JP2003261592A - サロモニオサイド及びその製造方法、並びにグルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、プラーク形成抑制剤及び口腔用組成物 - Google Patents

サロモニオサイド及びその製造方法、並びにグルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、プラーク形成抑制剤及び口腔用組成物

Info

Publication number
JP2003261592A
JP2003261592A JP2002061913A JP2002061913A JP2003261592A JP 2003261592 A JP2003261592 A JP 2003261592A JP 2002061913 A JP2002061913 A JP 2002061913A JP 2002061913 A JP2002061913 A JP 2002061913A JP 2003261592 A JP2003261592 A JP 2003261592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
salomonioside
solvent
inhibitor
mixed solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002061913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4202660B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Murakami
敏之 村上
Masatoshi Konishi
正敏 小西
Masazumi Miyakoshi
正純 宮腰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruzen Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Maruzen Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruzen Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Maruzen Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2002061913A priority Critical patent/JP4202660B2/ja
Publication of JP2003261592A publication Critical patent/JP2003261592A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4202660B2 publication Critical patent/JP4202660B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規なトリテルペン配糖体であるサロモニオ
サイド、う蝕の原因となるグルカンを合成するグルコシ
ルトランスフェラーゼの活性を阻害する作用を有するグ
ルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、口腔内微生物の生
育場所となるプラーク(歯垢)の形成を抑制する作用が
あるプラーク形成抑制剤の提供。 【解決手段】 新規なトリテルペン配糖体であるサロモ
ニオサイド及び該サロモニオサイドを有効成分として含
有するグルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、プラーク
形成抑制剤及び口腔用組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なトリテルペ
ン配糖体であるサロモニオサイド及びその製造方法、う
蝕の原因となるグルカンを合成する酵素(グルコシルト
ランスフェラーゼ)の活性を阻害する作用があるグルコ
シルトランスフェラーゼ阻害剤、口腔内微生物の生育場
所となるプラーク(歯垢)の形成を抑制する作用がある
プラーク形成抑制剤、並びにう蝕予防作用を付与した口
腔用組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】う蝕の発生には口腔内の微生物、特にス
トレプトコッカス・ミュータンス(以下「S.muta
ns」と略記する)及びストレプトコッカス・ソブリナ
ス(以下「S.sobrinus」と略記する)が産生
する酵素であるグルコシルトランスフェラーゼが関与し
ている。
【0003】即ち、口腔内に残った飲食物中のショ糖の
一部がグルコシルトランスフェラーゼの作用によって水
不溶性且つ付着性の強いグルカンに変化し、それが口腔
内微生物と共に歯の表面に付着してプラーク(歯垢)を
形成する。そして、プラーク内の微生物が糖類を代謝し
て酸を作り、この酸が歯のエナメル質を脱灰し侵食する
のがう蝕である。また、プラークはう蝕の他、口臭の原
因となったり、その進行によって歯周病、歯肉炎、更に
