JP2003263323A - ダウンロード装置及びダウンロード方法 - Google Patents

ダウンロード装置及びダウンロード方法

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JP2003263323A
JP2003263323A JP2002061384A JP2002061384A JP2003263323A JP 2003263323 A JP2003263323 A JP 2003263323A JP 2002061384 A JP2002061384 A JP 2002061384A JP 2002061384 A JP2002061384 A JP 2002061384A JP 2003263323 A JP2003263323 A JP 2003263323A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御プログラムで利用可能な各種の通信手段
を制御プログラムのダウンロード時にも利用可能にしな
がら、プログラム容量の増加を飛躍的に低減させたダウ
ンロード装置及びダウンロード方法を提供する。 【解決手段】 起動プログラム14は、簡単な処理で制
御可能な通信手段で通信を行う通信ドライバ32のみを
利用してダウンロードを行うダウンロードプログラム3
3を有する。また制御プログラム15は、メインプログ
ラム46等とともに、少なくとも複雑な処理を必要とす
る通信手段で通信を行う通信プログラム43及びその通
信プログラム43を利用したダウンロードが可能な自己
書き換えプログラム45を有している。制御プログラム
15が正当であれば自己書き換えプログラム45によっ
て高機能の通信手段を利用したダウンロードが可能であ
る。このとき、OS等を重複して保持しないので、容量
を削減可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部機器から制御
プログラムをダウンロードして書き換え可能な制御プロ
グラムの書き換え機能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】主にホストコンピュータと通信手段によ
り接続される画像処理装置などの種々の装置において
は、将来の機能拡張や不具合修正に対応するために、プ
ログラムのバージョンアップ機能を提供している場合が
多い。このような装置では、多くの場合、ダウンロード
機能を持つ比較的容量の小さい起動プログラムとメイン
の制御プログラムとを別々の記憶領域または記憶装置に
格納し、万一ダウンロードに失敗してメインの制御プロ
グラムが破壊された場合に備えている。すなわち、ダウ
ンロードによって制御プログラムを書き換えている途中
でエラーが発生した場合、制御プログラムは正常に動作
しなくなる。このような状態でも改めて制御プログラム
のダウンロードが可能なように、ダウンロードのための
プログラムを制御プログラムとは別に格納している。ま
た、このような装置では、本来の画像データ等のデータ
を転送する目的で設けられた通信手段を、ダウンロード
するプログラムの転送手段として使用している。
【0003】一方、インターフェイスは年々高速化、イ
ンテリジェント化しており、通信制御プログラムは肥大
し、かつ複雑になる傾向にある。これを解決する手段と
して、プロトコルスタック等が知られている。これは、
下位層通信プロトコルの処理群であり、事実上、インテ
リジェントなインターフェイスの実装には必要不可欠な
ものとなっている。
【0004】しかし、上述のプロトコルスタック等は、
多くの場合、オペレーティングシステムに依存する形で
実装されている。従って、インテリジェントな通信イン
ターフェイスを実装するためには、例えばオペレーティ
ングシステムとプロトコルスタックといったバックボー
ンが必要である。このため、例えばネットワーク経由の
ダウンロード機能を提供するためには、前述の起動プロ
グラムにオペレーティングシステムとプロトコルスタッ
クを実装することになる。しかしこの場合には、単純な
インターフェイスのみのプログラムと比較して、容量が
飛躍的に増大することになる。また、近年ではホストコ
ンピュータ等との通信手段として複数のインターフェイ
スを備えている場合が多く、その数は年々増加傾向にあ
る。これら複数のインターフェイスへの対応は、起動プ
ログラムの容量増大に拍車をかけている。
【0005】図6は、従来のプログラムダウンロード可
能な装置における各プログラムの第1の構成例の説明図
である。図6(A)は起動プログラムの構成を示し、図
6(B)はメインとなる制御プログラムの構成を示して
いる。起動プログラムには、例えば電源投入時やリセッ
ト時などに動作するブートプログラムが含まれており、
通常の動作時にはブートプログラムが図6(B)に示す
制御プログラムを起動する。起動時のモードがダウンロ
ードの場合には、起動プログラム内のダウンロードプロ
グラムを起動し、外部から受け取るデータにより制御プ
ログラム全体を書き換えることによってバージョンアッ
プなどを行う。例えば特開平9−190354号公報な
どにおいても同様の構成が記載されている。
【0006】制御プログラムには上述のように各種の通
信手段を利用可能にするため、オペレーティングシステ
ム(OS)とプロトコルスタック(PS)、それぞれの
通信手段に対応した通信ドライバなどを含んでいる。し
かし、これらは新たな制御プログラムのダウンロード時
には書き換えられるため、ダウンロード時に制御プログ
ラム内のオペレーティングシステム、プロトコルスタッ
ク、通信ドライバなどを利用することができない。従っ
て、ダウンロード時には起動プログラムのみを利用して
制御プログラムのダウンロードを行うことになる。
【0007】従来は、起動プログラムの大きさは小さく
抑えられており、図6(A)にも示すように簡単に通信
が可能な通信手段を動作させる通信ドライバと、その通
信ドライバを利用して起動プログラムのダウンロード及
び制御プログラムの書き換えを行うダウンロードプログ
ラム程度しか搭載されていなかった。
【0008】このような構成では、ダウンロード時に利
用可能な通信手段は、簡単に通信が可能な例えばIEE
E1284やシリアルインターフェイスなどに制限され
てしまうとともに、通常は低速、低機能の通信しか行う
