JP2003262178A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置

Info

Publication number
JP2003262178A
JP2003262178A JP2002062335A JP2002062335A JP2003262178A JP 2003262178 A JP2003262178 A JP 2003262178A JP 2002062335 A JP2002062335 A JP 2002062335A JP 2002062335 A JP2002062335 A JP 2002062335A JP 2003262178 A JP2003262178 A JP 2003262178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle
throttle valve
internal combustion
combustion engine
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002062335A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshibumi Hayamizu
俊文 早水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2002062335A priority Critical patent/JP2003262178A/ja
Publication of JP2003262178A publication Critical patent/JP2003262178A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライバビリティに悪影響を及ぼすことな
く、スロットルバルブの氷結を確実に防止できるように
する。 【解決手段】 所定のスロットル氷結防止制御実行条件
(吸気温が所定温度以下であること等)が成立したとき
に、アクセル操作量等に応じて設定した基本目標スロッ
トル開度THR0 を中心とする開度範囲(THR0 ±
D)で最終目標スロットル開度THRを周期的に変化さ
せて、スロットルバルブを強制的に開閉駆動することで
スロットルバルブの氷結を防止する。更に、スロットル
バルブの強制駆動によるエンジンの出力変動を打ち消す
ように点火時期補正量IAESと吸気バルブタイミング
補正量IVTを算出して、点火時期と吸気バルブタイミ
ングを補正し、エンジンの出力変動を防止する。スロッ
トルバルブの強制駆動振幅Dはエンジン運転状態に応じ
てスロットルバルブの氷結防止効果が得られるように設
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気通
路に設けられたスロットルバルブの開度を制御する内燃
機関の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】極低温の環境下においては、エンジン運
転中でも、吸気管内の吸入空気に含まれる水分が凍って
スロットルバルブやその周辺部に氷結が生じることがあ
り、最悪の場合には、定常走行中にスロットルバルブの
軸回りが氷結してスロットルバルブが開いた状態で動か
なくなってしまうおそれがある。
【0003】この対策として、エンジンで温められた冷
却水(温水)を利用してスロットルバルブの周辺部を温
めることで、スロットルバルブの氷結を防止するように
したものがある。しかし、このような温水加熱装置を設
けると、スロットルシステムや冷却水循環システムの構
成が複雑化してコストアップしてしまう。しかも、高温
環境下においては、もともと高い吸気温を温水加熱装置
によって更に昇温させてしまうため、筒内空気充填量が
低下したり、或は、ノッキング限界が低下して点火時期
を遅角する必要が生じたりして、エンジンの出力低下を
招くという欠点もある。
【0004】そこで、特公平4−4452号公報に示す
ように、電子スロットルシステムにおいて、エンジン運
転中にスロットルバルブの氷結が発生しやすい状態にな
っていることを検出したときに、エンジン回転速度を変
動させない範囲の微小開度でスロットルバルブを振動さ
せることで、温水や電気ヒータ等の昇温手段を用いずに
スロットルバルブ周辺の氷結を防止するようにしたもの
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の技術では、
スロットルバルブの振動によるエンジン回転速度の変動
を防止するために、スロットルバルブの振動振幅を微小
量に制限するようにしている。しかし、スロットルバル
ブの振動振幅を微小量に制限すれば、スロットルバルブ
の振動による氷結防止効果も制限されてしまうため、極
低温環境下での高速走行時のように、低温空気が多量に
吸入されて氷結が急速に進行しやすい状況下では、上記
公報のように、スロットルバルブを微小振動させても、
スロットルバルブの氷結を十分に防止することができ
ず、スロットルバルブが氷結して動かなくなってしまう
おそれがある。かといって、スロットルバルブの氷結防
止効果を高めるためにスロットルバルブの振動振幅を大
きくすれば、エンジン回転速度が変動してドライバビリ
ティに悪影響を及ぼしてしまう。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、温水や電気ヒータ等
の昇温手段を用いずに、且つ、ドライバビリティに悪影
響を及ぼすことなく、スロットルバルブの氷結防止効果
