JP2003265154A - コーヒー豆焙煎機 - Google Patents

コーヒー豆焙煎機

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JP2003265154A JP2002304064A JP2002304064A JP2003265154A JP 2003265154 A JP2003265154 A JP 2003265154A JP 2002304064 A JP2002304064 A JP 2002304064A JP 2002304064 A JP2002304064 A JP 2002304064A JP 2003265154 A JP2003265154 A JP 2003265154A
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drum
roasting drum
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俊彦 岡崎
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護 田口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の作業負担の軽減を図りながら、焙煎
作業の初心者でも香味の優れたコーヒー豆の焙煎を容易
に実施できるコーヒー豆焙煎機を提供する。 【解決手段】 外気を焙煎ドラム5内に流入させる一方
焙煎ドラム5内に流入した外気を排気しながら、コーヒ
ー生豆が投入された焙煎ドラム5を回転させるととも
に、焙煎ドラム5を加熱源9により加熱し、コーヒー生
豆の焙煎を行うコーヒー豆焙煎機において、焙煎ドラム
5内の温度管理をコンピュータ43により制御するか、
外気を一旦暖気してから焙煎ドラム5内に流入させるよ
うにして、焙煎ドラム5内の温度を安定させ、焙煎作業
の初心者にも簡易に良好な焙煎を行えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒー生豆を風
味良く焙煎するロータリキルン式の焙煎ドラムを持った
コーヒー豆焙煎機に係り、特に、風味にかかわる焙煎温
度と排気温度を自動管理可能にするコーヒー豆焙煎機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコーヒー豆焙煎機は、例えば、ホ
ッパーに投入した所定量のコーヒー生豆を回転する焙煎
ドラム内に収納し、外気を焙煎ドラム内に流入させる一
方焙煎ドラム内に流入した外気を排気しながら、焙煎ド
ラムの下部に設置したガスバーナの火力調整を行いなが
ら焙煎を行うというものであり、この焙煎を最適の温度
条件で実施するために、焙煎ドラムの排気通路側に設け
られた排気ダンパーの開度調整を実施している。
【0003】排気ダンパーの開度調整は、コーヒー生豆
を焙煎ドラムの中で脱水および乾燥させ、さらに一度目
のハゼおよび二度目のハゼごとに焙煎ドラム内での焙煎
温度を調整して、炒りむらや味のバランスを壊さないよ
うに、さらに、香味が十分に出るように所定のタイミン
グにて実施される。
【0004】つまり、この排気ダンパーの開度調整およ
びタイミングがコーヒーの風味の善し悪しを決めること
になる。
【0005】なお、特許庁ホームページの電子図書館に
て調査したが上述の焙煎機についての先行技術文献情報
は見出せなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコーヒー豆焙煎機によるコーヒー豆焙煎方法
にあっては、コーヒー生豆の蒸温度や焙煎温度調整のた
めにする排気ダンパーの開度調整を含めて、暖機運転か
ら焙煎運転における諸作業の略すべてが、焙煎士と呼ば
れる熟練者が自身の経験と勘のみに頼って行われていた
ため、熟練者の作業負担が大きいばかりか、作業性が悪
く、さらに、焙煎したコーヒー豆の品質にバラツキが生
じるなどの問題があった。
【0007】また、良好な焙煎を行うには温度管理が重
要であるが、外気温度が低い場合や焙煎中に外気温度が