は歯槽膿漏に発展する場合もある。
【0004】従って、う蝕を防ぐには、歯の表面に付着
したプラークを歯磨き等を行って除くだけではなく、口
腔におけるS.mutans及びS.sobrinus
の増殖やグルコシルトランスフェラーゼの作用を阻害す
ることによってグルカンの生成を防止し、ひいてはプラ
ークが生じないようにするのが最も効果的である。
【0005】このような観点から、近年、グルコシルト
ランスフェラーゼ阻害作用を有する物質を含有させるこ
とにより、う蝕予防作用を付与した口腔用組成物が提供
されている。
【0006】このような用途に適したグルコシルトラン
スフェラーゼ阻害物質としては、例えば、タイソウ、ウ
イキョウ、芍薬、ゲンチアナ、センソ、龍胆、黄連、セ
ンブリ(特開昭58−121218号公報)、エラグ酸
及びエラグ酸を含有するゲンノショウコ、ユーカリ(特
開昭64−10985号公報)、シャクヤク、ビワヨ
ウ、ジョウインチン、チユ(特開平4−95020号公
報)、ムタスティン、生薬タンニン類、エラグ酸、緑茶
ポリフェノール、ウーロン茶抽出物などが提案されてい
るが、更なる、安全かつ安価でありながら高いグルコシ
ルトランスフェラーゼ阻害作用及びプラーク形成抑制作
用を有する抗う蝕剤の速やかな提供が望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下、従来における諸問題を解決し、以下の目的を達
成することを課題とする。即ち、本発明は、新規なトリ
テルペン配糖体であるサロモニオサイド及びその製造方
法、該サロモニオサイドを有効成分とするグルコシルト
ランスフェラーゼ阻害剤、プラーク形成抑制剤、及びこ
れらを配合してう蝕予防作用を付与した口腔用組成物を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべくヒメハギ科植物の抽出物の構成成分とその
活性について鋭意検討を重ねた結果、ヒメハギ科吹雲草
の抽出物中に未確認の活性物質(サロモニオサイド)が
存在することを知見すると共に、このサロモニオサイド
が優れたグルコシルトランスフェラーゼ阻害作用及びプ
ラーク形成抑制作用を有し、う蝕予防に効果的であるこ
とを見出した。
【0009】即ち、本発明は、前記課題を解決するた
め、下記のサロモニオサイド及びその製造方法、並びに
グルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、プラーク形成抑
制剤及び口腔用組成物を提供する。
【0010】請求項1の発明は、下記式(1)で表され
ることを特徴とするサロモニオサイドである。
【化2】 (但し、式中Acはアセチル基を示す。) 請求項2の発明は、下記(i)〜(iv)工程により得られることを特徴とす る上記式(1)で表されるサロモニオサイドである。 (i)ヒメハギ科吹雲草(Salomonia can
toniensis Lour.)の地上部を、水、親
水性有機溶媒又はこれらの混合溶媒により抽出する工程 (ii)前記(i)工程で得られた抽出物を多孔性樹脂
により水、アルコールの順で溶出する工程 (iii)前記(ii)工程のアルコール抽出分画を、
移動相として水、水溶性溶媒又はこれらの混合溶媒を用
いて吸着剤で吸着処理する工程 (iv)吸着処理後の溶出液を、移動相として水、水溶
性溶媒又はこれらの混合溶媒を用いた液体クロマトグラ
フィーで単離する工程 請求項3の発明は、下記(i)〜(iv)工程を順次行
うことを特徴とする上記式(1)で表されるサロモニオ
サイドの製造方法である。 (i)ヒメハギ科吹雲草(Salomonia can
toniensis Lour.)の地上部を、水、親
水性有機溶媒又はこれらの混合溶媒により抽出する工程 (ii)前記(i)工程で得られた抽出物を多孔性樹脂
により水、アルコールの順で溶出する工程 (iii)前記(ii)工程のアルコール抽出分画を、
移動相として水、水溶性溶媒又はこれらの混合溶媒を用
いて吸着剤で吸着処理する工程 (iv)吸着処理後の溶出液を、移動相として水、水溶
性溶媒又はこれらの混合溶媒を用いた液体クロマトグラ
フィーで単離する工程 請求項4の発明は、請求項1又は2に記載の上記式
(1)で表されるサロモニオサイドを有効成分として含
むことを特徴とするグルコシルトランスフェラーゼ阻害
剤である。請求項5の発明は、請求項1又は2に記載の
上記式(1)で表されるサロモニオサイドを有効成分と
して含むことを特徴とするプラーク形成抑制剤である。
請求項6の発明は、請求項4に記載のグルコシルトラン
スフェラーゼ阻害剤及び/又は請求項5に記載のプラー
ク形成抑制剤を配合してなることを特徴とする口腔用組
成物である。
【0011】なお、トリテルペン配糖体のうち、構造が
確定したものとして、3−O−β−D−グルコピラノシ
ル−2β,3β,27−トリヒドロキシオレアン−12
−エン−23,28−ジオイックアシッド 28−O−
β−D−キシロピラノシル(1→4)−[β−D−アピ
オフラノシル(1→3)]−α−L−ラムノピラノシル
(1→2)−β−D−フコピラノシドが挙げられるが、
上記式(1)で表されるサロモニオサイド、即ち3−O
−β−D−グルコピラノシル−2β,3β,27−トリ
