JP2003265736A - 遊技機、これに使用する遊技状態制御プログラム及びこの遊技状態制御プログラムを記録した情報記録媒体 - Google Patents

遊技機、これに使用する遊技状態制御プログラム及びこの遊技状態制御プログラムを記録した情報記録媒体

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JP2003265736A
JP2003265736A JP2002072160A JP2002072160A JP2003265736A JP 2003265736 A JP2003265736 A JP 2003265736A JP 2002072160 A JP2002072160 A JP 2002072160A JP 2002072160 A JP2002072160 A JP 2002072160A JP 2003265736 A JP2003265736 A JP 2003265736A
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JP2002072160A
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Masahiro Matayoshi
正弘 又吉
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Olympia KK
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Olympia KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所謂大当たり等の特別遊技状態における特定
遊技態様を遊技者の予想を越えて変化させることがで
き、従ってまた、飽きのこない遊技機、これに使用する
遊技状態制御プログラム及びこの遊技状態制御プログラ
ムを記録した情報記録媒体の提供を目的としている。 【解決手段】 本発明は、遊技状態移行条件が満たされ
ることにより、通常遊技状態から、これよりも有益な特
別遊技状態に移行する遊技機であり、前記遊技状態移行
条件が満たされることにより、遊技者にとって有利な複
数の特定遊技態様からなる特別遊技状態に移行させるよ
うに構成したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばぱちんこ
機,ピンボールマシン若しくはスロットマシン等の遊技
機、これに使用する遊技状態制御プログラム及びこの遊
技状態制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ぱちんこ機等の遊技機として、例
えば所定の始動口に遊技球が入ったことを契機として、
一般に大当たりと称される特別遊技状態に移行するか否
かの抽選を行うようにしたものがある。
【0003】大当たりは、遊技盤に配設された大入賞口
を所定時間(例えば30秒間)だけ開放する特定遊技態様
を、断続的に例えば最長12回繰り返すことを内容とし
たものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遊技機では、大当たり時の特定遊技態様として、大入賞
口を開閉するか、遊技機の機種によっては所謂確変状態
になるという限られた態様を繰り返すしかなかったの
で、大当たり時の態様を容易に予測することができてし
まい、遊技者の遊技意欲を刺激しずらいものである。さ
らには、大当たり時の遊技態様は予め設定されているの
で、遊技者の技量による変化を与えられず、単調になり
がちである。
【0005】そこで本発明は、所謂大当たり等の特別遊
技状態における特定遊技態様を遊技者の予想を越えて変
化させることができ、従ってまた、飽きのこない遊技
機、これに使用する遊技状態制御プログラム及びこの遊
技状態制御プログラムを記録した情報記録媒体を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は次の構成を有している。請求項1記載の遊
技機は、遊技状態移行条件が満たされることにより、通
常遊技状態から、これよりも有益な特別遊技状態に移行
するものであり、前記遊技状態移行条件が満たされるこ
とにより、遊技者にとって有利な複数の特定遊技態様か
らなる特別遊技状態に移行させるように構成したことを
特徴としている。
【0007】請求項2記載の遊技機は、選定条件が満た
されることにより、複数の特定遊技態様の中から任意の
特定遊技態様を選択し、その選択された特定遊技態様か
らなる特別遊技状態に移行させるように構成したことを
特徴としている。
【0008】請求項3記載の遊技機は、遊技状態移行条
件が満たされるまでの間、遊技者にとって有利な特定遊
技態様を選択するための遊技態様選択条件が満たされた
か否かを判定する判定手段と、その判定手段によって、
遊技態様選択条件を満たしたと判定されたとき、予め設
定した複数の前記特定遊技態様の中から任意の特定遊技
態様を選択する遊技態様選択手段と、その選択された特
定遊技態様を記憶する記憶手段と、遊技状態移行条件が
満たされることにより、前記記憶手段に記憶されている
特定遊技態様からなる特別遊技状態に移行させる遊技状
態移行手段とを有していることを特徴としている。
【0009】請求項4記載の遊技機は、遊技態様選択条
件が満たされなかったとき、遊技状態移行手段は、既定
の特定遊技態様を所定回数実行することを内容とした特
別遊技状態に移行させることを特徴としている。
【0010】請求項5記載の遊技機は、遊技態様選択条
件が複数回満たされたとき、遊技状態移行手段が、既定
