JP2003263674A - 情報処理装置およびそれを用いた自動販売機システム、広告方法 - Google Patents

情報処理装置およびそれを用いた自動販売機システム、広告方法

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JP2003263674A
JP2003263674A JP2002378301A JP2002378301A JP2003263674A JP 2003263674 A JP2003263674 A JP 2003263674A JP 2002378301 A JP2002378301 A JP 2002378301A JP 2002378301 A JP2002378301 A JP 2002378301A JP 2003263674 A JP2003263674 A JP 2003263674A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動販売機の利用者を幾つかの顧客層に分類
し、この情報に基づいて各顧客層に適切な広告を提示す
る技術を提供する。 【解決手段】顧客層判別部1502が顧客層判別データ
ベース1503から利用者200の属する顧客層に関す
る情報を取得する。この情報に基づいて、利用者200
に適した表示広告が表示広告選定部1504により選択
される。この表示広告は自動販売機100に配信され、
表示広告制御部125によって利用者200に提示され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機を介し
て情報を収集する情報処理装置およびそれを用いた自動
販売機システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】マスマーケティング、マスプロダクショ
ンの時代には、大量の商品が生産され、販売されていた
が、近年では、質および量の両面において需要の変動が
激しく、かつ、その変動自体が常態化しつつある。こう
した状況下、商品の販売戦略についても、不特定多数を
対象とする販売戦略から、顧客主義を徹底した販売戦略
に転換していくことがきわめて重要になってきている。
【0003】顧客主義を実践していく上では、顧客のニ
ーズをいち早く知り、需要の変動に迅速に対応していく
ことが必要であり、顧客主義を徹底するためには、商品
価値及び使用価値の双方の顧客満足度を知ることのみな
らず、顧客のリピート率を重視した商品の販売促進施策
の検討が必要となる。
【0004】このことは、自動販売機を介して商品を販
売する場合においても同様である。従来、自動販売機を
利用して広告を提供する技術がいくつか提案され(特許
文献1)、その一部はすでに実用化されている。しかし
ながら、こうした広告方法の多くは不特定多数の利用者
を相手に一律の広告を提示するものであり、必ずしも充
分な広告効果を得ることはできなかった。
【0005】
【特許文献1】特開2001−307189号公報
【0006】一方、近年では、商品の販売にあたって販
売許可のための認証行為を要求する方法や、マネーカー
ドを媒介として販売を行う方法等が検討され、実用化し
つつある。こうした状況下、自動販売機の利用者に関す
る情報を取得する環境が整いつつあるが、その情報を有
効活用して販売促進施策につなげる技術については、こ
れまで検討された例はほとんどなかった。
【0007】さらに、ワン・トゥー・ワンビジネスの伸
張のともない顧客とフロントエンド間の距離感が縮まり
つつある中、顧客評価手法の重要性が以前にもまして高
まってきている。かかる状況下、潜在的な顧客予備層を
も含めた、従来にない新しい観点からの顧客評価が求め
られるようになってきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたものであり、自動販売機の利用者の商品購買
履歴(消費者履歴)等を考慮し、適切な広告を選択し表
示することを目的とする。また、こうした履歴からその
利用者がどのような消費者モデルに属するかを判別する
ことにより、それぞれの利用者のマインド特性に適合す
る広告を提供することを目的とする。具体的には、自動
販売機の利用者を幾つかの顧客層に分類し、この情報に
基づいて各顧客層に適切な広告を提示する技術を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ネット
ワークを介して自動販売機に接続された情報処理装置で
あって、前記自動販売機と情報を送受信する通信手段
と、前記自動販売機から受信した利用者の過去の商品購
入実績を格納する利用者情報記憶手段と、前記利用者情
報記憶手段を参照して、利用者の属する顧客層を判別す
る顧客層判別手段と、を備えることを特徴とする情報処
理装置、が提供される。
【0010】上記情報処理装置において、前記通信手段
が、顧客層の判別結果を前記自動販売機に送信する構成
とすることができる。
【0011】また本発明によれば、ネットワークを介し
て自動販売機に接続された情報処理装置であって、前記
自動販売機と情報を送受信する通信手段と、複数の広告
コンテンツを格納する広告記憶手段と、前記自動販売機
から受信した利用者の過去の商品購入実績を格納する利
用者情報記憶手段と、前記利用者情報記憶手段を参照し
て、利用者の属する顧客層を判別する顧客層判別手段
と、前記顧客層判別手段により判別された顧客層に基づ
いて、前記利用者に提示する広告コンテンツを選択し、
該広告コンテンツを前記通信手段を介して前記自動販売
機に送信する広告選択手段と、を備えたことを特徴とす
る情報処理装置が提供される。
【0012】上記情報処理装置において、前記顧客層
は、固定顧客層と流動顧客層とに分類されている構成と
することができる。
【0013】上記情報処理装置において、前記顧客層
は、自社商品顧客層と他社商品顧客層とに分類されてい
る構成とすることができる。
【0014】上記情報処理装置において、前記利用者情
報記憶手段は、利用者の主体情報を格納する利用者情報
記憶部と、利用者の商品購入履歴情報を格納する商品購
入履歴記憶部と、利用者の属する顧客層を判別する際に
用いられる判別基準パラメータを格納する判別基準パラ
メータ記憶部と、を含む構成とすることができる。
【0015】また、上記情報処理装置において、前記ネ
ットワークとは異なるネットワークを介して前記利用者
に関する関連情報を取得する関連情報収集手段をさらに
備え、前記関連情報収集手段は、取得した前記関連情報
を前記利用者情報記憶手段に送出する構成とすることが
できる。