変化した場合に対応して排気ダンパーの開度を都度調節
して焙煎ドラム内の温度を安定させる必要があるが、こ
の作業は煩雑であり、この点でも焙煎作業が焙煎作業の
初心者にとって困難になっている。
【0008】そこで本発明の目的は、上記のような問題
を解決することであり、特に焙煎したコーヒー豆の焙煎
温度を最適データの利用によって自動制御すること、も
しくは、焙煎ドラム内の温度を安定させることにより、
作業者の作業負担の軽減を図りながら、焙煎作業の初心
者でも香味の優れたコーヒー豆の焙煎を容易に実施でき
るコーヒー豆焙煎機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のために、
請求項1の発明にかかるコーヒー豆焙煎機は、外気を焙
煎ドラム内に流入させる一方焙煎ドラム内に流入した外
気を排気しながら、コーヒー生豆が投入された焙煎ドラ
ムを回転させるとともに、焙煎ドラムを加熱源で加熱す
ることによって、コーヒー生豆の焙煎を行うコーヒー豆
焙煎機において、焙煎ドラムにおけるコーヒー生豆の焙
煎温度を検出する焙煎温度センサと、焙煎ドラムから排
出される排気の温度を検出する排気温度センサとを設け
て、コンピュータに、焙煎温度センサおよび排気温度セ
ンサの各センサ出力が、予め設定された最適値となるよ
うに排気ダンパーを制御させるようにしたものである。
【0010】これによって、焙煎温度および排気温度に
もとづいて得られた最適条件にて香味、味わいのすぐれ
た焙煎コーヒー豆を、人の手を多く煩わせずに能率的に
製造することができる。したがって、作業者の作業負担
の軽減を図りながら、焙煎作業の初心者でも香味の優れ
たコーヒー豆の焙煎を容易に実施できる。また、焙煎作
業が能率的に行えるので、人件費を削減できる。
【0011】また、請求項2の発明にかかるコーヒー豆
焙煎機は、外気を焙煎ドラム内に流入させる一方焙煎ド
ラム内に流入した外気を排気しながら、コーヒー生豆が
投入された焙煎ドラムを回転させるとともに、焙煎ドラ
ムを加熱源で加熱することによって、コーヒー生豆の焙
煎を行うコーヒー豆焙煎機において、焙煎ドラム内に流
入する外気が焙煎ドラム内に流入する前に暖気されるよ
うにしたものである。
【0012】これにより、機外から導入された外気を一
旦暖気し、この暖気した外気を焙煎ドラム内に導入する
ようにしたことで、焙煎ドラム内での焙煎温度が、季節
変化などによる外気温度の変化の影響を受けずに安定
し、品質が安定したコーヒー豆に焙煎することができ
る。したがって、作業者の作業負担の軽減を図りなが
ら、焙煎作業の初心者でも香味の優れたコーヒー豆の焙
煎を容易に実施できる。
【0013】そして、請求項3の発明にかかるコーヒー
豆焙煎機は、焙煎ドラムが、この焙煎ドラムとともに加
熱源により加熱される内側カバーと、この内側カバーに
対し一定間隔をおいて配置された外側カバーとによって
被われてなり、内側カバーおよび外側カバーの間に導入
された外気が、焙煎ドラムおよび内側カバー間を介して
この焙煎ドラム内に通過することにより暖気されるよう
にしたことを特徴とする。
【0014】これにより、機外から導入された外気を一
旦外側カバーと内側カバーの間に通過されて暖気し、こ
の暖気した外気を焙煎ドラム内に導入するようにしたこ
とで、焙煎ドラム内での焙煎温度が、季節変化などによ
る外気温度の変化の影響を受けずに安定し、品質が安定
したコーヒー豆に焙煎することができる。したがって、
作業者の作業負担の軽減を図りながら、焙煎作業の初心
者でも香味の優れたコーヒー豆の焙煎を容易に実施でき
る。
【0015】さらに、請求項4の発明にかかるコーヒー
豆焙煎機は、外気を焙煎ドラム内に流入させる一方焙煎
ドラム内に流入した外気を排気しながら、コーヒー生豆
が投入された焙煎ドラムを回転させるとともに、焙煎ド
ラムを加熱源で加熱することによって、コーヒー生豆の
焙煎を行うコーヒー豆焙煎機において、焙煎ドラム内に
流入する外気を焙煎ドラム内に流入する前に暖気すると
ともに、コンピュータが焙煎ドラムにおける生豆の焙煎
温度を検出する焙煎温度センサと焙煎ドラムから排出さ
れる排気の温度を検出する排気温度センサの各センサ出
