JP2003196719A - 自動販売機システム - Google Patents

自動販売機システム

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JP2003196719A JP2002303491A JP2002303491A JP2003196719A JP 2003196719 A JP2003196719 A JP 2003196719A JP 2002303491 A JP2002303491 A JP 2002303491A JP 2002303491 A JP2002303491 A JP 2002303491A JP 2003196719 A JP2003196719 A JP 2003196719A
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Katsuya Miyamori
克弥 宮森
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Koichi Miyake
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の年齢層や性別、嗜好等に応じて最も
広告効果の高い広告コンテンツを選択し、提示すること
のできる自動販売機を提供する。 【解決手段】 ICカード150が提示されたとき、自
動販売機100内のカード情報抽出部121が、ICカ
ード150に格納された利用者200の年齢、性別、居
住エリア等に関する利用者情報を抽出する。情報管理サ
ーバ830内に配置された表示広告選択部170は、こ
の利用者情報を考慮して、利用者200に対して最も効
果的と考えられる広告コンテンツを表示広告データベー
ス851から選択する。選択された広告コンテンツは自
動販売機100の表示部102、スピーカー106によ
り提示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データキャリアを
利用し、商品の販売を行うとともに利用者に広告を提示
する自動販売機システムおよび当該システムに用いられ
る情報管理サーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動販売機の全面パネルを利用して商品
の宣伝・広告を行う技術は、従来から多くの検討がなさ
れてきた。たとえば、商品陳列棚に広告宣伝文字を表示
させたり、硬貨投入時を契機として商品宣伝やゲーム表
示を行う自動販売機が開発されてきた。
【0003】その後、表示技術の進歩と相俟って、従来
のパネル形式の部材による広告表示に代え、電子表示を
用いた広告表示が利用されるようになってきた(特許文
献1)。さらに近年では、自動販売機を含むシステムを
構築し、ネットワークを介して接続した情報処理装置か
ら自動販売機の表示装置を制御する技術が開発されつつ
ある。たとえば、外部のパーソナルコンピュータから自
動販売機の表示装置に対する広告表示データの設定・登
録、表示状態の監視を行う技術が提案されている(特許
文献2)。
【0004】しかしながら、こうした従来の広告技術
は、不特定多数の利用者に向けて広告を提示するもので
あり、利用者に応じて適切な広告を選択するという発想
に立つものではなかった。また、自動販売機の設置され
た環境に対応した適切な広告を選択するという発想に立
ったものでもなかった。このため、宣伝広告効果という
観点からは必ずしも充分な成果は得られていないのが現
状である。
【0005】
【特許文献1】特開平11−242773号公報
【特許文献2】特開2000−149118号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みなされたものであり、利用者の年齢層や性別、嗜好
等に応じて最も広告効果の高い広告コンテンツを選択
し、提示することのできる自動販売機システムおよび当
該システムに用いられる情報管理サーバを提供すること
を目的とする。また、自動販売機の設置された環境に応
じて、最も広告効果の高い広告コンテンツを選択し、提
示することのできる自動販売機システムおよび当該シス
テムに用いられる情報管理サーバを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】自動販売機における広告
表示は、従来では不特定人を対象としていたため、広告
表示に用いる情報自体の差別化を図ることによって、そ
の実効をあらしめようとしていた。しかし、マーケティ
ング上の戦略施策を広告によって達成するためには、特
定人ごとに対して広告の抽出、編集を行う必要がある。
そこで、本発明においては、たとえば認証という行為を
通じて取得可能となる利用者各々の属性情報、すなわち
利用者各々の静的情報を基礎として、更には、例えば、
購入した商品・数量等の利用者の商品購入行動、自動販
売機の設置周辺の人口密集度、自動販売機周辺の集客状
況等の動的情報を加えることにより、利用者及び表示場
所周辺の状況に応じた適切な広告の抽出および表示が実
現される。
【0008】以下、本発明の構成について説明する。本
発明によれば、ネットワークを介して自動販売機および
情報管理サーバが接続された構成を有し、利用者情報を
含むデータキャリアを利用して商品の販売を行うととも
に利用者に広告を提示する自動販売機システムであっ
て、前記自動販売機は、利用者から提示されたデータキ
ャリアを受け付けるデータキャリア受付手段と、該デー
タキャリアから利用者情報を抽出する情報抽出手段と、
広告コンテンツを利用者に提示する広告提示手段と、を
備え、前記情報管理サーバは、前記利用者情報を考慮し
て前記利用者に提示する広告コンテンツを選択する広告
選択手段を備え、前記広告提示手段は、前記広告選択手
段により選択された広告コンテンツを利用者に提示する
ことを特徴とする自動販売機システムが提供される。
【0009】また本発明によれば、ネットワークを介し
て自動販売機および情報管理サーバが接続された構成を
有し、利用者情報を含むデータキャリアを利用して商品
の販売を行うとともに利用者に広告を提示する自動販売
機システムであって、前記自動販売機は、利用者から提
示されたデータキャリアを受け付けるデータキャリア受
付手段と、該データキャリアから利用者情報を抽出する
情報抽出手段と、前記自動販売機が設置された環境に関
わる環境情報を取得する環境情報取得手段と、広告コン
テンツを利用者に提示する広告提示手段と、を備え、前
記情報管理サーバは、前記利用者情報および前記環境情
報を考慮して前記利用者に提示する広告コンテンツを選
択する広告選択手段を備え、前記広告提示手段は、前記
広告選択手段により選択された広告コンテンツを利用者
に提示することを特徴とする自動販売機システムが提供
される。
【0010】また本発明によれば、ネットワークを介し
て自動販売機および情報管理サーバが接続された構成を
