JP2003262676A - ディジタルX線検出器アセンブリの寿命を改善する直接式CsIシンチレータ・コーティング - Google Patents
ディジタルX線検出器アセンブリの寿命を改善する直接式CsIシンチレータ・コーティングInfo
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Abstract
ータ材料及びシンチレータ材料保持構造を保護して、X
線画像の劣化を抑える。 【解決手段】 X線検出器アセンブリは、検出器基材の
上に配設されている検出器マトリクス・アレイの上に配
設されているシンチレータ材料と、シンチレータ材料の
上に配設されている封入コーティングと、検出器基材及
び封入コーティングの上方に配設されている防湿カバー
と、水蒸気バリアを形成するように検出器基材と防湿カ
バーとの間に、封入コーティングと接触しないように配
設されている接着剤とを備えている。X線検出器アセン
ブリは、シンチレータ材料及び検出器基材の一部の上に
封入コーティングを配設し、検出器基材の上述の一部か
ら封入コーティングを除去することにより製造される。
Description
検出器アセンブリの分野に関し、さらに具体的には、X
線検出器アセンブリの構築に関する。
・シリコンの検出器基材を、気相堆積によりX線シンチ
レータ材料で被覆する。シンチレータ材料は、X線を吸
収して等方的にフォトンを発生する。検出器基材から離
隔する方向に放出されたフォトンを検出器基材に向けて
反射し返すために、反射層が必要とされる。典型的な反
射層(例えば、マサチューセッツ州PittsfieldのGenera
l Electric Companyから販売されている登録商標製品Op
ticlad(商標)フィルム)でシンチレータ材料を被覆す
る。続いて、検出器マトリクス・アレイがこれらのフォ
トンの強度を測定する。防湿カバーと検出器基材との間
に、X線検出器アセンブリの辺縁の近くに防湿シールが
配設されている。
は、検出器の空間分解能にある。シンチレータ材料の一
つの検出器ピクセルにわたって発生したフォトンは、高
画像分解能を得るためには下方に位置するピクセルのみ
によって計数されなければならない。隣接するピクセル
の方に散乱したフォトンは画像の鮮明度を低下させる。
このために、シンチレータ材料は、柱状形態又は針状形
態に気相堆積される。個々の針は互いから隔設されてお
り、針のアスペクト比(長さ/径)は100以上であ
る。シンチレータの針を下降したフォトンは、個々のシ
ンチレータの針が離隔している限り、シンチレータ材料
の空気よりも高い屈折率のため個々の針の内部に収容さ
れる傾向にある。ヨウ化セシウム(CsI)シンチレー
タ材料は、極めて吸湿性の高い塩として知られている。
CsIシンチレータ材料を湿分に曝露するとCsIシン
チレータ材料が吸湿する可能性があり、さらに個々のC
sIシンチレータの針が融合してしまう。
る湿分の一つの出所は、シンチレータ材料にOpticlad
(商標)フィルムを付着させるのに用いるOpticlad(商
標)の感圧接着剤(PSA)層に含まれる湿分である。
このOpticlad(商標)フィルムの反射層は、CsIシン
チレータ材料を覆って配置されており、CsIシンチレ
ータ材料と直接接触している。
検出器アセンブリを約30℃〜約35℃の温度範囲(例
えば通常の動作環境に近い条件)で数か月にわたって加
熱した後に検出器の画像空間分解能が低下する。Opticl
ad(商標)フィルムのPSA層の内部に湿分が含まれて
いる結果として、X線検出器アセンブリのMTF(変調
伝達関数)が約20%以上の値分低下する。MTFは画
像の変調を物体の変調で除算したものとして定義され
る。すなわち、 変調=(最大輝度−最小輝度)/(最大輝度+最小輝
度) 湿分の第二の出所は、検出器基材に防湿カバーを結合す
る防湿シールを通過した周囲環境の湿分拡散である。こ
の周囲環境の湿分によって、X線検出器アセンブリの性
能が劣化する可能性がある。湿分の第三の出所は、X線
検出器アセンブリの製造時に、検出器基材を防湿カバー
に定着させる前に乾燥真空環境の外部でCsIシンチレ
ータ材料によって吸収される湿分である。制御された極
く低い相対湿度の周囲環境でX線検出器アセンブリを定
着させない限り、CsIシンチレータ材料は、組立工程
時に防湿シールを施す際に水蒸気に曝露される。CsI
シンチレータ材料は吸湿する性質を有しており、これに
よりX線検出器アセンブリの性能が劣化する可能性があ
る。
シンチレータ材料によって吸収される湿分量を最低限に
抑えるX線検出器アセンブリ設計を提供できると望まし
い。さらに、周囲湿分による浸透からシンチレータ材料
及びシンチレータ材料保持構造を保護するロバストなシ
ール・アセンブリを提供できると望ましい。さらに、取
り扱いによって生ずる損傷からX線検出器アセンブリを
物理的に保護できると望ましい。また、シンチレータ材
料を覆って配設される何らかの封入コーティングが約2
50℃未満の温度で容易に施工できて、封入コーティン
グが高アスペクト比のシンチレータ針を完全に収容でき
ると望ましい。さらに、何らかの封入コーティングが、
CsIシンチレータ材料に侵入し得る湿分を減少させる
嵌め型(mold)様構造を形成し、CsIシンチレータ針
と隣接するシンチレータ針とが接触しないように制約し
て、X線画像の劣化を抑えることができると望ましい。
さらに、封入コーティングがシンチレータ材料に歪みを
加えないことが望ましい。
センブリ及び製造方法を提供する。X線検出器アセンブ
リは、検出器基材の上に配設されている検出器マトリク
ス・アレイの上に配設されているシンチレータ材料と、
シンチレータ材料の上に配設されている封入コーティン
グと、検出器基材及び封入コーティングの上方に配設さ
れている防湿カバーと、水蒸気バリアを形成するように
検出器基材と防湿カバーとの間に配設されている接着剤
とを備えている。接着剤は、封入コーティングと接触し
ないようにして配設されている。X線検出器アセンブリ
の製造方法は、シンチレータ材料及び検出器基材の一部
の上に封入コーティングを配設する工程と、検出器基材
の上述の一部から封入コーティングを除去する工程とを
含んでいる。
点並びに他の特徴、側面及び利点は、以下の詳細な説明
を添付図面と共に参照することによりさらに十分に理解
されよう。尚、図面では、類似の参照符号は全図面を通
して類似の部材を表わす。
る検出器マトリクス・アレイの上に配設されているシン
チレータ材料を有するX線検出器アセンブリを提供す
る。シンチレータ材料の上には封入コーティングが配設
されている。検出器基材及び封入コーティングの上方に
は防湿カバーが配設されている。検出器基材と防湿カバ
ーとの間には水蒸気バリアを形成するように接着剤が配
設されている。接着剤は、封入コーティングと接触しな
いようにして配設されている。
シンチレータ針の上に直接配設されており、シンチレー
タ材料が湿分に曝露されたときにシンチレータ材料が吸
湿することによるシンチレータ性能の劣化を抑えてい
る。
湿性、低X線吸収及び低光吸収、並びにシンチレータ針
との非反応性等の特性の組み合わせを有していなければ
ならない。かかる封入コーティングによって、シンチレ
ータ針の湿分への曝露の際の吸湿に起因するシンチレー
タ性能の劣化を防止する様々な機構が想到される。本書
で用いる「封入コーティング」とは、シンチレータ針の
すべての側壁の全体に沿ってシンチレータ針の各々の底
部に到る全体でシンチレータ針構造の間に封入コーティ
ングが堆積していることを意味するものと定義される。
封入コーティングはまた、シンチレータ材料が湿分に曝
露された後に幾分かの湿分を吸収した後にも有用な柱状
シンチレータ構造を維持するようにシンチレータ材料の
全体を型嵌め(mold)する能力を有する。
は、堆積工程の前にも間にも湿分を含む大気にシンチレ
ータ材料を実質的に曝露することのない態様で堆積され
ていなければならない。
位としてパラキシリレン部分を含む1以上のポリマーを
含んでいる。様々な実施形態において、ポリマーは、無
置換又は置換パラキシリレン部分から誘導される構造単
位を含んでいてよい。置換パラキシリレン部分の実例に
は、モノクロロパラキシリレン及びジクロロパラキシリ
レンがあるがこれらに限定されない。本発明では、パリ
レン(商標)(郵便番号46241、インディアナ州Indiana
polis、West Minnesota St. 5701番地のSpecialty Coat
ing Systems, Inc.の商標)という用語を用いて、無置
換又は置換パラキシリレン部分から誘導される構造単位
を含む両ポリマーを指すものとする。本発明の一実施形
態では、構造単位としてパラキシリレン部分を含む1以
上のポリマーは典型的には気相堆積される。代替的に
は、プラズマ重合型ヘキサメチルジシロキサン、又は重
合型フルオロエチレンのような重合型含フッ素炭化水素
を適当な封入コーティングとして用いてもよい。代替的
には、MgF2、SiO、SiO2、TiO2のような無
機バリア材料又は他の無機材料を、電子ビーム蒸着、ス
パッタリング又は化学的気相堆積法のような様々な堆積
法の任意のものを用いて堆積させてもよい。
直接堆積されて、湿分曝露による図5のシンチレータ材
料3の性能劣化を防止する。本発明の一実施形態では、
CsIシンチレータ材料を用いたが、他のシンチレータ
材料も許容される。X線検出器アセンブリの本発明の特
定の実施形態では、共通の封入コーティングとしてパリ
レン(商標)層を用いている。本発明の一実施形態で
は、パリレン(商標)層は、ポリパラキシリレン材料
(パリレン(商標)N)、モノクロロポリパラキシリレ
ン材料(パリレン(商標)C)、ジクロロポリパラキシ
リレン材料(パリレン(商標)D)、及びこれらの組み
合わせから成る群から選択される。
ラキシリレン材料を用いて一連の六種の試験を行なっ
た。
100℃未満の二段熱硬化性エポキシ材料を用いた。限
定ではなく例として、ここでの構成を図5を参照して説
明して試験データの提示の助けとする。第一のエポキシ
層(図5の層11)を検出器基材接着剤結合区域(図5
の区域7)の上に配設した。第一のエポキシ層と界面
(図5の界面17)で接触するように第二のエポキシ層
(図5の層14)を防湿カバー接着剤結合区域(図5の
区域9)の上に配設した。最初の三種の試験では、検出
器基材接着剤結合区域における三種の異なる封入コーテ
ィング構成を試験して、水蒸気二重エポキシ・バリア
(図5のバリア16)に得られるエポキシ結合強度に対
するモノクロロポリパラキシリレン材料の効果を決定し
た。
準構成では、封入コーティングはシンチレータ材料を被
覆しておらず、且つ封入コーティングは検出器基材接着
剤結合区域(図5に示す区域7)を被覆していない。図
1の線1は、X線検出器アセンブリの動作時間の関数と
しての相対的な画質の低下を示す。
の層4と同様のもの)をシンチレータ材料の上に堆積さ
せた。封入コーティングは、第一のエポキシ層(例えば
図5の層11と同様のもの)と検出器基材接着剤結合区
域(図5の区域7と同様のもの)との間に配設された。
次いで、防湿カバーの上に第二のエポキシ層を配設する
と共に、カバーを第一のエポキシ層に結合した。検出器
基材接着剤結合区域に封入コーティングが存在している
と、図1の線2によって示すように水蒸気バリアにおけ
るエポキシ結合強度が低くなる。第二の試験結果は、封
入コーティングが検出器基材接着剤結合区域に配設され
ている場合に第一のエポキシ層と検出器基材との間でエ
ポキシ結合が不良になることを示している。この態様で
製造されたX線検出器アセンブリは、85℃及び相対湿
度85%において数百時間の後に寿命試験に不合格とな
った。水蒸気バリアにおけるエポキシ結合の強度がこの
ように低いのは、基準構成(図1の線1)のように第一
のエポキシ層を検出器基材接着剤結合区域に結合させず
