JP2003260901A - チューブレスタイヤ用自転車スポークリム車輪およびニップルの装着方法 - Google Patents

チューブレスタイヤ用自転車スポークリム車輪およびニップルの装着方法

Info

Publication number
JP2003260901A
JP2003260901A JP2002066048A JP2002066048A JP2003260901A JP 2003260901 A JP2003260901 A JP 2003260901A JP 2002066048 A JP2002066048 A JP 2002066048A JP 2002066048 A JP2002066048 A JP 2002066048A JP 2003260901 A JP2003260901 A JP 2003260901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rim
nipple
spoke
wall
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002066048A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Hashimoto
正城 橋本
Kenji Nakagawa
健次 中川
Masanori Hasegawa
正則 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araya Industrial Co Ltd
Original Assignee
Araya Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araya Industrial Co Ltd filed Critical Araya Industrial Co Ltd
Priority to JP2002066048A priority Critical patent/JP2003260901A/ja
Publication of JP2003260901A publication Critical patent/JP2003260901A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チューブレスタイヤ用の自転車スポークリム
車輪において、リムに嵌合したチューブレスタイヤの気
密を確実に保持でき、かつ、スポークをリムに組み付け
るスポーク車輪組みを容易にすると共にチューブレスタ
イヤのリムへの装着を容易できるリム構造を提供する。 【解決手段】 リム3の外周側に配設のタイヤビード部
装着壁4と、このタイヤビード部装着壁4に対して中空
部13を介して内周側に配設のリム腹面壁12と、この
リム腹面壁12に形成のスポーク孔14を有し、このス
ポーク孔14にニップル15を嵌着係止してこのニップ
ル15にスポーク24を螺合したリム3において、タイ
ヤビード部装着壁4を孔無し壁とし、かつ、ニップル1
5を嵌着係止したスポーク孔14の側部のリム側面壁1
0にニップル挿入用のニップル孔11を形成しているチ
ューブレスタイヤ用自転車スポークリム車輪

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リムとハブの間に
スポークを張設した自転車スポークリム車輪に関し、特
にチューブレスタイヤを嵌着可能な自転車スポークリム
車輪に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自転車用スポークリム車輪では、複数の
スポークの一端をそれぞれ螺合させるニップルを、リム
の外周側のタイヤのビード装着壁の凹溝部にその周方向
に間隔をあけて穿設されたニップル挿通用のニップル孔
を通してそれぞれリムの内周面壁に形成したスポーク孔
に嵌着係止する。例えば、図9に示す従来のチューブレ
スタイヤ用のリム26は、その外周側のタイヤビード部
装着壁27の凹溝部28にニップルを中空部37から挿
入してリム腹面壁34のスポーク孔38に嵌合係止する
ためのニップル孔30が開口されている。この従来のリ
ム26の場合、各ニップルの外周面と上記のスポーク孔
38の内周面との間には間隙が生じているため、チュー
ブレスタイヤをスポークリム車輪に装着するに当たって
は、前記の間隙から空気が洩れ出すことを防止しなけれ
ばならないという不都合が生じる。
【0003】このような不都合を解消するために、例え
ば、本願の出願人等の出願に係る先願の特開2000−
71701号公報に開示の発明がある。この発明では、
図10に示すように、「(1)リム26にタイヤビード
部装着壁27を設け、該タイヤビード部装着壁27の凹
溝部28の凹溝底壁29に形成のニップル孔30を薄い
柔軟性のある金属テープなどのテープ状のシール材32
で密着して凹溝側壁31まで気密化させ、(2)リム2
6のタイヤビード部装着壁27の凹溝底壁29にタイヤ