有し、利用者情報と関連づけられた識別情報を含むデー
タキャリアを利用して商品の販売を行うとともに利用者
に広告を提示する自動販売機システムであって、前記自
動販売機は、利用者から提示されたデータキャリアを受
け付けるデータキャリア受付手段と、該データキャリア
から利用者情報と関連づけられた識別情報を抽出する情
報抽出手段と、広告コンテンツを利用者に提示する広告
提示手段と、を備え、前記情報管理サーバは、前記識別
情報と関連づけられた利用者情報を取得し、該利用者情
報を考慮して前記利用者に提示する広告コンテンツを選
択する広告選択手段を備え、前記広告提示手段は、前記
広告選択手段により選択された広告コンテンツを利用者
に提示することを特徴とする自動販売機システムが提供
される。識別情報と関連づけられた利用者情報は、たと
えば情報管理サーバ内にデータキャリア情報記憶手段を
配置し、この中に格納しておく構成とすることができ
る。この場合、情報管理サーバは、上記データキャリア
情報記憶手段とアクセスすることにより、識別情報と関
連づけられた利用者情報を取得する。
【0011】また本発明によれば、ネットワークを介し
て自動販売機および情報管理サーバが接続された構成を
有し、利用者情報と関連づけられた識別情報を含むデー
タキャリアを利用して商品の販売を行うとともに利用者
に広告を提示する自動販売機システムであって、前記自
動販売機は、利用者から提示されたデータキャリアを受
け付けるデータキャリア受付手段と、該データキャリア
から利用者情報と関連づけられた識別情報を抽出する情
報抽出手段と、前記自動販売機が設置された環境に関わ
る環境情報を取得する環境情報取得手段と、広告コンテ
ンツを利用者に提示する広告提示手段と、を備え、前記
情報管理サーバは、前記識別情報と関連づけられた利用
者情報を取得し、該利用者情報および前記環境情報を考
慮して前記利用者に提示する広告コンテンツを選択する
広告選択手段を備え、前記広告提示手段は、前記広告選
択手段により選択された広告コンテンツを利用者に提示
することを特徴とする自動販売機システムが提供され
る。
【0012】また本発明によれば、自動販売機システム
において、前記自動販売機または前記情報管理サーバ
が、前記利用者情報に基づいて商品の販売を許可または
禁止する販売可否判断手段を備えたことを特徴とする自
動販売機システムが提供される。
【0013】また本発明によれば、自動販売機システム
において、前記情報管理サーバは、複数の広告コンテン
ツを格納する広告記憶手段を備え、前記広告選択手段
は、前記広告記憶手段に格納された広告コンテンツから
利用者に提示する広告コンテンツを選択することを特徴
とする自動販売機システムが提供される。
【0014】また本発明によれば、通信手段および広告
選択手段を備え、ネットワークを介して自動販売機と接
続された情報管理サーバであって、前記広告選択手段
は、前記自動販売機を利用して商品を購入する利用者に
関する利用者情報を取得するとともに、前記利用者情報
を考慮して前記利用者に提示する広告コンテンツを選択
し、前記通信手段は、選択された広告コンテンツを前記
自動販売機に送信することを特徴とする情報管理サーバ
が提供される。
【0015】また本発明によれば、通信手段および広告
選択手段を備え、ネットワークを介して自動販売機と接
続された情報管理サーバであって、前記広告選択手段
は、前記自動販売機を利用して商品を購入する利用者に
関する利用者情報と、前記自動販売機が設置された環境
に関わる環境情報とを取得するとともに、前記利用者情
報および前記環境情報を考慮して前記利用者に提示する
広告コンテンツを選択し、前記通信手段は、選択された
広告コンテンツを前記自動販売機に送信することを特徴
とする情報管理サーバが提供される。
【0016】また本発明によれば、上記情報管理サーバ
において、前記利用者情報に基づいて前記商品の販売を
許可または禁止する販売可否判断手段をさらに備え、販
売可否判断の結果を前記通信手段を介して前記自動販売
機に送信することを特徴とする情報管理サーバが提供さ
れる。
【0017】また本発明によれば、上記情報管理サーバ
において、利用者情報を格納する利用者情報記憶手段を
備え、前記広告選択手段は前記利用者情報記憶手段から
利用者情報を取得することを特徴とする情報管理サーバ
が提供される。
【0018】また本発明によれば、上記情報管理サーバ
において、前記利用者情報に基づいて前記商品の販売を
許可または禁止する販売可否判断手段をさらに備え、前
記通信手段は、販売可否判断手段による販売可否判断の
結果を前記自動販売機に送信することを特徴とする情報
管理サーバが提供される。
【0019】また本発明によれば、上記情報管理サーバ
において、複数の広告コンテンツを格納する広告記憶手
段を備え、前記広告選択手段は、前記広告記憶手段に格
納された広告コンテンツから、利用者に提示する広告コ
ンテンツを選択することを特徴とする情報管理サーバが
提供される。
【0020】本発明は、商品の販売に際しデータキャリ
アの提示を求める自動販売機システムおよび当該システ
ムに用いられる情報管理サーバに関するものである。デ
ータキャリアから抽出した利用者情報、すなわち、利用
者の年齢、性別、居住エリア等の情報を考慮して広告コ
ンテンツを選択するものである。このため、利用者の特
性に合致した広告効果の高い広告コンテンツが適切に選
択され、提示される。従来、この種の広告提示は、自動
販売機を統括するセンター等から配信された広告コンテ
ンツを利用者に表示するものが主流であり、広告を提示
する側の情報に基づいて広告の選択がなされていた。こ
れに対し本発明は、広告を提示する側の情報ではなく、
利用者側の情報を反映させて広告コンテンツを選択する
ため、利用者の年齢層や性別、嗜好等に応じて最も広告
効果の高い広告コンテンツを利用者に提示することがで
きる。さらに、本発明においては、利用者情報として上
記の静的情報に加えて利用者別商品購入履歴情報などの
動的情報をさらに用いてもよい。こうすることによっ
て、より一層販売促進効果の高い広告コンテンツを利用
者に提示することができる。
【0021】本発明において広告コンテンツを選択する
際、上記した利用者情報とあわせて種々の情報を考慮す
る構成とすることができる。こうした情報としては、
(i)情報管理サーバにあらかじめ登録された販売促進施
策に関する情報(例えば販売促進商品情報)、(ii)販売
日時、(iii)販売時における気温または湿度、(iv)自動
販売機の集客状況、(v)自動販売機の設置された場所周
辺の人の密集状況、等を例示することができ、これらと
利用者情報を組み合わせて考慮することにより、より一
層効果的な広告コンテンツを選択することができる。な
お、(ii)〜(v)は、販売環境に関する情報であるため、
これらを適宜環境情報と呼ぶ。環境情報のうち、(iii)