【0016】さらに上記情報処理装置において、前記利
用者情報記憶手段から前記利用者に関する情報を取得
し、該情報に基づいて顧客層別に販売分析を行う販売手
段をさらに備える構成とすることができる。
【0017】さらに本発明によれば、ネットワークを介
して自動販売機および情報処理装置が接続された構成を
有し、利用者情報を含むデータキャリアを利用して商品
の販売を行うとともに利用者に広告を提示する自動販売
機システムであって、
【0018】前記自動販売機は; 利用者から提示され
たデータキャリアを受け付けるデータキャリア受付手段
と、該データキャリアから利用者情報を抽出する情報抽
出手段と、広告提示手段とを備え、
【0019】前記情報処理装置は; 前記自動販売機と
情報を送受信する通信手段と、利用者の過去の商品購入
実績を格納する利用者情報記憶手段と、
【0020】前記利用者情報記憶手段を参照して、利用
者の属する顧客層を判別する顧客層判別手段と、
【0021】前記顧客層判別手段により判別された顧客
層に基づいて、前記利用者に提示する広告コンテンツを
選択し、該広告コンテンツを前記通信手段を介して前記
自動販売機に送信する広告選択手段と、を備え、
【0022】前記広告提示手段は、前記広告選択手段に
より選択された広告コンテンツを利用者に提示すること
を特徴とする自動販売機システムが提供される。
【0023】また本発明によれば、ネットワークを介し
て自動販売機および情報処理装置が接続された構成を有
し、利用者情報を含むデータキャリアを利用して商品の
販売を行うとともに利用者に広告を提示する自動販売機
システムであって、
【0024】前記自動販売機は; 利用者から提示され
たデータキャリアを受け付けるデータキャリア受付手段
と、該データキャリアから利用者情報を抽出する情報抽
出手段と、広告選択手段と、広告提示手段とを備え、
【0025】前記情報処理装置は; 前記自動販売機と
情報を送受信する通信手段と、利用者の過去の商品購入
実績を格納する利用者情報記憶手段と、前記利用者情報
記憶手段を参照して、利用者の属する顧客層を判別する
顧客層判別手段と、を備え、
【0026】前記情報処理装置の通信部は、前記顧客層
判別手段により判別された顧客層の判別結果を前記自動
販売機に送信し、前記自動販売機の前記広告選択手段
は、前記利用者の属する顧客層を考慮して前記利用者に
提示する広告コンテンツを選択し、前記広告提示手段
は、前記広告選択手段により選択された広告コンテンツ
を利用者に提示することを特徴とする自動販売機システ
ム、が提供される。
【0027】上記自動販売機システムにおいて、前記顧
客層は、固定顧客層と流動顧客層とに分類されている構
成とすることができる。
【0028】上記自動販売機システムにおいて、前記顧
客層は、自社商品顧客層と他社商品顧客層とに分類され
ている構成とすることができる。
【0029】上記自動販売機システムにおいて、前記利
用者情報記憶手段は、利用者の主体情報を格納する利用
者情報記憶部と、利用者の商品購入履歴情報を格納する
商品購入履歴記憶部と、利用者の属する顧客層を判別す
る際に用いられる判別基準パラメータを格納する判別基
準パラメータ記憶部と、を含む構成とすることができ
る。
【0030】また、上記自動販売機システムにおいて、
前記情報処理装置は、前記ネットワークとは異なるネッ
トワークを介して前記利用者に関する関連情報を取得す
る関連情報収集手段をさらに備え、前記関連情報収集手
段は、取得した前記関連情報を前記利用者情報記憶手段
に送出する構成とすることができる。
【0031】さらに、上記自動販売機システムにおい
て、前記情報処理装置は、さらに販売分析手段を備え、
前記販売分析手段は、前記利用者情報記憶手段から前記
利用者に関する情報を取得し、該情報に基づいて顧客層
別に販売分析を行う構成とすることができる。
【0032】さらに本発明によれば、自動販売機を介し
て広告を提供する広告方法であって、ネットワークを介
して自動販売機および情報処理装置が接続された自動販
売機システムを用い、前記情報処理装置は、自動販売機
を介して取得された利用者の情報に基づいて利用者の属
する顧客層を判別し、前記自動販売機は、前記顧客層を
考慮して選択された広告コンテンツを前記利用者に提示
することを特徴とする広告方法が提供される。
【0033】上記広告方法において、前記情報処理装置
は、利用者の過去の商品購入実績を考慮して利用者の属
する顧客層を判別する構成とすることができる。
【0034】上記広告方法において、前記顧客層は、固
定顧客層と流動顧客層とに分類されている構成とするこ
とができる。
【0035】上記広告方法において、前記顧客層は、自
社商品顧客層と他社商品顧客層とに分類されている構成
とすることができる。
【0036】本発明は、年令や性別といった静的な情報
のみならず、商品購入履歴という動的な情報を利用して
いる。このため、その利用者が商品購入者が固定客か流
動顧客かを判定することができる。
【0037】商品を販売する際の市場調査方法として、
年令や性別によって分類した層別に商品の嗜好や消費傾
向を分析することはしばしば行われていた。しかしなが
ら、かかる分析は商品との関係で顧客層を分類するもの
ではないので、不特定多数の顧客を対象とするマスマー
ケッテイングのカテゴリーを超えるものではなく、有効
な販売戦略に結びつけるには一定の限界があった。
【0038】これに対して本発明は、商品購入実績を考
慮して利用者の属する顧客層を判別し、これに基づいて
広告コンテンツを提供するものである。すなわち本発明
は、不特定多数の顧客を対象とするマスマーケティング
から、特定多数の顧客に一律の広告を提供するのではな
く、商品との関係で分類された各層の顧客に対して適切
な広告を提供するものである。本発明によれば、利用者
毎の広告効果の分析結果に基づいて、その利用者に最適
な広告コンテンツを選び出すことができる。すなわち、
自動販売機をフロントエンドとする、ワン・トゥー・ワ
ン・マーケティングの形態を作り上げることができる。
【0039】ここで、マーケティング上の戦略施策を広
告によって達成させようとすると、特定人ごとに対し
て、更には、潜在的な顧客予備層をも含めて、広告の抽
出・編集をおこなうことが必要とされる。
【0040】そこで、本発明においては、種々の情報、
たとえば、認証という行為を通じて取得可能となった利
用者各々の属性情報(静的情報A)、コンシュマーサー
ビス等の企業WANを介して収集した商品愛好家等の属
性情報(静的情報B)、購入した商品・数量等の利用者
の商品購入行動(動的情報A)、自動販売機の設置周辺