ことができない。従って、制御プログラムのダウンロー
ドは非常に利用しづらいものとなっていた。
【0009】このような不便を改善するため、起動プロ
グラムにおいても、より多くの、より高機能の通信手段
を利用した通信を可能とすることが考えられている。図
7は、従来のプログラムダウンロード可能な装置におけ
る各プログラムの第2の構成例の説明図である。図7に
示す例では、制御プログラムのダウンロードを行う起動
プログラム中にも、各種の通信手段による通信を可能と
するため、オペレーティングシステムやプロトコルスタ
ック、各種の通信ドライバなどを設けている。このよう
な構成によれば、制御プログラムのダウンロードによっ
て制御プログラムが利用できなくても、起動プログラム
だけで各種の通信手段を利用し、制御プログラムのダウ
ンロードを行うことができる。
【0010】しかし、このような構成の場合、起動プロ
グラムと制御プログラムがそれぞれオペレーティングシ
ステム、プロトコルスタック、通信ドライバなどを含め
た容量の大きい通信制御プログラムを含んでいる。この
ように、同じ機能を実現するためのプログラムが2箇所
に存在することになり、プログラム容量の無駄が生じる
ことになる。
【0011】また、多くの場合、複雑な通信処理は不具
合を含んでおり、バージョンアップの必要が生じる場合
が多い。例えば通信ドライバなどのメンテナンスを行う
ためには、図7に示した例では同じ通信ドライバが起動
プログラムと制御プログラムの両方に存在するため、起
動プログラムと制御プログラムの両者のメンテナンスを
行わなければならないという問題があった。この問題
は、手間だけの問題ではなく、起動プログラムを書き換
えなければならないというリスクを伴うことになる。す
なわち、起動プログラムの書き換え中にエラーが発生し
た場合、最悪のケースでは装置は起動できなかったり、
あるいは起動できてもダウンロード機能が存在しないた
めに以後のメンテナンスが不能となるという可能性を含
んでいる。
【0012】プログラム容量を減少させるための一つの
方法として、オペレーティングシステムに依存しないプ
ロトコルスタックの実装を行うことによって、重複する
オペレーティングシステムを起動プログラムから削除す
ることも可能である。しかし、これには多くの労力を要
し、また必ずしも容量を小さくできるという保障がない
という問題がある。また、通信ドライバなどの通信処理
を起動プログラムに集約してメンテナンスを1カ所に
し、また容量の削減を行うことも考えられる。しかし上
述のように、起動プログラムの書き換えを行うことはリ
スクを伴うことになるため、有効な解決にはならない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、制御プログラムにおいて利
用可能な各種の通信手段を制御プログラムのダウンロー
ド時にも利用可能にしながら、プログラム容量の増加を
飛躍的に低減させたダウンロード装置及びダウンロード
方法を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、起動プログラ
ムには簡易な処理で制御可能な通信手段のみによる通信
プログラムと、その通信プログラムによる制御プログラ
ムのダウンロード及び制御プログラムの書き換えを行う
簡易ダウンロードプログラムを含めておく。また制御プ
ログラムには、少なくとも複雑な処理を必要とする通信
手段による通信プログラムと、その通信プログラムを用
いて制御プログラムを外部機器からダウンロードして書
き換え可能な自己書き換えプログラムを含めておく。そ
して、新たな制御プログラムのダウンロード時には、制
御プログラム中の自己書き換えプログラムを起動する。
【0015】これによって、制御プログラム中の複雑な
処理を必要とする通信手段を利用して制御プログラムの
ダウンロードを行うことができる。従って、各種の通信
手段を利用し、各通信手段の機能を有効に活用してダウ
ンロードを行うことができ、利便性を向上させることが
できる。もちろん、制御プログラムのダウンロード時に
エラーが発生し、制御プログラムが動作不能となって
も、起動プログラムから簡易な処理で制御可能な通信手
段を利用してダウンロードが可能であるので、不測の事
態にも対応することができる。
【0016】また、大容量を必要とする複雑な処理を必
要とする通信手段は制御プログラムの側のみに存在する
ため、これらの通信処理のための容量を削減できるとと
もに、起動プログラムにはオペレーティングシステムや
プロトコルスタックなどを設けなくても構成可能である
ので、起動プログラムの容量を大幅に低減することが可
能である。
【0017】また本発明は、起動プログラムには、簡易
な処理で制御可能な通信手段のみによる通信プログラム
と、その通信プログラムを用いて制御プログラム及び制
御プログラムを書き込むダウンロードプログラムが含ま
れた受信データを受信する簡易受信プログラムを含めて
おく。また制御プログラムには、少なくとも複雑な処理
を必要とする前記通信手段による通信プログラムと、そ
の通信プログラムを用いて受信データを受信する受信プ
ログラムを含めておく。そして、新たな制御プログラム
のダウンロード時には、制御プログラム中の受信プログ
ラムによって新たな制御プログラムを含む受信データを
受信し、正常に受信できた場合に、受信データ中のダウ
ンロードプログラムを起動して制御プログラムを書き換
える。
【0018】このような構成でも、制御プログラム中の
複雑な処理を必要とする通信手段を利用して制御プログ
ラムのダウンロードを行うことができる。従って、各種
の通信手段を利用し、それぞれの通信手段の機能を有効
に活用してダウンロードを行うことができ、利便性を向
上させることができる。制御プログラムのダウンロード
時にエラーが発生した場合には、再度ダウンロードを行
えばよい。また、制御プログラムの書き換え中にエラー
が発生するなどして制御プログラムが動作不能となって
も、起動プログラムから簡易な処理で制御可能な通信手
段を利用してダウンロードが可能であるので、不測の事
態にも対応することができる。
【0019】また、大容量を必要とする複雑な処理を必
要とする通信手段は制御プログラムの側のみに存在する
ため、これらの通信処理のための容量を削減できるとと
もに、起動プログラムにはオペレーティングシステムや