を高めることができる内燃機関の制御装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の内燃機関の制御装置は、内燃機
関の運転中に所定のスロットル氷結防止制御実行条件が
成立したときに目標スロットル開度を含む開度範囲でス
ロットルバルブをスロットル氷結防止制御手段により強
制的に開閉駆動すると共に、スロットルバルブの強制駆
動によって発生する内燃機関の出力変動を打ち消す方向
にスロットル開度以外の制御パラメータを出力変動防止
制御手段により補正するようにしたものである。このよ
うにすれば、スロットルバルブを強制的に開閉駆動する
際の強制駆動量をある程度大きくしてスロットルバルブ
の氷結防止効果を高めながら、そのスロットルバルブの
強制駆動によって発生する内燃機関の出力変動をスロッ
トル開度以外の制御パラメータを補正することによって
打ち消すことができる。これにより、ドライバビリティ
に悪影響を及ぼすことなく、スロットルバルブの氷結を
効果的に防止することができ、走行中にスロットルバル
ブが氷結して動かなくなってしまうことを未然に防止す
ることができる。しかも、温水や電気ヒータ等の昇温手
段を用いる必要がないので、低コスト化することができ
ると共に、昇温手段による吸気温上昇によって内燃機関
の出力が低下することも回避できる。
【0008】ところで、内燃機関の運転状態(例えば吸
入空気量等)によってスロットルバルブの氷結の発生し
やすさが変化するため、スロットルバルブの氷結を防止
するのに必要なスロットルバルブの強制駆動条件も内燃
機関の運転状態によって変化する。更に、内燃機関の運
転状態によって、スロットルバルブの強制駆動量と内燃
機関の出力変動量との関係も変化する。
【0009】これらの事情を考慮して、請求項2のよう
に、内燃機関の運転状態に基づいてスロットルバルブの
強制駆動条件を設定するようにしても良い。このように
すれば、内燃機関の運転状態に応じてスロットルバルブ
の氷結の発生しやすさやスロットルバルブの強制駆動に
よる内燃機関の出力変動量が変化するのに対応して、ス
ロットルバルブの強制駆動条件を適正に変化させること
ができる。これにより、スロットルバルブの強制駆動に
よる内燃機関の出力変動を制御パラメータの補正によっ
て打ち消すことができる範囲内に抑えながら、スロット
ルバルブの強制駆動条件を氷結防止効果の高い条件に確
実に設定することができる。
【0010】また、吸気温、環境温度(例えば外気
温)、冷却水温等の温度パラメータによっても、スロッ
トルバルブの氷結を防止するのに必要なスロットルバル
ブの強制駆動条件が変化するするため、請求項3のよう
に、吸気温、環境温度、冷却水温のうちの少なくとも1
つに基づいてスロットルバルブの強制駆動条件を補正す
るようにしても良い。このようにすれば、吸気温、環境
温度、冷却水温等の温度パラメータに応じてスロットル
バルブの氷結を防止するのに必要なスロットルバルブの
強制駆動条件が変化するのに対応して、スロットルバル
ブの強制駆動条件を適正に変化させることができる。
【0011】更に、請求項4のように、スロットル氷結
防止制御実行条件を、吸気温又は環境温度(例えば外気
温)が所定温度以下であるか否かで判定して、吸気温又
は環境温度が所定温度以下のときにスロットルバルブを
強制的に開閉駆動するようにしても良い。このようにす
れば、内燃機関の燃料噴射制御等のために搭載されてい
る吸気温センサや外気温センサの出力に基づいて、スロ
ットルバルブの氷結が発生する可能性があるか否かを的
確に判断して、確実にスロットルバルブの氷結を防止す
ることができると共に、スロットル氷結防止制御実行条
件の判定を容易に行うことができる。
【0012】また、請求項5のように、内燃機関の出力
変動を打ち消す方向に制御パラメータを補正する際に、
内燃機関の運転状態とスロットルバルブの強制駆動量と
に基づいてトルク変動量を算出し、該トルク変動量に基
づいて制御パラメータの補正量を設定するようにしても
良い。スロットル氷結防止制御中の内燃機関の運転状態
とスロットルバルブの強制駆動量とを用いれば、スロッ
トルバルブの強制駆動によって発生するトルク変動を算
出することができるので、そのトルク変動を打ち消すよ
うに制御パラメータの補正量を設定すれば、スロットル
バルブの強制駆動によって発生するトルク変動、ひいて
は出力変動によるドライバビリティの悪化をより確実に
防止することができる。
【0013】また、請求項6のように、内燃機関の出力
変動を打ち消す方向に補正する制御パラメータとして、
点火時期、空燃比、吸気及び/又は排気の可変バルブ制
御量(バルブタイミング、バルブリフト量、作用角
等)、ターボチャージャ等の過給機の過給圧、休止気筒
数、補助吸入空気量調整手段(アイドルスピードコント
ロールバルブ、アイドルアップバルブ等)の制御量、燃
料蒸発ガスパージバルブの制御量のうちの少なくとも1
つを用いるようにすると良い。これらの制御パラメータ
は、いずれも内燃機関の出力を変化させるパラメータと
なるため、これらの制御パラメータのうちの1つ又は2
つ以上を組み合わせて用いれば、スロットルバルブの強
制駆動による内燃機関の出力変動を確実に防止すること
ができる。
【0014】また、請求項7のように、スロットル開度
が所定開度以上のときに出力変動防止制御手段による制
御パラメータの補正を禁止するようにしても良い。スロ
ットル開度が所定開度以上で吸入空気量が比較的多いと
きには、スロットルバルブの強制駆動が吸入空気量に与
える影響が少なくなるため、スロットルバルブを強制駆
動しても、内燃機関の出力変動量が小さくなり、ほとん
ど無視できるようになる。このような状態では、スロッ
トルバルブの強制駆動中に制御パラメータの補正を行わ
