JP2003259811A - 分画大豆蛋白の製造法 - Google Patents

分画大豆蛋白の製造法

Info

Publication number
JP2003259811A
JP2003259811A JP2002061233A JP2002061233A JP2003259811A JP 2003259811 A JP2003259811 A JP 2003259811A JP 2002061233 A JP2002061233 A JP 2002061233A JP 2002061233 A JP2002061233 A JP 2002061233A JP 2003259811 A JP2003259811 A JP 2003259811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protein
soybean protein
fraction
subunit
soybean
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002061233A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3649199B2 (ja
Inventor
Tadahisa Shimoda
忠久 下田
Nobuo Sagi
信雄 鷺
Shinpei Morita
紳平 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oil Co Ltd
Original Assignee
Fuji Oil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Oil Co Ltd filed Critical Fuji Oil Co Ltd
Priority to JP2002061233A priority Critical patent/JP3649199B2/ja
Publication of JP2003259811A publication Critical patent/JP2003259811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3649199B2 publication Critical patent/JP3649199B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】水溶性が高く沈殿が生じ難く、加熱してもゲル
形成能が小さい大豆蛋白を得ることを目的とする。副次
的には大豆の11S塩基性サブユニットを殆ど含まない
大豆蛋白画分を得ること、しかも7S蛋白と11S蛋白
の分画工程を必要とすることなく、また油脂の使用も必
須とすることなく、得ることを目的とする。 【解決手段】11S酸性サブユニットと11S塩基性サ
ブユニットが解離した大豆蛋白溶液に、アルコールを加
えて大豆蛋白溶液のアルコール濃度を10〜60容量%
に調整し沈殿画分を分離して上澄画分を得ることを特徴
とする分画大豆蛋白の製造法であり、大豆蛋白溶液の1
1S塩基性サブユニットと11S酸性サブユニットを解
離させる態様としては還元処理または加熱処理をするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は11S塩基性サブユ
ニットを殆ど含まない大豆蛋白の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】大豆蛋白には7S蛋白、11S蛋白、A
SP(Acid SensitiveProtein)
などが含まれている。このうち、11S蛋白はさらに1
1S酸性サブユニットと11S塩基性サブユニットから
構成されており、両サブユニットを分画製造する方法は
以下のような方法が知られている。すなわち特開200
0−191694号公報「大豆の11Sグロブリンより
サブユニットを分画・調製する方法及びその製品」に
は、11Sグロブリンを、150℃(水蒸気圧のゲージ
圧で約4 kgf/cm2)以上の水蒸気と接触させて、
酸性サブユニット画分と塩基性サブユニット画分を分画
する方法が開示されている。また特開昭63−0367
48号公報「大豆グリシニンよりサブユニットを分離し
て調整する方法」には、大豆タンパク質の主要成分であ
るグリシニンを還元剤の存在下で加熱して酸性サブユニ
ット画分と塩基性サブユニット画分に分離して、各サブ
ユニットをモノマーとして得る大豆グリニシンより酸性
サブユニットと塩基性サブユニットを分離調製する方法
が開示されている。
【0003】これらはいずれも一旦大豆蛋白から11S
蛋白を分離した後に、サブユニットを分画するものであ
り、11S蛋白を分離する過程を経ずに直接サブユニッ
トを得る方法には次のものがあるにすぎない。