に、第一のエポキシ層を封入コーティングに結合させる
ようにした結果である。
チレータ材料を被覆した。しかしながら、検出器基材接
着剤結合区域(図5の区域7)には封入コーティングを
存在させなかった。検出器基材接着剤結合区域の上に第
一のエポキシ層を配設した。次いで、防湿カバー及び第
一のエポキシ層の上に、水蒸気バリアの界面(図5の界
面17)で第一のエポキシ層と接触するように第二のエ
ポキシ層を配設した。図1の線3は、基準構成(モノク
ロロポリパラキシリレン材料が存在しない構成−図1の
線1)、及び検出器基材接着剤結合区域にモノクロロポ
リパラキシリレンを備えた構成(図1線2)と比較した
場合に、X線検出器アセンブリの動作時間の関数として
の相対的画質が改善したことを図示している。モノクロ
ロポリパラキシリレン材料が検出器基材接着剤結合区域
に存在していない場合には、X線検出器アセンブリの画
質は約500動作時間を通して経時的に実質的に劣化す
ることがなかった。
を、封入層としてモノクロロポリパラキシリレン材料を
用いた場合の界面(図5の界面17)における三種の異
なる封入コーティング構成について行なった。この試験
は、水蒸気バリアにおける界面17のエポキシ結合強度
に対するモノクロロポリパラキシリレン材料の効果を決
定するように設計された。これら三種の試験のすべてに
おいて、シンチレータ材料を封入コーティングで被覆す
る前に、検出器基材接着剤結合区域の上に第一のエポキ
シ層を配設した。最初の三種の試験結果から得た知見か
ら、モノクロロポリパラキシリレン材料を塗工する前に
第一のエポキシ層を付着させると、第一のエポキシ層を
検出器基材接着剤結合区域に配設した箇所に良好なエポ
キシ結合強度を確立する助けになる。試験4では、封入
コーティング(図3の層4)は図3に示すように界面
(図3の界面17)の幅の約100%にわたって延在し
ていた。試験5では、封入コーティング(図4の層4)
は図4に示すように界面(図4の界面17)の幅の約5
0%にわたって延在していた。試験6では、封入コーテ
ィング(図5の層4)は図5に示すように界面(図5の
界面17)から隔設されていた。
であるモノクロロポリパラキシリレン材料で界面17の
幅の約100%を被覆して行なった。第二のエポキシ層
14は、界面17でモノクロロポリパラキシリレン材料
に接し且つ防湿カバー2に接して配設された。得られた
水蒸気二重エポキシ・バリア16のエポキシ結合重ね剪
断強度を図2の点1として示す。図3の水蒸気バリア8
の界面17におけるエポキシ結合強度が低いのは、第一
のエポキシ層11と第二のエポキシ層14との間に配設
されている封入コーティング4の存在の結果であったと
考えられる。
であるモノクロロポリパラキシリレン材料で界面17の
幅の約50%を被覆して行なった。第二のエポキシ層1
4は、界面17でモノクロロポリパラキシリレン材料及
び第一のエポキシ層11に接して配設された。モノクロ
ロポリパラキシリレン材料を界面17の幅の約50%に
制限すると、図2の点2で示すように水蒸気二重エポキ
シ・バリア16のエポキシ結合重ね剪断強度が向上し
た。図2の点2では、エポキシ強度は、モノクロロポリ
パラキシリレン材料が図4の界面17の全体を被覆して
いた試験4(点1)の結果よりも高かった。第四の試験
の構成に比較して、水蒸気二重エポキシ・バリア16の
界面17に得られたエポキシ結合強度が相対的に高いの
は、第一のエポキシ層11と第二のエポキシ層14との
間に配設されているモノクロロポリパラキシリレン材料
が約半分であったことの結果であると考えられる。
二重エポキシ・バリア16において封入材料4であるモ
ノクロロポリパラキシリレン材料に接触しないようにし
て行なわれた。界面17に封入コーティングを存在させ
ずに第二のエポキシ層14及び第一のエポキシ層11を
界面17に配設した。界面17から封入コーティングを
除去することにより、図2の点3に示すように水蒸気二
重エポキシ・バリア16のエポキシ結合重ね剪断強度が
向上した。試験4及び試験5の両方の結果と比較して、
界面17における図5の水蒸気二重エポキシ・バリア1
6のエポキシ結合重ね剪断強度が改善したのは、界面1
7が確実にモノクロロポリパラキシリレン材料に接触し
ないようにした結果であったと理解される。
は、X線検出器アセンブリの動作時間の関数としての相
対的な画質の低下は、モノクロロポリパラキシリレン材
料が封入コーティングとして用いられた場合の水蒸気二
重エポキシ・バリア16の検出器基材接着剤結合区域7
におけるモノクロロポリパラキシリレン材料の量に関係
していることを示していた。試験4、5及び6の試験結
果は、水蒸気二重エポキシ・バリア16におけるエポキ
シ結合重ね剪断強度の低下が界面17におけるモノクロ
ロポリパラキシリレン材料の量に比例していることを示
していた。
ンブリ1000が、検出器マトリクス・アレイ20の上
に配設されているシンチレータ材料3を含んでおり、検
出器マトリクス・アレイ20は検出器基材1の上に配設
されている(図6)。封入コーティング4は典型的に
は、構造単位としてパラキシリレン部分を含む1以上の
ポリマーを含んでおり、シンチレータ材料3及び検出器
基材第一の部分150の上に配設されている。防湿カバ
ー2が検出器基材1の上方に配設されており、且つ封入
コーティング4の上方に配設されている。本書で用いら
れる検出器マトリクス・アレイ20とは典型的には、入
射した放射線に応じてシンチレータ材料3から通過して
きたフォトンを検出するように配設されている光センサ
のアレイを指す。検出器基材1と防湿カバー2との間に
は、水蒸気バリア8を形成するように接着剤6が配設さ
れており、接着剤6は封入コーティング4と接触しない
ようにして配設されている。
の図では、シンチレータ材料3は典型的には、CsI針
構造として配設されているCsI材料を含んでいる。C
sI針構造は一般的には、タリウム・ドープ物質を含ん
でいる。
位としてパラキシリレン部分を含む1以上のポリマーを
含んでいる。様々な実施形態において、ポリマーは、無
置換又は置換パラキシリレン部分から誘導される構造単
位を含んでいてよい。本発明の一実施形態では、封入コ
ーティングは、ポリパラキシリレン材料(パリレン(商
標)N)、モノクロロポリパラキシリレン材料(パリレ
ン(商標)C)、ジクロロポリパラキシリレン材料(パ
リレン(商標)D)、及びこれらの組み合わせから成る
群から選択される。
封入コーティング4は、図6のシンチレータ材料3及び
検出器基材の第一の部分150の上に配設されている図
12の第一の封入コーティング多段層122をさらに含
んでいる。第一の封入コーティング多段層122の上に
図12の内側反射多段層124が配設されており、内側
反射多段層124の上に図12の第二の封入コーティン
グ多段層126が配設されている。
22は典型的には、構造単位としてパラキシリレン部分
を含む1以上のポリマーを含んでいる。様々な実施形態
において、ポリマーは、無置換又は置換パラキシリレン
部分から誘導される構造単位を含んでいてよい。本発明
の一実施形態では、第一の封入コーティング多段層12
2は、ポリパラキシリレン材料(パリレン(商標)
N)、モノクロロポリパラキシリレン材料(パリレン
(商標)C)、ジクロロポリパラキシリレン材料(パリ
レン(商標)D)、及びこれらの組み合わせから成る群
から選択される。内側反射多段層124は典型的には、
銀(Ag)を含んでいる。第二の封入コーティング多段
層126は典型的には、構造単位としてパラキシリレン
部分を含む1以上のポリマーを含んでいる。様々な実施
形態において、ポリマーは、無置換又は置換パラキシリ
レン部分から誘導される構造単位を含んでいてよい。本
発明の一実施形態では、第二の封入コーティング多段層
126は、ポリパラキシリレン材料(パリレン(商標)
N)、モノクロロポリパラキシリレン材料(パリレン
(商標)C)、ジクロロポリパラキシリレン材料(パリ
レン(商標)D)、及びこれらの組み合わせから成る群
から選択される。
22は典型的には、約0.7ミクロン〜約1ミクロンの
厚みを有する。内側反射多段層124は典型的には、約
0.05ミクロン〜約0.12ミクロンの厚みを有す
る。また、第二の封入コーティング多段層126は典型
的には、約1ミクロン〜約12ミクロンの厚みを有す
る。
配設されている検出器基材接着剤結合区域7をさらに含
んでいる。防湿カバー2は、防湿カバー2の上に配設さ
れている防湿カバー接着剤結合区域9をさらに含んでい
る。検出器基材接着剤結合区域7と防湿カバー接着剤結
合区域9との間に接着剤6が配設されており、ここでは
間に封入コーティング4は配設されていない。検出器基
材接着剤結合区域7は、典型的には約3050ミクロン
〜約3810ミクロンの幅(図6で「T1」と記す)を
有している。防湿カバー接着剤結合区域9は、典型的に
は約3050ミクロン〜約3810ミクロンの幅(図6
で「T2」と記す)を有している。防湿カバー接着剤結
合区域9及び検出器基材接着剤結合区域7のそれぞれの
T1及びT2の幅の範囲は説明の目的のために掲げられ
ており、T1及びT2の幅の範囲は限定を示唆するもの
ではない。検出器基材1、防湿カバー2、及び接着剤6
は、水蒸気バリア8を形成するように配設されている。
X線検出器アセンブリ1000は、封入コーティング4
の上に配設されている反射層5をさらに含んでいる。本
書で用いられる「〜の上に」、「〜を覆って」及び「〜
の上方に」等の用語は、図面に示す各項目の相対的な配
置を指すために用いらており、組み立てた後の装置の構
造的な制限や動作制限を含意するものではない。防湿カ
バー2は一般的には、検出器マトリクス・アレイ20を
覆って反射層5の上方に配設されている。
図では、防湿カバー2は典型的には、グラファイト/樹
脂の核をアルミニウム箔で封入したものを含んでいる。
入コーティング4及び検出器基材1の上方に配設されて
いるので、防湿カバー2と封入コーティング4との間に
空隙が設けられる。空隙は、典型的には約25ミクロン
〜約125ミクロンの幅を有して防湿カバー2と封入コ
ーティング4との間に設けられる。空隙の範囲は説明の
目的のために掲げられている。
反射層5は、銀(Ag)、金(Au)、二酸化チタン
(TiO2)、Opticlad(商標)フィルム、及びこれら
の組み合わせから成る群から選択される。Opticlad(商
標)フィルムは、感圧接着剤の層を備えたポリエステル
・フィルムであり、感圧接着剤はさらに、二酸化チタン
(TiO2)を約40重量%含んでいる。
5は、典型的には約0.05ミクロン〜約0.15ミク
ロンの厚みを有する銀(Ag)を含んでいる。
示すように、接着剤6の外側接着剤表面190、防湿カ
バー結合区域9の一部、及び検出器基材接着剤結合区域
7の一部の上に外側バリア180が配設されている。外
側バリア180は典型的には、酢酸パラジウムの約4重
量%〜約8重量%のクロロホルム溶液を塗工し、次いで
クロロホルム溶液を窒素乾燥させることにより堆積され
る。次いで、クロロホルム溶液を典型的にはUV248
エキシマ・レーザで照射して、パラジウムを解放する。
次いで、無電解金属析出法を用いて、限定ではなく例と
して述べると、外側バリア180としてホウ素−ニッケ
ル合金を堆積させる。代替的には、外側バリア180
は、限定ではなく例として述べると、アルミニウム、パ
ラジウム、チタン、及び金を金属スパッタリングするこ
とにより形成される。金属スパッタリングの実施形態で
は、スパッタリング工程による望ましくない短絡形成の
可能性から接点パッド21を保護するために、接点パッ
ド21をマスクすると望ましい。代替的には、無機絶縁
材料で外側バリア180を形成する。無機絶縁材料の非
限定的実例は、Dylyn(商標)(郵便番号14207、ニュー
ヨーク州Buffalo、Hertel Ave. 699番地のAdvanced Ref