ビード部が載り易いようにタイヤビード部装着壁27に
柔軟な発泡体33を装着し、(3)リム26のタイヤビ
ード部装着壁27の形状を幅狭の薄型のタイヤビード部
18でも気密を容易にするため、リム26の耳部35か
らハンプ部36にかけての形状を湾曲させてシール面積
を拡大し、(4)空気バルブは、弾性を有するゴム素材
又はプラスチック素材からなるパッキンを介して隔壁に
圧接して気密化し、(5)リム腹面壁34の肉厚部にス
ポーク孔38を穿設し、中空部37にスポーク40の先
端部を螺合したニップル39の頭部を収容するチューブ
レスタイヤ用の自転車用リム車輪」である。
【0004】しかしながら、この先願発明において、ニ
ップル孔30をシール材32で密着してタイヤサイドの
気密を保持するためには、シール材32を密着して貼る
作業に熟練を要し、作業時間がかかる。さらに、スリム
なタイヤビード部装着壁27の幅とニップル孔30の孔
径の間に差異が少なくない場合には、充分な気密を保持
することが困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な課題を解決するもので、チューブレスタイヤ用の自転
車スポークリム車輪において、リムに嵌合したチューブ
レスタイヤの気密を確実に保持でき、かつ、スポークを
リムに組み付けるスポーク車輪組みを容易にすると共に
チューブレスタイヤのリムへの装着を容易できるリム構
造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、気密に問題の
あるリムに形成されているニップルをリムの空間部に挿
入するために使用するニップル孔をリムの空間部を形成
する隔壁であるタイヤビード部装着壁に穿設するのでは
なく、リム側面壁に形成すると共にスポークをリムに組
み付けるスポーク車輪組みを容易にするための手段を講
じることである。
【0007】すなわち、上記の課題を解決するための本
発明の手段は、請求項1の発明では、リムの外周側に配
設のタイヤビード部装着壁と、該タイヤビード部装着壁
に対して中空部を介して内周側に配設のリム腹面壁と、
該リム腹面壁に形成のスポーク孔を有し、該スポーク孔
にニップルを嵌着係止して該ニップルにスポークを螺合
したリムにおいて、タイヤビード部装着壁を孔無し壁と
しかつニップルを嵌着係止したスポーク孔側部のリム側
面壁にニップル挿入用のニップル孔を形成していること
を特徴とするチューブレスタイヤ用自転車スポークリム
車輪である。
【0008】請求項2の発明では、タイヤビード部装着
壁は中央部に凹溝部を形成し、該凹溝部の底壁のタイヤ
ビード部挿入壁の中央に遠心方向に突出する凸条をリム
全周域にわたって有すること特徴とする請求項1の手段
のチューブレスタイヤ用自転車スポークリム車輪であ
る。
【0009】請求項3の発明では、リム腹面壁のスポー
ク孔に嵌着係止したニップルを押圧保持する発泡体を中
空部内のニップル頭部とタイヤビード部装着壁との間に
配設したことを特徴とする請求項1または請求項2の手
段のチューブレスタイヤ用自転車スポークリム車輪であ
る。
【0010】請求項4の発明では、リムの中空部はその
高さをニップル長さより大としたことを特徴とする請求
項1〜3のいずれか1項の手段のチューブレスタイヤ用
自転車スポークリム車輪である。
【0011】請求項5の発明では、ニップルを屈曲自在
な挿入補助具により誘導してニップル孔よりスポーク孔
へ嵌着することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
項の手段のチューブレスタイヤ用自転車スポークリム車
輪へのニップルの装着方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は本発明に係るリムの一部を切断し
て示す斜視図である。図2は本発明に係るリムの断面図
である。図3は本発明の他の形状のリムの断面図であ
る。図4はタイヤビード部の嵌合状態を示す断面図であ
る。図5はニップルの図である。図6はニップルをリム
のスポーク孔に装着する手段を示す説明図である。図7
はリムのスポーク孔に嵌着した中空部のニップル頭部を
発泡体により係止した状態を示す断面図である。図8は
本発明に係るチューブレスタイヤ用自転車スポークリム
車輪の組み立て図である。
【0013】本発明の1実施の形態のリム3はチューブ
レスタイヤ用のものである。リム3はその外周側にチュ
ーブレスタイヤ2を嵌合する隔壁であるタイヤビード部
装着壁4を有し、タイヤビード部装着壁4の両側に外周
側に延びる耳部9を有するタイヤサイドを形成してい
る。耳部9を有するタイヤサイドにはチューブレスタイ
ヤを装着する。耳部9からリム3の内周側へリム側面壁
10を介してリム内周側のリム腹面壁12に向かって膨
出して内部に中空部13を設けてリム最内周のリム腹面
壁12に連なっている。タイヤビード部装着壁4はその
中央部がハンプ部8を経て凹状に凹んだ凹溝部5となり
