JP2003259674A - サーボ制御装置 - Google Patents

サーボ制御装置

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JP2003259674A
JP2003259674A JP2002058536A JP2002058536A JP2003259674A JP 2003259674 A JP2003259674 A JP 2003259674A JP 2002058536 A JP2002058536 A JP 2002058536A JP 2002058536 A JP2002058536 A JP 2002058536A JP 2003259674 A JP2003259674 A JP 2003259674A
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uref
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Atsushi Hagiwara
萩原  淳
Yuji Nakamura
裕司 中村
Soki Kaku
双暉 郭
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィードフォワード制御演算部を備える従来
のサーボ制御装置は、フィードフォワード制御演算部か
らのトルク指令に加え、フィードバック制御演算部から
のトルク指令が実機(制御対象)へのトルク指令として
重畳されるため、過補償となり、制御対象が振動し、オ
ーバシュートする課題がある。 【解決手段】 フィードバック制御演算部6からのトル
ク指令を、フィードフォワード制御演算部1の出力であ
るFB速度偏差verr_ffから第1FB速度偏差verr_fb
1を減じて得た第2FB速度偏差verr_fb2をFB速度制
御手段10への入力とし、その出力であるFBトルク指
令uref_fbとすることを特徴とする。これにより第2F
B速度偏差verr_fb2がゼロ、いいかえればFBトルク
指令uref_fbがゼロとなる為、FFトルク指令uref_ff
のみで制御対象が動作できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば工作機械に
おけるテーブルや産業用ロボットにおけるアームなどの
ような負荷機械を駆動する電動機を制御するサーボ制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、フィードフォワード制御演算部
とフィードバック制御演算部からなる従来のサーボ制御
装置としては、特許第3084928の「電動機の位置
制御装置」がある。この特許発明は、単純に位置指令を
微分して速度フォードフォワード信号とし、さらに微分
したものをトルクフィードフォワード信号にする方法で
は、低剛性な負荷機械の振動を誘発するという問題を指
摘し、高速応答性を有し、かつ機械振動を生じない電動
機の位置制御装置として、図5に示す方法を開示してい
る。図5において、51がフィードフォワード制御演算
部であり、位置指令xrefを入力し、FF速度指令vref_
ffとFFトルク指令uref_ffを計算し、フィードバック
制御演算部56に出力する。51内部には、制御対象6
2を近似した数学的モデル55を有しており、数学的モ
デル55は、FFトルク指令uref_ffを入力として位置
x_ffと速度v_ffを出力する。FF位置制御手段52は
位置指令xrefと数学的モデル55の位置x_ffを入力と
し、FF速度指令vref_ffを計算する。FF速度制御手
段54はFF速度指令vref_ffと数学的モデル55の速
度v_ffを入力とし、FFトルク指令uref_ffを計算す
る。フィードバック制御演算部56では、制御対象62
の位置と速度を検出器63で検出する。FB位置制御手
段57では、位置指令xrefと検出位置x_fbを入力と
し、FB速度指令1であるvref1を計算する。求められ
たvref1にフィードフォワード制御演算部51より出力
されたFF速度指令vref_ffを加算器58で加算し、F
B速度指令vref_fbを計算する。FB速度制御手段59
はvref_fbと制御対象の速度v_fbを入力とし、FBト
ルク指令uref_fbを計算する。また、第3の速度制御手
段64では、v_ffとv_fbを減算器65で減算し、減算
値から速度制御手段66にて第3のトルク指令uref3を
計算する。最後に、トルク制御手段60でuref_ffとur
ef_fbとuref3を加算器61で足し合わせて、最終的な
トルク指令urefを計算する。本来は、トルク制御手段6
0と制御対象62の間には、電流ループやPWMを含む電
力変換回路が存在するが、その応答は非常に早く、一般
的に無視できるものであり、また、本発明とは直接関係
がないため、ここでは省略する。以上が従来のサーボ制
御装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例のように、
フィードフォワード信号(FF速度指令vref_ffおよび
FFトルク指令tref_ff)を前向きに足し込む方法で
は、フィードバック制御のみ用いた場合と比較し、応答
は早くなる。しかし数学的モデル55として制御対象6
2を完全に模擬でき、フィードフォワード制御演算部5
1で、その数学的モデル55が所望の動作を実現するよ
うなFFトルク指令uref_ffを計算できたとしても、実
機(制御対象)を動作させるトルク指令urefにはフィー
ドバック制御演算部56におけるフィードバックループ
により得られたトルク指令uref_fbも余計に加算(第3
のトルク指令uref3に関しては、数学的モデルと実機制
御対象が完全に一致した場合、v_ffとv_fbが一致する
ためその値は零となり問題は無いが)されてしまうこと
になる。このため過補償となり、制御対象62が振動し
たりオーバシュートしたりするという問題があった。そ
こで本発明は、上記課題を解決し、高速応答性を有し、
位置決め時に負荷振動を発生しないサーボ制御装置の提
供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のサーボ制
御装置は、フィードフォワード制御演算部とフィードバ
ック制御演算部とにより構成され、位置指令xrefと制御
対象の動作状態検出器による検出値とを入力として制御
対象を制御するサーボ制御装置において、前記フィード
フォワード制御演算部は、前記位置指令xrefと前記制御
対象を近似した数学的モデルの位置x_ffとを入力とし
てFF速度指令vref_ffを出力するFF位置制御手段
と、前記FF速度指令vref_ffから前記数学的モデルに
おける速度v_ffを減算しFF速度偏差verr_ffを出力
するFF減算器と、前記FF速度偏差verr_ffと数学的
モデルにおける状態量ベクトルxcompとを入力として前
記数学的モデルへのFFトルク指令uref_ffを出力する
FF速度・安定化制御手段とにより構成されるととも
に、前記フィードバック制御演算部は、前記位置指令xr
efと前記検出器により検出された位置x_fbとを入力と
してFB速度指令vref_fbを出力するFB位置制御手段
と、前記FB速度指令vref_fbから前記検出器により検
出された速度v_fbを減算し第1FB速度偏差verr_fb1
を出力する第1FB減算器と、前記第1FB速度偏差ve
rr_fb1から前記FF速度偏差verr_ffを減算し第2F
B速度偏差verr_fb2を出力する第2FB減算器と、前
記第2FB速度偏差verr_fb2を入力としFBトルク指
令uref_fbを出力するFB速度制御手段と、前記FBト
ルク指令uref_fbと前記FFトルク指令uref_ffとを加
算して前記制御対象へのトルク指令urefを出力するFB
加算器とにより構成されること特徴としたものである。
請求項2記載のサーボ制御装置は、請求項1記載のサー
ボ制御装置において、前記FF位置制御手段と前記FB
位置制御手段とは、入力から出力を得るまでの演算式、
処理手順等、その制御機能が互いに等しいことを特徴と
したものである。請求項3記載のサーボ制御装置は、請
求項1ないし請求項2記載のサーボ制御装置において、
前記FF速度・安定化制御手段内部には、前記数学的モ
デルにおける状態量ベクトルxcompを入力として安定化
補償信号ucompを出力する安定化信号作成手段を有する
ことを特徴としたものである。請求項4記載のサーボ制
御装置は、請求項1または請求項3記載のサーボ制御装
置において、前記FF位置制御手段もしくは前記FB位
置制御手段のうち、どちらか一方に、またはその両方に
予測制御機能を備えることを特徴としたものである。
【0005】
【発明の実施形態】本発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明の実施構成を示すブロック図であ
る。図1において、フィードフォワード制御演算部1に
は位置指令xrefが入力されており、フィードフォワード
制御演算部1からは、FF速度偏差verr_ffとFFトル
ク指令uref_ffとがフィードバック制御演算部6へ出力
される。まず、フィードフォワード制御演算部1の処理
を説明する。制御対象12を模擬した数学的モデル5は
FFトルク指令uref_ffを入力とし、各状態量〔数学的
モデルの位置x_ff、速度v_ff、その他の状態量xcomp
を意味する。なおxcompはベクトル量である為、n(自然
数)個の要素からなるベクトル量xcomp[n]として表現し
ている。〕を出力する。FF位置制御手段2は、位置指
令xrefと数学的モデル5の位置x_ffを入力とし、FF
速度指令vref_ffを出力する。FF減算器3ではvref_
ffから数学的モデルの速度v_ffを減算し、FF速度偏
差verr_ffを求める。FF速度・安定化制御手段4で
は、verr_ffと数学的モデル5の状態量ベクトルxcomp
[n]を入力とし、数学的モデル5へのFFトルク指令ure
f_ffを出力する。次にフィードバック制御演算部6の
処理を説明する。FB位置制御手段7は、位置指令xref
と、制御対象12の位置と速度を検出する検出器13の
出力である制御対象12の位置x_fbを入力とし、FB
速度指令値vref_fbを出力する。第1FB減算器8で
は、vref_fbから検出器13で検出された制御対象12
の速度v_fbを減算し、第1FB速度偏差verr_fb1を出
力する。一般的には、制御対象12の速度v_fbは、検
出された制御対象12の位置信号x_fbを差分し、制御
サンプリング時間で除算して求めることが多い。第2F
B減算器9では、verr_fb1からFF速度偏差verr_ff
を減算し、第2FB速度偏差verr_fb2を出力する。F
B速度制御手段10は、verr_fb2を入力とし、FBト
ルク指令uref_fbを出力する。FB加算器11では、ur
ef_fbとFFトルク指令uref_ffとを加算し最終のトル
ク指令urefを求め、制御対象12へ出力する。本来は、
FB加算器11と制御対象12の間には、電流ループや
PWMを含む電力変換回路が存在するが、その応答は非常
に早く、一般的に無視できるものであり、また、本発明
とは直接関係がないため、ここでは省略する。
【0006】次に各手段の処理内容を詳細に説明する。
まず、FF速度・安定化制御手段4の処理の一例を図2
に示す。図2に示すように入力されたFF速度偏差verr
_ffから、FFトルク指令uref_ffまでは、式(1)の
ような演算を行う。 uref_ff = Jn*{Kv_ff*(1+Ki_ff/s)*verr_ff + ucomp}… (1) Jnはイナーシャ、Kv_ffは比例ゲイン、Ki_ffは積分ゲ
イン、ucompは安定化信号作成手段16から出力される
安定化補償信号を表す。また、1/sは積分を表す記号で
ある。ここで説明したものは、処理の一例であり、速度
偏差をもとに、数学的モデル5が安定にかつ所望の動作
を実現するようなトルク指令uref_ffを算出する処理で
あれば、これに限定されるものではない。
【0007】次に安定化補償信号ucompを出力する、安
定化信号作成手段16の処理を説明する。安定化信号作
成手段16では、数学的モデル5で計算される状態量ベ
クトルxcomp[n]を用いて、図3に示すような処理を行
う。この処理を式で表すと式(2)に示すようになる。
【数1】 nは数学的モデル5の状態量ベクトルxcomp[n]の状態変
数の数を表す。G[k]の値は所望の特性が得られるように
適当に選べばよく、必要としない状態変数に対しては零
とすればよい。ここで、xcomp[n]として用いる変数とし
ては、例えば、ねじれ角、ねじれ角速度、負荷速度、機
械が設置されている台の位置、機械が設置されている台
の速度などがあるが、制御対象を安定化するための状態
量であれば、これらに限定されるものではない。
【0008】次にFF位置制御手段2およびFB位置制
御手段7について説明する。FF位置制御手段2および
FB位置制御手段7は、位置指令と検出位置を用いて位
置制御を行うものである。ここに代表例として比例制御
を用いた場合と、予測制御を用いた場合について説明す
る。まず、比例制御を用いた場合は、FB速度指令vref
_fbおよびFF速度指令vref_ffは式(3)、式(4)
に示すように計算する。 vref_fb = Kp_fb*(xref − x_fb) …(3) vref_ff = Kp_ff*(xref − x_ff) …(4) Kp_fb、Kp_ffは比例ゲインを表す。次に、予測制御を
用いた場合は、以下のようになる。予測制御は、制御対
象の出力が目標指令に一致するように、今回のサンプリ
ングをi番目とした時、先読み区間をM1からMまでとし、
検出遅れKと、重み係数wmと、重み係数αと、重み係数
Cと、重み係数Cdと、今回の位置偏差e(i-K)と、m個先
の偏差の予測値e*(i+m)と、今回の制御入力v(i)と、
v(i)の制御周期Ts毎の増分値Δv(i)とから構成され
る評価関数Jについて、
【数2】 が最小になるように、制御入力v(i)を決定するものであ
る。例えば、特許3175877「予見制御装置」に記
載されている実施例1の方法を用いると、位置指令r(i)
の制御周期Ts毎の増分値Δr(i)と、制御対象の出力y(k)
の制御周期Ts毎の増分値Δy(i)を用いた次式
【数3】 によりv(i)を算出することになる。ここで、Na、Nb、v
m, pn、gn、E は予測モデルと各重み係数の値から計
算される変数であり、計算方法は特許3175877
「予見制御装置」や特許3158439「予見制御装
置」の中で詳しく説明されている。式(6)において、
rが位置指令xrefであり、yが制御対象12の位置x_fb
(FB位置制御手段7の場合)または数学的モデル5の
位置x_ff(FF位置制御手段2の場合)であり、vが予
測制御手段からの出力である速度指令vref_fbまたはvr
ef_ffに相当する。このように式(6)を計算すること
によりFB速度指令vref_fbおよびFF速度指令vref_
ffを求めることができる。
【0009】次にFB速度制御手段10の処理の一例を
図4により説明する。入力である第2FB速度偏差verr
_fb2から、出力であるFBトルク指令uref_fbまで
は、式(7)のように演算を行う。 uref_fb = Kv_fb*(1+Ki_fb/s)*Jn*verr_fb2 …(7) Jnはイナーシャ、Kv_fbは比例ゲイン、Ki_fbは積分ゲ
インを表す。また、1/sは積分を表す記号である。ここ
で説明したものは、処理の一例であり、速度偏差をもと
に、制御対象12に所望の動作をさせるためのFBトル
ク指令uref_fbを算出する処理であれば、これに限定さ
れるものではない。
【0010】数学的モデル5もFFトルク指令uref_ff
を入力とし、各状態量を出力するものであればどのよう
な形でもよいが、ここに、一例を示す。制御対象12は
一般的に式(8)に示すような状態方程式の形で表すこ
とが可能である。 d/dt・x=A*x+B*uref …(8) (urefは入力、xは状態量ベクトル 、AとBは行列を表
す) 式(8)を離散化することにより、式(9)のような差
分方程式が得られる。 x(k+1)=Ad*x(k)+Bd*uref(k) …(9) (uref(k)はk番目の入力、x(k)はk番目の状態量
ベクトル、Ad、BdはA、Bをオイラー近似や双一次変換な
どの手法を用いて離散化した行列を表す) このように、式(9)を計算することにより、状態量ベ
クトルx(k)を逐次求めることができる。上記場合の状
態量ベクトルxは、数学的モデル5の状態量ベクトルxco
mp[n]に相当するが、このうちの一つが位置x_ffであ
り、また速度v_ffでもある。以上のように、上記の各
手段において上記のような処理を行うことで本発明を実
施することができる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように請求項1または請求項
2記載のサーボ制御装置では、フィードバック制御演算
部で計算された第1FB速度偏差からフィードフォワー
ド制御演算部で計算されたFF速度偏差を減じて得た第
2FB速度偏差を入力として、FB速度制御手段からF
Bトルク指令が出力されることになる。この為、制御対
象を数学的モデルとして完全に模擬できれば第2FB速
度偏差がゼロとなり、いいかえればFBトルク指令がゼ
ロとなる為、FFトルク指令(フィードフォワードトル
ク指令)のみで制御対象が動作し、完全に、フィードフ
ォワード部で設計した所望の動作を、実機で実現するこ
とができるという効果がある。また、請求項3記載のサ
ーボ制御装置では、安定化信号作成手段を設けること
で、数学的モデルの全ての状態量をフィードバックでき
るため、どのような制御対象でも安定化ができ、制御対
象が振動無く高速に応答するための理想的なFFトルク
指令を作成することができ、実機制御対象を振動無く高
速に動作させることが可能になるという効果がある。ま
た、請求項4記載のサーボ制御装置では、FF位置制御
手段もしくはFB位置制御手段のうち、どちらか一方、
または両方に予測制御機能を備えることで、指令追従性
がさらに向上し、且つ、外乱特性も向上できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の構成を示すブロック図
【図2】本発明のFF速度・安定化制御手段の処理を説
明する図
【図3】本発明の安定化信号作成手段の処理を説明する
【図4】本発明のFB速度制御手段の処理を説明する図
【図5】従来の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 フィードフォワード制御演算部 2 FF位置制御手段 3 FF減算器 4 FF速度・安定化制御手段 5 数学的モデル 6 フィードバック制御演算部 7 FB位置制御手段 8 第1FB減算器 9 第2FB減算器 10 FB速度制御手段 11 FB加算器 12 制御対象 13 検出器 14、15、18 加算器 16 安定化信号作成手段 17 式(2)の演算を実現する加算器 19、20、22、24,25 ゲイン設定器 21、23 積分制御器 51 フィードフォワード制御演算部 52 FF位置制御手段 54 FF速度制御手段 55 数学的モデル 56 フィードバック制御演算部 57 FB位置制御手段 58 加算器 59 FB速度制御手段 60 トルク制御手段 61 加算器 62 制御対象 63 検出器 64 第3制御手段 65 減算器 66 速度制御手段 vref_ff FF速度指令 verr_ff FF速度偏差 uref_ff FFトルク指令 xcomp[n] 数学的モデル5の状態ベクトル量 v_ff 数学的モデルの速度 x_ff 数学的モデルの位置 xref 位置指令 vref_fb FB速度指令 verr_fb1 第1FB速度偏差 verr_fb2 第2FB速度偏差 x_fb 検出器13による検出位置 v_fb 検出器13による検出速度 uref_fb FBトルク指令 uref トルク指令 ucomp 安定化補償信号 vref1 FB速度指令 uref3 第3のトルク指令 verr3 第3の速度偏差 Kv_ff 比例ゲイン Ki_ff 積分ゲイン G[1],G[2],…,G[n] 式(2)における定数 xcomp[1],xcomp[2],…,xcomp[n] 数学的モデル5の
各状態変数 Kv_fb 比例ゲイン Ki_fb 積分ゲイン Jn イナ−シャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H550 AA18 BB05 DD01 GG01 GG03 GG05 HB16 LL01 LL34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィードフォワード制御演算部とフィード
    バック制御演算部とにより構成され、位置指令xrefと制
    御対象の動作状態検出器による検出値とを入力として制
    御対象を制御するサーボ制御装置において、 前記フィードフォワード制御演算部は、前記制御対象を
    近似した数学的モデルと、前記位置指令xrefと前記数学
    的モデルの位置x_ffとを入力としてFF速度指令vref
    _ffを出力するFF位置制御手段と、前記FF速度指令
    vref_ffから前記数学的モデルにおける速度v_ffを減
    算しFF速度偏差verr_ffを出力するFF減算器と、前
    記FF速度偏差verr_ffと数学的モデルにおける状態量
    ベクトルxcompとを入力として前記数学的モデルへのF
    Fトルク指令uref_ffを出力するFF速度・安定化制御
    手段とにより構成されるとともに、前記フィードバック
    制御演算部は、前記位置指令xrefと前記検出器により検
    出された位置x_fbとを入力としてFB速度指令vref_f
    bを出力するFB位置制御手段と、前記FB速度指令vre
    f_fbから前記検出器により検出された速度v_fbを減算
    し第1FB速度偏差verr_fb1を出力する第1FB減算
    器と、前記第1FB速度偏差verr_fb1から前記FF速
    度偏差verr_ffを減算し第2FB速度偏差verr_fb2を
    出力する第2FB減算器と、前記第2FB速度偏差verr
    _fb2を入力としFBトルク指令uref_fbを出力するF
    B速度制御手段と、前記FBトルク指令uref_fbと前記
    FFトルク指令uref_ffとを加算して前記制御対象への
    トルク指令urefを出力するFB加算器とにより構成され
    ること特徴とするサーボ制御装置。
  2. 【請求項2】前記FF位置制御手段と前記FB位置制御
    手段とは、制御機能が等しいことを特徴とする請求項1
    記載のサーボ制御装置。
  3. 【請求項3】前記FF速度・安定化制御手段内部には、
    前記数学的モデルにおける状態量ベクトルxcompを入力
    として安定化補償信号ucompを出力する安定化信号作成
    手段を有することを特徴とする請求項1ないし請求項2
    記載のサーボ制御置。
  4. 【請求項4】前記FF位置制御手段もしくは前記FB位
    置制御手段のうち、どちらか一方に、またはその両方に
    予測制御機能を備えたことを特徴とする請求項1または
    請求項3記載のサーボ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112011101443T5 (de) 2010-04-26 2013-04-25 Mitsubishi Electric Corp. Servoregler

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DE112011101443T5 (de) 2010-04-26 2013-04-25 Mitsubishi Electric Corp. Servoregler
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