JP2003260941A - 運転状態通知装置 - Google Patents

運転状態通知装置

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JP2003260941A
JP2003260941A JP2002066789A JP2002066789A JP2003260941A JP 2003260941 A JP2003260941 A JP 2003260941A JP 2002066789 A JP2002066789 A JP 2002066789A JP 2002066789 A JP2002066789 A JP 2002066789A JP 2003260941 A JP2003260941 A JP 2003260941A
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JP2002066789A
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Akihiro Yamanaka
章弘 山中
Shigeru Matsuhashi
繁 松橋
Katsuharu Itakura
克治 板倉
Yotsuji Fundo
四治 分銅
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地球環境の保護に貢献する車両の運転者の存
在を通知する。 【解決手段】 表示装置は、赤信号で交差点などで停止
するとエンジンを自動的に停止させて、再び走行を始め
ようとアクセルペダルを踏むとエンジンが再始動するエ
コノミーランニングシステムを採用する車両に設けられ
る。この表示装置は、エンジン100の状態を検知する
センサと、車両の外部の者に認知されるように情報を表
示するアイドルストップランプ1000と、センサによ
り検知されたエンジン100の運転状態に基づいて、外
部の者にエンジン100がアイドリングストップ状態で
あることを認知させるように、アイドルストップランプ
1000を表示するコンピュータ400とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
表示装置に関し、特に、走行中のアイドリング時にエン
ジンを停止させるエコノミーランニングシステム、回生
制動によりエネルギ回収を行うハイブリッドシステムを
採用した車両の運転状態を表示する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地球温暖化の防止や省資源化の観点か
ら、車両が赤信号で交差点等で停止するとエンジンを自
動的に停止させて、再び走行を始めようとアクセルペダ
ルを踏むと、エンジンが再始動するエコノミーランニン
グシステム(アイドリングストップシステム、エンジン
オートマチックストップアンドスタートシステムとも呼
ばれる。)が、バスなどの大型車を中心に採用されてい
る。このシステムにおいては、車両の停止中における補
機類(エアコンディショナ、ヘッドランプ、オーディオ
など)への電力供給のために、リチウム電池などの2次
電池を搭載する。車両の停止中は、この2次電池からこ
れらの補機類に電力を供給する。また、この2次電池の
電力を用いて、エンジンを再始動させる。
【0003】また、同じような観点から、車両にエンジ
ンと走行用モータとを搭載したハイブリッドシステムを
採用した車両や、電気自動車が開発されて、一部は実用
化されている。このような車両においては、制動時に走
行用モータをジェネレータとして機能させて、車軸の回
転力を電力に変換して2次電池への充電電力として回収
する。
【0004】上述した車両は、いずれも環境保護の観点
から大いに期待される。特開平9−98501号公報
は、このような車両についての表示装置を開示する。こ
の公報に開示された表示装置は、電気自動車に搭載され
た2次電池の状態を検出するための検出回路と、検出回
路により検出された情報に基づいて、車両の形状を模し
た外形表示と、その外形表示内の位置であって、実際の
走行用モータの設置位置に対応させた位置に、走行用モ
ータへの電力の供給状態とを表示する表示モニタとを含
む。
【0005】この表示装置によると、電気自動車の基本
的な構成および基本的な制御内容を知らない運転者に違
和感を与えることなく、車両の運転状態を知らせること
ができる。
【0006】さらに、実開平7−9002号公報は、こ
のような車両についてのブレーキ表示装置を開示する。
