JPH0895643A - サーボモータのフィードフォワード制御方法 - Google Patents

サーボモータのフィードフォワード制御方法

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JPH0895643A
JPH0895643A JP6254211A JP25421194A JPH0895643A JP H0895643 A JPH0895643 A JP H0895643A JP 6254211 A JP6254211 A JP 6254211A JP 25421194 A JP25421194 A JP 25421194A JP H0895643 A JPH0895643 A JP H0895643A
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cycle
speed
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Heisuke Iwashita
平輔 岩下
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Fanuc Corp
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    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電流ループでの立ち上がりの遅れを補償し
て、指令追従性の良好なサーボモータのフィードフォワ
ード制御方法を提供する。 【構成】 位置のフィードフォワード制御を行ってサー
ボモータを制御する制御方法であって、速度指令を微分
してトルク指令に加える速度フィードフォワードにおい
て、タイミングの早い加速度補償のデータを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーボモータの制御方
法に関し、特に、工作機械の送り軸やロボットのアーム
を駆動するサーボモータの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】サーボモータを用いた工作機械の送り軸
やロボットのアーム等を制御するとき、位置偏差量を低
減するためにフィードフォワード制御を行う場合があ
る。特に、工作機械で高速切削を行う場合、サーボ系の
追従遅れによる形状誤差が生じる。そのため、この形状
誤差を少なくするため位置ループにフィードフォワード
をかけることがある。
【0003】即ち、位置,速度処理周期毎に位置指令を
微分し、この微分値にフィードフォワード係数を乗じた
値を通常の位置ループ処理で得られる速度指令に加算し
て、この加算値を速度指令とするフィードフォワード制
御を行い、位置偏差を低減させ、サーボ遅れを補正して
いる。
【0004】通常、移動指令は、数値制御装置等からサ
ーボ回路側である位置ループに分配周期毎に受け渡れ
る。この分配周期(ITP周期)は、通常8msec程
度であるのに対して、サーボ回路内部での位置ループ,
速度ループの周期は2msec、あるいは1msec程
度である。
【0005】そして、位置ループでは、上記数値制御装
置から移動指令が受け渡されるITP周期を位置ループ
周期で分割し、分割した各位置ループ周期における移動
指令が均等になるように制御している。そのため、数値
制御装置から出力される移動指令に加減速時定数を与え
て出力されるようにしても、一つのITP周期内の位置
・速度ループ処理周期Ts毎の各位置ループでは移動指
令の値は等しく、移動指令の大きさが変化するのは、I
TP周期が変わる位置ループ処理間となる。そのため、
このITP周期が変わる位置ループ間で大きな移動指令
の変化が生じることになる。
【0006】この移動指令の変化は、フィードフォワー
ド項において微分されて大きな値となり、速度指令は高
周波線分を含むことになる。そのため、速度ループで追
従が困難となり、位置偏差にうねりが生じ、モータや機
械の動きに大きなショックを発生させる原因となる。
【0007】そこで、本発明の出願人は、この欠点を解
消するため、位置制御、さらに速度制御のフィードフォ
ワード項に加減速処理を挿入し、上記うねりを解消させ
るスムージング操作(平滑処理)が行うサーボモータの
制御方法を、特開平3−15911号公報により公開し
ている。
【0008】しかし、上記スムージング操作は、位置ル
ープ制御系において、加減速時に位置偏差のうねり等が
生じるという問題を有している。そこで、本発明の出願
人は、当該ITP周期よりも後に出力される移動指令を
利用して当該位置・速度間周期の移動指令を平均化する
先行スムージング方式を用い、この先行スムージング方
式で得られた値をフィードフォワード量として通常の位
置ループ処理で得られる速度指令に加算する方式を、特
開平5−25597号公報等により公開している。
【0009】図15は、従来のサーボモータのフィード
フォワード制御方法を説明するブロック図である。1
は、CNC(コンピュータ内蔵の数値制御装置)から分
配周期(ITP周期)毎に送られてくる移動指令MCM
Dを位置・速度ループ処理周期毎の移動指令に分割する
DDA(Digital DifferentialA
naiyzer)、2はDDA1から出力される移動指
令を加算し、各位置・速度ループ処理周期毎のサーボモ
ータの移動量を減じて位置偏差を求めるエラーカウン
タ、3はエラーカウンタに記憶する位置偏差にポジショ
ンゲインを乗じて速度指令を求める項、4は速度ループ
の項でk1は積分定数、k2は比例定数である。5,6
はサーボモータの伝達関数の項で、Ktはトルク定数、
Jmはモータイナーシャである。10,11はサーボモ
ータに結合された機械の伝達関数の項で、Kmはバネ定
数、Cmは粘性項、Jlは機械のイナーシャである。さ
らに、12は速度を位置に変換する伝達関数の項であ
る。
【0010】また、7は先行スムージング手段の項、8
は先行スムージング手段によって得られた先行スムージ
ングデータSMDより位置のフィードフォワード量FF
pを求める項で、kはサーボモータに接続される機械の
特性や加速度変化に応じて調整されるパラメータであ
り、αは位置のフィードフォワード係数である。
【0011】7の先行スムージング手段による先行スム
ージング処理では、次式(1)で示される演算を行って
移動指令の平均値を求め、この平均値にフィードフォワ
ード係数αを乗じて位置のフィードフォワード量FFp
としている。
【0012】 平均値=Zd (1+Z-1+Z-2・・・+Z-(N-1))・(移動指令量)/N …(1) なお、NはITP周期を位置・速度ループの周期で割っ
た値、Z-1は位置・速度ループ処理周期の遅れを示し、
d は進め要素である。dは上記Nの約1/2の値がと
られ、例えば、図15ではNを8とした場合において、
dを4としている。
【0013】また、9は先行スムージングデータSMD
から速度のフィードフォワード量FFvを求める項であ
る。なお,Tsは位置・速度ループの周期である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
のサーボモータのフィードフォワード制御方法では、電
流ループの応答性に問題がある。
【0015】前記図15に示すブロック図では、電流ル
ープにおける遅れがないものとして、速度ループの項4
から得られたトルクコマンドにトルク定数Ktを乗じた
値を実トルクとしているが、実際には、電流ループにお
いて立ち上がりの時定数があるため、トルクコマンドが
すぐに実トルクとならない。
【0016】この電流ループにおける応答性の問題は、
フィードフォワード制御を行うことにより加速度変化の
大きな部分で影響が顕著となる。フィードフォワード項
においては、移動指令の変化を微分しているため、加速
度変化が小さな形状では小さな形状誤差でおさまるもの
の、加速度変化が大きな形状では、その加速度変化の大
部分が速度フィードフォワードによって作成されること
になる。
【0017】そこで、本発明は前記した従来の問題点を
解決して、電流ループでの立ち上がりの遅れを補償し
て、指令追従性の良好なサーボモータのフィードフォワ
ード制御方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本出願の発明は、位置の
フィードフォワード制御を行ってサーボモータを制御す
る制御方法であって、速度指令を微分してトルク指令に
加える速度フィードフォワードにおいて、タイミングの
早い加速度補償のデータを用いることにより、前記目的
を達成するものである。
【0019】本発明のフィードフォワード制御は、速度
指令を微分したものを加速度補償のデータとし、速度ル
ープからのトルク指令にこの加速度補償データを加えた
ものを、電流ループに引き渡すトルク指令として速度フ
ィードフォワード制御を行う制御方法であって、この加
速度補償データのトルク指令への印加のタイミングが早
められているものである。
【0020】本発明のフィードフォワード制御では、位
置指令に対して、印加のタイミングが早められた加速度
補償データは、位置指令あるいは通常のタイミングの加
速度補償よりも早めに電流ループにおけるモータ制御を
開始する。
【0021】そして、本発明の一実施態様においては、
加速度補償のデータを出力するタイミングを、サンプリ
ング時間を単位として調整することができるものであ
り、これによって、モータの電流応答の遅れをサンプリ
ング時間単位で調節することができる。
【0022】また、本発明の一実施態様においては、加
速度補償のデータを出力するタイミングを、1サンプリ
ング時間内で調整することができるものであり、これに
よって、モータの電流応答の遅れをサンプリング時間よ
りも短い時間単位で調節することができる。
【0023】さらに、本発明の一実施態様においては、
加速度補償のデータを出力するタイミングを、サンプリ
ング時間単位と1サンプリング時間内の両方ので調整す
ることができるものであり、これによって、モータの電
流応答の遅れの粗調整及び微調整を行うことができる。
【0024】また、本出願の他の発明は、位置のフィー
ドフォワード制御を行ってサーボモータを制御する制御
方法であって、位置・速度ループ処理周期のスムージン
グデータを求める先行スムージング処理において、先行
した位置指令を用いて先行スムージング処理を行い、該
スムージングデータに基づいてタイミングの早い加速度
補償データを得ることにより、前記目的を達成するもの
である。
【0025】本発明の一実施態様は、先行スムージング
処理に用いる位置指令を、サンプリング時間を単位とし
て調整するものであり、これによって、スムージングデ
ータをサンプリング時間を単位として調整し、モータの
電流応答の遅れをサンプリング時間単位で調節すること
ができる。
【0026】また、本発明の他の実施態様は、先行スム
ージング処理に用いる位置指令を、1サンプリング時間
内で調節するものであり、これによって、スムージング
データをサンプリング時間よりも短い時間単位で調節
し、モータの電流応答の遅れをサンプリング時間よりも
短い時間単位で調節することができる。
【0027】また、本出願のさらに別の発明は、位置指
令の分配周期をN等分した指令毎に実施する位置・速度
ループ処理における位置指令を上記分配周期の位置指令
より求め、位置・速度ループ制御を行うサーボモータの
制御方法において、当該分配周期より1つ先の分配周期
の移動指令を計算しておき、当該位置・速度ループ処理
における周期に対して先行した時点を中心にN個の各位
置・速度ループ処理周期における位置指令の平均値を先
行スムージングデータとし、当該先行スムージングデー
タを微分して得られる速度のフィードフォワード量を速
度ループ処理により得られるトルク指令に加算した値を
トルク指令とすることにより、前記目的を達成するもの
である。
【0028】また、本発明の実施態様は、位置指令の分
配周期のフィードフォワード量と該周期の1周期前のフ
ィードフォワード量とを比例配分した値を、トルク指令
に加えた値をフィードフォワード量とするものであり、
これによって、モータの電流応答の遅れの調整を行うこ
とができる。
【0029】
【作用】前記した本発明のサーボモータのフィードフォ
ワード制御方法によれば、サーボモータの位置は、入力
される位置指令に従うように位置制御が行われる。モー
タは、その電流ループにおいて、入力されるトルク指令
によって制御されるが、トルク指令が入力されてから実
際のトルクが発生するまでに、電流ループの持つ立ち上
がり時定数によって遅れが生じる。
【0030】図1は、本発明のフィードフォワード制御
方法を説明するための概略ブロック図である。図1にお
いて、100は先行フィードフォワードの項、101は
速度ループ、102は電流ループ、103はサーボモー
メント、104はモータであり、105は加速度補償成
分のタイミングを早める時間進めの項である。
【0031】位置指令は、速度ループを経てトルク指令
となって電流ループに渡される。この速度ループには、
速度補償成分が印加され、電流ループには加速度補償成
分が印加される。したがって、電流ループに入力される
トルク指令は、速度補償成分と加速度補償成分が加味さ
れた値である。
【0032】本発明のフィードフォワード制御方法は、
トルク指令に加える加速度補償成分のデータを時間進め
の項105によってタイミングの早いものとする。これ
によって、電流ループ102においては、位置指令に基
づくトルク指令とともに早いタイミングの加速度補償デ
ータが印加される。この早いタイミングの加速度補償デ
ータは、位置指令あるいは通常のタイミングの加速度補
償よりも早いタイミングでモータの制御を行うことにな
る。この早いタイミングの加速度補償データは、電流ル
ープにおけるトルク指令の遅れ分を相殺する。これによ
って、特に、加速度変化の大きな部分での指令追従性を
高めることができる。
【0033】図2は、本発明のフィードフォワード制御
方法における補償成分の関係を説明する図である。図2
において、(a)は位置指令、(b)は速度補償成分、
(c)〜(e)を示している。例えば、(a)に示すよ
うな位置指令が図1のフィードフォワード制御系に入力
された場合には、先行フィードフォワードの項100に
よって、(b)に示すような速度補償成分、及び(c)
〜(e)に示すような加速度補償成分が形成される。こ
の内、速度補償成分は速度ループ101に加えられ、加
速度補償成分は時間進めの項105を経て電流ループ1
02に加えられる。
【0034】本発明のフィードフォワード制御方法にお
いては、時間進めの項105によって、加速度補償のデ
ータを電流ループ102へ加えるタイミングを早めるも
のである。図においては、時間進めの項105によるタ
イミングの進めの程度を定数kによって示している。定
数k=0は、時間進めを行わない場合を示し、定数k=
1は、設定した1単位のタイミング量だけ時間進めを行
った場合を示し、定数k=0.5は、設定した1単位の
タイミング量の半分の量の時間進めを行った場合を示し
ている。
【0035】従来の通常のフィードフォワード制御方法
においては、この本発明の時間進めの項105に対応す
る機能を有していないため、電流ループ102に加えら
れる加速度補償のデータは図2の(c)に示すものとな
る。これに対して、「0」以外の値のときの定数kによ
って定まる加速度補償のデータ(図2の(d),
(e))は、(c)に示すデータに対して位相が進めら
れており、また、(a)に示す位置指令に対しても早め
られたタイミングで印加れることになる。
【0036】時間進めの項105は、図1には先行フィ
ードフォワードの項100と分離して示しているが、必
ずしも分離して構成するものではなく、同等の機能を先
行フィードフォワードの項100内に設ける構成とする
こともできる。
【0037】そして、時間進めの項105による加速度
補償のデータのタイミングの進み量は、フィードフォワ
ード制御をデジタル処理により行う場合に、そのサンプ
リング時間を進め量を単位とし、その整数倍を進め量と
して調整することができる。あるいは、この1サンプリ
ング時間内の微小進め量による微調整を行うことができ
る。また、サンプリング時間単位による粗調整と1サン
プリング時間内の微調整とを組み合わせた進め量の調整
を行うこともできる。
【0038】サンプリング時間を単位とする進め量の調
整は、例えば、先行フィードフォワードにおいて、取り
扱う先行データをサンプリング時間単位で進めることに
より行うことができ、1サンプリング時間内の微調整
は、例えば、前記した定数kによってサンプリング時間
単位の進み量を調整することにより行うことができる。
これによって、モータの電流応答の遅れをサンプリング
時間単位、ないしサンプリング時間よりも短い時間単位
で調節することができる。
【0039】また、本出願の他の発明は、位置・速度ル
ープ処理周期のスムージングデータを求める先行スムー
ジング処理において、先行した位置指令を用いて先行ス
ムージング処理を行い、該スムージングデータを前記時
間進めの項105の機能によって、タイミングの早い加
速度補償データを得るものである。そして、先行スムー
ジング処理に用いる位置指令を、サンプリング時間を単
位として進めた値を用いることにより、サンプリング時
間を進め量の単位とする時間進めの項105の機能を実
施する。先行スムージング処理に用いる位置指令を、1
サンプリング時間内で調節した値を用いることにより、
サンプリング時間よりも短い時間単位での時間進めの項
105の機能を実施する。
【0040】また、本出願のさらに別の発明では、位置
指令の分配周期をN等分した位置・速度ループ処理にお
いて、各位置指令を分配周期の位置指令より求める。そ
して、分配周期より1つ先の分配周期の移動指令を計算
しておき、当該位置・速度ループ処理における周期に対
して先行した時点を中心にN個の各位置・速度ループ処
理周期における位置指令の平均値を先行スムージングデ
ータとする。速度のフィードフォワード量は、当該先行
スムージングデータを微分して求め、その速度フィード
フォワード量を速度ループ処理により得られるトルク指
令に加算して、補償したトルク指令を求め、該補償トル
ク指令によって電流ループの処理を行う。
【0041】この場合、位置指令の分配周期のフィード
フォワード量と該周期の1周期前のフィードフォワード
量とを比例配分すると、フィードフォワード量の微調整
を行うことができる。
【0042】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら詳
細に説明する。
【0043】図3は、本発明を適用したサーボモータ制
御系のブロック図であり、この構成は、従来のデジタル
サーボ制御を行う装置と同一の構成である。したがっ
て、ここでは、概略のみを説明する。
【0044】図3において、20はコンピュータを内蔵
した数値制御装置(CNC)、21は共有RAM、22
とプロセッサ(CPU),ROM,RAM等を有するデ
ジタルサーボ加速度、23はトランジスタインバータ等
のサーボアンプ、Mはサーボモータ、24はサーボモー
タMの回転とともにパルスを発生するパルスコーダであ
る。なお、図3では1軸のサーボモータのみを示してい
る。
【0045】CNC20は、ITP周期(分周周期)毎
に移動指令MCMDを共有RAMに書込み、デジタルサ
ーボ回路22のCPUはこの移動指令MCMDを共有R
AM21から読み取り、上記ITP周期をN個に分割し
た周期Ts(ITP=Ts×N)で、位置・速度ループ
処理を行う。ITP周期毎、NC20から出力される移
動指令MCMDがITP周期中均等に分配されるように
周期Tsの位置・速度ループ処理における移動指令を求
める(従来からの公知のDDA処理)。そして、この移
動指令とパルスコーダ24からフィードバックパルスに
よって得られるサーボモータMの現在位置との差から位
置ループ処理を行うとともに、後述する位置のフィード
フォワード制御処理を行って速度指令を求める。次に、
該速度指令とパルスコーダ24からのフィードバックパ
ルスによって得られるサーボモータMの実速度より速度
ループ処理、さらには、速度のフィードフォワード処理
を行い、トルク指令(電流指令)を求める。そして、電
流ループ処理を行い、PWM指令を作成し、サーボアン
プ23を介してサーボモータMを駆動する。
【0046】図4は、前記ITP周期(分周周期)と位
置・速度ループ処理周期との関係を説明する図である。
通常8msec程度であるのに対して、サーボ回路内部
での位置ループ,速度ループの周期は2msec、ある
いは1msec程度であり、位置・速度ループ処理の周
期Tsが2msecの場合には、ITP周期は4個に等
分されることになる。
【0047】図5は、位置指令と加速度補償成分との時
間的位相関係を示す概略図である。図5の(a)はIT
P周期(分周周期)毎の位置指令を示し、図5の(b)
は該位置指令による実際にトルクの発生時期を示してお
り、発生トルクはその時定数により、位置指令から遅延
時間tの後に立ち上がり、あるいは立ち下がる。図5の
(c)は各位置指令における加速度補償成分を示してお
り、図5の(b)の遅延時間分を補償するように、位置
指令に対して早められたタイミングで加速度補償成分の
立ち上がり、あるいは立ち下がりが行われる。
【0048】図6〜図8は、本発明のフィードフォワー
ド制御を、デジタル制御によって行う場合の位置指令と
速度補償成分及び加速度補償成分との関係を示す図であ
り、図6〜図8は、タイミングの進めの程度を定数k
(後述する)によって変更する例を示している。図6の
定数k=0は、時間進めを行わない場合を、図8の定数
k=1は、設定した1単位のタイミング量だけ時間進め
を行った場合を、図7の定数k=0.5は、設定した1
単位のタイミング量の半分の量の時間進めを行った場合
を、それぞれデジタル制御により行った場合を示してい
る。また、図6〜図8において、位置指令は破線で示
し、速度補償成分は実線で示し、加速度補償成分は一点
鎖線で示している。
【0049】図6は時間進めを行わない場合であり、こ
のときの加速度補償成分の立ち上がりは、例えば、
(b)に示すように位置指令の立ち上がりと同時に行わ
れる。これに対して、図7は設定した1単位のタイミン
グ量の半分の量の時間進めを行う場合であり、このとき
の加速度補償成分の立ち上がりは、例えば、(c)に示
すように位置指令より1単位のタイミング量だけ早いタ
イミングであり、その加速度補償成分の変化量は段階的
に行われる。また、図8は設定した1単位のタイミング
量だけ時間進めを行う場合であり、このときの加速度補
償成分の立ち上がりは、例えば、(d)に示すように位
置指令より1単位のタイミング量だけ早いタイミングで
あり、その加速度補償成分の変化量は前記(c)の場合
と比較して、より急峻である。
【0050】次に、本発明のフィードフォワード制御方
法を実施するためのサーボ系の一実施例について、図9
を用いて説明する。図9において、1はCNC(コンピ
ュータ内蔵の数値制御装置)から分周周期(ITP周
期)毎に移動指令MCMDを位置・速度ループ処理周期
毎の移動指令に分割するDDA(Digital Di
fferential Analyzer)、2は該D
DA1から出力される移動指令を加算し、各位置・速度
ループ処理周期毎のサーボモータの移動量を減じて位置
偏差を求めるエラーカウンタ、3はエラーカウンタ2に
記憶する位置偏差にポジションゲインKpを乗じて速度
指令を求める項、4は速度ループの項でk1はh積分定
数、k2は比例定数である。5,6とサーボモータの伝
達間関数の項で、Ktはトルク定数、Jmはモータイナ
ーシャである。10,11はサーボモータに結合された
機械の伝達関数の項で、Kmはバネ定数、Cmは粘性
項、Jlは機械のイナーシャである。さらに、12は速
度を位置に変換する伝達関数の項である。
【0051】また、7は先行スムージング手段の項、8
は先行スムージング手段によって得られた先行スムージ
ングデータSMDより位置フィードフォワード量FFp
を求める項で、kはサーボモータに接続される機械の特
性や加速度変化に応じて調整されるパラメータであり、
αは位置のフィードフォワード係数である。9は先行ス
ムージングデータSMDを微分して、すなわち、当該周
期と1周期前のスムージングデータSMDの差を求め、