力が予め設定された最適値になるように排気ダンパーを
制御するようにした。
【0016】これによって、焙煎温度および排気温度に
もとづいて得られた最適条件にて香味、味わいのすぐれ
た焙煎コーヒー豆を、人の手を多く煩わせずに能率的に
製造することができる。したがって、作業者の作業負担
の軽減を図りながら、焙煎作業の初心者でも香味の優れ
たコーヒー豆の焙煎を容易に実施でき、また、焙煎作業
が能率的に行えるので、人件費を削減できるとともに、
機外から導入された外気を一旦暖気し、この暖気した外
気を焙煎ドラム内に導入するようにしたことで、焙煎ド
ラム内での焙煎温度が、季節変化などによる外気温度の
変化の影響を受けずに安定し、品質が安定したコーヒー
豆に焙煎することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
ついて説明するが、図1は、本発明のコーヒー豆焙煎機
の全体を示す正面図であり、図2は、同じく要部の動作
を概念的に示す斜視図である。
【0018】同図において、1は、箱型の基台であり、
この基台1上には送風機取付部2と、ドラム収納部3お
よび冷却箱4とが並設されている。
【0019】これらのうち、ドラム収納部3は、図2に
示すように、送風機取付部2側に設置したモータにより
駆動される焙煎ドラム5を、外カバー6内に有する。
【0020】この焙煎ドラム5は、水平軸7を中心に図
示しない軸受によって回転自在に支持されている。
【0021】また、この焙煎ドラム5の上方には後述の
排気ダクト8が設置され、焙煎ドラム5の下方には複数
個の加熱源であるガスバーナ9が並設されている。
【0022】なお、このガスバーナ9付近の外カバー内
周には石膏ボードなどの耐熱処理が施してある。
【0023】また、上記外カバー6内には、図2に示す
ような倒立U字状の内カバー10が所定の間隔をおいて
取り付けられており、この内カバー10内に上記焙煎ド
ラム5が配置され、この焙煎ドラム5の下方にガスバー
ナ9が上方に向って対向配置されている。
【0024】なお、内カバー10の下端は、ドラム収納
部3の底部、すなわち基台1の上面に対して所定の間隔
をおくように所定の高さに位置している。
【0025】従って、外カバー6の側板(後述するケー
ス12の側板と兼用)に形成された外気導入口11を通
じて外カバー6内に取り込まれた外気が、内カバー10
下部の上記間隙を縫って外カバー6と内カバー10との
間に導かれた後、さらに焙煎ドラム5の一方の開口端へ
送り込まれる。
【0026】なお、内カバー10は、ガスバーナ9の火
炎を受けて熱せられているため、上記の外気は焙煎ドラ
ム5内に送り込まれる前に、外カバー6と内カバー10
との間を通過中に暖められる(暖気される)。
【0027】また、焙煎ドラム5の他方の開口端と排気
ダクト8の開口端とは後述のシュート21内を通じて互
いに連通している。
【0028】そして、排気ダクト5の他端は、送風機取
付部2のケース12内の上方に配置された排気ダクト1
3に連結され、この排気ダクト13端にモータ14Aに
より駆動される送風機14が連結されている。
【0029】上記排気ダクト13の途中には排気ダンパ
ー15が設けられ、この排気ダンパー15を手動で操作
できるダンパーハンドル16がケース12の外側に設け
られている。
【0030】なお、この排気ダンパー15は、後述の自
動制御を受けて駆動されるモータ(図示しない)に連結
されている。
【0031】さらに、上記ケース12の正面側には、ガ
スバーナ9へ供給するガスの圧力調整を行うガス圧調整
ハンドル17とガス圧計18が取り付けられている。
【0032】なお、送風機14からの送風は図上、ケー
ス12の背面側から図示しない排気用サイクロンを介し
て外気へ排出される。
【0033】一方、上記外カバー6の右側面の上部に
は、上記ダクト8および焙煎ドラム5の各一端に開口す
る切欠19,20が設けられている。
【0034】さらに、これらの切欠19,20を被うよ
うに、図1に示すような箱状のシュート21が設けら
れ、このシュート21の上部にはコーヒー生豆を投入す
るためのホッパー22が連設されている。
