JP2003257678A - 照明制御装置および照明システム - Google Patents

照明制御装置および照明システム

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JP2003257678A
JP2003257678A JP2002050980A JP2002050980A JP2003257678A JP 2003257678 A JP2003257678 A JP 2003257678A JP 2002050980 A JP2002050980 A JP 2002050980A JP 2002050980 A JP2002050980 A JP 2002050980A JP 2003257678 A JP2003257678 A JP 2003257678A
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target illuminance
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Hisaaki Takahashi
寿明 高橋
Yasushi Morimoto
康司 森本
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動的に目標照度を設定できる照明制御装置お
よび照明システムを提供する。 【解決手段】照明制御装置3は、予め設定された第1の
所定期間T1、予め設定された調光率で照明器具4の光
源15を点灯させ、第1の所定期間T1内に照度入力手
段8に入力された最低値を照明エリア6の目標照度に設
定する目標照度設定手段9を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定の照度で照明
エリアを照明する照明制御装置および照明システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】照度センサを用いて机上面や床面などの
被照射面の照度を一定に制御することが行われている。
従来、照度センサは、物理上の問題から天井面に設置さ
れ、床面や壁面などの反射光を検出して被照射面の照度
に相関させている。図6は、その一例であり、特開平1
1−214179号公報(従来技術)に開示された照明
システム50である。
【0003】図6に示す照明システム50は、太陽51
などからの外光および照明器具52からの照明光のう
ち、床面53および壁面54で反射した反射光を照度セ
ンサ55が検出し、反射光に応じてコントローラ56が
照明器具52の光出力を可変して床面53の照度を目標
照度にさせる。そして、目標照度は、リモコン57を用
いて設定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、リモコン
57により目標照度を設定し、この設定は、通常、外光
による反射光が照度センサに入力しない例えば夜間に行
うので、手間を要するという欠点を有する。
【0005】本発明は、自動的に目標照度を設定できる
照明制御装置および照明システムを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の照明制
御装置の発明は、予め設定された第1の所定期間、予め
設定された調光率で点灯される光源を有する照明器具が
照明する照明エリアの照度を照明エリアからの反射光に
より検出する照度センサから入力する照度入力手段と;
第1の所定期間内に照度入力手段に入力された最低値を
照明エリアの目標照度に設定する目標照度設定手段と;
予め設定された第1の所定期間、予め設定された調光率
で光源が点灯されるように制御するとともに、第1の所
定期間の経過後、目標照度設定手段により設定された目
標照度となるように光源の光出力を制御する制御部と;
を具備していることを特徴とする。
【0007】第1の所定期間および調光率は、照明制御
装置、照明器具および照度センサ等が室内などに当初設
置されたときに設定されるが、定期的にあるいは室内の
配置換え等に応じて適宜設定し、その都度目標照度を設
定するようにしてもよい。
【0008】本発明によれば、目標照度設定手段によ
り、第1の所定期間内に照度センサから照度入力手段に
入力された最低値が照明エリアの目標照度に自動的に設
定される。
【0009】請求項2に記載の照明制御装置の発明は、
請求項1記載の照度制御装置において、目標照度設定手
段は、予め設定された第1の所定期間内に急激な照度変
化があったときの前後に発生した最低値を除外すること
を特徴とする。
【0010】急激な照度変化とは、照明エリアを照明し
ている複数の照明器具の1灯が点消灯したとき、あるい
は照明エリアを照明する隣接する照明器具がオンオフさ
れたときなどに発生する。
【0011】本発明によれば、第1の所定期間内に急激
な照度変動があったときの前後に発生した最低値を除外
するので、照明エリアを照明する全照明器具によって目
標照度が設定される。
【0012】請求項3に記載の照明制御装置の発明は、
請求項1または2記載の照明制御装置において、目標照
度設定手段は、予め設定された第1の所定期間内におい
て、目標照度に設定される最低値が第2の所定期間内に
少なくともその近傍値に再現しないときは、当該最低値
をリセットして、以降の最低値を目標照度に再設定する
ことを特徴とする。
【0013】少なくともその近傍値とは、最低値を包含
することを意味し、最低値〜最低値の近傍値を指す。そ
して、近傍値は、適宜設定されればよく、例えば最低値
の1.1倍の値である。
【0014】照度の最低値が少なくともその近傍値に再
現しないときとは、照明エリア内の反射率が変化し、当
該照明エリア内からの反射光が変化することを意味す
る。この反射光が変化するときは、例えば照明エリア内
に作業台、机やOA機器などが搬入されたとき又は搬出
されたときである。
【0015】本発明によれば、照明エリア内の雰囲気が
変化して反射率が変化したときに、この変化以降の最低
値が目標照度に再設定されるので、新しい雰囲気の下で
の照明エリア内の目標照度が最適化される。
【0016】請求項4に記載の照明制御装置の発明は、
請求項1ないし3いずれか一記載の照明制御装置におい
て、目標照度設定手段は、外部信号により照度入力手段
に入力される照度値を目標照度に設定可能に構成され、
外部信号により目標照度が設定されたときに、制御部
は、第1の所定期間内においては予め設定された調光率
で光源が点灯されることをリセットするとともに、当該
目標照度となるように光源の光出力を制御するように構
成されていることを特徴とする。
【0017】予め設定された第1の所定期間、光源は予
め設定された調光率で点灯されているので、外部信号に
より目標照度が設定されたときに、制御部は、照明エリ
アを目標照度にするために、予め設定された調光率での
光源の点灯をリセットするものである。
【0018】本発明によれば、第1の所定期間の経過中
または経過後、外部信号により照明エリア内の目標照度
が設定可能であるので、照明エリア内が最適な照度で照
明可能となる。
【0019】請求項5に記載の照明システムの発明は、
請求項1ないし4いずれか一記載の照明制御装置と;照
明制御装置により光出力が制御される光源を有し、所定
の照明エリアを照明する照明器具と;照明器具が照明す
る照明エリアの照度を照明エリアからの反射光により検
出して照明制御装置の照度入力手段に入力する照度セン
サと;を具備していることを特徴とする。
【0020】本発明によれば、照明エリアの目標照度が
自動的に設定可能であり、この目標照度によって照明さ
れる照明システムが提供される。
【0021】請求項6に記載の照明システムの発明は、
請求項5記載の照明システムにおいて、照明器具は、照
度センサおよび照明制御装置を内蔵していることを特徴
とする。
【0022】照明エリアを照明する複数の照明器具のう
ち、少なくともひとつに照度センサおよび照明制御装置
を内蔵していればよい。
【0023】本発明によれば、照明器具は、照度センサ
および照明制御装置を内蔵しているので、天井等に照度
センサおよび照明制御装置を設置する手間を要せず、省
力化が図れる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。まず、本発明の第1の
実施形態について説明する。
【0025】図1〜図4は、本発明の第1の実施形態を
示し、図1は照明システムの構成図、図2は照明制御装
置のブロック図、図3は照明エリアの照度変化図、図4
は照明制御装置の動作のフロー図である。
【0026】図1において、照明システム1は、照度セ
ンサ2、照明制御装置3および照明器具4を有して構成
されている。
【0027】照度センサ2は、照明制御装置3と一体化
されて天井面5に配置され、照明器具4が照明する照明
エリア6内からの反射光により当該照明エリア6内の照
度を間接的に検出し、照明制御装置3に送出するように
構成されている。また、照度センサ2は、図示しない受
光器を備え、ワイヤレス送信器(リモコン)7からの制
御信号を受信するように構成されている。
【0028】照明制御装置3は、図2に示すように、ワ
イヤレス受信部8、目標照度設定部9、外部信号入力部
10、不揮発性の記憶部11、伝送部12および制御部
13を有して構成されている。
【0029】ワイヤレス受信部8は、照度センサ2が検
出した照明エリア6の照度を入力して制御部13に送出
する。すなわち、ワイヤレス受信部8は、照明制御装置
3の照度入力手段を構成している。また、ワイヤレス受
信部8は、ワイヤレス送信器7からのオンオフ制御信号
や調光制御信号などの照明制御信号を入力する。この照
明制御信号が入力されると、制御部13は、照明制御信
号を伝送部12から伝送信号線14を介して照明器具4
に伝送させる。
【0030】目標照度設定部9は、照明制御装置3の目
標照度設定手段を構成し、照度センサ2により照度が検
出される照明器具4の照明エリア6の目標照度を設定す
る。すなわち、目標照度設定部9は、制御部13を介し
て予め設定された第1の所定期間、予め設定された調光
率で照明器具4の光源としての蛍光ランプ15を点灯さ
せ、照度センサ2が検出した照明エリア6の照度の最低
値を目標照度に設定するように構成されている。また、
目標照度設定部9は、ワイヤレス送信器7からの調光制
御信号に応じて目標照度を設定するように構成されてい
る。
【0031】外部信号入力部10は、例えば壁スイッチ
のオンオフ制御信号を入力する。このオンオフ制御信号
が入力されると、制御部13は、制御信号を伝送部12
から伝送信号線14を介して照明器具4に伝送させる。
【0032】記憶部11は、照度センサ2により検出さ
れた照明エリア6内の照度、目標照度設定部9により設
定された目標照度および予め設定された調光率などが記
憶される。
【0033】伝送部12は、外部信号入力部10に入力
された制御信号、ワイヤレス送信器7からワイヤレス受
信部8に入力された照明制御信号などの他、制御部13
により演算生成された調光信号を照明器具4に伝送信号
線14を介して伝送するように構成されている。
【0034】制御部13は、CPUおよびプログラムが
格納されたROMなどを備え、調光制御信号を調光信号
例えばPWM調光信号に演算生成する。すなわち、電源
投入後から予め設定された第1の所定期間においては、
予め設定された調光率となるように調光信号を生成し、
第1の所定期間の経過後においては、目標照度設定部9
により設定された目標照度に応じて調光信号を生成する
ように構成されている。また、ワイヤレス送信器7によ
り設定された目標照度に応じて調光信号を生成するよう
に構成されている。そして、この調光信号が伝送部12
から照明器具4に伝送されるように構成されている。
【0035】なお、照明制御装置3および照度センサ2
は、図1に示すように、一体的である必要はなく、それ
ぞれ別体に構成されていてもよい。
【0036】そして、照明器具4は、光源としての蛍光
ランプ15が装着され、内部に蛍光ランプ15を調光点
灯させる高周波点灯装置16を配設している。そして、
複数の照明器具4が天井面5に配設されており、複数の
照明器具4による照明により照明エリア6が形成されて
いる。
【0037】高周波点灯装置16は、照明制御装置3か
ら伝送された調光信号例えばPWM調光信号に応じて蛍
光ランプ15を調光点灯させる。すなわち、蛍光ランプ
15は、照明制御装置3により光出力が制御され、照明
エリア6の照度が変化する。
【0038】次に、本発明の第1の実施形態の作用につ
いて述べる。
【0039】図3は、目標照度が未設定の場合における
照明エリア6の照度変化を示し、照明制御装置3の当初
の動作(電源ON)後に、照明エリア6内に机やOA機
器等が搬入されたものである。図中、波形の照度変化
は、照明エリア6内への外光の有無を示している。ま
た、予め設定された第1の所定期間T1は、100時間
に設定され、予め設定された蛍光ランプ15の調光率
は、70%に設定されている。また、第2の所定期間T
2として30時間が設定されている。
【0040】以下、図4に示す照明制御装置3の動作の
フロー図にしたがい説明する。
【0041】壁スイッチ等がオン(電源ON)される
と、照明制御装置3が動作する(ステップS1)。する
と、制御部13は、記憶部11に記憶されている予め設
定された調光率70%で蛍光ランプ15を点灯させる調
光制御信号を読み出し、当該調光制御信号に基づき調光
信号例えばPWM調光信号を演算生成して伝送部12か
ら照明器具4の高周波点灯装置16に伝送する。これに
より、高周波点灯装置16は、予め設定された調光率7
0%で蛍光ランプ15を点灯させる。そして、照明器具
4により照明エリア6が照明される(ステップS2)。
【0042】そして、照明エリア6からの反射光により
照度センサ2が照明エリア6の照度を検出してワイヤレ
ス受信部8に入力させる。そして、この照度値は、制御
部13を介して目標照度設定部9に伝送され、目標照度
設定部9において照度値の最低値が読み取られる(ステ
ップS3)。
【0043】そして、目標照度設定部9は、急激な照度
変化の有無を判断し、急激な照度変化があったときは、
急激な照度変化があったときの前後に発生した最低値を
除外するようにしている。そして、急激な照度変化がな
かったときは、次のステップS5に進む。
【0044】急激な照度変化があった場合とは、例え
ば、照明エリア6に隣接する照明エリアを照明し、一部
の光が照明エリア6を照明している照明器具が点消灯さ
れた場合、あるいは照明エリア6を照明している照明器
具4の少なくとも一灯が消灯した場合などが挙げられ
る。いずれの場合も照明エリア6の目標照度を最適化で
きないので、これらの場合の照度の最低値は除外するも
のである。
【0045】そして、目標照度設定部9は、第1の所定
期間T1に亘り、照度センサ2からワイヤレス受信部8
に入力され目標照度設定部9に伝送された照度値が現時
点の最低値より小さいか否かを判断する(ステップS
5)。そして、照度値が最低値より小さいとき、当該照
度値を最低値に読み換える(変更する)(ステップS
6)。
【0046】次に、目標照度設定部9は、最新の最低値
が読み取られた後、第2の所定期間T2に亘り、ワイヤ
レス受信部8から伝送された照度値が当該最低値または
その近傍値に再現されるか否かを判断する(ステップS
7)。ここで、近傍値とは、適宜設定すればよく、例え
ば最低値の1.1倍である。
【0047】そして、第2の所定期間T2、照度の最低
値またはその近傍値が再現されないと、当該最低値をリ
セットして(ステップS8)、残りの第1の所定期間T
1内の最低値を読み取らせる。すなわち、ステップS3
に戻り、最低値を再取得するようにしている。
【0048】照度の最低値またはその近傍値が再現され
ないということは、図3に示すように、照明エリア6内
に例えば机やOA機器等が搬入され、照明エリア6の反
射率が変化して照明エリア6からの反射光が変化したこ
とを意味する。すなわち、照明エリア6内の環境、雰囲
気等が変化したものであり、照明エリア6内の目標照度
を最適化するには、目標照度の元となる照明エリア6の
照度の最低値が照明エリア6内の環境、雰囲気等に応じ
たものであることが好ましい。したがって、照明エリア
6内の環境、雰囲気等が変化した以降の最低値を取得す
るようにしたものである。
【0049】そして、第2の所定期間T2に亘り、上述
のステップS3〜ステップS8が繰り返され(ステップ
S9)、第1の所定期間T1に亘り、上述のステップS
3〜ステップS9が繰り返される(ステップS10)。
【0050】そして、第1の所定期間T1が経過する
と、目標照度設定部9は、最新の最低値を目標照度に設
定する(ステップS11)。なお、第2の所定期間T2
が経過していないときに第1の所定期間T1が経過した
ときは、第2の所定期間T2が継続し、第2の所定期間
T2の経過した時点での最低値が目標照度に設定され
る。そして、目標照度は、記憶部11に格納される。
【0051】そして、照明制御装置3の制御部13は、
記憶部11に格納された目標照度となるように調光信号
を演算生成して、照明器具4の高周波点灯装置16に送
出し、高周波点灯装置16の制御により蛍光ランプ15
の光出力を変化させる(ステップS12)。これによ
り、照明器具4の照明エリア6は、目標照度の一定の明
るさで照明される。そして、以降、壁スイッチ等がオン
オフされ、照明器具4の蛍光ランプ15が点消灯して
も、照明エリア6は目標照度で照明される。
【0052】そして、目標照度設定部9は、第1の所定
期間T1の経過中または経過後、ワイヤレス送信器7か
ら送信された目標照度設定信号(外部信号)がワイヤレ
ス受信部8および制御部13を介して入力されると、こ
のときのワイヤレス受信部8に入力されている照明エリ
ア6の照度を目標照度に設定するように構成されてい
る。すなわち、図1において、ワイヤレス送信器7の図
示しないアップダウンスイッチを用いて調光制御信号を
照度センサ2の図示しない受光器に送信させ、照明エリ
ア6の照度を変化させる。そして、最適な照度となった
ときに、目標照度設定信号(外部信号)を送信すること
により、そのときの照明エリア6の照度が目標照度に設
定される。したがって、図3に示すように、例えば第1
の所定期間T1の経過後に、目標照度を増減させること
ができ、以降、増減された目標照度で照明エリア6は照
明される。
【0053】また、ワイヤレス送信器7に限らず、外部
信号入力部10に例えば調光器などから調光制御信号お
よび目標照度設定信号(外部信号)を入力することによ
っても、同様に目標照度を設定または再設定することが
できる。
【0054】なお、上記実施形態において、第1の所定
期間T1を100時間、第2の所定期間T2を30時間
および蛍光ランプ15の調光率を70%に設定したが、
これらの設定値は適宜設定すればよいものである。ま
た、第1の所定期間T1および第2の所定期間T2は、
累積点灯時間であり、途中、蛍光ランプ15は消灯され
てもよい。
【0055】また、第1の所定期間T1内に照明エリア
6内に机やOA機器等を搬入するようにしているが、机
やOA機器等の搬入後に照明制御装置3を動作させるよ
うにしてもよい。これにより、第1の所定期間T1内に
照明エリア6内の環境、雰囲気が変化して反射光が変化
する確率が低くなり、照明エリア6の照度の最低値が得
られやすい。
【0056】そして、照明エリア6は、通常、室内にブ
ロック毎に複数設けられる。この複数の照明エリア6を
同時に照明させることにより、室内における目標照度を
早く設定することができる。
【0057】次に、本発明の第2の実施形態について述
べる。
【0058】図5は、本発明の第2の実施形態を示す照
明器具の横断面図である。なお、図1と同一部分および
同一部分に相当する部分には同一符号を付して説明は省
略する。
【0059】図5に示す照明器具17は、図1の照明シ
ステム1において、照明エリア6を照明する複数の照明
器具4のうちのひとつが照度センサ2および照明制御装
置3を内蔵しているものである。
【0060】照明器具17を天井5に配設することによ
り、照度センサ2および照明制御装置3を設置する手間
を生じないので、省力化が図れる。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、目標照度設定
手段により、第1の所定期間内に照度センサから照度入
力手段に入力された最低値を自動的に照明エリアの目標
照度に設定するので、目標照度の設定作業を不要にする
ことができる。
【0062】請求項2の発明によれば、第1の所定期間
内に急激な照度変動があったときの前後に発生した最低
値は除外されるので、照明エリアを照明する照明器具に
よって目標照度を設定することができる。
【0063】請求項3の発明によれば、照明エリア内の
雰囲気が変化して反射率が変化したときに、この変化以
降の最低値が目標照度に再設定されるので、新しい雰囲
気の下での目標照度を最適化することができる。
【0064】請求項4の発明によれば、外部信号により
照明エリア内の目標照度を設定することが可能であるの
で、照明エリア内を最適な照度で照明することができ
る。
【0065】請求項5の発明によれば、照明エリアの目
標照度を自動的に設定することができ、この目標照度に
よって一定に照明可能な照明システムを提供することが
できる。
【0066】請求項6の発明によれば、照明器具は、照
度センサおよび照明制御装置を内蔵しているので、天井
等に照度センサおよび照明制御装置を設置する手間が不
要であり、省力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す照明システムの
構成図。
【図2】同じく、照明制御装置のブロック図。
【図3】同じく、照明エリアの照度変化図。
【図4】同じく、照明制御装置の動作のフロー図。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す照明器具の横断
面図。
【図6】従来技術の照明システムの構成図。
【符号の説明】
1…照明システム、2…照度センサ、3…照明制御装
置、4,17…照明器具、8…照度入力手段としてのワ
イヤレス受信部、9…目標照度設定手段としての目標照
度設定部、13…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K073 AA12 AA26 AA27 AA53 AA73 AA75 AA85 BA28 BA36 CB01 CB06 CC02 CC12 CG02 CG10 CG13 CG32 CH22 CJ22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された第1の所定期間、予め設
    定された調光率で点灯される光源を有する照明器具が照
    明する照明エリアの照度を照明エリアからの反射光によ
    り検出する照度センサから入力する照度入力手段と;第
    1の所定期間内に照度入力手段に入力された最低値を照
    明エリアの目標照度に設定する目標照度設定手段と;予
    め設定された第1の所定期間、予め設定された調光率で
    光源が点灯されるように制御するとともに、第1の所定
    期間の経過後、目標照度設定手段により設定された目標
    照度となるように光源の光出力を制御する制御部と;を
    具備していることを特徴とする照明制御装置。
  2. 【請求項2】 目標照度設定手段は、予め設定された第
    1の所定期間内に急激な照度変化があったときの前後に
    発生した最低値を除外することを特徴とする請求項1記
    載の照明制御装置。
  3. 【請求項3】 目標照度設定手段は、予め設定された第
    1の所定期間内において、目標照度に設定される最低値
    が第2の所定期間内に少なくともその近傍値に再現しな
    いときは、当該最低値をリセットして、以降の最低値を
    目標照度に再設定することを特徴とする請求項1または
    2記載の照明制御装置。
  4. 【請求項4】 目標照度設定手段は、外部信号により照
    度入力手段に入力される照度値を目標照度に設定可能に
    構成され、外部信号により目標照度が設定されたとき
    に、制御部は、第1の所定期間内においては予め設定さ
    れた調光率で光源が点灯されることをリセットするとと
    もに、当該目標照度となるように光源の光出力を制御す
    るように構成されていることを特徴とする請求項1ない
    し3いずれか一記載の照明制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか一記載の照明
    制御装置と;照明制御装置により光出力が制御される光
    源を有し、所定の照明エリアを照明する照明器具と;照
    明器具が照明する照明エリアの照度を照明エリアからの
    反射光により検出して照明制御装置の照度入力手段に入
    力する照度センサと;を具備していることを特徴とする
    照明システム。
  6. 【請求項6】 照明器具は、照度センサおよび照明制御
    装置を内蔵していることを特徴とする請求項5記載の照
    明システム。
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