この公報に開示されたブレーキ表示装置は、2次電池と
走行用モータとを結ぶ電路に流れる電流の方向を検知す
る検知回路と、検知回路により検知された電流の方向に
基づいて回生運転中であるか否かを判断する判断回路
と、判断回路により回生運転中であると判断されたこと
に応答してブレーキランプを点灯させる制御回路とを含
む。
【0007】このブレーキ表示装置によると、電気自動
車の力行運転中にアクセルを戻すと、力行運転から回生
運転に切換わって電流の方向が逆転する。判断回路は、
検知回路により検知された電流の方向に基づいて回生運
転中であると判断して、ブレーキランプを点灯させる。
これにより、ブレーキペダルを踏むことなくアクセルを
戻すことで回生運転されて車両が減速された場合であっ
てもブレーキランプが点灯するので後続車が追突するこ
と等を回避することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
特開平9−98501号公報に開示された表示装置は、
運転者に車両の運転状態を知らせるものでしかない。実
開平7−9002号公報に開示されたブレーキ表示装置
は、ブレーキランプを点灯させるものでしかない。すな
わち、環境保護の観点から、アイドリング時にエンジン
を停止させて排ガスの排出量を削減していたり、電気自
動車において回生制動時に電力回収していたりしても、
そのことはその車両の外部の者には通知されるものでは
なく、この車両の運転者あるいはこの車両の所有者が、
地球環境の保護に貢献していることを知らしめることが
できない。
【0009】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであって、地球環境の保護に貢献するユーザ
の存在を通知する運転状態通知装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る運転状
態通知装置は、停止中に走行動力源を停止する車両の運
転状態を、車両の外部に向けて通知する。この運転状態
通知装置は、走行動力源の稼働状態を検知するための検
知手段と、車両の外部の者に情報を通知するための通知
手段と、検知手段と通知手段とに接続され、外部の者
に、検知手段により検知された走行動力源の稼働状態を
認知させる情報を通知するように通知手段を制御するた
めの制御手段とを含む。
【0011】第1の発明によると、交差点の赤信号で停
止すると走行動力源であるエンジンを停止させるエコノ
ミーランニングシステムを採用した車両の検知手段は、
アイドリング時にエンジンが停止したことを検知する。
制御手段は、この車両の外部の者が、エンジンがアイド
リングストップ状態であることを認知できるように、た
とえば車両の外面に設けられた表示部にエンジンがアイ
ドリングストップ状態であることを表示する。これによ
り、この車両の搭乗者以外の者に、アイドリングストッ
プしていることが認知される。その結果、地球環境の保
護に貢献するユーザの存在を、そのユーザ以外の多くの
者に通知する運転状態通知装置を提供することができ
る。
【0012】第2の発明に係る運転状態通知装置は、減
速中に発電機を用いて電力を回収する車両の運転状態
を、車両の外部に向けて通知する。この運転状態通知装
置は、電力の回収状態を検知するための検知手段と、車
両の外部の者に情報を通知するための通知手段と、検知
手段と通知手段とに接続され、外部の者に、検知手段に
より検知された電力の回収状態を認知させる情報を通知
するように通知手段を制御するための制御手段とを含
む。
【0013】第2の発明によると、エンジンと走行用モ
ータとを併用するハイブリッドシステムや電気自動車の
検知手段は、アクセルを戻した制動時に電力が回収され
ていることを検知する。制御手段は、この車両の外部の
者が、この車両が回生制動運転状態であることを認知で
きるように、たとえば車両の外面に設けられた表示部に
回生制動運転状態であることを表示する。これにより、
この車両の搭乗者以外の者に、回生制動運転しているこ
とが認知される。その結果、地球環境の保護に貢献する
ユーザの存在を、そのユーザ以外の多くの者に通知する
運転状態通知装置を提供することができる。
【0014】第3の発明に係る運転状態通知装置は、第
1の発明の構成に加えて、検知手段は、アイドリング時
に走行動力源が停止していることを検知するための手段
を含む。制御手段は、走行動力源が停止していることに
応答して、外部の者にアイドリング停止状態を認知させ