の環境情報(動的情報B)、自動販売機周辺の集客状況
(動的情報C)等を加えた上で、顧客毎の消費履歴情報
を編集し、当該情報を基礎として広告情報を表示させる
ことによって、潜在顧客層の掘り起こし、他社商品愛好
者の自社商品購入へのスイッチセールの促進、自社商品
購入層への既存購入商品のPR維持・新商品PR・高価
格帯商品のPR等を可能とする。
【0041】なお、そのPR表示においては、特定商品
の表示ナビゲートを可能とする構成とすることもでき
る。
【0042】本発明において、顧客層は、以下の視点で
分類したものとすることができる。 (i)自社商品顧客層と他社商品顧客層
【0043】たとえば広告を提示する主体または広告依
頼主を「自社」、その他の会社を「他社」とし、利用者
が普段どの会社の商品を購入しているか、ということを
購入実績から判断する。 (ii)固定顧客層と流動顧客層
【0044】たとえば、所定の期間の間、購入商品が有
る程度固定化している顧客と、購入銘柄が複数であり特
定の商品に固定化していない顧客とを分類する。
【0045】これらの分類は単独で用いても両方を併用
してもよい。たとえば自社商品顧客層と他社商品顧客層
を分けた上で、各層をさらに固定顧客層と流動顧客層に
分類する等の方法を採用することができる。このように
して得られた層をさらに細分化してもよい。上記のよう
な分類を用いることにより、流動顧客に重点的に販売コ
ストを費やす、あるいは自社固定顧客に重点的に販売コ
ストを費やす、等、販売戦略に応じて適切な広告の提供
を行うことができる。
【0046】さらに、本発明においては、上記に該当し
ない購入履歴をもたない購入初回購入者、すなわち潜在
顧客層へのPRの差別化をも可能とする。たとえば、こ
うした潜在顧客層に属する利用者に対して自社人気商品
のPRを行う等の手法により、新規顧客発掘の観点にた
った販売活動を行うことができる。
【0047】これらの層別の分析にくわえ、販売場所や
販売日時等の情報を自動販売機から取得し、これらを考
慮して広告コンテンツを選択するようにすれば、より精
密な販売分析が可能となり、さらに一層適切に広告コン
テンツを選択することができる。
【0048】さらに、これらの分析、情報にくわえ、た
とえば企業WANを利用して得た顧客評価情報を加え、
より適正な顧客評価を行うこととしてもよい。
【0049】以上、本発明の構成および作用について説
明したが、これらの各構成の任意の組合せや、本発明の
表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータ
プログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態
様として有効である。
【0050】
【発明の実施の形態】本発明における「商品」は、物品
の形態をとるものに限らず、サービスや情報等も含まれ
る。
【0051】本発明における「利用者」とは、本発明に
おける自動販売機を利用して商品を購入する者をいう。
【0052】本発明における広告コンテンツとは、自動
販売機を通じて利用者に提示される広告の内容をいい、
既存商品の紹介や新製品情報等を含むものである。広告
コンテンツは、動画、文字、音声等の手段により提示さ
れる。
【0053】本発明におけるデータキャリアは、接触型
および非接触型の両方を含み、ICカード、ICタグの
ほか、携帯電話内等に収納されたICチップ等、様々な
形態を採用することができる。
【0054】本発明におけるデータキャリアを非接触デ
ータキャリアとする場合、電源を具備したものを用いて
もよいが、自動販売機の所定箇所から電波を受けて整流
し、これを一時的にカード側の電源として利用する構成
のものを利用することもできる。また、非接触データキ
ャリアとする場合は、利用者情報等を格納するメモリ部
を備えた構成とする。メモリ部は、たとえばEEPRO
M(Electrically Erasable Programmable Read-Only M
emory)のような不揮発性のメモリを用いることができ
る。
【0055】本発明におけるデータキャリアは、利用者
のID等を含むものであれば様々なものを用いることが
でき、たとえば本人認証機能を有するものや電子マネー
を格納するもの等の形態とすることができる。本人認証
機能を付与する形態は、たとえばたばこや酒類の販売に
おいて、利用者が成人であるかどうかを判断する場合等
に有効である。なお、データキャリアを販売可否判断の
認証用キャリアとして併用する場合、利用者の情報以外
の要素を考慮して販売可否判断を行っても良い。たとえ
ば、利用者情報から取得したデータからは販売可能と判
断される場合であっても、商品購入要求が一定の時間帯
内になされた場合は販売不可と判断するように構成する
こともできる。
【0056】また本発明におけるデータキャリアは、金
銭的価値情報を有するマネーカードやデビットカードと
しての機能を備えたものであってもよい。マネーカード
機能を有するデータキャリアの場合、あらかじめキャリ
アに金銭的価値をチャージしておくことが必要となる。
【0057】本発明における「ネットワーク」ないし
「通信網」は、いずれも同義で用いられており、通信回
路、ケーブル、無線等を介して複数の情報処理装置を接
続するものであり、インターネット、WAN(World Are
a Network)、LAN(Local Area Network)等を含むもの
である。
【0058】以下、本発明について、自動販売機により
たばこを販売する例を挙げて説明する。この自動販売機
では、未成年に対するたばこの販売を禁止するため、成
人認証用のICカードを用いた認証行為を行うように構
成されている。
【0059】(第一の実施形態)図1に、本発明に係る
自動販売機を含むシステムの一例を示す。この自動販売
機は、たばこを販売する際、利用者ICカードの提示を
求め、カードに格納された個人情報を読み取り、成人に
のみたばこを販売するものである。このシステムについ
て説明する前に、ICカードおよび自動販売機について
説明する。
【0060】図1中のICカード150は、データを記
憶・制御するICチップと、自動販売機に対してデータ
の送受信を行うアンテナと、により構成されている。I
Cチップ151の内部構造は、図4のようになってお
り、制御部153、ROM154、RAM155、EE
PROM156、通信部157がバス158によって接
続された構成を有している。ROM154には、各種処
理プログラムやデータを記憶するための記憶回路等が格
納されている。RAM155およびEEPROM156
には、種々のデータが格納されている。