プロトコルスタックなどを設けなくても構成可能である
ので、起動プログラムの容量を大幅に低減することが可
能となる。さらに、起動プログラムと制御プログラムの
両方にそれぞれのプログラム容量に応じた受信プログラ
ム(簡易受信プログラム)が設けられているので、いず
れかを自動的に選択して利用することが可能であり、簡
単に利用可能なインターフェイスを提供することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態を
含むシステムの一例の説明図である。図中、1は制御装
置、2は外部装置、11,12は通信部、13はRO
M、14は起動プログラム、15は制御プログラム、1
6はRAM、17はCPU、21は送信データである。
制御装置1は、本発明のダウンロード装置を含み、また
本発明のダウンロード方法により制御プログラム15を
外部装置2からダウンロード可能な装置である。この例
では、制御装置1は2つの通信部11,12を有してい
るものとして図示している。しかしこの例に限らず、3
以上の通信部を有する構成であってよい。ここでは、通
信部11は簡易な処理で制御可能な通信手段であるもの
とし、通信部12は複雑な処理を必要とする通信手段で
あるものとする。通信部11としては、IEEE128
4準拠のインターフェイスやシリアルインターフェイス
などがある。また通信部12としては、ネットワークイ
ンターフェイス、IEEE1394準拠のインターフェ
イス、USBインターフェイス、無線通信インターフェ
イス、赤外線や光学通信インターフェイスなどがある。
【0021】ROM13は、CPU17によって実行さ
れるプログラムや、実行時に利用するデータなどが格納
されている。特にここでは、起動プログラム14と、実
際に制御装置において各種の機能を実現するための制御
プログラム15が格納されている。ここでは起動プログ
ラム14と制御プログラム15を同じROM13内に格
納しているように図示しているが、これに限らず、それ
ぞれ異なるROMやその他の記憶手段に格納してもよ
い。少なくとも制御プログラム15は、書き換え可能な
領域あるいは記憶手段に格納されている。なお、起動プ
ログラム14と制御プログラム15の詳細については後
述する。
【0022】RAM16は、CPU17が動作する際に
ワークエリアとして利用することができる。なお、制御
プログラムをダウンロードする際に、新たな制御プログ
ラムを含む受信データを、このRAM16に一旦格納す
るように構成してもよい。
【0023】CPU17は、ROM13内のプログラム
(起動プログラム14、制御プログラム15など)に従
って動作し、制御装置1全体の制御及び各種の機能を提
供する。また、外部装置2から新たな制御プログラムを
含む送信データ21をダウンロードし、制御プログラム
15を書き換える処理についても実際に行う。
【0024】制御装置1には、このほかにも各種の構成
を含んでいてよい。例えば制御装置1が画像形成装置で
あれば画像処理手段や画像形成エンジンなどを含んでい
るであろうし、画像読取装置であれば画像読取手段や画
像処理手段などを含んでいるであろう。そのほかの各種
の装置であってももちろんよい。
【0025】図2は、起動プログラム14と制御プログ
ラム15の第1の構成例の説明図である。図中、31は
ブートプログラム、32は通信ドライバ、33はダウン
ロードプログラム、41はオペレーティングシステム、
42はプロトコルスタック、43,44は通信ドライ
バ、45は自己書き換えプログラム、46はメインプロ
グラムである。図2(A)に示す起動プログラム14で
は、電源投入時やリセット時などの起動時に動作するブ
ートプログラム31と、簡易な処理で制御可能な通信部
11を通じて通信を行うための通信ドライバ32と、通
信ドライバ32を通じて制御プログラムのダウンロード
及び書き換えを行うダウンロードプログラム33を含ん
で構成されている。ここでは簡易な処理ではオペレーテ
ィングシステムやプロトコルスタックを要しないものと
し、起動プログラム14はオペレーティングシステムや
プロトコルスタックを含んでいない。もちろん、必要に
応じて最低限の構成を有していてもよい。
【0026】図2(B)に示す制御プログラム15は、
制御装置1を動作させるためのメインプログラム(MA
IN)46とともに、複雑な処理を必要とする通信部1
2を通じて通信を行うための通信ドライバ43を含んで
いる。このような複雑な処理を行い、高機能の通信(及
び高機能の制御動作)を実現するため、制御プログラム
15はオペレーティングシステム(OS)41及びプロ
トコルスタック42を有している。また、この例では通
信部11を通じて通信を行うための通信ドライバ44も
有している。この通信ドライバ44は、起動プログラム
14中の通信ドライバ32と同じものでもよいし、異な
るプログラムであってもよい。通信ドライバ44は、起
動プログラム14中の通信ドライバ32よりもバージョ
ンが新しく、相対的に高機能であることが予想されるの
で、制御プログラム15が動作可能であれば通信ドライ
バ44を利用することが望ましいと言える。
【0027】さらに制御プログラム15には、自己書き
換えプログラム45が含まれている。自己書き換えプロ
グラム45は制御プログラム15内に存在するため、制
御プログラム15内の通信ドライバ43を利用可能であ
る。従って、自己書き換えプログラム45は、複雑な処
理を必要とする通信部12を通じて外部装置2との通信
を行うことによって、外部装置2内の新たな制御プログ
ラムを含む送信データ21をダウンロードすることがで
きる。ダウンロードした受信データ(送信データ21)
は、例えばRAM16に一旦格納される。RAM16に
格納された受信データのイメージを図2(C)に示して
いる。この例では、受信データは制御プログラム15そ
のものを含んでいる。自己書き換えプログラム45は、
正常にダウンロードが完了した後、制御プログラム15
を書き換える。この書き換えの処理中は、自己書き換え
プログラム45はRAM16にロードされているので、
自己書き換えプログラム45自体が書き換えられても何
ら問題はない。
【0028】図2に示すように、起動プログラム14に
は、制御プログラム15に存在する通信ドライバ43に
対応するプログラムを含んでおらず、従って複雑な処理
が不要であることからオペレーティングシステム41や