ractory Technology Inc.の商標)ダイヤモンド型炭素
である。
は、接着剤6は一般的には、約100℃未満の硬化温度
を有する一段熱硬化性エポキシ材料を含んでいる。
X線検出器アセンブリ1000について、図6で上述し
た実施形態に関して修正を施して以下に述べる。図7の
X線検出器アセンブリ1000は、シンチレータ材料3
にシンチレータ外側エッジ19をさらに含んでいる。シ
ンチレータ材料3の上には、シンチレータ外側エッジ1
9の約0ミクロン〜約1500ミクロンの範囲(図7に
「T4」と記す)内までに封入コーティング4が堆積さ
れている。T4の範囲は説明の目的のために掲げられて
おり、限定を示唆するものではない。
バー2が配設されているので、防湿カバー2と反射層5
との間に空隙が設けられる。空隙は、典型的には約25
ミクロン〜約50ミクロンの幅(図7の「T3」で示
す)を有するように防湿カバー2と反射層5との間に設
けられる。T3の幅の範囲は説明の目的のために掲げら
れている。
一のエポキシ層11及び第二のエポキシ層14は一般的
には、約100℃未満の硬化温度を有する二段熱硬化性
エポキシ材料を含んでいる。図5の封入コーティング4
が構造単位としてパラキシリレン部分を含む1以上のポ
リマーを含んでいる場合には、封入コーティング4は界
面17の上まで延在しない。
第一のエポキシ層11及び第二のエポキシ層14を含む
二段エポキシを形成する場合には、第一のエポキシ層1
1の外側第一エポキシ層表面210、第二のエポキシ層
14の外側第二エポキシ層表面220、防湿カバー結合
区域9の一部、及び検出器基材結合区域7の一部の上に
外側バリア180が配設される。用いられる外側バリア
180の堆積の方法及び材料は前述と同じである。
は、三層のエポキシ層が共通で図6の接着剤6を構成し
ており、図7の第一のエポキシ層11は検出器基材接着
剤結合区域7に接して配設されており、第二のエポキシ
層14は界面17で第一のエポキシ層11に接して配設
されており、第三のエポキシ層300は第二の界面31
5で第二のエポキシ層14に接して配設されていると共
に、第三のエポキシ層300は防湿カバー接着剤結合区
域9に接して配設されている。防湿カバー2、第三のエ
ポキシ層300、第二のエポキシ層14、第一のエポキ
シ層11及び検出器基材1は、水蒸気三重エポキシ・バ
リア320を形成するように配設される。
バー2と検出器基材1との間に三層のエポキシ層が配設
される場合には、図7に示す外側バリア180は、第一
のエポキシ層11の外側第一エポキシ層表面210、第
二のエポキシ層14の外側第二エポキシ層表面220、
第三のエポキシ層300の外側第三エポキシ層表面31
0、防湿カバー結合区域9の一部、及び検出器基材結合
区域7の一部の上に配設される。用いられる外側バリア
180の堆積の方法及び材料は前述と同じである。
されるエポキシ層の数は、以上に述べたものに限定され
ない。単一の接着剤、二層のエポキシ、及び三層のエポ
キシの方法は説明のために掲げられており、限定を含意
するものではない。選択されるエポキシ層の最終的な数
はX線検出器アセンブリの選択される製造工程に依存し
ており、エポキシ層の最終的な数は当業者の決定に委ね
られる。
造方法は典型的には、接着剤6として二段エポキシ材料
を用いることを含んでいる。封入コーティング4は典型
的には、本応用では構造単位としてパラキシリレン部分
を含んでいる1以上のポリマーを含んでいる。シンチレ
ータ材料3が検出器マトリクス・アレイ20の上に堆積
される。検出器マトリクス・アレイ20は、接点パッド
21を有する検出器基材1の上に配設される。第一のエ
ポキシ層11は典型的には、シンチレータ材料3、検出
器基材第一の部分150、検出器基材第二の部分16
0、界面17、接点パッド21、及び検出器基材1の非
作用(non-active)下面200の上に封入コーティング
4を堆積させる前に、検出器基材接着剤結合区域7の上
に配設される。次いで、界面17、接点パッド21、検
出器基材第二の部分160、及び検出器基材1の非作用
下面200から封入コーティング4を除去する。封入コ
ーティング4は、選択エッチング等の手段によって、酸
素ガスを用いた反応性イオン・エッチング(RIE)等
の方法を用いて除去される。防湿カバー接着剤結合区域
9を有する防湿カバー2は、検出器基材1及び封入コー
ティング4の上方に配設される。次いで、図5の第二の
エポキシ層14を、第一のエポキシ層11と界面17に
おいて接触するように防湿カバー接着剤結合区域9の上
に配設する。防湿カバー接着剤結合区域9、検出器基材
接着剤結合区域7、第一のエポキシ層11、及び第二の
エポキシ層14は水蒸気二重エポキシ・バリア16を形
成する。
ーティング4はまた、検出器基材第二の部分150から
も除去される(図5には示されていない)。
造方法における封入コーティング4を配設する工程は代
替的には、図5のシンチレータ材料3、検出器基材第一
の部分150、検出器基材第二の部分160、界面17
及び接点パッド21の上に図12に示すような第一の封
入コーティング多段層122を配設する工程を含んでい
る。次に、図12に示すような内側反射多段層124を
第一の封入コーティング多段層122の上に堆積させ、
次いで、第二の封入コーティング多段層126を内側反
射多段層124の上に配設する。
造方法について、図5で上述した製造方法に関して修正
を施して以下に述べる。図6の応用では、検出器アセン
ブリ1000は典型的には、水蒸気バリア8の接着剤6
として一段接着剤を用いることを含んでいる。封入コー
ティング4は典型的には、構造単位としてパラキシリレ
ン部分を含む1以上のポリマーを含んでいる。様々な実
施形態において、ポリマーは、無置換又は置換パラキシ
リレン部分から誘導される構造単位を含んでいてよい。
具体的には、封入コーティング4は、ポリパラキシリレ
ン材料(パリレン(商標)N)、モノクロロポリパラキ
シリレン材料(パリレン(商標)C)、ジクロロポリパ
ラキシリレン材料(パリレン(商標)D)、及びこれら
の組み合わせから成る群から選択される。典型的には、
封入コーティング4を先ず、シンチレータ材料3、検出
器基材第一の部分150、検出器基材第二の部分16
0、検出器基材接着剤結合区域7、接点パッド21、及
び検出器基材1の非作用下面200の上に堆積させる。
次いで、検出器基材接着剤結合区域7、検出器基材第二
の部分160、接点パッド21、及び検出器基材1の非
作用下面200から封入コーティング4を除去する。検
出器基材接着剤結合区域7と防湿カバー接着剤結合区域
9との間に、水蒸気バリア8を形成するように接着剤6
を配設する。代替的には、図5について上述したような
二層エポキシ層のアプローチを用いて検出器基材1に防
湿カバー2を取り付ける接着剤6を含めることができ
る。
ーティング4は、検出器基材第二の部分150からも除
去される(図6には示されていない)。本発明では、検
出器基材の「一部」とは、検出器基材第一の部分15
0、検出器基材第二の部分160、検出器基材接着剤結
合区域7、接点パッド21、及び検出器基材1の非作用
下面200であるものとして定義されている。
造方法について、図5の検出器アセンブリについて上述
した製造方法に関して修正を施して以下に述べる。図7
に示す本発明の実施形態では、防湿カバー2と検出器基
材1との間に前述したように三層のエポキシ層が配設さ
れている。シンチレータ材料3、検出器基材第一の部分
150、検出器基材第二の部分160、界面17、接点
パッド21、検出器基材の非作用下面200の上に封入
コーティング4を堆積させる前に、第一のエポキシ層1
1を典型的には検出器基材接着剤結合区域7の上に配設
すると共に、第三のエポキシ層300を典型的には防湿
カバー接着剤結合区域9の上に配設する。封入コーティ
ング4は典型的には、構造単位としてパラキシリレン部
分を含む1以上のポリマーを含んでいる。様々な実施形
態において、ポリマーは、無置換又は置換パラキシリレ
ン部分から誘導される構造単位を含んでいてよい。具体
的には、封入コーティング4は、ポリパラキシリレン材
料(パリレン(商標)N)、モノクロロポリパラキシリ
レン材料(パリレン(商標)C)、ジクロロポリパラキ
シリレン材料(パリレン(商標)D)、及びこれらの組
み合わせから成る群から選択される。封入コーティング
4は、シンチレータ材料3のうち、典型的には検出器基
材1の一部を被覆しているが検出器マトリクス・アレイ
20を被覆していない部分から除去される。封入コーテ
ィング4は、シンチレータ外側エッジ19から、検出器
マトリクス・アレイ20に向かって典型的には約0ミク
ロン〜1500ミクロンの範囲(図7で「T4」と記
す)で除去される。封入コーティング4はまた、検出器
基材第一の部分150、検出器基材第二の部分160、
検出器基材接着剤結合区域7、接点パッド21、及び検
出器基材1の非作用下面200からも除去される。第二
のエポキシ層14は、第一のエポキシ層11の界面17
と、第三のエポキシ層300の第二の界面315との間
に配設される。防湿カバー接着剤結合区域9、検出器基
材接着剤結合区域7、第二のエポキシ層14、第一のエ
ポキシ層11、及び第三のエポキシ層300は水蒸気三
重エポキシ・バリア320を形成する。代替的には、図
5について上述した二層エポキシ層アプローチを用いて
検出器基材1に防湿カバー2を取り付けてもよいし、又
は図6について上述した接着剤6のアプローチを用いて
検出器基材1に防湿カバー2を取り付けてもよい。
リ1000の製造方法において封入コーティング4を配
設する工程は代替的には、シンチレータ材料3、図7の
検出器基材第一の部分150、検出器基材第二の部分1
60、検出器基材接着剤結合区域7、接点パッド21、
及び検出器基材1の非作用下面200の上に図12に示
すような第一の封入コーティング多段層122を配設す
る工程を含む。次に、図12に示すような内側反射多段
層124を第一の封入コーティング多段層122の上に
堆積させ、次いで、第二の封入コーティング多段層12
6を内側反射多段層124の上に配設する。第一の封入
コーティング多段層122及び第二の封入コーティング
多段層126の両方が典型的には、構造単位としてパラ
キシリレン部分を含む1以上のポリマーを含んでいる。
様々な実施形態において、ポリマーは、無置換又は置換
パラキシリレン部分から誘導される構造単位を含んでい
てよい。本発明の一実施形態では、第一の封入コーティ
ング多段層122及び第二の封入コーティング多段層1
26は、ポリパラキシリレン材料(パリレン(商標)
N)、モノクロロポリパラキシリレン材料(パリレン
(商標)C)、ジクロロポリパラキシリレン材料(パリ
レン(商標)D)、及びこれらの組み合わせから成る群
から選択される。
器アセンブリ1000の製造方法において封入コーティ
ング4を除去する工程は代替的には、封入材料4を覆う
金属硬質マスク(図示されていない)を載置する工程を
含んでおり、金属硬質マスクは、上述したようなT4と
表記した区域、検出器基材第一の部分150、検出器基
材第二の部分160、検出器基材接着剤結合区域7、接
点パッド21、及び検出器基材1の非作用下面200を
被覆しないようにする。次いで、封入コーティング4を
典型的には、酸素ガスを用いたRIEによって上述した
ようなT4と表記した区域、検出器基材第一の部分15
0、検出器基材第二の部分160、検出器基材接着剤結
合区域7、接点パッド21、及び検出器基材1の非作用
下面200から除去する。次いで、金属硬質マスクを除
去する。
X線検出器アセンブリ1000の製造方法において封入
コーティング4を除去する工程は代替的には、反射層5
としてOpticlad(商標)を用いて、あらゆる過剰な封入
コーティング4を除去する前に封入コーティング4の上
に反射層5を堆積させることを含んでいる。反射層5