【0004】すなわち特開平9−023821号公報
「大豆11Sグロブリン塩基性サブユニットの分離方
法」には、大豆の分散液を加熱処理することにより、大
豆に含まれる蛋白質及び油脂を水相に溶出させ、溶出さ
せた油滴に蛋白質中の大豆11Sグロブリン塩基性サブ
ユニットを凝縮させた後、該塩基性サブユニットが凝縮
した油滴を水相から分離する大豆11Sグロブリン塩基
性サブユニットの分離方法が開示されている。特開平9
−025296号公報「大豆11Sグロブリン塩基性サ
ブユニットの分離方法」には、大豆の分散液に、油脂を
加えて乳化し、水相に分散させた油滴に、加熱処理によ
り大豆から溶出させた蛋白質中の11Sグロブリン塩基
性サブユニットを凝縮させた後、該塩基性サブユニット
が凝縮した油滴を水相から分離する、大豆11Sグロブ
リン塩基性サブユニットの分離方法が開示されている。
これらは、11S塩基性サブユニットの疎水性を利用し
たもので油脂成分の存在を必須とする方法である。
【0005】一方大豆蛋白は熱によって容易に加熱変性
する熱凝固性があって種々の食品に利用されているが、
飲料など水溶液の状態を維持したい場合は、熱凝固性が
障害になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、水溶性が
高く沈殿が生じ難く、加熱してもゲル形成能が小さい大
豆蛋白を目的として種々研究を行った。そういう中で、
塩基性サブユニットは疎水性アミノ酸が多いことに着目
しこれを選択的に除去することを着想し、かかる塩基性
サブユニットを殆ど含まない画分を得ることを目指し、
しかも7S蛋白と11S蛋白の分画工程を必要とするこ
となく、また油脂の使用も必須とすることなく、得るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記目的を
解決するため鋭意研究を行う中で、7S蛋白なども共存
する系にあっても、11S蛋白は、酸性サブユニットと
塩基性サブユニットに解離でき、アルコール濃度を特定
範囲に調整することにより11S塩基性サブユニットを
選択的に殆ど沈殿除去できる知見を得て本発明を完成す
るに到った。
【0008】即ち、本発明は11S酸性サブユニットと
11S塩基性サブユニットが解離した大豆蛋白溶液に、
アルコールを加えて大豆蛋白溶液のアルコール濃度を1
0〜60容量%に調整し沈殿画分を分離して上澄画分を
得ることを特徴とする分画大豆蛋白の製造法であり、大
豆蛋白溶液の11S塩基性サブユニットと11S酸性サ
ブユニットを解離させる態様としては還元処理または加
熱処理をすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を詳細
に説明する。この発明において、大豆蛋白溶液中、11
S酸性サブユニットと11S塩基性サブユニットに解離
させることは、分離した11S蛋白について両サブユニ
ットを解離する公知の技術に準じて実施できる。即ち、
大豆蛋白溶液は11S蛋白以外に7S蛋白など他の画分
を含んでいても、溶液を還元条件下で処理するか、また
は/及び加熱処理することにより両サブユニットに解離
させることができる。
【0010】従い原料大豆は、育種や遺伝子操作等で1
1Sを豊富にした大豆はもちろん、11S蛋白以外に7
S蛋白などを含む最も普通の大豆を用いることができ
る。また、大豆蛋白溶液には、油脂が存在する必要がな
いので、丸大豆だけでなく脱脂した大豆を原料として、
水抽出して得た豆乳や、それを等電点沈殿させて分離し
中和して蛋白溶液としたものも利用できる。また市販の
分離大豆蛋白を水に溶解させて利用することもできる。
【0011】還元条件下で処理する態様としては、亜硫
酸ナトリウム、アスコルビン酸、メルカプトエタノール
などの還元剤を大豆蛋白溶液に添加する方法や、電解還
元装置などを利用して電気的還元状態に処理する方法、
など公知の方法を利用することができる。
【0012】加熱処理は、通常70℃〜210℃で1秒
〜60分、間接加熱、直接蒸気吹き込み加熱など利用す
ることができるが、好ましくは120℃〜160℃で1
秒〜60秒の直接蒸気吹き込み加熱、最適には、135
℃〜155℃で1秒〜60秒の直接蒸気吹き込み加熱が
よい。
【0013】大豆蛋白溶液の蛋白濃度は3−10%の範
囲が望ましい。濃度が薄すぎると実用的でなく、また濃
度が高過ぎると7Sと11S塩基性サブユニットの重合
が生じやすいので目的とする分画の効率が低下する。
【0014】しかも上記のように解離が起こっても、単
に遠心分離しただけでは、目的とする溶解性に優れた7
S蛋白、11S酸性サブユニット及びASPを主成分と
する蛋白の収率が小さくなり好ましくない。
【0015】本発明は、11S塩基性サブユニットを殆
ど含まない画分を収率よく得るために特定アルコール濃