回数目の遊技態様選択条件が満たされることによって選
択された特定遊技態様を所定回数実行することを内容と
する特別遊技状態に移行させることを特徴としている。
【0011】請求項6記載の遊技機は、遊技態様選択条
件が複数回満たされたとき、遊技状態移行手段が、遊技
者にとって最も有利な特定遊技態様を所定回数実行する
ことを内容とした特別遊技状態に移行させることを特徴
としている。
【0012】請求項7記載の遊技機は、遊技者にとって
最も有利な特定遊技態様が、遊技者にとって遊技利益が
最も高い遊技態様であることを特徴としている。
【0013】請求項8記載の遊技機は、遊技態様選択手
段が、電源が投入されたとき、最初に移行する特別遊技
状態における特定遊技態様を選択することを特徴として
いる。
【0014】請求項9記載の遊技機は、遊技盤に、特定
遊技態様選択用の始動口と、遊技状態移行条件判定用の
始動口とが配設されていることを特徴としている。
【0015】請求項10記載の遊技機は、複数の特定遊
技態様が記憶手段に記憶されているとき、それらのうち
の2以上の特定遊技態様を選出する遊技態様選出手段を
設けるとともに、遊技状態移行手段が、その遊技態様選
出手段により選出した特定遊技態様の組み合わせからな
る特別遊技状態に移行させることを特徴としている。
【0016】請求項11記載の遊技機は、所定始動口に
遊技球が入賞することにより、遊技態様選択条件又は遊
技状態移行条件を満たすか否かの判定を行うことを特徴
としている。
【0017】請求項12記載の遊技機に使用する遊技状
態制御プログラムは、遊技状態移行条件が満たされるこ
とにより、複数の特定遊技態様からなる特別遊技状態に
移行させるように構成したことを特徴としている。
【0018】請求項13記載の遊技機に使用する遊技状
態制御プログラムは、複数の特定遊技態様の中から任意
の特定遊技態様を予め選択しておき、その選択された特
定遊技態様からなる特別遊技状態に移行させるように構
成したことを特徴としている。
【0019】請求項14記載の遊技機に使用する遊技状
態制御プログラムは、遊技状態移行条件が満たされるま
での間、遊技者にとって有利な特定遊技態様を選択する
ための遊技態様選択条件が満たされたか否かを判定する
ステップと、遊技態様選択条件を満たしたと判定された
とき、予め設定した複数の前記特定遊技態様の中から任
意の特定遊技態様を選択するステップと、その選択され
た特定遊技態様を記憶するステップと、遊技状態移行条
件が満たされることにより、前記記憶手段に記憶されて
いる特定遊技態様からなる特別遊技状態に移行させるス
テップとを有していることを特徴としている。
【0020】請求項15記載のコンピュータ読み取り可
能な情報記録媒体は、請求項12,13又は14記載の
遊技状態制御プログラムを記録したことを特徴としてい
る。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明遊技機の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、一実施形態に係
る本発明遊技機の外観斜視図、図2は、その遊技機の正
面図、図3は、その遊技機のガラス扉と受け皿付扉とを
取り外した状態の正面図である。なお、本実施形態にお
いては、遊技機としてぱちんこ機を例として説明する。
【0022】一実施形態に係るぱちんこ機Aは、正面に
遊技盤1を固定した縦長の遊技機本体2に、その遊技盤
1を覆うガラス扉3と受け皿付扉4とを上下にしかつ開
閉自在に取り付けた外観構成になっている。
【0023】ガラス扉3は、縦長の方形枠5に、詳細を
後述する遊技盤1を視認できるほぼ円形の窓孔3aにガ
ラス6を嵌め込んだものであり、その方形枠5の上部中
央には枠ランプ7が、また、これの左右にはスピーカ
8,8が配設されている。
【0024】受け皿付扉4で覆われる遊技機本体2の正
面には、遊技球射出装置Hがやや左側部寄りに、また、
遊技球を排出する遊技球通路を兼ね備えた遊技球貯溜部
9がほぼ中央部分に配設されている。
【0025】受け皿付扉4の上半部側には、払い出され
た賞球又は貸し球を貯留する球受け皿10が形成されて
いるとともに、下半部側には、遊技球を1発ずつ射出す
るための操作ハンドルHaと灰皿11とが、球受け皿1
0を挟む両側下方に配設されている。なお、12,12
は球受け皿10内に貯留された遊技球を外部に排出させ
るための遊技球排出用釦、13は貸し球用釦である。
【0026】遊技盤1は正面略方形に形成されており、
それには、遊技面に配設された釘構成であるゲージ(図
示しない)を囲繞することにより遊技域1aを区画形成
するガイドレール14,15が配設されている。
【0027】遊技域1aのほぼ中央部分には、特別図柄
等を変動表示させることができるLCD(Liquid Cryst
al Display)等からなるディスプレイ(以下、たんにデ
ィスプレイという)16が配置されている。
【0028】なお、特別図柄とは、通常遊技状態から特
別遊技状態に移行する所謂大当たりを示唆するような図
柄を指し、例えば3桁の数字等を挙げることができる。
特に、それらの数字が「777」等の特定の図柄組み合
わせになって表示停止したときに大当たりとなって、通
常遊技状態から特別遊技状態に移行するようになってい
る。
【0029】特別遊技状態は、遊技者にとって有利な特
定遊技態様を、例えば最長12回断続的に繰り返すこと
を内容としており、この特別遊技状態への移行は、後記
する遊技状態移行条件判定用の始動口17に遊技球が入
賞することによって行われる抽選による。