は静的情報、(iv)〜(v)は動的情報に分類され、(iv)は
(v)の一態様である。したがって、本発明においては、
利用者情報、環境情報それぞれについて静的情報、動的
情報を反映させて広告コンテンツを選択することが可能
となる。
【0022】本発明において、広告選択手段は利用者情
報や環境情報、販売促進情報等を考慮して広告コンテン
ツを選択する。選択の仕方については種々の方式を採用
できる。たとえば、複数の広告コンテンツを格納する広
告記憶手段をさらに備え、広告選択手段が、この広告記
憶手段に格納された広告コンテンツから、利用者に提示
する広告コンテンツを選択する方式を採用することがで
きる。広告記憶手段は自動販売機の内部に配置されてい
てもよいし外部に配置されていてもよい。
【0023】本発明において、広告選択手段によって選
択される広告コンテンツには、販売促進をナビゲートす
るためのナビゲート用コンテンツを含むことができる。
こうすることにより、利用者情報や環境情報、販売促進
情報等に即した広告コンテンツを提示するとともに、販
売促進の購入に導くためのナビゲート用コンテンツを提
示させることが可能となる。したがって、利用者に適切
な広告提示を行うことに加え、利用者が販売促進対象商
品をより購入しやすくするためのナビゲート用コンテン
ツを選択し、提示することが可能となる。よって、販売
促進対象商品の購入に導くための情報提示を的確に行う
ことができる。
【0024】本発明におけるデータキャリアは、たとえ
ば、商品の販売にあたって利用者が成人であるかどうか
を判断する目的で使用される。こうした方式は、たばこ
や酒類等、法律によって未成年への販売が禁止されてい
る商品の販売規制を好適に適用することができる。本発
明においては、利用者情報自体は情報管理サーバにて保
管・管理されるため、データキャリアには、この利用者
情報に一意に関連付けられた識別情報が格納されてい
る。
【0025】本発明におけるデータキャリアは、非接触
ICカード、非接触ICタグのほか、携帯電話内等に収
納された非接触型ICチップを含む。また、カードやタ
グの形態を採用する場合、販売許可を得る以外の他の目
的を兼ね備えたカード等とすることができる。さらに、
携帯電話内等に認証用の赤外線投受光器を収納し、これ
を非接触データキャリアとして用いてもよい。
【0026】本発明における「商品」は様々な形態の商
品を含むが、たとえば、一定要件を満たす者に対しての
み販売が許可される性質の商品とすることができる。具
体的には、たばこ、酒類等、法律等により決められた年
令に到達した者に対してのみ販売を許可する性質の商品
とすることができる。なお、ここでいう商品は、物品の
形態をとるものに限らず、サービスや情報等も含まれ
る。
【0027】本発明における「利用者」とは、本発明に
係る自動販売機を利用して商品を購入する者をいう。本
発明における「ネットワーク」ないし「通信網」は、い
ずれも同義で用いられており、通信回路、ケーブル、無
線等を介して複数の情報処理装置を接続するものであ
り、インターネット、WAN(World Area Network)、L
AN(Local Area Network)等を含むものである。
【0028】本発明における販売可否判断手段は、利用
者の情報と、あらかじめ設定された販売許可条件とを比
較することにより、商品の販売を許可または禁止するも
のとすることができる。また、利用者の情報以外の要素
を考慮して販売可否判断を行っても良い。たとえば、商
品購入要求が一定の時間帯内になされた場合に商品の販
売を禁止する構成とすることもできる。こうした時間帯
による販売規制は、たとえば酒類等の販売等に関し好適
に適用される。
【0029】以上、本発明の構成について説明したが、
これらの各構成の任意の組合せや、本発明の表現を方
法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラ
ムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として
有効である。
【0030】
【発明の実施の形態】(第一の実施形態)図1に、本発
明に係る自動販売機を含むシステムの一例を示す。ここ
で、このシステムについて説明する前に、システムを構
成するICカード150および自動販売機について説明
する。
【0031】本発明において用いられるICカードは、
たとえば図3に示すような方式により発行される。ま
ず、利用者200は、販売店202からカード発行申込
書を受け取り、このカード発行申込書に所定の事項を記
入し、自分が成人であることを証明する書類、たとえば
運転免許証のコピー等を添付してカード発行会社201
に送付する。カード発行会社201は、カード申込書に
記載された事項および証明書類を照合した上で利用者の
成人認証を行い、年令や性別等の個人情報を格納したI
Cカードを発行し、これを利用者200に送付する。
【0032】このICカードは、電子マネーカードとし
ての機能を兼ね備えるものであるため、利用者200
は、このカードを使用するに先がけて、金額情報をカー
ドに書き込んで金額更新を行う。具体的には、販売店2
02の有するチャージ機204にカードを設置し、任意
の金額をチャージ機204に挿入することにより、カー
ドの金額更新を行う。
【0033】また、自動販売機203とチャージ機20
4とが一体化された構成としてもよい。こうすることに
より、利用者200にとっての利便性が向上し、売上の
向上につながる。たとえば、自動販売機203のみでは
カードの残高不足であるために利用者200が購入機会
を逸失する場合でも、チャージ機204が一体化されて
いればチャージが可能となり、利用者200を確実に購
買に導くことができる。
【0034】ICカード150は、データを記憶・制御
するICチップと、自動販売機に対してデータの送受信
を行うアンテナと、により構成されている。ICチップ
の内部構造は、図4のようになっており、制御部15
3、ROM154、RAM155、EEPROM15
6、通信部157がバス158によって接続された構成
を有している。ROM154には、各種処理プログラム
やデータを記憶するための記憶回路等が格納されてい
る。RAM155およびEEPROM156には、種々
のデータが格納されている。
【0035】本発明の自動販売機の一例について図5に
概略構成を示す。この自動販売機には、前面パネルにサ
ンプル見本301が設けられ、商品サンプルが陳列され
ている。この自動販売機はICカードによる商品の購入
だけでなく、現金による商品の購入も可能となってお
り、さらに、ICカードの残高不足分を現金で充当する
方法で商品を購入することも可能である。このため、前
面パネルに、ICカード読取部305とともに札投入口
302、釣り銭戻しレバー303、硬貨投入口304が
設けられている。そして、現金を使用した場合の釣銭を
取り出すための釣銭口308が設けられている。購入し