る情報を通知するように通知手段を制御するための手段
を含む。
【0015】第3の発明によると、アイドリング時にエ
ンジンが停止していることに応答して、車両の外部の者
にアイドリング停止状態を認知させるような表示を行う
ことができる。
【0016】第4の発明に係る運転状態通知装置は、第
2の発明の構成に加えて、検知手段は、車両の減速中に
電力が回収されている状態を検知するための手段を含
む。制御手段は、検知手段により電力が回収されている
ことに応答して、外部の者に電力回収状態を認知させる
情報を通知するように通知手段を制御するための手段を
含む。
【0017】第4の発明によると、車両の減速中に電力
が回収されていることに応答して、車両の外部の者に電
力回収状態を認知させるような表示を行うことができ
る。
【0018】第5の発明に係る運転状態通知装置は、第
1〜4のいずれかの発明の構成に加えて、通知手段は、
車両の外部の者の視覚により認知させる情報を表示する
ための手段を含む。
【0019】第5の発明によると、エコノミーランニン
グシステムにおいてアイドリング時にエンジンが停止し
たり、ハイブリッドシステムにおいて回生制動状態であ
ることに応答して、車両の外部の者にそのような環境に
優しい運転状態を認知させるような表示を行うことがで
きる。
【0020】第6の発明に係る運転状態通知装置は、第
1〜4のいずれかの発明の構成に加えて、車両の制動状
態を検知するための制動検知手段と、車両の外部の者の
視覚により制動状態を認知させる情報を表示するための
表示手段とをさらに含む。
【0021】第6の発明によると、車両の減速中に電力
が回収されていることに応答して、車両の外部の者に電
力回収状態を認知させるような表示を、ブレーキによる
制動状態を認知させるような表示と区別して行うことが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一
の部品には同一の符号を付してある。それらの名称およ
び機能も同じである。したがってそれらについての詳細
な説明は繰返さない。
【0023】<第1の実施の形態>図1に、本実施の形
態に係る通知装置を搭載した車両のシステムブロック図
を示す。図1に示すように、この車両は、エンジン10
0と、エンジン100に接続されたモータジェネレータ
200と、モータジェネレータ200に接続されたイン
バータ300とそれらを制御するコンピュータ400
と、2次電池600と、エンジン100、モータジェネ
レータ200およびインバータ300により電力が供給
されるか、または、2次電池600により電力が供給さ
れる負荷500とを含む。この車両は、通知装置として
の、アイドルストップランプ1000とブレーキランプ
1010とをさらに含む。これらのアイドルストップラ
ンプ1000とブレーキランプ1010とは、この車両
の外部の者が認知できるように設置されている。なお、
以下の説明では、このように、車両の外部の者の視覚に
より認知できる表示装置を、通知装置の一例として説明
するがこれに限定されるものではない。たとえば、通知
装置は、車両の外部の者の聴覚により認知できる音声出
力装置であってもよい。
【0024】モータジェネレータ200は、エンジン1
00を再起動させる場合に、クランキング動作を行な
う。また、エンジン100が回転中の場合には、モータ
ジェネレータ200は、発電機として機能し、発電され
た電力をインバータ300を介して負荷500および2
次電池600に供給する。インバータ300は、コンピ
ュータ400と制御信号ライン800により接続され、
コンピュータ400によりその動作が制御される。イン
バータ300は、モータジェネレータ200、負荷50
0および2次電池600と、電力供給ライン700を介
して接続される。負荷500は、補機関係といわれる電
装装置であって、車両のエアコン、ヘッドライトおよび
オーディオなどである。2次電池600は、電圧信号ラ
イン900および電流信号ライン902により、コンピ
ュータ400に接続される。
【0025】図1に示すシステムブロックを有する車両
は、コンピュータ400により、エコノミーランニング
システムを実現する。このエコノミーランニングシステ
ムは、車両が赤信号などにより交差点で停止すると、エ
ンジン100の回転を止める。コンピュータ400にア
クセルペダルが踏まれたなどの信号が入力されると、イ
ンバータ300を介してモータジェネレータ200を駆
動して、エンジン100のクランキング動作が行なわれ