ヒドロキシオレアン−12−エン−23,28−ジオイ
ックアシッド28−O−β−D−キシロピラノシル(1
→4)−[6−O−アセチル−β−D−アピオフラノシ
ル(1→3)]−α−L−ラムノピラノシル(1→2)
−3,4−O−ジアセチル−β−D−フコピラノシドと
は明らかに構造が異なる。しかも、このサロモニオサイ
ドがグルコシルトランスフェラーゼ阻害作用及びプラー
ク形成抑制作用を兼ね備え、う触予防に効果的であるこ
とは全く知られておらず、これらのことは本発明者らの
新知見である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、更に詳し
く説明する。 <サロモニオサイド>本発明のサロモニオサイドは、下
記式(1)で表されるものである。
【0013】
【化3】 (但し、式中Acはアセチル基を示す。)
【0014】ここで、前記サロモニオサイドが、上記式
(1)で表される3−O−β−D−グルコピラノシル−
2β,3β,27−トリヒドロキシオレアン−12−エ
ン−23,28−ジオイックアシッド 28−O−β−
D−キシロピラノシル(1→4)−[6−O−アセチル
−β−D−アピオフラノシル(1→3)]−α−L−ラ
ムノピラノシル(1→2)−3,4−O−ジアセチル−
β−D−フコピラノシドの構造をとることは、後述する
実施例において確定されている。
【0015】前記式(1)で表されるサロモニオサイド
は、ヒメハギ科吹雲草(Salomonia cant
oniensis Lour.)の抽出物から初めて単
離された新規物質であるが、吹雲草以外の植物体、例え
ば、同じヒメハギ科(Polygalaceae)のセ
ネガ(Polygala senaga L.)、ヒロ
ハセネガ(Polygala senaga L.va
r.latifolia Torrey et Gra
y)、オンジ(Polygala tenuifoli
a Willd.)にも存在する可能性がある。従っ
て、上記式(1)で表されるサロモニオサイドを含有す
る植物であれば特に制限されず、いずれも抽出原料とす
ることができる。
【0016】次に、本発明の上記式(1)で表されるサ
ロモニオサイドは、下記(i)〜(iv)工程により得
ることができる。 (i)ヒメハギ科吹雲草(Salomonia can
toniensis Lour.)を、水、親水性有機
溶媒又はこれらの混合溶媒により抽出する工程 (ii)前記(i)工程で得られた抽出物を多孔性樹脂
により水、アルコールの順で溶出する工程 (iii)前記(ii)工程のアルコール抽出分画を、
移動相として水、水溶性溶媒又はこれらの混合溶媒を用
いて吸着剤で吸着処理する工程 (iv)吸着処理後の溶出液を、移動相として水、水溶
性溶媒又はこれらの混合溶媒を用いた液体クロマトグラ
フィーで単離する工程
【0017】<(i)の抽出工程>抽出原料である吹雲
草(Salomonia cantoniensis
Lour.)は、葉、茎等の地上部のみを使用すること
ができる。前記抽出原料は、抽出効率を向上させる観点
から適当な大きさに粉砕してから、水、親水性有機溶
媒、又はこれらの混合溶媒を溶媒の沸点程度の温度で抽
出処理する。
【0018】前記親水性有機溶媒としては、例えばメタ
ノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピ
ルアルコール等の炭素数1〜5の低級アルコール;アセ
トン、メチルエチルケトン等の低級脂肪族ケトン;1,
3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリ
セリン等の炭素数2〜5の多価アルコールなどが挙げら
れ、これら親水性有機溶媒と水との混合溶媒などを用い
ることができる。なお、水と親水性有機溶媒との混合系
溶媒を使用する場合には、低級アルコールの場合は水1
0質量部に対して1〜90質量部、低級脂肪族ケトンの
場合は水10質量部に対して1〜40質量部、多価アル
コールの場合は水10質量部に対して1〜90質量部添
加することが好ましい。
【0019】本発明において、吹雲草から有効成分を抽
出するにあたり特殊な抽出方法を採用する必要は無く、
還流加熱下で、溶媒の種類や抽出規模に応じて任意の装
置を用いて抽出を行うことができる。
【0020】具体的には、抽出溶媒を満たした処理槽に
抽出原料を投入し、時々攪拌して可溶性成分を溶出す
る。その後、濾過して抽出残査を除き、得られた抽出液
を濃縮、乾燥することにより、有効成分を含有する抽出
物を得ることができる。抽出条件は、抽出溶媒として水
を用いた場合には、通常50〜90℃で30分〜2時間
程度である。また、抽出溶媒として水とエタノールとの
混合溶媒を用いた場合には、通常40〜80℃で30分
〜2時間程度である。
【0021】<(ii)の多孔性樹脂による精製工程>
(ii)工程では、前記(i)工程で得られた抽出物
を、脱色、脱臭、活性向上などを目的として多孔性樹脂
により水、アルコールの順で溶出し、精製する。この場
合、多孔性樹脂としては、特に制限はなく目的に応じて
適宜選択でき、例えば、セパビーズSP−207、ダイ
アイオンHP−20(いずれも三菱化学(株)製)など
を用いることができる。また、アルコールとしては、メ