た商品は商品搬出口309から取り出す。なお、ICカ
ード使用手順等については、液晶表示部306によりナ
ビゲートがなされる。
【0036】次に、利用者から商品購入要求を受け付け
た際、図1に示した自動販売機システムにおける情報の
やりとりの概要について図2を参照して説明する。図2
では、情報送信部、表示広告選別部、表示広告記憶部お
よび表示制御部の間におけるデータのやりとりが示され
ている。図中、情報送信部は、図1におけるカード情報
抽出部121に対応する。表示広告選別部は、表示広告
選択部170およびデータベース制御部171に対応す
る。表示広告記憶部は、表示広告データベース851に
対応する。表示制御部は図1の制御部125に対応す
る。図2において、まず情報送信部からICカード情報
や温湿度情報が送信される(S201)。次いで、これ
らの情報を受信した表示広告選別部が、表示広告記憶部
に対して広告検索を実行する(S202)。検索の結
果、表示広告選別部は表示広告記憶部より検索条件にあ
った広告コンテンツが見つかると、これが、表示広告記
憶部から表示制御部へと送信される(S206)。表示
制御部は、これらの広告を自動販売機の表示部に表示す
る。
【0037】次に、図1を参照して本実施形態に係る情
報管理サーバおよびこれを含む自動販売機システムにつ
いて詳細に説明する。この自動販売機は、販売待機状態
と、利用者から商品購入要求を受け付けた状態の両方の
状態において、自動販売機の表示部に広告が提示される
ようになっている。提示される広告コンテンツは図1の
情報管理サーバ830中に配置された表示広告データベ
ース851に格納、随時情報管理サーバ830から自動
販売機100へ配信される。
【0038】次に利用者200から商品の購入要求を受
け付けた後、広告を表示し、商品を払い出すまでの流れ
について説明する。この流れの概要は以下のとおりであ
る。すなわち、ICカード150が提示されたとき、カ
ード情報抽出部121が、ICカード150に格納され
た利用者200の年齢、性別、居住エリア等に関する利
用者情報(以下、適宜、「個人情報」ともいう)を抽出
する。表示広告選択部170は、この個人情報を考慮し
て、利用者200に対して最も効果的と考えられる広告
コンテンツを表示広告データベース172から選択す
る。選択された広告コンテンツは表示部102、スピー
カー106により提示される。以下、この流れについ
て、システムを構成する各部に対応させてより詳細に説
明する。利用者200からの商品購入要求は、まず、商
品購入受付部103にて受け付けられる(S114)。
この情報を受け、スタンバイモードにあったカード読み
取り部101が動作モードに移行するとともに、利用者
200に対してICカード150の提示を求める表示
(不図示)がなされる。
【0039】続いて利用者200は、ICカード150
を自動販売機100のユーザインターフェース110に
提示する。カード読み取り部101は、ICカード15
0に格納された情報を読み取り(S101)、カード情
報抽出部121へデータを送る(S102)。カード情
報抽出部121は、ICカード150に格納された個人
情報を抽出した後、これらの情報を制御部125に送る
とともに(S103)、販売可否判断部122に送る
(S112)。そして、販売可否判断部122にて認証
および販売可否判断の各ステップが実行される間、制御
部125から得た情報に基づいて、表示広告選択部17
0、データベース制御部171および表示広告データベ
ース851の連携により、表示広告が選択され、表示部
102により表示される。
【0040】表示する広告コンテンツの選択は以下のス
テップにより実行される。まず制御部125が、上記し
たようにカード情報抽出部121から個人情報を受ける
とともに(S103)、商品購入受付部103から販売
する商品に関する情報、たとえば販売する商品の銘柄、
価格および量についての情報を取得するとともに、温湿
度センサ199から気温および湿度のデータを取得する
(S115a、S115b)。これらの情報は、通信部
128、中継サーバ940、通信網950を介して情報
管理サーバ830内の表示広告選定部170へ送信され
る(S104a〜e)。表示広告選択部170は、利用
者200の年齢、性別等の個人情報や、販売対象商品、
販売日時および販売地域等の情報を勘案して、データベ
ース検索論理を作成し(S105)、この検索論理をデ
ータベース制御部が実行する(S106)。そして、検
索条件に合致した広告コンテンツが見つかると(S10
7)、その広告コンテンツを表示広告選択部170へ送
信する(S108)。この広告コンテンツは、表示広告
選択部170から、通信部831、通信網950、中継
サーバ940を介し、自動販売機100内の通信部12
8を経由し、制御部125へ送信される(S109a〜
e)。
【0041】ここで、ステップ105およびステップ1
06に示される検索方法については、種々の形態を採用
することができる。以下、その一例について説明する。
図8は、本実施形態において表示広告コンテンツを選択
する際に用いられるデータテーブルである。サンプルA
〜Dは、それぞれ検索式作成用データを示す。各サンプ
ルは、それぞれ図中に示された各項目のデータを含んで
いる。これらのデータはI〜IVに分類される。情報種
別Iのデータは、図1において利用者200によって提
示されたICカード150から抽出されたデータであ
り、利用者情報を示す。情報種別IIのデータは、図1
において利用者200によって購入要求された商品に関
するデータである。情報種別IIIのデータは、図1にお
いて情報管理サーバにあらかじめ登録された販売促進施
策に関する情報であり、ここでは販売促進商品に関する
データが格納されている。情報種別IVのデータは、温
湿度センサ199から取得されたデータおよび自動販売
機内部に配置された計時部(不図示)等から取得された
データを含む。これらのI〜IVに分類されたデータを
利用することにより、検索が実行される。
【0042】ここで、販売待機状態と、利用者から商品
購入要求を受け付けた状態とでは、それぞれ異なる検索
が実行される。利用者から商品購入要求を受け付けた状
態では、表示広告選択部170は、まずサンプルAの情
報種別Iのデータを参照する。そして、これらのデータ
群とICカード150から抽出したデータ群とを対比
し、両者がすべての項目について合致した場合、図中、
下段に示す広告コンテンツが、表示すべき広告として選
択される。情報種別IのデータがICカード150から
抽出したデータ群と合致しない場合は、情報種別IIの
データと、商品購入受付部103から取得した販売商品
に関する情報とを対比し、両者が合致するかどうかを判
別する。両者が合致した場合は、図中、下段に示す広告
コンテンツが表示すべき広告として選択される。合致し
ない場合は、サンプルBのデータ群の参照に移る。以
