、「始動保留
球数の記憶値」とは、図柄の変動中に始動入賞口22に
入賞した遊技球の数を所定の上限値(一般的には4)の
範囲内で記憶した値である。
【0016】一方、パチンコ機10の機裏側には、遊技
を統括して制御するために各種制御信号を出力する主制
御基板(以下、「主基板」という)24が装着されてい
る(図1に破線で示す)。また、主基板24には、該主
基板24が出力した制御信号を入力し、該制御信号を構
成する制御コマンドに基づいて図柄表示装置18に対し
図柄制御を実行する図柄制御基板(以下、「図柄基板」
という)25が接続されている(図1に破線で示す)。
【0017】ここで、主基板24及び図柄基板25の構
成を図2に基づき説明する。前記主基板24は、パチン
コ機10全体を制御するメインCPU24aを備えてお
り、該メインCPU24aにはROM24b及びRAM
24cが接続されている。そして、メインCPU24a
は、大当り判定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パター
ン振分け乱数などの各種乱数の値を所定の周期毎に順次
更新するようになっている。また、ROM24bには、
パチンコ機10を制御するための各種制御プログラム
(メイン処理プログラム、割込み処理プログラムなど)
が記憶されている。また、RAM24cには、パチンコ
機10の稼動中に適宜書き換えられる各種制御情報(各
種乱数の値、始動保留球数の記憶値など)が記憶される
ようになっている。
【0018】また、メインCPU24aは、前述した各
種乱数を用いて各種処理(大当りやリーチの判定、変動
パターンの決定など)を実行し、図柄基板25に対して
図柄制御を指示するための制御コマンドを演算処理する
ようになっている。そして、メインCPU24aは、演
算処理した制御コマンドを制御信号として図柄基板25
(サブCPU25a)に対して出力するようになってい
る。なお、「変動パターン」とは、各列の図柄が変動を
開始してから、所定の図柄を確定的に表示させるまでの
間において、変動パターン毎に予め定められた変動時間
内における演出のパターンを示すものである。
【0019】一方、図柄基板25は、図柄制御を実行す
るためのサブCPU25aを備えており、該サブCPU
25aにはROM25b及びRAM25cが接続されて
いる。そして、ROM25bには、図柄制御を行うため
の制御プログラムや、メインCPU24aが決定した変
動パターンに対応する具体的な演出内容が記憶されてい
る。また、ROM25bには、可視表示部PHに表示さ
れる図柄に関する画像情報(キャラクタzと数字n)、
各種背景画像(図1に示す背景bなど)、文字画像、演
出に登場するキャラクタの画像(該キャラクタの動作画
像も含む)などが記憶されている。また、RAM25c
には、パチンコ機10の稼動中に適宜書き換えられる各
種制御情報(可視表示部PHの表示内容(演出)を制御
するための表示制御情報など)が記憶されるようになっ
ている。
【0020】また、サブCPU25aは、メインCPU
24aから変動パターンを示す制御コマンドを入力する
と、該変動パターンに対応する具体的な演出内容を決定
するようになっている。そして、サブCPU25aは、
前記演出内容に対応する表示制御情報をROM25bに
記憶されている各種画像情報を用いて生成し、該表示制
御情報をRAM25cに記憶するようになっている。ま
た、サブCPU25aは、表示制御情報を画像信号に変
換し、図柄表示装置18に対して出力することにより、
可視表示部PHの表示内容(演出)を制御するようにな
っている。その結果、可視表示部PHでは、生成した表
示制御情報に基づき、図柄組み合わせゲーム(図柄の変
動演出)が変動画像で行われるようになっている。この
ように本実施形態において図柄基板25のサブCPU2
5aは、可視表示部PHの表示内容を制御する制御手段
として機能する。
【0021】そして、本実施形態のパチンコ機10は、
携帯端末器を接続可能とし、該携帯端末器に対して可視
表示部PHの表示内容を出力できるように構成されてい
る。なお、本明細書における「携帯端末器」とは、遊技
者が持ち運び可能な機器であり、遊技者の所有する機器
又は遊技店が遊技者に貸し出しを許可した機器のいずれ
でも良い。例えば、このような携帯端末器としては、携
帯電話(「PHS(Personal Handyphone System)」を含
む)やパーソナルコンピュータ(「PC(Personal Comp
uter) 」、特に、ノート型/サブノート型/ハンディ型