【0030】特定遊技態様は、例えばラウンド数,電動
チューリップ18の可動片18a,18aの動作態様
(開閉時間,開閉回数等),賞球数,大当たり抽選確率
の変動等を挙げることができるが、要するに通常時の遊
技状態と比較して遊技者にとって有利な遊技態様であ
る。本実施形態において、遊技者にとって有利な特定遊
技態様は、遊技者にとって遊技価値(遊技利益)が高い
遊技態様を意味し、また、有益な全ての遊技態様を含ん
でいる。
【0031】ラウンド数は、後記する大入賞口19内の
所謂Vゾーン(図示しない)に遊技球が入賞することを条
件として、継続して繰り返されるようになっている。
【0032】ディスプレイ16の側方には、装飾LED
20,20を付設した2つの風車21,21、2つのス
ルーチャッカ22,23、4つの風車24…が左右対称
に振り分けて配設されているとともに、当該ディスプレ
イ16の下方には、電動チューリップ18,18を近設
した始動口17,25及び大入賞口19が互いに上下に
して配設されている。なお、始動口17,25は、図3
に示すように互いに平行に配設することに限らず、互い
に上下にし若しくは互いに斜めに配設してもよい。
【0033】スルーチャッカ22,23のうち、一方の
スルーチャッカ22は、始動口17に近設した電動チュ
ーリップ18の可動片18a,18aを、また、スルー
チャッカ23は、始動口25に近設した電動チューリッ
プ18の可動片18a,18aを開くために入賞させる
ものである。
【0034】電動チューリップ18は、遊技球の入口を
なす開口部を拡縮する一対の可動片18a,18aと、
これら可動片18a,18aを開閉駆動するためのソレ
ノイド(図示しない)とを有して構成されている。
【0035】始動口17,25のうち、始動口17は特
定遊技態様選択用のものであり、また、始動口25は、
遊技状態移行条件判定用のものである。すなわち、始動
口17は、予め設定した複数の前記特定遊技態様の中か
ら、1又は2以上の特定遊技態様の選択を開始させるた
めのものであり、これに、前記発射装置Hから発射され
た遊技球が入賞したことを契機として、特定遊技態様の
選択のための抽選が行われるようになっている。
【0036】始動口25は、前記発射装置Hから発射さ
れた遊技球が入賞することによって、前記大当たり等の
判定を行うための抽選や、前記ディスプレイ16の表示
変動を開始させた後に停止させるためのものであり、さ
らに、本実施形態においては、所定数の遊技球を賞球と
して払い出すようになっている。
【0037】なお、本実施形態においては、遊技域1a
に2つの始動口17,25を配設したものを例示してい
るが、これに限るものではなく、例えば単一の始動口
に、特定遊技態様選択及び遊技状態移行条件判定を行う
ための機能を併有させてもよい。具体的には、始動口に
遊技球が連続して入賞するとき、特定遊技態様の選択と
遊技状態移行条件の判定を例えば交互に若しくは一定の
球数毎に行うことができる。
【0038】ディスプレイ16の周囲には、これを囲繞
するように形成された飾り部材26が配設されており、
その飾り部材26には、これの中央上部にセンター装飾
LED27が配置されているとともに、そのセンター装
飾LED27の両側に4つの特別図柄記憶LED28…
が2つずつ振り分けられて配設されている。
【0039】特別図柄記憶LED28…は、ディスプレ
イ16の表示変動中に始動口25に入賞して保留されて
いる遊技球の個数、すなわち特別図柄作動記憶個数から
1減算した変動記憶回数を表示するためのものである。
ここで、変動記憶回数は、特別図柄の変動及び変動内容
を判定させる判定始動権利が保留されている作動記憶の
数を示し、特別図柄作動記憶個数は、変動中ならば作動
記憶回数に1加算した値(LEDを1つずつ点灯)を、
また、客待ちのデモンストレーション実行中ならば0
(LEDの全消灯)を示す。
【0040】また、センター装飾LED27の下部に
は、4つの普通図柄記憶LED29…が互いに所要の間
隔で横一列にして配設されているとともに、これらの両
側には、普通図柄左右LED30,31が配設されてい
る。
【0041】普通図柄記憶LED29…は、電動チュー
リップ18の可動片18a,18aの作動中又は普通図
柄の変動表示中に始動口17,25に保留されている遊
技球の個数、すなわち普通図柄作動記憶個数から1減算
した変動記憶回数を表示するためのものである。
【0042】ここで、変動記憶回数は、普通図柄の作動
及び変動内容を判定させる判定始動権利が保留されてい
る作動記憶の数を示し、普通図柄作動記憶個数は、変動
中ならば作動記憶回数に1加算した値(LEDを1つず
つ点灯)を、また、客待ちのデモンストレーション実行
中ならば0(LEDの全消灯)を示す。
【0043】なお、普通図柄とは、遊技者にとって不利
な遊技状態から遊技者にとって有利な遊技状態に移行す
ることを示唆できる図柄を指し、本実施形態において
は、前記電動チューリップ18の可動片18a,18a
を作動させない遊技状態から、当該可動片18a,18
aを作動させる遊技状態に移行するようになっている。
【0044】普通図柄の具体例としては、図示した
「○」、「×」等を挙げることができ、「○」と表示さ
れたときに、当該可動片18a,18aを予め定められ
た所定時間内において、既定の動作態様により作動する
ようになっている。
【0045】前記遊技域1aには、前記飾り部材26の
他、ガイドレール14,15に沿って、センター飾り部
材32、サイド飾り部材33,33、34,34が配設
されている。
【0046】センター飾り部材32は、入賞チャッカ3
2a,32aとともに前記大入賞口19が形成されてお