後、上記したのと同じステップをサンプルB、C・・・
について繰り返して実行し、表示すべき広告コンテンツ
を選択する。
【0043】一方、販売待機状態においては、情報種別
IIIおよびIVのデータ群を参照することにより広告コ
ンテンツの検索が行われる。まず情報種別IIIに示され
た販売促進商品と、図1における商品購入受付部103
で受け付けられた商品とを対比して両者が合致すれば、
当該サンプルのデータが選択される。合致しない場合
は、今度は情報種別IVのデータ群と、温湿度センサ19
9から取得されたデータおよび自動販売機内部に配置さ
れた計時部(不図示)等から取得されたデータ群とを対
比し、両者が合致すれば、当該サンプルのデータが選択
される。以上のステップを各サンプルに対して繰り返し
て実行し、表示すべき広告コンテンツを選択する。情報
種別IIIの参照により、販売促進すべき商品を、地域、
時期等に応じて重点的に広告することができる。また、
情報種別IVの参照により、たとえば蒸し暑い夏の夜に
購入要求がなされた場合は、清涼感を誘起させるような
イメージの広告を選別してこれを利用者200に提示す
るといった方式を実現することができる。
【0044】以上の方式による検索論理は、一つの例を
示したものにすぎず、他の様々な態様を採用することが
できる。検索論理は、表示広告選択部170において作
成され、データベース171において実行される。
【0045】上記のようにして選択され、制御部125
に送信された広告コンテンツは、表示部102を介して
利用者200に提示される(S110)。音声について
はスピーカ106を介して利用者200へ提供される
(S111)。ここで、表示広告の候補が挙げられた段
階で、制御部125が、実際に表示する広告を選択する
とともに、その広告効果がより顕著となるよう、適宜広
告コンテンツの取捨選択を行うとともに、表示の順番を
調整するようにしてもよい。
【0046】以上述べたステップにより広告の提示が行
われる間、販売可否判断部122において認証および販
売可否判断の各ステップが実行される。すなわち、販売
可否判断部122では、カード情報抽出部121から送
られた情報に基づき、利用者200が成人であるかどう
か、ICカード150に格納された金額情報が、商品を
購入することができる金額であるかどうかを判断する。
この結果、商品を販売することが可能であると判断した
場合は、その旨が販売可否判断部122から制御部12
5へ伝達され(S113)、その後、払出部104を介
して購入要求された商品が払い出される(S116)。
販売を禁止する場合は、販売不可表示を、表示部102
を介して表示する。
【0047】本実施形態において、ICカード150
は、販売可否判断のために利用されるとともに、広告効
果の高い広告を選別するための情報源として活用されて
いる。ICカード150からカード情報抽出部121が
抽出する情報は、利用者200の年齢、性別の他、利用
者200が過去購入した商品の銘柄や購入した時期等の
情報も含まれる。こうした情報に基づいて広告を選別す
ることにより、利用者200に対し高いアピール力を持
った広告を実現することが可能となる。なお、表示広告
コンテンツを選別するためのデータは図8に示したもの
に限られず、商品が販売される種々の状況等を勘案して
表示広告を選定することができる。
【0048】(第二の実施形態)第一の実施形態では、
利用者情報はICカード150内部に格納されていた。
この利用者情報は、ICカード150内に格納させるの
ではなく、情報管理サーバ830内のデータベースに記
憶させ管理させることもできる。以下、このような構成
を採用したシステムの一例について図6を参照して説明
する。
【0049】ICカード情報データベース843へ格納
された利用者情報は、自動販売機による商品の販売が行
われる際に随時参照され、販売可否判断がなされる。こ
れとともに、情報管理サーバ830内において、利用者
情報に基づいて、表示広告選択部170、データベース
制御部171および表示広告データベース851の連携
により表示広告コンテンツが選択され、これが自動販売
機100の表示部102により表示される。具体的には
以下のステップが行われる。
【0050】まず、カード読み取り部101が、提示さ
れたICカード150からカードに格納された情報を読
み取り、これをカード情報抽出部121へ送る。カード
情報抽出部121は、読み取った情報の中から、カード
識別情報を抽出し、これを販売可否判断部122に送
る。これとともに販売可否判断部122は、商品購入受
付部103から販売商品情報、たとえば販売する商品の
銘柄、価格および量についての情報を取得するととも
に、温湿度センサ199から気温および湿度のデータを
取得する(S215a、S215b)。カード識別情
報、販売商品情報および気温および湿度のデータは、通
信部128、中継サーバ940、通信網950を介し
て、情報管理サーバ830内の表示広告選定部170へ
送信される(S203a〜e)。
【0051】表示広告選定部170は、受信したカード
識別情報と一意に対応する利用者情報を、カード情報デ
ータベース173内から探し出し、当該利用者情報を取
得する(S204、S205)。次いで表示広告選定部
170は、カード情報データベース173から取得した
利用者情報に基づき、利用者200の年齢、性別等の個
人情報や、販売対象商品、販売日時および販売地域等の
情報を勘案して、データベース検索論理を作成し(S2
06)、この検索論理をデータベース制御部が実行する
(S207)。そして、検索条件に合致した広告コンテ
ンツが見つかると(S208)、その広告コンテンツを
表示広告選択部170へ送信する(S209)。
【0052】以上のようにして表示広告選定部170
は、利用者情報および表示すべき広告コンテンツを取得
する。これらは、表示広告選択部170から、通信部8
31、通信網950、中継サーバ940を介し、自動販
売機100内の通信部128を経由し、販売可否判断部
122へ送信される(S210a〜e)。
【0053】販売可否判断部122は、取得した利用者
情報に基づいて販売可否判断を行う。たとえば、たばこ
や酒類の販売においては、利用者が成人であるか否かを
判断する。販売を許可する場合は払出部104を介して
商品を払い出す(S216)。販売を禁止する場合は、
表示部102を介して販売不可表示を行う(S21
2)。
【0054】一方、販売可否判断部122は、取得した
広告コンテンツを制御部125へ送る。制御部125
は、この広告コンテンツを表示102、スピーカー10
6を介して提示する(S210、S211)。
【0055】本実施形態によれば、以下のような利点が
得られる。まず、データキャリアの有する情報が情報管
理サーバ830内で保管・管理されるため、キャリア偽
造等の犯罪を効果的に防止することができる。また、I
Cカード150に金銭的価値情報を与え、マネーカード