【0035】このホッパー22の下端開口部には、投入
レバー23により操作されるコーヒー生豆投入用ダンパ
ー24が開閉自在に当接されている。
【0036】なお、このコーヒー生豆投入用ダンパー2
4は、投入レバー23の自重によって上記ホッパー22
の下端開口を閉じるように機能している。
【0037】25は、外カバー6の右側面の開閉蓋26
を外部から開閉操作するための開閉ハンドルである。
【0038】また、上記冷却箱4は、底部に網状または
パンチングメタル状の通気床27を有し、この通気床2
7の上部中央に、基台1内に設置された図示しないモー
タによって回転する撹拌ブレード28の回転軸29が支
持されている。
【0039】なお、基台1内には上記通気床27の下部
に連通する吸気ダクト30が配置されており、この吸気
ダクト30端に冷却気を排出するための、モータ31A
によって駆動される送風機31が接続されている。
【0040】この送風機31から送出する冷却気は、図
上、基台1の背面側から図示しない冷却用サイクロンを
介して外気へ排出される構成となっている。
【0041】かかる構成になるコーヒー焙煎機では、ホ
ッパー22内に投入されたコーヒー生豆を、投入レバー
23の操作によるコーヒー生豆投入用ダンパー24の開
放により、シュート21および外力バー6側面の切欠2
0を通じて焙煎ドラム5内に投入する。
【0042】一方、この作業に先立ってガスバーナ9に
点火して、その火力をガス圧調整ハンドル17で所定値
に調整しておく。
【0043】このガスバーナ9におけるガスの燃焼によ
って、焙煎ドラム5とともに内カバー10が直接加熱さ
れ、外気導入口11から外カバー6および内カバー10
間に導入された外気はここで予熱される。
【0044】また、この予熱された外気は、内カバー1
0の下方からこの内カバー10と焙煎ドラム5との間に
入り、さらにこの焙煎ドラム5の一端から排気として他
端に流れ、排気ダクト8へと導かれる。
【0045】これによって、焙煎ドラム5内の温度が設
定された値で安定し、一年を通じて周辺の外気温や湿度
に影響されない焙煎が可能となる。
【0046】また、このような暖気による加熱ととも
に、焙煎ドラム5自体もガスバーナ9からの火炎を受け
て高温に加熱され、内部に収納されたコーヒー生豆を加
熱焙煎する。
【0047】一方、このようにして予め設定された条件
にて加熱焙煎されたコーヒー豆は、開閉ハンドル25の
操作によって開閉蓋26を開くことにより、冷却箱4内
の通気床27上に落下、載置される。
【0048】この冷却箱4内の焙煎直後のコーヒー豆は
高温であり、従って、モータ31Aによる送風機31の
作動により、吸気ダクト30を通じて冷却箱4内の空気
は通気床27を通して外へ吸い出される。
【0049】これにより、この通気床27上のコーヒー
豆は外気流によって冷却され、発火する危険を未然に回
避できる。
【0050】一方、上記焙煎ドラム5内のコーヒー生豆
は、上記のような加熱により焙煎される工程では、以下
のような焙煎ドラム5における焙煎温度となるように制
御される。
【0051】なお、この温度制御は、基本的に図3に示
すような回路システムにより、図4に示すような手順に
従って実行される。
【0052】図3において、41は、排気ダクト8内の
排気温度を検出する排気温度センサ、42は焙煎ドラム
5内の焙煎温度を検出する焙煎温度センサ、43は、こ
れらのセンサ41、42の出力にもとづき、予め実験や
経験によって求めてデータベースDBに格納した基準デ
ータ、具体的には実験的、経験的に求めた最適焙煎のた
めの温度データを参照して、焙煎に最適なダンパー開度
データを演算出力するコンピュータ(マイクロプロセッ
サ)である。
【0053】このコンピュータ43の演算出力に従って
上記排気ダンパー15の開閉量がコントロールされる、
つまり、焙煎温度の制御が行われることとなる。
【0054】図4は、主に手動操作による焙煎機による
焙煎作動前の暖機運転および排気制御を中心とする焙煎
運転の制御手順を示すフローチャートである。
【0055】焙煎を開始するに当って、オペレータは、