る。エンジン100は再始動し、駆動系に駆動力が伝達
され車両が走行する。
【0026】車両の停止中であって、エンジン100が
停止中である場合には、負荷500には2次電池600
から電力が供給される。このとき、コンピュータ400
は、2次電池600の電流を電流信号ライン902によ
り検知し、それを時間積分することにより、放電容量を
算出する。コンピュータ400は、その放電容量が予め
定められた値になる前に、エンジン100の再始動をイ
ンバータ300に指示する。
【0027】コンピュータ400は、他の制御装置また
はセンサから入力されたブレーキ信号またはブレーキ油
圧信号に基づいて、アイドルストップランプ1000お
よびブレーキランプ1010を点灯させたり消灯させた
りする。
【0028】図2を参照して、本実施の形態に係る表示
装置を搭載した車両のコンピュータ400で実行される
プログラムは、運転状態表示処理に関し、以下のような
制御構造を有する。
【0029】ステップ(以下、ステップをSと略す。)
100にて、コンピュータ400は、ブレーキ信号がオ
ン状態であるかブレーキ油圧が予め定められた油圧値β
よりも大きいか否かを判断する。ブレーキ信号がオン状
態であるか、またはブレーキ油圧が油圧値βよりも大き
い場合には(S100にてYES)、処理はS102へ
移される。もしそうでないと(S100にてNO)、処
理はS104へ移される。
【0030】S102にて、コンピュータ400は、ブ
レーキランプ1010を点灯させる。S104にて、コ
ンピュータ400は、ブレーキランプ1010を消灯さ
せる。S102およびS104における処理の後、処理
はS106へ移される。
【0031】S106にて、コンピュータ400は、エ
ンジン100が停止しているか否かを判断する。エンジ
ン100が停止していると(S106にてYES)、処
理はS108へ移される。もしそうでないと(S106
にてNO)、処理はS110へ移される。
【0032】S108にて、コンピュータ400は、ア
イドリングストップランプ1000を点灯させる。S1
10にて、コンピュータ400は、アイドリングストッ
プランプ1010を消灯させる。S108およびS11
0における処理の後、処理はS100へ戻される。
【0033】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、本実施の形態に係る表示装置の動作について説
明する。表示装置が搭載された車両の運転者がブレーキ
を踏むと(S100にてYES)、ブレーキランプ10
10が点灯する。また、運転者がブレーキを戻すと(S
100にてNO)、ブレーキランプ1010が消灯す
る。
【0034】この車両の運転者が、交差点で赤信号でブ
レーキを踏んで(S100にてYES)、車両が停止し
てアイドリング状態になると、エンジン100が停止す
る(S106にてYES)。エンジン100が停止する
と、この車両のアイドリングストップランプ1000が
点灯する。その後、車両が再発進してエンジンが始動す
ると(S106にてNO)、アイドリングストップラン
プが消灯する(S110)。なお、車両の再発進タイミ
ングとエンジン始動のタイミングとは、車両毎に適宜設
定できる値である。つまり、車両が再発進すると同時に
エンジンを始動させてもよく、あるいは実際に車両が再
発進する直前にエンジンを始動させてもよく、あるい
は、車両が再発進してから所定の条件が成立した後(た
とえば、モータ走行を数秒間継続させた後、あるいは所
定の走行車速に到達した後などの公知のエンジン始動要
求条件が適用できる)にエンジン始動を行なってもよ
い。エンジンの始動判定ロジックも公知の手法(たとえ
ば、所定のエンジン回転数になったことでエンジン始動
と判断するなど)が種々適用できる。
【0035】図3に、この車両のアイドリングストップ
ランプが表示される部位について説明する。図3に示す
ように、アイドリングストップランプ1000は、車両
の前方ウィンドウ部、後方ウィンドウ部、左側ウィンド
ウ部、右側ウィンドウ部、前方バンパ部、後方バンパ
部、前方ランプ部、後方ランプ部、前方フェンダ部、後
方フェンダ部、左側ドア部、右側ドア部、ボンネット
上、ルーフ上、トランク上などに設置され、この車両の
搭乗者以外の者の視覚により検知されるように情報を表
示する。たとえば、図3に示すように、「アイドルスト
ップ中」という文字が表示される。
【0036】以上のようにして、本実施の形態に係る表