としての機能を付与した場合においては、データキャリ
アへの価値の補填(チャージ)をチャージ機の無い場所
から行うことができるという利点が得られる。たとえば
自宅のパソコン端末から情報管理サーバ830へアクセ
スすることにより、データキャリアを機械で読み取るこ
となくチャージを実行することも可能となる。
【0056】(第三の実施形態)第二の実施形態では、
販売可否判断部122が自動販売機100内に配置され
ていたが、これを情報管理サーバ830内に配置するこ
ともできる。図7は、このような構成を採用した自動販
売機システムを示す。こうすることにより、各自動販売
機100に販売可否判断部122を設けなくて済み、自
動販売機システムの構築に要するコストを低減すること
ができる。
【0057】(第四の実施形態)本実施形態の自動販売
機では、第一の実施形態に記載の自動販売機において、
利用者情報に加え、自動販売機の集客状況や、自動販売
機の設置された周囲の人口密度等の環境情報をさらに考
慮する構成としたものである。そして、広告表示に加
え、ナビゲーション表示が提示される。
【0058】本実施形態に係る自動販売機は、図5の自
動販売機と概略等しいが、サンプル見本301が図11
(a)に示す構成となっている。図11(a)におい
て、陳列されたサンプル1223の背面にバックライト
1225が設けられている。バックライト1225は、
サンプル1223ごとに一つずつ設けた構成としてもよ
いし、一列のサンプル全体に設けられた構成としてもよ
い。また、利用者が商品を購入する際に押下するための
商品選択ボタン1227には、ナビゲーション表示部1
229が設けられている。バックライト1225および
ナビゲーション表示部1229が、後述のナビゲーショ
ン表示に用いられる。
【0059】次に、図9を参照して本実施形態に係る自
動販売機システムについて説明する。図9は、自動販売
機100を含むシステムの一例を示す図である。図9の
自動販売機100についても第一の実施形態同様、表示
部102に広告が提示される。なお、図9における表示
部102には、図5における液晶表示部306に加え、
図11(a)における、バックライト1225とナビゲ
ーション表示部1229が含まれ、バックライト122
5およびナビゲーション表示部1229では、利用者に
購入を推薦する商品のナビゲーションが提示される。
【0060】図12は、本実施形態において表示広告コ
ンテンツを選択する際に用いられるデータテーブルであ
る。図12では、図8の項目に加え、情報種別Iのデー
タに、利用者の購入履歴に関する情報を含んでいる。利
用者の購入履歴は、他の利用者情報と同様に、ICカー
ド150から抽出される。また、情報種別Vのデータが
さらに設けられている。情報種別Vのデータは、図9に
おいて集客状況センサ1231から制御部125に送信
された自動販売機100の集客状況に関するデータであ
る。
【0061】なお、集客状況センサ1231の態様とし
て、たとえば自動販売機の左右の端部付近に赤外線セン
サを設置し、自動販売機前面への利用者の出入りを検出
し、制御部125に送信する構成とすることができる。
また、自動販売機100の集客状況に加え、自動販売機
100の設置された周囲の人口密度に関する情報を取得
し、集客状況センサ1231に送信してもよい。自動販
売機100の周囲の人口密度とは、自動販売機100の
設置された場所周辺の人の密集状況、すなわち自動販売
機100の置かれた周辺における人の往来の大小を指
す。たとえば人感知センサ等を設置し、これにより、利
用者の滞在状態を検知し、集客状況センサ1231に送
信することができる。
【0062】図12において、利用者から商品購入要求
を受け付けた状態で、情報種別Iのデータに含まれる利
用者の購入履歴に関する情報がさらに参照される。この
ため、ICカード150から抽出される利用者の年齢、
性別等の静的情報に加え、購買履歴などの動的情報も積
極的に活用される。また、販売待機状態では、情報種別
Vのデータがさらに参照される。したがって、利用者の
購入履歴に応じた販売促進や、滞在人口の粗密に応じた
販売促進を行うことができる。このように、利用者情報
および自動販売機100の設置環境について、静的情報
に加えて動的情報を踏まえ、広告コンテンツを選択する
ことにより、販売促進すべき商品を、より一層的確に広
告することができる。さらに、広告表示の選択に加え、
バックライト1225およびナビゲーション表示部12
29におけるナビゲーション表示の種類も選択される。
このとき、バックライト1225は点灯または消灯し、
点灯時の色が変化する。たとえば販売促進の対象となる
商品をライトアップする。また、ナビゲーション表示部
1229では、図11(b)、図11(c)に示すよう
に、推薦の対象となるサンプル1223について、「N
EW」、「おすすめ」等のキャッチコピーの表示がなさ
れる。このため、販売促進すべき商品を、より一層的確
に広告するとともに、利用者の購買意欲を増進させ、購
買に導くことが可能となる。
【0063】図9における情報のやりとりを簡略化して
表示すると、図10のようになる。図中情報送信部は、
図9におけるカード情報抽出部121または集客状況セ
ンサ1231に対応する。図10では図2で送受信され
るデータに加え、情報送信部から集客状況センサ情報が
送信される(S200)。また、表示制御部から表示広
告記憶部に対して要求される広告要求には、ナビゲーシ
ョン表示に関する情報が含まれる。広告提示に関して
は、企業の販売促進のターゲット商品の購入に繋がるP
Rの工夫にも配慮しておく必要があるが、本実施形態に
よれば、広告提示よりさらに進歩したナビゲーション提
示も行われるため、こうしたPRを効果的に行うことが
できる。
【0064】なお、第二の実施形態のように、利用者情
報は、ICカード150内に格納させるのではなく、情
報管理サーバ830内のデータベースに記憶させ管理さ
せることもできる。また、第三の実施形態のように、販
売可否判断部122を情報管理サーバ830内に配置す
ることもできる。
【0065】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。この実施の形態は例示であり、様々な応用が可能な
ことは当業者に理解されるところである。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、利
用者情報を考慮して、利用者に提示する広告コンテンツ
が選択される。このため、広告を提示する側の情報では
なく、利用者側の情報を反映させて広告コンテンツが選
択され、利用者の年齢層や性別、嗜好等に応じて最も広
告効果の高い広告コンテンツが利用者に提示される。ま
た、自動販売機の集客状況を考慮して広告コンテンツが
選択されるため、自動販売機の設置された環境に応じて
