JP2003260987A - 車両用小物入れ - Google Patents

車両用小物入れ

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JP2003260987A
JP2003260987A JP2002061786A JP2002061786A JP2003260987A JP 2003260987 A JP2003260987 A JP 2003260987A JP 2002061786 A JP2002061786 A JP 2002061786A JP 2002061786 A JP2002061786 A JP 2002061786A JP 2003260987 A JP2003260987 A JP 2003260987A
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JP
Japan
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accessory case
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vehicle
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transparent
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JP2002061786A
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English (en)
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Takahiro Miwa
隆浩 三輪
Takahiro Sugiyama
孝浩 杉山
Isao Takai
功 高井
Takamitsu Murohashi
貴光 室橋
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Toyota Industries Corp
Toyota Motor Corp
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Kojima Press Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋を透明または半透明にした場合であっても
見栄えのよく、また、従来に比べて蓋の材料の制約が少
ない車両用小物入れの提供。 【解決手段】 (1)透明または半透明の板状の蓋本体
40と、蓋本体40の裏面に一体的に形成され小物入れ
本体30との取付け部51を有する不透明部材50と、
を有する車両用小物入れ10。(2)蓋本体40と不透
明部材50はインサート成形により一体的に形成されて
いる。(3)不透明部材50の形状は枠状である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用小物入れに
関する。
【0002】
【従来の技術】車両用小物入れの意匠性を高めるため
に、車両用小物入れの蓋を透明または半透明にしたいと
いうニーズがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、蓋を透明また
は半透明にした場合、蓋には小物入れ本体側との取付け
部やロック部が設けられるため、蓋を閉じているときで
も取付け部等の構造が表面側(車室内側)から見えてし
まい見栄えが悪い。また、金型成形に必要なエジェクタ
ピンの跡も蓋閉時に見えてしまい見栄えが悪い。また、
蓋は、透明または半透明の材料であり、かつ、小物入れ
本体との取付け強度を得られる材料でなければならない
ため、蓋の材料の制約が多い。本発明の目的は、蓋を透
明または半透明にした場合であっても見栄えのよい車両
用小物入れを提供することにある。本発明のもう一つの
目的は、上記の目的に加えて、従来に比べて蓋の材料の
制約が少ない車両用小物入れを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) 透明または半透明の板状の蓋本体と、前記蓋本
体の裏面に一体的に形成され小物入れ本体との取付け部
を有する不透明部材と、を有する車両用小物入れ。 (2) 前記蓋本体と前記不透明部材はインサート成形
により一体的に形成されている(1)記載の車両用小物
入れ。 (3) 前記不透明部材の形状は枠状である(1)記載
の車両用小物入れ。
【0005】上記(1)〜(3)の車両用小物入れで
は、透明または半透明の板状の蓋本体の裏面に、小物入
れ本体との取付け部を有する不透明部材が一体的に形成
されるので、蓋本体を透明または半透明にした場合であ
っても、不透明部材で小物入れ本体との取付け部の構造
を見えにくくすることができ、見栄えがよい。また、小
物入れ本体との取付け部が不透明部材に設けられるの
で、蓋本体には小物入れ本体との取付け部は不要であ
る。そのため、蓋本体の材料は小物入れ本体との強度を
得られる材料である必要がなく、蓋本体に小物入れ本体