は、検出器基材の作用部分を被覆するが上述したような
T4と表記した区域、検出器基材第一の部分150、検
出器基材第二の部分160、検出器基材接着剤結合区域
7、接点パッド21、及び検出器基材1の非作用下面2
00は被覆しないように堆積される。次いで、封入コー
ティング4を典型的には、酸素ガスを用いたRIEによ
って、T4と表記した区域、検出器基材第一の部分15
0、検出器基材第二の部分160、検出器基材接着剤結
合区域7、接点パッド21、及び検出器基材1の非作用
下面200から除去する。この場合には、Opticlad(商
標)が金属硬質マスクの機能を果たす。
接着剤6の代わりに、防湿層40、又は防湿層40と平
坦接着剤層80との組み合わせが典型的には用いられ
る。封入コーティング4は典型的には、構造単位として
パラキシリレン部分を含む1以上のポリマーを含んでい
る。様々な実施形態において、ポリマーは、無置換又は
置換パラキシリレン部分から誘導される構造単位を含ん
でいてよい。本発明の一実施形態では、封入コーティン
グ4は、ポリパラキシリレン材料(パリレン(商標)
N)、モノクロロポリパラキシレン材料(パリレン(商
標)C)、ジクロロポリパラキシリレン材料(パリレン
(商標)D)、及びこれらの組み合わせから成る群から
選択される。
X線検出器アセンブリ1000について、図6として上
述した実施形態に関して修正を施して以下に述べる。封
入コーティング4の上に反射層5を配設する。反射層5
の上に図8の薄膜マスク30を配設する。薄膜マスク3
0の上には、検出器基材第二の部分160を覆って延在
すると共に検出器基材第二の部分160の上で反射層5
に隣接して終端するように防湿層40を配設する。防湿
層40及び検出器基材第二の部分160は湿分バリア6
0を形成する。
封入コーティング4は、図6の実施形態で上述したもの
と同様に、図12の第一の封入コーティング多段層12
2、図12の内側反射多段層124、及び図12の第二
の封入コーティング多段層126をさらに含んでいる。
ミニウム(Al)、フッ化マグネシウム(MgF)、ダ
イヤモンド型炭素、炭化ホウ素(B4C)、窒化ホウ素
(BNO2)、硝酸ケイ素(SiNO3)、及び酸化ケイ
素(SiO)から成る群から選択される。
1000は、反射層5と防湿層40との間に配設されて
いる薄膜層30を有していなくてもよい。本発明のこの
実施形態では、反射層5の上に、検出器基材第二の部分
160を覆って延在すると共に検出器基材第二の部分1
60の上で反射層5に隣接して終端するように防湿層4
0を配設する。
には、検出器基材第二の部分160の上で防湿層40に
隣接して終端するように防湿層40の上に配設されてい
る腐蝕保護層50をさらに含んでいる。
しくは低X線吸収、典型的には約2%未満のX線吸収を
有してX線検出器アセンブリ1000の劣化を抑える材
料を含む。これらの低X線吸収性腐蝕保護層50材料は
典型的には、約1ミクロン〜約100ミクロンの厚みを
有する。腐蝕保護層50材料は一般的には、アルミニウ
ム(Al)、酸化アルミニウム(AlO)、フッ化マグ
ネシウム(MgF)、ダイヤモンド型炭素、炭化ホウ素
(B4C)、窒化ホウ素(BNO2)、硝酸ケイ素(Si
NO3)、酸化ケイ素(SiO)、金(Au)、アクリ
ル、構造単位としてパラキシリレン部分を含む1以上の
ポリマー、無置換パラキシリレン部分から誘導される構
造単位を含む1以上のポリマー、及び置換パラキシリレ
ン部分を含む1以上のポリマーから成る群から選択され
る。本発明の一実施形態では、腐蝕保護層50は、ポリ
パラキシリレン材料(パリレン(商標)N)、モノクロ
ロポリパラキシリレン材料(パリレン(商標)C)、ジ
クロロポリパラキシリレン材料(パリレン(商標)
D)、及びこれらの組み合わせから成る群から選択され
る。
第三の部分170との合計幅(図8〜図12の「T6」
として記す)は典型的には、約3050ミクロン〜約4
850ミクロンの範囲を有する。T6の幅の範囲は説明
の目的で掲げられており、T6の幅の範囲は限定を示唆
するものではない。もう一つの代替的な実施形態では、
図8及び図9に示す検出器基材第三の部分170を覆っ
て平坦エポキシ層80が配設されている。
護層50が防湿層40の上に配設されておらず、且つ平
坦接着剤層80が検出器基材第三の部分170の上に配
設されていない場合に、図8のX線検出器アセンブリ1
000は典型的には、保護カバー100と保護カバー・
エポキシ110とをさらに含む。保護カバー100は、
防湿層40及び検出器基材第三の部分170の上方に配
設される。保護カバー・エポキシ110は、検出器基材
第三の部分170と保護カバー100との間に配設さ
れ、且つ保護カバー・エポキシ110は、検出器基材第
二の部分160の上方に配設されている防湿層40と保
護カバー100との間に配設される。封入コーティング
4は、検出器基材第三の部分170の上まで延在しない
ように配設される。
護層50が防湿層40の上に配設されており、且つ平坦
接着剤層80が検出器基材第三の部分170の上に配設
されていない場合に、図8のX線検出器アセンブリ10
00は典型的には、保護カバー100と保護カバー・エ
ポキシ110とをさらに含む。保護カバー100は、腐
蝕保護層50及び検出器基材第三の部分170の上方に
配設される。保護カバー・エポキシ110は、検出器基
材第三の部分170と保護カバー100との間に配設さ
れ、且つ保護カバー・エポキシ110は、検出器基材第
二の部分160の上方に配設されている腐蝕保護層50
と保護カバー100との間に配設される。封入コーティ
ング4は、検出器基材第三の部分170の上まで延在し
ないように配設される。
護層50が防湿層40の上に配設されておらず、且つ平
坦接着剤層80が検出器基材第三の部分170の上に配
設されている場合に、図8のX線検出器アセンブリ10
00は典型的には、保護カバー100と保護カバー・エ
ポキシ110とをさらに含む。保護カバー100は、防
湿層40及び平坦接着剤層80の上方に配設される。保
護カバー・エポキシ110は、平坦接着剤層80と保護
カバー100との間に配設され、且つ保護カバー・エポ
キシ110は、検出器基材第二の部分160の上方に配
設されている防湿層40と保護カバー100との間に配
設される。封入コーティング4は、平坦接着剤層80の
上まで延在しないように配設される。
護層50が防湿層40の上に配設されており、且つ平坦
接着剤層80が検出器基材第三の部分170の上に配設
されている場合に、図8のX線検出器アセンブリ100
0は典型的には、保護カバー100と保護カバー・エポ
キシ110とをさらに含む。保護カバー100は、腐蝕
保護層50及び平坦接着剤層80の上方に配設される。
保護カバー・エポキシ110は、平坦接着剤層80と保
護カバー100との間に配設され、且つ保護カバー・エ
ポキシ110は、検出器基材第二の部分160の上方に
配設されている腐蝕保護層50と保護カバー100との
間に配設される。封入コーティング4は、平坦接着剤層
80の上まで延在しないように配設される。
図12の保護カバー100は、保護カバー100と防湿
層40との間に空隙を設けた状態で防湿層40の上方に
配設されている。保護カバー100と防湿層40との間
に設けられる空隙は、典型的には約25ミクロン〜約1
25ミクロンの範囲(図12で「T7」と記す)を有す
る。空隙のT7の範囲は説明の目的で掲げられており、
限定を示唆するものではない。
図12の保護カバー100は、保護カバー100と防湿
層40との間に空隙を設けた状態で腐蝕保護層50の上
方に配設されている。保護カバー100と腐蝕保護層5
0との間に設けられる空隙は、典型的には約25ミクロ
ン〜約125ミクロンの範囲(図8で「T7」と記す)
を有する。空隙のT7の範囲は説明の目的で掲げられて
おり、限定を示唆するものではない。
は典型的には、以下のようにして製造される。検出器基
材1の上の検出器基材第三の部分170に接着剤を付着
させる。本発明の一実施形態では、接着剤はエポキシ材
料である。本発明の一実施形態では、封入コーティング
4は典型的には、構造単位としてパラキシリレン部分を
含む1以上のポリマーを含んでいる。様々な実施形態に
おいて、ポリマーは、無置換又は置換パラキシリレン部
分から誘導される構造単位を含んでいてよい。本発明の
一実施形態では、封入コーティングは、ポリパラキシリ
レン材料(パリレン(商標)N)、モノクロロポリパラ
キシリレン材料(パリレン(商標)C)、ジクロロポリ
パラキシリレン材料(パリレン(商標)D)、及びこれ
らの組み合わせから成る群から選択される。
号19898、デラウェア州Wilmington、Market Street 100
7番地のE. I. du Pont de Nemours and Companyの商
標)の押さえ具(図示されていない)を用いて平坦化さ
れて、典型的には約100ミクロン〜約775ミクロン
の厚み(図8でT5と記す)を有する平坦接着剤層80
を形成する。T5の厚み範囲は説明の目的で掲げられて
おり、T5の厚み範囲は限定を示唆するものではない。
平坦化用押さえ具は、平坦接着剤層80が硬化したら取
り除かれる。合金Kovar(商標)(郵便番号19810、デラ
ウェア州Wilmington、Silverside Road 3411番地、Bayn
ard Building 209号のCRS Holdings, Inc.の商標)(N
i29%、Fe53%、Co17%、及び痕跡不純物1
%)のシャドウ・マスク(図示されていない)を平坦接
着剤層80の上に載置して、金属合金シャドウ・マスク
が接点パッド21を被覆し、且つ金属合金Kovar(商
標)シャドウ・マスクの一辺が検出器マトリクス・アレ
イ20の接点パッド21に最も近接した辺縁を越えて延
在しないようにする。金属合金シャドウ・マスク及び検
出器基材1の上にシンチレータ材料3を堆積させる。シ
ンチレータ針120が成長してシンチレータ材料3を形
成し、シンチレータ針120は検出器基材1の上の検出
器マトリクス・アレイ20と接触している。金属合金シ
ャドウ・マスクを取り外す。図12のシンチレータ針1
20の間に針120に沿って設けられるコーティングを
含む封入コーティング4をシンチレータ材料3の上に堆
積させる。封入コーティング4はまた、図8の検出器基
材第一の部分150、検出器基材第二の部分、平坦接着
剤層80、及び接点パッド21の上にも堆積する。次い
で、接触シャドウ・マスク(図示されていない)を平坦
接着剤層80の上の封入コーティング4の上に載置し
て、接触シャドウ・マスクが接点パッド21を被覆し、
且つ接触シャドウ・マスクの一辺が検出器基材第一の部
分150の上まで延在しないようにする。シンチレータ
材料3及び検出器第一の部分150を被覆する封入コー
ティング4の上に反射層5を堆積させるが、検出器基材
第二の部分160、平坦接着剤層80、及び接点パッド
21の封入コーティング4の上には反射層5を堆積させ
ないようにする。次いで、反射層5の上に薄膜マスク3
0を堆積させる。薄膜マスク30は、封入コーティング
4が酸素RIEによって除去されるときに反射層5を保
護する。次いで、接触シャドウ・マスクを除去する。封
入コーティング4は、検出器基材第二の部分160、平
坦接着剤層80、及び接点パッド21からRIEで除去
される。次いで、平坦接着剤層80の上に防湿層接触シ
ャドウ・マスク(図示されていない)を載置して、防湿
層接触シャドウ・マスクが接点パッド21を被覆し、且
つ防湿層接触シャドウ・マスクの一辺が検出器基材第二
の部分160の上まで延在しないようにする。薄膜マス
ク30の上に防湿層40を堆積させ、防湿層40は、防
湿層40と検出器基材第二の部分160との間に湿分バ
リア60を形成するように、検出器基材第二の部分16
0の上で薄膜マスクに隣接して終端する。
反射層5に影響を与えない場合には、薄膜マスク30は
