JP2003260195A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003260195A
JP2003260195A JP2002067100A JP2002067100A JP2003260195A JP 2003260195 A JP2003260195 A JP 2003260195A JP 2002067100 A JP2002067100 A JP 2002067100A JP 2002067100 A JP2002067100 A JP 2002067100A JP 2003260195 A JP2003260195 A JP 2003260195A
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prize
prize ball
ball
balls
signal
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Pending
Application number
JP2002067100A
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English (en)
Inventor
Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Seiichi Yanagawa
誠市 梁川
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Takeya Co Ltd
Original Assignee
Takeya Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホールコンピュータで、各遊技機の賞球数をリ
アルタイムで把握する。 【解決手段】遊技球による遊技を提供する遊技領域に、
少なくとも1つの入賞口を備え、該入賞口に遊技球が入
賞すると、所定の個数の遊技球を賞球として払い出す賞
球払出装置を備えた遊技機5において、前記入賞口に入
賞した遊技球を検出する入賞球検出スイッチ705、7
07、709等を各入賞口毎、若しくは、入賞口の種類
毎に設け、前記入賞球検出スイッチ705などが遊技球
を検出する度に、賞球として払い出される遊技球の個数
を反映した賞球個数情報を作成する賞球個数情報作成手
段(S2217)と、複数の遊技機を管理する管理装置
側に、各種の遊技情報を出力する外部情報出力手段(S
2219)と、前記外部情報出力手段に含まれ、前記賞
球個数情報作成手段により作成された賞球個数情報を出
力する賞球個数情報出力端子1005とを備える遊技機
5。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技等の
遊技球を利用した遊技機に関するもので、特に、遊技領
域に設けられた入賞口(大入賞口、始動入賞口、一般入
賞口等のこと)に遊技球が入賞した際に、遊技者に払い
出される遊技球(賞品球、又は、賞球、セーフ球ともい
う)の数を外部に出力することが可能な遊技機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年の遊技機、特にパチンコ遊技機は、
所謂、「基板のサブ化」に伴い、機能別に、主制御基板
(主基板ともいう)、賞球払出制御基板(賞球制御基
板、払出制御基板ともいう)、図柄制御基板、音声制御
基板、ランプ制御基板の5つの制御基板と1つの電源基
板とで構成され、更に、前述した5つの制御基板は、ゴ
ト対策として、互いに相互通信を行わず、主制御基板を
中心に、例えば、主制御基板から賞球払出制御基板へと
いうように、1方向通信を行う構成を備えている。
【0003】ところで、従来、パチンコ遊技機では、周
知のように、遊技領域に設けられた入賞口に遊技球が入
賞したときに、遊技者に払い出される遊技球の数のこと
を「賞品球、又は、賞球、セーフ球」といい、CR機
(プリペイドカード式パチンコ遊技機)の場合、パチン
コ遊技機裏面側に設けられる外部出力端子から賞球信号
(賞球数)が出力されている(尚、この数年、CR機だ
けでなく、現金機においても賞球信号が出力される方向
に開発が進んでいる)。通常、パチンコ遊技機から出力
されるこの賞球信号は、ホールコンピュータ(管理装
置)に入力され、1日の営業利益を算出する上で、最も
重要な差球(差玉ともいう)を算出するための要素の1
つとして用いられている。即ち、例えば、1台のパチン
コ遊技機における1日の営業利益を算出するには、1日
の総セーフ球数(総賞球数)−1日の総アウト球数=1
日あたりの差球=1日の利益という演算が行われいる
(尚、アウト球とは、パチンコ遊技機の遊技領域に発射
された遊技球のことである)。
【0004】このように、賞球信号は、ホール経営をす
る上で最も重要な信号であるが、従来技術では、賞球払
出装置から払い出された、若しくは払い出される遊技球
を実際に検出スイッチ(賞球検出スイッチともいう)で
検出し、その検出結果が賞球信号として外部出力端子か
ら出力されるものであった。その結果、次に示すような
問題があった。
【0005】それは、パチンコ遊技機が大当り(特賞と
もいう)状態になると、周知のように、パチンコ遊技機
裏面側の外部出力端子からは、「大当り信号」が出力さ
れるが、この大当り信号の出力中は、大当り状態のとき
の総セーフ球数(総賞球数)を正確に算出することがで
きないと言う問題点であった。これは、所謂、「特賞中
総セーフ球数の誤差」と言われる問題点である。尚、特
賞中総セーフ球数とは、前述の記載から類推できるよう
に、大当り中における総セーフ球数(総賞球数)のこと
であり、ホール経営上、「大当り中の出球(特賞中総セ
ーフ球数−特賞中総アウト球数=特賞中の差球)」と言
われるデータを求める上で重要な要素となっている。
【0006】更に詳しく、前述した「特賞中総セーフ球
数の誤差」と言われる問題に関して述べると、この問題
は、賞球払出装置から払い出された、若しくは、払い出
される遊技球を実際に検出スイッチ(賞球検出スイッチ
ともいう)で検出し、この検出結果を賞球信号として外
部出力端子から出力しているために起こる問題であっ
た。
【0007】即ち、遊技球が入賞口に入賞すると、この
入賞により遊技者に払い出される遊技球(賞球のこと)
を主制御基板で算出し、その算出結果に対応する賞球に
関するコマンドを主制御基板から賞球払出制御基板へ送
信することで、賞球払出装置の駆動モータが駆動し、遊
技球が払い出されていた。そして、賞球払出装置で払い
出した、若しくは、払い出そうとしている遊技球を賞球
払出装置の近傍に設けられた賞球検出スイッチで検出
し、その検出結果を賞球信号として外部出力端子からホ
ールコンピュータ(管理装置)側へ出力するという手順
で構成されていた。ここで、この構成において問題とな
るのは、上記手順中の「賞球払出装置の駆動モータの駆
動」等の時間が、遊技球が入賞口に入賞してから賞球信
号が出力されるまでのタイムラグとなっている点で、こ
のタイムタグは、遊技球が遊技者に賞球として多く払い
出される、即ち、遊技球が入賞口に多く入賞する大当り
状態(大当り信号出力中)のときが最も顕著で、大当り
信号の出力が終了したあとでも、理想では大当り中に出
力し終わっていたい賞球信号が出力されてしまうという
事態を引き起こしていた。つまり、「特賞中総セーフ球
数」の誤差は、大当り中(詳しくは、大当り信号出力
中)に実際に入賞口へ入賞した遊技球数(入賞数とい
う)から算出される計算上の総セーフ球数(総賞球数)
と大当り中(詳しくは、大当り信号出力中)に実際に出
力される賞球信号から算出される総セーフ球数(総賞球
数)との誤差(備考:前述の「大当り中に実際に入賞口
へ入賞した遊技球数から算出される計算上の総セーフ球
数」の方が多くなる)のことであり、正確な特賞中総セ
ーフ球数を算出したいホールにとって、深刻な問題であ
った。
【0008】そこで、上述した問題を解決する手段とし
て、以前、本出願人は、特開平8−812に記載される
発明を提案した。その発明の構成は、パチンコ遊技機の
各入賞口毎(入賞口の種類毎)に検出スイッチを設け、
その検出スイッチからの検出信号をホールコンピュータ
(管理装置)へ出力し、ホールコンピュータ(管理装
置)側で、その検出信号から得られる各入賞口毎の入賞
数(入賞口に入賞した遊技球数)に、各入賞口毎に設定
されている賞球値(1個の遊技球が入賞口に入賞するこ
とによって、払い出される遊技球数)を乗じて、各入賞
口毎の総セーフ球数(総賞球数)を算出したのち、この
算出した各入賞口毎の総セーフ球数を集計することによ
り、全入賞口の総セーフ球数(総賞球数)、即ち、1台
のパチンコ遊技機の総セーフ球数(総賞球数)を算出す
るというものであった。このように構成することで、ど
んな状況下(例えば、大当り中)でも正確な総セーフ球
数(総賞球数)をレスポンス良く算出することが可能に
なる点において、優れた効果を奏していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た発明の構成(特開平8−812)では、ホールコンピ
ュータ(管理装置)側で、各入賞口毎の入賞数に賞球値
を乗じてから集計することで、総セーフ球数を算出して
いるため、ホールコンピュータ(管理装置)側で、各入
賞口毎(入賞口の種類毎)に賞球値を予め設定する必要
があり、ホールの運営コストを増加させる問題があっ
た。
【0010】しかも、その設定作業は、パチンコ遊技機
の種類毎に賞球値が異なるという現状を踏まえると、パ
チンコ遊技機の種類毎に行わなければならず、更に、複
数の賞球値が1つのパチンコ遊技機内で混在する現状も
あり、その結果、大変な作業量となる。また、人為的な
ミス(賞球値の設定ミス)も発生する虞があった。
【0011】そこで、本発明は、上記の事情に鑑み為さ
れたもので、入賞口への遊技球の実際の入賞に対して、
レスポンス良く、尚かつ、簡単に正確な賞球数(セーフ
球数)を得ることができる遊技機の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】上記目
的を達成するために為された請求項1に記載の本発明
は、遊技球による遊技を提供する遊技領域に、少なくと
も1つの入賞口を備え、該入賞口に遊技球が入賞する
と、所定の個数の遊技球を賞球として払い出す賞球払出
装置を備えた遊技機において、前記入賞口に入賞した遊
技球を検出する入賞球検出スイッチを各入賞口毎、若し
くは、入賞口の種類毎に設け、前記入賞球検出スイッチ
が遊技球を検出する度に、賞球として払い出される遊技
球の個数を反映した賞球個数情報を、前記入賞球検出ス
イッチ毎に作成する賞球個数情報作成手段と、複数の遊
技機を管理する管理装置側に、各種の遊技情報を出力す
る外部情報出力手段と、前記外部情報出力手段に含ま
れ、前記賞球個数情報作成手段により作成された賞球個
数情報を出力する賞球個数情報出力端子とを備えること
を特徴とする遊技機を要旨としている。
【0013】このように構成することにより、遊技領域
の入賞口に入賞した遊技球を入賞球検出スイッチで検出
する度に、賞球個数情報作成手段で、賞球払出装置から
賞球として払い出される遊技球の個数を反映した賞球個
数情報が、入賞球検出スイッチ毎に作成されたのち、外
部情報出力手段に設けられた賞球個数情報出力端子から
複数の遊技機を管理する管理装置側に、この賞球個数情
報が出力される。
【0014】これにより、管理装置側では、入賞口への
遊技球の実際の入賞に対して、レスポンス良く、尚か
つ、簡単に正確な賞球数(セーフ球数)を賞球個数情報
から得ることができるようになる。この結果、ホールの
運営に必要な情報を速やかに、且つ正確に得ることが可
能になり、この高い精度の情報を利用して、遊技客の満
足度と、ホールの利益とを両立させたホール経営が可能
になるという極めて優れた効果を奏する。
【0015】尚、賞球個数情報出力端子から出力される
賞球個数情報は、この出力される賞球個数情報に対応す
る賞球が、賞球払出装置から実際に払い出しを完了する
までに管理装置側に出力される様構成されていると尚良
い。つまり、請求項1の遊技機は、「賞球払出装置によ
り、賞球の払い出しが完了する前に、賞球個数情報作成
手段で作成した情報(本件では、各入賞口における賞球
データのこと)を外部情報出力手段から出力する」構成
を備えていても良い。
【0016】また、請求項2に記載の本発明は、請求項
1に記載の遊技機において、前記賞球個数情報出力端子
は、前記入賞球検出スイッチ毎に設けたことを特徴とす
る遊技機を要旨とする。このように構成することによ
り、前述の請求項1の効果に加え、各入賞口毎、若しく
は、入賞口の種類毎の賞球数を賞球個数情報出力端子か
ら得ることができるようになる。これにより、その賞球
数を管理装置側で累計することにより、ホール経営状態
に併せて、各入賞口毎、若しくは、入賞口の種類毎に、
入賞率を調整する(釘やパチンコ遊技機の傾斜を調整す
る)ことができるようになる。
【0017】又、大当り中における大入賞口のみに関す
る賞球数(出球)もデータとして収集することが可能に
なるため、より詳細なデータ分析を行いたいホールに
は、有効となる。この結果、ホールの運営に必要な情報
を速やかに、且つ正確に得ることが可能になり、この高
い精度の情報を利用して、遊技客の満足度と、ホールの
利益とを両立させたホール経営が可能になるという極め
て優れた効果を奏する。
【0018】また、請求項3に記載の本発明は、請求項
1、又は請求項2に記載の遊技機において、前記賞球個