【0061】図1の自動販売機100は、たとえば図5
のような外観を有するものが用いられる。この自動販売
機は商品の自動販売だけでなく広告提示を可能とする。
この自動販売機には、前面パネルにサンプル見本301
が設けられ、商品サンプルが陳列されている。前面パネ
ルに、ICカード読取部305、札投入口302、釣り
銭戻しレバー303、釣銭口308および硬貨投入口3
04が設けられている。購入した商品は商品搬出口30
9から取り出す。本実施形態では商品がたばこであるた
め、未成年者への販売を禁止するためICカードによる
成人認証を行うようになっている。自動販売機の利用者
は、液晶表示部306によりナビゲートされる使用手順
にしたがって、ICカード読取部305にICカードを
提示し、販売許可を得た上で商品を購入する。また、液
晶表示部306には、広告画像等が表示される。なお、
図中には示されていないが、この自動販売機には、広告
を提示するためのスピーカーが設けられている。また、
サンプル見本301のうち販売促進商品のボタンや商品
見本をライトアップする設備を付帯している(不図
示)。なお、この自動販売機では、液晶表示部306に
広告表示がされる構成となっているが、これに限定され
ず、これとは異なる表示機能を備えた自動販売機とする
ことももちろん可能である。
【0062】次に、利用者から商品購入要求を受け付け
た際、図1に示した自動販売機システムにおける情報の
やりとりの概要について図3を参照して説明する。図3
は、利用者200、自動販売機100、情報処理装置1
500の間のデータのやりとりについて表したものであ
る。
【0063】まず、利用者200は、成人認証のための
カードを提示する(S101)。自動販売機100は、
提示されたカードの情報を抽出する(S102)。この
情報は、情報処理装置1500に送信され、ここで顧客
層を判別する(S103)。すなわち、カードを提示し
た利用者200が自社商品の顧客か他社商品の顧客かを
判別するとともに、固定客か流動客かを判別する。顧客
層を判別すると、これに基づいて、自動販売機100を
介して提示する広告を選別する(S104)。選別され
た広告コンテンツは画像や文字、音声等のデータを含
み、これらのデータが自動販売機100へ送信される。
自動販売機100は、この広告コンテンツを、表示部や
スピーカを介して提示する(S105)。利用者200
は、この広告を視聴し(S106)、その後商品を選択
する(S107)。商品が選択されると、自動販売機1
00は商品を認識し(S108)、その商品を払い出す
(S109)。払い出された商品は、利用者200が受
け取る(S110)。一方、商品払い出し後、自動販売
機は販売情報を作成し(S111)、この情報を情報処
理装置1500へ送信する。情報処理装置1500は、
この情報を記憶し、それ以後の広告選別に役立てる(S
112)。
【0064】次に、図1を参照して本実施形態に係る情
報処理装置およびこれを含む自動販売機システムについ
て詳細に説明する。
【0065】図1は、本発明において使用される自動販
売機システムの概略構成図である。図示した構成は、ハ
ードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモ
リ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメ
モリのロードされた予約管理機能のあるプログラムなど
によって実現されるが、ここではそれらの連携によって
実現される機能ブロックを描いている。したがって、こ
れらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエア
のみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実
現できることは、当業者には理解されるところである。
【0066】まず、利用者200が、ICカード150
をカード読取部101に提示する。カード読取部101
は、ICカード150に格納された情報を読み取り、カ
ード情報抽出部121へデータを送る。カード情報抽出
部121は、ICカード150に格納された個人情報を
抽出する。抽出された情報は、販売可否判断部122に
送られるとともに、通信部128を介して情報処理装置
1500へ送信される。一方、抽出された情報は販売可
否判断部122に送られ、認証および販売可否判断の各
ステップが実行される。この間、表示広告制御部125
から得た情報に基づいて、情報処理装置1500内の表
示広告選定部1504及び自動販売機100内の表示広
告制御部125の連携により、表示広告が選択され、利
用者200に提示される。
【0067】表示する広告コンテンツの選択は以下のス
テップにより実行される。カード情報抽出部121は、
ICカード150から抽出した利用者のIDを、通信部
128、中継サーバ940、通信網950を介して情報
処理装置1500内の顧客層判別部1502へ送信す
る。顧客層判別部1502は、利用者のIDをキーとし
て、顧客層判別データベース1503を参照してその利
用者が、どの顧客層に属するかを特定する。顧客層は、
たとえば以下の四種類に分類することができる。 (i)自社商品固定顧客 いつも自社商品を購入する顧客 (ii)自社商品流動顧客 自社商品を購入する顧客のうち、購入銘柄の変動がある
顧客 (iii)他社商品固定顧客 いつも他社商品を購入する顧客 (iv)他社商品への転換顧客 かつて自社商品を購入していたが、ある時点から他社商
品を購入するようになった顧客 さらに、上記に該当しない購入履歴をもたない購入初回
購入者を潜在顧客層と位置づけ、上記以外のカテゴリー
に分類してもよい。
【0068】表示広告選定部1504は、特定された顧
客層に基づいて表示広告を選定する。表示広告は、表示
広告データベース1505参照して選定される。選定さ
れた表示広告は、通信部1501を介し、通信網95
0、中継サーバ940、通信部128を介して表示広告
制御部125へ送信される。表示広告制御部125は、
表示部102及びスピーカー106を介して、広告を提
示する。すなわち、図5における液晶表示部306およ
び不図示のスピーカーを介して広告を提示する。
【0069】以上のようにして広告が表示された状態
で、利用者200は購入すべき商品を選択する。そし
て、利用者200は所望の商品を選択した上で自動販売
機100に設けられた選択ボタンを押す。商品購入受付
部103はこれに対応し、販売可否判断部122の結果
をふまえ、払出部104を介して当該商品を払い出す。
【0070】本実施形態の構成によれば、利用者200
の属する顧客層に応じて適切な広告が提示され、この広
告に触れた上で利用者200は商品を選択することとな
る。このため、商品の販売に際し最も効果的な広告が提
供されるため、優れた販売促進効果が得られる。
【0071】次に、顧客層判別部1502による顧客層
の判別フローの詳細を説明する。顧客層判別部1502
は、利用者の属する顧客層を決定し、これを利用者ID
に関連づけて顧客層判別DB1503内のテーブルに記
憶するステップを実行する顧客層付与部と、顧客層デー
タを更新し、テーブルに書込を行う顧客層更新部と、表
示広告選定時に、利用者の顧客層データを読み出す顧客
層読取部とを含む構成とする。以下、顧客層を付与する
ステップについて説明する。
【0072】ここでは、図6に示すように顧客を4つの
層に分類している。図1の顧客層判別データベース15
03には、利用者ID別に商品購入履歴が格納されてお
り、この情報に基づいて顧客層を特定する。まず、適用
期間(パラメータA)の期間中に、自社特定商品が所定
の割合以上購入されているかどうかを判別する。この条
件を満たす顧客を「自社商品固定顧客」と位置づける。
また、パラメータAの期間内に自社商品の購入が行われ
ているものの、その銘柄にバラつきがある場合には、そ
の顧客を「自社商品流動顧客」と位置づける。
【0073】続いて、上記の顧客層に該当しない場合、
さらに以下のステップを実施する。まず、パラメータB
で定められる適用期間の間、利用者が他社商品のみを購
入している場合、他社商品固定顧客(図6中では「他社
転換顧客」と略記)と位置づける。また、パラメータC
で定められる適用期間中、自社商品から他社商品への購
入転換を図った顧客を「他社商品流動顧客」と位置づけ
る。以上のようにして図6に示すような4つの顧客層に
分類される。
【0074】このようにして販売された顧客層の分類
は、顧客層判別DB1503内のテーブルに記憶され
る。表示広告選定時において、利用者の顧客層データを
読み出す際には、顧客層判別部1502が利用者IDを
キーとして顧客層情報を取得することとなる。
【0075】次に、情報処理装置1500内の顧客層判
別データベース1503の構造について説明する。顧客
層判別データベース1503は、利用者情報データベー
ス1515と顧客層判別パラメータデータベース151
2からなる。利用者情報データベース1515は、さら
に利用者主体情報データベース1510及び商品購入情
報データベース1511により構成されている。
【0076】顧客層判別パラメータデータベース151
2は、図7に示すようなデータを保有している。このよ
うなパラメータに基づいて顧客層が決定される。利用者
情報データベース1515は、図8、図9、図10及び
図11に示すようなデータを保有している。図中に示さ
れるデータは、利用者IDにより関連付けられた複数の
データからなっている。図8〜11中、購入商品情報
は、その利用者の商品購入履歴を表すものであり、これ
までに購入した商品の情報が繰り返し項目として格納さ
れている。
【0077】情報処理装置1500内の表示広告データ
ベース1505には、図12、図13、図14及び図1
5に示されるようなデータが格納されている。利用者の
属する顧客層を考慮して、これらの中から最適な広告コ
ンテンツが選択される。これらの広告コンテンツは、文
字、動画、音楽、音声及び光の5種類の手段を適宜利用
して、利用者に視覚的・聴覚的にアピールする内容のも
のとなっている。広告コンテンツは、主として以下の4
種類に大別される。 A:商品別情報(ブランド群分コード) B:新商品情報 C:ブランド群分情報 D:自社PR情報
【0078】販売促進商品の購入に繋がる広告表示PR
の具体例としては、たとえば以下のものが挙げられる。 (i)販売促進商品の商品見本をライトアップさせる。 (ii)販売促進商品のボタンをライトアップさせる。 (iii)販売促進商品のボタンの中に、「新商品」「NEW」
等の文字を表示させる。 (iv)販売促進商品のボタンの中に、「お薦め」「売れて
ます」等の文字を表示させる。
【0079】これらが、同一の表示広告データベース1
505によって作成管理される。広告コンテンツの編集
にあたっては、販売戦略等が勘案され、顧客層ごとに作
成される。たとえば以下のようにして上記広告コンテン
ツA〜Dを編集することによって広告が作成される。
【0080】図6における顧客層1に対しては特にPR
する広告コンテンツの差別化は行わない。
【0081】顧客層2に対しては、以下の編集を行う。 1:新商品情報Bの編集 2:高価格帯商品コードに該当する情報Aの編集 3:高価格帯商品転換前の商品単価より高い価格群の商
品に関する情報Aの編集
【0082】顧客層3に対しては、以下の編集を行う。 1:ブランド群別情報Cの編集 2:自社PR情報Dの編集
【0083】顧客層4に対しては、以下の編集を行う。 1:新商品情報Bの編集 2:転換前商品コードに該当する商品に関する情報Aの
編集 なお、上記の顧客層ごとの編集においては、1から順に
編集していき、1の編集条件に該当が無い場合に、2の
条件に進んでいく。
【0084】以上のようにして、各顧客層に対する販売
施策を考慮した、最適な広告コンテンツが選択される。
なお、上記に該当しない潜在顧客層に対しては、たとえ
ば、自社人気商品のPRを図る広告を提供するといった
方法が有効となる。
【0085】(第二の実施形態)第一の実施形態では、
表示広告データベース1505を情報処理装置1500
内に配置したが、これを自動販売機100内へ配置する
こともできる。図2は、このような構成のシステムの一
例を示したものである。自動販売機100において表示
される広告コンテンツは、表示広告データベース150
5に保有されている。情報処理装置1500内の広告デ
ータベース1506は、広告制御部1507を介し随時
自動販売機100内の表示広告データベース1505
へ、最新の広告コンテンツを送信するように構成されて
いる。利用者200からICカード150の提示があっ
た場合、表示広告制御部125は、表示広告データベー
ス1505から表示広告コンテンツを取得し、これを表
示部102及びスピーカー106を介して利用者に提供
する。広告コンテンツは、画像や音声等を含むものであ
るため、ファイルサイズが大きくなり、データの送受信
を即時的に行うことが困難となる場合がある。表示広告
データベース1505を自動販売機100内に配置すれ
ば、このような課題が解決され、応答性に優れた広告提
示を行うことが可能となる。
【0086】(第三の実施形態)本実施形態に係るシス
テムは、情報処理装置が、自動販売機を含むネットワー
クとは異なるネットワークを介して利用者に関する関連
情報を取得するように構成されている。図16は、本実
施形態に係るシステムの構成図である。本図で既に説明
した構成と同一の符号を付した構成は、その機能または
動作が既に説明した同一の符号を付した構成と同一であ
る。以下の説明では、機能または動作が異なる構成につ
いて主として説明する。企業内情報管理装置404は、
企業内ネットワーク402を介してフロントエンドシス
テム406から顧客の商品に対する意見など各種情報を
収集し、その情報の利用目的に応じて管理する。フロン
トエンドシステム406は、例えば、POSポイント、
ウェブ、電子メール、電話、ファックス、営業担当のS
FA(Sales Force Automation)、コールセンター・シ
ステム等により実現することができる。企業内情報管理
装置404は、例えば顧客の購買状況などの顧客に関す
る各種情報に基づいて、顧客ごとに顧客評価を行う、い
わゆるバックエンドとしての機能を有する。「顧客評
価」は、その顧客の企業における価値を数値化した営業
上の指標であり、例えばそれぞれの顧客が企業にもたら
す価値または利益のことである。企業内情報管理装置4
04は、顧客ごとに顧客評価を行い、顧客評価情報とし
て格納する。また、企業内情報管理装置404は、フロ
ントエンドシステム406が収集した顧客の嗜好情報や
住所など顧客に関する各種の情報を管理する。
【0087】関連情報収集部422は、顧客評価情報や
嗜好情報など顧客に関する各種の情報を顧客ごとに企業
内情報管理装置404から収集し、この情報を、利用者
情報DB1515に送出する。このような企業内情報管
理装置404から取得される利用者情報の例として、以
下のものが挙げられる。
【0088】(特性情報) 居住エリア(東京都港区等) 職業(会社員、自営等) 嗜好特性(音楽鑑賞、旅行、スポーツ等) 行動特性(昼・夜・深夜型) イベント参加の有無、例えば応募懸賞等 顧客価値情報
【0089】(顧客評価情報) 最新顧客タイプ(固定層商品非流動型、流動層商品流動
型等) 顧客タイプ算定年月日(上記タイプの最新算定年月日)
【0090】販売分析部430は、こうした情報を利用
者情報DB1515や関連情報収集部422から取得
し、この情報に基づいて、顧客層別に、商品購入動向、
VM商品購入動向、エリア分析、広告表示効果等を解析
する。解析結果は、出力部440を介してシステム利用
者に提示される。こうした顧客層別の販売分析を行うこ
とにより、従来にない様々な効果が得られる。例えば、
新製品に関する広告を提供した自動販売機における、商
品回転率を顧客層毎に分析できる。また、その自動販売
機を設置した所定の地域における新製品販売動向をふま
えた、効果的な広告の提供が可能となる。
【0091】上記において、「顧客タイプ」は、固定層
商品非流動型、流動層商品流動型など、最近の購入履歴
に基づいて定まる顧客のタイプの情報である。「特性情
報」は、顧客の嗜好特性などの情報であり、例えば、居
住地域、職業、嗜好、行動特性、イベント特性などであ
る。「行動特性」は、一般に朝型、昼型、夜型、深夜型
など、その顧客を、主に活動する時間帯に基づいて分類
するための情報である。「イベント特性」は、例えば懸
賞への応募経験の有無、各種イベントへの参加経験の有
無など、利用者の積極性、社交性などを推定するための
情報である。
【0092】本実施形態に係るシステムによれば、自動
販売機100から供給される販売情報だけでなく、企業
内情報管理装置404から各種情報を取り込んで利用者
情報DB1515へのデータの蓄積が行われる。このた
め、利用者情報の精度を向上させることができる。この
結果、利用者に応じた効果的な広告を、より一層確実に
選択することができる。
【0093】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。この実施の形態は例示であり、様々な応用が可能な
ことは当業者に理解されるところである。
【0094】たとえば、上記実施形態ではたばこの自動
販売機による販売を例に挙げたが、その他の商品の販売
に適用できることはいうまでもない。また、データキャ
リアは、販売許可のための認証用のもの以外に、マネー
カードやデビットカード等の機能を有するものを用いる
こともできる。
【0095】また、顧客層の分類の方法も、上述したも
のに限られず、商品購入実績を考慮し、商品との関係で
規定されるものであれば様々なものを用いることができ
る。
【0096】さらに、広告の選定にあたっては、顧客層
情報だけでなく、利用者が自動販売機を介して選択した
商品の種類、量、販売時期、販売場所等、種々の販売情
報を考慮して選定することができる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動販売機による商品の販売に際し、利用者の属する顧客
層を考慮して、利用者に提示する広告コンテンツが選択
されるため、広告効果の高い広告コンテンツが利用者に
提示される。具体的には、顧客満足度、顧客リピート率
を重視した広告提示が可能となる。これにより、潜在顧
客層の掘り起こしとともに優良顧客の維持、定着を図る
ことができる。さらに、自動販売機利用者に対し、自社
商品購買、高額商品購買へのシフトを促すことも可能と
なる。
【0098】また本発明において、利用者情報に基づい
て顧客層別に販売分析を行う販売手段を備えたシステム
構成とすることにより、顧客層別に、商品購入動向、V
M商品購入動向、エリア分析、広告表示効果等を解析す
ることが可能となる。これにより、顧客に対して販売活
動を展開していく上での有用な指針を得ることができ
る。
【0099】さらに本発明によれば、上記解析結果を踏
まえ、より高い精度で顧客の層分類を行い、精密な顧客
モデルを構築することができる。これにより、利用者の
マインドに適合した的確な広告を選択し表示することが
可能となる上、前述した顧客層別の解析も精度の高いも
のになる。こうした効果が循環的、相乗的に作用し、顧
客の層別分類の精度向上およびこれに基づく合理的な広
告提供が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る情報処理装置を含むシステム
の概略図である。
【図2】実施の形態に係る情報処理装置を含むシステム
の概略図である。
【図3】実施の形態に係る広告方法の流れを説明するた
めの図である。
【図4】ICカードの構造を説明するための図である。
【図5】実施の形態で用いる自動販売機の一例の外観図
である。
【図6】実施の形態における顧客層の例を示す図であ
る。
【図7】実施の形態に係る情報処理装置内のデータベー
スに保有されるデータの内容の例を示す図である。
【図8】実施の形態に係る情報処理装置内のデータベー
スに保有されるデータの内容の例を示す図である。
【図9】実施の形態に係る情報処理装置内のデータベー
スに保有されるデータの内容の例を示す図である。
【図10】実施の形態に係る情報処理装置内のデータベ
ースに保有されるデータの内容の例を示す図である。
【図11】実施の形態に係る情報処理装置内のデータベ
ースに保有されるデータの内容の例を示す図である。
【図12】実施の形態に係る情報処理装置内のデータベ
ースに保有されるデータの内容の例を示す図である。
【図13】実施の形態に係る情報処理装置内のデータベ
ースに保有されるデータの内容の例を示す図である。
【図14】実施の形態に係る情報処理装置内のデータベ
ースに保有されるデータの内容の例を示す図である。
【図15】実施の形態に係る情報処理装置内のデータベ
ースに保有されるデータの内容の例を示す図である。
【図16】実施の形態に係る情報処理装置を含むシステ
ムの概略図である。
【符号の説明】
100 自動販売機 101 カード読取部 102 表示部 103 商品購入受付部 104 払出部 106 スピーカー 121 カード情報抽出部 122 販売可否判断部 125 表示広告制御部 128 通信部 150 ICカード 151 ICチップ 153 制御部 154 ROM 155 RAM 157 通信部 156 EEPROM 158 バス 200 利用者 301 サンプル見本 302 札投入口 303 釣銭戻しレバー 304 硬貨投入口 305 ICカード読取部 306 液晶表示部 308 釣銭口 309 商品搬出口 402 企業内ネットワーク 404 企業内情報管理装置 406 フロントエンドシステム 422 関連情報収集部 430 販売分析部 440 出力部 940 中継サーバ 950 通信網 1500 情報処理装置 1501 通信部 1502 顧客層判別部 1503 顧客層判別データベース 1504 表示広告選定部 1505 表示広告データベース 1506 広告データベース 1507 広告制御部 1510 利用者主体情報データベース 1511 商品購入情報データベース 1512 顧客層判別パラメータデータベース 1515 利用者情報データベース
【手続補正書】
【提出日】平成15年4月8日(2003.4.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0096
【補正方法】変更
【補正内容】
【0096】さらに、広告の選定にあたっては、顧客層
情報だけでなく、利用者が自動販売機を介して選択した
商品の種類、量、販売時期、販売場所等、種々の販売情
報を考慮して選定することができる。なお、本発明にお
いて利用者に関する情報を取得、利用する場合は、これ
を適法に行うものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 9/02 104 G07F 9/02 104 G09F 19/00 G09F 19/00 Z (72)発明者 清川 栄一 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 日本た ばこ産業株式会社内 (72)発明者 三宅 功一 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 日本た ばこ産業株式会社内 (72)発明者 渡邊 浩司 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 日本た ばこ産業株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 BA04 CA02 CA06 DA04 DA10 DB02 DB03 DB05 DB11 DC01 DC06 DE01 EA01 EA11 EA12 EB01 EB06 EB08

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して自動販売機に接続
    された情報処理装置であって、前記自動販売機と情報を
    送受信する通信手段と、前記自動販売機から受信した利
    用者の過去の商品購入実績を格納する利用者情報記憶手
    段と、前記利用者情報記憶手段を参照して、利用者の属
    する顧客層を判別する顧客層判別手段と、を備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、前記通信手段が、顧客層の判別結果を前記自動販売
    機に送信することを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して自動販売機に接続
    された情報処理装置であって、前記自動販売機と情報を
    送受信する通信手段と、複数の広告コンテンツを格納す
    る広告記憶手段と、前記自動販売機から受信した利用者
    の過去の商品購入実績を格納する利用者情報記憶手段
    と、前記利用者情報記憶手段を参照して、利用者の属す
    る顧客層を判別する顧客層判別手段と、前記顧客層判別
    手段により判別された顧客層に基づいて、前記利用者に
    提示する広告コンテンツを選択し、該広告コンテンツ
    を、前記通信手段を介して前記自動販売機に送信する広
    告選択手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3いずれかに記載の情報処
    理装置において、前記顧客層は、固定顧客層と流動顧客
    層とに分類されていることを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4いずれかに記載の情報処
    理装置において、前記顧客層は、自社商品顧客層と他社
    商品顧客層とに分類されていることを特徴とする情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5いずれかに記載の情報処
    理装置において、前記利用者情報記憶手段は、 利用者の主体情報を格納する利用者情報記憶部と、 利用者の商品購入履歴情報を格納する商品購入履歴記憶
    部と、 利用者の属する顧客層を判別する際に用いられる判別基
    準パラメータを格納する判別基準パラメータ記憶部と、
    を含むことを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6いずれかに記載の情報処
    理装置において、前記ネットワークとは異なるネットワ
    ークを介して前記利用者に関する関連情報を取得する関
    連情報収集手段をさらに備え、前記関連情報収集手段
    は、取得した前記関連情報を前記利用者情報記憶手段に
    送出することを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7いずれかに記載の情報処
    理装置において、前記利用者情報記憶手段から前記利用
    者に関する情報を取得し、該情報に基づいて顧客層別に
    販売分析を行う販売手段をさらに備えることを特徴とす
    る情報処理装置。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して自動販売機および
    情報処理装置が接続された構成を有し、利用者情報を含
    むデータキャリアを利用して商品の販売を行うとともに
    利用者に広告を提示する自動販売機システムであって、 前記自動販売機は;利用者から提示されたデータキャリ
    アを受け付けるデータキャリア受付手段と、 該データキャリアから利用者情報を抽出する情報抽出手
    段と、広告提示手段とを備え、 前記情報処理装置は;前記自動販売機と情報を送受信す
    る通信手段と、 利用者の過去の商品購入実績を格納する利用者情報記憶
    手段と、 前記利用者情報記憶手段を参照して、利用者の属する顧
    客層を判別する顧客層判別手段と、 前記顧客層判別手段により判別された顧客層に基づい
    て、前記利用者に提示する広告コンテンツを選択し、該
    広告コンテンツを前記通信手段を介して前記自動販売機
    に送信する広告選択手段と、を備え、 前記広告提示手段は、前記広告選択手段により選択され
    た広告コンテンツを利用者に提示することを特徴とする
    自動販売機システム。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して自動販売機およ
    び情報処理装置が接続された構成を有し、利用者情報を
    含むデータキャリアを利用して商品の販売を行うととも
    に利用者に広告を提示する自動販売機システムであっ
    て、 前記自動販売機は;利用者から提示されたデータキャリ
    アを受け付けるデータキャリア受付手段と、該データキ
    ャリアから利用者情報を抽出する情報抽出手段と、広告
    選択手段と、広告提示手段とを備え、 前記情報処理装置は;前記自動販売機と情報を送受信す
    る通信手段と、利用者の過去の商品購入実績を格納する
    利用者情報記憶手段と、前記利用者情報記憶手段を参照
    して、利用者の属する顧客層を判別する顧客層判別手段
    と、を備え、 前記情報処理装置の通信部は、前記顧客層判別手段によ
    り判別された顧客層の判別結果を前記自動販売機に送信
    し、 前記自動販売機の前記広告選択手段は、前記利用者の属
    する顧客層を考慮して前記利用者に提示する広告コンテ
    ンツを選択し、前記広告提示手段は、前記広告選択手段
    により選択された広告コンテンツを利用者に提示するこ
    とを特徴とする自動販売機システム。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載の自動販売
    機システムにおいて、前記顧客層は、固定顧客層と流動
    顧客層とに分類されていることを特徴とする自動販売機
    システム。
  12. 【請求項12】 請求項9乃至11いずれかに記載の自
    動販売機システムにおいて、前記顧客層は、自社商品顧
    客層と他社商品顧客層とに分類されていることを特徴と
    する自動販売機システム。
  13. 【請求項13】 請求項9乃至12いずれかに記載の自
    動販売機システムにおいて、前記利用者情報記憶手段
    は、 利用者の主体情報を格納する利用者情報記憶部と、 利用者の商品購入履歴情報を格納する商品購入履歴記憶
    部と、 利用者の属する顧客層を判別する際に用いられる判別基
    準パラメータを格納する判別基準パラメータ記憶部と、
    を含むことを特徴とする自動販売機システム。
  14. 【請求項14】 請求項9乃至13いずれかに記載の自
    動販売機システムにおいて、前記情報処理装置は、前記
    ネットワークとは異なるネットワークを介して前記利用
    者に関する関連情報を取得する関連情報収集手段をさら
    に備え、前記関連情報収集手段は、取得した前記関連情
    報を前記利用者情報記憶手段に送出することを特徴とす
    る自動販売機システム。
  15. 【請求項15】 請求項9乃至14いずれかに記載の自
    動販売機システムにおいて、前記情報処理装置は、さら
    に販売分析手段を備え、前記販売分析手段は、前記利用
    者情報記憶手段から前記利用者に関する情報を取得し、
    該情報に基づいて顧客層別に販売分析を行うことを特徴
    とする自動販売機システム。
  16. 【請求項16】 自動販売機を介して広告を提供する広
    告方法であって、ネットワークを介して自動販売機およ
    び情報処理装置が接続された自動販売機システムを用
    い、 前記情報処理装置は、自動販売機を介して取得された利
    用者の情報に基づいて利用者の属する顧客層を判別し、 前記自動販売機は、前記顧客層を考慮して選択された広
    告コンテンツを前記利用者に提示することを特徴とする
    広告方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の広告方法におい
    て、前記情報処理装置は、利用者の過去の商品購入実績
    を考慮して利用者の属する顧客層を判別することを特徴
    とする広告方法。
  18. 【請求項18】 請求項16または17に記載の広告方
    法において、前記顧客層は、固定顧客層と流動顧客層と
    に分類されていることを特徴とする広告方法。
  19. 【請求項19】 請求項16乃至18いずれかに記載の
    広告方法において、前記顧客層は、自社商品顧客層と他
    社商品顧客層とに分類されていることを特徴とする広告
    方法。
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