度範囲に大豆蛋白溶液を調整することが重要である。ア
ルコールはメタノール、プロパノール等も使用できる
が、食品用としてはエタノールが好適である。
【0016】この大豆蛋白のアルコール濃度が10〜6
0容量%、好ましくは15%〜52%、より好ましくは
20%〜30%である。この範囲で11S塩基性サブユ
ニットを効率よく沈殿させて遠心分離などで除去するこ
とにより、11S塩基性サブユニットを殆ど含まない上
澄画分を得ることができる。大豆蛋白のアルコール濃度
が低いと11S塩基性サブユニットが沈殿しないので、
良好な上澄みを得がたい。また、大豆蛋白溶液のアルコ
ール濃度が高いと11S酸性サブユニット、7S蛋白、
ASPの沈殿量が増えてやはり好ましくない。アルコー
ル添加により沈殿した画分を分離除去する手段として
は、濾過、遠心分離などの固液分離手段を利用すること
ができる。
【0017】得られた溶液画分は11S酸性サブユニッ
ト、7S蛋白及びASPを主成分として溶解 性に優
れ、加熱してもゲル形成性が極めて少ないものである。
従って、飲料などの利用に適していると言える。また、
溶液画分は、プロテアーゼの作用を受けやすく、沈殿を
生じないので、効率よく加水分解物を得ることができ
る。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明の実施態様を説明
するが、例示は当然単なる説明であって、発想思想の内
包・外延とは直接関係の無いものである。
【0019】実施例1 市販の分離大豆(フジプロテインテクノロジー社販売の
「フジプロ−R」。以下「SPI」という)の水溶液
(固形分濃度5%)に0.12%(対SPI重量)の亜
硫酸ナトリウムを添加し140℃で蒸気吹き込みによる
直接加熱を10秒間行った溶液を、撹拌しながらエタノ
ールを加えて全体を20%エタノール溶液とした。その
後、不溶解物を遠心分離(5000rpm、20分)に
て沈降させて上澄みと沈殿物に分画した。上澄み画分の
固形分収率は26.9%、沈殿物画分の収率は73.1
%であった。上澄液はエバポレーターでアルコールを除
去した後凍結乾燥した。以下この標品を「B(―)SP
I」という。沈殿物は水に分散させた後凍結乾燥した。
【0020】HPLC及びSDS電気泳動による分析か
ら、その上澄み画分には11S塩基性サブユニット(以
下11S・BSと呼ぶ)が殆ど欠損しているのが明らか
になった。この画分は水への溶解性が良く、また10%
濃度でもゲル化しないので水溶性蛋白飲料に適してい
た。
【0021】比較例1 脱脂大豆から水抽出して得た豆乳を酸沈殿させたカード
を中和した分離大豆蛋白質溶液を固形分濃度5%に調整
した。この水溶液に撹拌しながらエタノールを加えて全
体を20%エタノール溶液とした後、遠心分離(500
0rpm、20分)にて上澄みと沈殿物に分画した。上
澄みと沈殿物画分の固形分収率はそれぞれ86.2%と
13.8%であった。11S・BSは両画分に存在して
いた(図2の‘及び’並びに‘および’)。ま
た解離していない高分子のものが沈殿画分に観察され
た。
【0022】実施例2 脱脂大豆から水抽出して得た豆乳を酸沈殿させたカード
を中和した分離大豆蛋白質溶液を固形分濃度5%に調整
した。この水溶液を140℃で10秒間蒸気加熱した
後、撹拌しながらエタノールを加えて全体を20%エタ
ノール溶液とした。遠心分離(5000rpm、20
分)にて分画した上澄みと沈殿物両画分の固形分収率は
それぞれ93.7%と6.3%であった。11S・BS
は20%沈殿画分に回収された(図2の‘及び’)
が、上澄液にも一部観察された(図2の‘及び
’)。
【0023】この方法で得た上澄み液の酵素消化に対す
る感受性は還元されたもの(実施例1のB(―)SP
I)と、されていないもの(比較例1)との中間であっ
た。また本例の両画分では、比較例1の沈殿画分に比べ
高分子のものは少なかった。実施例3 B(−)S
PIと分離大豆蛋白(SPI)との溶解性の比較方法B
(−)SPI及びSPIを5%、10%、15%になる
様に脱イオン水に溶解さ せた。充分に攪拌後、遠心分
離行い上澄み液を取った。その溶液を各各450倍に水
で希釈し、OD280nmで蛋白濃度を測定した。
【0024】
【表1】溶解性の比較 ─────────────────────────────────── 試料濃度 5% 10% 15% ─────────────────────────────────── 分離大豆蛋白 17.1 40.54 54.5 (SPI) (13.6%) (16.2%) (14.5%) ─────────────────────────────────── B(−) SPI 126 170.6 256.0 (100%) (68.2%) (68.2%) ─────────────────────────────────── ( )の値は使用した蛋白量に対する溶解した蛋白量を示す。 便宜上ODat280nm:mg/ml=1として計算した。