不要である。防湿層40は反射層5の上に堆積されて、
防湿層40は検出器基材第二の部分160の上の反射層
5に隣接した位置で終端する。
封入コーティング4を配設する工程は典型的には、図8
のシンチレータ材料3、検出器基材第一の部分150、
検出器基材第二の部分160、平坦接着剤層80、及び
接点パッド21の上に図12の第一の封入コーティング
多段層122を配設する工程をさらに含んでいる。第一
の封入コーティング多段層122の上に図12の内側反
射多段層124を配設し、内側反射多段層124の上に
図12の第二の封入コーティング多段層126を配設す
る。
000は典型的には、上の図8の実施形態について上述
したようにして製造され、これに検出器基材第三の部分
170の上に平坦接着剤層80を配設しないことによる
下記の修正を施す。封入コーティング4は典型的には、
構造単位としてパラキシリレン部分を含む1以上のポリ
マーを含んでいる。様々な実施形態において、ポリマー
は、無置換又は置換パラキシリレン部分から誘導される
構造単位を含んでいてよい。本発明の一実施形態では、
封入コーティング4は、ポリパラキシリレン材料(パリ
レン(商標)N)、モノクロロポリパラキシリレン材料
(パリレン(商標)C)、ジクロロポリパラキシリレン
材料(パリレン(商標)D)、及びこれらの組み合わせ
から成る群から選択される。金属合金Kovar(商標)の
シャドウ・マスク(図示されていない)を検出器基材1
の上に載置して、金属合金シャドウ・マスクが接点パッ
ド21を被覆し、且つ金属合金Kovar(商標)シャドウ
・マスクの一辺が検出器マトリクス・アレイ20の接点
パッド21に最も近接した辺縁を越えて延在しないよう
にする。シンチレータ材料3を図8について詳細に説明
した製造方法の実施形態で上述したようにして堆積させ
る。金属合金シャドウ・マスクを取り外す。シンチレー
タ材料3、検出器基材第一の部分150、検出器基材第
二の部分160、検出器基材第三の部分170、及び接
点パッド21の上に封入コーティング4を堆積させる。
次いで、接触シャドウ・マスク(図示されていない)を
検出器基材第三の部分170の上の封入コーティング4
の上に載置して、接触シャドウ・マスクが接点パッド2
1を被覆し、且つ接触シャドウ・マスクの一辺が検出器
基材第一の部分150の上まで延在しないようにする。
シンチレータ材料3及び検出器第一の部分150を被覆
する封入コーティング4の上に反射層5を堆積させる
が、検出器基材第二の部分160、検出器基材第三の部
分170、及び接点パッド21の封入コーティング4の
上には反射層5を堆積させないようにする。封入コーテ
ィング4は、酸素ガスを用いたRIEによって検出器基
材第二の部分160、検出器基材第三の部分170、及
び接点パッド21から除去される。次いで、検出器基材
第三の部分170の上に防湿層接触シャドウ・マスク
(図示されていない)を載置して、防湿層接触シャドウ
・マスクが接点パッド21を被覆し、且つ防湿層接触シ
ャドウ・マスクの一辺が検出器基材第二の部分160の
上まで延在しないようにする。防湿層40は、図8の製
造方法の実施形態で上述したようにして堆積される。
封入コーティング4を配設する工程は、図8のシンチレ
ータ材料3、検出器基材第一の部分150、検出器基材
第二の部分160、検出器基材第三の部分170、及び
接点パッド21の上に図12の第一の封入コーティング
多段層122(図8には示されていない)を配設する工
程をさらに含んでいる。第一の封入コーティング122
の上に図12の内側反射多段層124(図8には示され
ていない)を配設し、内側反射多段層124の上に図1
2の第二の封入コーティング多段層126(図8には示
されていない)を配設する。
線検出器アセンブリ1000について、検出器基材第三
の部分170の上に平坦接着剤層80を配設した図8と
して上述した実施形態に関して修正を施して以下に述べ
る。
平坦接着剤層結合区域85の上で終端するようにして反
射層5及び検出器基材第二の部分160の上に配設され
ている防湿層40を含んでいる。防湿層40、平坦接着
剤層80、及び検出器基材第三の部分170は、防湿シ
ール70を形成するように配設される。封入コーティン
グ4は、平坦接着剤層結合区域85の上まで延在しない
ように配設されている。
封入コーティング4は、図8の実施形態で上述したよう
な図12の第一の封入コーティング多段層122と、図
12の内側反射多段層124と、図12の第二の封入コ
ーティング多段層126とをさらに含んでいる。
型的には、反射層5の上に配設されている薄膜マスク3
0をさらに含んでいる。薄膜マスク30及び検出器基材
第二の部分160の上に、平坦接着剤層結合区域85の
上で終端するように防湿層40が配設されている。
層結合区域85の上で防湿層40に隣接して終端するよ
うに防湿層40の上に配設される。
護層50が防湿層40の上に配設されない場合に、図9
のX線検出器アセンブリ1000は典型的には、保護カ
バー100と保護カバー・エポキシ110とをさらに含
む。保護カバー100は、防湿層40及び平坦接着剤層
80の上方に配設される。保護カバー・エポキシ110
は、平坦接着剤層80と保護カバー100との間に配設
される。また、保護カバー・エポキシ110は、検出器
基材第二の部分160及び検出器基材第三の部分170
の両方の上方に配設されている防湿層40と保護カバー
100との間に配設される。封入コーティング4は、平
坦接着剤層80の上まで延在しないようにして配設され
ている。
護層50が防湿層40の上に配設される場合に、図9の
X線検出器アセンブリ1000は典型的には、保護カバ
ー100と保護カバー・エポキシ110とをさらに含
む。保護カバー100は、腐蝕防止層50及び平坦接着
剤層80の上方に配設される。保護カバー・エポキシ1
10は、平坦接着剤層80と保護カバー100との間に
配設される。また、保護カバー・エポキシ110は、検
出器基材第二の部分160及び検出器基材第三の部分1
70の両方の上方に配設されている腐蝕防止層50と保
護カバー100との間に配設される。封入コーティング
4は、平坦接着剤層80の上まで延在しないようにして
配設されている。
は、図8に記載した製造方法について上述したようにし
て製造されるが、以下に記載する製造工程が異なる。
160の上に防湿層40が配設され、防湿層40は平坦
接着剤層結合区域85の上で終端する。防湿層40、平
坦接着剤層80、及び検出器基材第三の部分170は防
湿シール70を形成するように配設される。代替的に
は、腐蝕保護層50が一般的には防湿層40の上に配設
されており、平坦接着剤層結合区域85の上で防湿層4
0に隣接して終端する。
うにして構成したX線検出器アセンブリ1000につい
て、図8として上述した実施形態に関して修正を施して
以下に記載する。検出器基材第二の部分160及び検出
器基材第三の部分170の上に平坦接着剤層80を配設
する。検出器基材第二の部分160の上方に第一の平坦
接着剤層結合区域86が配設され、検出器基材第三の部
分170の上方に第二の平坦接着剤層結合区域87が配
設される。図8について上述したようにしてシンチレー
タ材料3を堆積させる。シンチレータ材料3、検出器基
材第一の部分150、及び第一の平坦接着剤層接着剤結
合区域86の上に封入コーティング4を配設するが、第
二の平坦接着剤層結合区域87の上まで延在しないよう
にする。封入コーティング4の上に反射層5が配設され
る。反射層5の上に薄膜マスク30が配設される。薄膜
マスク30の上に、第二の平坦接着剤層接着剤結合区域
87の薄膜マスク30に隣接した位置で終端するように
防湿層40を配設する。防湿層40、平坦接着剤層8
0、検出器基材第二の部分160及び検出器基材第三の
部分170が防湿シール70を形成する。防湿層40は
検出器基材1に接触していないので、この実施形態は図
8の実施形態での湿分バリア60を有さない。
の封入コーティング4は、図10のシンチレータ材料
3、検出器基材第一の部分150、及び第一の平坦接着
剤層結合区域86の上に配設されている図12の第一の
封入コーティング多段層122をさらに含んでいる。図
12の内側反射多段層124が第一の封入コーティング
多段層122の上に配設され、図12の第二の封入コー
ティング多段層126が内側反射多段層124の上に配
設される。
のX線検出器アセンブリ1000は典型的には、保護カ
バー100及び保護カバー・エポキシ110をさらに含
んでいる。保護カバー100及び保護カバー・エポキシ
110の構成は図9で上述したものと同じである。
0は、図8の製造方法について上述したようにして製造
されるが、以下に記載する製造工程が変更されている。
材第三の部分170の上に平坦接着剤層80を配設す
る。シンチレータ材料3、検出器基材第一の部分15
0、検出器基材第二の部分160、第一の平坦接着剤層
結合区域86、第二の平坦接着剤層結合区域87、及び
接点パッド21の上に封入コーティング4を配設する。
次いで、接触シャドウ・マスク(図示されていない)を
平坦接着剤層80の上の封入コーティング4の上に載置
して、接触シャドウ・マスクが接点パッド21を被覆
し、且つ接触シャドウ・マスクの一辺が平坦接着剤層8
0の第一の平坦接着剤結合区域86の上まで延在しない
ようにする。次いで、封入コーティング4の上に反射層
5を堆積させて、第二の平坦接着剤結合区域87及び接
点パッド21を被覆する封入コーティング4の上に反射
層5が堆積しないようにする。次いで、反射層5の上に
薄膜マスクを堆積させるが、第二の平坦接着剤結合区域
87及び接点パッド21の上に堆積した封入コーティン
グ4の上には薄膜マスク30が堆積しないようにする。
第二の平坦接着剤結合区域87及び接触パッド21を被
覆している封入コーティング4を除去する。次いで、平
坦接着剤層80の上に防湿層接触シャドウ・マスク(図
示されていない)を載置して、防湿層接触シャドウ・マ
スクが接点パッド21を被覆し、且つ防湿層接触シャド
ウ・マスクの一辺が第二の平坦接着剤層結合区域87の
幅の約二分の一を越えて延在しないようにする。第二の
平坦接着剤結合区域87の上で薄膜マスク30に隣接し
て終端するように、薄膜マスク30の上に防湿層40を
堆積させる。防湿層40、平坦接着剤層80、検出器基
材第二の部分160、及び検出器基材第三の部分170
が防湿シール70を形成する。第二の平坦接着剤層結合
区域87の上で防湿層40に隣接して終端するように、
防湿層40の上に典型的には腐蝕保護層50を配設す
る。
ための装置は、図10の記載で上述されているが、以下
に記載する点が異なる。
は、図10の薄膜マスク30を含んでいない。第二の平
坦接着剤層結合区域87の上で反射層5に隣接して終端
するように、反射層5の上に防湿層40を配設する。防
湿層40の上に腐蝕保護層50は配設しない。
のX線検出器アセンブリ1000は代替的には、保護カ
バー100及び保護カバー・エポキシ110をさらに含
んでいてもよい。保護カバー100及び保護カバー・エ
ポキシ110は、防湿層40の上に腐蝕保護層50が配
設されていない代替的形態について図9に上述したもの
と同じ構成記述を有する。
のX線検出器アセンブリ1000において、封入コーテ
ィング4は代替的には、図12の第一の封入コーティン
グ多段層122、内側反射多段層124、及び第二の封
入コーティング多段層126を含んでおり、図10の実
施形態で前述したように構成されている。
ための装置は、図11の記載で上述されているが、以下
に記載する点が異なる。この実施形態では、封入コーテ
ィング4と防湿層40との間には反射層5が配設されて
おらず、この場合には封入コーティング4は図10の記
載で上述したような多段層型封入コーティング構造で構
成されている。
のX線検出器アセンブリ1000は代替的には、腐蝕保
護層50が防湿層40を被覆していない場合の図9の実