まず手動でガスバーナ9のガスの点火を行い(ステップ
S1)、続いてダンパーハンドル16を操作してダンパ
ー開度を40%〜60%の範囲で調整した後、例えば、
50%の開度(暖気開度)に設定する(ステップS
2)。
【0056】次に、焙煎ドラム5を200℃、排気温度
が275℃になるまでガスバーナ9により加熱して、暖
機(予熱)を行う(ステップS3)。
【0057】ここで、焙煎ドラム5の温度が260℃、
排気温度が285℃に達した場合には、ブザーによる強
い警告音を発生させ(ステップS4)、ガス圧調整ハン
ドル17を操作して、ガス弁を全閉とする(ステップS
5)。
【0058】なお、上記ブザーは、タッチパネルの「異
常」表示に触れるなどして停止させる。
【0059】一方、ステップS3で通常音のブザーが3
秒作動した場合には、オペレータが手動で一旦ガス弁を
全閉として消火し(ステップS6)、焙煎ドラム5の温
度が140℃まで下がると再びブザーを作動させる(ス
テップS7)。
【0060】このとき、オペレータは手動で再びガスバ
ーナ9のガスの点火を行い(ステップS8)、焙煎ドラ
ム5の温度を170℃に上昇させる。
【0061】このとき、ブザーが約3秒間作動し、ディ
スプレイにコーヒー生豆投入可能の点火表示がなされる
(ステップS9)。
【0062】ここで、初めてコーヒー生豆の投入が可能
となり、オペレータは生豆投入指令をタッチパネルのガ
イダンスに従って行うことで、自動焙煎に入ることとな
る。
【0063】このとき、投入レバー23を操作してコー
ヒー生豆投入用ダンパー24を開き、予めホッパー22
内に定量宛投入されていたコーヒー生豆がシュート21
を通じて焙煎ドラム内に投入される。
【0064】この状態で上記ガスバーナ9の火炎を熱源
とする上記のようなコーヒー生豆の焙煎が行われる(ス
テップS10)。
【0065】なお、生豆投入指令をタッチパネルのタッ
チにより未だ行わない場合、つまり自動制御を開始しな
い場合には、(ステップS11)、ステップS3以降の
処理を繰り返し実施し、焙煎ドラム5の暖機運転を必要
に応じ1回以上繰り返し行うこととなる(ステップS1
1)。
【0066】一方、ステップS10におけるコーヒー生
豆の投入が行われると、本発明による焙煎の自動制御が
コンピュータ43の制御下で実行される。
【0067】すなわち、上記コーヒー生豆の投入がある
と、コンピュータ43は排気温度センサ41および焙煎
温度センサ42の出力にもとづいて、排気ダンパー15
の開度を、コーヒー生豆の種類などに応じて20%〜4
0%の範囲で調整した後、例えば30%の開度(蒸し開
度)に設定する(ステップS12)。
【0068】続いて、3分〜6分の間で選択した時間の
例えば4分経過すると、30秒刻みで、排気ダンパー1
5を全開として、コーヒー生豆に付着しているほこりや
薄皮をとばし(ステップS13)、さらに、例えば、5
分を経過したとき排気ダンパー15の開度を30%に設
定する(ステップS14)。ここでは、1分経過後自動
的に蒸し開度に戻る。
【0069】こうして、コーヒー生豆の焙煎温度が設定
温度の170℃になると、排気ダンパー15の開度をコ
ーヒー生豆の種類に応じて50%〜70%の範囲で調整
した後、例えば60%の開度に設定する(ステップS1
5)。
【0070】このときの設定温度170℃は1度目のハ
ゼ状態に対応し、操作盤上のパイロットランプ(黄色)
が点灯するとともに、ブザーが約3秒作動する。
【0071】この後、焙煎温度が徐々に上昇し、190
℃に達すると排気バルブ15の開度を80%〜100%
の範囲で調整した後、90%の開度に設定する(ステッ
プS16)。
【0072】このときの設定温度190℃は2度目のハ
ゼ状態に対応し、操作盤上のパイロットランプ(赤色)
が点灯するとともに、タッチパネルに焙煎が終了したこ
とを表示する。
【0073】そこで、オペレータは、タッチパネルで終
了表示に指を触れて自動焙煎の終了を指示する(ステッ
プS17)。
【0074】これにより、焙煎作業が終了し、オペレー
タは焙煎したコーヒー豆を、開閉蓋26を開いて冷却箱
4内に取り出し、上記送風機31による吸気によって冷