なくても、ドライバビリティにほとんど悪影響を及ぼす
ことなく、スロットルバルブの氷結を防止することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。まず、図1に基づいてエンジン制
御システム全体の概略構成を説明する。内燃機関である
エンジン11の吸気管12(吸気通路)の最上流部に
は、エアクリーナ13が設けられ、このエアクリーナ1
3の下流側に、吸入空気量を検出するエアフローメータ
14と、吸気温を検出する吸気温センサ(図示せず)が
設けられている。エアフローメータ14の下流側には、
DCモータ等のモータ28によって駆動されるスロット
ルバルブ15が設けられ、このスロットルバルブ15の
開度(以下「スロットル開度」という)がスロットル開
度センサ16によって検出される。エンジン運転中は、
スロットル開度センサ16によって検出した実スロット
ル開度を、アクセル操作量等に応じて設定された目標ス
ロットル開度に一致させるようにスロットルバルブ15
の駆動モータ28の制御量をフィードバック制御する。
【0016】また、スロットルバルブ15の下流側に
は、サージタンク17が設けられ、このサージタンク1
7に、吸気管圧力を検出する吸気管圧力センサ18が設
けられている。また、サージタンク17には、エンジン
11の各気筒に空気を導入する吸気マニホールド19が
設けられ、各気筒の吸気マニホールド19の吸気ポート
近傍に、それぞれ燃料を噴射する燃料噴射弁20が取り
付けられている。
【0017】エンジン11のシリンダヘッドには、各気
筒毎に点火プラグ21が取り付けられ、各点火プラグ2
1の火花放電によって筒内の混合気に着火される。ま
た、エンジン11の吸気バルブ29と排気バルブ30に
は、それぞれバルブタイミング(開閉タイミング)を可
変する可変バルブタイミング機構31,32が設けられ
ている。更に、エンジン11のシリンダブロックには、
冷却水温を検出する冷却水温センサ22や、エンジン回
転速度を検出するクランク角センサ23が取り付けられ
ている。
【0018】一方、エンジン11の排気管24には、排
出ガス中のCO,HC,NOx等を浄化する三元触媒等
の触媒25が設けられ、この触媒25の上流側に、排出
ガスの空燃比又はリーン/リッチ等を検出する排出ガス
センサ26(空燃比センサ、酸素センサ等)が設けられ
ている。
【0019】これら各種センサの出力は、エンジン制御
回路(以下「ECU」と表記する)27に入力される。
このECU27は、マイクロコンピュータを主体として
構成され、内蔵されたROM(記憶媒体)に記憶された
各種の制御プログラムを実行することで、エンジン運転
状態に応じて燃料噴射弁20の燃料噴射量や点火プラグ
21の点火時期を制御する。
【0020】また、ECU27は、図2及び図3に示す
スロットル氷結防止制御プログラムを実行することで、
エンジン運転中に所定のスロットル氷結防止制御実行条
件が成立したときに、アクセル操作量等に応じて設定し
た基本目標スロットル開度THR0 を中心とする開度範
囲(THR0 ±D)でスロットルバルブ15を強制的に
開閉駆動して、スロットルバルブ15の氷結を防止する
と共に、スロットルバルブ15の強制駆動によって発生
するエンジン11の出力変動を打ち消すように点火時期
と吸気バルブ29のバルブタイミングを補正して、エン
ジン11の出力変動を防止する。
【0021】図2及び図3に示すスロットル氷結防止制
御プログラムは、イグニッションスイッチ(図示せず)
のオン後に所定周期で実行される。本プログラムが起動
されると、まず、ステップ101で、所定の初期設定処
理を実行して、ECU27のRAMの初期化、各種定数
やフラグの初期化等を行った後、ステップ102に進
み、エンジン運転状態に応じて基本目標点火時期AES
0 をマップ等により演算する。この後、ステップ103
で、エンジン運転状態に応じて吸気バルブ29の基本目
標バルブタイミング進角値VT0 をマップ等により演算
し、次のステップ104で、アクセル操作量等に応じて
基本目標スロットル開度THR0 をマップ等により演算
する。
【0022】この後、ステップ105に進み、スロット
ル氷結防止制御実行条件が成立しているか否かを判定す
る。ここで、スロットル氷結防止制御実行条件は、例え
ば、次の〜の条件を全て満たすことである。 吸気温が所定温度以下(スロットルバルブ15の氷結
が発生する可能性のある温度)であること スロットル開度がほぼ定常状態であること エンジン運転状態がほぼ定常状態であること エンジン回転速度とエンジン負荷がそれぞれ所定値以
上であること
【0023】低回転速度領域や低負荷領域では、吸入空
気量が少ないため、スロットルバルブ15の強制駆動が
吸入空気量に与える影響が大きく、スロットルバルブ1
5の強制駆動によって発生するエンジン11の出力変動
が大きくなるおそれがある。このため、後述する点火時
期の補正や吸気バルブ29のバルブタイミング進角値の
補正では、スロットルバルブ15の強制駆動によって発
生するエンジン11の出力変動を吸収しきれなくなるお
それがある。しかも、低回転速度領域や低負荷領域は、
吸入空気量が少なく、新気によるスロットルバルブ15
の冷却度合いが小さいため、エンジン11からの受熱に
よりスロットルバルブ15の温度が比較的高くなること
により、スロットルバルブ15の氷結が比較的発生しに
くい運転領域である。
【0024】このような理由から、エンジン回転速度と
エンジン負荷がそれぞれ所定値以上であることをスロッ
トル氷結防止制御実行条件の1つとし、低回転速度領域
や低負荷領域では、スロットル氷結防止制御を禁止し