り、サイド飾り部材33,33には、入賞チャッカ33
a,33aが形成されているとともに袖LED35,3
5が内設され、また、サイド飾り部材34,34には、
サイドLED36,37、36,37が内設されてい
る。なお、38はアウト口である。
【0047】次に、回路系統について説明する。図4
は、上記ぱちんこ機Aの制御回路を示すブロック図であ
る。
【0048】39は主制御装置であり、これには、制御
プログラムに従って本ぱちんこ機Aの主要部を制御する
機能を有するコンピュータであるCPU40、上記制御
プログラム(乱数テーブルを含む)等が記憶されたRO
M(Read Only Memory)41及びCPU40のワーク用
メモリ(状態データテーブル、乱数メモリを含む)及び
選択された特定遊技態様を記憶する記憶手段として機能
するRAM(Random access Memory)42が搭載されてい
る。なお。本ぱちんこ機Aでは、ROM41において乱
数を生成するソフト的な乱数更新処理を用いているが、
外部より乱数を生成して抽出するハード的な乱数更新処
理を用いてもよい。
【0049】CPU40は、上記制御プログラムに従っ
てぱちんこ機Aの主要部を制御する機能の他、情報記録
媒体であるROM41に記憶された遊技状態制御プログ
ラムによって、次の機能を実行できるようになってい
る。すなわち、CPU40は、遊技状態制御プログラム
を実行することによって、遊技状態移行条件が満たされ
ることにより、遊技者にとって有利な複数の特定遊技態
様からなる特別遊技状態に移行させる機能の他、選定条
件が満たされることにより、複数の特定遊技態様の中か
ら任意の特定遊技態様を選択し、その選択された特定遊
技態様からなる特別遊技状態に移行させる機能を有す
る。
【0050】前記選定条件は、遊技媒体(遊技球やコイ
ン等)を用いて所定入賞口又は所定入賞領域に等の入賞
部に入賞させた場合、また、入賞によって生じる遊技態
様が定められた態様となる場合、さらには、所定期間内
の遊技履歴が定められた水準に達した場合を挙げること
ができる。
【0051】本実施形態においては、次の各機能を有し
ている。 (1) 遊技状態移行条件が満たされるまでの間、遊技者
にとって有利な特定遊技態様を選択するための遊技態様
選択条件が満たされたか否かを判定する機能(判定手段
40a)。具体的には、電源投入時から又は前記特別遊
技状態の終了から遊技状態移行条件が満たされるまでの
間である。
【0052】(2) 判定手段40aによって、遊技態様
選択条件を満たしたと判定されたとき、予め設定した複
数の前記特定遊技態様の中から、1又は2以上の特定遊
技態様を選択する機能(遊技態様選択手段40b)。選択
された2以上の特定遊技態様としては、異なるラウンド
回数が2つ選択される場合やラウンド回数と電動チュー
リップ18の可動片18a,18aの動作態様との組み
合わせがあり、これらのデータは、前記ROM41に例
えばルックアップテーブル等として格納記憶されてい
る。
【0053】(3) 遊技状態移行条件が満たされること
により、前記記憶手段であるRAM42に記憶されてい
る特定遊技態様からなる特別遊技状態に移行させる機能
(遊技状態移行手段40c)。この遊技状態移行手段40
cは、遊技態様選択条件が満たされなかったとき、既定
の特定遊技態様を所定回数実行することを内容とした特
別遊技状態に移行させるようにしている。既定の特定遊
技態様は、前述したように、ラウンド回数,電動チュー
リップ18の可動片18a,18aの動作態様,賞球
数,大当たり抽選確率の変動等のうちから任意に設定し
たものである。
【0054】また、遊技態様選択条件が複数回満たされ
たときには、既定回数目の遊技態様選択条件が満たされ
ることによって選択された特定遊技態様を所定回数実行
することを内容とする特別遊技状態に移行させるように
している。
【0055】遊技態様選択条件が複数回満たされたとき
に実行される特別遊技状態としては、遊技者にとって最
も有利な特定遊技態様を所定回数実行することを内容と
することができる。前述したように、本実施形態におい
て遊技者にとって最も有利な特定遊技態様は、遊技者に
とって最も遊技利益が高い遊技態様である。具体的に
は、例えば互いに異なる2つのラウンド回数が選択され
た場合、これらのうち、大きな値を持つラウンド回数
が、遊技者にとって最も有利な特定遊技態様であり、選
択数が増えた場合にも同様の選択が行われる。なお、本
実施形態においてラウンドとは、一定期間内に多くの遊
技利益が得られやすくなるボーナス状態等をいう。
【0056】また、本実施形態においては、電源が投入
されたとき、最初に移行する特別遊技状態における特定
遊技態様を選択する。なお、最初に移行する特別遊技状
態における特定遊技態様を、予め設定しておいてもよ
い。
【0057】さらには、複数の特定遊技態様が記憶手段
に記憶されているとき、それらのうちの2以上の特定遊
技態様を選出する遊技態様選出手段を設けるとともに、
遊技状態移行手段は、その遊技態様選出手段により選出
した特定遊技態様の組区あわせからなる特別遊技状態に
移行させることもできる。
【0058】ところで、前記CPU40の入力側には、
電源装置43、集中管理装置44の他、入力インターフ
ェース45を介して、前記始動口17,25に入賞した
遊技球を検知する始動入賞球検知センサ46,47、大
入賞球検知センサ48、継続球検知センサ49、その他
入賞球検知センサ50、通過入賞球検知センサ51及び
遊技球払出検知センサ52及びエラー検知センサ53等
が接続されている。
【0059】また、前記CPU40の出力側には、出力