却を行って(ステップS18)、一連の作業を終了する
ことになる(ステップS19)。
【0075】このように、従来熟練者が行ってきたのと
同等の手順の焙煎をコンピュータ43を用いて自動化す
ることで、品質の良い焙煎コーヒー豆を大量かつ能率的
に製造することができる。
【0076】このためには、上記のような焙煎温度と排
気温度の管理が最も重要であり、この管理を熟練者の経
験や実験にもとづくデータに従ってコンピュータ43に
実行させることが重要であり、本発明はこの点に着目し
て完成されたものである。
【0077】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、外気を焙煎ドラム内に流入させる一方焙煎ドラム内
に流入した外気を排気しながら、コーヒー生豆が投入さ
れて回転する焙煎ドラムを加熱源により加熱し、コーヒ
ー生豆の焙煎を行うコーヒー豆焙煎機において、焙煎温
度を検出する焙煎温度センサと、焙煎ドラムから排出さ
れる排気温度を検出する排気温度センサとを設けて、コ
ンピュータに、焙煎温度センサおよび排気温度センサの
各センサ出力が、予め設定された最適値となるように排
気ダンパーの開度を自動制御させるようにしたので、焙
煎温度および排気温度にもとづいて得られた最適条件に
て香味、味わいのすぐれた焙煎コーヒー豆を、人の手を
多く煩わせずに能率的に製造することができる。したが
って、作業者の作業負担の軽減を図りながら、焙煎作業
の初心者でも香味の優れたコーヒー豆の焙煎を容易に実
施できる。また、焙煎作業が能率的に行えるので、人件
費を削減できる。
【0078】また、請求項2の発明によれば、外気を焙
煎ドラム内に流入させる一方焙煎ドラム内に流入した外
気を排気しながら、コーヒー生豆が投入された焙煎ドラ
ムを回転させるとともに、焙煎ドラムを加熱源で加熱す
ることによって、コーヒー生豆の焙煎を行うコーヒー豆
焙煎機において、焙煎ドラム内に流入する外気が焙煎ド
ラム内に流入する前に暖気されるようにしたので、機外
から導入された外気を一旦暖気し、この暖気した外気を
焙煎ドラム内に導入するようにしたことで、焙煎ドラム
内での焙煎温度が、季節変化などによる外気温度の変化
の影響を受けずに安定し、品質が安定したコーヒー豆に
焙煎することができる。したがって、作業者の作業負担
の軽減を図りながら、焙煎作業の初心者でも香味の優れ
たコーヒー豆の焙煎を容易に実施できる。
【0079】そして、請求項3の発明によれば、焙煎ド
ラムが、この焙煎ドラムとともに加熱源により加熱され
る内側カバーと、この内側カバーに対し一定間隔をおい
て配置された外側カバーとによって被われてなり、内側
カバーおよび外側カバーの間に導入された外気が、焙煎
ドラムおよび内側カバー間を介してこの焙煎ドラム内に
通過することにより暖気されるようにしたので、機外か
ら導入された外気を一旦外側カバーと内側カバーの間に
通過されて暖気し、この暖気した外気を焙煎ドラム内に
導入するようにしたことで、焙煎ドラム内での焙煎温度
が、季節変化などによる外気温度の変化の影響を受けず
に安定し、品質が安定したコーヒー豆に焙煎することが
できる。したがって、作業者の作業負担の軽減を図りな
がら、焙煎作業の初心者でも香味の優れたコーヒー豆の
焙煎を容易に実施できる。
【0080】さらに、請求項4の発明にかかるコーヒー
豆焙煎機は、外気を焙煎ドラム内に流入させる一方焙煎
ドラム内に流入した外気を排気しながら、コーヒー生豆
が投入された焙煎ドラムを回転させるとともに、焙煎ド
ラムを加熱源で加熱することによって、コーヒー生豆の
焙煎を行うコーヒー豆焙煎機において、焙煎ドラム内に
流入する外気を焙煎ドラム内に流入する前に暖気すると
ともに、コンピュータが焙煎ドラムにおける生豆の焙煎
温度を検出する焙煎温度センサと焙煎ドラムから排出さ
れる排気の温度を検出する排気温度センサの各センサ出
力が予め設定された最適値になるように排気ダンパーを
制御するようにしたので、焙煎温度および排気温度にも
とづいて得られた最適条件にて香味、味わいのすぐれた
焙煎コーヒー豆を、人の手を多く煩わせずに能率的に製
造することができる。