最も広告効果の高い広告コンテンツが利用者に提示され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機を含むシステムの概略
図である。
【図2】本発明に係る自動販売機における処理手順を示
す図である。
【図3】ICカードの発行手順を説明するための図であ
る。
【図4】ICカードの構造を説明するための図である。
【図5】本発明に係る自動販売機の外観図である。
【図6】本発明に係る自動販売機を含むシステムの概略
図である。
【図7】本発明に係る自動販売機を含むシステムの概略
図である。
【図8】本発明において広告コンテンツを選択する際に
用いられるデータテーブルの一例である。
【図9】本発明に係る自動販売機を含むシステムの概略
図である。
【図10】本発明に係る自動販売機における処理手順を
示す図である。
【図11】図5の自動販売機におけるサンプル見本を拡
大した詳細図である。
【図12】本発明において広告コンテンツを選択する際
に用いられるデータテーブルの一例である。
【符号の説明】
100 自動販売機 101 カード読取部 102 表示部 103 商品購入受付部 104 払出部 106 スピーカー 110 ユーザインターフェース 121 カード情報抽出部 122 販売可否判断部 125 制御部 128 通信部 150 ICカード 153 制御部 154 ROM 155 RAM 156 EEPROM 157 通信部 158 バス 170 表示広告選定部 171 データベース制御部 172 表示広告データベース 173 カード情報データベース 199 温湿度センサ 200 利用者 201 カード発行会社 202 販売店 203 自動販売機 204 チャージ機 301 サンプル見本 302 札投入口 303 釣銭戻しレバー 304 硬貨投入口 305 ICカード読取部 306 液晶表示部 308 釣銭口 309 商品搬出口 830 情報管理サーバ 831 通信部 843 ICカード情報データベース 851 表示広告データベース 940 中継サーバ 950 通信網 1223 サンプル 1225 バックライト 1227 商品選択ボタン 1229 ナビゲーション表示部 1231 集客状況センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年4月8日(2003.4.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。この実施の形態は例示であり、様々な応用が可能な
ことは当業者に理解されるところである。なお、本発明
において利用者に関する情報を取得、利用する場合は、
これを適法に行うものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清川 栄一 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 日本た ばこ産業株式会社内 (72)発明者 三宅 功一 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 日本た ばこ産業株式会社内 (72)発明者 前原 康之 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 日本た ばこ産業株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 BA04 CA06 CC08 CC10 DA10 DC05 DE01 EA08 EA11 EA12 EB01 5B058 CA01 CA24 KA02 KA04 KA06 KA08 YA02 YA06

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して自動販売機および
    情報管理サーバが接続された構成を有し、利用者情報を
    含むデータキャリアを利用して商品の販売を行うととも
    に利用者に広告を提示する自動販売機システムであっ
    て、 前記自動販売機は、利用者から提示されたデータキャリ
    アを受け付けるデータキャリア受付手段と、該データキ
    ャリアから利用者情報を抽出する情報抽出手段と、広告
    コンテンツを利用者に提示する広告提示手段と、を備
    え、 前記情報管理サーバは、前記利用者情報を考慮して前記
    利用者に提示する広告コンテンツを選択する広告選択手
    段を備え、 前記広告提示手段は、前記広告選択手段により選択され
    た広告コンテンツを利用者に提示することを特徴とする
    自動販売機システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して自動販売機および
    情報管理サーバが接続された構成を有し、利用者情報を
    含むデータキャリアを利用して商品の販売を行うととも
    に利用者に広告を提示する自動販売機システムであっ
    て、 前記自動販売機は、利用者から提示されたデータキャリ
    アを受け付けるデータキャリア受付手段と、該データキ
    ャリアから利用者情報を抽出する情報抽出手段と、前記
    自動販売機が設置された環境に関わる環境情報を取得す
    る環境情報取得手段と、広告コンテンツを利用者に提示
    する広告提示手段と、を備え、 前記情報管理サーバは、前記利用者情報および前記環境
    情報を考慮して前記利用者に提示する広告コンテンツを
    選択する広告選択手段を備え、 前記広告提示手段は、前記広告選択手段により選択され
    た広告コンテンツを利用者に提示することを特徴とする
    自動販売機システム。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して自動販売機および
    情報管理サーバが接続された構成を有し、利用者情報と
    関連づけられた識別情報を含むデータキャリアを利用し
    て商品の販売を行うとともに利用者に広告を提示する自
    動販売機システムであって、 前記自動販売機は、利用者から提示されたデータキャリ
    アを受け付けるデータキャリア受付手段と、該データキ
    ャリアから利用者情報と関連づけられた識別情報を抽出
    する情報抽出手段と、広告コンテンツを利用者に提示す
    る広告提示手段と、を備え、 前記情報管理サーバは、前記識別情報と関連づけられた
    利用者情報を取得し、該利用者情報を考慮して前記利用
    者に提示する広告コンテンツを選択する広告選択手段を
    備え、 前記広告提示手段は、前記広告選択手段により選択され
    た広告コンテンツを利用者に提示することを特徴とする
    自動販売機システム。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して自動販売機および
    情報管理サーバが接続された構成を有し、利用者情報と