数情報作成手段により作成される賞球の個数の情報を累
計する賞球個数累計手段と、前記賞球払出装置から払い
出される、若しくは払い出された賞球を検出する賞球検
出スイッチと、該賞球検出スイッチの検出結果により得
られる賞球の個数の情報を累計する払出賞球累計手段
と、前記払出賞球累計手段により算出される賞球の個数
が、前記賞球個数累計手段により算出される賞球の個数
より多くなったとき、不正と見なし外部に報知する不正
報知手段とを備えたことを特徴とする遊技機を要旨とす
る。
【0019】このように構成することにより、賞球個数
累計手段によって、賞球個数情報作成手段が入賞口に入
賞した遊技球を入賞球検出スイッチで検出する度に算出
された遊技球の個数が累計される。又、賞球検出スイッ
チの検出結果によって、払出賞球累計手段が、賞球払出
装置から払い出される、若しくは払い出された賞球の個
数の累計を得る。
【0020】そして、不正報知手段が、払出賞球累計手
段により算出された賞球の個数の累計が、賞球個数累計
手段により算出された賞球の個数の累計より多くなった
とき、不正と見なし外部に報知する。これにより、例え
ば、賞球払出装置に不正を加え、強制的に遊技球を払い
出された場合に、不正が外部に、即ちホール側に報知さ
れる。従って、ホール側にとっては、この様な不正の防
止や発見に有効となる。
【0021】この結果、ホールの運営に必要な情報を速
やかに、且つ正確に得ることが可能になると共に、ゴト
行為による不正の防止も可能になり、この高い精度の情
報と、高いセキュリティとを利用して、遊技客の満足度
と、ホールの利益とを両立させたホール経営が可能にな
るという極めて優れた効果を奏する。
【0022】また、請求項4に記載の本発明は、請求項
3に記載の遊技機において、前記払出賞球累計手段によ
り算出される賞球の個数が、前記賞球個数累計手段によ
り算出される賞球の個数より多くなったとき、前記賞球
払出装置から払い出される賞球の払い出し速度を遅くす
る、若しくは払い出しを停止する払出規制手段を設けた
ことを特徴とする遊技機を要旨とする。
【0023】これにより、払出規制手段によって、払出
賞球累計手段により算出される賞球の個数が、賞球個数
累計手段により算出される賞球の個数より多くなったと
き、賞球払出装置から払い出される賞球の払い出し速度
を遅くする、若しくは払い出しを停止することが行われ
る。
【0024】このように構成することにより、例えば、
賞球払出装置に不正を加え、強制的に遊技球が払い出さ
れた場合に、強制的に払い出される遊技球の数を最小限
にすることができる。即ち、ホール側の被害を最小限に
防ぐことができる。この結果、ホールの運営に必要な情
報を速やかに、且つ正確に得ることが可能になると共
に、ゴト行為による不正の排除も可能になり、この高い
精度の情報と、高いセキュリティとを利用して、遊技客
の満足度と、ホールの利益とを両立させたホール経営が
可能になるという極めて優れた効果を奏する。
【0025】また、請求項5に記載の本発明は、請求項
1、又は請求項2に記載の遊技機において、前記賞球個
数情報作成手段により作成される賞球の個数の情報を累
計する賞球個数累計手段と、前記賞球払出装置から払い
出される、若しくは払い出された賞球を検出する賞球検
出スイッチと、該賞球検出スイッチの検出結果により得
られる賞球の個数の情報を累計する払出賞球累計手段
と、前記払出賞球累計手段により算出される賞球の個数
が、前記賞球個数累計手段により算出される賞球の個数
より多くなったとき、前記賞球払出装置から払い出され
る賞球の払い出し速度を遅くする、若しくは払い出しを
停止する払出規制手段とを備えることを特徴とする遊技
機を要旨とする。
【0026】これにより、賞球個数累計手段によって、
賞球個数情報作成手段が入賞口に入賞した遊技球を入賞
球検出スイッチで検出する度に算出された遊技球の個数
が累計される。又、賞球検出スイッチの検出結果によっ
て、払出賞球累計手段が、賞球払出装置から払い出され
る、若しくは払い出された賞球の個数の累計を得る。
【0027】そして、払出規制手段によって、払出賞球
累計手段により算出される賞球の個数が、賞球個数累計
手段により算出される賞球の個数より多くなったとき、
賞球払出装置から払い出される賞球の払い出し速度を遅
くする、若しくは払い出しを停止することが行われる。
【0028】このように構成することにより、例えば、
賞球払出装置に不正を加え、強制的に遊技球を払い出さ
れた場合に、強制的に払い出される遊技球の数を最小限
にすることができる。即ち、ホール側の被害を最小限に
防ぐことができる。この結果、ホールの運営に必要な情
報を速やかに、且つ正確に得ることが可能になると共
に、ゴト行為による不正の排除も可能になり、この高い
精度の情報と、高いセキュリティとを利用して、遊技客
の満足度と、ホールの利益とを両立させたホール経営が
可能になるという極めて優れた効果を奏する。
【0029】
【発明の実施の形態】次に発明の実施の形態を説明す
る。図1は、主基板1と、賞球制御基板3と、図柄制御
基板7と、音声ランプ制御基板9と、発射制御基板13
と、電源基板15との間のインタフェースに関するブロ
ック図、図2は、遊技機5の電気制御系のブロック図を
示す。
【0030】遊技機5は、外観の図示を省略するが遊技
球が入賞口に入賞したら遊技球の賞品(賞品球)を払い
出すと共に、興趣のある画像や音響を出力するパチンコ
遊技を提供するものであって、遊技制御を行う主基板1
を中心にして、以下に示すような基板等を備えている。
【0031】即ち、遊技機5は、詳細は省略するが主制
御を行う主基板1と、副制御を行う賞球制御基板3、図
柄制御基板7、音声ランプ制御基板9、発射制御基板1
3、及び電源基板15とを備えている。主基板1には、
図2に示すように、下記に内容を示すような入力スイッ
チ(入力SW)16と、大入賞口SOL、普通電動役物
SOLなどの出力ソレノイド(出力SOL)18と、図
柄確定回数、大当り、大入賞口開放回数などに関する信
号が出力される端子を備える盤用外部端子板21と、補
給球不足スイッチ(補給球不足SW)23と、下受け皿
満杯スイッチ(下受け皿満杯SW)25とが接続されて
いる。
【0032】入力SW16は、図示を後述する第1種始
動口SW761、特定領域SW705、大入賞口SW
(カウントSW兼用)707、左右の普通図柄作動ゲー
トSW701、703、普通電動役物SW、普通入賞口
SW(左右袖入賞口SW、左右落し入賞口SW)70
9、711、713、715などが9ビットの信号線に
よって、スイッチ信号(SW信号)を主基板1に供給す
る。これら第1種始動口SW761、特定領域SW70
5、大入賞口SW(カウントSW兼用)707、普通入
賞口SW(左右袖入賞口SW709、711、左右落と
し入賞口SW713、715)709〜715は、図示
を省略する各入賞口毎に取り付けられている。尚、特定
領域SW705と、大入賞口SW(カウントSW兼用)
707とは、15個賞球の入賞口に取り付けられ、第1
種始動口SW761と、普通入賞口SW(左右袖入賞口
SW、左右落し入賞口SW)709〜715とは、7個
(又は5個)賞球の入賞口に取り付けられる。
【0033】又、主基板1は、電源基板15から+32
V電源と、+12V電源と、+5V電源と、バックアッ
プ電源と、リセット信号と、停電信号と、クリア信号と
を入力する。この様に入力した信号は、主基板1で遊技
を提供するために利用される。又、主基板1から、8ビ
ットのデータ信号と、1ビットのストローブ信号と、リ
セット信号と、停電信号と、クリア信号とが各1ビット
(全3ビット)で賞球制御基板3に供給されるととも
に、詳細を後述するように、入力スイッチ(入力SW)
16等から入力した7ビットのスイッチ信号が賞球制御
基板3に転送される。
【0034】尚、図2において、主基板1と賞球制御基
板3との間で、データ信号:8ビット+10ビットとあ
るが、この10ビットとは、リセット信号と、停電信号
と、クリア信号と、入力スイッチ(入力SW)16など
から入力した7ビットの信号の合計ビット数である。ま
た、主基板1と賞球制御基板3の間は、6つの信号線、
即ち、データ信号線DATAW、ストローブ信号線ST
BW、リセット信号線、RSW,停電信号線TSW、ク
リア信号線CSW、スイッチ信号線ISWがひとまとま
りに構成されている。
【0035】又、8ビットのデータ信号と、1ビットの
ストローブ信号と、1ビットのリセット信号とが、主基
板1から図柄制御基板7に供給される。図柄制御基板7
は、2ビットのデータ信号と2ビットのコントロール信
号とを、音声ランプ制御基板9との間で双方向通信す
る。尚、1ビットのリセット信号は、図柄制御基板7か
ら音声ランプ制御基板9に供給される。
【0036】これらにより、概ね以下に示すような処理
が行われる。賞球制御基板3は、主基板1から入力した
データ信号と、ストローブ信号と、スイッチ信号に基づ
き、賞球SW1(31)、賞球SW2(32)、貸球S
W1(33)、貸球SW2(34)、賞球モータ制御S
W35、賞球モータ37を利用して、枠用外部端子板4
1に情報出力などを実行したり、遊技球を図示しない上
皿に払い出すと共に、1ビットの発射制御信号を発射制
御基板13に出力する。又、賞球制御基板3は、電源基
板15から+12V電源と、+5V電源と、バックアッ
プ電源とを入力する。
【0037】又、賞球制御基板3には、状態表示器46
が取り付けられ、枠用外部端子板41が接続される。
尚、枠用外部端子板41には、詳細の図示を後述する情
報出力端子1009、不正出力端子1011、賞球端子
1005、球貸し端子1007と、詳細の図示を省略す
る金枠開放端子、内枠開放端子が設けられ、金枠開放端
子に金枠開放SW43が接続され、内枠開放端子に内枠
開放SW45が接続されている。
【0038】賞球SW1(31)と、賞球SW2(3
2)とは、賞球個数をカウントする。貸球SW1(3
3)と、貸球SW2(34)とは、貸球個数をカウント
する。図2に示す図柄制御基板7は、主基板1から送信
されてきたデータ信号と、ストローブ信号と、リセット
信号とに基づき、特別図柄表示装置(特別図柄LCD)
47と、普通図柄表示装置(普通図柄7セグメントLC
D)49とを利用して、遊技における特別図柄と、普通
図柄とを表示する。
【0039】又、図柄制御基板7は、特別図柄表示装置
(特別図柄LCD)47の表示図柄に同期した音声演
出、音響演出、電飾演出を実現させる図柄同期制御信号
を音声ランプ制御基板9に出力する。尚、図柄制御基板
7と、音声ランプ制御基板9とは、双方向通信によっ
て、データの交換が行われる。
【0040】図柄制御基板7から図柄同期制御信号を受
信する音声ランプ制御基板9は、受信した図柄同期制御
信号に従って、スピーカ51を利用した遊技に係わる音
声や音響を出力する。又、LED・ランプなどの電飾5
3を利用して、特別図柄や遊技内容に同期した電飾パタ
ーンを発生する。
【0041】発射制御基板13は、1ビットの発射制御
信号を賞球制御基板3から入力し、タッチプレート61
と、発射停止SW63と、発射モータ65とに接続さ
れ、遊技球の発射を制御する。以上に概略を説明した主
基板1と、賞球制御基板3と、図柄制御基板7と、音声
ランプ制御基板9と、発射制御基板13とには、電源基
板15からのリセット信号線RSWと、+5V電源供給
線DGW5と、+12V電源供給線DGW12とが接続
されている。又、主基板1と、発射制御基板13とに
は、+32V電源供給線DGW32が接続され、音声ラ
ンプ制御基板9には、+24V電源供給線DGW24が
接続されている。
【0042】リセット信号線RSWは、主基板1と、賞
球制御基板3と、図柄制御基板7と、音声ランプ制御基
板9と、発射制御基板13とを電源基板15から一括し
て、リセットするためのものであって、主として、電源
供給開始時の初期化に用いられる。尚、リセット信号線
RSWは、電源基板15から、先ず主基板1に供給さ
れ、主基板1内で、分岐されて、賞球制御基板3と、図
柄制御基板7とに送られる。又、図柄制御基板7は、リ
セット信号を更に分岐して、音声ランプ制御基板9に送
る。この様に送り配線によって、リセット信号を各基板
に配給することにより、電源基板15から賞球制御基板
3や図柄制御基板7など各基板に直接配線する数が低減
され、接続配線の組み付け工数や解体工数の低減を図る
ことが可能になる。
【0043】又、電源基板15からは、停電信号線TS
Wと、バックアップ電源線BKWと、クリア信号線CS
Wとが主基板1と、賞球制御基板3とに接続されてい
る。尚、停電信号線TSWは、電源基板15から、先ず
主基板1に供給され、主基板1内で、分岐されて、賞球
制御基板3に送られている。
【0044】又、同様に、クリア信号線CSWも、電源
基板15から、先ず主基板1に供給され、主基板1内
で、分岐されて、賞球制御基板3に送られている。停電
信号線TSWと、バックアップ電源線BKWと、クリア
信号線CSWとが供給される主基板1と、賞球制御基板
3には、共に周知の遊技機用のセキュリティを考慮した
マイクロ制御ユニット(MPU)71、83が備えられ
ている。このマイクロ制御ユニット(MPU)71、8
3には、CPU、ROM、RAMが備えられている。R
AMは、バックアップ電源線BKWが供給するバックア
ップ電源によって、+5V電源供給線DGW5が供給す
る+5V電源の電力が低下した後もデータが保持され
る。ここでは、バックアップ電源線BKWに電力を供給
する電源基板15は、遊技機5に供給されていた電源が
遮断されて後、20時間以上バックアップ電源を供給す
る能力を有する。