て、スロットルバルブ15の強制駆動を行わないように
する。
【0025】上記〜のうち1つでも満たさない条件
があれば、スロットル氷結防止制御実行条件が不成立と
なり、ステップ115に進み、スロットル氷結防止制御
実行条件の不成立時の処理を実行して、後述するスロッ
トル開度補正量ITHR、点火時期補正量IAES及び
バルブタイミング補正量IVTを全て「0」にリセット
した後、図3のステップ116以降の処理に進む。この
場合、スロットル氷結防止制御は実行されない。
【0026】一方、上記〜の条件を全て満たして、
スロットル氷結防止制御実行条件が成立していると判定
された場合には、ステップ106に進み、スロットルバ
ルブ15を強制的に開閉駆動する際の振幅D(以下「強
制駆動振幅D」という)を次のようにして演算する。
【0027】現在のエンジン運転状態(例えば最終目標
スロットル開度THRとエンジン回転速度NE)に応じ
て基本振幅f1 (THR,NE)をマップ等により算出
すると共に、現在の冷却水温THWに応じて冷却水温補
正係数f2 (THW)をマップ等により算出し、次式に
より基本振幅f1 (THR,NE)を冷却水温補正係数
f2 (THW)で補正して強制駆動振幅Dを求める。 D=f1 (THR,NE)×f2 (THW) (但しD≧0)
【0028】一般に、エンジン運転状態(例えば吸入空
気量への影響が大きい最終目標スロットル開度THRと
エンジン回転速度NE)によってスロットルバルブ15
の氷結の発生しやすさが変化するため、スロットルバル
ブ15の氷結を防止するのに必要な強制駆動振幅Dもエ
ンジン運転状態によって変化する。更に、エンジン運転
状態によって、強制駆動振幅Dとエンジン11の出力変
動量との関係も変化する。
【0029】このような事情を考慮して、基本振幅f1
(THR,NE)のマップは、スロットルバルブ15の
強制駆動によって発生するエンジン11の出力変動量を
後述する点火時期と吸気バルブ29のバルブタイミング
の補正によって打ち消すことができる範囲に抑えなが
ら、スロットルバルブ15の氷結を防止するのに必要な
基本振幅f1 (THR,NE)となるように設定されて
いる。
【0030】また、一般に、冷却水温THWが低い時
は、エンジンルーム内の温度も低く、吸気に混入する水
蒸気量も少なくなる。また、アイシングの原因となりや
すいブローバイガスの発生もエンジン油温が低いときは
少ないため、アイシングは発生しにくくなる。従って、
冷却水温THWが低い時は、スロットルバルブ15の氷
結を防止するのに必要な強制駆動振幅Dは小さくても問
題ない。このような関係から、冷却水温補正係数f2
(THW)のマップは、冷却水温THWが低くなるほど
冷却水温補正係数f2 (THW)が小さくなって、強制
駆動振幅Dが小さくなるように設定されている。
【0031】強制駆動振幅Dの演算後は、次のステップ
107〜111で、基本目標スロットル開度THR0 を
補正するスロットル開度補正量ITHRを次のようにし
て演算することで、スロットル開度補正量ITHRを±
Dの範囲で変化させる(図4参照)。
【0032】まず、ステップ107で、スロットル開度
補正量ITHRの絶対値が強制駆動振幅D以上か否かを
判定する。スロットル開度補正量ITHRの絶対値が強
制駆動振幅Dよりも小さければ、ステップ108の処理
(スロットル開度補正量増減フラグXADの反転処理)
を飛ばして、ステップ109に進み、スロットル開度補
正量増減フラグXADが「1」にセットされているか否
かを判定する。
【0033】スロットル開度補正量増減フラグXADが
「1」にセットされている期間中は、ステップ109か
らステップ110に進み、次式によりスロットル開度補
正量ITHRを所定量ΔTHRずつ増加させる。 ITHR(i) =ITHR(i-1) +ΔTHR
【0034】その後、ステップ107で、スロットル開
度補正量ITHRの絶対値が強制駆動振幅D以上(IT
HR≧D)になったと判定されたときに、ステップ10
7からステップ108に進み、スロットル開度補正量増
減フラグXADを「1」から「0」に反転させる。
【0035】スロットル開度補正量増減フラグXADが
「0」にセットされている期間中は、ステップ109か
らステップ111に進み、次式によりスロットル開度補
正量ITHRを所定量ΔTHRずつ減少させる。 ITHR(i) =ITHR(i-1) −ΔTHR
【0036】その後、ステップ107で、スロットル開
度補正量ITHRの絶対値が強制駆動振幅D以上(IT
HR≦−D)になったと判定されたときに、ステップ1
07からステップ108に進み、スロットル開度補正量
増減フラグXADを「0」から「1」に反転させる。以
上の処理(ステップ107〜111)により、スロット
ル開度補正量ITHRを±Dの範囲で変化させる。
【0037】この後、図3のステップ112に進み、現
在のエンジン運転状態(例えば最終目標スロットル開度
THRとエンジン回転速度NE)に応じて、トルク変換
係数f3 (THR,NE)をマップ等により算出し、下
記の式により現在のスロットルバルブ補正量ITHRを
トルク変換係数f3 (THR,NE)によってトルク変
動量ΔTに変換して、スロットルバルブ15の強制駆動
によって発生するトルク変動量ΔTを求める。 ΔT=ITHR×f3 (THR,NE)
【0038】このトルク変動量ΔTを打ち消すように、
次のステップ113、114で、点火時期補正量IAE
Sと吸気バルブ29のバルブタイミング補正量IVTを
算出する。
【0039】まず、ステップ113で、トルク変動量Δ
Tに応じて、点火時期補正によって打ち消す分のトルク
変動量f4 (ΔT)をマップ等により算出すると共に、