インターフェース54を介して、図柄制御装置55,ラ
ンプ制御装置56,音声制御装置57,払出制御装置5
8,発射制御装置59,及び入賞球装置60を有してな
る副制御装置が接続されており、それらの詳細は次の通
りである。
【0060】図柄制御装置55は、CPU55A、この
CPU55Aに接続されたROM55B及びRAM55
Cが搭載されてなるものであり、これの出力側には、ビ
デオ・ディスプレイ・プロセッサ(VDP:Video Disp
lay Processor)61を介して前記ディスプレイ16
が、また、ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ61を介
することなく、普通図柄左右LED30,31が接続さ
れている。
【0061】すなわち、図柄制御装置51は、上記CP
U36から送信される制御信号に基づき、ビデオ・ディ
スプレイ・プロセッサ58を介してディスプレイ16を
表示制御するとともに、普通図柄左右LED30,31
を表示制御する。
【0062】ランプ制御装置56は、CPU56A、こ
のCPU56Aに接続されたROM56B及びRAM5
6Cを搭載してなるものであり、上記CPU40から送
信される制御信号に基づいて、センター装飾LED2
7、袖LED35,35、サイドLED36,37、普
通図柄左右LED30,31等からなる盤面ランプ61
及び前記枠ランプ7を点滅制御する機能を有している。
【0063】音声制御装置57は、CPU57A、この
CPU57Aに接続されたROM57B及びRAM57
Cを搭載してなるものであり、上記CPU40から送信
される制御信号に基づいて、ガラス扉3に配設された前
記スピーカ8,8を含む音声発生装置62を制御する機
能を有するものである。
【0064】払出制御装置58は、CPU58A、この
CPU58Aに接続されたROM58B及びRAM58
Cを搭載してなるものであり、上記CPU40から送信
される制御信号に基づいて、払出装置63及びCR(Ca
rd Reader)ユニット64を制御する機能を有してい
る。なお、本実施形態においては、球貸し信号制御装置
65は、払出し制御装置58と直接通信できるように回
路接続されている。
【0065】発射制御装置59は、上記CPU40から
送信される制御信号に基づき、遊技球射出装置Hを制御
する機能を有しているものである。
【0066】入賞球装置60は、前記電動チューリップ
用,大入賞口用,大入賞継続領域用の各ソレノイド等を
駆動制御する機能を有しているものである。
【0067】前述した構成からなる遊技機の動作につい
て、図5,6をも参照しつつ説明する。図5は、電源投
入時の動作を示すフローチャート、図6は、権利発生制
御処理のフローチャートである。
【0068】<電源投入時>電源が投入されたときに
は、次のステップからなる処理が実行される。 ステップS1(図中、たんにS1と略記する。以下同
様):初期設定処理を行う。初期設定処理は、所定デー
タの初期設定の実行・副制御装置への通常起動時コマン
ドの送信、又はエラー状態時に電源遮断前の状態に復帰
させてエラー解除等をした後、メインルーチン移行の許
可を行うことを内容としている。
【0069】ステップS2:乱数更新処理を行う。この
乱数更新処理は、遊技目的(大当たり判定、演出選択、
表示図柄選択、小当たり選択等)に対応させた乱数値範
囲を適宜設定し、その乱数値範囲内における乱数更新を
定期的に行うことを内容としている。
【0070】ステップS3:入力管理処理を行う。この
入力管理処理は、遊技盤に配設された全ての入賞口、又
は入賞領域により入賞と検知された情報の管理処理、及
び他の処理工程において使用できるように整えることを
内容としている。
【0071】ステップS4:異常監視処理を行う。この
異常管理処理は、補給球切れエラーや、球貯留部の満タ
ンエラー、球詰まり等の異常情報の監視を行うことを内
容としている。
【0072】ステップS5:普通図柄制御処理を行う。
この普通図柄制御処理は、例えば電動チューリップの可
動片の動作開始から終了までの動作内容,動作時間や普
通図柄の内容決定のための判定、及び電動チューリップ
や普通図柄左右LED等に対する制御命令情報の管理を
行うことを内容としている。
【0073】ステップS6:特別図柄制御処理を行う。
この特別図柄制御は、始動口にて検知された情報を管理
する処理部の入力情報を契機にして、大当たり判定用の
乱数値更新処理部から乱数値を取り出して当否判定を行
い、次に前記大当たりの当選結果に基づいた演出及び表
示図柄(特別図柄)を、それらに対応した乱数値更新処
理部から乱数値を取り出して選択判定を行い、この判定
によって得られた情報を各副制御装置側に送信して演出
態様を実行することを内容としている。
【0074】ステップS7:後述する遊技状態処理を行
う。 ステップS8:出力管理処理を行う。この出力管理処理
は、前述した各副制御装置側に送信されるコマンドのデ
ータを出力編集して送信制御するとともに、例えば集中
管理装置に所定の情報を送信するための管理処理を行う
ことを内容としている。
【0075】ステップS9:可変図柄表示制御処理を行
う。この可変図柄表示制御処理は、特別図柄制御処理又
は普通図柄制御処理により得られた情報に基づいて、デ
ィスプレイ等による演出態様を制御することを内容とし
ている。
【0076】ステップS10:普通図柄電動役物制御処
理を行う。この普通図柄電動役物制御処理は、普通図柄
制御処理で得られる情報に基づいて、普通図柄電動役物
(電動チューリップ18等の可動入賞装置)の変動態様を
制御することを内容としている。
【0077】ステップS11:大入賞領域制御処理を行
う。この大入賞領域制御処理は、特別図柄制御処理で得
られた情報に基づいて、一度に多くの遊技利益が得られ
る大入賞領域近傍に配設された例えば大入賞口を開閉す
る開閉片の動作態様を制御することを内容としている。
【0078】ステップS12:賞球払出制御処理を実行
する。この賞球払出制御処理は、遊技状態に応じた遊技
利益の払い出しを行うための払い出し制御情報の管理処
理を行うことを内容としている。
【0079】ステップS13:ランプ,LED制御処理
を実行する。このランプ,LED制御処理は、遊技状態
の状況に応じたランプ,LED等の制御情報の管理を行
うことを内容としている。
【0080】ステップS14:音声出力制御処理を行
う。この音声出力制御処理は、遊技状態の状況に応じた
音声を出力制御するためのスピーカ等の制御情報を管理
することを内容としている。
【0081】ステップS15:電源が遮断されたか否か
を判断し、遮断されていなければステップS2に戻り、
遮断されていれば処理を終了する。
【0082】<遊技状態制御処理>遊技状態制御処理
は、下記の各ステップを有してなるものであり、それら
の詳細は次の通りである。
【0083】ステップТ1(図中、たんにТ1と略記す
る。以下同様):前記した入力管理処理により、特定遊
技態様選択用の始動口17に遊技球が入賞したか否かを
検知し、遊技球が検知されればステップТ2に進み、ま
た、遊技球が検知されなければ前記ステップS8に進
む。
【0084】ステップТ2:特定遊技態様を選択するた
めの抽選判定を行い、当選したと判定されればステップ
Т3に進み、また、当選しなければステップS8に進
む。本実施形態においては、前記ステップТ1,Т2
が、遊技者にとって有利な特定遊技態様を選択するため
の遊技態様選択条件が満たされたか否かを判定するステ
ップである。
【0085】ステップТ3:前記した大入賞領域制御処
理にて行う制御内容を、判定結果に基づいて命令情報と
して生成する。すなわち、本ステップが、予め設定した
複数の特定遊技態様の中から、2以上の特定遊技態様を
選択するステップであり、具体的には、例えばラウンド
数,電動チューリップ18の可動片18a,18aの動
作態様(開閉時間,回数)若しくはそれら双方,賞球
数,大当たり抽選確率の変動等を選択する。
【0086】ステップТ4:判定結果に基づいて生成さ
れた命令情報を、記憶手段であるRAM42に一時的な
格納記憶する。本実施形態においては、このステップТ
4が、選択された特定遊技態様を一時的に記憶するステ
ップである。
【0087】ステップТ5:遊技状態移行条件判定用の
始動口25に遊技球が入賞したか否かを検知し、遊技球
が検知されればステップТ6に進み、また、遊技球が検
知されなければ前記ステップS8に進む。
【0088】ステップТ6:特別遊技状態に移行するか
否かの抽選判定に係る結果をチェックし、ここで当選す
ればステップТ7に進み、また、当選しなければステッ
プS8に進む。
【0089】ステップТ7:記憶手段であるRAM42
に特定遊技態様が記憶されているか否かを判別し、記憶
されていればステップТ8に進み、また、記憶されてい
なければステップТ9に進む。
【0090】ステップТ8:判定結果に基づいて生成さ
れた命令情報を、出力管理処理を介して副制御装置側に
送信し、ステップS8に進む。本ステップが、記憶手段
であるRAM42に記憶されている特定遊技態様からな
る特別遊技状態に移行させるステップである。なお、記
憶されている特定遊技態様が複数あった場合は、CPU
40により、所定の記憶された命令情報を選択し、残余
の記憶命令情報はリセットして消去するステップを追加
してもよい。
【0091】ステップТ9:予め設定された命令状態を
出力管理処理を介して副制御装置側に送信する。すなわ
ち、ROM41に記憶されている予め設定された特定遊
技態様による特別遊技状態に移行する。
【0092】なお、本発明は前述した実施形態に限るも
のではなく、次のような変形実施が可能である。前記の
実施形態においては、情報記録媒体としてROMを例示
したが、例えば磁気テープ、磁気ディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、ハードディスクの他、スマートメ
ディア等の各種携帯型のものを含んでいる。
【0093】また、遊技状態制御プログラムは、前記し
た遊技機を制御するプログラムと、業務用又は家庭用の
テレビゲーム機、インターネットに接続可能なモニタ付
きコンピュータ等に読み込まれることによって、それら
業務用又は家庭用のテレビゲーム機、インターネットに
接続可能なモニタ付きコンピュータ等を遊技機として機
能させるプログラムを含むものである。換言すると、遊
技状態制御プログラムは、遊技機で実行されるようにし
たものの他、業務用又は家庭用のテレビゲーム機、イン
ターネットに接続可能なモニタ付きコンピュータ等を実
行するように構成したものを含んでいる。
【0094】
【発明の効果】請求項1〜15記載の発明によれば、遊
技状態移行条件が満たされることにより、遊技者にとっ
て有利な複数の特定遊技態様からなる特別遊技状態に移
行させられるので、特別遊技状態をなす特定遊技態様を
遊技者の予想を越えて変化させることができ、従ってま
た、遊技者を飽きさせることがない。
【0095】請求項1〜15記載の発明で得られる上記
共通の効果に加え、各請求項記載の発明によれば次の効
果を得ることができる。請求項2記載の発明によれば、
選定条件が満たされることにより、複数の特定遊技態様
の中から任意の特定遊技態様を選択し、その選択された
特定遊技態様からなる特別遊技状態に移行させられるの
で、選定条件によって特定遊技態様を選択することがで
きるとともに、特別遊技状態をなす特定遊技態様を遊技
者の予想を越えて変化させることができ、遊技者を飽き
させることがない。
【0096】請求項3記載の発明によれば、遊技状態移
行条件が満たされるまでの間、遊技者にとって有利な特
定遊技態様を選択するための遊技態様選択条件が満たさ
れたか否かを判定するとともに、その判定手段によっ
て、遊技態様選択条件を満たしたと判定されたとき、予
め設定した複数の特定遊技態様の中から、特定遊技態様
を選択し、さらに、その選択された特定遊技態様を記憶
手段に記憶し、遊技状態移行条件が満たされることによ
り、前記記憶手段に記憶されている特定遊技態様からな
る特別遊技状態に移行させているので、特別遊技状態に
おける遊技態様を遊技者の予想を越えて変化させること
ができ、従ってまた、遊技者を飽きさせることがない。
【0097】請求項4記載の発明によれば、遊技態様選
択条件が満たされなかったとき、遊技状態移行手段は、
既定の特定遊技態様を所定回数実行することを内容とし
た特別遊技状態に移行させるので、遊技態様選択条件を
満たすことができないような技量の低い遊技者であって
も、ある程度の遊技利益を享受でき、遊技意欲の低下を
防ぐことができる。
【0098】請求項5記載の発明によれば、遊技態様選
択条件が複数回満たされたとき、遊技状態移行手段は、
既定回数目の遊技態様選択条件が満たされることによっ
て選択された特定遊技態様を所定回数実行するので、遊
技状態移行条件が満たされにくいバランスの悪い状態に
おいても、特定遊技態様を遊技者の予想を越えて変化さ
せることができ、従ってまた、遊技者を飽きさせること
がない。
【0099】請求項6記載の発明によれば、遊技態様選
択条件が複数回満たされたとき、遊技状態移行手段は、
遊技者にとって最も有利な特定遊技態様を所定回数実行
することを内容とした特別遊技状態に移行するので、遊
技者にとって最も有利な特定遊技態様を実行することが
できることから、遊技者の興趣を向上させることができ
る。
【0100】請求項7記載の発明によれば、遊技者にと
って遊技価値が最も高い遊技態様を所定回数実行するこ
とを内容とした特別遊技状態に移行するので、高い遊技
利益をあげることができる。
【0101】請求項8記載の発明によれば、遊技態様選
択手段は、電源が投入されたとき、最初に移行する特別
遊技状態における特定遊技態様を選択するので、電源投
入後、最初に移行する特別遊技状態の特定遊技態様を変
化させることができることから、予め定めた特定遊技態
様になりやすい所謂モーニングサービスを行うことがで
きるため、遊技者を飽きさせることがない。
【0102】請求項9記載の発明によれば、遊技盤に、
特定遊技態様選択用の始動口と、遊技状態移行条件判定
用の始動口とが配設されているので、遊技者の技量を発
揮できる機会が増えるとともに遊技内容を豊富にし、ま
た、期待感を高めることができる。
【0103】請求項10記載の発明によれば、複数の特
定遊技態様が記憶手段に記憶されているとき、それらの
うちの1又は2以上の特定遊技態様を選出する遊技態様
選出手段を設けるとともに、遊技状態移行手段は、その
遊技態様選出手段により選出した特定遊技態様からなる
特別遊技状態に移行させることができるので、特別遊技
状態の特定遊技態様を所定の遊技履歴に応じて変化させ
ることができ、遊技者に対する収益の安定化を図ること
ができる。
【0104】請求項11記載の発明によれば、始動口に
遊技球が入賞することにより、遊技態様選択条件又は遊
技状態移行条件を満たすか否かの判定を行うので、遊技
者の技量を発揮しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る本発明遊技機の外観斜視図で
ある。
【図2】同上の遊技機の正面図である。
【図3】同上の遊技機のガラス扉と受け皿付扉とを取り
外した状態の正面図である。
【図4】同上の遊技機の制御回路を示すブロック図であ
る。
【図5】電源投入時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】遊技状態制御処理のフローチャートである。
【符号の説明】
17,25 始動口 40 判定手段,遊技態様選択手段,遊技状態移
行手段 41 情報記録媒体 42 記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63F 5/04 A63F 5/04 516F

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技状態移行条件が満たされることによ
    り、通常遊技状態から、これよりも有益な特別遊技状態
    に移行する遊技機において、 前記遊技状態移行条件が満たされることにより、遊技者
    にとって有利な複数の特定遊技態様からなる特別遊技状
    態に移行させるように構成したことを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 選定条件が満たされることにより、複数
    の特定遊技態様の中から任意の特定遊技態様を選択し、
    その選択された特定遊技態様からなる特別遊技状態に移
    行させるように構成したことを特徴とする請求項1記載
    の遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技状態移行条件が満たされるまでの
    間、遊技者にとって有利な特定遊技態様を選択するため