タノール、エタノールなどを用いることが好ましい。
【0022】<(iii)の吸着工程>(iii)の工
程では、前記(ii)工程のアルコール溶出分画を、移
動相として水、水溶性溶媒又はこれらの混合溶媒を用い
て吸着剤で吸着処理する。前記移動相としては、水と水
溶性溶媒との混合物が用いられ、水溶性溶媒としては、
メタノールなどが挙げられる。具体的には、メタノー
ル:水=50:50(容量比)などを用いることができ
る。また、吸着剤としてはオクタデシルシリカゲル(O
DS)が好適に使用される。具体的には、ODSを充填
したガラス製のカラムを用い、移動相としてメタノー
ル:水=60:40(容量比)を流し、その溶出液を集
め、脱溶媒して、サロモニオサイド濃縮物を得ることが
できる。
【0023】<(iv)の液体クロマトグラフィー工程
>前記(iv)の工程では、吸着処理後の溶出液を、移
動相として水、水溶性溶媒又はこれらの混合溶媒を用い
た液体クロマトグラフィーで単離する。これにより、本
発明の上記式(1)で表されるサロモニオサイドを含有
する区分を分画して、純粋なサロモニオサイドを単離す
ることができる。液体クロマトグラフィーによる分画方
法としては、特に制限されず、通常の方法で行うことが
できる。例えば、固定相としては、シリカゲル、OD
S、イオン交換樹脂などの公知の担体を適宜選択して使
用することができる。また、移動相としては、水、水溶
性溶媒又はこれらの混合溶媒が用いられ、水溶性溶媒と
しては、メタノールなどが好適に用いられる。なお、前
記分画操作は、単独の固定相を用いてもよく、また、別
種の固定相を組み合わせて行うこともできる。
【0024】<サロモニオサイドの製造方法>本発明の
サロモニオサイドの製造方法は、下記(i)〜(iv)
工程を順次行うものである。これにより、優れたう触防
止効果を有するサロモニオサイドを効率良く製造するこ
とができる。 (i)ヒメハギ科吹雲草(Salomonia can
toniensis Lour.)の地上部を、水、親
水性有機溶媒又はこれらの混合溶媒により抽出する工程 (ii)前記(i)工程で得られた抽出物を多孔性樹脂
により水、アルコールの順で溶出する工程 (iii)前記(ii)工程のアルコール抽出分画を、
移動相として水、水溶性溶媒又はこれらの混合溶媒を用
いて吸着剤で吸着処理する工程 (iv)吸着処理後の溶出液を、移動相として水、水溶
性溶媒又はこれらの混合溶媒を用いた液体クロマトグラ
フィーで単離する工程 なお、前記(i)〜(iv)工程の詳細については、上
述した通りである。
【0025】<グルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、
プラーク形成抑制剤、口腔用組成物>次に、本発明のグ
ルコシルトランスフェラーゼ阻害剤及びプラーク形成抑
制剤は、下記式(1)で表されるサロモニオサイドを有
効成分として含有するものである。
【0026】
【化4】 (但し、式中Acはアセチル基を示す。)
【0027】また、本発明の口腔用組成物は、前記グル
コシルトランスフェラーゼ阻害剤及びプラーク形成抑制
剤を配合口腔におけるグルカン生成の防止とプラーク形
成の抑制に利用することができる。
【0028】前記口腔用組成物としては、各種歯磨き
類、マウスウォッシュ、トローチ、口腔用パスタ、歯肉
マッサージクリーム、うがい剤、口中清涼剤、菓子、パ
ン、キャンディー、チューインガム、グミ、ゼリー、チ
ョコレート、錠菓、ペットフードなどが挙げられる。こ
の場合、う触防止剤の口腔用組成物に対する配合量は活
性の強さや添加対象物によって異なり一概には規定する
ことはできないが、上記式(1)のサロモニオサイドと
して約0.001〜5.0質量%であり、特に約0.0
5〜1.0質量%であることが好ましい。
【0029】本発明の口腔用組成物には、前記サロモニ
オサイド以外にも他のグルコシルトランスフェラーゼ阻
害剤を併用してもよく、また、ストレプトコッカス・ミ
ュータンスに対して有効な抗菌剤を添加してもよい。更
に、任意の抗炎症剤、抗菌剤、消臭剤等を添加すること
により、口腔用剤として一層優れたものを提供すること
ができる。
【0030】前記抗炎症剤としては、例えば、アセンヤ
ク、カンゾウ、ウワウルシ、オウゴン、コウキ、サイ
コ、サンザシ、シゾ、シャクヤク、ソウハクヒ、キョウ
ニン、タイソウ、チョウジ、トウニン、ニクズク、ボタ
ンピ、クワの葉等の抽出物;アズレン、アラントイン、
ウルソール酸、オレアノール酸、グリチルリチン酸、グ
リチルレチン酸又はその誘導体;トコフェロール、トラ
ネキサム酸などを挙げることができる。
【0031】前記抗菌剤としては、例えば、ゴバイシ、
サイシン、サンショ、ショウキョウ、ディル、タイム、
ローズマリー、油溶性甘草エキス等の抽出物;アスコル
ビン酸、ムタスティン、フミン酸、リノール酸、リノレ
ン酸などを挙げることができる。
【0032】前記消臭剤としては、例えば、アマチャ、
ウイキョウ、ウラジロガシ、ケイヒ、コショウ、メー
ス、セージ、シソ、イチョウ、カキ葉、緑茶、ウーロン
茶、トウガラシ、タマリンドハスク等の抽出物;ロジ
ン、カキ渋、アクチゾル、クロロフィリン誘導体、エラ
グ酸、クロルヘキシジン、メイラード反応物などを挙げ
ることができる。