現在のエンジン運転状態(例えば最終目標スロットル開
度THRとエンジン回転速度NE)に応じて点火時期変
換係数f5 (THR,NE)をマップ等により算出し、
下記の式により、点火時期補正によって打ち消す分のト
ルク変動量f4 (ΔT)を点火時期変換係数f5 (TH
R,NE)によって点火時期補正量IAESに変換す
る。 IAES=f4 (ΔT)×f5 (THR,NE)
【0040】そして、次のステップ114で、トルク変
動量ΔTに応じて、吸気バルブ29のバルブタイミング
補正によって打ち消す分のトルク変動量f6 (ΔT)を
マップ等により算出すると共に、現在のエンジン運転状
態(例えば最終目標スロットル開度THRとエンジン回
転速度NE)に応じてバルブタイミング変換係数f7
(THR,NE)をマップ等により算出し、下記の式に
より吸気バルブ29のバルブタイミング補正によって打
ち消す分のトルク変動量f6 (ΔT)をバルブタイミン
グ変換係数f7 (THR,NE)によって吸気バルブ2
9のバルブタイミング補正量IVTに変換する。 IVT=f6 (ΔT)×f7 (THR,NE)
【0041】この後、ステップ116に進み、次式によ
り基本目標スロットル開度THR0をスロットル開度補
正量ITHRで補正して最終目標スロットル開度THR
を求める。 THR=THR0 +ITHR
【0042】この後、ステップ117に進み、次式によ
り基本目標点火時期AES0 を点火時期補正量IAES
で補正して最終点火時期AESを求め、 AES=AES0 +IAES そして、次のステップ118で、次式により吸気バルブ
29の基本目標バルブタイミング進角値VT0 をバルブ
タイミング補正量IVTで補正して吸気バルブ29の最
終目標バルブタイミング進角値VTを求める。 VT=VT0 +IVT
【0043】この場合、ステップ105〜111及びス
テップ116の処理が特許請求の範囲でいうスロットル
氷結防止制御手段に相当する役割を果たし、ステップ1
12〜114及びステップ117,118の処理が特許
請求の範囲でいう出力変動防止制御手段に相当する役割
を果たす。
【0044】以上説明した図2及び図3に示すスロット
ル氷結防止制御プログラムによれば、図4に示すよう
に、スロットル氷結防止制御実行条件が成立したとき
に、スロットル開度補正量ITHRを±Dの範囲で所定
量ΔTHRずつ増減させることによって、最終目標スロ
ットル開度THRを基本目標スロットル開度THR0 を
中心とする開度範囲(THR0 ±D)で周期的に変化さ
せる。これにより、スロットルバルブ15が基本目標ス
ロットル開度THR0 を中心とする開度範囲(THR0
±D)で強制的に開閉駆動される。
【0045】更に、スロットルバルブ15の強制駆動に
よって発生するエンジン11の出力変動を打ち消すよう
に点火時期補正量IAESと吸気バルブ29のバルブタ
イミング補正量IVTを算出し、基本目標点火時期AE
S0 を点火時期補正量IAESで補正して最終点火時期
AESを設定すると共に、基本目標バルブタイミング進
角値VT0 をバルブタイミング補正量IVTで補正して
吸気バルブ29の最終目標バルブタイミング進角値VT
を設定する。これにより、スロットルバルブ15の強制
駆動によるエンジン11の出力変動を打ち消す方向に点
火時期と吸気バルブ29のバルブタイミングが補正さ
れ、エンジン11の出力変動が打ち消される。
【0046】具体的には、スロットル氷結防止制御中に
スロットルバルブ15を開方向に駆動して吸入空気量が
増加するときには、それに応じて、点火時期補正量IA
ESとバルブタイミング補正量IVTが共に減少して、
点火時期と吸気バルブ29のバルブタイミングが共に遅
角補正され、吸入空気量の増加(スロットル開度の増
加)によるエンジン11の出力増加が打ち消される。ま
た、スロットルバルブ15が閉方向に駆動されて吸入空
気量が減少するときには、それに応じて、点火時期補正
量IAESとバルブタイミング補正量IVTが共に増加
して、点火時期と吸気バルブ29のバルブタイミングが
共に進角補正され、吸入空気量の減少(スロットル開度
の減少)によるエンジン11の出力減少が打ち消され
る。
【0047】以上説明した本実施形態によれば、スロッ
トル氷結防止制御中のスロットルバルブ15の強制駆動
振幅Dをある程度大きくしてスロットルバルブ15の氷
結防止効果を高めながら、スロットルバルブ15の強制
駆動によって発生するエンジン11の出力変動を点火時
期と吸気バルブ29のバルブタイミングの補正によって
打ち消すように制御するため、ドライバビリティに悪影
響を及ぼすことなく、スロットルバルブ15の氷結を効
果的に防止することができ、走行中にスロットルバルブ
15が氷結して動かなくなってしまうことを未然に防止
することができる。しかも、温水や電気ヒータ等の昇温
手段を用いる必要がないので、電子スロットルシステム
を低コスト化することができると共に、昇温手段による
吸気温上昇によってエンジン11の出力が低下すること
も回避することができる。
【0048】しかも、本実施形態では、エンジン運転状
態(例えば最終目標スロットル開度THRとエンジン回
転速度NE)に基づいてスロットルバルブ15の強制駆
動振幅Dを設定するようにしたので、スロットルバルブ
15の強制駆動によるエンジン11の出力変動を点火時
期と吸気バルブ29のバルブタイミングの補正によって
打ち消すことができる範囲内で、スロットルバルブ15
の強制駆動振幅Dをできるだけ大きな振幅に設定して氷
結防止効果を高めることができる。
【0049】尚、スロットルバルブ15の強制駆動振幅
Dを設定する際に用いるエンジン運転状態パラメータ
は、目標スロットル開度とエンジン回転速度に限定され