施形態について上述した保護カバー100及び保護カバ
ー・エポキシ110構成をさらに含んでいてもよい。
封入コーティング4を用いて本発明によるX線検出器ア
センブリ1000を製造するための方法及び装置の特定
の実施形態を、本発明及び本発明を製造する製造方法を
説明する目的で以上に記載した。本発明のその他の変形
及び改変並びに本発明の様々な観点の具現化は当業者に
は明らかであること、また本発明が所載の特定の実施形
態によって限定されていないことを理解されたい。従っ
て、本発明は、本書に開示し請求する基本的な根本原理
の要旨及び範囲に属するあらゆるすべての改変、変形又
は均等構成を網羅しているものと考えられる。
記載から、本発明の目的が達せられたことは明らかであ
る。本発明を詳細に説明すると共に図解したが、これら
は説明及び例示のみのためのものであって、限定のため
のものと解釈すべきではないことを明瞭に理解された
い。従って、本発明の要旨及び範囲は、特許請求の範囲
によってのみ限定されるものとする。
シリレン材料を検出器基材接着剤結合区域の上に配設し
て用いた場合及び用いない場合のX線検出器アセンブリ
の相対画質の結果を示す図である。
リパラキシリレン材料を用いた場合及び用いない場合の
水蒸気バリアにおけるエポキシ結合の二段エポキシ重ね
剪断強度を示す図である。
ポキシ・シールの第一のエポキシ層と第二のエポキシ層
との間に封入コーティングを配設したX線検出器の断面
図である。
ポキシ・シールの第一のエポキシ層と第二のエポキシ層
との間に封入コーティングを配設したX線検出器の断面
図である。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
である。
である。
である。
Claims (67)
- 【請求項1】 検出器基材(1)と、 該検出器基材(1)の上に配設されている検出器マトリ
クス・アレイ(20)の上に配設されているシンチレー
タ材料(3)と、 該シンチレータ材料(3)の上に配設されている封入コ
ーティング(4)と、前記検出器基材(1)及び前記封
入コーティング(4)の上方に配設されている防湿カバ
ー(2)と、 水蒸気バリア(8)を形成するように前記検出器基材
(1)と前記防湿カバー(2)との間に配設されてお
り、前記封入コーティング(4)と接触しないようにし
て配設されている接着剤(6)とを備えたX線検出器ア
センブリ(1000)。 - 【請求項2】 前記シンチレータ材料(3)は複数のシ
ンチレータ針構造を有しており、前記封入コーティング
(4)は、前記シンチレータ材料(3)を型嵌めするよ
うに前記シンチレータ針構造の各々のすべての側壁に沿
って底部に到る全体で前記複数のシンチレータ針構造の
間に堆積している請求項1に記載のX線検出器アセンブ
リ(1000)。 - 【請求項3】 前記封入コーティング(4)は構造単位
としてパラキシリレン部分を含む1以上のポリマーを含
んでいる請求項1に記載のX線検出器アセンブリ(10
00)。 - 【請求項4】 前記接着剤(6)は、間に前記封入コー
ティング(4)が配設されないようにして検出器基材接
着剤結合区域(7)と防湿カバー接着剤結合区域(9)
との間に配設されている請求項3に記載のX線検出器ア
センブリ(1000)。 - 【請求項5】 前記検出器基材接着剤結合区域(7)は
約3050ミクロン〜約3810ミクロンの幅(T1)
を有しており、前記防湿カバー接着剤結合区域(9)は
約3050ミクロン〜約3810ミクロンの幅(T2)
を有している請求項4に記載のX線検出器アセンブリ
(1000)。 - 【請求項6】 前記防湿カバー(2)は、該防湿カバー
(2)と前記封入コーティング(4)との間に約25ミ
クロン〜約125ミクロンの幅(T3)を有する空隙が
設けられるようにして前記封入コーティング(4)の上
方に配設されている請求項1に記載のX線検出器アセン
ブリ(1000)。 - 【請求項7】 前記接着剤(6)の外側接着剤表面(1
90)、前記防湿カバー結合区域(9)、及び前記検出
器基材接着剤結合区域(7)の上に配設されている外側
バリア(180)をさらに含んでいる請求項1に記載の
X線検出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項8】 当該X線検出器アセンブリ(1000)
は、前記シンチレータ材料(3)の周縁を巡って配設さ
れているシンチレータ外側エッジ(19)をさらに含ん
でおり、 前記封入コーティング(4)は、前記シンチレータ外側
エッジ(19)の上に位置しないようにして前記シンチ
レータ材料(3)の上に配設されている請求項1に記載
のX線検出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項9】 前記封入コーティング(4)の上に配設
されている反射層(5)をさらに含んでいる請求項1に
記載のX線検出器アセンブリ。 - 【請求項10】 前記防湿カバー(2)は、該防湿カバ
ーと前記反射層との間に約25ミクロン〜約125ミク
ロンの幅(T3)を有する空隙が設けられるようにして
前記反射層(5)の上方に配設されている請求項9に記
載のX線検出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項11】 前記シンチレータ材料(3)は、ヨウ
化セシウム(CsI)針構造として配設されているCs
I材料を含んでいる請求項1に記載のX線検出器アセン
ブリ(1000)。 - 【請求項12】 前記CsI針構造はタリウム・ドープ
物質をさらに含んでいる請求項11に記載のX線検出器
アセンブリ(1000)。 - 【請求項13】 前記防湿カバー(2)は、アルミニウ
ム箔で封入されているグラファイト/樹脂核を含んでい
る請求項1に記載のX線検出器アセンブリ(100
0)。 - 【請求項14】 前記接着剤(6)は約100℃未満の
硬化温度を有する熱硬化性エポキシ材料を含んでいる請
求項3に記載のX線検出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項15】 前記接着剤(6)は第一のエポキシ層
(11)と第二のエポキシ層(14)とをさらに含んで
おり、前記第一のエポキシ層(11)は、間に前記封入
コーティング(4)が配設されないようにして検出器基
材接着剤結合区域(7)の上に配設されており、前記第
二のエポキシ層(14)は、間に前記封入コーティング
(4)が配設されないようにして界面(17)で前記第
一のエポキシ層(11)の上に配設されており、前記第
二のエポキシ層(14)は、間に前記封入コーティング
(4)が配設されないようにして防湿カバー接着剤結合
区域(9)の上に配設されており、前記第一のエポキシ
層(11)、前記第二のエポキシ層(14)、前記検出
器基材(1)、及び前記防湿カバー(2)は水蒸気二重
エポキシ・バリア(16)を形成するように配設されて
いる請求項14に記載のX線検出器アセンブリ(100
0)。 - 【請求項16】 前記第一のエポキシ層(11)の外側
第一エポキシ層表面(210)、前記第二のエポキシ層
(14)の外側第二エポキシ層表面(220)、前記防
湿カバー結合区域(9)の一部、及び前記検出器基材接
着剤結合区域(7)の一部の上に配設されている外側バ
リア(180)をさらに含んでいる請求項15に記載の
X線検出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項17】 前記接着剤(6)は三層のエポキシ層
をさらに含んでおり、第一のエポキシ層(11)は、間
に前記封入コーティング(4)が配設されないようにし
て検出器基材接着剤結合区域(7)の上に配設されてお
り、前記第二のエポキシ層(14)は、間に前記封入コ
ーティング(4)が配設されないようにして界面(1
7)で第一のエポキシ層(11)の上に配設されてお
り、第三のエポキシ層(300)は、間に前記封入コー
ティング(4)が配設されないようにして第二の界面
(315)で前記第二のエポキシ層(14)の上に配設
されており、前記第三のエポキシ層(300)は、間に
前記封入コーティング(4)が配設されないようにして
防湿カバー接着剤結合区域(9)の上に配設されてお
り、前記第一のエポキシ層(11)、前記第二のエポキ
シ層(14)、前記第三のエポキシ層(300)、前記
検出器基材(1)、及び前記防湿カバー(2)は水蒸気
三重エポキシ・バリア(320)を形成するように配設
されている請求項24に記載のX線検出器アセンブリ
(1000)。 - 【請求項18】 前記第一のエポキシ層(11)の外側
第一エポキシ層表面(210)、前記第二のエポキシ層
(14)の外側第二エポキシ層表面(220)、前記第
三のエポキシ層(300)の外側第三エポキシ層表面
(310)、前記防湿カバー結合区域(9)の一部、及
び前記検出器基材接着剤結合区域(7)の一部の上に配
設されている外側バリア(180)をさらに含んでいる
請求項17に記載のX線検出器アセンブリ(100
0)。 - 【請求項19】 前記外側バリア(180)はホウ素ニ
ッケル合金、Al、Pd、Ti、Ag、及び無機絶縁材
料から成る群から選択される請求項7,16,18のい
ずれかに記載のX線検出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項20】 前記封入コーティング(4)は、前記
二段熱硬化性エポキシ材料のそれぞれの層の間で界面
(17)の上まで延在しないようにして配設されている
請求項15に記載のX線検出器アセンブリ(100
0)。 - 【請求項21】 検出器基材(1)と、 該検出器基材(1)の上に配設されている検出器マトリ
クス・アレイ(20)の上に配設されているシンチレー
タ材料(3)と、 該シンチレータ材料(3)の上に配設されていると共に
検出器基材第一の部分(150)の上に配設されてお
り、検出器基材第二の部分(160)の上まで延在しな
いようにして配設されている封入コーティング(4)
と、 該封入コーティング(4)の上に配設されている反射層
(5)と、 前記検出器基材第二の部分(160)の上で前記反射層
(5)に隣接して終端するように前記反射層(5)の上
に配設されており、且つ湿分バリア(60)を形成する
ように前記検出器基材第二の部分(160)の上に配設
されている防湿層(40)とを備えたX線検出器アセン
ブリ(1000)。 - 【請求項22】 前記封入コーティング(4)は構造単
位としてパラキシリレン部分を含む1以上のポリマーを
含んでいる請求項21に記載のX線検出器アセンブリ
(1000)。 - 【請求項23】 前記シンチレータ材料(3)は、ヨウ
化セシウム(CsI)針構造として配設されているCs
I材料を含んでいる請求項21に記載のX線検出器アセ
ンブリ(1000)。 - 【請求項24】 前記CsI針構造はタリウム・ドープ
物質をさらに含んでいる請求項23に記載のX線検出器
アセンブリ(1000)。 - 【請求項25】 当該X線検出器アセンブリ(100
0)は、 保護カバー(100)と、 保護カバー・エポキシ(110)と、 前記検出器基材(1)の上に配設されている検出器基材
第三の部分(170)とをさらに含んでおり、 前記保護カバー(100)は前記防湿層(40)及び前
記検出器基材第三の部分(170)の上方に配設されて
おり、 前記保護カバー・エポキシ(110)は、前記保護カバ
ー(100)と、検出器基材第二の部分(160)の上
方に配設されている前記防湿層(40)との間に配設さ
れていると共に、前記保護カバー・エポキシ(110)
は前記保護カバー(100)と前記検出器基材第三の部
分(170)との間に配設されており、 前記封入コーティング(4)は、前記検出器基材第三の
部分(170)の上まで延在しないようにして配設され
ている請求項22に記載のX線検出器アセンブリ(10
00)。 - 【請求項26】 当該X線検出器アセンブリ(100