との取付け部が設けられる場合に比べて、蓋本体の材料
の制約は減る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明実施例の車両用小物入れ1
0は、図3に示すように、車両の内装部材であるインス
ツルメントパネル、コンソールパネル等に取り付けられ
る。以下、本発明実施例および図示例では、車両用小物
入れ10が車両の内装部材であるインスツルメントパネ
ルに取り付けられる場合を例にとって説明する。車両用
小物入れ10は、車両の内装部材20に固定して取り付
けられる小物入れ本体30と、透明または半透明の板状
の蓋本体40と、蓋本体40の裏面に配置される不透明
部材50とを、有する。
【0007】小物入れ本体30は、車両後方(車室内
側)に開放する収容部31と、不透明部材50に設けら
れる取付け部51が取り付けられる取付け受け部32
と、ロック部33と、収容部31内を照明する照明装置
34とを、有する。取付け受け部32は、図2に示すよ
うに、小物入れ本体30の左右両側壁30a、30bに
設けられており、収容部31の開口部またはその近傍に
設けられている。
【0008】ロック部33は、たとえば、ハート形状の
カムからなる。ロック部33は、小物入れ本体30の左
右両側壁30a、30bの少なくとも一方に設けられて
いる(図示例では、小物入れ本体30の右側壁30aに
のみ設けられている場合を示している)。ロック部33
は、蓋本体40が閉位置にあるとき不透明部材50に設
けられるロック用爪53と係合する。
【0009】照明装置34は、図3に示すように、収容
部31の上面(小物入れ本体30の上壁30c)に設け
られている。照明装置34は、車両用小物入れ10の装
飾効果を高めるために、たとえば、自動車のドアを開け
たときに所定時間だけ収容部31内を照明するように設
定されていてもよく、自動車のヘッドライトをつけてい
る間常時収容部31内を照明するように設定されていて
もよい。また、照明装置34は、車両用小物入れ10の
周囲の明るさに応じて照明の明るさを変え、車両用小物
入れ10の装飾効果を高めると同時に夜間の運転に差し
支えないように設定されていてもよいし、乗員の好みに
より明るさを変えることができるように設定されていて
もよい。また、照明をより明るくすることで、蓋本体4
0を開けることなく収容部31内を確認できるようにし
てもよい。また、照明装置34には、照明装置34の照
明をオン・オフする専用のスイッチ(図示略)が設けら
れていてもよい。
【0010】蓋本体40は、図2に示すように、透明ま
たは半透明の、矩形またはほぼ矩形の板状となってい
る。蓋本体40は、小物入れ本体30に対して、回動開
閉可能である。蓋本体40には、装飾効果を高めるため
に、文字や記号等が立体的に形成されていてもよい。蓋
本体40に文字や記号等が立体的に形成されている場
合、閉位置にある蓋本体40を蓋本体40の背面側から
照明装置34で照明することにより、立体的な部分によ
る光の反射・屈折によって車両用小物入れ10の装飾効
果を高めることができる。
【0011】不透明部材50は、樹脂製である。不透明
部材50は、蓋本体40の車両前方側面の縁に配置され
る。不透明部材50は、枠状のフレームであるか、縁の
少なくとも一部に設けられたフレームである(図示例で
は、不透明部材50が枠状のフレームである場合を示し
ている)。不透明部材50は、蓋本体40と固定されて
おり、蓋本体40とともに蓋60を構成する。不透明部
材50は、小物入れ本体30に対して蓋本体40ととも
に回動開閉する。不透明部材50と蓋本体40は、イン
サート成形により一体的に形成される。金型成形に必要
なエジェクタピン(図示略)は不透明部材50に当接す
る。金型成形に必要なエジェクタピンが不透明部材50
に当接するので、蓋本体40にエジェクタピンの跡が残
ることはない。不透明部材50には、蓋本体40が板状
であるため、蓋60の強度を上げるリブ(図示略)が設
けられていてもよい。
【0012】不透明部材50は、常時、図示略のバネに
より開方向に回動付勢されている。不透明部材50に
は、取付け部51とアーム52とロック用爪53が設け
られる。取付け部51とアーム52とロック用爪53
は、不透明部材50と一体に形成されていてもよく、不
透明部材50と別体に形成されて不透明部材50に固定
して取り付けられていてもよい。
【0013】取付け部51は、不透明部材50の車両前
方側面に設けられる。取付け部51は、小物入れ本体3
0の取付け受け部32に回動可能に支持される。取付け
部51が取付け受け部32に回動可能に支持されること
により、蓋60は小物入れ本体30に回動可能に支持さ
れる。蓋60の回動軸芯は、車両左右方向に延びてい
る。
【0014】アーム52は、不透明部材50の車両前方
側面に設けられる。アーム52は、蓋本体40が閉位置
にあるとき、不透明部材50から車両前方に延びてい
る。アーム52は、小物入れ本体30のロック部33と
同数設けられている。ロック用爪53は、アーム52の
延び方向先端部(アーム52の、不透明部材50側と反
対側の端部)に設けられている。ロック用爪53は、蓋
本体40が閉位置にあるとき小物入れ本体30のロック
部33に係合する。ロック用爪53がロック部33と係
合していないとき、蓋60は図示略のバネの付勢力によ
り、開方向に回動し開位置に達する。蓋60が開動する
とき、ダンパ(図示略)を設け、蓋60の開動に高級感
を与えてもよい。
【0015】つぎに、本発明実施例の作用を説明する。
板状の蓋本体40の裏面に、小物入れ本体30との取付
け部51を有する不透明部材50が一体的に形成される
ので、蓋60が閉位置にあるとき、取付け部51と取付
け受け部32は車室内側から見えにくく、車両用小物入
れ10の見栄えがよい。また、アーム52とロック用爪
53が不透明部材50に設けられるので、蓋60が閉位
置にあるとき、アーム52とロック用爪53は車室内側
から見えにくく、車両用小物入れ10の見栄えがよい。
また、図示略の補強用リブが設けられている場合でも、
リブは不透明部材50に設けられるので、蓋60が閉位
置にあるとき、リブは車室内側から見えにくく、車両用
小物入れ10の見栄えがよい。また、図示略のエジェク
タピンが不透明部材50に当接するので、蓋60が閉位
置にあるとき、エジェクタピンの跡は見えにくく見栄え
がよい。
【0016】また、取付け部51が不透明部材50に設
けられるので、蓋本体40には小物入れ本体30との取
付け部は不要である。そのため、蓋本体40の材料は小
物入れ本体30との強度を得られる材料である必要がな
く、蓋本体40に小物入れ本体30との取付け部が設け
られる場合に比べて、蓋本体40の材料の制約は減る。
【0017】
【発明の効果】請求項1〜請求項3記載の車両用小物入
れによれば、透明または半透明の板状の蓋本体の裏面
に、小物入れ本体との取付け部を有する不透明部材が一
体的に形成されるので、蓋本体を透明または半透明にし
た場合であっても、不透明部材で小物入れ本体との取付
け部の構造を見えにくくすることができ、見栄えがよ
い。また、小物入れ本体との取付け部が不透明部材に設
けられるので、蓋本体には小物入れ本体との取付け部は
不要である。そのため、蓋本体の材料は小物入れ本体と
の強度を得られる材料である必要がなく、蓋本体に小物
入れ本体との取付け部が設けられる場合に比べて、蓋本
体の材料の制約は減る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の車両用小物入れの、蓋閉時の斜
視図である。
【図2】本発明実施例の車両用小物入れの、蓋を小物入
れ本体に組み付ける前の斜視図である。
【図3】本発明実施例の車両用小物入れの断面図であ
る。
【符号の説明】
10 車両用小物入れ 20 車両の内装部材 30 小物入れ本体 31 収容部 32 取付け受け部 33 ロック部 34 照明装置 40 蓋本体 50 不透明部材 51 取付け部 52 アーム 53 ロック用爪 60 蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三輪 隆浩 愛知県豊田市下市場町3丁目30番地 小島 プレス工業株式会社内 (72)発明者 杉山 孝浩 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 高井 功 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機内 (72)発明者 室橋 貴光 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機内 Fターム(参考) 3D022 CA08 CB01 CC02 CD05 CD06 CD17 CD28 CD29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明または半透明の板状の蓋本体と、 前記蓋本体の裏面に一体的に形成され小物入れ本体との
    取付け部を有する不透明部材と、 を有する車両用小物入れ。
  2. 【請求項2】 前記蓋本体と前記不透明部材はインサー
    ト成形により一体的に形成されている請求項1記載の車
    両用小物入れ。
  3. 【請求項3】 前記不透明部材の形状は枠状である請求
    項1記載の車両用小物入れ。
JP2002061786A 2002-03-07 2002-03-07 車両用小物入れ Pending JP2003260987A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013100092A (ja) * 2009-10-21 2013-05-23 Johnson Controls Technology Co 車両室内用の透明/半透明の可撓性要素

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013100092A (ja) * 2009-10-21 2013-05-23 Johnson Controls Technology Co 車両室内用の透明/半透明の可撓性要素

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