示装置によると、エコノミーランニングシステムを搭載
した車両において、アイドリング時にエンジンが停止す
るとこの車両の搭乗者以外の者に、アイドリングストッ
プしていることを認知させることができる。これによ
り、地球環境の保護に貢献するこの車両の運転者、所有
者の存在を、それらの者以外の多くの者に通知すること
ができる。その結果、このような車両のイメージアップ
や商品性の向上を図れるとともに、この表示装置を見た
者の環境意識の高揚を促すことが可能となる。
【0037】<第2の実施の形態>図4および図5に、
本実施の形態にかかる通知装置を搭載した車両のシステ
ムブロック図を示す。図4および図5に示す車両は、ハ
イブリットシステムと呼ばれるパワートレインを有す
る。
【0038】ここで、簡単にハイブリッドシステムにつ
いて説明する。ハイブリッドシステムとは、ガソリンエ
ンジンと電気モータのように、2種類の動力源を組合せ
て使用するパワートレインである。このシステムは、走
行条件に応じて、ガソリンエンジンと電気モータとを使
い分け、それぞれの持つ長所を活かしつつ、不得意な部
分を補うことができる。そのため、滑らかでレスポンス
の良い動力性能とともに、燃料消費や排出ガスを大幅に
抑制できるという特徴を有する。このハイブリットシス
テムには、大別してシリーズハイブリットシステムおよ
びパラレルハイブリッドシステムの2種類がある。
【0039】シリーズ(直列)ハイブリッドシステム
は、車輪の駆動を電気モータで行ない、エンジンは、電
気モータへの動力供給源として作動する。小さな出力の
エンジンを効率良い領域でほぼ一定回転で運転し、効率
良く充電しながら走行できる。
【0040】パラレル(並列)ハイブリッドシステム
は、エンジンと電気モータとで車輪を直接駆動する。こ
のシステムでは、電気モータは、エンジンの動力のアシ
ストを行なうとともに、発電機として2次電池を充電し
ながら走行することも可能である。
【0041】図4に、パラレルハイブリッドシステムお
よびシリーズハイブリッドシステムの両方の特徴を有す
るパラレルシリーズハイブリッドシステムを示す。図4
に示すように、この車両は、無段変速機1100と、動
力源としてのエンジン1200と、無段変速機1100
およびエンジン1200を制御するコンピュータ130
0とを含む。
【0042】コンピュータ1300には、アクセル開度
センサ1400、車速センサ1500およびエコノミー
ランプ1020が接続されている。このエコノミーラン
プ1020は、この車両の外部の者が認知できるように
設置されている。無段変速機1100の入力軸1700
は、エンジン1200に接続され、無段変速機1100
の出力軸1750は、駆動輪1800に接続されてい
る。さらに、この車両は、直流電力を供給する2次電池
2300と、2次電池2300に接続されたインバータ
2200と、インバータ2200に接続されたジェネレ
ータ2100およびモータ2400と、エンジン120
0からの動力をジェネレータ2100と無段変速機11
00の入力軸1700へ分配する動力分配機構2000
とを含む。このモータ2400は制動時にジェネレータ
として機能し、回転エネルギを回収して電力を発生させ
る。なお、明細書中モータあるいはジェネレータという
表現をしているが、モータは電動機として力行し、また
ジェネレータは発電機としての機能を有する構造であれ
ば公知のものを適宜利用できることはいうまでもない。
【0043】コンピュータ1300は、目標トルクを発
生させるための指示トルクに基づいて、動力源であるエ
ンジン1200およびモータ2400に接続されたイン
バータ2200を制御する。
【0044】図5に、フロントユニットがパラレルハイ
ブリッドシステム、リアユニットがフロントのモータジ
ェネレータで発電した電力を使用する、シリーズハイブ
リッドシステムの要素を含む、ハイブリッドシステムを
示す。この車両は、図4に示す構成の一部を変更したも
のである。この車両は、駆動輪(前輪)1800の動力
源は、エンジン1200およびモータジェネレータ30
00であって、駆動輪(後輪)3200の動力源は、モ
ータジェネレータ3050である。モータジェネレータ
3000からの駆動力は、駆動軸1750を介して駆動
輪(前輪)1800に伝達され、モータジェネレータ3
050からの駆動力は、駆動軸3100を介して駆動輪
(後輪)3200に伝達される。このモータジェネレー
タ3000、3050は、駆動時にはモータとして使用
され、制動時にはジェネレータとして使用され、回転エ
ネルギを回収して電力を発生させる。
【0045】コンピュータ1300は、目標トルクを発
生させるための指示トルクに基づいて、動力源であるエ
ンジン1200およびモータジェネレータ3000やモ
ータジェネレータ3050に接続されたインバータ22
00を制御する。
【0046】図4に示したハイブリッドシステムおよび
図5に示したハイブリッドシステムのいずれのコンピュ
ータ1300も、アクセル開度センサ1400からの入
力信号および車速センサ1500からの入力信号などに
基づいて、エコノミーランプ1020を点灯させたり消
灯させたりする。
【0047】図6を参照して、本実施の形態に係る表示
装置を搭載した車両のコンピュータ1300で実行され
るプログラムは、運転状態表示処理に関し、以下のよう
な制御構造を有する。
【0048】S200にて、コンピュータ1300は、
アクセル開度センサ1400から入力されたアクセル開
度および車速センサ1500から入力された車速を検知
する。S202にて、コンピュータ1300は、目標駆
動力が負であるかまたはアクセル開度が予め定められた
開度αよりも小さいか否かを判断する。目標駆動力は、
S200にて検知したアクセル開度と車速とに基づいて
算出される。目標駆動力が負またはアクセル開度が予め
定められた開度αよりも小さい場合には(S202にて
YES)、処理はS204へ移される。もしそうでない
と(S202にてNO)、処理はS210へ移される。
【0049】S204にて、コンピュータ1300は、
モータトルクおよび2次電池の電流を検知する。このと
き、モータトルクは、図4に示すモータ2400または
図5に示すモータジェネレータ3000、3050によ
り発生するトルクをいう。また2次電池の電流は、2次
電池2300に流れる電流をいう。さらに、モータトル
クは、車両の運転方向を正方向とする。また電流値は、
2次電池2300からモータ2400、モータジェネレ
ータ3000、3050へ電力が供給される方向(放
電)を正方向とする。
【0050】S206にて、コンピュータ1300は、
モータトルクが負または電池電流が負であるか否かを判
断する。モータトルクが負または電池電流が負である場
合には(S206にてYES)、処理はS208へ移さ
れる。もしそうでないと(S206にてNO)、処理は
S210へ移される。
【0051】S208にて、コンピュータ1300は、
エコノミーランプ1020を点灯させる。S210に
て、コンピュータ1300は、エコノミーランプ102
0を消灯させる。S208およびS210における処理
の後、処理はS200へ戻される。
【0052】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、本実施の形態に係る表示装置を搭載した車両の
動作について説明する。
【0053】図4または図5に示すシステムブロック図
を有するハイブリッドシステムを搭載した車両が、下り
勾配の坂道などにおいて運転者がアクセルを戻す。アク
セル開度センサ1400により検知されたアクセル開度
および車速センサ1500により検知された車速に基づ
いて、目標駆動力が負またはアクセル開度が予め定めら
れた開度αより小さいか否かが判断される(S20
2)。このとき、運転者はアクセルを戻しているため、
アクセル開度が予め定められた開度より小さいと判断さ
れる(S202にてYES)。
【0054】モータ2400、モータジェネレータ30
00、3050のトルク、2次電池2300の電流が検
知される(S204)。検知されたモータトルクおよび
電池電流に基づいて、モータトルクが負であるかまたは
電池電流が負であるか否かが判断される(S206)。
2次電池2300が満充電状態ではない場合には、電池
電流が負になり、モータ2400により発電された電力
またはモータジェネレータ3000、3050により発
電された電力が、2次電池2300に供給され、2次電
池2300が充電される(S206にてYES)。この
とき、エコノミーランプが点灯する(S208)。
【0055】図7に、エコノミーランプ1020の表示
される状態を示す。図7に示すように、エコノミーラン
プ1020も、前述のアイドリングストップランプ10
10と同様、車両の外面各部に、この車両の搭乗者以外
の者に見えるように表示される。
【0056】以上のようにして、本実施の形態に係る表
示装置によると、ハイブリッドシステムを搭載した車両
が、2次電池が満充電状態でない場合に運転者がアクセ
ルペダルを戻したり、ブレーキペダルを踏んだりする
と、回生制動状態に移行して、車両に搭載された2次電
池に回収された電力が充電される。このとき、車両の外
面に設置されたエコノミーランプが点灯して、この車両
の搭乗者以外の者に、回生制動していることを認知させ
ることができる。これにより、地球環境の保護に貢献す
るこの車両の運転者、所有者の存在を、それらの者以外
の多くの者に通知することができる。その結果、このよ
うな車両のイメージアップや商品性の向上を図れるとと
もに、この表示装置を見た者の環境意識の高揚を促すこ
とが可能となる。
【0057】なお、図6に示したフローチャートに加え
て、図2に示したS100〜S104の処理をS200
の前に加えるようにしてもよい。このようにすると、ブ
レーキランプ1010とは連動することなく、ブレーキ
ランプ1010とエコノミーランプ1020とを点灯さ
せたり消灯させたりすることができる。その結果、2次
電池が満充電状態でない場合において、運転者がアクセ
ルペダルを戻してブレーキペダルを踏まなかった場合に
はエコノミーランプ1020のみが点灯し、運転者がア
クセルペダルを戻してブレーキペダルを踏んだ場合には
ブレーキランプ1010とエコノミーランプ1020と
が点灯する。さらに、2次電池が満充電状態である場合
には、アクセルペダルおよびブレーキペダルの動作にか
かわらず、エコノミーランプ1020は点灯しない。
【0058】さらに、図6に示したフローチャートのS
202とS204との間に、ディレイタイマ(たとえば
1秒間)を設けてもよい。すなわち、目標駆動力<0ま
たはアクセル開度<αである条件を満足してから(ある
いはそのような条件を満足する状態が1秒以上継続して
から)、S204の処理を行なうようにする。このよう
にすると、アクセルペダルのオン/オフによるエコノミ
ーランプの点灯/消灯のハンチングを防止することがで
きる。
【0059】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る車両のシス
テムブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係る車両のコン
ピュータで実行される処理の制御構造を示すフローチャ
ートである。
【図3】 本発明の第1の実施の形態に係る車両の外観
図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態に係る車両のシス
テムブロック図(その1)である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態に係る車両のシス
テムブロック図(その2)である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態に係る車両のコン
ピュータで実行される処理の制御構造を示すフローチャ
ートである。
【図7】 本発明の第2の実施の形態に係る車両の外観
図である。
【符号の説明】
100 エンジン、200、3000、3050 モー
タジェネレータ、300 インバータ、400、130
0 コンピュータ、500 負荷、600、2300
2次電池、700 電力供給ライン、800 制御信号
ライン、900電圧信号ライン、902 電流信号ライ
ン、1000 アイドルストップランプ、1010 ブ
レーキランプ、1020 エコノミーランプ、1100
無段変速機、1200 エンジン、1300 コンピ
ュータ、1400 アクセル開度センサ、1500 車
速センサ、1700 入力軸、1750 出力軸、18
00 駆動輪(前輪)、2000 動力分配機構、21
00 ジェネレータ、2200 インバータ、2400
モータ、3100 駆動軸、3200 駆動輪(後
輪)。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60K 6/04 553 B60K 6/04 553 B60L 3/00 ZHV B60L 3/00 ZHVN 7/14 7/14 11/14 11/14 F02D 17/00 F02D 17/00 Q 29/02 29/02 D L 321 321A 45/00 314 45/00 314F 314G 314M (72)発明者 板倉 克治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 分銅 四治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G084 BA33 CA06 CA07 EB06 FA05 FA06 FA10 FA36 3G092 AB02 AB03 AC02 AC03 CA01 EA02 FA24 FA30 FB06 GA10 GA13 GB08 GB10 HF08Z HF21Z HF25Z 3G093 AA07 BA19 BA24 CB07 DA01 DA06 DA13 DB05 DB15 FA12 FB02 5H115 PA08 PC06 PG04 PI16 PI24 PI29 PI30 PO02 PO06 PO09 PO17 PU08 PU24 PU28 PV10 QA01 QA05 QE10 QE20 QI04 QN03 QN12 RE01 SE04 SE05 TB01 TI06 TO04 TO12 TO22 TO23 TO26 TR03 TR04 TR19 TU01 TU07 TU20 TZ07 UB01 UB02 UB04 UB05 UB08 UB11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停止中に走行動力源を停止する車両の運
    転状態を、前記車両の外部に向けて通知する運転状態通
    知装置であって、 前記走行動力源の稼働状態を検知するための検知手段
    と、 前記車両の外部の者に情報を通知するための通知手段
    と、 前記検知手段と前記通知手段とに接続され、前記外部の
    者に、前記検知手段により検知された前記走行動力源の
    稼働状態を認知させる情報を通知するように前記通知手
    段を制御するための制御手段とを含む、運転状態通知装
    置。
  2. 【請求項2】 減速中に発電機を用いて電力を回収する
    車両の運転状態を、前記車両の外部に向けて通知する運
    転状態通知装置であって、 前記電力の回収状態を検知するための検知手段と、 前記車両の外部の者に情報を通知するための通知手段
    と、 前記検知手段と前記通知手段とに接続され、前記外部の
    者に、前記検知手段により検知された前記電力の回収状
    態を認知させる情報を通知するように前記通知手段を制
    御するための制御手段とを含む、運転状態通知装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、アイドリング時に前記
    走行動力源が停止していることを検知するための手段を
    含み、 前記制御手段は、前記走行動力源が停止していることに
    応答して、前記外部の者に前記アイドリング停止状態を
    認知させる情報を通知するように前記通知手段を制御す
    るための手段を含む、請求項1に記載の運転状態通知装
    置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、前記車両の減速中に電
    力が回収されている状態を検知するための手段を含み、 前記制御手段は、前記検知手段により前記電力が回収さ
    れていることに応答して、前記外部の者に前記電力回収
    状態を認知させる情報を通知するように前記通知手段を
    制御するための手段を含む、請求項2に記載の運転状態
    通知装置。
  5. 【請求項5】 前記通知手段は、前記車両の外部の者の
    視覚により認知させる情報を表示するための手段を含
    む、請求項1〜4のいずれかに記載の運転状態通知装
    置。
  6. 【請求項6】 前記運転状態通知装置は、 前記車両の制動状態を検知するための制動検知手段と、 前記車両の外部の者の視覚により前記制動状態を認知さ
    せる情報を表示するための表示手段とをさらに含む、請
    求項1〜5のいずれかに記載の運転状態通知装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012060895A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Kubota Corp 水田作業機
JP2013148982A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Japan Research Institute Ltd 環境対応型車両及び、環境対応型車両管理システム

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