【0025】この結果、11S蛋白の塩基性サブユニッ
トを除くことにより大豆蛋白の水に対する溶解性が非常
に上がることが判った。
【0026】実施例4 B(−)SPIと分離大豆蛋白(SPI)のプロテアー
ゼに対する消化性の比較を行うために両者の5%溶液を
作成した。それにプロチンをpH7.0、37℃5時間
反応させた。反応後遠心分離を行い上澄液中の蛋白量、
沈殿量を測定した。
【0027】
【表2】酵素消化性の比較 ─────────────────────────────────── 分解後の上澄液中の蛋白量 沈殿収率 ─────────────────────────────────── 分離大豆蛋白 80.4% 19.6% B(−) SPI 98.0% 2.0% ───────────────────────────────────
【0028】この様に11S塩基性サブユニットを含ま
ない大豆蛋白はプロテアーゼの作用を受けやすく、沈殿
を生じないことが明らかになった。即ち水溶性の高いペ
プチドが出来ていることを示している。
【0029】実施例5 (B(−)SPI)のゲル形
成能 大豆蛋白(B(−)SPI)のゲル形成能を調べるため
に10%溶液を作り80℃20分間加熱したがゲルを形
成せず、濁りも生じなかった。即ちこのことは飲料用等
に利用する際に有効である。
【0030】実施例6
【0031】
【表3】(B(−)SPI)と分離大豆蛋白(SPI)
のアミノ酸分析結果B(−)SPIと分離大豆蛋白(S
PI)のアミノ酸組成 ─────────────────────────────── アミノ酸 SPI(mol%) B(−)SPI(mol%) ─────────────────────────────── アルギニン 7.67 7.83 リジン 6.13 6.86 ヒスチジン 3.87 2.97 フェニルアラニン 4.90 5.12 チロシン 4.00 2.86 ロイシン 7.44 6.12 イソロイシン 2.96 3.77 バリン 3.11 3,51 アラニン 4.50 3.27 グリシン 4.42 4.15 メチオニン 1.79 1.62 システイン 1.42 1.79 グルタミン酸 20.03 23.43 アスパラギン酸 12.20 12.16 セリン 5.90 5.17 スレオニン 3.74 5.90 プロリン 5.70 5.90 ───────────────────────────────
【0032】SPIよりチロシン、ロイシン、アラニン
の減少は見られるがイソロイシン、バリン、グルタミン
酸の増加が見られる。しかし全体としてのアミノ酸バラ
ンスは取れている。
【0033】
【発明の効果】7S蛋白と11S酸性サブユニットから
なるゲル形成能の極めて少ない、水溶解性に優れた大豆
蛋白を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】は実施例1で用いたSPI,20%エタノール
沈殿の上澄み画分と沈殿画分の電気泳動結果を示す図面
代用写真である。
【図2】は実施例2および比較例1で分取した上澄み画
分と沈殿画分の電気泳動結果を示す図面代用写真であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】11S酸性サブユニットと11S塩基性サ
    ブユニットが解離した大豆蛋白溶液に、アルコールを加
    えて大豆蛋白溶液のアルコール濃度を10〜60容量%
    に調整し沈殿画分を分離して上澄画分を得ることを特徴
    とする分画大豆蛋白の製造法。
  2. 【請求項2】大豆蛋白溶液の11S塩基性サブユニット
    と11S酸性サブユニットを解離させる態様が還元処理
    または加熱処理をする請求項1の製造法。
JP2002061233A 2002-03-06 2002-03-06 分画大豆蛋白の製造法 Expired - Fee Related JP3649199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002061233A JP3649199B2 (ja) 2002-03-06 2002-03-06 分画大豆蛋白の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002061233A JP3649199B2 (ja) 2002-03-06 2002-03-06 分画大豆蛋白の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003259811A true JP2003259811A (ja) 2003-09-16
JP3649199B2 JP3649199B2 (ja) 2005-05-18