0)は、 前記検出器基材第二の部分(160)の上で前記防湿カ
バー(2)に隣接して終端するように前記防湿層(4
0)の上に配設されている腐蝕保護層(50)をさらに
含んでいる請求項22に記載のX線検出器アセンブリ
(1000)。 - 【請求項27】 検出器基材第三の部分(170)の位
置で前記検出器基材(1)と接触するように配設されて
いる平坦接着剤層(80)と、 保護カバー(100)と、 保護カバー・エポキシ(110)とをさらに含んでお
り、 前記保護カバー(100)は前記防湿層(40)及び前
記平坦接着剤層(80)の上方に配設されており、 前記保護カバー・エポキシ(110)は、前記保護カバ
ー(100)と、検出器基材第二の部分(160)の上
方に配設されている前記防湿層(40)との間に配設さ
れていると共に、前記保護カバー・エポキシ(110)
は前記保護カバー(100)と前記平坦接着剤層(8
0)との間に配設されており、前記封入コーティング
(4)は、前記平坦接着剤層(80)の上まで延在しな
いようにして配設されている請求項22に記載のX線検
出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項28】 検出器基材第三の部分(170)の位
置で前記検出器基材(1)と接触するように配設されて
いる平坦接着剤層(80)と、 保護カバー(100)と、 保護カバー・エポキシ(110)とをさらに含んでお
り、 前記保護カバー(100)は前記腐蝕保護層(50)及
び前記平坦接着剤層(80)の上方に配設されており、 前記保護カバー・エポキシ(110)は、前記保護カバ
ー(100)と、検出器基材第二の部分(160)の上
方に配設されている前記腐蝕保護層(50)との間に配
設されていると共に、前記保護カバー・エポキシ(11
0)は前記保護カバー(100)と前記平坦接着剤層
(80)との間に配設されており、 前記封入コーティング(4)は、前記平坦接着剤層(8
0)の上まで延在しないようにして配設されている請求
項26に記載のX線検出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項29】 検出器基材第三の部分(170)の位
置で前記検出器基材(1)と接触するように配設されて
いる平坦接着剤層(80)をさらに含んでおり、 前記防湿層(40)は、平坦接着剤層結合区域(85)
の上で終端するように前記反射層(5)及び前記検出器
基材第二の部分(160)の上に配設されており、 前記防湿層(40)、前記平坦接着剤層(80)、及び
前記検出器基材第三の部分(170)は防湿シール(7
0)を形成するように配設されており、 前記封入コーティング(4)は、前記平坦接着剤層結合
区域(85)の上まで延在しないようにして配設されて
いる請求項22に記載のX線検出器アセンブリ(100
0)。 - 【請求項30】 当該X線検出器アセンブリ(100
0)は、 前記反射層(5)の上に配設されている薄膜マスク(3
0)をさらに含んでおり、 前記防湿層(40)は、前記平坦接着剤層結合区域(8
5)の上で終端するように前記薄膜マスク(30)及び
前記検出器基材第二の部分(160)の上に配設されて
いる請求項29に記載のX線検出器アセンブリ(100
0)。 - 【請求項31】 当該X線検出器アセンブリ(100
0)は、 保護カバー(100)と、 保護カバー・エポキシ(110)とをさらに含んでお
り、 前記保護カバー(100)は前記防湿層(40)及び前
記平坦接着剤層(80)の上方に配設されており、 前記保護カバー・エポキシ(110)は、前記保護カバ
ー(100)と、前記検出器基材第二の部分(160)
及び前記検出器基材第三の部分(170)の両方の上方
に配設されている前記防湿層(40)との間に配設され
ていると共に、前記保護カバー・エポキシ(110)は
前記保護カバー(100)と前記平坦接着剤層(80)
との間に配設されている請求項29に記載のX線検出器
アセンブリ(1000)。 - 【請求項32】 当該X線検出器アセンブリ(100
0)は、 前記平坦接着剤層結合区域(85)の上で前記防湿層
(40)に隣接して終端するように前記防湿層(40)
の上に配設されている腐蝕保護層(50)をさらに含ん
でいる請求項29に記載のX線検出器アセンブリ(10
00)。 - 【請求項33】 当該X線検出器アセンブリ(100
0)は、 保護カバー(100)と、 保護カバー・エポキシ(110)とをさらに含んでお
り、 前記保護カバー(100)は前記腐蝕保護層(50)及
び前記平坦接着剤層(80)の上方に配設されており、 前記保護カバー・エポキシ(110)は、前記保護カバ
ー(100)と、前記検出器基材第二の部分(160)
及び前記検出器基材第三の部分(170)の両方の上方
に配設されている前記腐蝕保護層(50)との間に配設
されていると共に、前記保護カバー・エポキシ(11
0)は前記保護カバー(100)と前記平坦接着剤層
(80)との間に配設されている請求項32に記載のX
線検出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項34】 検出器基材(1)と、 検出器基材第二の部分(160)及び検出器基材第三の
部分(170)の上に配設されている平坦接着剤層(8
0)と、前記検出器基材第二の部分(160)の上方に
配設されている第一の平坦接着剤層結合区域(86)
と、前記検出器基材第三の部分(170)の上方に配設
されている第二の平坦接着剤層結合区域(87)と、 前記検出器基材(1)の上に配設されている検出器マト
リクス・アレイ(20)の上に配設されているシンチレ
ータ材料(3)と、 該シンチレータ材料(3)、検出器基材第一の部分(1
50)、及び前記第一の平坦接着剤層接着剤結合区域
(86)の上に配設されている封入コーティング(4)
であって、前記第二の平坦接着剤層接着剤結合区域(8
7)の上まで延在しないようにして配設されている封入
コーティング(4)と、 該封入コーティング(4)の上に配設されている反射層
(5)と、 前記第二の平坦接着剤層接着剤結合区域(87)の上で
前記反射層(5)に隣接して終端するように前記反射層
(5)の上に配設されている防湿層(40)とを備えた
X線検出器アセンブリ(1000)であって、 前記防湿層(40)、前記平坦接着剤層(80)、前記
検出器基材第二の部分(160)、及び前記検出器基材
第三の部分(170)は防湿シール(70)を形成する
ように配設されているX線検出器アセンブリ(100
0)。 - 【請求項35】 前記封入コーティング(4)は構造単
位としてパラキシリレン部分を含む1以上のポリマーを
含んでいる請求項21または34に記載のX線検出器ア
センブリ(1000)。 - 【請求項36】 前記パラキシリレン部分は無置換パラ
キシリレン部分の構造単位で構成されている請求項3ま
たは35に記載のX線検出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項37】 前記パラキシリレン部分は置換パラキ
シリレン部分の構造単位で構成されている請求項3,2
1,35のいずれかに記載のX線検出器アセンブリ(1
000)。 - 【請求項38】 前記パラキシリレン部分は置換パラキ
シリレン部分及び無置換パラキシリレン部分の両方の構
造単位で構成されている請求項3,22,35のいずれ
かに記載のX線検出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項39】 前記封入コーティング(4)は、モノ
クロロポリパラキシリレン材料、ジクロロポリパラキシ
リレン材料、ポリパラキシリレン材料、及びこれらの組
み合わせから成る群から選択される請求項1,21,3
4のいずれかに記載のX線検出器アセンブリ(100
0)。 - 【請求項40】 前記封入コーティング(4)は、 前記シンチレータ材料(3)及び前記検出器基材第一の
部分(150)の上に配設されている第一の封入コーテ
ィング多段層(122)と、 該第一の封入コーティング多段層(122)の上に配設
されている内側反射多段層(124)と、 該内側反射多段層(124)の上に配設されている第二
の封入コーティング多段層(126)とをさらに含んで
いる請求項3,22、35のいずれかに記載のX線検出
器アセンブリ。 - 【請求項41】 前記第一の封入コーティング多段層
(122)は、モノクロロポリパラキシリレン材料、ジ
クロロポリパラキシリレン材料、パラキシリレン材料、
及びこれらの組み合わせの群から選択され、 前記内側反射多段層(124)は銀(Ag)を含んでお
り、 前記第二の封入コーティング多段層(126)は、前記
モノクロロポリパラキシリレン材料、前記ジクロロポリ
パラキシリレン材料、前記パラキシリレン材料、及びこ
れらの前記組み合わせの群から選択される請求項40に
記載のX線検出器アセンブリ。 - 【請求項42】 前記第一の封入コーティング多段層
(122)は約0.7ミクロン〜約1ミクロンの厚みを
有しており、 前記内側反射多段層(124)は約0.05ミクロン〜
約0.12ミクロンの厚みを有しており、 前記第二の封入コーティング多段層(126)は約1ミ
クロン〜12ミクロンの厚みを有している請求項40ま
たは41に記載のX線検出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項43】 前記反射層(5)は、銀(Ag)、金
(Au)、二酸化チタン(TiO2)、感圧接着剤の層
を有するポリエステル・フィルム、及びこれらの組み合
わせから成る群から選択される請求項34に記載のX線
検出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項44】 前記反射層(5)は、約0.05ミク
ロン〜約0.15ミクロンの厚みを有する銀層を含んで
いる請求項43に記載のX線検出器アセンブリ(100
0)。 - 【請求項45】 前記シンチレータ材料(3)は、針構
造として配設されているヨウ化セシウム(CsI)材料
を含んでおり、該CsI針構造はタリウム物質を含んで
いる請求項34に記載のX線検出器アセンブリ(100
0)。 - 【請求項46】 前記検出器基材第二の部分(160)
及び前記検出器基材第三の部分(170)は約3050
ミクロン〜約4850ミクロンの合計幅(T6)を有す
る請求項34に記載のX線検出器アセンブリ(100
0)。 - 【請求項47】 当該X線検出器アセンブリ(100
0)は、 保護カバー(100)と、 保護カバー・エポキシ(110)とをさらに含んでお
り、 前記保護カバー(100)は前記防湿層(40)及び前
記平坦接着剤層(80)の上方に配設されており、 前記保護カバー・エポキシ(110)は、前記保護カバ
ー(100)と、検出器基材第二の部分(160)及び
前記検出器基材第三の部分(170)の両方の上方に配
設されている前記防湿層(40)との間に配設されてい
ると共に、前記保護カバー・エポキシ(110)は前記
保護カバー(100)と前記平坦接着剤層(80)との
間に配設されている請求項34に記載のX線検出器アセ
ンブリ(1000)。 - 【請求項48】 前記保護カバー・エポキシ(110)
は約100℃未満の硬化温度を有する熱硬化性エポキシ
材料を含んでいる請求項25または47に記載のX線検
出器アセンブリ。 - 【請求項49】 当該X線検出器アセンブリは、 前記反射層(5)の上に配設されている薄膜マスク(3
0)をさらに含んでおり、 前記防湿層(40)は、前記第二の平坦接着剤層結合区
域(87)の上で前記薄膜マスク(30)に隣接して終
端するように前記薄膜マスク(30)の上に配設されて
いる請求項21または34に記載のX線検出器アセンブ
リ。 - 【請求項50】 前記薄膜マスク(30)は、アルミニ
ウム(Al)、フッ化マグネシウム(MgF)、ダイヤ
モンド型炭素、炭化ホウ素(B4C)、窒化ホウ素(B