その底面はチューブレスタイヤ2のタイヤビード部18
を載置して装着するためのタイヤビード部挿入壁6とな
っている。タイヤビード部挿入壁6の中央部には遠心方
向に突出する凸条7がリム3の全周域にわたって形成さ
れており、この凸条7を有することでタイヤビード部1
8の先端部の挿入が容易で着実になり、かつ、チューブ
レスタイヤ2に空気を入れると、タイヤビード部18が
うまくタイヤビード部装着壁4側に上がりタイヤサイド
に確実に装着できることとなる。他の実施の形態では図
3に見られるように凸条7の変形としてすそ広凸条19
とすることもできる。
【0014】この発明のリム3は隔壁であるタイヤビー
ド部装着壁4には、図9の従来のリム26がニップル3
9の挿入用のニップル孔30を穿設しているのと異な
り、いかなる形状の孔も穿設されていない。従って、チ
ューブレスタイヤ2に空気を挿入した時にタイヤビード
部装着壁4を通して空気が洩れることは一切ない。
【0015】上記のようにタイヤビード部装着壁4にニ
ップル孔11を形成しない代わりに、本発明のリム3で
はリム側面壁10にニップル孔11を穿設する。このニ
ップル孔11の穿設位置は、リム腹面壁12にニップル
15を嵌着係止するためのスポーク孔14を形成してい
るが、このスポーク孔14に近いリム側面壁10に穿設
する。なお、ニップル15は図5に示すが、ニップル頭
部16とスポーク24を挿入して螺合するニップル先端
17を有し、スポーク24の他の先端は、図8に示すよ
うに、ハブ25に係合されている。図1にニップル孔1
1とスポーク孔14の配置状態を示している。この図1
は、リム腹面壁12に2個1組のスポーク孔14、14
を間隔P1をあけて設けられており、さらに隣接の2個
1組のスポーク孔14、14と間隔P2をあけて設けら
れており、間隔P1は間隔P2より小さい。すなわち、図
8に示すような車輪1に形成されている。そしてこのリ
ム腹面壁12に設けられた2個1組のスポーク孔14、
14に対して、1個のニップル孔11がリム側面壁10
に穿設されている。この図8に示すように2個1組のス
ポーク孔14、14を配設した車輪1とすることで、図
1に示すように半ピッチ毎にリム側面壁10の左右を交
互にしてニップル孔11を穿設し、同一リム側面壁10
側には1ピッチをおいてニップル孔11を設けている。
このようにすることで、1個のニップル孔11を介して
近接の2個のスポーク孔14、14に嵌入するニップル
15、15を挿入することができ、さらにニップル孔1
1の開口数を軽減することができ、かつ、リム側面壁1
0の左右に振り分けることでニップル孔11の開口によ
るリム3の強度の低下を少なくすることができる。もち
ろん、従来の車輪のようにスポークを等間隔に配設した
リム3としてそれぞれに1個のスポーク孔14と1個の
ニップル孔11を1組とすることもできることはいうま
でもない。
【0016】以上のように、本発明はニップル孔11を
タイヤビード部装着壁4以外に穿設するためにリム側面
壁10を幅広に設定することによりニップル孔11を穿
設することでチューブレスタイヤ2の空気漏れの問題を
解決するものである。したがって、リム側面壁10のニ
ップル孔11は、ニップル頭部16が挿通できる充分な
大きさに設定し、かつ、凹溝部5のタイヤビード部挿入
壁6とリム腹面壁12の間の中空部13の高さはニップ
ル15が反転できる高さを有するものとする。しかし、
中空部13の高さが高すぎると、スポーク孔に貫通した
ニップル15のニップル頭部16とタイヤビード部挿入
壁6との間に後述するゴムスポンジなどの発泡体23を
装着してニップル頭部16を押圧して固定することが困
難となる。
【0017】ところで、一般に市販されているJIS規
格のニップル15の構成はニップル先端17の内部にネ
ジ孔を有してニップル頭部16に貫通しており、このネ
ジ孔にスポーク24の先端部のネジ部を螺合する。ニッ
プル15の軸部の先端側は角軸部となっており、ニップ
ル15の長さは略12mm、ニップル孔11の孔径は略
6.5mm、ニップル孔11より中空部13に入れる発
泡体23の高さ13mmの三者の相関より十分にニップ
ル頭部16を発泡体23で押圧固定するために、中空部
13の高さは12.5〜14.5mmとすることが最適
である。
【0018】上述したように、ニップル15の軸部の直
径に適合させてリム腹面壁12のスポーク取付壁に穿設
したスポーク孔14と上述のニップル孔11のリム3に
おける位置関係を説明すると、ニップル孔11はリム3
の全周に対して左右に等ピッチで、スポーク孔14の全
個数に対して片側のリム側面壁10にそれぞれ1/4ず
つ穿設されている。すなわち、スポーク孔14が20孔
の場合、右のリム側面壁10に等間隔で5孔を穿設し、
その半ピッチの位置で、左のリム側面壁10に等間隔で
5孔を穿設している。ニップル15は上述しているよう
にニップル孔11より挿通してスポーク孔14に嵌着す
るものであるが、2個ずつのスポーク孔14、14を1