速度のフィードフォワード量FFvを求める項である。
【0052】図9に示す制御系においては、図1に示し
た本発明のフィードフォワード制御における時間進めの
項105は、先行スムージング手段7及び後述する項1
4によって行われる。先行スムージング手段7において
は、従来の先行スムージング手段による先行スムージン
グ処理において、先行した位置指令のデータを使用する
ものである。図9の実施例では、先行した位置指令のデ
ータとして、デジタル処理におけるサンプリング時間を
先行の1単位とし、nサンプリング先行した位置指令デ
ータを用いる場合を示している。このときの先行スムー
ジング手段7における処理は次式(2)によって表され
る。
【0053】 平均値=Zd+n (1+Z-1+Z-2・・・+Z-(N-1))・(移動指令量)/N …(2) ここで、NはITP周期を位置・速度ループの周期で割
った値、Z-1は位置・速度ループ処理周期の遅れを示
し、Zd は進め要素であ。図9に示す先行スムージング
手段では、Nを8とした場合において、dを4としてい
る。
【0054】先行スムージング手段7において、位置指
令データはnサンプリング先行したものであるため、出
力されるスムージングデータSMDはnサンプリング分
だけ時間が先行している。そこで、項8において位置フ
ィードフォワード量FFpを求めるためには、時間を戻
す必要がある。そこで、「Z-n」の処理を行う項13を
設け、先行した時間をnサンプリング分だけ戻す。
【0055】先行次式(1)で示される演算を行って移
動指令の平均値を求め、この平均値にフィードフォワー
ド係数αを乗じて位置のフィードフォワード量FFpと
している。
【0056】9は先行スムージングデータSMDから速
度のフィードフォワード量FFvを求める項である。ま
た、14は項9によって求められた速度のフィードフォ
ワード量FFvの進み量を調節する項で、kvは調整パ
ラメータである。このパラメータ調整パラメータkvに
よって、項9で求められた速度のフィードフォワード量
FFvは、デジタル処理のサンプリング時間間隔内にお
ける微小の進み量の調整が行われる。このkvと進み量
との関係は、前記図6〜図8に示されている。なお、T
sは位置・速度ループの周期である。
【0057】したがって、図1のブロック図における時
間進めの項105は、図9に示す実施例では、先行スム
ージング手段7、調整項14によって行われることにな
る。
【0058】ITP周期毎、CNC等の数値制御装置か
ら移動指令MCMDが出力され、DDA1によって位置
・速度ループ周期Ts毎の移動指令が求められる。エラ
ーレンジ2は、この移動指令と位置のフィードフォワー
ド量から位置偏差を求める。この位置偏差にポジション
ゲインKpが乗じられて速度指令Vcが求められる。
【0059】一方、先行スムージング手段7によって、
前記式(2)の処理、もしくは、当該ITP周期の移動
指令MCMDと当該ITP周期の前後のITP周期の移
動指令MCMDによって、従来の先行スムージング処理
と同様の方法によって先行スムージングSMDを求め
る。このとき、nサンプリング時間進んだ移動指令を使
用して先行スムージングを行う。
【0060】図10の(a)〜(c)は、位置指令及び
先行スムージングデータSMDを示すタイムチャートで
ある。図10の(b)は、位置指令(a)に対して、前
記式(2)において、nを「2」として、2サンプリン
グ時間だけデータを先行させた場合の先行スムージング
データを示している。この図10の(b)に示した先行
スムージングデータを、図9中の項13によって、進ま
せた時間分だけ元に戻す。この結果を図10の(c)に
示している。この項13の出力である先行スムージング
データは、結果的には、先行スムージング手段7におい
てnサンプル分進ませる処理を行わない従来の先行スム
ージングデータと同一になる。
【0061】項13からの先行スムージングデータは、
項8において、以下の式(3)にしたがって位置フィー
ドフォワード量FFpを求める。
【0062】 FFp=α{k+(1−k)Z-1} =α{k・SMD0+(1−k)SMD1} …(3) ここで、SMD0は当該位置・速度ループ処理周期Ts
で算出された先行スムージングデータ、SMD1は1周
期Ts前に算出された先行スムージングデータであり、
フィードフォワード量は、当該周期の先行スムージング
データSMD0の定数kだけ増加され、1周期Ts前に
算出された先行スムージングデータSMD1の定数kだ
け減少され、結局フィードフォワード量FFpは設定所
定時間だけ、進められることになる。
【0063】図10の(d)は、αを「1」とし、定数
kを「0」とした場合の先行スムージングデータであっ
て、1サンプリング時間だけ進めた場合を示している。
また、図10の(e)は、αを「1」とし、定数kを
「1/2」とした場合の先行スムージングデータであっ
て、1/2サンプリング時間だけ進めた場合を示してい
る。さらに、図10の(f)は、αを「1」とし、定数
kを「1」とした場合の先行スムージングデータであっ
て、時間進めを行わない場合を示している。
【0064】前記位置ループ処理によって求められた速
度指令Vcに、前記位置のフィードフォワード量FFp
を加算することにより、位置のフィードフォワード制御
が実行された速度指令Vcを求める。そして、この速度
指令Vcからサンプリングモータからの速度フィードバ
ック量を減じて速度偏差を求め、従来と同様の速度ルー
プ処理を実行してトルク指令Tcを求める。
【0065】また、図9中の項9において、先行スムー
ジングデータSMDを微分(当該周期の先行スムージン
グデータから前周期の先行スムージングデータを減じて
この微分値を得る)して得られる値に、サーボモータの
トルク定数Kt、イナーシャJm、該サーボモータに結
合された機械のイナーシャJlによって定まる定数(=
(Jm+Jl)/Kt)及び速度フィードフォワード係
数βを乗じて速度のフィードフォワード量FFvを求め
る。すなわち、次の式(4)の演算を行って速度のフィ
ードフォワード量FFvを求める。
【0066】 FFv={β(Jm+Jl)/Kt)}{(1−Z-1)/Ts}SMD ={β(Jm+Jl)/KtTs)}(SMD0−SMD1)…(4) 本発明のフィードフォワード制御においては、さらに、
図9中の項14によって、速度のフィードフォワード量
FFvの微小な進み量の調整を行う。
【0067】項9からの速度のフィードフォワード量F
Fvは、項14において、以下の式(5)にしたがっ
て、進み量が微調整された速度のフィードフォワード量
FFvとなる。
【0068】 FFv={kv+(1−kv)Z-1}FFv ={kv・FD0+(1−kv)FD1} …(5) ここで、FD0は当該位置・速度ループ処理周期Tsで
算出された速度のフィードフォワード量、FD1は1周
期Ts前に算出された速度のフィードフォワード量であ
り、フィードフォワード量は、当該周期のフィードフォ
ワード量FD0の定数kvだけ増加され、1周期Ts前
に算出されたフィードフォワード量FD1の定数kvだ
け減少され、結局フィードフォワード量FFvは1サン
プリング時間内の設定所定時間だけ、進められることに
なる。
【0069】この項9及び項14から得られるフィード
フォワード量FFvは、トルク指令Tcに対する加速度
補償成分となる。図10の(g)は、項9から得られる
加速度補償成分を示し、図10の(h)は、前記式
(5)において、定数kvを「0」とした場合の加速度
補償成分であって、1サンプリング時間だけ進めた場合
を示している。また、図10の(i)は、定数kvを
「1/2」とした場合の加速度補償成分であって、1/
2サンプリング時間だけ進めた場合を示している。さら
に、図10の(j)は、αを「1」とし、定数kvを
「1」とした場合の加速度補償成分であって、時間進め
を行わない場合を示している。
【0070】この項14による1サンプリング時間内の
微小時間進めと、前記した先行スムージング手段7にお
ける1サンプリング時間を単位とする時間進めとを組み
合わせることにより、任意の量の時間進めを設定するこ
とが可能となる。
【0071】そして、このフィードフォワード量FFv
を前記した速度ループ処理によって得られたトルク指令
Tcに加算し、速度のフィードフォワード制御が行われ
たトルク指令Tcを求め、該トルク指令Tcによってサ
ーボモータを駆動する。
【0072】次に、デジタルサーボ回路22のCPUの
行うITP周期毎の処理を図11のフローチャートを用
いて説明する。なお、図11のフローチャートではステ
ップSの符号を用いて説明する。
【0073】CNC20から指令された移動指令MCM
Dを共有メモリ21から読み取り(ステップS21)、
レジスタR3にはレジスタR2に記憶してある値を格納
し、レジスタR2にはレジスタR1に記憶してある値を
格納し、レジスタR1にはステップS1で読み取るnサ
ンプリング先の移動指令MCMDを格納する(ステップ
S2)。本発明において、加速度補償成分の算出におい
ては時間進みのデータを得るため、移動指令MCMDと
してnサンプリング進ませた値を使用する。そのため、
移動指令MCMDはnサンプリング先読みされ、レジス
タR1には、通常の位置・速度ループの処理の(n+
1)ITP周期先の移動指令MCMDが記憶され、レジ
スタR2には、nITP周期先の移動指令MCMDが記
憶され、レジスタR3には(n−1)ITP周期先の移
動指令MCMDが記憶されることになる。
【0074】次に、カンウタCを「0」にセットし(ス
テップS3)、レジスタR1に記憶してある値からレジ
スタR2に記憶してある値を減じて、nITP周期先の
移動指令MCMDと(n+1)ITP周期先の移動指令
MCMDの差を求め、nITP周期先の周期から(n+
1)先の周期間における加速度を求める。すなわち、I
TP周期毎の移動指令は、所定時間内の移動指令である
から速度を表すことになり、nITP周期先の周期から
(n+1)先の周期間の移動指令(速度)の差は、加速
度を意味する。以下各ITP周期毎にこの処理を実行す
る。
【0075】位置・速度ループ処理周期毎のデジタルサ
ーボ回路22のCPUは、図12に示すフローチャート
の処理を実行する。なお、図12のフローチャートで
は、ステップS11からの符号を用いて説明する。
【0076】カンウタCの値が、ITP周期を位置・速
度ループ処理で除した値N(=ITP周期/位置・速度
ループ処理周期)の1/2より小さいか否かの判断を行
う(ステップS11)。その値がN/2より小さい場合
には、アキュムレータSUMにレジスタR2の値からレ
ジスタR3の値を減じた値を加算する(ステップS1
2)。一方、カンウタCの値がN/2より大きい場合に
は、アキュムレータSUMにレジスタR1の値からレジ
スタR2の値を減じた値を加算する(ステップS1
2)。なお、アキュムレータSUMは初期設定におい
て、「0」とする。
【0077】次に、上記アキュムレータSUMの値を上
記分割数Nの2乗で除算して、先行スムージングデータ
SDM0を求める(ステップS14)。次に、カンウタ
Cをインクメントする(ステップS15)。
【0078】上記ステップS11〜ステップS14が先
行スムージングデータを求める工程である。なお、この
先行スムージング処理と前記式(1)で求めた先行スム
ージング処理とは異なっている。すなわち、式(1)で
示す先行スムージング処理は位置・速度ルー毎の移動指
令(DDA処理後の移動指令)に基づいて先行スムージ
ングデータSMD0を求めるものであるが、これは処理
が複雑となるため、上述の処理を行う。なお、式(1)
に基づく処理については、特願平2−301154号、
特願平3−255977号等に示されている。また、式
(1)による先行スムージングデータと上記ステップS
11〜ステップS15の処理による先行ステップSデー
タとの実質的同一性については、特開平5−32408
6号に示されている。
【0079】次に、従来と同様にして、この当該周期で
求められたスムージングデータSMD0とレジスタに記
憶する位置・速度ループ処理の1周期前のスムージング
データSMD1から前記式(3)の演算によって、位置
のフィードフォワード量FFpを求める(ステップS1
6)。
【0080】次に、レジスタR2に格納された移動指令
MCMDに基づいてDDAの処理を行い、位置・速度ル
ープ処理周期の移動指令を求める(ステップS17)。
【0081】なお、作動開始時の最初のITP周期の期
間は、レジスタR2には移動指令MCMDが記憶されて
いないから、位置・速度ループ処理の移動指令は「0」
である。すなわち、スムージング処理及びフィードフォ
ワード処理のみが1ITP周期先行して実行されること
になる。このことは、通常の位置・速度ループ野処理よ
りフィードフォワード処理はITP周期先行しているこ
とを示している。
【0082】ステップS17の処理で求められた位置・
速度ループ処理周期の移動指令及びパルスコーダ24か
らの位置のフィードフォワード量から、従来と同様の位
置・ループ処理を行い、速度指令Vc1を求める(ステ
ップS18)。そして、該速度指令にステップS16で
求めた位置のフィードフォワード量FFpを加算し、位
置のフィードフォワード処理をした速度指令Vcを求め
る(ステップS19)。この速度指令Vcと速度フィー
ドフォワード信号により従来と同様の速度ループ処理を
行ってトルク指令Tc1を求める(ステップS20)。
【0083】次に、カンウタCに先行するサンプリング
数nを加算したの値が、ITP周期を位置・速度ループ
処理で除した値N(=ITP周期/位置・速度ループ処
理周期)の1/2より小さいか否かの判断を行う(ステ
ップS21)。その値がN/2より小さい場合には、ア
キュムレータSUMにレジスタR2の値からレジスタR
3の値を減じた値を加算する(ステップS22)。一
方、カンウタCの値がN/2より大きい場合には、アキ
ュムレータSUMにレジスタR1の値からレジスタR2
の値を減じた値を加算する(ステップS22)。なお、
アキュムレータSUMは初期設定において、「0」とす
る。 次に、上記アキュムレータSUMの値を上記分割
数Nの2乗で除算して、先行スムージングデータSDM
0を求める(ステップS24)。
【0084】上記ステップS21〜ステップS24は、
先行した移動指令MCMDを用いて先行スムージングデ
ータを求める工程であり、この先行スムージングデータ
の処理では、前記図11に示すフローチャートにより求
めたnサンプリング進めた移動指令MCMDを用いて行
う。したがって、先行スムージングデータもnサンプリ
ングだけタイミングが進められることになる。
【0085】次に、上記処理で求めたスムージングデー
タにおいて、スムージングデータSMD0とレジスタに
記憶する1周期前のスムージングデータSMD1から前
記式(4)の演算によって、位置のフィードフォワード
量FFvを求める(ステップS25)。さらに、前記式
(5)によって進み量が微調整された速度のフィードフ
ォワード量FFvを求める(ステップS26)。
【0086】この処理においては、当該位置・速度ルー
プ処理周期Tsで算出された速度のフィードフォワード
量を定数kvだけ増加し、1周期Ts前に算出された速
度のフィードフォワード量を定数kvだけ減少して加算
することにより、結局フィードフォワード量FFvは1
サンプリング時間内の設定所定時間だけ進められること
になる。そして、このフィードフォワード量FFvは、
トルク指令Tcに対する加速度補償成分となる。
【0087】そして、この速度フィードフォワード量F
FvをステップS17で求めたトルク指令に加算し、速
度フィードフォワード制御がされたトルク指令Tcを求
め(ステップS27)、電圧ループにこのトルク指令T
cを引き渡す(ステップS28)。そして、スムージン
グデータSMD0を次の周期で1周期Ts前のスムージ
ングデータSMD1として使用するためにレジスタに格
納し(ステップS29)、当該位置・速度ループの処理
を終了する。
【0088】以下、各位置・速度ループ処理周期Ts毎
に前記処理が実行される。
【0089】なお、前記ステップS11からステップS
16においては、従来と同様の先行スムージング処理に
よって位置のフィードフォワード量FFpを求めている
が、図9の先行スムージング手段9において、先行した
移動指令MCMDを用いることにより、ステップS11
からステップS16の位置のフィードフォワード量FF
pの算出と、ステップS21からステップS26の速度
のフィードフォワード量FFvの算出とに用いる先行ス
ムージングデータSMDを求めることができる。
【0090】この場合には、ステップS11からステッ
プS16の処理は以下となる。
【0091】この先行スムージングデータの処理では、
前記図11に示すフローチャートにより求めたnサンプ
リング進めた移動指令MCMDを用いた行っているた
め、その先行スムージングデータもnサンプリングだけ
タイミングが進められている。
【0092】カンウタCにnを加算した値が、ITP周
期を位置・速度ループ処理で除した値N(=ITP周期
/位置・速度ループ処理周期)の1/2より小さいか否
かの判断を行う(ステップS11)。その値がN/2よ
り小さい場合には、アキュムレータSUMにレジスタR
2の値からレジスタR3の値を減じた値を加算する(ス
テップS12)。一方、カンウタCの値がN/2より大
きい場合には、アキュムレータSUMにレジスタR1の
値からレジスタR2の値を減じた値を加算する(ステッ
プS12)。
【0093】次に、上記アキュムレータSUMの値を上
記分割数Nの2乗で除算して、先行スムージングデータ
SDM0を求める(ステップS14)。次に、カンウタ
Cをインクメントする(ステップS15)。
【0094】次に、上記処理で求めたスムージングデー
タにおいて、nサンプリング分の時間を元に戻した後、
スムージングデータSMD0とレジスタに記憶する1周
期前のスムージングデータSMD1から前記式(3)の
演算によって、位置のフィードフォワード量FFpを求
める(ステップS16)。
【0095】これによって、本発明のフィードフォワー
ド制御では、スムージング処理及びフィードフォワード
処理のみが(n+1)ITP周期先行して実行されるこ
とになる。このことは、通常の位置・速度ループ処理よ
り本発明のフィードフォワード処理は(n+1)ITP
周期先行していることを示している。
【0096】図13は、本発明のフィードフォワード制
御による実験結果の一例を示していおり、指定形状に対
する誤差分を示している。なお、図では誤差分を指定形
状の目盛りに対して500倍に拡大して示している。一
方、図14は本発明のフィードフォワード制御を行わな
い場合の実験結果の一例を示すものであり、図13と同
様に誤差分を指定形状の目盛りに対して500倍に拡大
して示している。
【0097】本発明のフィードフォワード制御によっ
て、指定形状からの誤差分が減少した、良好な指令追従
性を得ることができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電流ループでの立ち上がりの遅れを補償して、指令追従
性の良好なサーボモータのフィードフォワード制御方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィードフォワード制御方法を説明す
るための概略ブロック図である。
【図2】本発明のフィードフォワード制御方法における
補償成分の関係を説明する図である。
【図3】本発明を適用したサーボモータ制御系のブロッ
ク図である。
【図4】前記ITP周期(分周周期)と位置・速度ルー
プ処理周期との関係を説明する図である。
【図5】位置指令と加速度補償成分との時間的位相関係
を示す概略図である。
【図6】本発明のフィードフォワード制御において、時
間進めを行わない場合の位置指令及び加速度補償成分を
示す図である。
【図7】本発明のフィードフォワード制御において、設
定した1単位のタイミング量の半分の量の時間進めを行
った場合の位置指令及び加速度補償成分を示す図であ
る。
【図8】本発明のフィードフォワード制御において、設
定した1単位のタイミング量の時間進めを行った場合の
位置指令及び加速度補償成分を示す図である。
【図9】本発明のフィードフォワード制御方法を実施す
るためのサーボ系の一実施例のブロック図である。
【図10】本発明のフィードフォワード制御における位
置指令、先行スムージングデータ及び加速度補償成分を
示すタイムチャートである。
【図11】本発明のフィードフォワード制御において、
ITP周期毎の処理周期毎の処理のフローチャートであ
る。
【図12】本発明のフィードフォワード制御において、
位置・速度ループ処理周期毎の処理のフローチャートで
ある。
【図13】本発明のフィードフォワード制御を行わった
場合の実験結果の一例を示すグラフである。
【図14】本発明のフィードフォワード制御を行わない
場合の実験結果の一例を示すグラフである。
【図15】従来のサーボモータのフィードフォワード制
御方法を説明するブロック図である。
【符号の説明】
20 CNC 21 共有RAM 22 デジタルサーボ回路 23 サーボアンプ 100 先行フィードフォワード 101 速度ループ 102 電流ループ 103 サーボループ 104 モータ 105 時間進め

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置のフィードフォワード制御を行って
    サーボモータを制御する制御方法であって、速度指令を
    微分してトルク指令に加える速度フィードフォワードに
    おいて、タイミングの早い加速度補償のデータを用いる
    ことを特徴とするサーボモータのフィードフォワード制
    御方法。
  2. 【請求項2】 加速度補償のデータのタイミングを、サ
    ンプリング時間を単位として調整することを特徴とする
    請求項1記載のサーボモータのフィードフォワード制御
    方法。
  3. 【請求項3】 加速度補償のデータのタイミングを、1
    サンプリング時間内で調整することを特徴とする請求項
    1,又は2記載のサーボモータのフィードフォワード制
    御方法。
  4. 【請求項4】 位置のフィードフォワード制御を行って
    サーボモータを制御する制御方法であって、位置・速度
    ループ処理周期のスムージングデータを求める先行スム
    ージング処理において、先行した位置指令を用いて先行
    スムージング処理を行い、該スムージングデータに基づ
    いて、タイミングの早い加速度補償データを得ることを
    特徴とするサーボモータのフィードフォワード制御方
    法。
  5. 【請求項5】 先行スムージング処理に用いる位置指令
    は、サンプリング時間を単位として調整されることを特
    徴とする請求項4記載のサーボモータのフィードフォワ
    ード制御方法。
  6. 【請求項6】 先行スムージング処理に用いる位置指令
    は、1サンプリング時間内で調節されることを特徴とす
    る請求項4,又は5記載のサーボモータのフィードフォ
    ワード制御方法。
  7. 【請求項7】 移動指令の分配周期をN等分した指令毎
    に実施する位置・速度ループ処理における移動指令を上
    記分配周期の移動指令より求め、位置・速度ループ制御
    を行うサーボモータの制御方法において、当該分配周期
    より1つ先の分配周期の移動指令を計算しておき、当該
    位置・速度ループ処理における周期に対して先行した時
    点を中心にN個の各位置・速度ループ処理周期における
    移動指令の平均値を先行スムージングデータとし、当該
    先行スムージングデータを微分して得られる速度のフィ
    ードフォワード量を速度ループ処理により得られるトル
    ク指令に加算した値をトルク指令とすることを特徴とす
    るサーボモータのフィードフォワード制御方法。
  8. 【請求項8】 前記フィードフォワード量は、当該周期
    のフィードフォワード量と1周期前のフィードフォワー
    ド量とを比例配分した値とすることを特徴とする請求項
    7記載のサーボモータのフィードフォワード制御方法。
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