【0081】したがって、作業者の作業負担の軽減を図
りながら、焙煎作業の初心者でも香味の優れたコーヒー
豆の焙煎を容易に実施でき、また、焙煎作業が能率的に
行えるので、人件費を削減できるとともに、機外から導
入された外気を一旦暖気し、この暖気した外気を焙煎ド
ラム内に導入するようにしたことで、焙煎ドラム内での
焙煎温度が、季節変化などによる外気温度の変化の影響
を受けずに安定し、品質が安定したコーヒー豆に焙煎す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるコーヒー豆焙煎機
を概念的に示す正面図である。
【図2】図1におけるコーヒー豆焙煎機の要部の動作を
概念的に示す斜視図である。
【図3】図1における排気ダンパーの温度制御システム
を示すブロック図である。
【図4】本発明による焙煎機の暖機運転および焙煎の各
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
5 焙煎ドラム 6 外カバー 9 加熱源たるガスバーナ 10 内カバー 15 排気ダンパー 41 排気温度センサ 42 焙煎温度センサ 43 コンピュータ
フロントページの続き (72)発明者 田口 護 東京都台東区日本堤1丁目23番9号 Fターム(参考) 4B061 AA01 AA06 AB08 BA09 BB05 BB17 BB18 CD07 CD14 CD17 CD21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気を焙煎ドラム内に流入させる一方焙
    煎ドラム内に流入した外気を排気しながら、コーヒー生
    豆が投入された焙煎ドラムを回転させるとともに、焙煎
    ドラムを加熱源で加熱することによって、コーヒー生豆
    の焙煎を行うコーヒー豆焙煎機において、焙煎ドラムに
    おける生豆の焙煎温度を検出する焙煎温度センサと、焙
    煎ドラムから排出される排気の温度を検出する排気温度
    センサと、焙煎温度センサおよび排気温度センサの各セ
    ンサ出力が、予め設定された最適値となるように排気ダ
    ンパーを制御するコンピュータとを備えたことを特徴と
    するコーヒー豆焙煎機。
  2. 【請求項2】 外気を焙煎ドラム内に流入させる一方焙
    煎ドラム内に流入した外気を排気しながら、コーヒー生
    豆が投入された焙煎ドラムを回転させるとともに、焙煎
    ドラムを加熱源で加熱することによって、コーヒー生豆
    の焙煎を行うコーヒー豆焙煎機において、焙煎ドラム内
    に流入する外気が焙煎ドラム内に流入する前に暖気され
    ることを特徴とするコーヒー豆焙煎機。
  3. 【請求項3】 焙煎ドラムが、この焙煎ドラムとともに
    加熱源により加熱される内側カバーと、この内側カバー
    に対し一定間隔をおいて配置された外側カバーとによっ
    て被われてなり、内側カバーおよび外側カバーの間に導
    入された外気が、焙煎ドラムおよび内側カバー間を介し
    てこの焙煎ドラム内に通過することにより暖気されるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のコーヒー豆焙
    煎機。
  4. 【請求項4】 外気を焙煎ドラム内に流入させる一方焙
    煎ドラム内に流入した外気を排気しながら、コーヒー生
    豆が投入された焙煎ドラムを回転させるとともに、焙煎
    ドラムを加熱源で加熱することによって、コーヒー生豆
    の焙煎を行うコーヒー豆焙煎機において、焙煎ドラム内
    に流入する外気を焙煎ドラム内に流入する前に暖気する
    とともに、コンピュータが焙煎ドラムにおける生豆の焙
    煎温度を検出する焙煎温度センサと焙煎ドラムから排出
    される排気の温度を検出する排気温度センサの各センサ
    出力が予め設定された最適値になるように排気ダンパー
    を制御することを特徴とするコーヒー豆焙煎機。
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