NO2)、硝酸ケイ素(SiNO3)、及び酸化ケイ素
(SiO)から成る群から選択される請求項49に記載
のX線検出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項51】 当該X線検出器アセンブリ(100
0)は、 前記第二の平坦接着剤層結合区域(87)の上で前記防
湿層(40)に隣接して終端するように前記防湿層(4
0)の上に配設されている腐蝕保護層(50)をさらに
含んでいる請求項26または34に記載のX線検出器ア
センブリ(1000)。 - 【請求項52】 前記腐蝕保護層(50)は、金(A
u)、アクリル、硝酸ケイ素(SiNO3)、酸化ケイ
素(SiO)、酸化アルミニウム(AlO)、アルミニ
ウム(Al)、フッ化マグネシウム(MgF)、ダイヤ
モンド型炭素、炭化ホウ素(B4C)、窒化ホウ素(B
NO2)、構造単位としてパラキシリレン部分を含む1
以上のポリマー、無置換パラキシリレン部分から誘導さ
れる構造単位を含む1以上のポリマー、及び置換パラキ
シリレン部分を含む1以上のポリマーから成る群から選
択される請求項51に記載のX線検出器アセンブリ(1
000)。 - 【請求項53】 当該検出器アセンブリ(1000)
は、 保護カバー(100)と、 保護カバー・エポキシ(110)とをさらに含んでお
り、 前記保護カバー(100)は前記腐蝕保護層(50)及
び前記平坦接着剤層(80)の上方に配設されており、 前記保護カバー・エポキシ(110)は、前記保護カバ
ー(100)と、前記検出器基材第二の部分(160)
及び前記検出器基材第三の部分(170)の両方の上方
に配設されている前記腐蝕保護層(50)との間に配設
されていると共に、前記保護カバー・エポキシ(11
0)は前記保護カバー(100)と前記平坦接着剤層
(80)との間に配設されている請求項26または51
に記載のX線検出器アセンブリ(1000)。 - 【請求項54】 検出器基材(1)と、 検出器基材第二の部分(160)及び検出器基材第三の
部分(170)の上に配設されている平坦接着剤層(8
0)と、 前記検出器基材第二の部分(160)の上方に配設され
ている第一の平坦層接着剤結合区域(86)と、前記検
出器基材第三の部分(170)の上方に配設されている
第二の平坦層接着剤結合区域(87)と、 前記検出器基材(1)の上に配設されている検出器マト
リクス・アレイ(20)の上に配設されているシンチレ
ータ材料(3)と、 該シンチレータ材料(3)、検出器基材第一の部分(1
50)、及び前記第一の平坦接着剤層結合区域(86)
の上に配設されている第一の封入コーティング多段層
(122)であって、前記第二の平坦層接着剤結合区域
(87)の上まで延在しないようにして配設されている
第一の封入コーティング多段層(122)と、 該第一の封入コーティング多段層(122)の上に配設
されている内側反射多段層(124)と、 該内側反射多段層(124)の上に配設されている第二
の封入コーティング多段層(126)と、 前記第二の平坦層接着剤結合区域(87)の上で終端す
るように前記第二の封入コーティング多段層(126)
の上に配設されている防湿層(40)とを備えたX線検
出器アセンブリ(1000)であって、 前記防湿層(40)、前記平坦接着剤層(80)、前記
検出器基材第二の部分(160)、及び前記検出器基材
第三の部分(170)は湿分バリア(60)を形成する
ように配設されているX線検出器基材(1000)。 - 【請求項55】 当該検出器アセンブリ(1000)
は、 保護カバー(100)と、 保護カバー・エポキシ(110)とをさらに含んでお
り、 前記保護カバー(100)は前記防湿層(40)及び前
記平坦接着剤層(80)の上方に配設されており、 前記保護カバー・エポキシ(110)は、前記保護カバ
ー(100)と、前記検出器基材第二の部分(160)
及び前記検出器基材第三の部分(170)の両方の上方
に配設されている前記防湿層(40)との間に配設され
ていると共に、前記保護カバー・エポキシ(110)は
前記保護カバー(100)と前記平坦接着剤層(80)
との間に配設されている請求項54に記載のX線検出器
アセンブリ(1000)。 - 【請求項56】 X線検出器アセンブリ(1000)を
製造する方法であって、 検出器基材(1)の上に配設されている検出器マトリク
ス・アレイ(20)の上にシンチレータ材料(3)を配
設する工程と、 該シンチレータ材料(3)及び前記検出器基材(1)の
一部の上に封入コーティング(4)を配設する工程と、 前記検出器基材(1)の前記一部から前記封入コーティ
ング(4)を除去する工程と、 前記検出器基材(1)及び前記封入コーティング(4)
の上方に防湿カバー(2)を配設する工程と、 水蒸気バリア(8)を形成するように前記検出器基材
(1)と前記防湿カバー(2)との間に接着剤(6)を
配設する工程であって、該接着剤(6)は前記封入コー
ティング(4)と接触しないようにして配設される、接
着剤(6)を配設する工程とを備えた方法。 - 【請求項57】 構造単位としてパラキシリレン部分を
含む1以上のポリマーを含む封入コーティング(4)を
用いてX線検出器アセンブリ(1000)を製造する方
法であって、 複数の接点パッド(21)を有すると共に検出器マトリ
クス・アレイ(20)が配設されている検出器基材
(1)の上に、前記検出器マトリクス・アレイ(20)
と緊密に接触するようにしてシンチレータ材料(3)を
配設する工程と、 該シンチレータ材料(3)、検出器基材第一の部分(1
50)、検出器基材第二の部分(160)、検出器基材
接着剤結合区域(7)、前記接点パッド(21)、及び
前記検出器基材(1)の非作用下面(200)を覆って
前記封入コーティング(4)を堆積させる工程と、 前記検出器基材接着剤結合区域(7)、前記検出器基材
第一の部分(150)、前記検出器基材第二の部分(1
60)、前記接点パッド(21)、及び前記検出器基材
(1)の前記非作用下面(200)から前記封入コーテ
ィング(4)を除去する工程と、 水蒸気バリア(8)を形成するように前記検出器基材接
着剤結合区域(7)と防湿カバー接着剤結合区域(9)
との間に接着剤(6)を配設することにより前記検出器
基材(1)に防湿カバー(2)を結合させる工程とを備
えた方法。 - 【請求項58】 前記シンチレータ材料(3)、前記検
出器基材第一の部分(150)、前記検出器基材第二の
部分(160)、前記検出器基材接着剤結合区域
(7)、及び前記接点パッド(21)を覆って前記封入
コーティング(4)を堆積させる前記工程は、 前記シンチレータ材料(3)、前記検出器基材第一の部
分(150)、前記検出器基材第二の部分(160)、
前記検出器基材接着剤結合区域(7)、前記接点パッ
ド、及び前記検出器基材(1)の前記非作用下面(20
0)の上に第一の封入コーティング多段層(122)を
配設する工程と、 該第一の封入コーティング多段層(122)の上に内部
反射多段層(124)を配設する工程と、 該内部反射多段層(124)の上に第二の封入コーティ
ング多段層(126)を配設する工程とをさらに含んで
いる請求項57に記載の方法。 - 【請求項59】 前記検出器基材接着剤結合区域
(7)、前記検出器基材第二の部分(160)、前記接
点パッド(21)、及び前記検出器基材(1)の前記非
作用下面(200)から前記封入コーティング(4)を
除去する前記工程は、反応性イオン・エッチング(RI
E)法により行なわれる請求項57に記載の方法。 - 【請求項60】 前記接着剤(6)の外側接着剤表面
(190)、前記検出器基材接着剤結合区域(7)の一
部、及び前記防湿カバー接着剤結合区域(9)の一部に
酢酸パラジウムの約4重量%〜約6重量%クロロホルム
溶液を塗工する工程と、 該クロロホルム溶液を窒素乾燥させる工程と、 前記クロロホルム溶液をUV248エキシマ・レーザで
照射する工程と、 無電解金属処理法を用いて外側バリア(180)を形成
するようにホウ素ニッケル合金を堆積させる工程とをさ
らに含んでいる請求項57に記載の方法。 - 【請求項61】 前記接着剤(6)の外側接着剤表面
(190)、前記検出器基材接着剤結合区域(7)の一
部、及び前記防湿カバー接着剤結合区域(9)の一部
に、外側バリア(180)を形成するように金属スパッ
タリングを施す工程をさらに含んでいる請求項57に記
載の方法。 - 【請求項62】 前記金属スパッタリングは、アルミニ
ウム、パラジウム、チタン、及び金から成る群から選択
される金属を用いる工程をさらに含んでいる請求項61
に記載の方法。 - 【請求項63】 前記接着剤(6)の外側接着剤表面
(190)、前記検出器基材接着剤結合区域(7)の一
部、及び前記防湿カバー接着剤結合区域(9)の一部
に、外側バリア(180)を形成するように無機絶縁材
料を堆積させる工程をさらに含んでいる請求項57に記
載の方法。 - 【請求項64】 前記無機絶縁材料はダイヤモンド型炭
素である請求項63に記載の方法。 - 【請求項65】 構造単位としてパラキシリレン部分を
含む1以上のポリマーを含む封入コーティング(4)を
用いてX線検出器アセンブリ(1000)を製造する方
法であって、 検出器基材第三の部分(170)において検出器基材
(1)の上に接着剤(6)を付着させる工程と、 平坦接着剤層(80)を形成するように前記接着剤
(6)を平坦化する工程と、 前記検出器基材(1)の上に、検出器マトリクス・アレ
イ(20)と緊密に接触するようにしてシンチレータ材
料(3)を堆積させる工程と、 前記シンチレータ材料(3)、前記検出器基材第一の部
分(150)、検出器基材第二の部分(160)、前記
平坦接着剤層(80)、複数の接点パッド(21)、及
び前記検出器基材(1)の非作用下面(200)の上に
前記封入コーティング(4)を堆積させる工程と、 前記シンチレータ材料(3)及び前記検出器基材第一の
部分(150)を被覆する前記封入コーティング(4)
の上に反射層(5)を堆積させる工程と、 前記検出器基材第二の部分(160)、前記平坦接着剤
層(80)、前記接点パッド(21)、及び前記検出器
基材(1)の前記非作用下面(200)から前記封入コ
ーティング(4)を除去する工程と、 前記反射層(5)の上に防湿層(40)を堆積させる工
程と、 前記防湿層(40)と前記検出器基材第二の部分(16
0)との間で湿分バリア(60)を形成するように、前
記検出器基材第二の部分(160)の上で前記反射層
(5)に隣接して前記防湿層(40)を終端させる工程
とを備えた方法。 - 【請求項66】 前記シンチレータ材料(3)、前記検
出器基材第一の部分(150)、前記検出器基材第二の
部分(160)、前記平坦接着剤層(80)、前記複数
の接点パッド(21)、及び前記検出器基材(1)の前
記非作用下面(200)の上に前記封入コーティング
(4)を堆積させる前記工程は、 前記シンチレータ材料(3)、前記検出器基材第一の部
分(150)、前記検出器基材第二の部分(160)、
前記平坦接着剤層(80)、前記接点パッド(21)、
及び前記検出器基材(1)の前記非作用下面(200)
の上に第一の封入コーティング多段層(122)を配設
する工程と、 該第一の封入コーティング多段層(122)の上に内側
反射多段層(124)を配設する工程と、 該内側反射多段層(124)の上に第二の封入コーティ
ング多段層(126)を配設する工程とをさらに含んで
いる請求項65に記載の方法。 - 【請求項67】 前記検出器基材第二の部分(16
0)、前記平坦接着剤層(80)、前記接点パッド(2
1)、及び前記検出器基材(1)の前記非作用下面(2
00)から前記封入コーティング(4)を除去する前記
工程は、反応性イオン・エッチング(RIE)法により
行なわれる請求項65に記載の方法。
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