プロトコルスタック42に対応するプログラムも含んで
いない。従って、起動プログラム14のプログラムサイ
ズは非常に小さくてよく、起動プログラム14を格納す
るための容量も少なくて済む。また、上述のように新た
な制御プログラムをダウンロードするための自己書き換
えプログラム45は制御プログラム15中に存在するた
め、通信部11と通信部12のいずれも利用可能であ
り、ダウンロード時に利用するインターフェイスの選択
肢が広がるとともに、複雑な処理が必要なインターフェ
イスについても利用することが可能である。
【0029】なお、制御プログラム15から起動プログ
ラム14中の通信ドライバ32やダウンロードプログラ
ム33を利用可能に構成することもできる。例えば制御
プログラム15には通信部11を利用して通信を行うた
めの通信ドライバ44を設けずに、通信部11を利用し
て通信を行う場合には起動プログラム14中の通信ドラ
イバ32を利用するように構成することも可能である。
また、例えば自己書き換えプログラム45において通信
部11を利用して新たな制御プログラムのダウンロード
を行う場合には、起動プログラム14内のダウンロード
プログラム33を呼び出して利用するように構成しても
よい。
【0030】図3は、本発明の実施の一形態におけるダ
ウンロード動作の第1の例を示すフローチャートであ
る。ここでは、起動プログラム14と制御プログラム1
5の構成が図2に示すような構成であるものとする。電
源が投入されたり、あるいはリセットがかかる等、起動
がかかると、S61において起動プログラム14中のブ
ートプログラム31が起動される。また、起動時には起
動モードが指示されるものとする。ここでは少なくと
も、通常の動作モードと、制御プログラムをダウンロー
ドするダウンロードモードで動作するものとする。
【0031】ブートプログラム31が起動されると、様
々な初期設定を行うとともに、S62において、制御プ
ログラム15が正当であるか否かの評価を行う。この評
価は、例えばチェックサムのチェックなどによって行う
ことができる。
【0032】制御プログラム15が正当であると判断さ
れた場合には、S63において、制御プログラム15を
起動する。制御プログラム15の起動は、オペレーティ
ングシステム41を起動してからオペレーティングシス
テム41がメインプログラム46を起動したり、あるい
は、メインプログラム46を直接起動してもよい。制御
プログラム15が起動されると、S64において起動モ
ードを判定する。起動モードがダウンロードモードでは
なく、通常の動作モードであれば、S65においてメイ
ンプログラム46に従った通常の動作を行う。
【0033】起動モードがダウンロードモードであった
場合には、S66において自己書き換えプログラム45
を起動する。そして自己書き換えプログラム45は、制
御プログラム15上で動作可能な通信部11または通信
部12のいずれかを用い、S67において外部装置2内
の送信データをダウンロードする。いずれの通信部を利
用するかは、外部装置2との接続状態を判断して、自動
的に切り替えることができる。外部装置2と複数の通信
部を介して通信可能であれば、より効率のよい通信部を
選択することができる。もちろん、ユーザの指示があれ
ば、それに従ってもよい。
【0034】そしてS68において、ダウンロードによ
り受信した受信データにより制御プログラム15を書き
換え、ダウンロードの処理を終了する。ダウンロード処
理の終了後は、この例では再起動し、S61から処理を
再開する。また、ダウンロードあるいは書き換えの途中
でエラーが発生した場合にも、再起動してS61から処
理を行えばよい。
【0035】S62で制御プログラム15が正当でない
と判断された場合には、S69において起動モードを判
定し、ダウンロードモードであった場合には、S70に
おいて起動プログラム14内のダウンロードプログラム
33を起動する。ダウンロードプログラム33は、S7
1において、起動プログラム14内の通信ドライバ32
により通信部11を通じて外部装置2内の送信データを
ダウンロードし、RAM16に格納後、あるいは直接、
制御プログラム15を書き換える。この場合には複雑な
処理が必要となる通信部12は利用できない。しかし、
起動プログラム14内のダウンロードプログラム33が
起動されるのは、制御プログラム15が存在しない、あ
るいはエラーが発生している、または新たな制御プログ
ラムによる書き換えに失敗したなど、制御プログラム1
5が通常の状態ではない場合であるので、ある程度の制
限はやむを得ないと考えられる。
【0036】ダウンロード処理の終了後は、この例では
再起動し、S61から処理を再開する。また、ダウンロ
ードあるいは書き換えの途中でエラーが発生した場合に
も、再起動してS61から処理を行えばよい。なお、ダ
ウンロードプログラム33によるダウンロード及び書き
換えでエラーが発生する場合、ハードウェア的な障害が
発生していることも考えられる。そのため、ダウンロー
ドプログラム33の動作中にエラーが発生した場合に
は、その旨をユーザに伝え、ダウンロード処理を終了し
てもよい。もちろん、数回のリトライの後に、そのよう
な終了処理を行ってもよい。
【0037】S62で制御プログラム15が正当でない
と判断され、S69で起動モードがダウンロードモード
でなかった場合の処理については任意であり、例えばS
72においてユーザに対して制御プログラム15のダウ
ンロードを促すメッセージを表示し、ユーザにダウンロ
ードモードでの起動を指示してもよい。あるいは、例え
ばブートプログラム31中のモニタ機能を動作させるな
ど、様々な処理が考えられる。
【0038】上述の動作例では、装置の起動時に起動モ
ードとしてダウンロードモードを選択することによって
制御プログラムのダウンロードを行うものとして説明し
たが、本発明はこれに限られるものではなく、種々の変
形が可能である。例えば制御プログラム15中のメイン
プログラム46の動作中にダウンロードが指定されて自
己書き換えプログラム45が起動される構成や、外部装
置2からダウンロードを指示するコマンドを受け取って
自己書き換えプログラム45が起動される構成も可能で
ある。
【0039】図4は、起動プログラム14と制御プログ
ラム15の第2の構成例の説明図である。図中、図2と
同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。3
4,47は受信プログラム、51は復号化プログラム、
52はダウンロードプログラム、53は符号化データで
ある。図4(A)に示す起動プログラム14では、電源
投入時やリセット時などの起動時に動作するブートプロ
グラム31と、簡易な処理で制御可能な通信部11を通
じて通信を行うための通信ドライバ32と、通信ドライ
バ32を通じて制御プログラム及びその制御プログラム
を書き込むためのダウンロードプログラムを含むデータ
のダウンロードを行う受信プログラム34を含んで構成
されている。ここでは簡易な処理ではオペレーティング
システムやプロトコルスタックを要しないものとし、起
動プログラム14はオペレーティングシステムやプロト
コルスタックを含んでいない。もちろん、必要に応じて
最低限の構成を有していてもよい。
【0040】図4(B)に示す制御プログラム15は、
制御装置1を動作させるためのメインプログラム(MA
IN)46とともに、複雑な処理を必要とする通信部1
2を通じて通信を行うための通信ドライバ43を含んで
いる。このような複雑な処理を行い、高機能の通信(及
び高機能の制御動作)を実現するため、制御プログラム
15はオペレーティングシステム(OS)41及びプロ
トコルスタック42を有している。この例では通信部1
1を通じて通信を行うための通信ドライバは制御プログ
ラム15中には存在せず、起動プログラム14内の通信
ドライバ32を共用する構成とした例を示している。も
ちろん、図2と同様に制御プログラム15においても通
信部11を通じて通信を行うための通信ドライバを有し
ていてもよい。また制御プログラム15から通信ドライ
バ32に限らず、他の起動プログラム中の機能について
も利用可能に構成してもよい。
【0041】さらに制御プログラム15には、受信プロ
グラム47が含まれている。受信プログラム47は制御
プログラム15内に存在するため、制御プログラム15
内の通信ドライバ43を利用可能である。従って、受信
プログラム47は、複雑な処理を必要とする通信部12
を通じて外部装置2との通信を行うことによって、外部
装置2内の新たな制御プログラムを含む送信データ21
をダウンロードすることができる。ダウンロードした受
信データ(送信データ21)は、例えばRAM16に一
旦格納される。
【0042】図4に示すように、起動プログラム14に
は、制御プログラム15に存在する複雑な処理が必要な
通信ドライバ43に対応するプログラムを含んでおら
ず、従って複雑な処理が不要であることからオペレーテ
ィングシステム41やプロトコルスタック42に対応す
るプログラムも含んでいない。従って、起動プログラム
14のプログラムサイズは非常に小さくてよく、起動プ
ログラム14を格納するための容量も少なくて済む。ま
た、上述のように新たな制御プログラムをダウンロード
するための受信プログラム47は制御プログラム15中
に存在するため、通信部12が利用可能であり、また起
動プログラム14内の通信ドライバ32を呼び出すこと
により通信部11も利用可能である。従って、ダウンロ
ード時に利用するインターフェイスの選択肢が広がると
ともに、複雑な処理が必要なインターフェイスについて
も利用することが可能である。
【0043】RAM16に格納された受信データのイメ
ージを図4(C)に示している。この例では、受信デー
タ(外部装置2における送信データ21)は制御プログ
ラム15を符号化した符号化データ53と、その符号化
データ53を復号するための復号化プログラム51と、
制御プログラムを書き換えるダウンロードプログラム5
2を含んでいる。もちろん、符号化していない制御プロ
グラムをダウンロードする場合には、復号化プログラム
51は不要である。また、制御プログラムが符号化され
ている場合でも、起動プログラム14や制御プログラム
15中の受信プログラム47が復号機能を有していれ
ば、復号化プログラム51は不要である。
【0044】ここでダウンロードプログラム52は、図
4(C)に示す受信データが正常にダウンロードされる
と、制御プログラム15の受信プログラム47から起動
される。そして、復号化プログラム51を利用して符号
化データ53を復号し、ROM13内の制御プログラム
15上に上書きする処理を行うものである。
【0045】図5は、本発明の実施の一形態におけるダ
ウンロード動作の第2の例を示すフローチャートであ
る。ここでは、起動プログラム14と、制御プログラム
15、受信データの構成が図4に示すような構成である
ものとする。電源が投入されたり、あるいはリセットが
かかる等、起動がかかると、S81において起動プログ
ラム14中のブートプログラム31が起動される。ま
た、起動時には起動モードが指示されるものとする。こ
こでは少なくとも、通常の動作モードと、制御プログラ
ムをダウンロードするダウンロードモードで動作するも
のとする。
【0046】ブートプログラム31が起動されると、様
々な初期設定を行うとともに、S82において、制御プ
ログラム15が正当であるか否かの評価を行う。この評
価は、例えばチェックサムのチェックなどによって行う
ことができる。
【0047】制御プログラム15が正当であると判断さ
れた場合には、S83において、制御プログラム15を
起動する。制御プログラム15の起動は、オペレーティ
ングシステム41を起動してからオペレーティングシス
テム41がメインプログラム46を起動したり、あるい
は、メインプログラム46を直接起動してもよい。制御
プログラム15が起動されると、S84において起動モ
ードを判定する。起動モードがダウンロードモードでは
なく、通常の動作モードであれば、S85においてメイ
ンプログラム46に従った通常の動作を行う。
【0048】起動モードがダウンロードモードであった
場合には、S86において制御プログラム15中の受信
プログラム47を起動する。そして受信プログラム47
は、制御プログラム15上で動作可能な通信ドライバ4
3を利用した通信部12による通信、あるいは起動プロ
グラム14内の通信ドライバ32を利用した通信部11
による通信を行い、S87において外部装置2内の送信
データ21をダウンロードし、受信データとしてRAM
16に一旦格納する。いずれの通信部を利用するかは、
外部装置2との接続状態を判断して、自動的に切り替え
ることができる。外部装置2と複数の通信部を介して通
信可能であれば、より効率のよい通信部を選択すること
ができる。もちろん、ユーザの指示があれば、それに従
ってもよい。
【0049】S88において正常にダウンロードを行う
ことができたか否かを判定する。例えば通信エラーなど
が発生した場合には、S87へ戻って再度ダウンロード
を行えばよい。このダウンロードでは制御プログラム1
5を書き換えていないので、通信エラー時にも制御プロ
グラム15内の受信プログラム47を利用可能である。
なお、ダウンロードが無限に続かないように、数回のリ
トライの後にエラー処理を行ったり、あるいはS81に
戻って再起動してもよい。
【0050】正常にダウンロードが完了したら、S89
において、ダウンロードにより受信した受信データ中の
ダウンロードプログラム52を起動する。ダウンロード
プログラム52は、S90において、同じく受信データ
中の復号化プログラム51を利用して符号化データ53
を復号しながら制御プログラム15の書き換えを行う。
書き換え終了後は、この例では再起動し、S81から処
理を再開する。また、書き換えの途中でエラーが発生し
た場合には、ダウンロードプログラム52が再書き込み
を実施したり、あるいは再起動してS81から処理を行
う。再書き込み時には、リトライ回数などで処理を打ち
切るように構成しておくとよい。
【0051】S82で制御プログラム15が正当でない
と判断された場合には、S91において起動モードを判
定し、ダウンロードモードであった場合には、S92に
おいて起動プログラム14内の受信プログラム34を起
動する。受信プログラム34は、S93において、起動
プログラム14内の通信ドライバ32を利用し、通信部
11を通じて外部装置2内の送信データ21をダウンロ
ードし、RAM16に受信データとして格納する。
【0052】S94において正常にダウンロードを行う
ことができたか否かを判定する。例えば通信エラーなど
が発生した場合には、S93へ戻って再度ダウンロード
を行えばよい。あるいはエラー処理を行ってダウンロー
ド処理を中止してもよい。なお、ダウンロードのリトラ
イを行う場合でも、数回のリトライで成功しない場合に
はエラー処理を行うように構成してもよい。
【0053】正常にダウンロードが完了したら、S89
に進み、上述のようにダウンロードにより受信した受信
データ中のダウンロードプログラム52を起動し、S9
0において復号化プログラム51を利用して符号化デー
タ53を復号しながら制御プログラム15の書き換えを
行う。書き換え終了後は、この例では再起動し、S81
から処理を再開する。また、書き換えの途中でエラーが
発生した場合には、ダウンロードプログラム52が再書
き込みを実施したり、あるいは再起動してS81から処
理を行う。再書き込み時には、リトライ回数などで処理
を打ち切るように構成しておくとよい。
【0054】S82で制御プログラム15が正当でない
と判断され、S91で起動モードがダウンロードモード
でなかった場合の処理については任意であり、例えばS
95においてユーザに対して制御プログラム15のダウ
ンロードを促すメッセージを表示し、ユーザにダウンロ
ードモードでの起動を指示してもよい。あるいは、例え
ばブートプログラム31中のモニタ機能を動作させるな
ど、様々な処理が考えられる。
【0055】上述の動作例では、装置の起動時に起動モ
ードとしてダウンロードモードを選択することによって
制御プログラムのダウンロードを行うものとして説明し
たが、本発明はこれに限られるものではなく、種々の変
形が可能である。例えば制御プログラム15中のメイン
プログラム46の動作中にダウンロードが指定されて受
信プログラム47が起動される構成や、外部装置2から
ダウンロードを指示するコマンドを受け取って受信プロ
グラム47が起動される構成も可能である。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、プログラムの容量を飛躍的に低減することが
できるとともに、多くのインターフェイスからのダウン
ロードデータの受信を可能とすることができる。また、
制御プログラム側に設けているダウンロード機能のアッ
プグレードを、制御プログラムのバージョンアップによ
って行うことが可能である。さらに、制御プログラムの
ダウンロードに万一失敗した場合でも、起動プログラム
からスタンドアロンで復旧が可能である。本発明によれ
ば、このように種々の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態を含むシステムの一例
の説明図である。
【図2】 起動プログラム14と制御プログラム15の
第1の構成例の説明図である。
【図3】 本発明の実施の一形態におけるダウンロード
動作の第1の例を示すフローチャートである。
【図4】 起動プログラム14と制御プログラム15の
第2の構成例の説明図である。
【図5】 本発明の実施の一形態におけるダウンロード
動作の第2の例を示すフローチャートである。
【図6】 従来のプログラムダウンロード可能な装置に
おける各プログラムの第1の構成例の説明図である。
【図7】 従来のプログラムダウンロード可能な装置に
おける各プログラムの第2の構成例の説明図である。
【符号の説明】
1…制御装置、2…外部装置、11,12…通信部、1
3…ROM、14…起動プログラム、15…制御プログ
ラム、16…RAM、17…CPU、21…送信デー
タ、31…ブートプログラム、32…通信ドライバ、3
3…ダウンロードプログラム、34…受信プログラム、
41…オペレーティングシステム、42…プロトコルス
タック、43,44…通信ドライバ、45…自己書き換
えプログラム、46…メインプログラム、47…受信プ
ログラム、51…復号化プログラム、52…ダウンロー
ドプログラム、53…符号化データ。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器から制御プログラムをダウンロ
    ードして書き換え可能なダウンロード装置において、2
    つ以上の通信手段と、起動プログラムを格納する第一の
    記憶手段と、書き換え可能な前記制御プログラムを格納
    する第二の記憶手段を備え、前記第一の記憶手段は、前
    記起動プログラムとして簡易な処理で制御可能な前記通
    信手段のみによる通信プログラムを含むとともに該通信
    プログラムによる前記制御プログラムのダウンロード及
    び前記第二の記憶手段の書き換えを行う簡易ダウンロー
    ドプログラムを含んでおり、前記第二の記憶手段は、前
    記制御プログラムとして少なくとも複雑な処理を必要と
    する前記通信手段による通信プログラムを含むとともに
    該通信プログラムを用いて前記制御プログラムを外部機
    器からダウンロードして書き換え可能な自己書き換えプ
    ログラムを含んでいることを特徴とするダウンロード装
    置。
  2. 【請求項2】 前記自己書き換えプログラムは、前記第
    一の記憶手段に格納されている前記起動プログラム中の
    前記簡易ダウンロードプログラムを利用可能であること
    を特徴とする請求項1に記載のダウンロード装置。
  3. 【請求項3】 前記制御プログラムは、前記第一の記憶
    手段に格納されている前記起動プログラムに含まれる前
    記通信プログラムを利用可能であることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のダウンロード装置。
  4. 【請求項4】 前記起動プログラムは、前記制御プログ
    ラムが正当であるか否かを判断し、前記制御プログラム
    が正当であると判断された場合に前記制御プログラムを
    起動し、前記制御プログラムが正当でないと判断された
    場合には起動モードがダウンロードモードであれば前記
    簡易ダウンロードプログラムを起動するものであり、前
    記制御プログラムは、起動されたときに前記起動モード
    がダウンロードモードであった場合には前記自己書き換
    えプログラムを起動するものであることを特徴とする請
    求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のダウンロ
    ード装置。
  5. 【請求項5】 外部機器から制御プログラムをダウンロ
    ードして書き換え可能なダウンロード装置において、2
    つ以上の通信手段と、起動プログラムを格納する第一の
    記憶手段と、書き換え可能な前記制御プログラムを格納
    する第二の記憶手段と、前記制御プログラム及び前記制
    御プログラムを前記第二の記憶手段に書き込むダウンロ
    ードプログラムを含む受信データを格納可能な第三の記
    憶手段を備え、前記第一の記憶手段は、前記起動プログ
    ラムとして簡易な処理で制御可能な前記通信手段のみに
    よる通信プログラムを含むとともに該通信プログラムを
    用いて前記受信データをダウンロードして前記第三の記
    憶手段に格納し前記受信データ中の前記ダウンロードプ
    ログラムを起動する簡易受信プログラムを含んでおり、
    前記第二の記憶手段は、前記制御プログラムとして少な
    くとも複雑な処理を必要とする前記通信手段による通信
    プログラムを含むとともに該通信プログラムを用いて前
    記受信データをダウンロードして前記第三の記憶手段に
    格納し前記受信データ中の前記ダウンロードプログラム
    を起動する受信プログラムを含んでいることを特徴とす
    るダウンロード装置。
  6. 【請求項6】 前記制御プログラムに含まれている前記
    受信プログラムは、前記第一の記憶手段に格納されてい
    る前記起動プログラム中の前記簡易受信プログラムを利
    用可能であることを特徴とする請求項5に記載のダウン
    ロード装置。
  7. 【請求項7】 前記制御プログラムは、前記第一の記憶
    手段に格納されている前記起動プログラムに含まれる前
    記通信プログラムを利用可能であることを特徴とする請
    求項5または請求項6に記載のダウンロード装置。
  8. 【請求項8】 前記起動プログラムは、前記制御プログ
    ラムが正当であるか否かを判断し、前記制御プログラム
    が正当であると判断された場合に前記制御プログラムを
    起動し、前記制御プログラムが正当でないと判断された
    場合には起動モードがダウンロードモードであれば前記
    簡易受信プログラムを起動するものであり、前記制御プ
    ログラムは、起動されたときに前記起動モードがダウン
    ロードモードであった場合には前記受信プログラムを起
    動するものであり、前記簡易受信プログラム及び前記受
    信プログラムは、前記制御プログラム及び前記ダウンロ
    ードプログラムを受信して前記第三の記憶手段に格納し
    た後、前記ダウンロードプログラムを起動することを特
    徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載
    のダウンロード装置。
  9. 【請求項9】 前記複雑な処理は、オペレーティングシ
    ステムを必要とする処理であることを特徴とする請求項
    1ないし請求項8のいずれか1項に記載のダウンロード
    装置。
  10. 【請求項10】 前記複雑な処理は、プロトコルスタッ
    クを必要とする処理であることを特徴とする請求項1な
    いし請求項9のいずれか1項に記載のダウンロード装
    置。
  11. 【請求項11】 前記簡易な処理は、オペレーティング
    システムを必要としない処理であることを特徴とする請
    求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載のダウン
    ロード装置。
  12. 【請求項12】 前記簡易な処理は、プロトコルスタッ
    クを必要としない処理であることを特徴とする請求項1
    ないし請求項11のいずれか1項に記載のダウンロード
    装置。
  13. 【請求項13】 前記通信手段から受信されるデータは
    符号化されたデータであり、前記起動プログラム、前記
    制御プログラムおよび前記ダウンロードプログラムのう
    ちの少なくとも一つが前記符号化されたデータを復号す
    るための復号化プログラムを含むことを特徴とする請求
    項1ないし請求項12のいずれか1項に記載のダウンロ
    ード装置。
  14. 【請求項14】 前記複雑な処理を必要とする通信手段
    は、ネットワークインターフェイスであることを特徴と
    する請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載の
    ダウンロード装置。
  15. 【請求項15】 前記複雑な処理を必要とする通信手段
    は、IEEE1394準拠のインターフェイスであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれか1
    項に記載のダウンロード装置。
  16. 【請求項16】 前記複雑な処理を必要とする通信手段
    は、USBインターフェイスであることを特徴とする請
    求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載のダウン
    ロード装置。
  17. 【請求項17】 前記複雑な処理を必要とする通信手段
    は、無線通信手段であることを特徴とする請求項1ない
    し請求項13のいずれか1項に記載のダウンロード装
    置。
  18. 【請求項18】 前記複雑な処理を必要とする通信手段
    は、光学通信手段であることを特徴とする請求項1ない
    し請求項13のいずれか1項に記載のダウンロード装
    置。
  19. 【請求項19】 前記簡易な処理で制御可能な前記通信
    手段は、シリアルインターフェイスであることを特徴と
    する請求項1ないし請求項18のいずれか1項に記載の
    ダウンロード装置。
  20. 【請求項20】 前記簡易な処理で制御可能な前記通信
    手段は、IEEE1284準拠のインターフェイスであ
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項18のいずれ
    か1項に記載のダウンロード装置。
  21. 【請求項21】 外部機器から制御プログラムをダウン
    ロードして書き換え可能なダウンロード方法において、
    簡易な処理で制御可能な通信手段のみによる通信プログ
    ラムを含むとともに該通信プログラムによる前記制御プ
    ログラムのダウンロード及び前記制御プログラムの書き
    換えを行う簡易ダウンロードプログラムを含む起動プロ
    グラムが第一の記憶手段に格納され、少なくとも複雑な
    処理を必要とする通信手段による通信プログラムを含む
    とともに該通信プログラムを用いて前記制御プログラム
    を外部機器からダウンロードして書き換え可能な自己書
    き換えプログラムを含む制御プログラムが第二の記憶手
    段に格納されており、前記制御プログラムが正当であれ
    ば前記自己書き換えプログラムによって新たな制御プロ
    グラムをダウンロードして書き換えることを特徴とする
    ダウンロード方法。
  22. 【請求項22】 前記起動プログラムが起動されると、
    前記制御プログラムが正当であるか否かを判断し、前記
    制御プログラムが正当であると判断された場合に前記制
    御プログラムを起動し、起動された前記制御プログラム
    は、起動時の起動モードがダウンロードモードであった
    場合には前記自己書き換えプログラムを起動して新たな
    制御プログラムのダウンロードを行い、前記制御プログ
    ラムが正当でないと判断された場合には起動モードがダ
    ウンロードモードであれば前記簡易ダウンロードプログ
    ラムを起動して新たな制御プログラムのダウンロードを
    行うことを特徴とする請求項21に記載のダウンロード
    方法。
  23. 【請求項23】 前記自己書き換えプログラムは、前記
    起動プログラム中の前記簡易ダウンロードプログラムを
    利用可能であることを特徴とする請求項21または請求
    項22に記載のダウンロード方法。
  24. 【請求項24】 外部機器から制御プログラムをダウン
    ロードして書き換え可能なダウンロード方法において、
    簡易な処理で制御可能な通信手段のみによる通信プログ
    ラムを含むとともに該通信プログラムを用いて前記制御
    プログラム及び前記制御プログラムを書き込むダウンロ
    ードプログラムが含まれた受信データを受信する簡易受
    信プログラムを含む起動プログラムが第一の記憶手段に
    格納され、少なくとも複雑な処理を必要とする前記通信
    手段による通信プログラムを含むとともに該通信プログ
    ラムを用いて前記受信データを受信する受信プログラム
    を含む前記制御プログラムが第二の記憶手段に格納され
    ており、前記制御プログラムが正当であれば前記制御プ
    ログラム中の前記受信プログラムによって新たな制御プ
    ログラムを含む受信データを受信し、正常に受信できた
    場合に前記受信データ中の前記ダウンロードプログラム
    を起動して前記制御プログラムを書き換えることを特徴
    とするダウンロード方法。
  25. 【請求項25】 前記起動プログラムが起動されると、
    前記制御プログラムが正当であるか否かを判断し、前記
    制御プログラムが正当であると判断された場合に前記制
    御プログラムを起動し、起動された前記制御プログラム
    は、起動時の起動モードがダウンロードモードであった
    場合には前記受信プログラムを起動して前記受信データ
    を受信し、前記制御プログラムが正当でないと判断され
    た場合には起動モードがダウンロードモードであれば前
    記簡易受信プログラムを起動して前記受信データを受信
    し、正常に受信できれば前記受信データ中の前記ダウン
    ロードプログラムを起動して前記制御プログラムを書き
    換えることを特徴とする請求項24に記載のダウンロー
    ド方法。
  26. 【請求項26】 前記制御プログラムに含まれている前
    記受信プログラムは、前記起動プログラム中の前記簡易
    受信プログラムを利用可能であることを特徴とする請求
    項25に記載のダウンロード方法。
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