ず、例えば、吸入空気量、吸気管圧力、その他のエンジ
ン運転状態パラメータを用いてスロットルバルブ15の
強制駆動振幅Dを設定するようにしても良い。また、強
制駆動振幅D以外の強制駆動条件(例えば振動周期)
を、目標スロットル開度、エンジン回転速度、吸入空気
量、吸気管圧力等のエンジン運転状態パラメータに基づ
いて設定するようにしても良い。
【0050】更に、本実施形態では、冷却水温THWに
応じてスロットルバルブ15の強制駆動振幅Dを補正す
るようにしたので、冷却水温THWに応じてスロットル
バルブ15の氷結を防止するのに必要なスロットルバル
ブ15の強制駆動振幅Dが変化するのに対応して、スロ
ットルバルブ15の強制駆動振幅Dを適正に変化させる
ことができる。
【0051】尚、スロットルバルブ15の強制駆動振幅
Dを補正する際に用いる温度パラメータは、冷却水温に
限定されず、吸気温や環境温度(例えば外気温)、その
他の温度パラメータを用いてスロットルバルブ15の強
制駆動振幅Dを補正するようにしても良い。また、強制
駆動振幅D以外の強制駆動条件(例えば振動周期)を、
冷却水温、吸気温、環境温度等の温度パラメータに応じ
て補正するようにしても良い。
【0052】しかしながら、本発明は、必ずしも、エン
ジン運転状態パラメータや温度パラメータに応じて、ス
ロットルバルブ15の強制駆動条件を変化させる必要は
なく、演算処理の簡略化のために、スロットルバルブ1
5の強制駆動条件を予め設定した固定条件にしても良
い。
【0053】また、本実施形態では、吸気温が所定温度
以下(スロットルバルブ15の氷結が発生する可能性の
ある温度)のときのみに、スロットルバルブ15を強制
的に開閉駆動するようにしたので、吸気温が比較的高く
て、スロットルバルブ15の氷結が発生する可能性がな
いような温度状況下では、スロットルバルブ15の強制
駆動を行わずに済み、その分、スロットルバルブ15の
駆動モータ28の電力消費量を低減することができる。
尚、吸気温に代えて、環境温度(例えば外気温)が所定
温度以下のときのみに、スロットルバルブ15を強制的
に開閉駆動するようにしても良い。
【0054】また、スロットルバルブ15の強制駆動に
よるエンジン11の出力変動を打ち消すために補正する
制御パラメータは、点火時期とバルブタイミングに限定
されず、点火時期、空燃比、吸気バルブ29及び/又は
排気バルブ30の制御量(バルブタイミング、バルブリ
フト量、作用角等)、ターボチャージャ等の過給機の過
給圧、休止気筒数、補助吸入空気量調整手段(アイドル
スピードコントロールバルブ、アイドルアップバルブ
等)の制御量、燃料蒸発ガスパージバルブの制御量のう
ちの1つ又は2つ以上を補正するようにしても良い。
【0055】また、本実施形態では、スロットル氷結防
止制御中(スロットルバルブ15の強制駆動中)に、全
スロットル開度領域で、スロットルバルブ15の強制駆
動によるエンジン11の出力変動を打ち消すように制御
パラメータ(点火時期、バルブタイミング)を補正する
ようにしたが、スロットル開度が所定開度以上のとき
に、制御パラメータの補正を禁止するようにしても良
い。スロットル開度が所定開度以上で吸入空気量が比較
的多いときには、スロットルバルブ15の強制駆動が吸
入空気量に与える影響が少なくなるため、スロットルバ
ルブ15を強制駆動しても、エンジン11の出力変動量
が小さくなり、ほとんど無視できるようになる。このよ
うな状態では、スロットルバルブ15の強制駆動中に制
御パラメータの補正を行わなくても、ドライバビリティ
にほとんど悪影響を及ぼすことなく、スロットルバルブ
15の氷結を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるエンジン制御シス
テム全体の概略構成図
【図2】スロットル氷結防止制御プログラムの処理の流
れを示すフローチャート(その1)
【図3】スロットル氷結防止制御プログラムの処理の流
れを示すフローチャート(その2)
【図4】本実施形態のスロットル氷結防止制御中の挙動
を示すタイムチャート
【符号の説明】
11…エンジン(内燃機関)、12…吸気管(吸気通
路)、15…スロットルバルブ、16…スロットル開度
センサ、20…燃料噴射弁、21…点火プラグ、27…
ECU(スロットル氷結防止制御手段,出力変動防止制
御手段)、28…モータ、29…吸気バルブ、30…排
気バルブ、31,32…可変バルブタイミング機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 17/02 F02D 23/02 N 3G092 23/02 41/02 310A 3G301 41/02 310 41/22 305A 41/22 305 310A 310 320 320 43/00 301B 43/00 301 301E 301K 301M 301R 301Z 45/00 301L 45/00 301 345A 345 F02M 25/08 301K F02M 25/08 301 301U F02P 5/15 L Fターム(参考) 3G005 EA16 FA21 HA02 HA04 HA05 HA09 HA19 JA12 JA13 JB04 3G022 EA07 GA05 GA08 3G044 AA03 AA07 BA12 CA05 DA02 DA09 EA03 FA13 FA14 GA02 3G065 AA00 AA11 CA13 CA36 DA05 FA08 FA11 GA01 GA05 GA10 GA27 GA41 GA46 KA36 3G084 BA05 BA06 BA07 BA09 BA17 BA23 BA27 DA11 EA11 EB11 EC04 FA02 FA07 FA10 FA20 FA29 FA38 3G092 AA11 AA14 AA18 AA19 BA04 BA09 CA01 DA03 DB03 DC01 DC04 DE19S EA01 EA02 EC01 FA05 FA41 HA01Z HA06Z HD05Z HE03Z HE08Z HF08Z HG07Z 3G301 HA07 HA11 HA14 HA19 JA04 KA02 LA03 LA04 LA07 MA01 NA08 NA09 NC02 NE01 NE06 PA01Z PA10Z PA11Z PD02Z PE03Z PE08Z PF03Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気通路に設けられたスロッ
    トルバルブの開度(以下「スロットル開度」という)を
    目標スロットル開度に制御する内燃機関の制御装置にお
    いて、 内燃機関の運転中に所定のスロットル氷結防止制御実行
    条件が成立したときに前記目標スロットル開度を含む開
    度範囲で前記スロットルバルブを強制的に開閉駆動する
    スロットル氷結防止制御手段と、 前記スロットル氷結防止制御手段による前記スロットル
    バルブの強制駆動によって発生する内燃機関の出力変動
    を打ち消す方向に前記スロットル開度以外の制御パラメ
    ータを補正する出力変動防止制御手段とを備えているこ
    とを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記スロットル氷結防止制御手段は、内
    燃機関の運転状態に基づいて前記スロットルバルブの強
    制駆動条件を設定することを特徴とする請求項1に記載
    の内燃機関の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記スロットル氷結防止制御手段は、吸
    気温、環境温度、冷却水温のうちの少なくとも1つに基
    づいて前記スロットルバルブの強制駆動条件を補正する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記スロットル氷結防止制御実行条件
    は、吸気温又は環境温度が所定温度以下のときに成立す
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    内燃機関の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記出力変動防止制御手段は、内燃機関
    の出力変動を打ち消す方向に前記制御パラメータを補正
    する際に、内燃機関の運転状態と前記スロットルバルブ
    の強制駆動量とに基づいてトルク変動量を算出し、該ト
    ルク変動量に基づいて前記制御パラメータの補正量を設
    定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の内燃機関の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記出力変動防止制御手段は、内燃機関
    の出力変動を打ち消す方向に前記制御パラメータを補正
    する際に、該制御パラメータとして、点火時期、空燃
    比、吸気及び/又は排気の可変バルブ制御量、過給機の
    過給圧、休止気筒数、補助吸入空気量調整手段の制御
    量、燃料蒸発ガスパージバルブの制御量のうちの少なく
    とも1つを補正することを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれかに記載の内燃機関の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記スロットル開度が所定開度以上のと
    きに前記出力変動防止制御手段による前記制御パラメー
    タの補正を禁止する手段を備えていることを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれかに記載の内燃機関の制御装
    置。
JP2002062335A 2002-03-07 2002-03-07 内燃機関の制御装置 Pending JP2003262178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002062335A JP2003262178A (ja) 2002-03-07 2002-03-07 内燃機関の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002062335A JP2003262178A (ja) 2002-03-07 2002-03-07 内燃機関の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003262178A true JP2003262178A (ja) 2003-09-19

Family

ID=29196161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002062335A Pending JP2003262178A (ja) 2002-03-07 2002-03-07 内燃機関の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003262178A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7509939B2 (en) 2006-02-14 2009-03-31 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Throttle control apparatus for internal combustion engine
US20120130623A1 (en) * 2010-01-27 2012-05-24 Kazunari Ide Control device and control method used for engine intake air-or-gas system
CN107762645A (zh) * 2016-08-17 2018-03-06 福特环球技术公司 用于清除节气门堵塞的方法和系统
CN113431686A (zh) * 2021-07-19 2021-09-24 中国第一汽车股份有限公司 汽油机节气门露水清洁控制方法、装置、设备及存储介质
CN114562369A (zh) * 2021-03-30 2022-05-31 长城汽车股份有限公司 预防节气门冻结的方法及系统

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7509939B2 (en) 2006-02-14 2009-03-31 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Throttle control apparatus for internal combustion engine
US20120130623A1 (en) * 2010-01-27 2012-05-24 Kazunari Ide Control device and control method used for engine intake air-or-gas system
US9500148B2 (en) * 2010-01-27 2016-11-22 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Control device and control method used for engine intake air-or-gas system
CN107762645A (zh) * 2016-08-17 2018-03-06 福特环球技术公司 用于清除节气门堵塞的方法和系统
CN114562369A (zh) * 2021-03-30 2022-05-31 长城汽车股份有限公司 预防节气门冻结的方法及系统
CN113431686A (zh) * 2021-07-19 2021-09-24 中国第一汽车股份有限公司 汽油机节气门露水清洁控制方法、装置、设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5927024B2 (ja) エンジンの始動制御装置
JP2009235920A (ja) 過給機付き筒内噴射式内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2006170075A (ja) 内燃機関の可変バルブ制御装置
JP4655980B2 (ja) 内燃機関の制御装置及び制御方法
JP2009079557A (ja) エンジンの制御装置
JP2003262178A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2009250075A (ja) 燃料噴射量制御装置及び燃料噴射システム
JP2008138579A (ja) 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置
JP3864541B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
US6729305B2 (en) Fuel injection amount control apparatus and method for internal combustion engine
JP2004052613A (ja) エンジンの制御装置
JPH08200166A (ja) 空燃比制御装置
JP3620179B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2007077842A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2004197693A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2006017053A (ja) 過給機付き内燃機関の燃料噴射時期制御装置
JP3489204B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP3613658B2 (ja) 多気筒内燃機関の燃料噴射制御装置
JP4415803B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP3680505B2 (ja) 直噴火花点火式内燃機関の燃料噴射制御装置
JP3812111B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JPS6062641A (ja) 内燃機関の空燃比制御方法
JP3559164B2 (ja) 内燃機関の大気圧補正進角制御方法
JP2008223558A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2004190592A (ja) 内燃機関の制御装置