【0045】次に、図1に基づいて、電源基板15と、
主基板1と、賞球制御基板3と、図柄制御基板7と、音
声ランプ制御基板9と、発射制御基板13との間で、電
源供給と信号供給とを行う構成を説明する。なお、詳細
な構成の説明は省略する。電源基板15は、主基板1
と、賞球制御基板3と、図柄制御基板7と、音声ランプ
制御基板9と、発射制御基板13とに、電源供給と信号
供給とを行うために、クリアSW121と、停電信号作
成回路123と、リセット信号作成回路125と、主基
板及び賞球制御基板用バックアップ電源作成回路127
と、+5V、+12V電源作成回路131と、+24
V、+32V電源作成回路133とを備えている。
【0046】クリアSW121は、遊技機5の裏側から
操作可能な位置に取り付けられている押しボタンスイッ
チ構造であって、電源基板15上に取り付けられてい
る。なお、押しボタン構造に替えて、所定の鍵によって
操作するキースイッチ構造としても良い。クリアSW1
21には、クリア信号線CSWが接続されている。クリ
ア信号線CSWは、主基板1と、賞球制御基板3とに接
続されている。接続先の詳細に関しては、後述する。
【0047】停電信号作成回路123は、停電信号線T
SWに接続され、後述する停電信号を主基板1と、賞球
制御基板3とに出力する。リセット信号作成回路125
は、リセット信号線RSWに接続され、後述するリセッ
ト信号を主基板1と、賞球制御基板3と、図柄制御基板
7と、音声ランプ制御基板9と、発射制御基板13とに
出力する。
【0048】主基板及び賞球制御基板用バックアップ電
源作成回路127は、バックアップ電源線BKWに接続
され、後述するバックアップ電源を主基板1と、賞球制
御基板3とに出力する。+5V、+12V電源作成回路
131は、+5V電源供給線DGW5と、+12V電源
供給線DGW12とに接続され、後述する+5V電源
と、+12V電源とを主基板1と、賞球制御基板3と、
図柄制御基板7と、音声ランプ制御基板9と、発射制御
基板13とに出力する。
【0049】+24V、+32V電源作成回路133
は、+24V電源供給線DGW24と、+32V電源供
給線DGW32とに接続され、後述する+24V電源を
音声ランプ制御基板9に供給し、+32V電源を主基板
1と、発射制御基板13とに出力する。
【0050】電源基板15から電源(+5V、+12
V、+32V)やリセット信号等の供給を受ける主基板
1は、CPU,ROM,RAM等を備えたマイクロ制御
ユニット(MPU)71と、このMPU71に接続され
たシステムリセット回路141と、停電信号受信回路1
43と、クリア信号受信回路145と、ポート回路14
7と、ストローブ信号送信回路149と、データ信号送
信回路150とを備えている。
【0051】MPU71は、RESET端子151と、
NMI端子153と、PORT端子157と、DATA
端子159とを備えている。なお、NMI端子153の
様に、「NMI」の文字の上のラインである、ローイネ
ーブルを示すラインは、図面にのみ記載し、明細書中で
は、記載を省略する。MPU71、83の端子の説明に
用いる各記号に関しては、特に説明のない限り米国ザイ
ログ社の商標「Z80」で表示されるマイクロプロセッ
サーの規格に準拠する。
【0052】RESET端子151は、リセット信号線
RSWに接続されたシステムリセット回路141が接続
されており、システムリセット回路141を介して、リ
セット信号を入力する。なお、MPU71の詳細な動作
の説明は、省略する。NMI端子153は、停電信号線
TSWに接続された停電信号受信回路143が接続され
ており、停電信号受信回路143を介して、停電信号を
入力する。
【0053】PORT端子157は、クリア信号線CS
Wに接続されたクリア信号受信回路145が接続されて
おり、クリア信号受信回路145を介して、クリア信号
を入力する。DATA端子159から、ポート回路14
7を介して、ストローブ信号送信回路149と、データ
信号送信回路150とにデータを出力することによっ
て、賞球制御基板3と、図柄制御基板7とを直接制御す
るためのストローブ信号と、データ信号とを出力する。
ストローブ信号は、ストローブ信号線STBWに出力さ
れ、データ信号は、データ信号線DATAWに出力され
る。
【0054】電源基板15から電源(+5V、+12
V)やリセット信号等の供給を受ける賞球制御基板3
は、CPU,ROM,RAM等を備えたマイクロ制御ユ
ニット(MPU)83と、このMPU83に接続された
システムリセット回路161と、停電信号受信回路16
3と、ストローブ信号受信回路165と、データ信号受
信回路167と、ポート回路169と、発射制御信号出
力回路171と、クリア信号受信回路177とを備えて
いる。
【0055】MPU83は、RESET端子173と、
NMI端子175と、PORT端子181と、CLK/
TRG2端子179と、DATA端子183とを備えて
いる。RESET端子173は、リセット信号線RSW
に接続されたシステムリセット回路161が接続されて
おり、システムリセット回路161を介して、リセット
信号を入力する。なお、MPU83の動作の説明に関し
ては、後述する。
【0056】NMI端子175は、停電信号線TSWに
接続された停電信号受信回路163が接続されており、
停電信号受信回路163を介して、停電信号を入力す
る。CLK/TRG2端子179は、ストローブ信号線
STBWに接続されたストローブ信号受信回路165が
接続されており、ストローブ信号受信回路165を介し
て、ストローブ信号を入力する。
【0057】DATA端子183は、データ信号線DA
TAWに接続されたデータ信号受信回路167と、ポー
ト回路169とを介して、データ信号を入力する。又、
ポート回路169によって分岐されたデータ信号は、発
射制御信号出力回路171に接続されている。
【0058】電源基板15から電源(+5V、+12
V)やリセット信号等の供給を受ける図柄制御基板7
は、CPU,ROM,RAM等を備えたマイクロ制御ユ
ニット(MPU)181と、このMPU181に接続さ
れたシステムリセット回路184と、ストローブ信号受
信回路185と、データ信号受信回路187と、ポート
回路195と、このポート回路195を介して接続され
たデータ入出力回路196と、制御信号入出力回路19
7とを備えている。
【0059】MPU181は、RESET端子189
と、INT0端子191と、PORT端子193と、D
ATA端子198とを備えている。RESET端子18
9は、リセット信号線RSWに接続されたシステムリセ
ット回路184が接続されており、システムリセット回
路184を介して、リセット信号を入力する。なお、M
PU181の詳細な動作の説明は省略する。
【0060】INT0端子191は、ストローブ信号線
STBWに接続されたストローブ信号受信回路185が
接続されており、ストローブ信号受信回路185を介し
て、ローイネーブルのストローブ信号を入力する。PO
RT端子193は、データ信号線DATAWに接続され
たデータ信号受信回路187を介して、データ信号を入
力する。
【0061】DATA端子198は、データ入出力回路
196と、制御信号入出力回路197とを利用して、音
声ランプ制御基板9との間で、データの送受信を行う。
電源基板15から電源(+5V、+12V)やリセット
信号等の供給を受ける音声ランプ制御基板9は、CP
U,ROM,RAM等を備えたマイクロ制御ユニット
(MPU)231と、このMPU231に接続されたシ
ステムリセット回路233と、ポート回路234と、こ
のポート回路234を介してMPU231に接続された
データ入出力回路236と、制御信号入出力回路238
とを備えている。
【0062】MPU231は、RESET端子239
と、DATA端子240とを備えている。RESET端
子239は、リセット信号線RSWに接続されたシステ
ムリセット回路233が接続されており、システムリセ
ット回路233を介して、リセット信号を入力する。
【0063】DATA端子240は、データ入出力回路
236と、制御信号入出力回路238とを利用して、図
柄制御基板7との間で、データの送受信を行う。この構
成により、図柄制御基板7と、音声ランプ制御基板9と
の間は、データが双方向に通信され、図柄制御基板7の
図画の表示内容に、音声ランプ制御基板9によるアナウ
ンスや電飾などを同期して出力させたり、電飾の輝度を
調整するツマミを音声ランプ制御基板9に接続してお
き、このツマミによって電飾の輝度の制限が行われた場
合に、その輝度の制限情報を図柄制御基板7に送信し
て、特別図柄の表示輝度を制限するようにしても良い。
【0064】更に、図柄制御基板7と音声ランプ制御基
板9とを双方向通信にすることにより、遊技機5の上皿
(図示しない)の上面に備えた選択スイッチによって、
特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47上で、音声や
音楽、または、ランプパターン(ランプの光り方)等を
遊技者側で自由に選択することが出来るようになる。ま
た、遊技に登場するキャラクタや背景等を、同様に、遊
技機5の上皿(図示しない)に備えた選択スイッチによ
って、特別図柄表示装置(特別図柄LCD)47上で選
択する場合において、遊技者がキャラクタや背景等を選
択し、確定させる毎に、効果音を発生させることが出来
るようになる。
【0065】電源基板15から電源(+5V、+12
V、+32V)やリセット信号等の供給を受ける発射制
御基板13は、電子制御回路を備えた発射制御回路25
1と、この発射制御回路251に接続されたリセット回
路253と、発射制御信号入力回路255とを備えてい
る。
【0066】発射制御回路251は、リセット信号線R
SWに接続されたリセット回路253を介して、リセッ
ト信号を入力し、発射制御信号線HSSWに接続された
発射制御信号入力回路255を介して、発射制御信号を
入力する。次に、主基板1と賞球制御基板3との具体的
回路構成を示して、枠用外部端子板41に図示しないホ
ールコンピュータ(管理装置)への情報が出力される構
成を説明する。
【0067】図3と図4は、主基板1の入力回路の配線
図を2分割して示す。図3に示すように、主基板1は、
遊技機5の図示しない遊技盤上に配設された左普通図柄
作動ゲートスイッチ701の接続線SW0と、右普通図
柄作動ゲートスイッチ703の接続線SW1と、特定領
域スイッチ705の接続線SW2と、カウントスイッチ
707の接続線SW3と、左袖入賞口スイッチ709の
接続線SW4と、右袖入賞口スイッチ711の接続線S
W5と、左落し入賞口スイッチ713の接続線SW6
と、右落し入賞口スイッチ715の接続線SW7とに接
続するターミナル717を備えている。左普通図柄作動
ゲートスイッチ701と、右普通図柄作動ゲートスイッ
チ703とは、賞球数(賞品球数を賞球数と略す)が
「0」の種類の信号を出力し、特定領域スイッチ705
と、カウントスイッチ707とは、賞球数が「15」の
種類の信号を出力し、左袖入賞口スイッチ709と、右
袖入賞口スイッチ711と、左落し入賞口スイッチ71
3と、右落し入賞口スイッチ715とは、賞球数が
「7」(又は「5」)の種類の信号を出力する。
【0068】ターミナル717に入力した信号は、波形
整形回路719、721、723、725、727、7
29、731、733によって、2値化された後、図4
に示すバッファ回路735、737、739、741に
供給される。ここで、波形整形回路719、721、7
23、725、727、729、731、733は、コ
ンパレータ743と、入力抵抗745、747と(波形
整形回路719を代表に説明する)、基準電圧設定抵抗
749、751と、図4に示すプルアップ抵抗753、
又は781とから構成され、左普通図柄作動ゲートスイ
ッチ701と、右普通図柄作動ゲートスイッチ703
と、特定領域スイッチ705と、カウントスイッチ70
7と、左袖入賞口スイッチ709と、右袖入賞口スイッ
チ711と、左落し入賞口スイッチ713と、右落し入
賞口スイッチ715との出力信号を2値化する。例え
ば、スイッチ701〜715の出力がハイレベルになる
と、波形整形回路719〜733の出力は、ローレベル
になって、バッファ回路735〜741の入力に供給さ
れる。尚、慣用されている回路であるので、個々の詳細
な説明は省略する。
【0069】又、主基板1は、遊技機5の図示しない遊
技盤上に配設された第1種始動口スイッチ761が接続
されるコネクタ763と、図示しない賞球払出装置に取
り付けられた賞球SW1(31)、賞球SW2(32)
が接続されるコネクタ765と、下受け皿満杯SW25
が接続されるコネクタ767と、補給球不足SW23が
接続されるコネクタ769とを備えている。
【0070】第1種始動口スイッチ761が接続される
コネクタ763は、波形整形回路771と、プルアップ
抵抗753とを経由して、バッファ回路735、737
に接続されている。また、バッファ回路741にも接続
されている。賞球SW1(31)、賞球SW2(32)
が接続されるコネクタ765は、波形整形回路773、
775と、プルアップ抵抗753とを経由して、バッフ
ァ回路735、737に接続されている。
【0071】下受け皿満杯SW25が接続されるコネク
タ767は、波形整形回路777と、プルアップ抵抗7
81とを経由して、バッファ回路739に接続されてい
る。補給球不足SW23が接続されるコネクタ769
は、波形整形回路779と、プルアップ抵抗781とを
経由して、バッファ回路739に接続されている。
【0072】波形整形回路771、773、775は、
既述した波形整形回路719とほぼ同様の構成である。
波形整形回路777、779は、コンパレータ743
と、入力抵抗787、789と、大容量のコンデンサ7
91と、基準電圧設定抵抗749、751と、プルアッ
プ抵抗781とから構成され、下受け皿満杯SW25
と、補給球不足SW23の出力信号を2値化する。尚、
この2値化に際して、コンデンサ791の働きにより、
下受け皿満杯SW25と、補給球不足SW23の出力信
号のチャタリング波形やノイズ成分が除去され、コンパ
レータ743の入力信号を急激に変化することがないよ
うにする安定化処理が行われる。
【0073】尚、詳細な説明は省略するがバッファ回路
735と、739の出力とは、ターミナル783によっ
て、後述するMPU71のDATA端子159に接続さ
れ、MPU71によって各センサの状態が読み込まれ
る。又、バッファ回路737の出力は、ターミナル78
5によって、図示しない試験用コネクタに接続されてい
る。しかも、この図示しない試験用コネクタには、波形
整形回路729、731、733の出力もターミナル7
86を経由して、接続されている。尚、試験用コネクタ
に関する説明は、省略する。
【0074】バッファ回路741は、ローイネーブルゲ
ート793がそのまま接地されていることから、入力端
子795の状態がそのまま出力端子797に反映され
て、出力される。バッファ回路741の出力端子797
は、保護抵抗器799を介して出力コネクタ801に接
続されている。
【0075】これにより、主基板1の出力コネクタ80
1に、それぞれ2値化処理された後の第1種始動口スイ
ッチ761の出力信号と、カウントスイッチ707の出
力信号と、特定領域スイッチ705の出力信号と、右落
し入賞口スイッチ715の出力信号と、左落し入賞口ス
イッチ713の出力信号と、右袖入賞口スイッチ711
の出力信号と、左袖入賞口スイッチ709の出力信号と
が出力される。
【0076】尚、この出力コネクタ801は、後述する
ように、賞球制御基板3に接続される。回路図中の抵抗
の近傍の数値は、抵抗値(Ω)を参考に示し、コンデン
サの近傍の数値は、静電容量(F)を参考に示す。次
に、主基板1の電源や制御に関する構成と、データの出
力回路の構成を図5と、図6とに基づいて説明する。
尚、図5と図6とは、構成図を2分割して示すもので、
図5は、主にMPU71に信号が入力する部分の構成を
示し、図6は主にMPU71から信号が出力する部分の
構成を示す。
【0077】図5に示すコネクタ401は、詳細の図示
を省略する電源基板15に接続され、電源基板15のリ
セット信号線RSWと、+5V電源供給線DGW5と、
+12V電源供給線DGW12と、+32V電源供給線
DGW32と、停電信号線TSWと、バックアップ電源
線BKWと、クリア信号線CSWとに接続される。
【0078】主基板1のクリア信号線CSWが接続され
るコネクタ401の主ークリア信号端子403は、ノイ
ズフィルタ・波形整形部405と、CLRSW線407
と、図示しない入力バッファと、図6に示すDATA
(0.7)ハーネス409のD6線とを経由して、MP
U71のDATA端子159のD6端子に接続されてい
る。これにより、クリアSW121がON操作される
と、D6端子に低レベルのクリア信号の供給が行われる
ことになる。尚、DATA(0.7)ハーネス409
は、図4のターミナル783と接続されている。
【0079】このD6端子に供給されたクリア信号は、
後述する処理でモニタされRAMの初期化の切っ掛けに
される。主基板1の停電信号線TSWが接続される図5
に示すコネクタ401の主ー停電信号端子411は、ノ
イズフィルタ・波形整形部413を経由して、MPU7
1のNMI端子153に接続されている。又、NMI端
子153は、+5V−a電源の供給を受けたプルアップ
抵抗器415によって、+5Vにプルアップされてい
る。ノイズフィルタ・波形整形部413は、EMIフィ
ルタエレメント417と、R−C型のローパスフィルタ
419と、2個のシュミットインバータ421、423
とから構成され、コネクタ401から入力した停電信号
の波形整形処理を行う。
【0080】これにより、電源基板15から入力した停
電信号が殆ど遅れることなく、ノイズ分を含まず、且つ
0レベルと+5Vレベルとに、2値化されてMPU71
のNMI端子153に供給される。主基板1のリセット
信号線RSWが接続されるコネクタ401の主ーリセッ
ト信号端子431は、ノイズフィルタ433と、遅延・
波形整形部435とを経由して、リセット信号生成部4
37に接続されている。ノイズフィルタ433は、EM
Iフィルタエレメント439と、R−C型のローパスフ
ィルタ441とから構成されている。
【0081】遅延・波形整形部435は、2個のシュミ
ットインバータ443、445で構成される波形整形部
447と、2個のシュミットインバータ451、453
と、このシュミットインバータ451、453の間に介
挿された方向性充放電回路455とで構成された遅延回
路部457と、これらの出力のANDを出力するAND
回路459とから構成されている。
【0082】これにより、遅延・波形整形部435は、
電源基板15に供給されていたAC24Vがダウンした
場合に、低レベルになり、AC24Vの供給が再開され
ると高レベルになるリセット信号を入力して、以下に示
すような動作を行う。 波形整形部447は、リセット信号を僅かの遅れだけ
でAND回路459にそのまま伝達する。
【0083】遅延回路部457は、リセット信号に所
定時間の遅れを加えてAND回路459に供給する。 AND回路459は、波形整形部447から出力され
た信号と、遅延回路部457から出力された信号とのA
NDの信号をリセット信号生成部437に供給する。
【0084】これにより、遅延・波形整形部435から
は、リセット信号が低レベルになるとほぼ同時に低レベ
ルになり、リセット信号が高レベルになると、所定の遅
れ時間の後高レベルになる信号が出力され、リセット信
号生成部437に供給される。
【0085】上記遅延・波形整形部435を構成する遅
延回路部457は、リセット信号に所定の遅れ(ここで
は約300ms)を付加するが、この遅れは、設計事項
であり、遊技機の諸元や設計思想に基づいて、適宜設定
される。この様に立ち上がりが約300ms遅れるリセ
ット信号は、リセット信号生成部437のシフトレジス
タ473のS/L端子(シフト・ロード端子)465に
供給され、以下に示すように、このシフトレジスタ47
3で、MPU71用のリセット信号にされてQH端子4
69から出力され、MPU71のRESET端子151
と、図6に示すポート回路IC482のRESETN端
子484と、図示しない他のポート回路ICのRESE
TN端子に供給され、これらをリセットする。
【0086】尚、QH端子469から出力したリセット
信号を、図6に示すポート回路IC482のRESET
N端子484と、図示しない他のポート回路ICのRE
SETN端子に供給する構成とすることで、次のような
効果を奏する。従来は、電源基板15から送られてきた
リセット信号をノイズ除去後、直接図6に示すポート回
路IC482のRESETN端子484と、図示しない
他のポート回路ICのRESETN端子に供給する構成
としていたが、この方法では、何らかの理由で、電源基
板15からのリセット信号に半導体を破壊する様な静電
気が混入した場合に、シフトレジスタ473の破損だけ
では済まず、ポート回路IC482や図示しない他のポ
ート回路ICまでも破損する虞れがあった。
【0087】これをQH端子469から出力したリセッ
ト信号を、ポート回路IC482等に供給する構成とす
ることで、シフトレジスタ473の破損だけで済ますこ
とが可能になる。つまり、破損の波及範囲を最小限にす
ることが可能になる。又、電源基板15から送られてき
たリセット信号をノイズ除去後、直接ポート回路IC4
82のRESETN端子484等に供給する構成では、
配線距離がなくなると、端子を中継してポート回路IC
482等に供給する必要が生じる。
【0088】これをQH端子469から出力したリセッ
ト信号を、ポート回路IC482等に供給する構成とす
ることで、このQH端子469が中継用の端子の役目を
果たし、中継用の端子の省略が可能になることが考えら
れる。つまり、部品点数の低減が可能になる。
【0089】このように、安全なリセット信号を供給し
たり、中継用の端子の替わりになるリセット信号生成部
437のシフトレジスタ473は、12MHzの発信回
路部475から入力した信号を分周する分周回路部47
1から所定の周波数の信号をCK端子(クロック入力端
子)481に入力し、パラレル入力端子483から予め
設定されているデータを入力し、QH端子469からシ
リアル信号をMPU71に出力する。
【0090】これにより、リセット信号生成部437
は、リセット信号が立ち上がると、所定のシリアルコー
ドのリセット信号をRESET端子151に供給する。
これにより、MPU71はリセットされる。つまり、電
源基板15から出力されたリセット信号の立ち上がりか
ら、遅延回路部457で付加された遅れ時間(約300
ms)後に、主基板1のMPU71は、リセットされ、
再起動される。
【0091】尚、具体的な回路の図示は省略するが、賞
球制御基板3のMPU83と、図柄制御基板7のMPU
181と、音声ランプ制御基板9のMPU231と、発
射制御基板13のMPU251とにも電源基板15から
リセット信号が加えられるが、これらには遅延回路部4
57に相当するものは設けられておらず、リセット信号
に殆ど遅れが付加されることなくMPU83、181、
231、251に加えられる。
【0092】従って、賞球制御基板3のMPU83と、
図柄制御基板7のMPU181と、音声ランプ制御基板
9のMPU231と、発射制御基板13のMPU251
は、主基板1のMPU71より約300msだけ早くリ
セットすることが可能になる。
【0093】この結果、主基板1が起動して、データ信
号やストローブ信号を出力するまでに、賞球制御基板3
と、図柄制御基板7と、音声ランプ制御基板9と、発射
制御基板13とは、稼働状態になっており、主基板1か
ら出力されたデータ信号やストローブ信号を漏らすこと
なく入力する状態になる。
【0094】上述したようにリセット後、MPU71か
ら出力されるデータ信号やストローブ信号は、図6に示
すポート回路IC482や図示しない他のポート回路I
C等で出力先別(例えば賞球制御基板3用や図柄制御基
板7用など)に分けられ、その後、図示しないバッファ
IC、ラッチIC、保護抵抗や保護回路などを経由し
て、図示しないコネクタに供給され、賞球制御基板3
と、図柄制御基板7とに出力される。
【0095】図5の主基板1では、電源基板15からの
電源やデータを入力するコネクタ401と電源やデータ
の入力回路との間に、EMIフィルタエレメントNF
1、NF2、NF3、NF6、417、439が介挿さ
れ、主基板1にノイズが侵入することを防止している。
【0096】EMIフィルタエレメントNF1、NF2
は、+5V電源のノイズ対策用に介装され、+5Vーa
電源と、+5Vーc電源とにノイズが混入することを防
止する。EMIフィルタエレメントNF3は、+12V
電源のノイズ対策用に介装され、+12V電源にノイズ
が混入することを防止する。EMIフィルタエレメント
NF6は、クリア信号にノイズが混入することを防止す
る。EMIフィルタエレメント417は、停電信号にノ
イズが侵入することを防止し、EMIフィルタエレメン
ト439は、リセット信号にノイズが侵入することを防
止する。
【0097】このようなEMIフィルタエレメントは、
賞球制御基板3と、図柄制御基板7と、音声ランプ制御
基板9と、発射制御基板13などの電源やデータの入力
部分に同様に取り付けられ、電源やデータ信号に混入し
て侵入するノイズを除去する。
【0098】又、主基板1では、電源基板15から電源
を入力する入力回路に、ESR(等価直列抵抗)が低
く、且つ温度特性の優れた電解コンデンサC4OSC、
C3OSC、C2OSC、C1OSC(SANYO製O
S−CON、有機半導体結晶を電解液の替わりに含浸し
たコンデンサ、電導度が300〜3000ms/cm)
が取り付けられて、電源から主基板1にノイズが侵入す
ることを防止している。
【0099】又、この電解コンデンサC4OSC、C3
OSC、C2OSC、C1OSCは、インピーダンスの
周波数特性が理想のカーブを描き、しかも電導度が高
く、かつ温度が上昇しても電導度が変化しないことか
ら、電源に混入してきたノイズを良く吸収すると共に、
このノイズの吸収特性が温度が上昇しても殆ど低下する
ことはない。
【0100】電解コンデンサC4OSCは、+32V電
源のノイズ対策用に取り付けられ、+32V電源にノイ
ズが混入することを防止する。電解コンデンサC3OS
Cは、+12V電源のノイズ対策用に取り付けられ、+
12V電源にノイズが混入することを防止する。電解コ
ンデンサC2OSC、C1OSCは、+5V電源のノイ
ズ対策用に取り付けられ、+5V−a電源、+5V−c
電源にノイズが混入することを防止する。
【0101】このESRの低い電解コンデンサは、賞球
制御基板3と、図柄制御基板7と、音声ランプ制御基板
9と、発射制御基板13などの電源の入力部分に同様に
取り付けられ、電源に混入して侵入するノイズを除去す
る。尚、MPU71の出力側の詳細な図示と説明は省略
するが、MPU71のDATA端子159に接続された
ターミナル803と、ポート回路IC482のCO0N
〜CO5N端子805に接続されたターミナル807と
が接続された図示しない出力回路によって、賞球制御基
板3と、図柄制御基板7とに送信するデータ信号とスト
ローブ信号等が作成される。この作成された信号は、図
示しないコネクタに出力される。
【0102】ここで主基板1の図示しないコネクタに出
力された賞球制御基板3へのデータ信号は、図示しない
ワイヤーハーネスを経由して、賞球制御基板3の入力回
路の一部分を示す図7のコネクタ809に入力される。
図7と図8は、賞球制御基板3の入力回路を示す回路図
を2分割して示す。
【0103】又、図4に示した主基板1の出力コネクタ
801は、図示しないワイヤーハーネスを経由して、図
7のコネクタ811に接続される。尚、コネクタ809
には、主基板1から賞球制御基板3へ賞球数などを指示
するコマンドが入力される。又、コネクタ811には、
主基板1によって2値化処理された後の第1種始動口ス
イッチ761の出力信号と、カウントスイッチ707の
出力信号と、特定領域スイッチ705の出力信号と、右
落し入賞口スイッチ715の出力信号と、左落し入賞口
スイッチ713の出力信号と、右袖入賞口スイッチ71
1の出力信号と、左袖入賞口スイッチ709の出力信号
とが入力される。
【0104】賞球制御基板3へのコマンドを入力するコ
ネクタ809は、プルアップ抵抗813と、保護抵抗8
15と、波形整形回路817と、図8に示すプルアップ
抵抗819と、バッファ回路821とを経由して、ター
ミナル839に接続されている。これにより、主基板1
から送られてきたコマンドなどを伝える信号がノイズ除
去や波形整形処理等を経て、ターミナル839に到着す
る。ターミナル839に到着した信号の処理は、後述す
る。
【0105】又、コネクタ811に入力した各スイッチ
の出力状態を示す信号は、プルアップ抵抗825と、保
護抵抗827と、波形整形回路829と、図8に示すプ
ルアップ抵抗831と、バッファ回路833とを経由し
て、ターミナル823に接続されている。これにより、
主基板1を経由して各スイッチから送られてきた信号が
ノイズ除去や波形整形処理等を経て、ターミナル823
に到着する。
【0106】保護抵抗815、827は、入力抵抗を提
供し、コネクタ809、811に混入した静電気の影響
を低減する。波形整形回路817、829は、コンデン
サ853と、2個のシュミットインバータ835の直列
接続によって構成されている。コンデンサ853は、高
周波ノイズ成分を除去する。直列接続のシュミットイン
バータ835は、2値化信号に整形する。バッファ回路
821は、ゲート837が接地され、入力側841の状
態をそのまま出力側843に反映させる。尚、バッファ
回路821は、省略しても良い。又、バッファ回路83
3は、ゲート845に後述するCE2N信号847が供
給され、このCE2N信号847がローレベルになった
ときだけ、入力側849の状態を出力側851に反映さ
せる。
【0107】ターミナル823に到着した信号は、後述
するように、MPU83に供給される。図9と図10
は、賞球制御基板3の入力回路を分割して示す回路図で
ある。図9に示すように、コネクタ809のストローブ
端子857は、EMIフィルタエレメント859と、図
10に示すプルアップ抵抗863と、保護抵抗869
と、波形整形回路865とを経由して、ターミナル86
7に接続されている。これにより、主基板1から出力さ
れたストローブ信号がノイズが除去され、2値信号に整
形されてターミナル867に達する。ターミナル867
に達したストローブ信号は、後述するように、MPU8
3に供給される。
【0108】コネクタ869は、電源基板15から出力
され、主基板1で分岐された+12V電源と、+5V電
源と、バックアップ電源と、クリア信号と、リセット信
号と、停電信号とを図示しないワイヤーハーネスを介し
て入力する。コネクタ869の+12V電源の受電端子
871は、EMIフィルタエレメント873と、電源用
コンデンサ875を経由して、+12V−a電源ターミ
ナル877に接続され、更にEMIフィルタエレメント
879を経由して、+12V−c電源ターミナル881
に接続されている。
【0109】コネクタ869の+5V電源の受電端子8
83は、EMIフィルタエレメント885と、電源用コ
ンデンサ887を経由して、+5V−a電源ターミナル
889に接続され、更にEMIフィルタエレメント89
1を経由して、+5V−c電源ターミナル893に接続
されている。
【0110】これにより、賞球制御基板3に+12V電
源と、+5V電源とが供給される。バックアップ電源の
受電端子895は、+5Vーb電源ターミナル897に
接続されている。クリア信号と、リセット信号と、停電
信号とを入力する端子899、901、903は(回路
構成が同じなので同一の符号で説明する。)、EMIフ
ィルタエレメント905と、プルアップ抵抗863と、
保護抵抗907と、波形整形回路909とを経由して、
ターミナル911、913、915に接続されている。
これにより、主基板1から出力されたクリア信号と、リ
セット信号と、停電信号とがノイズが除去され、2値信
号に整形されてターミナル911、913、915に達
する。ターミナル911、913、915に達したクリ
ア信号と、リセット信号と、停電信号とは、後述するよ
うに、MPU83に供給される。
【0111】賞球SW1(31)と、賞球SW2(3
2)とが接続されるコネクタ917は、波形整形回路9
19と、プルアップ抵抗921と、バッファ回路923
とを経由して、ターミナル823に接続されている。こ
れにより、賞球SW1(31)と、賞球SW2(32)
の出力信号は、2値化され、ターミナル823に供給さ
れる。ターミナル823に達した賞球SW1信号と、賞
球SW2信号とは、後述するようにMPU83に供給さ
れる。
【0112】貸球SW1(33)と、貸球SW2(3
4)とが接続されるコネクタ927、929は、波形整
形回路931と、プルアップ抵抗921と、バッファ回
路923とを経由して、ターミナル823に接続されて
いる。これにより、貸球SW1(33)と、貸球SW2
(34)の出力信号は、2値化され、ターミナル823
に供給される。ターミナル823に達した貸球SW1信
号と、貸球SW2信号とは、後述するようにMPU83
に供給される。
【0113】賞球モータ制御SW37が接続されるター
ミナル933は、波形整形回路935と、プルアップ抵
抗921と、バッファ回路923とを経由して、ターミ
ナル823に接続されている。バッファ回路923は、
ゲート937に接続されているCE1N信号(詳細は後
述する)がローレベルの間、賞球SW1(31)と、賞
球SW2(32)と、貸球SW1(33)と、貸球SW
2(34)等の状態を反映した信号をターミナル823
に出力する。CE1N信号は、ターミナル939から供
給を受ける。
【0114】次にターミナル839、867、911、
913、915、823、939から信号を入力した
り、出力する構成を説明する。図11と、図12は、賞
球制御基板3のMPU83及び、その周囲の構成を分割
して示す回路図である。賞球制御基板3は、図11、図
12に示すように、MPU83と、ポート回路IC94
1とを備え、MPU83は、ターミナル839、86
7、911、913、915、823から信号を入力す
る。
【0115】即ち、主基板1から送信されてきたデータ
信号を入力するターミナル839は、プルアップ抵抗8
43を経由して、MPU83の入力ポート945に接続
されている。これにより、主基板1から送信されてきた
賞球数などのコマンドがPA0〜PA7入力ポート94
5から入力される。
【0116】入賞球や通過した遊技球を検出する様々な
スイッチの出力信号などが入力するターミナル823
は、MPU83のD0〜D7データ端子947に接続さ
れている。これにより、スイッチ23、25、31、3
2、701〜715、761、763の出力信号などが
D0〜D7データ端子947(図1のDATA端子18
3)からMPU83に入力される。
【0117】クリア信号を入力するターミナル911
は、プルアップ抵抗953を経由して、MPU83のP
B0入力ポート949(図1のPORT端子181)に
接続されている。これにより、電源基板15から送られ
てきたクリア信号がMPU83に入力される。
【0118】ストローブ信号が入力されるターミナル8
67は、プルアップ抵抗953を経由して、MPU83
のCLK/TRG2端子179に接続されている。これ
により、主基板1から賞球制御基板3用に出力されたス
トローブ信号がMPU83に入力される。
【0119】停電信号を入力するターミナル915は、
プルアップ抵抗953を経由して、MPU83のNMI
端子175に接続されている。これにより、電源基板1
5から出力された停電信号がMPU83に入力される。
リセット信号を入力するターミナル913は、シフトレ
ジスタ955のS/L端子(シフト・ロード端子)95
7に接続されている。入力したリセット信号は、以下に
示すように、このシフトレジスタ955で、MPU83
用のリセット信号にされてQH端子959から出力さ
れ、MPU83のRESET端子173と、図12に示
すポート回路IC941のRESETN端子961と、
図示しない他のポート回路ICのRESETN端子に供
給され、これらをリセットする。
【0120】このシフトレジスタ955は、図11に示
す12MHzの発信回路部963から入力した信号を分
周する分周回路部965から所定の周波数の信号をCK
端子(クロック入力端子)967に入力し、パラレル入
力端子969から予め設定されているデータを入力し、
QH端子959からシリアル信号をMPU83に出力す
る。
【0121】これにより、電源基板15から出力された
リセット信号が立ち上がると、所定のシリアルコードの
リセット信号をRESET端子173に供給する。これ
により、MPU83はリセットされ、再起動される。ポ
ート回路IC941は、MPU83のD0〜D7データ
端子947に接続されるD0〜D7データ端子971
と、MPU83のA0〜A7アドレス端子973に接続
されるA0〜A7アドレス端子975等を備えている。
又、MPU83のD0〜D7データ端子947がデータ
を取り込むタイミングを指示するCE1N信号とCE2
N信号とを出力するCE1N端子977、979と、P
A0〜PA4パラレル出力ポート981と、AP0〜A
P4パラレル出力ポート983とを備えている。PA0
〜PA4パラレル出力ポート981は、ターミナル98
5に接続され、AP0〜AP4パラレル出力ポート98
3は、ターミナル987に接続されている。これらター
ミナル985、987の用途を次に説明する。
【0122】ターミナル985は、図13に示す賞球モ
ータ37用のドライバー回路989の制御信号がポート
回路IC941から出力される。ドライバー回路989
は、図13に示すように、PWM電流制御型ステッピン
グモータドライバIC991と、信号入力処理回路99
3と、出力回路995と、コネクタ997とを備えてい
る。コネクタ997には、賞球モータ37が接続され
る。
【0123】これにより、ドライバー回路989は、賞
球モータ37の回転状態を制御して、賞球の払い出し
と、貸球の払い出しとを実行する。ターミナル987
は、賞球制御基板3の情報を外部、(例えば、ホールコ
ンピュータや発射制御基板13)に出力するためのもの
で、図14の賞球制御基板3の出力回路図に示すよう
に、ターミナル987に接続されたバッファ回路999
と、バッファ回路999の出力を保護する保護抵抗10
01と、この保護抵抗1001を経由した信号が加えら
れるコネクタ1003とが接続されている。コネクタ1
003は、賞球情報端子1005と、貸球情報端子10
07と、情報出力端子1009と、不正出力端子101
1とを備えている。
【0124】これにより、賞球制御基板3から外部に賞
球情報端子1005と、貸球情報端子1007と、情報
出力端子1009と、不正出力端子1011とを介し
て、後述する情報が出力される。又、バッファ回路99
9には、プリペイドカードユニット用の出力回路101
3が接続され、賞球制御基板3からプリペイドカードユ
ニットに制御信号が出力可能にされている。尚、詳細な
説明は、省略する。
【0125】バッファ回路999に接続されたターミナ
ル987には、他に発射制御基板13用の出力回路10
15が接続され、発射モータ65の制御が可能にされて
いる。尚、詳細な説明は、省略する。次に賞球制御基板
3によって実行される処理を説明する。
【0126】図15は、電源投入時に賞球制御基板3に
よって実行される電源投入時処理ルーチンのフローチャ
ートである。この電源投入時処理ルーチンは、リセット
信号の立ち上がり時(低レベル状態から高レベル状態に
なったとき)にMPU83(例えばエルイーテック製L
E2080A−PA)で起動されるものであって、概ね
クリア信号の有効、無効の判断及び処理と、電源の投入
時の判断及びRAMの初期化と、電源断時の状態への復
旧処理とを行う。
【0127】この電源投入処理は、リセット信号の立ち
上がりによるシステムリセットの発生後、セキュリティ
チェックを行った後、0000Hから処理がスタートす
ることにより、起動される。この電源投入処理では、先
ず、スタック・ポインタに8000Hを設定し(S20
00)、次いでマスカブル割込みの設定を行う割込みモ
ードを設定してから(S2010)、CPU内蔵RAM
(MPU83が備えるRAM)のアクセスを許可し(S
2020)、次いでCTCを1ms周期のインターバル
タイマとして設定、及び割込みモード2使用のための割
込みベクトルアドレスの設定、及びPIOを入力ポート
として設定するなどのCPU周辺デバイスの初期設定を
行う(S2030)。
【0128】S2010ないしS2030では、マスカ
ブル割込みの設定で、CTC割込みの設定を行い、1m
s毎にマスカブル割込みが発生するようになる。これに
より、所定番地のタイマーINT処理が1ms毎に起動
されるようになる。尚、ノンマスカブル割込みは、NM
I端子175に停電信号が入力することにより発生し、
後述する所定番地の停電検出時処理が起動されるように
なる。
【0129】次に賞球制御基板3に入力されるクリア信
号(賞ークリア信号と記す。)をチェックして(S20
40)、OFF、即ちクリア信号が有効であるならば、
RAMのクリアを望んでいると判断して、RAMを全て
クリアする処理(S2080)に移行する。
【0130】又、賞ークリア信号のチェック(S204
0)で、OFFでないと判断した場合、即ちクリア信号
が無効である場合には、次に電源断の発生情報をチェッ
クして(S2050)、正常でなければ、即ちRAMに
電源断の発生情報が設定されていない場合には、電源投
入時と判断して、RAMを全てクリアする処理(S20
80)に移行する。
【0131】この電源断の発生情報のチェックで(S2
050)、正常であると判断された場合には、次にRA
Mのチェックサムを算出して(S2060)、正常であ
るかチェックし(S2070)、正常でなければ、電源
断復旧時であるが、RAMの内容が完全には保護されて
いなくて、一部が破壊され、電源断時の状態には戻すこ
とが出来ないと判断して、RAMを全てクリアする処理
(S2080)に移行する。
【0132】RAMのチェックサムも正常であれば、電
源断時の状態に戻すことが可能であると判断して、後述
する電源断時の処理(S2100〜S2160)を実行
する。上記S2040〜S2070で、RAMを全てク
リアする処理(S2080)を行う必要があると判断さ
れた場合には、そのクリア処理の実行後、マスカブル割
込みを使用するために割込み許可を設定後(S209
0)、図16の払出制御開始に処理を移行する。
【0133】即ち、電源断時点の状態に戻すことが出来
ない場合、或いは戻す必要がない場合には、そのままR
AMの初期化などの処理だけを行って、完全に初期化さ
れた状態から払出制御を開始する。一方、電源断時点の
状態に戻す処理を行うことが可能、或いは必要と判断し
た場合には、先ず電源断時のスタック・ポインタの復帰
を行い(S2100)、次いで払い出し停止状態に設定
し(S2110)、電源断の発生情報をクリアして(S
2120)、ポート(84H)の状態が電源断時に格納
した状態と同じか判断し(S2130)、ポート(84
H)の状態が電源断時と同じになるまで待機する。
【0134】つまり、主基板1は、停電の直前のポート
の状態に復帰して、伝送データを例えば「05H」にす
る。これを、賞球制御基板3のポートは、入力して、図
19に基づいて後述する電源断時処理で格納し、保存し
ておいたポート(84H)の状態と対比して、同一であ
れば、ポート(84H)の状態が電源断時に格納した状
態と同じであると判断する。そして、次の処理に移行す
る。
【0135】又、保存しておいたポート(84H)の状
態と対比して、同一にならない場合には、S2130の
待機状態が継続される。この場合には、内蔵するウオッ
チドッグタイマが、例えばイネーブルタイムアウト時間
が「1425ms」に設定されていれば、このイネーブ
ルタイムアウト時間が経過した時点で、ユーザーリセッ
トが発生する。
【0136】又、この場合のリスタートでは、FD02
H番地のWDTクリアレジスタに例えば、「55H」
「AAH」「33H」の順にコントロールワードが書き
込まれて、ウオッチドッグタイマがクリアされ、リスタ
ートされる。即ち、停電からの復帰時に主基板1か賞球
制御基板3の何れかに不具合があって、主基板1と賞球
制御基板3との間に、不一致が発生した場合には、ウオ
ッチドッグタイマの働きによって、賞球制御基板3がリ
セットされ、主基板1からの指令に従うように処理され
る。
【0137】主基板1と賞球制御基板3との間に、不一
致がなく、停電の発生から停電の復帰に際して、主基板
1と賞球制御基板3とが揃って正常に機能していること
で、ポートが電源断時の状態に戻ったら、次いで復帰し
たスタック・ポインタによりCPUのレジスタを復帰後
(S2140)、電源断前の割込み許可/禁止状態をチ
ェックして(S2150)、電源断前に割込み許可状態
であった場合には、割込み許可をし(S2160)、電
源断前に割込み禁止状態であった場合には、そのまま、
処理を電源断前の番地へ移行する。
【0138】これにより、賞球制御基板3の状態が電源
断前の状態に戻され、電源断前の続きの処理を実行す
る。以上に説明した図15の電源投入時処理により、電
源断前の状態に戻すことが可能な場合、又は戻す必要が
ある場合には、賞球制御基板3の状態が電源が断された
その時の状態にまで戻され、賞球の払い出しなどの続き
を実行し、一方電源断前の状態に戻すことが出来ない場
合、又は戻すことが要求されていない場合には、初期化
された状態から遊技の実行が開始される。
【0139】次に、図16に基づいて、払出制御開始処
理を説明する。図16の払出制御開始処理に処理が移行
すると、先ずMPU83のCPUが内蔵する内蔵ウオッ
チドッグタイマをクリアし(S2200)、主基板1か
ら送信されてきたコマンドを取得して、このコマンドに
応じて払い出し/停止状態又は賞球の総獲得遊技球数を
格納する(S2210)。
【0140】次いで、主基板1を経由して、送られてき
た第1種始動口スイッチ763と、特定領域スイッチ7
05と、カウントスイッチ707と、左袖入賞口スイッ
チ709と、右袖入賞口スイッチ711と、左落し入賞
口スイッチ713と、右落し入賞口スイッチ715の検
出状態を格納し(S2212)、この検出状態に基づい
て入賞球個数を算出する(S2214)。ここでは、特
定領域スイッチ705と、カウントスイッチ707とが
遊技球の検出信号を出力する毎に、値「15」を乗算
し、第1種始動口スイッチ763と、左袖入賞口スイッ
チ709と、右袖入賞口スイッチ711と、左落し入賞
口スイッチ713と、右落し入賞口スイッチ715とが
遊技球の検出信号を出力する毎に値「7」、(又は
「5」)を乗算することで、入賞球個数を算出する。即
ち、各スイッチ毎に入賞球個数が算出される。
【0141】次いで、その算出した入賞球個数に基づい
て、図示しない賞球払出装置によって、実際に払い出し
が行われていない賞球数を表す未払出入賞球個数を、今
回の算出までに設定されていた未払出入賞球個数にS2
214で算出した入賞球個数を加算することにより求め
る処理を行う(S2215)。
【0142】次に、S2214で算出した入賞球個数を
入賞種別毎に算出する(S2217)。ここでは、特定
領域スイッチ705と、カウントスイッチ707とが遊
技球を検出した数に値「15」を乗算して、大入賞口の
賞球数に当たる入賞球個数を算出し、第1種始動口スイ
ッチ763と、左袖入賞口スイッチ709と、右袖入賞
口スイッチ711と、左落し入賞口スイッチ713と、
右落し入賞口スイッチ715とが遊技球を検出した数に
値「7」、(又は「5」)を乗算して、大入賞口以外の
賞球数に当たる入賞球個数を算出する。
【0143】種別毎に、入賞球個数を算出した後、この
算出した入賞球個数を分別して、入賞球個数信号として
出力する処理を行う(S2219)。この処理により、
情報出力端子1009から、種別毎の入賞球個数信号が
出力される。この入賞球個数信号は、図示しない呼び出
しランプユニットと、ホールコンピュータとに出力され
る。
【0144】例えば、賞球数が7個の入賞口の賞球数が
○○個を示す入賞球個数信号と、賞球数が15個の入賞
口の賞球数が○○個を示す入賞球個数信号とが情報出力
端子1009から出力される。尚、入賞球個数信号は、
賞球数が1個当たり1パルス出力される。尚、入賞球個
数信号は、賞球数が5個当たり1パルス、10個当たり
1パルスとしても良い。
【0145】又、賞球数が1個当たり1パルス出力する
場合には、ホールコンピュータとの間に設けられた図示
しない中継ユニット、又は呼び出しランプユニットでパ
ルス数を積算して、所定時間毎(例えば10秒毎)、又
は所定個数毎(例えば、10個毎)に、ホールコンピュ
ータに送信するようにしても良い。ホールコンピュータ
への送信は、慣用されている信号線やLANによる。
【0146】尚、上記例では、入賞口の種類、或いは賞
球数の種類毎に、分けて出力するものであるが、これに
替えて、入賞口毎に(例えば、大入賞口、始動口、・・
毎に)分けて賞球数を出力しても良く、或いは入賞球の
検出SW毎に分けて賞球数を出力しても良い。
【0147】入賞球個数信号の出力後は、プリペイドカ
ードユニットが接続されているかを判断し(S222
0)、プリペイドカードユニットが接続されていれば、
発射制御信号をOFF(低レベル)にすることにより発
射を許可する処理を行う(S2230)。又、プリペイ
ドカードユニットが接続されていないならば、発射制御
信号をON(高レベル)にすることにより発射を停止す
る処理を行う(S2240)。
【0148】これにより、プリペイドカードユニットが
接続されていない遊技機5は、遊技球の発射が出来なく
なる。次に、払い出し作動/停止状態を判断し(S22
50)、払い出し作動状態であれば、更にプリペイドカ
ードユニットからの球貸信号の受信があるかを判断して
(S2260)、球貸信号の受信があったら、図17に
後述する球貸制御処理に制御を移行する処理を行う。
尚、「球貸」と「貸球」は同じ意味の語句である。
【0149】これにより、プリペイドカードユニットに
よる球貸が行われる。払い出し停止状態で(S225
0)、且つプリペイドカードユニットから球貸信号の受
信もない場合には(S2260)、更に総獲得遊技球数
が「0」になったかを判断して(S2280)、「0」
になっていなければ、図18に後述する賞球制御処理に
制御を移行する処理を行う。尚、上記「総獲得遊技球
数」とは、主基板1の方で算出した賞球に関するデータ
のことであり、ターミナル839(図11参照)から入
力したデータによるものである。理論上、上記「総獲得
遊技球数」は、「未払出入賞球個数」と同じ値になる
が、本実施例では、賞球を払い出すためのデータとして
は、主基板1で作成したデータの方、即ち、「総獲得遊
技球数」の方を採用し、賞球の払い出しを行っている。
もちろん、賞球制御基板3で作成したデータの方、即
ち、「未払出入賞球個数」の方を採用しても良い。
【0150】これにより、賞球の払い出しが行われる。
払い出し停止中(S2250)、又は総獲得遊技球数が
「0」の場合には、以下のエラー表示処理を順次実行す
る(S2283〜S2390)。即ち、先ず詳細を後述
する不正信号出力処理が行われているかを判断し(S2
283)、不正信号出力が行われていれば、状態表示器
46のエラー表示LEDに「6」表示処理を行って、図
16の払出制御開始処理の始めに戻る。
【0151】又、不正信号の出力が行われていないと判
断された場合には(S2283)、次にプリペイドカー
ドユニット未接続異常かの判断(S2290)、球貸計
数スイッチ(貸球SW1、2(33、34)のこと)異
常かの判断(S2300)、賞球計数スイッチ(賞球S
W1、2(31、32)のこと)異常かの判断(S23
10)、賞球モータ異常かの判断(S2320)、払い
出し停止状態かの判断(S2330)を順次行って、全
てが否定されれば、状態表示器46のエラー表示LED
に異常がないことを示す「0」表示処理を行う(S23
40)。
【0152】又、プリペイドカードユニットが未接続に
よる異常があると判断した場合には(S2290)、状
態表示器46のエラー表示LEDに「5」表示処理を行
う(S2350)。球貸計数スイッチ異常と判断した場
合には(S2300)、状態表示器46のエラー表示L
EDに「4」表示処理を行う(S2360)。
【0153】賞球計数スイッチ異常と判断した場合には
(S2310)、状態表示器46のエラー表示LEDに
「3」表示処理を行う(S2370)。賞球モータ異常
と判断した場合には(S2320)、状態表示器46の
エラー表示LEDに「2」表示処理を行う(S238
0)。
【0154】払い出し停止状態と判断した場合には(S
2330)、状態表示器46のエラー表示LEDに
「1」表示処理を行う(S2390)。エラー表示処理
をの実行後は(S2290〜S2340)、図16の払
出制御開始処理の始めに戻って、繰り返し実行する。
【0155】これにより、エラー表示を状態表示器46
に行うことが出来る。図17は、球貸制御処理のフロー
チャートである。図17の球貸制御処理が起動される
と、まず貸球SW1、SW2(31、32)等のスイッ
チのOFFからONへの検出情報を記憶する処理を行っ
て(S2400)、賞球モータ37を貸球側へ駆動し
(S2410)、球貸個数をカウントして(S242
0)、球貸個数が「25」に達するまで、S2400か
ら以降の処理を繰り返す(S2430)。
【0156】ここで、賞球モータ37を貸球側へ駆動し
続けると、賞球モータ37が加熱されるため、所定回転
角度毎に回転速度を低下させる冷却運転を行う。この様
に、賞球モータ37を連続運転しながら、球貸個数が
「25」に達したら、再び、図16に既述した払出制御
開始処理に移行する処理を行う。
【0157】これにより、実際に球貸が実行される。図
18は、賞球制御処理のフローチャートである。図18
の賞球制御処理が起動されると、まず賞球SW1、SW
2(33、34)等のスイッチのOFFからONへの検
出情報を記憶する処理を行って(S2500)、賞球モ
ータ37を賞球側へ駆動し(S2526によって、不正
信号が出力されている間は、賞球モータ37の駆動速度
を10分の1に低下する。又は、賞球モータ37の駆動
を停止する。)(S2510)、実際に払い出しが行わ
れた賞球個数をカウントする(S2520)。その後、
S2215の処理で更新される未払出入賞球個数からS
2520で検出された賞球個数を差し引く処理を行って
(S2522)、その結果の未払出入賞球個数が負にな
ったを判断し(S2524)、負になっていれば、賞球
数を越えて、実際に払い出しが行われてしまった状態で
あることから、故障や異常動作、或いはゴト行為による
不正動作などが発生していると判断して、不正信号を出
力する処理を実行する(S2526)。不正信号は、不
正出力端子1011によって、外部に出力される。例え
ば、図示しない呼び出しランプユニットや、ホールコン
ピュータに出力される。
【0158】これにより、ホールのスタッフや周囲の遊
技者が賞球の払い出しに関する不正や異常が発生してい
ることを知覚することが可能になり、その原因の排除を
速やかに実行することが出来る。又、賞球払出装置に不
正を加え、強制的に遊技球を払い出された場合に、不正
が外部に、即ちホール側に報知される。従って、ホール
側にとっては、この様な不正の防止や発見に有効とな
る。
【0159】この結果、ホールの運営に必要な情報を速
やかに、且つ正確に得ることが可能になると共に、ゴト
行為による不正の防止も可能になり、この高い精度の情
報と、高いセキュリティとを利用して、遊技客の満足度
と、ホールの利益とを両立させたホール経営が可能にな
るという極めて優れた効果を奏する。
【0160】一方、S2524にて、未払出入賞球個数
が「0」以上の間は、賞球の払い出し過ぎが発生してい
ないので、不正信号を出力する状態ではないと判断して
次の処理に移行する。又、不正信号を出力する状態では
ないと判断した場合、又は不正信号の出力後(S252
6)は、賞球個数(実際に払い出した賞品球数)が総獲
得遊技球数(主基板1からの指令に基づく賞品球数)と
一致するまで、S2500から以降の処理を繰り返す
(S2530)。
【0161】これにより、賞球の払い出しが正常に実行
されている間は、S2524によって、不正信号の出力
などは発生せず、S2530によって、賞球の払い出し
が完了したとの判断が行われるまで、S2510による
賞球の払い出しが継続される。
【0162】又、入賞に対応する賞球数を越えて実際に
賞球が払い出されてしまった場合には、不正信号が外部
に出力されて、ホールスタッフによる不正な状態の解消
が図られると共に、更なる賞球の払い出しが指令され続
けていても、S2510の処理によって、賞球の払い出
しがほぼ停止状態、又は停止状態にされ、被害の拡大が
防止される。
【0163】つまり、賞球制御基板3が独自に各SWの
出力信号(S2212で格納した値)に基づいて、算出
した賞球数を越えて実際に賞球の払い出しがあった場合
には、賞球の払い出しに異常か不正が介在していると判
断して、その報知の実行と、異常、又は不正な状態の拡
大の防止とを図ることが出来る。従って、賞球の払い出
しに関する異常や不正に対して、信頼性の高い遊技機5
を提供することが可能になると言う優れた効果を奏す
る。
【0164】この結果、ホールの運営に必要な情報を速
やかに、且つ正確に得ることが可能になると共に、ゴト
行為による不正の排除も可能になり、この高い精度の情
報と、高いセキュリティとを利用して、遊技客の満足度
と、ホールの利益とを両立させたホール経営が可能にな
るという極めて優れた効果を奏する。
【0165】尚、賞球モータ37は、1個の遊技球を払
い出す毎に、12msの冷却時間を挟みながら連続運転
され、賞球の払い出しの信頼性を向上させている。上述
した処理により、S2530にて、賞球個数が総獲得遊
技球数に達したら、再び、図16に既述した払出制御開
始処理に移行する処理を行う。
【0166】尚、図16の払出制御開始処理では、S2
300〜S2330等で、故障や異常を検出したら、図
17の球貸制御処理と、図18の賞球制御処理とを、中
止、又は中断する。又、中止や中断、或いは停止する処
理は行わず、図示しない処理にて、払出間隔を3秒付与
する処理を行う。例えば、図17では、S2430で
「NO」とされた場合に、3秒のタイマを付加し、その
3秒経過後、S2400を実行する。
【0167】又、図18では、S2530で「NO」と
された場合に、3秒のタイマを付加し、その3秒経過
後、S2500を実行する。この様にすることで、遊技
球を1個払い出す毎に、3秒のインターバルが取られる
ことになり、遊技機5に不正が加えられたり、異常や故
障が発生して、賞球制御基板3に遊技球の払出を求める
コマンドが不正に入力したとしても、遊技球が最小限だ
け払い出されて、予期しない払出や不正な払出を最小限
に止めることが可能になる。
【0168】尚、3秒のインターバルを付加することに
代えて、賞球モータ37の回転速度を遅くする様にして
も良い。例えば、S2510やS2410では、1個の
払出を72msで行うように賞球モータ37を駆動して
いたが、これを3000ms程度で行うようにしても良
い。尚、3000msは、一例であり、数秒程度なら同
様の作用が得られる。
【0169】この様に、3秒のインターバルを挟んだ
り、賞球モータ37の駆動速度を遅くすることによる不
正への対応方法を採ることで、主基板1から出力された
賞球の払い出しを指示するコマンドが必ず実行され、か
つ未払い出し分は、記憶されているので、遊技球の払い
出し漏れや情報の消失がおこることが防止され、故障や
異常でもないのに、異常であると誤った判断をして、遊
技球の払い出しを求めるコマンドや情報を誤って削除し
てしまうということがなくなり、遊技者に損害を被らせ
ることが防止される。
【0170】次に、図19に基づいて、電源断時処理を
説明する。図19の電源断時処理が起動されると、先ず
CPUのレジスタを退避し(S2600)、次いで電源
断の発生情報が設定されているかを判断して(S261
0)、既に設定されていれば、待機ルーチンに移行し、
未だ電源断の発生情報が設定されていなければ、次に、
スタック・ポインタを格納してから(S2620)、賞
球モータ37が正常位置であるかの判断を行って(S2
630)、正常位置でなければ正常位置まで賞球モータ
37を駆動し(S2640)、又既に正常位置であれば
賞球モータ37をそのままにして、次に賞球計数奥側ス
イッチと賞球計数手前側スイッチ(賞球SW1、SW2
(31、32))の通過を監視することと(S265
0)、球貸計数奥側スイッチと球貸計数手前側スイッチ
(貸球SW1、SW2(33、34))の通過を監視す
ることとを(S2650)、行うことを、図19の電源
断時処理が起動してから約70ms経過するまで繰り返
し実行する(S2670)。これにより、停電の直前に
払い出された賞球や球貸の検出漏れが防止される。尚、
S2640による賞球モータ37を正常位置まで駆動す
る動作では、遊技球を連続して排出する連続運転でない
ことから、12msの冷却期間を挟んだ運転は、行わ
ず、正常位置まで賞球モータ37を連続運転する。
【0171】賞球や球貸の払い出しの監視後は、以下の
処理を順次実行して、待機ルーチンに移行し、電源の供
給が断たれるのを待機する。即ち、先ずポート(84
H)の状態を格納し(S2680)、次いで電源断の発
生情報を格納し(S2690)、RAMのチェックサム
を算出し、格納し(S2700)、CPU内蔵RAMの
アクセス禁止を順次行う(S2710)。
【0172】これにより、AC24Vが停電した場合
に、払い出しの状態を監視した後、賞球制御基板3への
+5Vと、+12Vとによる電源供給が停止状態になっ
て、MPU83がストップ状態に移行する。内蔵RAM
は、バックアップ電源によって記憶内容が保持されてい
る。
【0173】このMPU83がストップ状態に移行し
て、MPU83の停電処理が完了するまで、電源供給線
DGW5、DGW12による+5Vと、+12Vとの電
源供給が確保されている。この後、電源供給線DGW
5、DGW12からの電源が遮断された後もバックアッ
プ電源線BKWから供給されたバックアップ電源によっ
て、記憶内容が20時間以上保持される。
【0174】上述したように停電状態に移行した賞球制
御基板3は、電源が復帰した時に電源基板15から出力
されるリセット信号がRESET端子151に入力され
ると、処理を中断した箇所から継続する。以上に説明し
た遊技機5の主基板1と、賞球制御基板3と、電源基板
15とは、遊技機5への電源の供給が停止されると、電
源基板15から停電信号が出力された主基板1のRAM
と、賞球制御基板3のRAMの記憶内容が変更されない
ようにしてストップ状態になるまで、電源供給線DGW
5、DGW12による+5Vと、+12Vとの電源供給
を維持し、その後バックアップ電源によって、記憶内容
が保持される。
【0175】これにより、停電の発生時点の遊技機5の
主基板1と、賞球制御基板3との現況が停電中も保存さ
れる。この結果、停電の復旧後、電源電圧が適切な値に
戻り、電源基板15がリセット信号を主基板1と、賞球
制御基板3とに供給すると、賞球制御基板3が先に稼働
状態になり、次いで約300ms遅れて主基板1が稼働
状態になって、RAMの記憶内容に基づいて、遊技機5
の主基板1と、賞球制御基板3とが停電の発生前の状態
に戻される。
【0176】電源基板15からリセット信号を受信する
図柄制御基板7は、主基板1から受信したコマンドに基
づいて、特別図柄表示装置47と、普通図柄表示装置4
9とに所定の図柄を表示する。ここでは、受信したコマ
ンドに応じて、特別図柄表示装置47に電源投入時の表
示、客待ちデモンストレーションの表示、遊技図柄の表
示、大当り図柄の表示、V表示、大入賞口の開放回数の
表示、大当り終了の表示、賞球数異常の表示、下受け皿
満杯異常の表示、補給数不足異常の表示、賞球SW31
の断線・短絡異常の表示、賞球数異常の非表示、下受け
皿満杯異常の非表示、補給数不足異常の非表示、賞球S
W31の断線・短絡異常の非表示、停電復帰の表示を行
い、普通図柄表示装置49に電源投入時の表示、変動パ
ターンの表示を行う。
【0177】図柄制御基板7は、電源供給線DGW5、
DGW12によって、+5Vと、+12Vとの電源供給
を受けており、遊技機5へのAC24Vの電源供給が停
止した場合には、+5V、+12Vが自然放電によって
Low出力になるのに伴って、作動を停止する。
【0178】なお、遊技機5へのAC24Vの電源供給
が再開すると、再び+5V、+12V電源の供給を受
け、再び画像の表示を行う。電源基板15からリセット
信号を受信する音声ランプ制御基板9は、図柄制御基板
7から受信したデータやコマンドに基づいて、無音、特
別図柄の変動パターンに対応した音声、特別図柄の停止
の音声、大当り開始の音声、大入賞口開放中の音声、大
入賞口開放間インターバルの音声、大当り終了の音声出
力を行う。
【0179】なお、遊技機5へのAC24Vの電源供給
が再開すると、再び+5V、+12V電源の供給を受
け、再び音声の出力を行う。又、音声ランプ制御基板9
は、LEDなどの電飾53に、待機中の電飾パターン、
遊技図柄に対応した電飾パターン、特別図柄の停止に対
応した電飾パターン、大当り開始の電飾パターン、大入
賞口開放中の電飾パターン、大入賞口開放間インターバ
ルの電飾パターン、大当り終了の電飾パターン、賞球数
異常の電飾パターン、賞球数復帰の電飾パターン、特別
図柄保留LEDの電飾パターン、普通図柄保留LEDの
電飾パターン、確率変動ランプの電飾パターンを実行す
る。
【0180】電源基板15からリセット信号を受信する
発射制御基板13は、電源供給線DGW5、DGW1
2、DGW32によって、+5Vと、+12Vと、+3
2Vの電源供給を受けており、遊技機5へのAC24V
の電源供給が停止した場合には、+5V、+12V、+
32V電源の自然放電によってLow出力になるのに伴
って、作動を停止する。
【0181】また、遊技機5へのAC24Vの電源供給
が再開すると、+5V、+12V、+32V電源の供給
を受け、再び発射制御を開始する。尚、賞球情報端子
1005を第1種始動口SW761、特定領域SW70
5、大入賞口SW(カウントSW兼用)707、左右袖
入賞口SW709、711、左右落し入賞口SW71
3、715に個々に対応して設けても良いし、個々を識
別できるように情報を出力することが可能な構成として
も良い。。
【0182】このように構成することにより、遊技領域
の入賞口に入賞した遊技球を第1種始動口SW761、
特定領域SW705、大入賞口SW(カウントSW兼
用)707、左右袖入賞口SW709、711、左右落
し入賞口SW713、715で検出する度に、入賞球個
数を算出して、賞球情報端子1005から管理装置側
に、出力できる。
【0183】これにより、管理装置側では、入賞口への
遊技球の実際の入賞に対して、レスポンス良く、尚か
つ、簡単に正確な賞球数(セーフ球数)を入賞球個数情
報から得ることができるようになる。又、賞球情報端子
1005から出力される入賞球個数は、この出力される
入賞球個数情報に対応する賞球が、賞球払出装置から実
際に払い出しを完了するまでに管理装置側に出力される
様構成されていると、より正確に賞球数(セーフ球数)
を入賞球個数情報から得ることができるようになる。
【0184】しかも、各入賞口毎、若しくは、入賞口の
種類毎の賞球数を賞球情報端子から得ることができるよ
うになる。これにより、その賞球数を管理装置側で累計
することにより、ホール経営状態に併せて、各入賞口
毎、若しくは、入賞口の種類毎に、入賞率を調整する
(釘やパチンコ遊技機の傾斜を調整する)ことができる
ようになる。
【0185】又、大当り中における大入賞口のみに関す
る賞球数(出球)もデータとして収集することが可能に
なるため、より詳細なデータ分析を行いたいホールに
は、有効となる。この結果、ホールの運営に必要な情報
を速やかに、且つ正確に得ることが可能になり、この高
い精度の情報を利用して、遊技客の満足度と、ホールの
利益とを両立させたホール経営が可能になるという極め
て優れた効果を奏する。
【0186】次に特許請求の範囲の構成と、発明の実施
の形態との対応を説明する。なお、従属する部分に関し
ては、記載を省略する。請求項1の遊技球、遊技領域、
入賞口、賞球払出装置に対応する発明の実施の形態の図
示は省略してあるが、慣用されている遊技機の構成が対
応する。
【0187】入賞球検出スイッチは、第1種始動口SW
761、特定領域SW705、大入賞口SW(カウント
SW兼用)707、左右袖入賞口SW709、711、
左右落し入賞口SW713、715が対応する。賞球個
数情報作成手段は、S2217の処理、及びこれに関連
する説明が対応する。
【0188】複数の遊技機を管理する管理装置側に、各
種の遊技情報を出力する外部情報出力手段は、S221
9の処理と、コネクタ1003とに関する説明が対応す
る。賞球個数情報出力端子は、賞球情報端子1005が
対応する。請求項2の賞球個数情報出力端子を入賞球検
出スイッチ毎に設けたことは、尚書のが対応する。
【0189】請求項3の賞球個数累計手段は、S221
5の処理が対応する。賞球検出スイッチは、賞球SW
1、2(31、32)が対応する。払出賞球累計手段
は、S2520の処理が対応する。前記払出賞球累計手
段により算出される賞球の個数が、前記賞球個数累計手
段により算出される賞球の個数より多くなったとき、不
正と見なし外部に報知する不正報知手段は、S2526
の処理、S2283、S2286の処理、不正出力端子
1011が対応する。
【0190】請求項4の払出規制手段は、S2510の
処理の説明が対応する。請求項5は、請求項1ないし請
求項4の記載内容とほぼ同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 主基板1と、賞球制御基板3、図柄制御基板
7、音声ランプ制御基板9、音声ランプ制御基板9、発
射制御基板13と、電源基板15との間のインタフェー
スに関するブロック図である。
【図2】 遊技機5の電気制御系のブロック図である。
【図3】 主基板1の入力回路の配線図を2分割して示
す回路図である。
【図4】 主基板1の入力回路の配線図を2分割して示
す回路図である。
【図5】 主基板1のMPU71に信号が入力する部分
の構成図である。
【図6】 主基板1のMPU71から信号が出力する部
分の構成図である。
【図7】 賞球制御基板3の入力回路の一部分を示す回
路図である。
【図8】 賞球制御基板3の入力回路の一部分を示す回
路図である。
【図9】 賞球制御基板3の入力回路を分割して示す回
路図である。
【図10】 賞球制御基板3の入力回路を分割して示す
回路図である。
【図11】 賞球制御基板3のMPU83及び、その周
囲の構成を分割して示す回路図である。
【図12】 賞球制御基板3のMPU83及び、その周
囲の構成を分割して示す回路図である。
【図13】 賞球モータ37用のドライバー回路989
の回路図である。
【図14】 賞球制御基板3の出力回路図である。
【図15】 電源投入時に賞球制御基板3によって実行
される電源投入時処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図16】 払出制御開始処理ルーチンのフローチャー
トである。
【図17】 球貸制御処理ルーチンのフローチャートで
ある。
【図18】 賞球制御処理ルーチンのフローチャートで
ある。
【図19】 電源断時処理ルーチンのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…主基板、3…賞球制御基板、5…遊技機、7…図柄
制御基板、9…音声ランプ制御基板、13…発射制御基
板、15…電源基板、16…入力SW、18…出力SO
L、21…盤用外部端子板、23…補給球不足スイッ
チ、25…下受け皿満杯SW、31…賞球SW1、32
…賞球SW2、33…貸球SW1、34…貸球SW2、
35…賞球モータ制御SW、37…賞球モータ、41…
枠用外部端子板、46…状態表示器、51…スピーカ、
53…電飾、61…タッチプレート、65…発射モー
タ、123…停電信号作成回路、125…リセット信号
作成回路、127…主基板及び賞球制御基板用バックア
ップ電源作成回路、131…+5V、+12V電源作成
回路、133…+24V、+32V電源作成回路、14
1…システムリセット回路、143…停電信号受信回
路、145…クリア信号受信回路、147…ポート回
路、149…ストローブ信号送信回路、150…データ
信号送信回路、151…RESET端子、153、17
5、…NMI端子、157、181、193…PORT
端子、159、183、198、240…DATA端
子、161、184、233…システムリセット回路、
163…停電信号受信回路、165、185…ストロー
ブ信号受信回路、167…データ信号受信回路、16
9、195、234…ポート回路、171…発射制御信
号出力回路、173、189、239…RESET端
子、177…クリア信号受信回路、179…CLK/T
RG2端子、187…データ信号受信回路、…RESE
T端子、191…INT0端子、196…データ入出力
回路、197、238…制御信号入出力回路、236…
データ入出力回路、251…発射制御回路、253…リ
セット回路、255…発射制御信号入力回路、401、
869…コネクタ、403…主ークリア信号端子、40
5…ノイズフィルタ・波形整形部、407…CLRSW
線、409…ハーネス、411…主ー停電信号端子、4
13…ノイズフィルタ・波形整形部、415、753、
781、813、819、825、831、843、8
63、921…プルアップ抵抗器、417、439、8
59、873、879、885、891、905…EM
Iフィルタエレメント、419、441…ローパスフィ
ルタ、421、443、451、835…シュミットイ
ンバータ、431…主ーリセット信号端子、433…ノ
イズフィルタ、435…遅延・波形整形部、437…リ
セット信号生成部、447…波形整形部、455…方向
性充放電回路、457…遅延回路部、459…AND回
路、469、959…QH端子、471…分周回路部、
473…シフトレジスタ、475…発信回路部、48
2、941…ポート回路IC、483…パラレル入力端
子、484、961…RESETN端子、701…左普
通図柄作動ゲートスイッチ、703…右普通図柄作動ゲ
ートスイッチ、705…特定領域スイッチ、707…カ
ウントスイッチ、709…左袖入賞口スイッチ、711
…右袖入賞口スイッチ、713…左落し入賞口スイッ
チ、715…右落し入賞口スイッチ、717、783、
785、786、803、807、823、839、8
67、911、913、915、933、939、98
5、987…ターミナル、719、771、773、7
77、779、817、829、865、909、91
9、931、935…波形整形回路、735、737、
739、741…バッファ回路、743…コンパレー
タ、745…入力抵抗、749…基準電圧設定抵抗、7
61…第1種始動口スイッチ、763、765、76
7、769、809、811…コネクタ、787…入力
抵抗、791、853…コンデンサ、793…ローイネ
ーブルゲート、795…入力端子、797…出力端子、
799…保護抵抗器、801…出力コネクタ、805…
CO0N〜CO5N端子、815、827…保護抵抗、
821、833…バッファ回路、837、845…ゲー
ト、841、849…入力側、843、851…出力
側、847…CE2N信号、857…ストローブ端子、
869…保護抵抗、871…受電端子、875、887
…電源用コンデンサ、877…+12V−a電源ターミ
ナル、881…+12V−c電源ターミナル、883、
895…受電端子、889…+5V−a電源ターミナ
ル、893…+5V−c電源ターミナル、897…+5
Vーb電源ターミナル、899…端子、907、100
1…保護抵抗、917、927、997、1003…コ
ネクタ、923…バッファ回路、937…ゲート、94
1…ポート回路IC、945…入力ポート、947…デ
ータ端子、949…PB0入力ポート、953…プルア
ップ抵抗、955…シフトレジスタ、963…発信回路
部、965…分周回路部、969…パラレル入力端子、
971…D0〜D7データ端子、973…A0〜A7ア
ドレス端子、977…CE1N端子、981…PA0〜
PA4パラレル出力ポート、983…AP0〜AP4パ
ラレル出力ポート、989…ドライバー回路、991…
PWM電流制御型ステッピングモータドライバIC、9
93…信号入力処理回路、995…出力回路、999…
バッファ回路、1005…賞球情報端子、1007…貸
球情報端子、1009…情報出力端子、1011…不正
出力端子、1013、1015…出力回路、BKW…バ
ックアップ電源線、CSW…クリア信号線、DATAW
…データ信号線、DGW12…12V電源供給線、DG
W24…24V電源供給線、DGW32…32V電源供
給線、DGW5…5V電源供給線、HSSW…発射制御
信号線、RSW…リセット信号線、STBW…ストロー
ブ信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 英勝 愛知県春日井市東野町西二丁目14番地の15 (72)発明者 梁川 誠市 愛知県春日井市美濃町2丁目102番地 Fターム(参考) 2C088 AA41 BA09 BA10 BA13 BA21 BC27 CA06 CA26 CA31 CA35

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球による遊技を提供する遊技領域
    に、少なくとも1つの入賞口を備え、該入賞口に遊技球
    が入賞すると、所定の個数の遊技球を賞球として払い出
    す賞球払出装置を備えた遊技機において、 前記入賞口に入賞した遊技球を検出する入賞球検出スイ
    ッチを各入賞口毎、若しくは、入賞口の種類毎に設け、 前記入賞球検出スイッチが遊技球を検出する度に、賞球
    として払い出される遊技球の個数を反映した賞球個数情
    報を、前記入賞球検出スイッチ毎に作成する賞球個数情
    報作成手段と、 複数の遊技機を管理する管理装置側に、各種の遊技情報
    を出力する外部情報出力手段と、 前記外部情報出力手段に含まれ、前記賞球個数情報作成
    手段により作成された賞球個数情報を出力する賞球個数
    情報出力端子とを備えることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の遊技機において、 前記賞球個数情報出力端子は、前記入賞球検出スイッチ
    毎に設けたことを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】請求項1、又は請求項2に記載の遊技機に
    おいて、 前記賞球個数情報作成手段により作成される賞球の個数
    の情報を累計する賞球個数累計手段と、 前記賞球払出装置から払い出される、若しくは、払い出
    された賞球を検出する賞球検出スイッチと、 該賞球検出スイッチの検出結果により得られる賞球の個
    数の情報を累計する払出賞球累計手段と、 前記払出賞球累計手段により算出される賞球の個数が、
    前記賞球個数累計手段により算出される賞球の個数より
    多くなったとき、不正と見なし外部に報知する不正報知
    手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の遊技機において、 前記払出賞球累計手段により算出される賞球の個数が、
    前記賞球個数累計手段により算出される賞球の個数より
    多くなったとき、前記賞球払出装置から払い出される賞
    球の払い出し速度を遅くする、若しくは払い出しを停止
    する払出規制手段を設けたことを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】請求項1、又は請求項2に記載の遊技機に
    おいて、 前記賞球個数情報作成手段により作成される賞球の個数
    の情報を累計する賞球個数累計手段と、 前記賞球払出装置から払い出される、若しくは払い出さ
    れた賞球を検出する賞球検出スイッチと、 該賞球検出スイッチの検出結果により得られる賞球の個
    数の情報を累計する払出賞球累計手段と、 前記払出賞球累計手段により算出される賞球の個数が、
    前記賞球個数累計手段により算出される賞球の個数より
    多くなったとき、前記賞球払出装置から払い出される賞
    球の払い出し速度を遅くする、若しくは払い出しを停止
    する払出規制手段とを備えることを特徴とする遊技機。
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