0〜40mmピッチで穿設することにより全てのスポー
ク孔14では不等ピッチになる。
【0019】ニップル15をニップル孔11から挿入し
てスポーク孔14に嵌着するためには、図6に示すよう
に、ニップル15のネジ部に針金20からなる屈曲自在
な挿入補助具を挿通し、この針金の一端を折曲げ係止部
21として曲げてニップル頭部に係止させ、針金先端2
2をニップル孔11から挿入して2個1組の内一方のス
ポーク孔14から外に取り出して準備し、次いで針金先
端22を引張ってニップル先端17をスポーク孔14に
装着してニップル15を嵌着する。針金先端22をさら
に強く引っ張ることで折曲げ係止部21をニップル頭部
16から外して針金20からなる屈曲自在な挿入保持具
をニップル先端17から抜き去る。同様にして2個1組
の内他方のスポーク孔14にもニップル15を嵌着す
る。嵌着されたニップル15は、後述するスポーク車輪
組みにおいて嵌脱しないように発泡体23をニップル孔
11から挿入して、2つのニップル頭部16、16を押
さえ込むようにして保持固定する。
【0020】スポーク車輪組みについて説明すると、上
述したようにして全てのスポーク孔14にニップル15
を嵌着し、発泡体23で嵌脱防止処理をした後、スポー
ク24の一方端を挿通させたハブ25をリム3の中心部
に置き、全てのスポーク24の他方端のネジ部分をニッ
プル15のネジ部に螺合させ仮止め状態とする。さら
に、慣用の振れ取り具にハブ25を固定して、一般車輪
と同じようにリム腹面壁12から突出したニップル15
の軸部に工具を対応させて、これを回動させることによ
りスポーク24の引張力を調整し、バランスを取るリム
3の振れ取りを全てのスポーク24について実施してス
ポーク車輪組みを完成する。
【0021】スポーク車輪組みの完了した車輪1にチュ
ーブレスタイヤ2を装着する方法について説明すると、
チューブレスタイヤ2をリム3のタイヤサイドに装着す
る場合、上述したようにチューブレスタイヤ2のタイヤ
ビード部18がリム3のタイヤビード部装着壁4の任意
の位置に存在すると、チューブレスタイヤ2に空気を入
れてもチューブレスタイヤ2内に充填せず、空気がチュ
ーブレスタイヤ2の外に逃げてゆくだけとなるため、リ
ム3のタイヤビード部装着壁4に凸条7の突起またはす
そ広凸条19をリム3の全週域にわたって設けて、凹溝
部5の側壁に接するようにして空気をチューブレスタイ
ヤ2に充填しやすいようにしている。そして、所定の空
気圧になりチューブレスタイヤ2のタイヤビード部18
がリム3のビードシート部であるタイヤビード部装着壁
4に定着することによりチューブレスタイヤ用自転車ス
ポークリム車輪が完成する。
【0022】なお、上記実施例の場合、ニップル15を
ニップル孔11から挿入してスポーク孔14に嵌着する
ための屈曲自在な挿入補助具として針金20を用いた
が、樹脂線材などの屈曲自在な挿入補助具に置き換える
ことも可能であり、この場合にも本発明の効果に変わり
はない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はリムのタ
イヤサイド及びタイヤビード部装着壁にニップル孔を穿
設することが無いので、チューブレスタイヤの気密性が
充分に保持でき、さらにリムの中空部内で軽量の発泡体
を使用して、ニップル頭部を押圧保持することによりニ
ップルとスポークの螺合が容易になるためスポーク組み
立ての作業性が向上し、さらにリムのタイヤビード部装
着壁の凹溝部のタイヤビード部挿入壁に遠心方向に突出
または膨出する凸条の突起またはすそ広突起を設けたこ
とにより、空気を注入した際に、チューブレスタイヤが
リムのビードシートであるタイヤビード部装着壁にスム
ーズに嵌着できるなど、本発明は、軽量で気密性を充分
に維持し、かつ、作業性も向上したチューブレスタイヤ
用自転車スポークリム車輪である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリムの一部を切断して示す斜視図
である。
【図2】本発明に係るリムの断面図である。
【図3】本発明の他の形状のリムの断面図である。
【図4】タイヤビード部の嵌合状態を示す断面図であ
る。
【図5】ニップルの図である。
【図6】ニップルをリムのスポーク孔に装着する手段を
示す説明図である。
【図7】リムのスポーク孔に嵌着した中空部のニップル
頭部を発泡体により係止した状態を示す断面図である。
【図8】本発明に係るチューブレスタイヤ用自転車スポ
ークリム車輪の組み立て図である。
【図9】従来のチューブレスタイヤ用のリム構造を示す
断面図である。
【図10】先願のリムの密閉構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車輪 2 チューブレスタイヤ 3 リム 4 タイヤビード部装着壁 5 凹溝部 6 タイヤビード部挿入壁 7 凸条 8 ハンプ部 9 耳部 10 リム側面壁 11 ニップル孔 12 リム腹面壁 13 中空部 14 スポーク孔 15 ニップル 16 ニップル頭部 17 ニップル先端 18 タイヤビード部 19 すそ広凸条 20 針金 21 折曲げ係止部 22 針金先端 23 発泡体 24 スポーク 25 ハブ 26 リム 27 タイヤビード部装着壁 28 凹溝部 29 凹溝底壁 30 ニップル孔 31 凹溝側壁 32 シール材 33 発泡体 34 リム腹面壁 35 耳部 36 ハンプ部 37 中空部 38 スポーク孔 39 ニップル 40 スポーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 正則 大阪市西淀川区竹島1丁目1番59号 新家 工業株式会社関西工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リムの外周側に配設のタイヤビード部装
    着壁と、該タイヤビード部装着壁に対して中空部を介し
    て内周側に配設のリム腹面壁と、該リム腹面壁に形成の
    スポーク孔を有し、該スポーク孔にニップルを嵌着係止
    して該ニップルにスポークを螺合したリムにおいて、タ
    イヤビード部装着壁を孔無し壁としかつニップルを嵌着
    係止したスポーク孔側部のリム側面壁にニップル挿入用
    のニップル孔を形成していることを特徴とするチューブ
    レスタイヤ用自転車スポークリム車輪。
  2. 【請求項2】 タイヤビード部装着壁は中央部に凹溝部
    を形成し、該凹溝部の底壁のタイヤビード部挿入壁の中
    央に遠心方向に突出する凸条をリム全周域にわたって有
    することを特徴とする請求項1に記載のチューブレスタ
    イヤ用自転車スポークリム車輪。
  3. 【請求項3】 リム腹面壁のスポーク孔に嵌着係止した
    ニップルを押圧保持する発泡体を中空部内のニップル頭
    部とタイヤビード部装着壁との間に配設したことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のチューブレスタ
    イヤ用自転車スポークリム車輪。
  4. 【請求項4】 リムの中空部はその高さをニップル長さ
    より大としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項に記載のチューブレスタイヤ用自転車スポークリム
    車輪。
  5. 【請求項5】 ニップルを屈曲自在な挿入補助具により
    誘導してニップル孔よりスポーク孔へ嵌着することを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のチューブ
    レスタイヤ用自転車スポークリム車輪へのニップルの装
    着方法。
JP2002066048A 2002-03-11 2002-03-11 チューブレスタイヤ用自転車スポークリム車輪およびニップルの装着方法 Pending JP2003260901A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002066048A JP2003260901A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 チューブレスタイヤ用自転車スポークリム車輪およびニップルの装着方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002066048A JP2003260901A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 チューブレスタイヤ用自転車スポークリム車輪およびニップルの装着方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003260901A true JP2003260901A (ja) 2003-09-16

Family

ID=28671373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002066048A Pending JP2003260901A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 チューブレスタイヤ用自転車スポークリム車輪およびニップルの装着方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003260901A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004161266A (ja) * 2002-11-08 2004-06-10 Campagnolo Spa 自転車用スポーク付き車輪とその製造方法とそのための部品キット
EP1557292A1 (en) * 2004-01-20 2005-07-27 Alex Global Technology Inc. Bicycle wheel rim with holes formed in sidewalls for passage of spoke fasteners
JP2007508183A (ja) * 2003-10-14 2007-04-05 クセンティス コンポジット プロドゥクツィオンス− ウント ハンデルス ゲゼルシャフト エム.べー.ハー ウント コンパニー カーゲー. 乗物用ホイールのリムおよびその製造方法
US20120074763A1 (en) * 2010-09-27 2012-03-29 Shimano Components (Malaysia) Sdn. Bhd. Bicycle rim
JP4927745B2 (ja) * 2004-10-04 2012-05-09 アルピナ・ラッギー・エス・ピー・エー スポークホイール用のスポークとニップルとのアッセンブリと、これら複数のアッセンブリを有するスポークホイール
US8668278B2 (en) 2007-11-26 2014-03-11 Campagnolo S.R.L. Rim for a bicycle wheel and bicycle wheel comprising such a rim
CN103909781A (zh) * 2013-01-07 2014-07-09 兆胜碳纤科技股份有限公司 无内胎轮圈幅条组装方法
US8777328B2 (en) 2007-11-26 2014-07-15 Campagnolo S.R.L. Rim for a bicycle wheel and bicycle wheel comprising such a rim
US9079454B2 (en) 2008-03-14 2015-07-14 Campagnolo S.R.L. Rim made from composite material for a tubeless bicycle bicycle wheel and tubeless bicycle wheel comprising such a rim
CN105538999A (zh) * 2014-10-27 2016-05-04 贝克佛提发展责任有限公司 车轮总成
US9688097B2 (en) 2003-08-11 2017-06-27 Campagnolo S.R.L. Method for producing composite bicycle rim

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8186766B2 (en) 2002-11-08 2012-05-29 Campagnolo, S.p.l. Bicycle spoked wheel and method for manufacturing the same
JP2004161266A (ja) * 2002-11-08 2004-06-10 Campagnolo Spa 自転車用スポーク付き車輪とその製造方法とそのための部品キット
JP2010149863A (ja) * 2002-11-08 2010-07-08 Campagnolo Spa 自転車用スポーク付き車輪とその製造方法とそのための部品キット
JP4523770B2 (ja) * 2002-11-08 2010-08-11 カンパニョーロ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ 自転車用スポーク付き車輪とその製造方法とそのための部品キット
US7866045B2 (en) 2002-11-08 2011-01-11 Campagnolo S.R.L. Method for use in manufacturing a bicycle spoked wheel
US9688097B2 (en) 2003-08-11 2017-06-27 Campagnolo S.R.L. Method for producing composite bicycle rim
JP2007508183A (ja) * 2003-10-14 2007-04-05 クセンティス コンポジット プロドゥクツィオンス− ウント ハンデルス ゲゼルシャフト エム.べー.ハー ウント コンパニー カーゲー. 乗物用ホイールのリムおよびその製造方法
EP1557292A1 (en) * 2004-01-20 2005-07-27 Alex Global Technology Inc. Bicycle wheel rim with holes formed in sidewalls for passage of spoke fasteners
JP4927745B2 (ja) * 2004-10-04 2012-05-09 アルピナ・ラッギー・エス・ピー・エー スポークホイール用のスポークとニップルとのアッセンブリと、これら複数のアッセンブリを有するスポークホイール
US8777328B2 (en) 2007-11-26 2014-07-15 Campagnolo S.R.L. Rim for a bicycle wheel and bicycle wheel comprising such a rim
US9757979B2 (en) 2007-11-26 2017-09-12 Campagnolo S.R.L. Rim for a bicycle wheel and bicycle wheel comprising such a rim
US8668278B2 (en) 2007-11-26 2014-03-11 Campagnolo S.R.L. Rim for a bicycle wheel and bicycle wheel comprising such a rim
US9079454B2 (en) 2008-03-14 2015-07-14 Campagnolo S.R.L. Rim made from composite material for a tubeless bicycle bicycle wheel and tubeless bicycle wheel comprising such a rim
US20120074763A1 (en) * 2010-09-27 2012-03-29 Shimano Components (Malaysia) Sdn. Bhd. Bicycle rim
US8449044B2 (en) * 2010-09-27 2013-05-28 Shimano Components (Malaysia) Sdn. Bhd. Bicycle rim
CN103909781A (zh) * 2013-01-07 2014-07-09 兆胜碳纤科技股份有限公司 无内胎轮圈幅条组装方法
CN103909781B (zh) * 2013-01-07 2016-04-13 兆胜碳纤科技股份有限公司 无内胎轮圈幅条组装方法
CN105538999A (zh) * 2014-10-27 2016-05-04 贝克佛提发展责任有限公司 车轮总成
CN105538999B (zh) * 2014-10-27 2018-02-13 贝克佛提发展责任有限公司 车轮总成

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3268356B2 (ja) チューブレスタイヤ用自転車スポークリム車輪
JP2003260901A (ja) チューブレスタイヤ用自転車スポークリム車輪およびニップルの装着方法
US20220410620A1 (en) Rim with Recessed Channel and Rim Strip Apparatus and System
US10967675B2 (en) Bicycle rim for tubeless tire
TWM252568U (en) Base for a rim of a wheel and a rim with such a base
JP3752497B2 (ja) 自転車用車輪
US7445034B1 (en) Bicycle wheel without an inner tire
US20130043713A1 (en) Vehicle wheel spoke connection
US6776460B1 (en) Combination of spokes and rims for bicycles
JP2000318406A (ja) シール剤入りタイヤ
US6428115B1 (en) Bicycle wheel rim capable of preventing disengagement of bicycle tire therefrom
KR20060120667A (ko) 튜브리스 와이어 스포크 방식의 휠
US9481202B2 (en) Plug for a tubeless bicycle wheel
JPS6154302A (ja) チユ−ブレスタイヤ用スポ−ク車輪
JP2003326901A (ja) チューブレスワイヤースポークホイール
USD459293S1 (en) Pneumatic tire tread and buttress
JP3488744B2 (ja) ワイヤスポーク式チューブレスタイヤ用ホイル及びその製造方法
JP2007131216A (ja) ランフラットタイヤ用中子、ランフラットタイヤ及びランフラットタイヤのリム組み方法
JP2002160501A (ja) 自転車用車輪
JPH09254601A (ja) スポークホイール
JP2009006763A (ja) 空気入りタイヤ及びタイヤ組付体
JP3179925B2 (ja) 血圧計のカフ帯
JP3919195B2 (ja) チューブレスタイヤの空気入れ方法およびそれに用いる空気入れ用具
JP2006200637A (ja) ノーブロー作業用バッグ
JPH1016519A (ja) チューブ入りチューブレスタイヤ