Family

ID=28670240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002061233A Expired - Fee Related JP3649199B2 (ja) 2002-03-06 2002-03-06 分画大豆蛋白の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3649199B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007116961A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Fuji Oil Co Ltd ゲルの製造法及びこれを利用した食品
CN108949878A (zh) * 2018-07-19 2018-12-07 山东瑞芝生物科技有限公司 复合酶法水解大豆蛋白质制备大豆肽的清洁生产方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007116961A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Fuji Oil Co Ltd ゲルの製造法及びこれを利用した食品
CN108949878A (zh) * 2018-07-19 2018-12-07 山东瑞芝生物科技有限公司 复合酶法水解大豆蛋白质制备大豆肽的清洁生产方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3649199B2 (ja) 2005-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Shanmugam et al. Antioxidative peptide derived from enzymatic digestion of buffalo casein
US9155323B2 (en) Aqueous process for preparing protein isolate and hydrolyzed protein from an oilseed
JP4453253B2 (ja) 分画された大豆蛋白およびその製造法
CA2751606C (en) Production of soy protein product using calcium chloride extraction ("s702/s7300/s7200/s7301")
CA2765745C (en) Preparation of soy protein isolate using calcium chloride extraction ("s703")
US11013243B2 (en) Canola protein product with low phytic acid content (“C702”)
AU2011291396A1 (en) Improved production of protein solutions from soy
JP4407516B2 (ja) 分画された大豆蛋白及びその製造法
WO2004104036A1 (ja) 大豆ホエー蛋白及び大豆ホエー蛋白分解物の製造法
EP3589136A1 (en) Preparation of acid soluble pulse protein hydrolyzates with little or no astringency and pulse protein hydrolyzates of improved amino acid score
JP2003259811A (ja) 分画大豆蛋白の製造法
CN108611390A (zh) 一种制备低苦味水牛乳酪蛋白抗氧化肽粉的方法
JPS60192599A (ja) オリゴペプチド混合物の製造法
US6569484B1 (en) High gelling protein and a process for obtaining same from soybean
JP3644283B2 (ja) 大豆の11sグロブリンよりサブユニットを分画・調製する方法及びその製品
JPH05209000A (ja) 低アレルゲン化ペプチド組成物
JP2003259810A (ja) 分画大豆蛋白の製造方法
JP2022146119A (ja) 食用組成物およびその製造方法
JP4548339B2 (ja) 高グルタミン・グルタミン酸含有ポリペプチド混合物及びその製造法
JP2004073181A (ja) 塩基性7sグロブリンに富む大豆蛋白の製造方法
KR101823045B1 (ko) 크릴 단백질 가수분해물을 포함하는 고혈압 치료 및 예방용 조성물, 이를 포함하는 건강기능성 식품 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080225

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100225

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110225

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110225

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120225

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130225

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130225

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130225

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130225

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees