JP2003258767A - 直交周波数分割多重受信機のシンボルタイミングの復元装置及び方法 - Google Patents

直交周波数分割多重受信機のシンボルタイミングの復元装置及び方法

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JP2003258767A JP2003008823A JP2003008823A JP2003258767A JP 2003258767 A JP2003258767 A JP 2003258767A JP 2003008823 A JP2003008823 A JP 2003008823A JP 2003008823 A JP2003008823 A JP 2003008823A JP 2003258767 A JP2003258767 A JP 2003258767A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シンボルタイミングの安定した復元を行える
直交周波数分割多重受信機のシンボルタイミングの復元
装置及び方法を提供すること。 【解決手段】 直交周波数分割多重信号からシンボルタ
イミングオフセットを検出するオフセット検出部と、オ
フセット検出部から入力される第1及び第2のシンボル
タイミングオフセットに第1及び第2の重み因子を演算
した出力値を算出する因子演算部と、出力値に基づいて
伝送チャネル環境に応じる直交周波数分割多重信号のシ
ンボル間干渉及びサンプリングオフセット値を検出する
歪み検出部と、シンボル間干渉に基づいて直交周波数分
割多重信号のシンボルに対するウィンドウタイミングを
調整するウィンドウ調整部と、サンプリングオフセット
値に基づいて直交周波数分割多重信号のサンプリングタ
イミングを補正する補間部と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交波周波数分割
多重(Orthogonal Frequency Di
vision Multiplexing:OFDM)
受信機のシンボルタイミングの復元装置に関し、より詳
しくは、受信した直交周波数分割多重信号を復元する過
程で発生したオフセットを補償する直交周波数分割多重
受信機のシンボルタイミングの復元装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタルテレビの放送システム
は、映像符号化部と変調部とに大別することができる。
映像符号化部では、高画質の映像ソースから得られる約
1Gbpsのデジタルデータを15〜18Mbpsのデ
ータに圧縮する。変調部では、数十のMbpsのデジタ
ルデータを6〜8MHzの制限された帯域チャネルを通
じて受信側に伝送する。
【0003】一般に、デジタルテレビの放送システム
は、VHF/UHF帯のチャネルを用いる地上同時放送
方式を採択している。従って、デジタルテレビのための
放送システムに用いられる変調方式は、地上同時放送の
環境に応じて次の条件を満たす必要がある。
【0004】第一に、デジタルテレビの放送システムに
用いられる変調方式は、数十Mbpsのデジタルデータ
を6〜8MHzの制限された帯域領域を通じて受信側に
伝送するために帯域効率(spectrum effi
ciency)が高くなければならない。第二に、デジ
タルテレビの放送システムに用いられる変調方式は、周
辺の建物や構造物などによりマルチパスフェージングが
発生するため、フェージングに強い特性を有する必要が
ある。第三に、デジタルテレビの放送システムに用いら
れる変調方式は、既存のアナログテレビ信号による同一
チャネル干渉が必然として発生するため、同一チャネル
干渉に強い特性を有する必要がある。また、デジタルテ
レビシステムのデジタル変調信号の既存のアナログテレ
ビ受信機における干渉が最小化できる必要がある。
【0005】このような条件を満たす変調技法として
は、直交振幅変調(Quadrature Ampli
tude Modulation:QAM)と残留側波
帯(Vestigial Side Band:VSM)
変調が一般に用いられる。
【0006】ヨーロッパでは、帯域幅当りの伝送速度の
向上と干渉防止というダブル効果を得ることができるデ
ジタル変調方式の直交周波数分割多重方式を次世代デジ
タルテレビの放送方式として採択している。直交周波数
分割多重方式は、直列形態で入力されるシンボル列を所
定のブロック単位の並列データに変換した後、この並列
化したシンボルをそれぞれ相違する副搬送波周波数を用
いて多重化する方式である。
【0007】このような直交周波数分割多重方式は、多
重搬送波を用い、既存の単一搬送波による方式とは相当
な差異を示している。多重搬送波は、搬送波の相互間に
おいて直交性を有している。直交性とは、二つの搬送波
の積が‘0’となる性質を意味し、これは、多重搬送波
が使用できるための必須条件となる。直交周波数分割多
重方式の具現は、高速フーリエ変換(Fast Fou
rier Transform:FFT)及び逆高速フ
ーリエ変換(Inverse Fast Fourier
Transform:IFFT)により行われるが、
これは、搬送波間の直交性と高速フーリエ変換の定義に
より簡単に求められる。
【0008】一方、直交周波数分割多重方式の長所は、
以下の通りである。テレビ地上伝送方式は、信号の伝送
時に発生する反射波、同一チャネル干渉及び隣接チャネ
ル干渉などが伝送品質を左右するというチャネル特性を
有し、これにより、伝送システムの設計条件が非常に難
しい。
【0009】しかし、直交周波数分割多重はマルチパス
に強い特性を有する。即ち、様々な搬送波を用いるた
め、シンボル伝送時間を増加することができる。これ
は、マルチパスによる干渉信号に相対的に鈍くなり、長
時間のエコー信号に対しても性能の低下が少ない。ま
た、既存に存在する信号に対しても強い性質を有するた
め、同一チャネル干渉に対する影響も少ない。かかる特
性のため、単一周波数網(Single Frenqu
ency Network:SFN)を構成することが
できる。
【0010】ここで、単一周波数網とは、一つの放送を
全国に対し一つの周波数を用いて放送することを意味す
る。これにより、同一チャネル干渉が非常に酷くなる
が、直交周波数分割多重方式がかかる環境に強いことか
らこれを用いることができる。このように、単一周波数
網を用いると、限られた周波数資源を効率良く使用する
ことができる。
【0011】一方、直交周波数分割多重信号は、多重搬
送波で構成されており、それぞれの搬送波は、非常に小
さい帯域を有する。従って、全体としてのスペクトル形
状は、ほぼ方形をなすため、単一搬送波より相対的に周
波数の効率が良くなる。また、直交周波数分割多重方式
の長所は、直交周波数分割多重信号の波形が白色ガウス
雑音と同じであるため、直交周波数分割多重信号におい
て他の放送サービスのPAL(Phase Alter
nation by Line)またはSECAM(Se
quential Couleur a Memoir
e)方式に比べて干渉が少ない。これにより、直交周波
数分割多重方式では、各搬送波毎に異なる変調方式にす
ることができ、階層的伝送が可能となる。
【0012】図1は、従来の直交周波数分割多重受信機
の例を示すブロック図である。直交周波数分割多重受信
機は、ADC(Analog to Digital C
onverter)10と、補間部20と、ウィンドウ
調整部30と、FFT部40と、誤り検出部50と、等
化部60及びFEC(Forward Error Co
rrector)70とを有する。
【0013】ADC10では、直交周波数分割多重信号
をサンプリング、量子化及びコーディングを通じてデジ
タル信号に変換する。補間部20では、直交周波数分割
多重信号の素数倍シンボルタイミングオフセットを補正
する。ウィンドウ調整部30では、直交周波数分割多重
信号の整数倍シンボルタイミングオフセットを補正す
る。FFT部40では、整数倍及び素数倍シンボルタイ
ミングオフセットが補正された直交周波数分割多重信号
を高速フーリエ変換する。
【0014】誤り検出部50では、ADC10で直交周
波数分割多重信号をデジタル信号に変換するために、サ
ンプリング時に発生する直交周波数分割多重信号のシン
ボルタイミングオフセットを検出する。この時、誤り検
出部50では、検出されたシンボルタイミングオフセッ
ト値を補間部20及びウィンドウ調整部30に提供す
る。等化部60では、FFT部40から出力された高速
フーリエ変換した直交周波数分割多重信号に対して伝送
チャネル上で発生した歪みを補償する。この時、等化部
60では、パイロット信号を通じて直交周波数分割多重
信号のシンボルに対するタイミング及び周波数の誤差値
を算出することにより、直交周波数分割多重信号の伝送
チャネル上の歪みを補償する。FEC70では、直交周
波数分割多重信号のデータに対し設定された誤り検出方
式により誤りを検出し、検出された誤りを訂正する。
【0015】図2は、図1の誤り検出部50の詳細を示
すブロック図である。誤り検出部50は、オフセット検
出部52と、スライド加算機54と、干渉検出部56及
び差異値算出部58とを有する。オフセット検出部52
では、ADC10で発生したシンボルタイミングオフセ
ットを検出する。スライド加算部54では、オフセット
検出部52で検出されスライド出力されるシンボルタイ
ミングオフセットを、一定の個数nに対する平均値を算
出する。下記の数式1は、スライド加算部54での算出
結果を示す式である。
【0016】
【数1】
【0017】数式1のように、スライド加算部54で
は、オフセット検出部52で検出されスライド出力され
るシンボルタイミングオフセットに対しn個当たりの平
均値y 、yを算出する。干渉検出部56では、直交
周波数分割多重信号のシンボル間干渉(Inter S
ymbol Interference:ISI)を検
出する。干渉検出部56では、平均値y、yをシン
ボル間干渉を検出するためのオフセット値として用い
る。
【0018】この時、干渉検出部56で検出するシンボ
ル間干渉に対する情報は整数値である。干渉検出部56
では、検出されたシンボル間干渉に対する情報、即ち、
オフセット値をウィンドウ調整部30に提供する。ウィ
ンドウ調整部30では、干渉検出部56から提供された
オフセット値に基づき、直交周波数分割多重信号の高速
フーリエ変換のためのウィンドウタイミングを調整す
る。ウィンドウ調整部30では、オフセット値が“+”
であると、シンボル間干渉が発生したことと判断し、高
速フーリエ変換のウィンドウタイミングを調整する。ウ
ィンドウ調整部30では、オフセット値が“−”である
と、シンボル間干渉が発生していないことと判断する。
【0019】差異値算出部58では、下記の数式2のよ
うに、スライド加算部54で算出された平均値y、y
の差異値を算出する。この時、差異値算出部58で算
出された差異値は素数である。
【0020】
【数2】
【0021】差異値算出部58では、算出された平均値
、yの差異値Dを補間部20に提供する。補間部
20では、差異値算出部58から提供された差異値Dに
基づき、ADC10におけるサンプリング時に発生した
直交周波数分割多重信号のシンボルタイミングを補償す
る。
【0022】図3は、図2のスライド加算部54の詳細
を示すブロック図である。スライド加算部54は、加算
部54a及び除算部54bを有する。加算部54aで
は、オフセット検出部52で検出されスライド出力され
るシンボルタイミングオフセットをn個ずつ加算する。
除算部54bでは、加算部54aでn個ずつ加算したシ
ンボルタイミングオフセットを‘n’に除算する。
【0023】このように、従来の直交周波数分割多重受
信機のシンボルタイミングの復元装置は、n個のシンボ
ル当たりに算出されたシンボルタイミングオフセットの
平均値y、yに基づいて直交周波数分割多重信号の
シンボルタイミング及び高速フーリエ変換のためのウィ
ンドウタイミングを調整する。
【0024】一方、シンボルタイミングの補償のための
オフセットをより正確に検出するために、スライド加算
部54での加算及び除算を、n個以上のシンボルタイミ
ングオフセットをもって行えるようにすることができ
る。しかし、これは、製品コストの上昇及び体積の増加
の要因となり、且つスライド加算部54での演算が複雑
となり、その加算によるビット長が増加するという問題
点がある。また、製品のコスト及び体積を低減させるた
めにスライド加算部54での加算及び除算を3つ以下の
シンボルタイミングオフセットをもって行うようにする
場合、平均値間の偏差が大きくなり、シンボルタイミン
グオフセットの誤差が大きくなるという問題点がある。
それに、動的なチャネル環境では、平均値間の偏差が更
に大きくなり、シンボルタイミングオフセットの補償を
正確に行い難いという問題点がある。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のシン
ボルタイミングの復元装置に関する上記問題点に鑑みて
なされたものであり、本発明の目的は、静的なチャネル
環境のみならず、動的なチャネル環境でもシンボルタイ
ミングの復元が安定して行うことができる直交周波数分
割多重受信機のシンボルタイミングの復元装置及び方法
を提供することである。
【0026】本発明のまた他の目的は、シンボルタイミ
ングの復元をより正確に行うためのスライド加算部での
加算及び除算の複雑さと製品コスト及び体積の上昇の問
題点を解決することができる直交周波数分割多重受信機
のシンボルタイミングの復元装置及び方法を提供するこ
とである。
【0027】
【課題を解決するための手段】前記のような目的は、本
発明により、高速フーリエ変換した直交周波数分割多重
信号からシンボルタイミングオフセットを検出するオフ
セット検出部と、オフセット検出部から順次に入力され
る第1のシンボルタイミングオフセット及び第2のシン
ボルタイミングオフセットに第1の重み因子及び第2の
重み因子をそれぞれ乗算して得られた結果値を合算した
出力値を算出する因子演算部と、出力値に基づいて伝送
チャネル環境による直交周波数分割多重信号のシンボル
間の干渉及びサンプリングオフセット値を検出する歪み
検出部と、シンボル間の干渉に基づき、直交周波数分割
多重信号のシンボルに対するウィンドウタイミングを調
整するウィンドウ調整部、及びサンプリングオフセット
値に基づき、直交周波数分割多重信号のサンプリングタ
イミングを補正する補間部と、を含む直交周波数分割多
重受信機のシンボルタイミングの復元装置により達成さ
れる。
【0028】好ましくは、歪み検出部が、出力値をオフ
セット値にして直交周波数分割多重信号のそれぞれのシ
ンボル間に発生した干渉に該当する整数値を検出する干
渉検出部と、連続して入力される出力値の差異値を算出
してサンプリング時に生じたサンプリングオフセット値
に該当する素数値を算出するサンプリングオフセット検
出部と、を有する。
【0029】好ましくは、サンプリングオフセット検出
部が、出力値のうちの既に入力された第1の出力値に連
続する第2の出力値が入力されるまで第1の出力値を所
定の時間遅れて出力する遅延部と、第2の出力値から遅
延部により遅れた第1の出力値を減算してサンプリング
オフセット値に該当する素数値を算出する減算部、及び
順次に隣り合う素数値間の変化差が緩やかに保たれるよ
うに素数値を所定領域内の値に減殺させるループフィル
タと、を有する。
【0030】好ましくは、因子演算部が、既に入力され
た第1のシンボルタイミングオフセットを第1のシンボ
ルタイミングオフセットに連続する第2のシンボルタイ
ミングオフセットが入力されるまで所定の時間格納し出
力するレジスタと、第2のシンボルタイミングオフセッ
トに第1の重み因子を乗算する第1の乗算機と、レジス
タから出力された第1のシンボルタイミングオフセット
に第2の重み因子を乗算する第2の乗算機と、第1の乗
算機及び第2の乗算機での乗算により算出された値を加
算して出力値を算出し、算出した出力値を外部に出力及
びレジスタにバイパスする加算機、及び最初に入力され
たシンボルタイミングオフセットを制御信号に応じて外
部に出力及びレジスタにバイパスする切り換え部と、を
有する。
【0031】好ましくは、第1の重み因子と第2の重み
因子との和が、“1”であり、また、それぞれ“0”よ
り大きいか同じであり且つ“1”より小さいか同じであ
る。
【0032】一方、前記のような目的は、本発明によ
り、受信した直交周波数分割多重信号をデジタル信号に
変換するADCと、デジタル信号の直交周波数分割多重
信号を高速フーリエ変換するFFT部と、高速フーリエ
変換した直交周波数分割多重信号のシンボルタイミング
オフセットを検出するオフセット検出部と、オフセット
検出部から順次に入力される第1のシンボルタイミング
オフセット及び第2のシンボルタイミングオフセットに
第1の重み因子及び第2の重み因子をそれぞれ乗算して
得られた結果値を合算した出力値を算出する因子演算部
と、出力値に基づいて直交周波数分割多重信号のシンボ
ル間の干渉及びサンプリングオフセット値を検出する歪
み検出部と、シンボル間の干渉に基づき、直交周波数分
割多重信号のシンボルに対するウィンドウタイミングを
調整するウィンドウ調整部、及びサンプリングオフセッ
ト値に基づき、直交周波数分割多重信号のサンプリング
タイミングを補正する補間部と、を含む直交周波数分割
多重受信機により達成される。
【0033】好ましくは、歪み検出部が、出力値をオフ
セット値にして直交周波数分割多重信号のそれぞれのシ
ンボル間に発生した干渉に該当する整数値を検出する干
渉検出部と、連続して入力される出力値の差異値を算出
してサンプリングオフセット値に該当する素数値を算出
するサンプリングオフセット検出部と、を有する。
【0034】好ましくは、サンプリングオフセット検出
部が、出力値のうちの既に入力された第1の出力値に連
続する第2の出力値が入力されるまで第1の出力値を所
定の時間遅れて出力する遅延部と、第2の出力値から遅
延部により遅れた第1の出力値を減算してサンプリング
オフセット値に該当する素数値を算出する減算部、及び
順次に隣り合う素数値間の変化差が緩やかに保たれるよ
うに素数値を所定領域内の値に減殺させるループフィル
タと、を有する。
【0035】好ましくは、因子演算部が、既に入力され
た第1のシンボルタイミングオフセットを第1のシンボ
ルタイミングオフセットに連続する第2のシンボルタイ
ミングオフセットが入力されるまで所定の時間格納し出
力するレジスタと、第2のシンボルタイミングオフセッ
トに第1の重み因子を乗算する第1の乗算機と、レジス
タから出力された第1のシンボルタイミングオフセット
に第2の重み因子を乗算する第2の乗算機と、第1の乗
算機及び第2の乗算機での乗算により算出された値を加
算して出力値を算出し、算出した出力値を外部に出力及
びレジスタにバイパスする加算機、及び最初に入力され
たシンボルタイミングオフセットを制御信号に応じてレ
ジスタにバイパスする切り換え部と、を有する。
【0036】一方、前記のような目的は、本発明によ
り、a)高速フーリエ変換した直交周波数分割多重信号
からシンボルタイミングオフセットを検出するステップ
と、b)シンボルタイミングオフセットのうちの順次に
入力される第1のシンボルタイミングオフセット及び第
2のシンボルタイミングオフセットに第1の重み因子及
び第2の重み因子をそれぞれ乗算して得られた結果値を
合算した出力値を算出するステップと、c)出力値に基
づいて直交周波数分割多重信号のシンボル間の干渉及び
直交周波数分割多重信号のサンプリングオフセット値を
検出するステップ、及びd)シンボル間の干渉に基づ
き、直交周波数分割多重信号のウィンドウタイミングを
調整し、サンプリングオフセット値に基づき、直交周波
数分割多重信号のサンプリングタイミングを補正するス
テップと、を含むシンボルタイミングの復元方法により
達成される。
【0037】好ましくは、c)ステップが、出力値をオ
フセット値にして直交周波数分割多重信号のそれぞれの
シンボル間に発生した干渉に該当する整数値を検出する
ステップと、連続して入力される出力値の差異値を算出
して直交周波数分割多重信号のサンプリングオフセット
値に該当する素数値を算出するステップと、を含む。
【0038】好ましくは、素数値の算出ステップが、出
力値のうちの既に入力された第1の出力値に連続する第
2の出力値が入力されるまで第1の出力値を所定の時間
遅れて出力するステップと、第2の出力値から第1の出
力値を減算してサンプリングオフセット値に該当する素
数値を算出するステップ、及び素数値を所定の領域内の
値に減殺させるステップと、を含む。
【0039】好ましくは、b)ステップが、既に入力さ
れた第1のシンボルタイミングオフセットを第1のシン
ボルタイミングオフセットに連続する第2のシンボルタ
イミングオフセットが入力されるまで所定の時間格納し
出力するステップと、第2のシンボルタイミングオフセ
ットに第1の重み因子を乗算する第1の乗算ステップ
と、第1のシンボルタイミングオフセットに第2の重み
因子を乗算する第2の乗算ステップ、及び第1の乗算ス
テップ及び第2の乗算ステップでの乗算により算出され
た値を加算した出力値を算出し、出力値を外部に出力及
び格納ステップにより所定の時間格納するステップと、
を含む。
【0040】本発明によると、オフセット検出部で検出
されたシンボルタイミングオフセットの隣り合う二つの
シンボルタイミングオフセットにクロスフェード関係に
ある二つの重み因子を乗算して算出した値を加算して算
出した値に基づき、サンプリングタイミング及びウィン
ドウタイミングの調整のための値を算出することによ
り、伝送チャネルの環境が変わる場合でもより正確なシ
ンボルのオフセットを補償することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら、
本発明にかかる装置の好適な実施の形態について詳細に
説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に
同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符
号を付することにより重複説明を省略する。
【0042】図4は、本発明の好適な実施の形態に係る
直交周波数分割多重受信機のシンボルタイミングの復元
装置を示すブロック図である。本実施の形態に係るシン
ボルタイミングの復元装置の説明に先立って、直交周波
数分割多重受信機について簡略に説明する。
【0043】図4に示すように、直交周波数分割多重受
信機は、ADC100と、シンボルタイミングの復元装
置500と、FFT部400と、等化部600及びFE
C700とを有する。
【0044】ADC100では、受信した直交周波数分
割多重信号をサンプリング、量子化、及びコーディング
を通じてデジタル信号に変換する。シンボルタイミング
の復元装置500は、ADC100でサンプリングによ
り発生したサンプリングオフセット及び直交周波数分割
多重信号の再生のために行われたフーリエ変換により発
生したウィンドウタイミングオフセットを調整する。F
FT部400では、シンボルタイミングの復元装置50
0で調整されたウィンドウタイミングにより直交周波数
分割多重信号を高速フーリエ変換する。等化部600で
は、FFT部400から出力された高速フーリエ変換し
た直交周波数分割多重信号に対し伝送チャネル上で発生
した歪みを補償する。この時、等化部600では、パイ
ロット信号を用いて伝送チャネルにより発生した直交周
波数分割多重信号のシンボルに対するタイミング及び周
波数の誤差値を算出することにより、直交周波数分割多
重信号の伝送チャネル上の歪みを補償する。FEC70
0では、直交周波数分割多重信号のデータに対し設定さ
れた誤り検出方式により誤りを検出し、検出されたデー
タの誤りを訂正する。
【0045】一方、直交周波数分割多重受信機のシンボ
ルタイミングの復元装置500では、ADC100にお
けるサンプリング時に発生する直交周波数分割多重信号
のサンプリングオフセット及びFFT部400のウィン
ドウタイミングオフセットを検出し、それぞれ補間部2
00及びウィンドウ調整部300に提供する。かかるシ
ンボルタイミングの復元装置500は、オフセット検出
部510と、因子演算部520と、干渉検出部530
と、遅延部540と、減算部550と、ループフィルタ
560と、補間部200及びウィンドウ調整部300と
を有する。
【0046】オフセット検出部510では、ADC10
0で直交周波数分割多重信号をデジタル信号に変換する
過程中のサンプリングを行う際に発生した直交周波数分
割多重信号のシンボルタイミングオフセットを検出す
る。因子演算部520では、オフセット検出部510で
直交周波数分割多重信号の毎シンボル当たりに検出され
たシンボルタイミングオフセットのうちの隣り合う二つ
のシンボルタイミングオフセットにそれぞれ重み因子を
乗算し、この乗算による二つの結果値を加算した値を出
力する。この時、隣り合う二つのシンボルタイミングオ
フセットに乗算する二つの重み因子は、二つの重み因子
の和が“1”であると共に、互いにクロスフェード(c
rossfade)関係にある数字である。クロスフェ
ードとは、二つの数字の和がいつも同じ値をとる関係を
いう。例えば、一方の重み因子が“0.2”である場
合、他方の重み因子が“0.8”である関係をいう。
【0047】干渉検出部530では、因子演算部520
から出力された値mをオフセット値として直交周波数分
割多重信号のシンボル間干渉(ISI)を検出する。こ
の時、干渉検出部530で検出するシンボル間干渉に対
する情報は整数値である。これにより、干渉検出部53
0では、検出されたシンボル間干渉に対する情報をウィ
ンドウ調整部300に提供する。ウィンドウ調整部30
0では、干渉検出部530から提供された整数値に基づ
き、FFT部400の直交周波数分割多重信号の高速フ
ーリエ変換のためのウィンドウタイミングを調整する。
即ち、ウィンドウ調整部300では、整数値が“+”で
あると、シンボル間干渉が発生したことと判断してウィ
ンドウタイミングを調整し、整数値が“−”であると、
シンボル間干渉が発生していないことと判断する。
【0048】遅延部540では、因子演算部520から
出力された値mの流れを所定の時間遅らせる。減算部5
50では、遅延部540で所定の時間遅れた値を現在に
因子演算部520から出力される値に減算する。例え
ば、1番目に因子演算部520から出力された値がm
で2番目に因子演算部520から出力された値がm
ある場合、減算部550では、以下の数式3のような演
算を行う。
【0049】
【数3】
【0050】即ち、因子演算部520では、遅延部54
0で所定の時間遅れて出力された値mを現在に因子演
算部520から出力された値mに減算する。この時、
減算された値Dは、ループフィルタ560に出力され
る。ループフィルタ560では、入力される連続して隣
り合う値D間の差異値が緩やかな変化値を保つように、
減算された値Dを所定領域内の値D´で減殺させ補間部
200に出力する。これにより、補間部200では、ル
ープフィルタ560から出力された値D´に基づき、A
DC100におけるサンプリング時に発生したサンプリ
ングオフセットを補正する。
【0051】従って、オフセット検出部510で検出さ
れたシンボルタイミングオフセットの隣り合う二つのシ
ンボルタイミングオフセットにクロスフェード関係にあ
る二つの重み因子を乗算して算出した値を加算して算出
した値mに基づいてサンプリングオフセット及びFFT
ウィンドウタイミングの調整のための値を算出すること
により、伝送チャネルの環境変化による補償をすべく、
各シンボルのオフセットの誤差を低減することができ
る。
【0052】図5は、図4の因子演算部520の詳細を
示すブロック図である。因子演算部520は、第1の乗
算機521と、切り換え部(スイッチ)523と、レジ
スタ525と、第2の乗算機527及び加算機529と
を有する。
【0053】第1の乗算機521では、オフセット検出
部510で検出されたシンボルタイミングオフセットに
重み因子“σ”を乗算する。切り換え部523では、入
力される制御信号Cに応じて最初のオフセット検出部5
10で検出されたシンボルタイミングオフセットを外部
に出力及びレジスタ525にバイパスする。レジスタ5
25では、切り換え部523でバイパスされ出力された
シンボルタイミングオフセットを格納する。第2の乗算
機527では、レジスタ525に格納されているシンボ
ルタイミングオフセットに重み因子“1−σ”を乗算す
る。加算機529では、第1の乗算機521及び第2の
乗算機527での乗算により算出された値を加算し、こ
の加算による結果値mを出力する。
【0054】オフセット検出部510で検出されたシン
ボルタイミングオフセットのうち、1番目の出力値が
“x”で2番目の出力値が“x“である場合、図5
による因子演算部520からの出力値は、以下の数式4
のように表すことができる。
【0055】
【数4】
【0056】ここで、“m”は、オフセット検出部5
10から1番目に出力されたシンボルタイミングオフセ
ットxが切り換え部523により出力された値であ
る。即ち、“m”は、“x”と同じ値である。“x
”は、オフセット検出部510から2番目に出力され
たシンボルタイミングオフセットである。“m”は、
“x”が因子演算部520に入力され演算された因子
演算部520からの出力値である。即ち、“x”の入
力による因子演算部520からの出力値mは、1番目
に出力された値mに重み因子“1−σ”を乗算した値
と2番目に入力された値xに重み因子“σ”を乗算し
た値とを加算した値である。この時、算出された値m
は、レジスタ525にバイパスされる。
【0057】下記の数式5は、オフセット検出部510
から3番目に出力されたシンボルタイミングオフセット
が入力されることによる因子演算部520での演算
結果値を表す式である。
【0058】
【数5】
【0059】ここで、“m”は、オフセット検出部5
10から2番目に出力されたシンボルタイミングオフセ
ットxが入力されることによる因子演算部520の出
力値を表す。“x”は、オフセット検出部510から
3番目に出力されたシンボルタイミングオフセットを表
す。“m”は、“x”が因子演算部520に入力さ
れることにより演算された因子演算部520の出力値で
ある。即ち、“x”の入力による因子演算部520の
出力値mは、レジスタ525に格納されている因子演
算部520の2番目の出力値mに重み因子“1−σ”
を乗算した値と因子演算部520に3番目に入力された
値xに重み因子“σ”を乗算した値とを加算した値で
ある。この時、算出された値mは、レジスタ525に
バイパスされる。本実施の形態の因子演算部520で
は、入力されたシンボルタイミングオフセット(x=x
、x、x、x、・・・、x)に対し数式4及び
数式5のような出力値(m=m、m、m、m
・・・、m)を算出する演算動作を繰り返して行う。
【0060】これにより、因子演算部520に最初に入
力されたシンボルタイミングオフセットが“x”で、
最後に入力されたシンボルタイミングオフセットが“x
”である場合、出力値(m=m、m、m
、・・・、m)に対するシンボルタイミングオフセ
ットの比重について説明する。レジスタ525にバイパ
スされる間、出力値(m=m、m、m、m、・・
・、m)に対する“x”の重み値は小さくなり、相
対的に新たに入力されるシンボルタイミングオフセット
の重み値は大きくなる。しかし、レジスタ525にバイ
パスされる出力値(m=m、m、m、m、・・
・、mn−1)に比べて新たに入力されるシンボルタイ
ミングオフセットの重み値は、相対的に小さくなる。
【0061】従って、因子演算部520に新たに入力さ
れるシンボルタイミングオフセットに設定された重み因
子“σ”を乗算し、既に入力されているシンボルタイミ
ングオフセットの出力値に設定された重み因子“1−
σ”を乗算することにより加算の結果値から新たに入力
されたシンボルタイミングオフセットの重み値が小さく
なることにより、安定したチャネル環境のみならず、ダ
イナミックなチャネル環境で伝送されることで信号の歪
みが酷い直交周波数分割多重信号のシンボルタイミング
の復元を安定して行うことができる。なお、重み因子
“σ”は、ユーザにより適切に可変して調節することが
できる。
【0062】図6は、本発明による直交周波数分割多重
受信機のシンボルタイミングの復元装置を用いた直交周
波数分割多重信号のシンボルタイミングの復元方法の好
適な実施の形態を示すフローチャートである。まず、オ
フセット検出部510では、ADC100でデジタル信
号に変換及びFFT部400で高速フーリエ変換した直
交周波数分割多重信号のシンボルタイミングオフセット
を検出する(S100)。この時、因子演算部520で
は、検出されたシンボルタイミングオフセットのうちの
隣り合う二つのシンボルタイミングオフセットにクロス
フェード関係の二つの重み因子σ、1−σをそれぞれ乗
算し、乗算した両値を加算して出力値mを算出する(S
200)。
【0063】干渉検出部530では、出力値mをオフセ
ット値にしてシンボル間干渉を検出する(S300)。
この時、干渉検出部530では、検出されたシンボル間
干渉情報をウィンドウ調整部300に提供する。一方、
遅延部540、減算部550は、出力値mのうちの二つ
の出力値をもってADC100で直交周波数分割多重信
号をデジタル信号に変換するためのサンプリングを行う
際に発生したサンプリングオフセットを補償する。この
時、ループフィルタ560は、隣り合うサンプリングオ
フセットの差異が緩やかに保たれるように処理し補間部
200に提供する。
【0064】これにより、ウィンドウ調整部300で
は、干渉検出部530で検出されたシンボル間干渉に基
づき、FFT部400での高速フーリエ変換のための直
交周波数分割多重信号のウィンドウタイミングを調整す
る(S400)。また、補間部200では、ループフィ
ルタ560から提供されたサンプリングオフセットに基
づき、ADC100でデジタル信号に変換された直交周
波数分割多重信号のサンプリングタイミングを調整す
る。
【0065】図7は、図6のステップ200でオフセッ
ト検出部510から1番目及び2番目に入力されたシン
ボルタイミングオフセットによる因子演算部520の動
作の詳細を示すフローチャートである。まず、因子演算
部520では、オフセット検出部510から1番目のシ
ンボルタイミングオフセットxが入力されると、1番
目に入力されたシンボルタイミングオフセットxを外
部に出力及びレジスタ525にバイパスする(S21
0)。一方、因子演算部520の第1の乗算機521で
は、オフセット検出部510から2番目のシンボルタイ
ミングオフセットxが入力されると、2番目に入力さ
れたシンボルタイミングオフセットxに重み因子
“σ”を乗算する(S220)。この時、因子演算部5
20の第2の乗算機527では、レジスタ525にバイ
パスされた1番目のシンボルタイミングオフセットx
に重み因子“1−σ”を乗算する(S230)。
【0066】これにより、因子演算部520の加算機5
29では、2番目のシンボルタイミングオフセットx
に重み因子“σ”を乗算した値と1番目のシンボルタイ
ミングオフセットxに重み因子“1−σ”を乗算した
値を加算する(S240)。この時、加算機529での
加算により算出された値は、因子演算部520の出力値
である。また、加算機529は、出力値mを外部
に出力し、レジスタ525にバイパスする(S25
0)。
【0067】図8は、図7のステップ250後にオフセ
ット検出部510から3番目に入力されたシンボルタイ
ミングオフセットによる因子演算部520の動作の詳細
を示すフローチャートである。まず、因子演算部520
の第1の乗算機521では、3番目に入力されたシンボ
ルタイミングオフセットxに重み因子“σ”を乗算す
る(S260)。また、第2の乗算機527では、レジ
スタ525にバイパスされた出力値mに“1−σ”を
乗算する(S270)。
【0068】これにより、加算機529では、3番目の
シンボルタイミングオフセットxが入力されることに
よる第1の乗算機521及び第2の乗算機での乗算値を
加算する(S280)。この時、加算機529での加算
値は、因子演算部520の出力値mとなる。また、加
算機529では、2番目に算出された出力値mを外部
に出力及びレジスタ525にバイパスする(S29
0)。
【0069】従って、既に入力されているシンボルタイ
ミングオフセット及び現在に入力されたシンボルタイミ
ングオフセットに両方の和が“1”であるクロースフェ
ード関係の重み因子をそれぞれ乗算し、その乗算した値
を加算して算出された出力値mをもってシンボル間干渉
及びサンプリングオフセットを検出することにより、伝
送チャネルの環境の変化によるシンボル間のタイミング
オフセットの誤差の変化を低減することができる。
【0070】以上、添付図面を参照しながら本発明の直
交周波数分割多重受信機のシンボルタイミングの復元装
置及び方法の好適な実施形態について説明したが、本発
明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請
求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種
の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、
それらについても当然に本発明の技術的思想に属するも
のと了解される。
【0071】
【発明の効果】本発明によると、オフセット検出部で検
出されたシンボルタイミングオフセットの隣り合う二つ
のシンボルタイミングオフセットにクロースフェード関
係にある二つの重み因子を乗算して算出した値を加算す
ることにより算出された値mに基づいてサンプリングオ
フセット及びFFTウィンドウタイミングの調整のため
の値を算出することにより、伝送チャネルの環境変換に
よる補償すべく各シンボルのオフセットの誤差を低減す
ることができる。
【0072】これにより、因子演算部に新たに入力され
るシンボルタイミングオフセットに設定された重み因子
“σ”を乗算し、既に入力されているシンボルタイミン
グオフセットの出力値に設定された重み因子“1−σ”
を乗算することにより加算の結果値において新たに入力
されたシンボルタイミングオフセットの重み値が少なく
なることにより、安定したチャネル環境のみならず、ダ
イナミックなチャネル環境で伝送されることで信号の歪
みが酷い直交周波数分割多重信号のシンボルタイミング
の復元を安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の直交周波数分割多重受信機の例を示す
ブロック図である。
【図2】 図1の誤り検出部の詳細を示すブロック図で
ある。
【図3】 図2のスライド加算部の詳細を示すブロック
図である。
【図4】 本発明による直交周波数分割多重受信機のシ
ンボルタイミングの復元装置の好適な実施の形態を示す
ブロック図である。
【図5】 図4の因子演算部の詳細を示すブロック図で
ある。
【図6】 本発明による直交周波数分割多重受信機のシ
ンボルタイミングの復元装置を用いた直交周波数分割多
重信号のシンボルタイミングの復元装置の好適な実施の
形態を示すフローチャートである。
【図7】 図6のステップ200においてオフセット検
出部から1番目及び2番目に入力されたシンボルタイミ
ングオフセットによる因子演算部の動作の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図8】 図7のステップ250後にオフセット検出部
から3番目に入力されたシンボルタイミングオフセット
による因子演算部の動作の詳細を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
100 ADC 200 補間部 300 ウィンドウ調整部 400 FFT 500 復元装置 540 遅延部 550 減算部 560 ループフィルタ 600 等化部 700 FEC

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速フーリエ変換した直交周波数分割多
    重信号からシンボルタイミングオフセットを検出するオ
    フセット検出部と、 前記オフセット検出部から順次に入力される第1のシン
    ボルタイミングオフセット及び第2のシンボルタイミン
    グオフセットに第1の重み因子及び第2の重み因子をそ
    れぞれ乗算して得られた結果値を合算した出力値を算出
    する因子演算部と、 前記出力値に基づいて伝送チャネル環境による前記直交
    周波数分割多重信号のシンボル間の干渉及びサンプリン
    グオフセット値を検出する歪み検出部と、 前記シンボル間の干渉に基づき、前記直交周波数分割多
    重信号の前記シンボルに対するウィンドウタイミングを
    調整するウィンドウ調整部と、 前記サンプリングオフセット値に基づき、前記直交周波
    数分割多重信号のサンプリングタイミングを補正する補
    間部と、を含むことを特徴とする直交周波数分割多重受
    信機のシンボルタイミングの復元装置。
  2. 【請求項2】 前記歪み検出部が、 前記出力値をオフセット値にして前記直交周波数分割多
    重信号のそれぞれの前記シンボル間に発生した干渉に該
    当する整数値を検出し、検出した前記整数値を前記ウィ
    ンドウ調整部に提供する干渉検出部と、 連続して入力される前記出力値の差異値を算出して前記
    サンプリング時に生じたサンプリングオフセット値に該
    当する素数値を算出し、前記素数値を前記補間部に提供
    するサンプリングオフセット検出部と、を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の直交周波数分割多重受信機の
    シンボルタイミングの復元装置。
  3. 【請求項3】 前記サンプリングオフセット検出部が、 前記出力値のうちの既に入力された第1の出力値に連続
    する第2の出力値が入力されるまで前記第1の出力値を
    所定の時間遅れて出力する遅延部と、 前記第2の出力値から前記遅延部により遅れた前記第1
    の出力値を減算して前記サンプリングオフセット値に該
    当する前記素数値を算出する減算部と、 を含むことを特徴とする請求項2に記載の直交周波数分
    割多重受信機のシンボルタイミングの復元装置。
  4. 【請求項4】 前記サンプリングオフセット検出部が、
    前記減算部で算出した順次に隣り合う前記素数値間の変
    化差が緩やかに保たれるように前記素数値を所定領域内
    の値に減殺させるループフィルタを更に含むことを特徴
    とする請求項3に記載の直交周波数分割多重受信機のシ
    ンボルタイミングの復元装置。
  5. 【請求項5】 前記因子演算部が、 既に入力された前記第1のシンボルタイミングオフセッ
    トを前記第1のシンボルタイミングオフセットに連続す
    る前記第2のシンボルタイミングオフセットが入力され
    るまで所定の時間格納し出力するレジスタと、 前記第2のシンボルタイミングオフセットに前記第1の
    重み因子を乗算する第1の乗算機と、 前記レジスタから出力された前記第1のシンボルタイミ
    ングオフセットに前記第2の重み因子を乗算する第2の
    乗算機と、 前記第1の乗算機及び前記第2の乗算機での前記乗算に
    より算出された値を加算して前記出力値を算出し、算出
    された前記出力値を外部に出力及び前記レジスタにバイ
    パスする加算機と、を含むことを特徴とする請求項4に
    記載の直交周波数分割多重受信機のシンボルタイミング
    の復元装置。
  6. 【請求項6】 前記因子演算部が、最初に入力された前
    記シンボルタイミングオフセットを制御信号に応じて外
    部に出力及び前記レジスタにバイパスする切り換え部を
    更に含むことを特徴とする請求項5に記載の直交周波数
    分割多重受信機のシンボルタイミングの復元装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の重み因子と第2の重み因子と
    の和が、“1”であることを特徴とする請求項1に記載
    の直交周波数分割多重受信機のシンボルタイミングの復
    元装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の重み因子及び前記第2の重み
    因子が、“0”より大きいか同じであり、且つ“1”よ
    り小さいか同じであることを特徴とする請求項7に記載
    の直交周波数分割多重受信機のシンボルタイミングの復
    元装置。
  9. 【請求項9】 受信した直交周波数分割多重信号をデジ
    タル信号に変換するADCと、 前記デジタル信号の前記直交周波数分割多重信号を高速
    フーリエ変換するFFT部と、 前記高速フーリエ変換した前記直交周波数分割多重信号
    のシンボルタイミングオフセットを検出するオフセット
    検出部と、 前記オフセット検出部から順次に入力される第1のシン
    ボルタイミングオフセット及び第2のシンボルタイミン
    グオフセットに第1の重み因子及び第2の重み因子をそ
    れぞれ乗算して得られた結果値を加算した出力値を算出
    する因子演算部と、 前記出力値に基づいて前記直交周波数分割多重信号のシ
    ンボル間の干渉及びサンプリングオフセット値を検出す
    る歪み検出部と、 前記シンボル間の干渉に基づき、前記直交周波数分割多
    重信号の前記シンボルに対するウィンドウタイミングを
    調整するウィンドウ調整部と、 前記サンプリングオフセット値に基づき、前記直交周波
    数分割多重信号のサンプリングタイミングを補正する補
    間部と、を含むことを特徴とする直交周波数分割多重受
    信機。
  10. 【請求項10】 前記歪み検出部が、 前記出力値をオフセット値にして前記直交周波数分割多
    重信号のそれぞれの前記シンボル間に発生した干渉に該
    当する整数値を検出し、検出した前記整数値を前記ウィ
    ンドウ調整部に提供する干渉検出部と、 連続して入力される前記出力値の差異値を算出して前記
    サンプリングオフセット値に該当する素数値を算出し、
    前記素数値を前記補間部に提供するサンプリングオフセ
    ット検出部と、を含むことを特徴とする請求項9に記載
    の直交周波数分割多重受信機。
  11. 【請求項11】 前記サンプリングオフセット検出部
    が、 前記出力値のうちの既に入力された第1の出力値に連続
    する第2の出力値が入力されるまで前記第1の出力値を
    所定の時間遅れて出力する遅延部と、 前記第2の出力値から前記遅延部により遅れた前記第1
    の出力値を減算して前記サンプリングオフセット値に該
    当する前記素数値を算出する減算部と、 を含むことを特徴とする請求項10に記載の直交周波数
    分割多重受信機。
  12. 【請求項12】 前記サンプリングオフセット検出部
    が、前記減算部で算出した順次に隣り合う前記素数値間
    の変化差が緩やかに保たれるように前記素数値を所定領
    域内の値に減殺させるループフィルタを更に含むことを
    特徴とする請求項11に記載の直交周波数分割多重受信
    機。
  13. 【請求項13】 前記因子演算部が、 既に入力された前記第1のシンボルタイミングオフセッ
    トを前記第1のシンボルタイミングオフセットに連続す
    る前記第2のシンボルタイミングオフセットが入力され
    るまで所定の時間格納し出力するレジスタと、 前記第2のシンボルタイミングオフセットに前記第1の
    重み因子を乗算する第1の乗算機と、 前記レジスタから出力された前記第1のシンボルタイミ
    ングオフセットに前記第2の重み因子を乗算する第2の
    乗算機と、 前記第1の乗算機及び前記第2の乗算機での前記乗算に
    より算出された値を加算して前記出力値を算出し、算出
    した前記出力値を外部に出力及び前記レジスタにバイパ
    スする加算機と、を含むことを特徴とする請求項12に
    記載の直交周波数分割多重受信機。
  14. 【請求項14】 前記因子演算部が、最初に入力された
    前記シンボルタイミングオフセットを制御信号に応じて
    前記レジスタにバイパスする切り換え部を更に含むこと
    を特徴とする請求項13に記載の直交周波数分割多重受
    信機。
  15. 【請求項15】 前記第1の重み因子と第2の重み因子
    との和が、“1”であることを特徴とする請求項9に記
    載の直交周波数分割多重受信機。
  16. 【請求項16】 前記第1の重み因子及びが前記第2の
    重み因子が“0”より大きいか同じであり、且つ“1”
    より小さいか同じであることを特徴とする請求項15に
    記載の直交周波数分割多重受信機。
  17. 【請求項17】 a)高速フーリエ変換した直交周波数
    分割多重信号からシンボルタイミングオフセットを検出
    するステップと、 b)前記シンボルタイミングオフセットのうちの順次に
    入力される第1のシンボルタイミングオフセット及び第
    2のシンボルタイミングオフセットに第1の重み因子及
    び第2の重み因子をそれぞれ乗算して得られた結果値を
    合算した出力値を算出するステップと、 c)前記出力値に基づいて前記直交周波数分割多重信号
    のシンボル間の干渉及び直交周波数分割多重信号のサン
    プリングオフセット値を検出するステップと、 d)前記シンボル間の干渉に基づき、前記直交周波数分
    割多重信号のウィンドウタイミングを調整し、前記サン
    プリングオフセット値に基づき、前記直交周波数分割多
    重信号のサンプリングタイミングを補正するステップ
    と、を含むことを特徴とするシンボルタイミングの復元
    装置を用いたシンボルタイミングの復元方法。
  18. 【請求項18】 前記c)ステップが、 前記出力値をオフセット値にして前記直交周波数分割多
    重信号のそれぞれの前記シンボル間に発生した干渉に該
    当する整数値を検出するステップと、 連続して入力される前記出力値の差異値を算出して前記
    直交周波数分割多重信号の前記サンプリングオフセット
    値に該当する素数値を算出するステップと、を含むこと
    を特徴とする請求項17に記載のシンボルタイミングの
    復元装置を用いたシンボルタイミングの復元方法。
  19. 【請求項19】 前記素数値の算出ステップが、 前記出力値のうちの既に入力された第1の出力値に連続
    する第2の出力値が入力されるまで前記第1の出力値を
    所定の時間遅れて出力するステップと、 前記第2の出力値から前記第1の出力値を減算して前記
    サンプリングオフセット値に該当する前記素数値を算出
    するステップ、及び前記素数値を所定の領域内の値に減
    殺させるステップと、を含むことを特徴とする請求項1
    8に記載のシンボルタイミングの復元装置を用いたシン
    ボルタイミングの復元方法。
  20. 【請求項20】 前記b)ステップが、 既に入力された前記第1のシンボルタイミングオフセッ
    トを前記第1のシンボルタイミングオフセットに連続す
    る前記第2のシンボルタイミングオフセットが入力され
    るまで所定の時間格納し出力するステップと、 前記第2のシンボルタイミングオフセットに前記第1の
    重み因子を乗算する第1の乗算ステップと、 前記第1のシンボルタイミングオフセットに前記第2の
    重み因子を乗算する第2の乗算ステップと、 前記第1の乗算ステップ及び前記第2の乗算ステップで
    の前記乗算により算出された値を加算した前記出力値を
    算出し、前記出力値を外部に出力及び前記格納ステップ
    により所定の時間格納するステップと、を含むことを特
    徴とする請求項19に記載のシンボルタイミングの復元
    装置を用いたシンボルタイミングの復元方法。
  21. 【請求項21】 前記第1の重み因子と第2の重み因子
    との和が、“1”であることを特徴とする請求項17に
    記載のシンボルタイミングの復元装置を用いたシンボル
    タイミングの復元方法。
  22. 【請求項22】 前記第1の重み因子及びが前記第2の
    重み因子が“0”より大きいか同じであり、且つ“1”
    より小さいか同じであることを特徴とする請求項21に
    記載のシンボルタイミングの復元装置を用いたシンボル
    タイミングの復元方法。
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