に種別される携帯型PC)などである。また、「可視表
示部PHの表示内容」とは、図柄組み合わせゲームにお
いて、可視表示部PHに表示される図柄、キャラクタ、
背景など、パチンコ機10(図柄基板25)が可視表示
部PHに表示可能な内容(画像)を対象としている。以
下、携帯端末器を携帯電話30とし、該携帯電話30を
接続可能に構成されたパチンコ機10の具体的な構成に
ついて説明する。
【0022】図1に示すように、携帯電話30には、液
晶画面からなる表示部としてのディスプレイKHが設け
られている。このディスプレイKHには、電話やメール
などの着信メッセージ、携帯電話事業者が提供するイン
ターネット接続サービスによる各種情報(画像情報(静
止画/動画)を含む)などが表示可能になっている。即
ち、この携帯電話30には、インターネットを利用して
提供される各種情報をディスプレイKHに表示できるよ
うにWebブラウザが搭載されている。また、携帯電話
30には、例えば、パーソナルコンピュータなどの外部
機器と接続するための外部機器端子(接続端子)31が
設けられている。
【0023】一方、パチンコ機10の機裏側には、図2
に示すように、図柄基板25(サブCPU25a)に接
続され、可視表示部PHの表示内容を携帯電話30に出
力する出力手段としての出力基板32が設けられてい
る。この出力基板32は、図柄基板25(サブCPU2
5a)と携帯電話30との間を中継する中継部(中継基
板)として機能し、携帯電話30は出力基板32を介し
て図柄基板25(サブCPU25a)に接続されるよう
になっている。
【0024】そして、出力基板32は、図柄基板25の
RAM25cに記憶されている前記表示制御情報を携帯
電話30のディスプレイKHに表示可能な端末制御情報
に変換処理する変換部32aを備えている。この変換部
32aは、前記表示制御情報をWebブラウザ用の所定
の記述言語で示された端末制御情報に変換処理するよう
になっている。例えば、変換部32aは、携帯電話30
などの小型情報端末器に搭載されたWebブラウザに情
報を表示するための記述言語として、「Compact
HTML」、「MML」、「HDML」などを用いて
前記表示制御情報を変換処理するようになっている。な
お、「Compact HTML」は、Compact Hyper
Text Markup Languageの略であり、「MML」は、Mobi
le Markup Languageの略であり、「HDML」は、Hand
held Device Markup Language の略である。
【0025】また、出力基板32は、通信線CLを介し
て携帯電話30を接続するための端末接続端子(接続
部)32bを備えており、端末接続端子32bは変換部
32aに接続されている。そして、この端末接続端子3
2bは、図1に示すように、パチンコ機10の機前面側
(本実施形態では上球皿15の前面側)に配置されてい
る。従って、端末接続端子32bに接続された通信線C
Lを携帯電話30の外部機器端子31に接続することに
より、パチンコ機10と携帯電話30は通信可能な状態
(パチンコ機10から携帯電話30への一方向通信)で
接続されることになる。なお、通信線CLの先端側(携
帯電話30側)には、図示しないコネクタが設けられて
おり、該コネクタを携帯電話30の外部機器端子31に
装着することにより、パチンコ機10と携帯電話30は
接続されることになる。このコネクタは、携帯電話30
の種類(携帯電話事業者毎)に応じて変更可能なように
着脱自在に構成しても良いし、該コネクタに携帯電話3
0の種類に適合するアダプタを装着できるように構成し
ても良い。また、コネクタは、携帯電話事業者に共通し
て使用可能なものであっても良い。
【0026】また、出力基板32(変換部32a)に
は、接続する携帯電話30の種類に合わせて前記表示制
御情報の変換形式を指示するための変換形式指示手段と
しての変換形式指示部33が接続されている。そして、
変換形式指示部33は、遊技者の操作が許容されるよう
に、パチンコ機10の機前面側(本実施形態では上球皿
15の前面側)に配置されている(図1参照)。この変
換形式指示部33は、携帯電話事業者毎に採用されてい
るWebブラウザ用の記述言語が相違していることから
設けられている。そして、本実施形態の変換形式指示部
33では、パチンコ機10に接続する携帯電話30の種
類を特定するために、携帯電話事業者の名称を選択し、
前記表示制御情報の変換形式を変換部32aに対して指
示するようになっている。そのため、変換形式指示部3
3には、携帯電話事業者(例えば、「A社」、「B
社」、「C社」の3社)毎に区分けされた複数(本実施
形態では3つ)の押しボタン33a〜33cが設けられ
ている。従って、変換部32aは、変換形式指示部33
を通じて指示された変換形式(携帯電話事業者(携帯電
話30の種類))に適合する記述言語を用いて前記表示
制御情報を端末制御情報に変換処理するようになってい
る。例えば、押しボタン33a(「A社」)が遊技者に
より押下操作されると、変換部32aは、A社用の携帯
電話30に対応する記述言語(例えば、「Compac
t HTML」)を用いて前記表示制御情報を変換処理
するようになっている。
【0027】また、出力基板32(変換部32a)に
は、可視表示部PHの表示内容を携帯電話30のディス
プレイKHに表示させる際の表示形態を指示する表示形
態指示部(表示形態指示手段)34が接続されている。
そして、表示形態指示部34は、遊技者の操作が許容さ
れるように、パチンコ機10の機前面側(本実施形態で
は上球皿15の前面側)に配置されている(図1参
照)。この表示形態指示部34は、ディスプレイKHに
表示させる表示内容を遊技者に任意に選択させるために
設けられており、遊技者が望む表示内容を変換部32a
に対して指示するようになっている。そして、表示形態
指示部34には、表示形態毎に区分けされた複数(本実
施形態では4つ)の押しボタン34a〜34dが設けら
れている。
【0028】前記押しボタン34aは、可視表示部PH
の表示内容のうち、図柄を構成する数字nのみをディス
プレイKHに表示させることを指示するボタンとされて
いる。また、押しボタン34bは、可視表示部PHの表
示内容のうち、図柄を構成するキャラクタzのみをディ
スプレイKHに表示させることを指示するボタンとされ
ている。また、押しボタン34cは、可視表示部PHの
表示内容のうち、背景(図1に示す背景bなど)のみを
ディスプレイKHに表示させることを指示するボタンと
されている。これらの押しボタン34a〜34cは、可
視表示部PHの表示内容である画像を静止画として携帯
電話30に取り込む際に表示形態を指示するボタンとさ
れている。
【0029】また、押しボタン34dは、図柄組み合わ
せゲーム、即ち、各列の図柄が変動を開始してから、確
定的に表示される迄の一連の流れをディスプレイKHに
表示させることを指示するボタンとされている。この押
しボタン34dは、可視表示部PHの表示内容である画
像を動画として携帯電話30に取り込む際に表示形態を
指示するボタンとされている。従って、変換部32a
は、遊技者の操作によって表示形態指示部34から指示
された表示形態に基づき、可視表示部PHの表示内容が
所望の表示形態でディスプレイKHに表示されるよう
に、前記表示制御情報を所望の記述言語を用いて変換処
理するようになっている。
【0030】次に、このように構成されたパチンコ機1
0において、可視表示部PHの表示内容を携帯電話30
のディスプレイKHに表示させるための制御態様を図3
及び図4に基づき説明する。なお、図3には、可視表示
部PHの表示内容である画像を静止画として携帯電話3
0のディスプレイKHに表示した様子が示されていると
共に、図4には、可視表示部PHの表示内容である画像
を動画として携帯電話30のディスプレイKHに表示し
た様子が示されている。なお、図4では、ディスプレイ
KHに表示される第1〜第3図柄19〜21を略示して
いる。
【0031】まず、遊技者は、携帯電話30の外部機器
端子31に通信線CL(コネクタ)を装着することによ
り、パチンコ機10(図柄基板25)に対して携帯電話
30を接続する。そして、遊技者は、発射装置17を操
作して遊技球を遊技領域13aに発射させ、該遊技球が
始動入賞口22に入賞すると、図柄表示装置18では、
図柄組み合わせゲームが開始する。このとき、図柄基板
25(サブCPU25a)は、主基板24のメインCP
U24aから変動パターンを示す制御コマンドを入力す
ることで該変動パターンに対応する具体的な演出内容を
決定し、該演出内容に基づき前記表示制御情報を生成す
る。そして、図柄表示装置18の可視表示部PHでは、
その表示内容として前記表示制御情報に基づく図柄組み
合わせゲームが変動画像により表示される。
【0032】一方、遊技者が変換形式指示部33及び表
示形態指示部34を操作すると、該操作に基づき、携帯
電話30のディスプレイKHには、可視表示部PHの表
示内容が表示される。なお、以下の説明では、変換形式
指示部33の押しボタン33a(「A社」を選択)が押
下操作されたとする。
【0033】例えば、可視表示部PHに全列の図柄が同
一の図柄となる組み合わせが表示された際、遊技者が、
表示形態指示部34の押しボタン34aを押下操作する
と、該操作に基づく表示形態の指示が出力基板32の変
換部32aに出力される。そのため、変換部32aは、
前記表示制御情報の中から可視表示部Hに表示された図
柄を構成する数字nの画像情報を抽出する。そして、変
換部32aは、数字nの画像情報を携帯電話30のディ
スプレイKHに表示するように、前記表示制御情報を
「A社」に適合する記述言語で示された端末制御情報に
変換処理し、該端末制御情報を端末接続端子32bを介
して出力する。その結果、ディスプレイKHには、可視
表示部Hの表示内容である第1〜第3図柄19〜21の
うち、数字n(本実施形態では「3」)のみが静止画と
して表示される(図3参照)。
【0034】また、遊技者が、表示形態指示部34の押
しボタン34bを押下操作すると、該操作に基づく表示
形態の指示が出力基板32の変換部32aに出力され
る。そのため、変換部32aは、前述同様に、前記表示
制御情報の中から可視表示部Hに表示された図柄を構成
するキャラクタzの画像情報を抽出する。そして、変換
部32aは、キャラクタzの画像情報を携帯電話30の
ディスプレイKHに表示するように、前記表示制御情報
を「A社」に適合する記述言語で示された端末制御情報
に変換処理し、該端末制御情報を端末接続端子32bを
介して出力する。その結果、ディスプレイKHには、可
視表示部Hの表示内容である第1〜第3図柄19〜21
のうち、キャラクタz(本実施形態では「河童」の意
匠)のみが静止画として表示される(図3参照)。
【0035】また、遊技者が、表示形態指示部34の押
しボタン34cを押下操作すると、該操作に基づく表示
形態の指示が出力基板32の変換部32aに出力され
る。そのため、変換部32aは、前述同様に、前記表示
制御情報の中から可視表示部Hに表示された背景bの画
像情報を抽出する。そして、変換部32aは、背景bの
画像情報を携帯電話30のディスプレイKHに表示する
ように、前記表示制御情報を「A社」に適合する記述言
語で示された端末制御情報に変換処理し、該端末制御情
報を端末接続端子32bを介して携帯電話30に出力す
る。その結果、ディスプレイKHには、可視表示部Hの
表示内容である背景bのみが静止画として表示される
(図3参照)。
【0036】このように、遊技者が表示形態指示部34
の押しボタン34a〜34cを押下操作すると、携帯電
話30のディスプレイKHには、可視表示部PHの表示
内容に関連する表示内容(数字n、キャラクタz、背景
bなど)を表示することができる。そのため、遊技者
は、自身の好みに応じた(自身が気に入った)画像(静
止画)のみを携帯電話30のディスプレイKHを介して
見ることができる。また、このときディスプレイKHに
は、図3に示すように、可視表示部PHの表示内容が異
なる表示形態で表示されることになる。従って、遊技者
は、可視表示部PHの表示内容に加えて、携帯電話30
のディスプレイKHの表示内容からも遊技の楽しみを得
ることができる。
【0037】一方、表示形態指示部34の押しボタン3
4dが押下操作されると、携帯電話30のディスプレイ
KHには、可視表示部PHで行われる図柄組み合わせゲ
ームが同一の表示形態で表示されることになる(図4参
照)。即ち、変換部32aは、前記表示制御情報を携帯
電話30のディスプレイKHに表示するように、前記表
示制御情報を「A社」に適合する記述言語で示した端末
制御情報に変換処理する。そして、変換部32aは、可
視表示部PHの表示内容が携帯電話30のディスプレイ
KHに同時又は略同時に表示されるように、変換後の前
記端末制御情報を端末接続端子32bを介して出力す
る。その結果、ディスプレイKHには、可視表示部Hの
表示内容(図柄組み合わせゲーム)と関連する表示内容
であって、同一の表示内容が表示されることになる。
【0038】具体的には、図4に示すように、可視表示
部PHにおいて各列の図柄が変動を開始すると、ディス
プレイKHにおいても各列の図柄が変動を開始する様子
が表示される(画面1)。そして、変動開始後、所定の
時間が経過し、可視表示部PHにおいて第1図柄19が
表示されると、ディスプレイKHにおいても第1図柄1
9が表示される(画面2)。続いて、可視表示部PHに
おいて第3図柄21が表示されると、ディスプレイKH
においても第3図柄21が表示される(画面3)。この
とき、第1,第3図柄19,21の組み合わせによりリ
ーチ状態が形成されると、可視表示部PHにはリーチ演
出の画像が表示されると共に、ディスプレイKHにも同
様にリーチ演出の画像が表示される。そして、可視表示
部PHにおいて第2図柄20が表示されると、ディスプ
レイKHにおいても第2図柄20が表示される(画面
4)。
【0039】このように、遊技者が表示形態指示部34
の押しボタン34dを押下操作すると、携帯電話30の
ディスプレイKHには、可視表示部Hの表示内容と同一
の表示内容(図柄組み合わせゲーム)を表示することが
できる。そのため、遊技者は、遊技中、ディスプレイK
Hの表示内容を見て、図柄組み合わせゲームの流れを認
識することもできる。また、ディスプレイKHには、可
視表示部PHの表示内容が同時又は略同時に表示される
ため、遊技者は、可視表示部PHを見ている場合と同様
に図柄組み合わせゲームの流れをリアルタイムに認識す
ることができる。従って、遊技者は、可視表示部PHの
表示内容に加えて、携帯電話30のディスプレイKHの
表示内容からも遊技の楽しみを得ることができる。
【0040】従って、本実施形態によれば、以下に示す
効果を得ることができる。 (1)パチンコ機10(図柄基板25)に対して携帯電
話30を接続可能とし、可視表示部PHの表示内容を携
帯電話30に出力できるように構成されている。そのた
め、携帯電話30のディスプレイKHには、可視表示部
PHの表示内容と関連する表示内容又は同一の表示内容
を表示することができる。従って、遊技者は、携帯電話
30を通じて遊技の楽しみを得ることができる。
【0041】(2)出力基板32(変換部32a)は、
図柄基板25(サブCPU25a)が可視表示部PHの
表示内容を制御する際に用いる表示制御情報を携帯電話
30のディスプレイKHに表示可能な端末制御情報に変
換処理し、該端末制御情報を携帯電話30に出力してい
る。そのため、特殊な機能を搭載した携帯電話30に限
らず、可視表示部PHの表示内容を携帯電話30のディ
スプレイKHに表示することができる。特に、前記実施
形態では、前記表示制御情報をWebブラウザ用の記述
言語で示した端末制御情報に変換処理しているため、携
帯電話30側の既存技術を利用して、可視表示部PHの
表示内容を携帯電話30のディスプレイKHに表示する
ことができる。さらに、普及率の高い携帯電話30を利
用して可視表示部PHの表示内容を表示することで、多
くの遊技者に対して今までとは違った遊技の楽しみを提
供することができる。
【0042】(3)前記表示制御情報の変換形式を出力
基板32(変換部32a)に指示するための変換形式指
示部33を備えている。そのため、前記表示制御情報を
パチンコ機10に接続される携帯電話30の種類に合わ
せて変換処理することができ、変換後の端末制御情報に
より携帯電話30のディスプレイKHに可視表示部PH
の表示内容を確実に表示することができる。また、パチ
ンコ機10に接続される携帯電話30の種類、即ち、携
帯電話事業者の採用している技術(機能)などに左右さ
れることなく、携帯電話30のディスプレイKHに可視
表示部PHの表示内容を表示することができる。
【0043】(4)可視表示部PHの表示内容を携帯電
話30のディスプレイKHに表示させる際の表示形態を
指示するための表示形態指示部34を備えている。その
ため、遊技者は、自身の好みに応じて、携帯電話30の
ディスプレイKHに表示させる表示内容を選択すること
ができる。従って、遊技者は、パチンコ機10に接続し
た携帯電話30を利用して、個々の好みに応じて遊技を
楽しむことができる。即ち、遊技者は、自身の好みに応
じた(自身が気に入った)画像のみを携帯電話30のデ
ィスプレイKHを介して見ることができる。この場合、
ディスプレイKHには、可視表示部PHの表示内容が異
なる表示形態の静止画で表示されるため、遊技者は、デ
ィスプレイKHの表示内容に対してさらに強い面白みを
感じることができる。また、ディスプレイKHに図柄組
み合わせゲームを表示した場合(動画を表示した場
合)、遊技者は、遊技中に携帯電話30のディスプレイ
KHの表示内容を見て、図柄組み合わせゲームの流れを
認識することができる。
【0044】(5)パチンコ機10から出力された可視
表示部PHの表示内容は、携帯電話30の機能を利用し
て保存することができる。そのため、遊技者は、いつで
もどこでも自身の好みに応じた画像(静止画/動画)を
見ることができる。また、これらの画像は、遊技者自身
が実際に遊技を行って取得した画像であり、該画像自体
には遊技者の思い入れが強く、前記画像を取得した際の
遊技の状況を思い出しながら画像を見ることができる。
【0045】(6)携帯電話30は、パチンコ機10か
ら携帯電話30への一方向通信で接続されるようになっ
ている。そのため、携帯電話30側からパチンコ機10
(図柄基板25、出力基板32)側へ情報が送信される
ことを回避できる。
【0046】(7)図柄基板25と出力基板32が別基
板構成とされている。そのため、図柄基板25は可視表
示部PHの表示内容を制御する一方で、出力基板32は
携帯電話30との通信を管理するというように、各々の
役割を明確にすることができる。従って、この役割分担
により各基板の負荷を分散し、一つの基板への負荷集中
を抑制できる。
【0047】なお、前記実施形態は以下のように変更し
てもよい。 ・前記実施形態は、パチンコ機10に携帯電話30を接
続する場合を具体化したが、パチンコ機10にパーソナ
ルコンピュータ(Webブラウザ搭載)を接続した場合
も前記実施形態と同様に具体化することができる。な
お、パーソナルコンピュータを接続する場合、変換部3
2aは、前記表示制御情報を記述言語である「HTML
(Hyper Text Markup Language)」で示した端末制御情報
に変換処理しても良い。即ち、変換部32aは、接続す
る携帯端末器の種類に応じて前記表示制御情報を変換処
理する際に用いる記述言語を任意に変更することができ
る。
【0048】・前記実施形態では、単一の端末接続端子
32bを設けているが、端末接続端子32bを複数設
け、複数台の携帯電話30や、携帯電話30とパーソナ
ルコンピュータなど複数の携帯端末器を接続可能に構成
しても良い。この場合、端末接続端子32bの数に応じ
て、変換形式指示部33を複数設けても良い。
【0049】・前記実施形態では、図柄基板25と出力
基板32が別基板構成とされているが、出力基板32を
構成する変換部32a及び端末接続端子32bを図柄基
板25に設けても良い。このように構成すれば、パチン
コ機10に新たな基板を追加する必要がなく、該基板の
追加に伴う設計変更などによる製造コストの増加を抑え
ることができる。なお、この場合、図柄基板25が出力
手段として機能する。
【0050】・前記実施形態において、変換部32a
は、変換形式指示部33から指示された変換形式に適合
する記述言語を用いて前記表示制御情報を変換処理して
いるが、変換部32aは、1種類の記述言語を用いて前
記表示制御情報を変換処理するように構成しても良い。
即ち、前記実施形態において、携帯電話事業者毎に採用
されているWebブラウザ用の記述言語が統一化されて
いる場合、変換部32aは、その記述言語を用いて前記
表示制御情報を変換処理することができる。この場合に
は、変換形式指示部33を省略することができる。
【0051】・前記実施形態において、変換形式指示部
33には3社の携帯電話事業者毎に押しボタン33a〜
33cを設けたが、該押しボタン33a〜33cの数
は、携帯電話事業者の数(又は変換形式の種類)に応じ
て適宜変更することができる。
【0052】・前記実施形態において、変換形式指示部
33及び表示形態指示部34を上球皿15の前面側に代
えて、上球皿15の上面側に配置しても良い。即ち、変
換形式指示部33及び表示形態指示部34は、遊技者が
操作可能な位置に配置されていれば良く、前枠14や下
球皿16などに配置しても良い。
【0053】・前記実施形態において、表示形態指示部
34からの指示に基づくディスプレイKHの表示形態は
任意に変更することができる。例えば、図3に示す可視
表示部PHの表示内容をそのまま静止画としてディスプ
レイKHに表示させても良い。この場合、プレミアム画
像(出現率が極めて低く、希少価値が高い画像であっ
て、所謂、プレミアムリーチなどに付随する画像)など
もディスプレイKHに表示することができ、この画像を
携帯電話30に保存することで遊技者は何度でもプレミ
アム画像を見ることができる。さらに、リーチ演出など
の演出中に登場するキャラクタを静止画としてディスプ
レイKHに表示させても良い。また、ディスプレイKH
に動画を表示する際、該動画の表示形態を変更しても良
い。例えば、図柄を構成する数字nのみの表示形態で図
柄組み合わせゲームの一連の流れを表示しても良いし、
可視表示部PHに表示される図柄の表示形態を他の意匠
の図柄(例えば、麻雀牌の意匠)に変更して図柄組み合
わせゲームの一連の流れを表示しても良い。このような
場合、ディスプレイKHには、可視表示部PHの表示内
容と関連する表示内容であって、類似する表示内容が表
示されることになる。
【0054】・前記実施形態は、可視表示部PHに表示
される図柄をキャラクタzと数字nから構成している
が、数字nのみで構成される数字図柄やキャラクタzの
みで構成されるキャラクタ図柄であっても良い。また、
キャラクタzと漢字又はアルファベットを組み合わせた
図柄、漢字又はアルファベット等の文字のみで構成され
る図柄であっても良い。
【0055】次に前記実施形態及び別例から把握できる
技術的思想を以下に追記する。 (イ)前記出力手段は、前記可視表示部の表示内容が前
記携帯端末器の表示部に同時又は略同時に表示されるよ
うに前記端末表示情報を前記携帯端末器に出力する請求
項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。
【0056】(ロ)前記出力手段は、前記可視表示部の
表示内容を動画又は静止画として前記携帯端末器の表示
部に表示させるための端末表示情報を前記携帯端末器に
出力するように構成された請求項1〜請求項3のうちい
ずれか一項に記載の遊技機。
【0057】(ハ)前記可視表示部の表示内容を前記携
帯端末器の表示部に表示させる際の表示形態を指示する
ための表示形態指示手段をさらに備え、前記出力手段
は、前記表示形態指示手段から指示された表示形態に基
づき、前記表示制御情報を変換するように構成された請
求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。
【0058】(ニ)前記出力手段は、機前面側に設けら
れ、前記携帯端末器の接続端子を接続する接続部と、前
記制御手段が前記可視表示部の表示内容を制御するため
の表示制御情報を所望の端末表示情報に変換し、該端末
表示情報を前記接続部を介して前記携帯端末器に出力す
る変換部とから構成されている請求項1〜請求項3のう
ちいずれか一項に記載の遊技機。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、携帯端末器を利用し、
該携帯端末器を通じて遊技者が遊技の楽しみを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パチンコ遊技機に携帯電話が接続された様子
を示す正面図。
【図2】 主制御基板、図柄制御基板及び出力基板の構
成を示すブロック図。
【図3】 可視表示部の表示内容が携帯電話に表示され
た様子を示す正面図。
【図4】 可視表示部で行われる図柄組み合わせゲーム
が携帯電話に表示された様子を示す模式図。
【符号の説明】
KH…ディスプレイ(携帯端末器の表示部)、PH…可
視表示部、10…パチンコ遊技機(遊技機)、18…図
柄表示装置(図柄表示手段)、25…図柄制御基板(制
御手段)、30…携帯電話(携帯端末器)、32…出力
基板(出力手段)、33…変換形式指示部(変換形式指
示手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の図柄を可変させて表示可能な
    可視表示部が設けられた図柄表示手段を備え、前記可視
    表示部に識別可能に表示された図柄の組み合わせに関連
    して遊技が行われる遊技機において、 前記可視表示部の表示内容を制御する制御手段と、 携帯端末器を前記制御手段に接続可能とし、該携帯端末
    器の表示部に前記可視表示部の表示内容と関連する表示
    内容、前記可視表示部の表示内容と同一の表示内容又は
    前記可視表示部の表示内容と類似する表示内容のうちい
    ずれかの表示内容を表示させるための端末表示情報を前
    記携帯端末器に出力する出力手段とを備えた遊技機。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、前記制御手段が前記可
    視表示部の表示内容を制御する際に用いる表示制御情報
    を前記携帯端末器の表示部に表示可能な端末表示情報に
    変換し、該端末表示情報を前記携帯端末器に出力するよ
    うに構成された請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記携帯端末器の種類に合わせて前記表
    示制御情報の変換形式を指示するための変換形式指示手
    段をさらに備え、 前記出力手段は、前記変換形式指示手段から指示された
    変換形式に基づき、前記表示制御情報を変換するように
    構成された請求項2に記載の遊技機。
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