    の遊技態様選択条件が満たされたか否かを判定する判定
    手段と、 その判定手段によって、遊技態様選択条件を満たしたと
    判定されたとき、予め設定した複数の前記特定遊技態様
    の中から任意の特定遊技態様を選択する遊技態様選択手
    段と、 その選択された特定遊技態様を記憶する記憶手段と、 遊技状態移行条件が満たされることにより、前記記憶手
    段に記憶されている特定遊技態様からなる特別遊技状態
    に移行させる遊技状態移行手段とを有していることを特
    徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 遊技態様選択条件が満たされなかったと
    き、遊技状態移行手段は、既定の特定遊技態様を所定回
    数実行することを内容とした特別遊技状態に移行させる
    ことを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 遊技態様選択条件が複数回満たされたと
    き、遊技状態移行手段は、既定回数目の遊技態様選択条
    件が満たされることによって選択された特定遊技態様を
    所定回数実行することを内容とする特別遊技状態に移行
    させることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 遊技態様選択条件が複数回満たされたと
    き、遊技状態移行手段は、遊技者にとって最も有利な特
    定遊技態様を所定回数実行することを内容とした特別遊
    技状態に移行させることを特徴とする請求項3記載の遊
    技機。
  7. 【請求項7】 遊技者にとって最も有利な特定遊技態様
    は、遊技者にとって遊技利益が最も高い遊技態様である
    ことを特徴とする請求項6記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 遊技態様選択手段は、電源が投入された
    とき、最初に移行する特別遊技状態における特定遊技態
    様を選択することを特徴とする請求項3,4,5,6又
    は7記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 遊技盤に、特定遊技態様選択用の始動口
    と、遊技状態移行条件判定用の始動口とが配設されてい
    ることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7
    又は8記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 複数の特定遊技態様が記憶手段に記憶
    されているとき、それらのうちの2以上の特定遊技態様
    を選出する遊技態様選出手段を設けるとともに、遊技状
    態移行手段は、その遊技態様選出手段により選出した特
    定遊技態様の組み合わせからなる特別遊技状態に移行さ
    せることを特徴とする請求項3,4,5,6,7,8又
    は9記載の遊技機。
  11. 【請求項11】 所定始動口に遊技球が入賞することに
    より、遊技態様選択条件又は遊技状態移行条件を満たす
    か否かの判定を行うことを特徴とする請求項9又は10
    記載の遊技機。
  12. 【請求項12】 請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9,10又は11記載の遊技機に使用する遊技状態
    制御プログラムにおいて、 前記遊技状態移行条件が満たされることにより、複数の
    特定遊技態様からなる特別遊技状態に移行させるように
    構成したことを特徴とする遊技機に使用する遊技状態制
    御プログラム。
  13. 【請求項13】 複数の特定遊技態様の中から任意の特
    定遊技態様を予め選択しておき、その選択された特定遊
    技態様からなる特別遊技状態に移行させるように構成し
    たことを特徴とする請求項12記載の遊技機に使用する
    遊技状態制御プログラム。
  14. 【請求項14】 遊技状態移行条件が満たされるまでの
    間、遊技者にとって有利な特定遊技態様を選択するため
    の遊技態様選択条件が満たされたか否かを判定するステ
    ップと、 遊技態様選択条件を満たしたと判定されたとき、予め設
    定した複数の前記特定遊技態様の中から任意の特定遊技
    態様を選択するステップと、 その選択された特定遊技態様を記憶するステップと、 遊技状態移行条件が満たされることにより、前記記憶手
    段に記憶されている特定遊技態様からなる特別遊技状態
    に移行させるステップとを有していることを特徴とする
    請求項12又は13記載の遊技機に使用する遊技状態制
    御プログラム。
  15. 【請求項15】 請求項12,13又は14記載の遊技
    状態制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピ
    ュータ読み取り可能な情報記録媒体。
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US9813471B2 (en) 2007-03-23 2017-11-07 Sony Corporation System, apparatus, method and program for processing information
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