    関連づけられた識別情報を含むデータキャリアを利用し
    て商品の販売を行うとともに利用者に広告を提示する自
    動販売機システムであって、 前記自動販売機は、利用者から提示されたデータキャリ
    アを受け付けるデータキャリア受付手段と、該データキ
    ャリアから利用者情報と関連づけられた識別情報を抽出
    する情報抽出手段と、前記自動販売機が設置された環境
    に関わる環境情報を取得する環境情報取得手段と、広告
    コンテンツを利用者に提示する広告提示手段と、を備
    え、 前記情報管理サーバは、前記識別情報と関連づけられた
    利用者情報を取得し、該利用者情報および前記環境情報
    を考慮して前記利用者に提示する広告コンテンツを選択
    する広告選択手段を備え、 前記広告提示手段は、前記広告選択手段により選択され
    た広告コンテンツを利用者に提示することを特徴とする
    自動販売機システム。
  5. 【請求項5】 請求項2または4に記載の自動販売機シ
    ステムにおいて、前記環境情報は、前記自動販売機周辺
    の人の密集状況に関する情報を含むことを特徴とする自
    動販売機システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5いずれかに記載の自動販
    売機システムにおいて、前記自動販売機または前記情報
    管理サーバが、前記利用者情報に基づいて商品の販売を
    許可または禁止する販売可否判断手段を備えたことを特
    徴とする自動販売機システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6いずれかに記載の自動販
    売機システムにおいて、前記情報管理サーバは、複数の
    広告コンテンツを格納する広告記憶手段を備え、前記広
    告選択手段は、前記広告記憶手段に格納された広告コン
    テンツから利用者に提示する広告コンテンツを選択する
    ことを特徴とする自動販売機システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7いずれかに記載の自動販
    売機システムにおいて、前記情報管理サーバにあらかじ
    め登録された販売促進施策に関する情報をあわせて考慮
    して、前記広告コンテンツを選択することを特徴とする
    自動販売機システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8いずれかに記載の自動販
    売機システムにおいて、前記広告選択手段は、販売日時
    をあわせて考慮して、前記広告コンテンツを選択するこ
    とを特徴とする自動販売機システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9いずれかに記載の自動
    販売機システムにおいて、前記広告選択手段は、販売時
    における気温または湿度をあわせて考慮して、前記広告
    コンテンツを選択することを特徴とする自動販売機シス
    テム。
  11. 【請求項11】 通信手段および広告選択手段を備え、
    ネットワークを介して自動販売機と接続された情報管理
    サーバであって、 前記広告選択手段は、前記自動販売機を利用して商品を
    購入する利用者に関する利用者情報を取得するととも
    に、前記利用者情報を考慮して前記利用者に提示する広
    告コンテンツを選択し、 前記通信手段は、選択された広告コンテンツを前記自動
    販売機に送信することを特徴とする情報管理サーバ。
  12. 【請求項12】 通信手段および広告選択手段を備え、
    ネットワークを介して自動販売機と接続された情報管理
    サーバであって、 前記広告選択手段は、前記自動販売機を利用して商品を
    購入する利用者に関する利用者情報と、前記自動販売機
    が設置された環境に関わる環境情報とを取得するととも
    に、前記利用者情報および前記環境情報を考慮して前記
    利用者に提示する広告コンテンツを選択し、 前記通信手段は、選択された広告コンテンツを前記自動
    販売機に送信することを特徴とする情報管理サーバ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の情報管理サーバに
    おいて、前記環境情報は、前記自動販売機周辺の人の密
    集状況に関する情報を含むことを特徴とする情報管理サ
    ーバ。
  14. 【請求項14】 請求項11乃至13いずれかに記載の
    情報管理サーバにおいて、前記広告選択手段は、ネット
    ワークを介して前記自動販売機から利用者情報を取得す
    ることを特徴とする情報管理サーバ。
  15. 【請求項15】 請求項11乃至14いずれかに記載の
    情報管理サーバにおいて、利用者情報を格納する利用者
    情報記憶手段を備え、前記広告選択手段は前記利用者情
    報記憶手段から利用者情報を取得することを特徴とする
    情報管理サーバ。
  16. 【請求項16】 請求項11乃至15いずれかに記載の
    情報管理サーバにおいて、前記利用者情報に基づいて前
    記商品の販売を許可または禁止する販売可否判断手段を
    さらに備え、前記通信手段は、販売可否判断手段による
    販売可否判断の結果を前記自動販売機に送信することを
    特徴とする情報管理サーバ。
  17. 【請求項17】 請求項11乃至16いずれかに記載の
    情報管理サーバにおいて、複数の広告コンテンツを格納
    する広告記憶手段を備え、前記広告選択手段は、前記広
    告記憶手段に格納された広告コンテンツから、利用者に
    提示する広告コンテンツを選択することを特徴とする情
    報管理サーバ。
  18. 【請求項18】 請求項11乃至17いずれかに記載の
    情報管理サーバにおいて、情報管理サーバにあらかじめ
    登録された販売促進施策に関する情報をあわせて考慮し
    て、前記広告コンテンツを選択することを特徴とする情
    報管理サーバ。
  19. 【請求項19】 請求項11乃至18いずれかに記載の
    情報管理サーバにおいて、前記広告選択手段は、販売日
    時をあわせて考慮して、前記広告コンテンツを選択する
    ことを特徴とする情報管理サーバ。
  20. 【請求項20】 請求項11乃至19いずれかに記載の
    情報管理サーバにおいて、前記広告選択手段は、販売時
    における気温または湿度をあわせて考慮して、前記広告
    コンテンツを選択することを特徴とする情報管理サー
    バ。
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