【0033】また、本発明の口腔用組成物には、上記成
分以外にも口腔用組成物に普通に用いられる研磨剤、界
面活性剤、粘着剤、粘稠剤、甘味剤、防腐剤、香料、各
種色素などを目的に応じて適宜選択して配合することが
できる。例えば、リン酸水素カルシウム、炭酸カルシウ
ム、不溶性メタリン酸ナトリウム、アルミノシリケー
ト、無水ケイ酸、レジン等の研磨剤;長鎖アルキル硫酸
ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、ラウリル
ジエタノールアマイド、ショ糖脂肪酸エステル等の界面
活性剤;CMC、ヒドロキシエチルセルロース、アルギ
ン酸塩、カラゲナン、アラビアガム、ポリビニルアルコ
ール等の粘着剤;ポリエチレングリコール、ソルビトー
ル、グリセリン、プロピレングリコール等の粘稠剤;サ
ッカリン、ステビオサイド類、グリチルリチン酸、ソー
マチン、アスパルテーム等の甘味剤;デヒドロ酢酸、デ
ヒドロ酢酸ナトリウム等の防腐剤;メントール、カルボ
ン、オイゲノール、アネトール、ハッカ油、スペアミン
ト油、ペパーミント油、ユーカリ油、ジンジャー油、ア
ニス油等の香料;各種色素などを配合し得る。
【0034】
【実施例】以下、実施例を示して本発明をより具体的に
説明するが、本発明は下記実施例に何ら制限されるもの
ではない。
【0035】[実施例1]吹雲草地上部53.1gを粉
砕してフラスコに取り、50%エタノール水溶液を加え
て、80℃で2時間抽出した後、ろ過した。このろ液を
40度以下の温度で減圧下濃縮した後、40度で減圧乾
燥を行い、抽出物11.5gを得た。
【0036】得られた抽出物7gに水100mLを加え
懸濁させ、多孔性樹脂(DIAION HP−20:三
菱化学(株)製,500mL)上に付し、水2L、メタ
ノール2Lの順で溶出させた。
【0037】前記メタノール2Lで溶出させた画分を、
メタノールを留去してメタノール溶出画分3.2gを得
た。このメタノール溶出画分をメタノール:水=20:
80(容量比)の混合溶液に溶解し、ODS(商品名
クロマトレックスODS DM1020T、富士シリシ
ア化学(株)製)を充填したガラス製のカラム上部より
流入して、ODSに吸着させた。移動相としてメタノー
ル:水=60:40(容量比)を流し、その溶出液を集
め、脱溶媒して、サロモニオサイド濃縮物300mgを
得た。得られたサロモニオサイド濃縮物を下記の条件で
液体クロマトグラフィーを用いて分画した。
【0038】<液体クロマトグラフィー条件> 固定相 :JAIGEL GS−310(日本分析工
業製) カラム径 :20mm カラム長 :250mm 移動相流量:9mL/min 検出 :RI
【0039】ここで、保持時間60分〜70分に流出す
る画分を、リサイクルにより精製を行い、サロモニオサ
イドを単離した。この単離したサロモニオサイドについ
てESI−マススペクトル、H−NMR及び13C−
NMR分析を行った。結果を下記に示す。 <ESI−マススペクトル> m/z 1385(M+Na),m/z 1362
(M
【0040】
【化5】
【0041】<H−NMRケミカルシフトδ(帰属水
素):>0.78(3H,s,29−H3),0.98
(3H,s,30−H3),1.08(3H,s,26
−H3),1.19(3H,d,J=6.4Hz,Rh
a−6−H3),1.58(3H,s,25−H3),
1.85(3H,s,Ac’’−2−H3),1.96
(3H,s,24−H3),2.04(3H,s,A
c’’’−2−H3),2.09(3H,s,Ac’−
2−H3)3.19(1H,dd−like,18−
H),3.90,4.02(1H each,both
m,27−H2),4.20,4.26(1H ea
ch,bothm,Rha−5−H2),4.59(1
H,d−like,3−H),4.70(1H,br
s,2−H),5.03(1H,d,J=7.6Hz,
Glc−1−H),5.26(1H,d,J=7.6H
z,Xyl−1−H),5.53(1H,dd,J=
3.6,9.8Hz,Fuc−3−H),5.57(1
H,d,J=3.6Hz,Fuc−4−H),5.62
(1H、br s,Rha−1−H),5.77(1
H,br s,12−H),5.94(1H,d,J=
3.9Hz,Api−1−H),6.12(1H,d,
J=7.8Hz,Fuc−1)
【0042】<13C−NMRケミカルシフトδ(帰属
炭素):>14.4(24−C),16.2(Fuc−
6−C),17.7(25−C),18.9(Rha−
6−C),19.2(26−C),20.5(A
c’’’−2−C),20.7(Ac’’−2−C),
20.8(Ac’−2−C),21.4(6−C),2
3.7(15−C),23.9(7−C),24.1
(11−C),24.2(30−C),24.7(16
−C),30.9(20−C),32.5(22−
C),33.2(29−C),34.0(21−C),
37.2(10−C),41.3(8−C),42.1
(18−C),44.4(1−C),45.6(19−
C),47.1(17−C),48.1(14−C),
49.4(9−C),53.0(4−C),52.6
(5−C),62.9(Glc−6−C),64.7
(27−C),67.1(Api−4−C),67.3
(Xyl−5−C),69.2(Rha−5−C),7
0.0(Fuc−5−C),70.4(2−C),7
1.2(Xyl−4−C),71.3(Fuc−4−
C),71.6(Rha−2−C),71.7(Glc
−4−C),74.1(Fuc−3−C),74.6
(Fuc−2−C,Api−5−C),75.3(Gl
c−2−C),75.6(Xyl−2−C),77.7
(Api−3−C),78.2(Rha−4−C,Ap
i−2−C),78.4(Glc−3−C),78.5
(Glc−5−C),78.6(Xyl−3−C),8
1.9(Rha−3−C),86.1(3−C),9
4.4(Fuc−1−C),102.4(Rha−1−
C),105.2(Xyl−1−C),105.4(G
lc−1−C),111.4(Api−1−C),12
7.8(12−C),138.9(12−C),17
0.1(Ac’−1−C),170.6(Ac’’’−
1−C),170.7(Ac’’−1−C),176.
3(28−C),180.6(23−C)
【0043】以上の結果から、多孔性樹脂による精製、
ODSによる分離、更に液体クロマトグラフィーで単離
して得られたサロモニオサイドが、前記式(1)で表さ
れる3−O−β−D−グルコピラノシル−2β,3β,
27−トリヒドロキシオレアン−12−エン−23,2
8−ジオイックアシッド 28−O−β−D−キシロピ
ラノシル(1→4)−[6−O−アセチル−β−D−ア
ピオフラノシル(1→3)]−α−L−ラムノピラノシ
ル(1→2)−3,4−O−ジアセチル−β−D−フコ
ピラノシドであることが確定した。
【0044】〔実施例2〕 グルコシルトランスフェラ
ーゼ阻害試験 実施例1のサロモニオサイド試料溶液(溶媒:50%エ
タノール)50μL、アジ化ナトリウム0.1%を含有
した2%ショ糖水溶液1000μL、粗グルコシルトラ
ンスフェラーゼ溶液(ストレプトコッカス・ミュータン
スより調製したもの)50μL及び蒸留水900μLを
試験管に加え、混合した。37℃で5時間反応させた
後、生成したグルカンを撹拌器により水中に分散させ、
550nmの吸光度を濁度の指標として測定した。
【0045】別に、コントロールとして、試料溶液の代
わりに試料溶液の溶媒を加えた場合について同様の操作
を行った。更に、それぞれの場合について粗グルコシル
トランスフェラーゼ溶液を添加せずに同様の操作と測定
を行った。測定結果から、下記の計算式(1)によりグ
ルコシルトランスフェラーゼ活性の阻害率を算出した。
【0046】<数式1> 阻害率(%)=〔1−(A−B)/(C−D)〕×10
0 但し、A:試料溶液の酵素反応後の吸光度 B:試料溶液の酵素無添加時の吸光度 C:コントロールの酵素反応後の吸光度 D:コントロールの酵素無添加時の吸光度
【0047】実施例1のサロモニオサイド1000pp
mについて上記試験を行った。結果を表1に示す。
【0048】
【表1】 表1の結果から、サロモニオサイドは高いグルコシルト
ランスフェラーゼ活性阻害作用を有することが認められ
た。
【0049】〔実施例3〕 プラーク形成抑制試験 予め、秤量した試験管にショ糖2%を含むブレインハー
トインフュージョンブロス(日水製薬社製)5.35m
Lを加えた。加熱滅菌処理後、実施例1のサロモニオサ
イド試料溶液(溶媒:50%エタノール)0.15mL及
びストレプトコッカス・ミュータンス(Strepto
coccus mutans)6715の培養液0.5
mLを添加し、37℃で19時間培養を行った。培養終
了後、上清を静かに除き、試験管壁のプラーク状付着物
をそのまま蒸留水で3回洗浄した後、105℃で5時間
乾燥した。最後に、試験管ごと秤量して、管内のプラー
ク状付着物の乾燥質量(w)gを求めた。
【0050】別に、コントロールとして、試料溶液の代
わりに試料溶液の溶媒を用いて上記と同様の操作を行
い、プラーク状付着物の乾燥質量(W)gを求めた。測
定されたプラーク状付着物の乾燥質量(w)g及び
(W)gから、下記計算式(2)によりプラーク形成抑
制率(%)を算出した。
【0051】<数式2> プラーク形成抑制率(%)=(1−w/W)×100
【0052】実施例1のサロモニオサイド1000pp
mについて上記試験を行った。結果を表2に示す。
【0053】
【表2】 表2の結果から、サロモニオサイドは高いプラーク形成
抑制作用を有することが認められた。
【0054】〔実施例4〕下記の原料を混合して、う蝕
防止性の練り歯磨きを製造した。 実施例1のサルモニオサイド 1質量部 第二リン酸カルシウム 45質量部 CMC・ナトリウム塩 1質量部 グリセリン 20質量部 ラウリル硫酸ナトリウム 2質量部 1−メントール 1質量部 水 30質量部
【0055】〔実施例5〕下記の原料を混合して、う蝕
防止性のマウスウォッシュを製造した。 実施例1のサルモニオサイド 1質量部 エタノール 20質量部 グリセリン 0.2質量部 クロルヘキシジン 5質量部 1−カルボン 0.005質量部 水 74質量部
【0056】〔実施例6〕下記の原料をチューインガム
製造の常法により処理して、う蝕予防作用を有するチュ
ーインガムを製造した。 実施例1のサルモニオサイド 5質量部 チューインガムベース 20質量部 ショ糖 50質量部 水飴 20質量部 軟化剤 4質量部 香料 1質量部
【0057】〔実施例7〕下記の原料を飴製造の常法に
より混合、濃縮、成形して、う蝕予防作用を有する飴を
製造した。 実施例1のサルモニオサイド 3質量部 ショ糖 70質量部 水飴 30質量部 クエン酸 1質量部 香料 0.1質量部 水 15質量部
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の新規なト
リテルペン配糖体であるサロモニオサイドは、う蝕の原
因となるグルカンを合成する酵素(グルコシルトランス
フェラーゼ)の活性を阻害する作用と、口腔内微生物の
生育場所となるプラーク(歯垢)の形成を抑制する作用
を備えている。従って、サロモニオサイドを有効成分と
して含むグルコシルトランスフェラーゼ阻害剤又はプラ
ーク形成抑制剤を配合することにより高いう蝕予防作用
を有する口腔用組成物が得られる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 43/00 111 A61P 43/00 111 (72)発明者 宮腰 正純 広島県芦品郡新市町相方1089−8 丸善製 薬株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 4C057 AA06 AA11 BB04 DD01 JJ52 4C083 AA111 AA112 AB292 AC102 AC122 AC302 AC742 AC782 AD222 AD242 AD272 AD391 AD392 AD532 BB55 CC41 EE32 EE36 FF01 4C086 AA01 AA02 AA03 AA04 EA10 MA01 MA04 NA14 ZA67 ZC20 4C088 AB54 AC02 BA08 BA09 BA13 BA32 CA05 CA08 CA14 NA14 ZA67 ZC20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1)で表されることを特徴とす
    るサロモニオサイド。 【化1】 (但し、式中Acはアセチル基を示す。)
  2. 【請求項2】 下記(i)〜(iv)工程により得られ
    ることを特徴とする上記式(1)で表されるサロモニオ
    サイド。 (i)ヒメハギ科吹雲草(Salomonia can
    toniensis Lour.)の地上部を、水、親
    水性有機溶媒又はこれらの混合溶媒により抽出する工程 (ii)前記(i)工程で得られた抽出物を多孔性樹脂
    により水、アルコールの順で溶出する工程 (iii)前記(ii)工程のアルコール抽出分画を、
    移動相として水、水溶性溶媒又はこれらの混合溶媒を用
    いて吸着剤で吸着処理する工程 (iv)吸着処理後の溶出液を、移動相として水、水溶
    性溶媒又はこれらの混合溶媒を用いた液体クロマトグラ
    フィーで単離する工程
  3. 【請求項3】 下記(i)〜(iv)工程を順次行うこ
    とを特徴とする上記式(1)で表されるサロモニオサイ
    ドの製造方法。 (i)ヒメハギ科吹雲草(Salomonia can
    toniensis Lour.)の地上部を、水、親
    水性有機溶媒又はこれらの混合溶媒により抽出する工程 (ii)前記(i)工程で得られた抽出物を多孔性樹脂
    により水、アルコールの順で溶出する工程 (iii)前記(ii)工程のアルコール抽出分画を、
    移動相として水、水溶性溶媒又はこれらの混合溶媒を用
    いて吸着剤で吸着処理する工程 (iv)吸着処理後の溶出液を、移動相として水、水溶
    性溶媒又はこれらの混合溶媒を用いた液体クロマトグラ
    フィーで単離する工程
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の上記式(1)で
    表されるサロモニオサイドを有効成分として含むことを
    特徴とするグルコシルトランスフェラーゼ阻害剤。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の上記式(1)で
    表されるサロモニオサイドを有効成分として含むことを
    特徴とするプラーク形成抑制剤。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のグルコシルトランスフ
    ェラーゼ阻害剤及び/又は請求項5に記載のプラーク形
    成抑制剤を配合してなることを特徴とする口腔用組成
    物。
JP2002061913A 2002-03-07 2002-03-07 サロモニオサイド及びその製造方法、並びにグルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、プラーク形成抑制剤及び口腔用組成物 Expired - Fee Related JP4202660B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002061913A JP4202660B2 (ja) 2002-03-07 2002-03-07 サロモニオサイド及びその製造方法、並びにグルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、プラーク形成抑制剤及び口腔用組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002061913A JP4202660B2 (ja) 2002-03-07 2002-03-07 サロモニオサイド及びその製造方法、並びにグルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、プラーク形成抑制剤及び口腔用組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003261592A true JP2003261592A (ja) 2003-09-19
JP4202660B2 JP4202660B2 (ja) 2008-12-24

Family

ID=29195952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002061913A Expired - Fee Related JP4202660B2 (ja) 2002-03-07 2002-03-07 サロモニオサイド及びその製造方法、並びにグルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、プラーク形成抑制剤及び口腔用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4202660B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4571561B2 (ja) 2005-09-08 2010-10-27 トーカロ株式会社 耐プラズマエロージョン性に優れる溶射皮膜被覆部材およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4202660B2 (ja) 2008-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20100015996A (ko) 에쿠올류를 유효 성분으로 함유하는 미백제
JP4948044B2 (ja) プラーク形成抑制剤、または抗う蝕菌剤
JP2023027253A (ja) 新規エラジタンニンおよび口腔用剤
JP2012001467A (ja) 皮膚外用剤
JPH08310931A (ja) グルコシルトランスフェラーゼ阻害剤および口腔清浄化剤
FR2923718A1 (fr) Compositions de derives polyphenoliques flavonoidiques et leurs applications pour lutter contre les pathologies et le vieillissement des organismes vivants
JP2001089385A (ja) 抗う蝕剤
JP4202660B2 (ja) サロモニオサイド及びその製造方法、並びにグルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、プラーク形成抑制剤及び口腔用組成物
JP2004307370A (ja) プロアントシアニジンを含む組成物
JP3281716B2 (ja) グルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、口腔用剤および飲食物
JP4515732B2 (ja) グルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、プラーク形成抑制剤、抗菌剤、口腔用剤およびう触予防用飲食物
JP2015203006A (ja) 口腔用組成物及び口臭抑制剤
JP2001089386A (ja) 抗う蝕剤
JP2003081847A (ja) う蝕防止剤及び口腔用組成物
JP4402278B2 (ja) 美白化粧料
JP2003119117A (ja) 抗う蝕剤及び口腔用組成物
JP5946510B2 (ja) メラニン生成抑制剤、化粧料、及びメラニン生成抑制剤の製造方法
JP2004284990A (ja) 皮膚化粧料及び経口美白剤
JP5946698B2 (ja) 美白剤及び皮膚化粧料
JP2001089344A (ja) 抗う蝕剤
JPH03109314A (ja) 抗う蝕剤
JPH0413630A (ja) う蝕防止剤
JP2007153788A (ja) グルコシルトランスフェラーゼ阻害剤、抗う蝕剤、口腔用剤及びう蝕予防用飲食物
JP3765779B2 (ja) 色素沈着予防用の皮膚外用剤
JP4585066B2 (ja) う蝕防止剤、口腔用剤および飲食物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080930

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081009

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees