JP2003257290A - スイッチギヤ - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/66—Vacuum switches
- H01H33/666—Operating arrangements
- H01H2033/6667—Details concerning lever type driving rod arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H31/00—Air-break switches for high tension without arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H31/003—Earthing switches
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/66—Vacuum switches
- H01H33/666—Operating arrangements
Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作装置の小型・コンパクト化を図ると共
に、確実な切換え操作を確保する。 【解決手段】 操作機構73を、2節リンク94と2節
リンク駆動機構95とから成る出力機構76とその出力
機構76を駆動する駆動機構75とで構成し、駆動機構
75により2節リンク駆動機構95が中立位置の時、2
節リンク94を入又は切位置となる開閉用操作伝達経路
を構成する状態と、リンク駆動位置の時、2節リンク9
4を切、断、接地の各位置となる設置用操作伝達経路を
構成する状態とに切換可能とする。
に、確実な切換え操作を確保する。 【解決手段】 操作機構73を、2節リンク94と2節
リンク駆動機構95とから成る出力機構76とその出力
機構76を駆動する駆動機構75とで構成し、駆動機構
75により2節リンク駆動機構95が中立位置の時、2
節リンク94を入又は切位置となる開閉用操作伝達経路
を構成する状態と、リンク駆動位置の時、2節リンク9
4を切、断、接地の各位置となる設置用操作伝達経路を
構成する状態とに切換可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力受配電設備等
に適するスイッチギヤに関する。
に適するスイッチギヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチギヤとしては、例えば図
22に示すようなものがある。同図において、箱体81
の内部は遮断器室82、ケーブル受電室83、母線室8
4、制御室85に区分されている。ケーブル受電室83
は、箱体81の下部から外部からのケーブル86が立ち
上げられ、ケーブルヘッド87により真空遮断器88に
接続されている。遮断器室82には、真空遮断器88が
収納されている。真空遮断器88は、正面側に操作装置
89が設けられており、その後方に周囲をエポキシ樹脂
で注型された絶縁筒90が3相分配置されており、内部
に真空バルブ91、変流器92が収納されている。真空
バルブの可動軸93と操作装置89は絶縁操作ロッド9
4により接続されている。また、真空バルブの可動軸9
3と接続導体95は、図示しない接触子にて接続されて
いる。遮断器室82と母線室84はブッシング96によ
り接続されている。母線室84には、箱体81と隣接す
る箱体と接続されるため、母線97が3相分配置されて
いる。
22に示すようなものがある。同図において、箱体81
の内部は遮断器室82、ケーブル受電室83、母線室8
4、制御室85に区分されている。ケーブル受電室83
は、箱体81の下部から外部からのケーブル86が立ち
上げられ、ケーブルヘッド87により真空遮断器88に
接続されている。遮断器室82には、真空遮断器88が
収納されている。真空遮断器88は、正面側に操作装置
89が設けられており、その後方に周囲をエポキシ樹脂
で注型された絶縁筒90が3相分配置されており、内部
に真空バルブ91、変流器92が収納されている。真空
バルブの可動軸93と操作装置89は絶縁操作ロッド9
4により接続されている。また、真空バルブの可動軸9
3と接続導体95は、図示しない接触子にて接続されて
いる。遮断器室82と母線室84はブッシング96によ
り接続されている。母線室84には、箱体81と隣接す
る箱体と接続されるため、母線97が3相分配置されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスイッチギヤ
は、箱体81内にケーブル受電室83、母線室84,制
御室85等の外に、操作機構89等が配置される。特
に、操作装置89は、開閉器(図示していない)の開閉
接点を入位置、切位置、断位置、接地位置の4態様に切
換え制御する必要がある所から、構造が複雑となるため
全体の大型化を招く要因となっている。
は、箱体81内にケーブル受電室83、母線室84,制
御室85等の外に、操作機構89等が配置される。特
に、操作装置89は、開閉器(図示していない)の開閉
接点を入位置、切位置、断位置、接地位置の4態様に切
換え制御する必要がある所から、構造が複雑となるため
全体の大型化を招く要因となっている。
【0004】そこで、本発明は、操作装置の小型・コン
パクト化が図れるようにすると共に、確実な切換え操作
が得られるスイッチギヤを提供することを目的としてい
る。
パクト化が図れるようにすると共に、確実な切換え操作
が得られるスイッチギヤを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、入・切・断・接地の4態様
に切換える開閉機構を有する開閉装置と、開閉装置の開
閉機構と連動連結し入・切・断・接地の各位置へ操作可
能な操作装置とを備えたスイッチギアにおいて、操作装
置は、駆動機構と出力機構とから成り、出力機構を、開
閉装置の開閉機構と連結部材を介して連動連結された駆
動レバーと、出力用主シャフトを中心として第1作動位
置と第2作動位置とに回動可能な出力レバーと、一端が
出力レバーに、他端が駆動レバーにそれぞれ回転自在に
連結された2節リンクと、2節リンクのリンクとリンク
を回動自在に結合し合う結合部と係合し合うカム溝を介
して連動連結され、駆動用主シャフトによって中立位置
とリンク駆動位置とに回動可能な2節リンク駆動部材と
で構成し、2節リンクを、2節リンク駆動部材が中立位
置の時、入又は切位置となる開閉用操作伝達経路を構成
するほぼ真すぐな状態と、2節リンク駆動部材がリンク
駆動位置の時、切・断・接地の各位置となる接地用操作
伝達経路を構成する屈曲した状態とに切換可能としたこ
とを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、入・切・断・接地の4態様
に切換える開閉機構を有する開閉装置と、開閉装置の開
閉機構と連動連結し入・切・断・接地の各位置へ操作可
能な操作装置とを備えたスイッチギアにおいて、操作装
置は、駆動機構と出力機構とから成り、出力機構を、開
閉装置の開閉機構と連結部材を介して連動連結された駆
動レバーと、出力用主シャフトを中心として第1作動位
置と第2作動位置とに回動可能な出力レバーと、一端が
出力レバーに、他端が駆動レバーにそれぞれ回転自在に
連結された2節リンクと、2節リンクのリンクとリンク
を回動自在に結合し合う結合部と係合し合うカム溝を介
して連動連結され、駆動用主シャフトによって中立位置
とリンク駆動位置とに回動可能な2節リンク駆動部材と
で構成し、2節リンクを、2節リンク駆動部材が中立位
置の時、入又は切位置となる開閉用操作伝達経路を構成
するほぼ真すぐな状態と、2節リンク駆動部材がリンク
駆動位置の時、切・断・接地の各位置となる接地用操作
伝達経路を構成する屈曲した状態とに切換可能としたこ
とを特徴とする。
【0006】この構成により、2節リンク駆動部材を中
立位置とリンク駆動位置にそれぞれ回動させることで、
入・切・断・接地の4態様の伝達経路が得られるように
なる。
立位置とリンク駆動位置にそれぞれ回動させることで、
入・切・断・接地の4態様の伝達経路が得られるように
なる。
【0007】一方、出力機構の主要な構成要素は、出力
レバーと駆動レバーとにそれぞれ連動連結された2節リ
ンクと、2節リンクを中立位置とリンク駆動位置へ回動
させる2節リンク駆動部材とで済むため構造が簡単にな
ると共に、操作装置全体のコンパクト化が図れる。
レバーと駆動レバーとにそれぞれ連動連結された2節リ
ンクと、2節リンクを中立位置とリンク駆動位置へ回動
させる2節リンク駆動部材とで済むため構造が簡単にな
ると共に、操作装置全体のコンパクト化が図れる。
【0008】請求項2の発明は、駆動機構を、回転動力
が与えられることで出力用シャフトに固着された出力レ
バーを第1又は第2作動位置へ回動させるリンク機構
と、リンク機構にリンク運動を与える第1,第2駆動ば
ねとを備えた構成とすることを特徴とする。
が与えられることで出力用シャフトに固着された出力レ
バーを第1又は第2作動位置へ回動させるリンク機構
と、リンク機構にリンク運動を与える第1,第2駆動ば
ねとを備えた構成とすることを特徴とする。
【0009】この構成により、リンク機構にリンク運動
を与える動力源に駆動ばねを用いる手段となるため、簡
単な構造で済むと共に、コスト面において大変好ましい
ものとなる。
を与える動力源に駆動ばねを用いる手段となるため、簡
単な構造で済むと共に、コスト面において大変好ましい
ものとなる。
【0010】請求項3の発明は、2節リンク駆動部材
を、駆動モータによって回動動力が与えられるウォーム
ホイールと、ウォームホイールと噛み合うウォームギヤ
とで中立位置とリンク駆動位置とに切換制御することを
特徴とする。
を、駆動モータによって回動動力が与えられるウォーム
ホイールと、ウォームホイールと噛み合うウォームギヤ
とで中立位置とリンク駆動位置とに切換制御することを
特徴とする。
【0011】この構成により、2節リンク駆動部材を精
度よく確実に中立位置とリンク駆動位置に切換制御する
ことが可能となる。
度よく確実に中立位置とリンク駆動位置に切換制御する
ことが可能となる。
【0012】請求項4の発明は、開閉装置の開閉機構
を、駆動レバーからの作動力を入・切・断・接地の4態
様に切換える接地作動部材へ伝達する伝達部材と、入の
状態の時、接点作動部材を入位置へ付勢荷重を与える入
位置付勢ばねと、接地の状態の時、接点作動部材を接地
位置へ付勢荷重を与える接地位置付勢ばねとを備えたこ
とを特徴とする。
を、駆動レバーからの作動力を入・切・断・接地の4態
様に切換える接地作動部材へ伝達する伝達部材と、入の
状態の時、接点作動部材を入位置へ付勢荷重を与える入
位置付勢ばねと、接地の状態の時、接点作動部材を接地
位置へ付勢荷重を与える接地位置付勢ばねとを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】この構成により、入位置又は接地位置の時
に、それぞれ独立した付勢荷重が与えられ確実で安定し
た入の状態と接地の状態が得られるようになる。
に、それぞれ独立した付勢荷重が与えられ確実で安定し
た入の状態と接地の状態が得られるようになる。
【0014】請求項5の発明は、入位置付勢ばねと接地
位置付勢ばねを、同一軸線上に配置することを特徴とす
る。
位置付勢ばねを、同一軸線上に配置することを特徴とす
る。
【0015】この発明により、保守・点検等の調整作業
が容易に行えるようになる。
が容易に行えるようになる。
【0016】請求項6の発明は、入位置付勢ばねと接地
位置付勢ばねの内側に、所定以上に圧縮されるのを防ぐ
ストッパを設けることを特徴とする。
位置付勢ばねの内側に、所定以上に圧縮されるのを防ぐ
ストッパを設けることを特徴とする。
【0017】この構成により、入位置付勢ばねと接地位
置付勢ばねは必要以上に圧縮するのが回避され、緩衝器
として作用することがなくなり確実な付勢荷重を与える
ことが可能となる。
置付勢ばねは必要以上に圧縮するのが回避され、緩衝器
として作用することがなくなり確実な付勢荷重を与える
ことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0019】図1乃至図3は、本発明の第1の実施の形
態を示す図である。まず、図1を用いて全体構成を説明
する。図1は、真空バルブ内に、入、断、接地位置また
は入、切、断、接地位置を設け、その真空バルブの外周
をエポキシ樹脂で注型したスイッチギヤの側面図を示し
ている。図1において、周囲を陶製の筒で覆われた真空
バルブ1の内部に、固定の上部電極2と可動の下部電極
3が対向配置されている。下部電極3は、入、断、接地
位置または入、切、断、接地位置に直線可動する。真空
バルブ1中央部の接地位置となる部位に環状電極4が設
置され、引出し導体5により真空バルブ1正面の接地端
子6に接続されている。下部電極3の下方には可動導体
7が接続されており、受電ケーブルヘッド接続部からの
導体8を接触子にて接続している。可動導体7の下方に
はエポキシ樹脂で注型された絶縁操作ロッド9が接続さ
れている。真空バルブ1の周囲はエポキシ樹脂で形成さ
れた絶縁層10により各相分離して一体注型されてお
り、絶縁層10の周囲は図示しない接地層が設けられて
いる。絶縁層10の上部には、周囲をゴムで形成された
母線11が3相分水平に配置されており、母線11と絶
縁層10はエポキシ−ゴム界面を構成し接続されてい
る。また、真空バルブ1の下方には、ゴムで形成された
ケーブルヘッド12が3相分配置されており、母線11
と同様にエポキシ−ゴム界面を構成し接続されている。
真空バルブ1上部及び受電ケーブルヘッド12の接続部
には、変流器13a、13bが取り付けられている。ま
た、真空バルブ1の下部空洞部には、周囲をエポキシ樹
脂で注型した絶縁層を形成し、内部にコンデンサを内蔵
したケーブル診断用の検電装置14が設置されており、
接続導体15により導体8と接続されている。母線11
の上部には真空バルブ1を駆動する操作機構16が配置
されており、操作機構16と絶縁操作ロッド9は絶縁層
10背後の連結シャフト17により接続されている。絶
縁層10の正面部には、操作機構16を自動制御する制
御装置18が配置されている。上記の各収納機器が箱体
19の中に収納され、図2に示す回路構成となってい
る。また、検電装置14の代わりに避雷器を収納するこ
とも可能である。
態を示す図である。まず、図1を用いて全体構成を説明
する。図1は、真空バルブ内に、入、断、接地位置また
は入、切、断、接地位置を設け、その真空バルブの外周
をエポキシ樹脂で注型したスイッチギヤの側面図を示し
ている。図1において、周囲を陶製の筒で覆われた真空
バルブ1の内部に、固定の上部電極2と可動の下部電極
3が対向配置されている。下部電極3は、入、断、接地
位置または入、切、断、接地位置に直線可動する。真空
バルブ1中央部の接地位置となる部位に環状電極4が設
置され、引出し導体5により真空バルブ1正面の接地端
子6に接続されている。下部電極3の下方には可動導体
7が接続されており、受電ケーブルヘッド接続部からの
導体8を接触子にて接続している。可動導体7の下方に
はエポキシ樹脂で注型された絶縁操作ロッド9が接続さ
れている。真空バルブ1の周囲はエポキシ樹脂で形成さ
れた絶縁層10により各相分離して一体注型されてお
り、絶縁層10の周囲は図示しない接地層が設けられて
いる。絶縁層10の上部には、周囲をゴムで形成された
母線11が3相分水平に配置されており、母線11と絶
縁層10はエポキシ−ゴム界面を構成し接続されてい
る。また、真空バルブ1の下方には、ゴムで形成された
ケーブルヘッド12が3相分配置されており、母線11
と同様にエポキシ−ゴム界面を構成し接続されている。
真空バルブ1上部及び受電ケーブルヘッド12の接続部
には、変流器13a、13bが取り付けられている。ま
た、真空バルブ1の下部空洞部には、周囲をエポキシ樹
脂で注型した絶縁層を形成し、内部にコンデンサを内蔵
したケーブル診断用の検電装置14が設置されており、
接続導体15により導体8と接続されている。母線11
の上部には真空バルブ1を駆動する操作機構16が配置
されており、操作機構16と絶縁操作ロッド9は絶縁層
10背後の連結シャフト17により接続されている。絶
縁層10の正面部には、操作機構16を自動制御する制
御装置18が配置されている。上記の各収納機器が箱体
19の中に収納され、図2に示す回路構成となってい
る。また、検電装置14の代わりに避雷器を収納するこ
とも可能である。
【0020】図3は、母線部分の構成を示している。同
図において、母線11は、母線分岐部11aと母線構成
体11bから構成されている。母線分岐部11aはゴム
で形成されており、その内部に中心導体11cが埋め込
まれている。母線構成体11bは中心導体の周囲をエポ
キシ樹脂で注型された絶縁層で構成されており、母線分
岐部11aの端部から挿入して接続させている。上記母
線構成により、回線数を容易に増やすことが可能とな
る。また、母線分岐部11aの端部に、周囲をエポキシ
樹脂で注型された絶縁層内部にコンデンサを埋め込んだ
母線診断用の検電装置11eを埋設することで母線の絶
縁診断及び母線のコロナ検出が可能となり信頼性が向上
する。
図において、母線11は、母線分岐部11aと母線構成
体11bから構成されている。母線分岐部11aはゴム
で形成されており、その内部に中心導体11cが埋め込
まれている。母線構成体11bは中心導体の周囲をエポ
キシ樹脂で注型された絶縁層で構成されており、母線分
岐部11aの端部から挿入して接続させている。上記母
線構成により、回線数を容易に増やすことが可能とな
る。また、母線分岐部11aの端部に、周囲をエポキシ
樹脂で注型された絶縁層内部にコンデンサを埋め込んだ
母線診断用の検電装置11eを埋設することで母線の絶
縁診断及び母線のコロナ検出が可能となり信頼性が向上
する。
【0021】上述した第1の実施の形態によれば、3相
分の母線11の下方に配置した真空バルブ1等の主回路
部とケーブル診断用の検電装置をエポキシ樹脂で注型し
た絶縁層10で覆うことで、気中絶縁のように絶縁距離
を大きくとる必要がなくなり、占有スペースが縮小化す
る。これにより、操作機構16を母線の上部に配置し、
制御装置18を主回路部の正面側に配置することができ
て、単一の箱体19内にコンパクトに収納することがで
き、小型化が可能となる。検電装置14に代えて避雷器
を設置した場合には、ケーブルを衝撃電圧等から保護す
る機能を持たせることが可能となる。
分の母線11の下方に配置した真空バルブ1等の主回路
部とケーブル診断用の検電装置をエポキシ樹脂で注型し
た絶縁層10で覆うことで、気中絶縁のように絶縁距離
を大きくとる必要がなくなり、占有スペースが縮小化す
る。これにより、操作機構16を母線の上部に配置し、
制御装置18を主回路部の正面側に配置することができ
て、単一の箱体19内にコンパクトに収納することがで
き、小型化が可能となる。検電装置14に代えて避雷器
を設置した場合には、ケーブルを衝撃電圧等から保護す
る機能を持たせることが可能となる。
【0022】図4及び図5には、本発明の第2の実施の
形態を示す。図4は、多回路スイッチギヤの側面図、図
5は正面図である。同図において、母線20は、箱体1
9の中央付近に配置され、当該母線を中心として、外部
からのケーブル21a、b、c、真空バルブを含む主回
路部、操作機構16a、b、c、及び制御装置18a、
b、cは、各回路毎に縦配置された構成としている。こ
の構成により、各回路のケーブルは、箱体19の下部又
は上部のいずれからも引き込むことができ、多回路スイ
ッチギヤ内部で任意の組み合わせによりケーブルを引き
込むことが可能となる。
形態を示す。図4は、多回路スイッチギヤの側面図、図
5は正面図である。同図において、母線20は、箱体1
9の中央付近に配置され、当該母線を中心として、外部
からのケーブル21a、b、c、真空バルブを含む主回
路部、操作機構16a、b、c、及び制御装置18a、
b、cは、各回路毎に縦配置された構成としている。こ
の構成により、各回路のケーブルは、箱体19の下部又
は上部のいずれからも引き込むことができ、多回路スイ
ッチギヤ内部で任意の組み合わせによりケーブルを引き
込むことが可能となる。
【0023】上述した第2の実施の形態によれば、外部
からのケーブルを、箱体19の下部又は上部から、任意
の組み合わせにより引込み可能な構成とすることで、ケ
ーブルを上部又は下部から自由に引き込むことができ、
スイッチギヤの据付容易性を向上させる。
からのケーブルを、箱体19の下部又は上部から、任意
の組み合わせにより引込み可能な構成とすることで、ケ
ーブルを上部又は下部から自由に引き込むことができ、
スイッチギヤの据付容易性を向上させる。
【0024】図6及び図7には、本発明の第3の実施の
形態を示す。図6は高圧部を並列に配置したスイッチギ
ヤの側面図である。図6において、真空バルブ22,2
3を前後に2本並列に配置し、その真空バルブ22,2
3の周囲はエポキシ樹脂で注型された絶縁層24,25
で形成されている。前方の真空バルブ22の可動導体3
1は、絶縁層25に支持された接続導体30と図示しな
い接触子にて接続している。絶縁層25の正面には、接
地端子28が設けられており、導体29により接続導体
30と接続されている。可動導体31はエポキシ樹脂で
注型された絶縁操作ロッド32で上部の操作機構33と
連結されている。後方の真空バルブ23は、その可動電
極が入、断、又は入、断、接地位置に可動する。この後
方の真空バルブ23は接続導体27まで前方と略同一構
成であり、接続導体34により上部の母線35まで接続
されている。母線35は周囲をゴムで形成されており、
3相分は水平配置されている。母線35と絶縁層24は
エポキシ−ゴム界面を構成し接続されている。母線35
の上部には後方の真空バルブを駆動させる操作機構36
が配置されており、絶縁操作ロッド37で連結されてい
る。絶縁層24,25の下部には、これと分離されて構
成された絶縁層38が配置されており、内部に接続導体
39と変流器40が内蔵されており、上部の絶縁層2
4,25とは、ゴム製のスペーサ41を介して機械的に
接続されている。また、絶縁層38の下部には、周囲を
エポキシ樹脂で形成された絶縁層内部にコンデンサを収
納した検電装置42が埋め込まれている。絶縁層38の
前方はゴムで形成されたケーブルヘッド43が接続され
ており、ケーブルヘッド43と絶縁層38はエポキシ−
ゴム界面を構成し接続されている。図中、点線部のスペ
ースには制御装置44が配置されている。これらの収納
機器が箱体45の内部に収納でき、図7に示す回路構成
となっている。
形態を示す。図6は高圧部を並列に配置したスイッチギ
ヤの側面図である。図6において、真空バルブ22,2
3を前後に2本並列に配置し、その真空バルブ22,2
3の周囲はエポキシ樹脂で注型された絶縁層24,25
で形成されている。前方の真空バルブ22の可動導体3
1は、絶縁層25に支持された接続導体30と図示しな
い接触子にて接続している。絶縁層25の正面には、接
地端子28が設けられており、導体29により接続導体
30と接続されている。可動導体31はエポキシ樹脂で
注型された絶縁操作ロッド32で上部の操作機構33と
連結されている。後方の真空バルブ23は、その可動電
極が入、断、又は入、断、接地位置に可動する。この後
方の真空バルブ23は接続導体27まで前方と略同一構
成であり、接続導体34により上部の母線35まで接続
されている。母線35は周囲をゴムで形成されており、
3相分は水平配置されている。母線35と絶縁層24は
エポキシ−ゴム界面を構成し接続されている。母線35
の上部には後方の真空バルブを駆動させる操作機構36
が配置されており、絶縁操作ロッド37で連結されてい
る。絶縁層24,25の下部には、これと分離されて構
成された絶縁層38が配置されており、内部に接続導体
39と変流器40が内蔵されており、上部の絶縁層2
4,25とは、ゴム製のスペーサ41を介して機械的に
接続されている。また、絶縁層38の下部には、周囲を
エポキシ樹脂で形成された絶縁層内部にコンデンサを収
納した検電装置42が埋め込まれている。絶縁層38の
前方はゴムで形成されたケーブルヘッド43が接続され
ており、ケーブルヘッド43と絶縁層38はエポキシ−
ゴム界面を構成し接続されている。図中、点線部のスペ
ースには制御装置44が配置されている。これらの収納
機器が箱体45の内部に収納でき、図7に示す回路構成
となっている。
【0025】上述した第3の実施の形態によれば、主回
路部が並設した2本の真空バルブ22,23を用いて構
成された場合でも、その2本の真空バルブ22,23を
エポキシ樹脂で注型した絶縁層24,25で覆うこと
で、気中絶縁のように絶縁距離を大きくとる必要がなく
なり、占有スペースの縮小化が可能となる。
路部が並設した2本の真空バルブ22,23を用いて構
成された場合でも、その2本の真空バルブ22,23を
エポキシ樹脂で注型した絶縁層24,25で覆うこと
で、気中絶縁のように絶縁距離を大きくとる必要がなく
なり、占有スペースの縮小化が可能となる。
【0026】図8及び図9には、本発明の第4の実施の
形態を示す。本実施の形態は、上記第3の実施の形態を
示す図5において、母線を2つの真空バルブの間に縦配
置したものである。図8において、母線46を、真空バ
ルブ22,23を内部に収納した絶縁層24,25の間
に縦配置している。また、2つの真空バルブ22,23
の操作機構47は上部に1つに集約して配置することが
できる。検電装置48は母線46の下部に配置されてい
る。箱体45の下部には、制御装置49が配置されてい
る。図9には回路構成を示す。
形態を示す。本実施の形態は、上記第3の実施の形態を
示す図5において、母線を2つの真空バルブの間に縦配
置したものである。図8において、母線46を、真空バ
ルブ22,23を内部に収納した絶縁層24,25の間
に縦配置している。また、2つの真空バルブ22,23
の操作機構47は上部に1つに集約して配置することが
できる。検電装置48は母線46の下部に配置されてい
る。箱体45の下部には、制御装置49が配置されてい
る。図9には回路構成を示す。
【0027】図10及び図11には、本発明の第5の実
施の形態を示す。図10は高圧部を縦配置したスイッチ
ギヤの側面図である。図10において、真空バルブ5
0,51を2本直列に配置し、その真空バルブ50,5
1の周囲はエポキシ樹脂で注型された絶縁層52で形成
され、一体注型されている。上部の真空バルブ50の可
動導体53は、絶縁層52に支持された接続導体54と
接触子にて接続されている。接続導体54の前方には、
ゴムで形成された母線55が3相分水平に配置されてお
り、母線55と絶縁層52はエポキシ−ゴム界面を構成
し接続されている。可動導体53はエポキシ樹脂で注型
された絶縁操作ロッド56が接続されており、上部の操
作機構57と連結されている。同様に、下部の真空バル
ブ51も同一の構成で操作機構58に連結されている。
2つの真空バルブ50,51の中間部の絶縁層には接地
端子59が埋め込まれている。接地端子59の下部に
は、ゴムで形成されたケーブルヘッド60が接続されて
おり、ケーブルヘッド60と絶縁層52はエポキシ−ゴ
ム界面を構成して接続されている。また、ケーブルヘッ
ド60近傍の絶縁層には、変流器61が埋め込まれてい
る。母線55の下部には、周囲をエポキシ樹脂で注型し
た絶縁層内部にコンデンサを内蔵した検電装置62が配
置されている。点線部には制御装置63が配置されてい
る。これらの収納機器が箱体64の内部に収納され、図
11に示す回路構成となっている。
施の形態を示す。図10は高圧部を縦配置したスイッチ
ギヤの側面図である。図10において、真空バルブ5
0,51を2本直列に配置し、その真空バルブ50,5
1の周囲はエポキシ樹脂で注型された絶縁層52で形成
され、一体注型されている。上部の真空バルブ50の可
動導体53は、絶縁層52に支持された接続導体54と
接触子にて接続されている。接続導体54の前方には、
ゴムで形成された母線55が3相分水平に配置されてお
り、母線55と絶縁層52はエポキシ−ゴム界面を構成
し接続されている。可動導体53はエポキシ樹脂で注型
された絶縁操作ロッド56が接続されており、上部の操
作機構57と連結されている。同様に、下部の真空バル
ブ51も同一の構成で操作機構58に連結されている。
2つの真空バルブ50,51の中間部の絶縁層には接地
端子59が埋め込まれている。接地端子59の下部に
は、ゴムで形成されたケーブルヘッド60が接続されて
おり、ケーブルヘッド60と絶縁層52はエポキシ−ゴ
ム界面を構成して接続されている。また、ケーブルヘッ
ド60近傍の絶縁層には、変流器61が埋め込まれてい
る。母線55の下部には、周囲をエポキシ樹脂で注型し
た絶縁層内部にコンデンサを内蔵した検電装置62が配
置されている。点線部には制御装置63が配置されてい
る。これらの収納機器が箱体64の内部に収納され、図
11に示す回路構成となっている。
【0028】図12には、本発明の第6の実施の形態を
示す。本実施の形態は、上記第5の実施の形態を示す図
10において、母線を縦配置したものである。図12に
おいて、母線65を3相分縦配置することで、母線65
の正面に制御装置66を集約して配置することができ
る。
示す。本実施の形態は、上記第5の実施の形態を示す図
10において、母線を縦配置したものである。図12に
おいて、母線65を3相分縦配置することで、母線65
の正面に制御装置66を集約して配置することができ
る。
【0029】図13には、本発明の第7の実施の形態を
示す。図13は、気密構造のスイッチギヤの外形を示し
ている。図13において、内箱67は鋼板製で、その内
部には、点線で示すように、母線72と主回路部71と
操作機構68とが収納されている。主回路部71は、そ
の周囲をエポキシ樹脂等の高分子材料で注型して形成さ
れた絶縁層で被覆し、この絶縁層の表面にカーボン塗
装、メタライズ処理又は銅メッキ処理の何れかの処理を
施して、この処理外層が接地されている。また、内箱6
7の正面側の開口部には、ケーブルヘッド69が接続さ
れている。内箱67は外箱70の内部に収納されてお
り、各箱体は分離して接地されている。
示す。図13は、気密構造のスイッチギヤの外形を示し
ている。図13において、内箱67は鋼板製で、その内
部には、点線で示すように、母線72と主回路部71と
操作機構68とが収納されている。主回路部71は、そ
の周囲をエポキシ樹脂等の高分子材料で注型して形成さ
れた絶縁層で被覆し、この絶縁層の表面にカーボン塗
装、メタライズ処理又は銅メッキ処理の何れかの処理を
施して、この処理外層が接地されている。また、内箱6
7の正面側の開口部には、ケーブルヘッド69が接続さ
れている。内箱67は外箱70の内部に収納されてお
り、各箱体は分離して接地されている。
【0030】上述した第7の実施の形態によれば、主回
路部71をエポキシ樹脂等の高分子材料で注型した絶縁
層で被覆することで、気中絶縁のように絶縁距離を大き
くとる必要がなくなり、占有スペースの縮小化が可能と
なる。また、内箱67内に母線と主回路部71と操作機
構68とを収納することで気密が保たれ、湿気や汚損な
ど外部環境の影響を受けることがなく、信頼性の向上を
図ることが可能となる。さらに、主回路部71を覆う絶
縁層の表面にカーボン塗装、メタライズ処理又は銅メッ
キ処理の何れかの処理を施して、この処理外層を接地
し、当該処理外層の電位を接地電位に維持することで、
人体を保護する機能を持たせることができる。
路部71をエポキシ樹脂等の高分子材料で注型した絶縁
層で被覆することで、気中絶縁のように絶縁距離を大き
くとる必要がなくなり、占有スペースの縮小化が可能と
なる。また、内箱67内に母線と主回路部71と操作機
構68とを収納することで気密が保たれ、湿気や汚損な
ど外部環境の影響を受けることがなく、信頼性の向上を
図ることが可能となる。さらに、主回路部71を覆う絶
縁層の表面にカーボン塗装、メタライズ処理又は銅メッ
キ処理の何れかの処理を施して、この処理外層を接地
し、当該処理外層の電位を接地電位に維持することで、
人体を保護する機能を持たせることができる。
【0031】図14から図21は第8の実施の形態を示
す。
す。
【0032】図14はスイッチギヤの全体の概要図を示
しており、上が操作装置73,下が開閉装置74となっ
ている。
しており、上が操作装置73,下が開閉装置74となっ
ている。
【0033】操作装置73は、大きく分けると駆動機構
75と出力機構76とから成っている。
75と出力機構76とから成っている。
【0034】駆動機構75は、出力用主シャフト77に
固着された出力レバー78を第1作動位置V1と第2作
動位置V2へ回動させるリンク機構79と、リンク機構
79にリンク運動を与える第1駆動ばね80と第2駆動
ばね81とを備え、リンク機構79は、4節リンク82
とカム部材83とキャッチ部材84とで構成されてい
る。
固着された出力レバー78を第1作動位置V1と第2作
動位置V2へ回動させるリンク機構79と、リンク機構
79にリンク運動を与える第1駆動ばね80と第2駆動
ばね81とを備え、リンク機構79は、4節リンク82
とカム部材83とキャッチ部材84とで構成されてい
る。
【0035】4節リンク82は、連結ピンP1,P2に
よって連結された第1,第2,第3,第4リンク85,
86,87,88とから成り、第4リンク88は第1リ
ンク85及び第2リンク86を連結する連結ピンP1に
よって一端が連結された構造となっていて、他端はキャ
ッチ部材84に回転自在にリンクピンP3によって支持
されている。
よって連結された第1,第2,第3,第4リンク85,
86,87,88とから成り、第4リンク88は第1リ
ンク85及び第2リンク86を連結する連結ピンP1に
よって一端が連結された構造となっていて、他端はキャ
ッチ部材84に回転自在にリンクピンP3によって支持
されている。
【0036】4節リンク82を構成する第1リンク85
の端部は、取付けピンP4によって操作装置73の機壁
に回動自在に支持されている。
の端部は、取付けピンP4によって操作装置73の機壁
に回動自在に支持されている。
【0037】第3リンク87の端部は、連結ピンP5に
よって前記した出力レバー78と回動自在に連結してい
る。
よって前記した出力レバー78と回動自在に連結してい
る。
【0038】カム部材83は、カム軸89を中心として
回動自在に支持され、第1駆動ばね80によって常時時
計方向に付勢されると共に、ロック装置90によって回
転が拘束された状態と拘束が解除されるロック解除状態
が得られるようになっている。第1カム部材83は回動
することで、図14に示すように4節リンク82をV字
姿勢として出力レバー78を第1作動位置V1とする状
態と、図15に示すように4節リンク82をほぼ水平姿
勢として出力レバー78を第2作動位置V2とする状態
に切換制御する。
回動自在に支持され、第1駆動ばね80によって常時時
計方向に付勢されると共に、ロック装置90によって回
転が拘束された状態と拘束が解除されるロック解除状態
が得られるようになっている。第1カム部材83は回動
することで、図14に示すように4節リンク82をV字
姿勢として出力レバー78を第1作動位置V1とする状
態と、図15に示すように4節リンク82をほぼ水平姿
勢として出力レバー78を第2作動位置V2とする状態
に切換制御する。
【0039】第1駆動ばね80は、一端が固定部92
に、他端がカム部材83にそれぞれ連結され、ばねエネ
ルギーが放出されるとカム部材83を時計方向へ回動さ
せるばねエネルギーが蓄えられるようになっている。
に、他端がカム部材83にそれぞれ連結され、ばねエネ
ルギーが放出されるとカム部材83を時計方向へ回動さ
せるばねエネルギーが蓄えられるようになっている。
【0040】キャッチ部材84は、第2駆動ばね81に
よるばね圧によって出力レバー78,4節リンク82の
第4リンク88を介して反時計方向へ回動するよう入り
状態のときだけ付勢されていて、図外のアクチュエータ
によって駆動制御されるストッパ93の制御面93aに
よって反時計方向の動きが拘束されている。
よるばね圧によって出力レバー78,4節リンク82の
第4リンク88を介して反時計方向へ回動するよう入り
状態のときだけ付勢されていて、図外のアクチュエータ
によって駆動制御されるストッパ93の制御面93aに
よって反時計方向の動きが拘束されている。
【0041】したがって、ストッパ93による拘束が解
除されることで、キャッチ部材84は反時計方向へ回動
するようになる。この時、図15において、ほぼ水平状
態にある第1,第2,第3リンク85,86,87は第
4リンク88を介して若干上方へ持ち上がり、カム部材
83のカム面との接触が一時的に解除されるため、図1
4に示すように第1カム部材83とV字姿勢の4節リン
ク82に戻るようになっている。出力機構76は、2節
リンク94と2節リンク駆動部材95と駆動レバー96
とから成っている。2節リンク94は、第1リンク97
と第2リンク98がリンクピンP6によって回動自在に
連結され、第1リンク97は出力レバー78に、第2リ
ンク98は駆動レバー96にそれそれ枢着されている。
リンクピンP6によって第1リンク97と第2リンク9
8が連結された連結部は、2節リンク駆動部材95の上
下に長いカム溝99とスライド自在に係合し合い、2節
リンク駆動部材95によって入又は切位置となる開閉用
操作伝達経路を構成するほぼ真すぐな状態(図14)
と、切・断・接地の各位置となる接地用操作伝達経路を
構成する屈曲した状態(図19,20)とに回動可能と
なっている。
除されることで、キャッチ部材84は反時計方向へ回動
するようになる。この時、図15において、ほぼ水平状
態にある第1,第2,第3リンク85,86,87は第
4リンク88を介して若干上方へ持ち上がり、カム部材
83のカム面との接触が一時的に解除されるため、図1
4に示すように第1カム部材83とV字姿勢の4節リン
ク82に戻るようになっている。出力機構76は、2節
リンク94と2節リンク駆動部材95と駆動レバー96
とから成っている。2節リンク94は、第1リンク97
と第2リンク98がリンクピンP6によって回動自在に
連結され、第1リンク97は出力レバー78に、第2リ
ンク98は駆動レバー96にそれそれ枢着されている。
リンクピンP6によって第1リンク97と第2リンク9
8が連結された連結部は、2節リンク駆動部材95の上
下に長いカム溝99とスライド自在に係合し合い、2節
リンク駆動部材95によって入又は切位置となる開閉用
操作伝達経路を構成するほぼ真すぐな状態(図14)
と、切・断・接地の各位置となる接地用操作伝達経路を
構成する屈曲した状態(図19,20)とに回動可能と
なっている。
【0042】2節リンク駆動部材95は、リンク駆動部
100によって駆動用主シャフト101を中心として中
立位置(図14実線)とリンク駆動位置(図19,20
実線)とに回動可能で、中立位置(図14実線)の時、
2節リンク94を真すぐな状態とする一方、リンク駆動
位置(図19,20実線)の時、屈曲した状態とに切換
制御可能となっている。
100によって駆動用主シャフト101を中心として中
立位置(図14実線)とリンク駆動位置(図19,20
実線)とに回動可能で、中立位置(図14実線)の時、
2節リンク94を真すぐな状態とする一方、リンク駆動
位置(図19,20実線)の時、屈曲した状態とに切換
制御可能となっている。
【0043】リンク駆動部材100は、図16に示すよ
うに駆動モータ102によって回転動力が与えられるウ
ォームギヤ103と、ウォームギヤ103と噛み合うウ
ォームホイール104とで構成され、ウォームホイール
104は駆動用主シャフト101に一体に接続されてい
る。
うに駆動モータ102によって回転動力が与えられるウ
ォームギヤ103と、ウォームギヤ103と噛み合うウ
ォームホイール104とで構成され、ウォームホイール
104は駆動用主シャフト101に一体に接続されてい
る。
【0044】駆動レバー96は、基端側が操作装置73
の機壁に回動自在に支持され、自由端側は2節リンク9
4の第2リンク98と開閉装置74側へ動力を伝達する
連結部材となる上下に長い連結ロッド105と一緒に連
結されている。
の機壁に回動自在に支持され、自由端側は2節リンク9
4の第2リンク98と開閉装置74側へ動力を伝達する
連結部材となる上下に長い連結ロッド105と一緒に連
結されている。
【0045】連結ロッド105の下端部は、開閉装置7
4の開閉機構106を構成する伝達部材107と連動連
結している。伝達部材107は支持軸108を中心とし
てシーソのように両端が上下動することで、絶縁作動ロ
ッド109を介して接点作動部材110へ伝達するよう
機能する。接点作動部材110は真空バルブ111内に
設けられた入・切接点S1・S2と断・接地接点S3・
S4との可動側接点S2・S3を可動制御するようにな
っている。
4の開閉機構106を構成する伝達部材107と連動連
結している。伝達部材107は支持軸108を中心とし
てシーソのように両端が上下動することで、絶縁作動ロ
ッド109を介して接点作動部材110へ伝達するよう
機能する。接点作動部材110は真空バルブ111内に
設けられた入・切接点S1・S2と断・接地接点S3・
S4との可動側接点S2・S3を可動制御するようにな
っている。
【0046】一方、伝達部材107の一方には、接点作
動部材110を入位置(図15)へ付勢荷重を与える入
位置付勢ばね112が、他方には接地の状態(図20)
の時、接点作動部材110を接地位置へ付勢荷重を与え
る接地位置付勢ばね113がそれぞれ設けられている。
動部材110を入位置(図15)へ付勢荷重を与える入
位置付勢ばね112が、他方には接地の状態(図20)
の時、接点作動部材110を接地位置へ付勢荷重を与え
る接地位置付勢ばね113がそれぞれ設けられている。
【0047】入位置付勢ばね112と接地位置付勢ばね
113の内部には、図17に示すように所定以上に圧縮
されるのを防ぐストッパ114が設けられている。
113の内部には、図17に示すように所定以上に圧縮
されるのを防ぐストッパ114が設けられている。
【0048】なお、入位置付勢ばね112と接地位置付
勢ばね113は、図21に示すように、保守・管理が容
易となるように同一軸線に配置するレイアウト構造を採
用してもよい。
勢ばね113は、図21に示すように、保守・管理が容
易となるように同一軸線に配置するレイアウト構造を採
用してもよい。
【0049】次に、入・切・断・接点の各切換え操作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0050】「入←→切間の切換え操作」図14は
「切」の状態を示しており、第1カム部材83はロック
装置90によって拘束状態、出力レバー78は第1作動
位置V1、2節リンク駆動部材95は中立位置(実
線)、各接点S1・S2・S3・S4は開の状態にあ
る。
「切」の状態を示しており、第1カム部材83はロック
装置90によって拘束状態、出力レバー78は第1作動
位置V1、2節リンク駆動部材95は中立位置(実
線)、各接点S1・S2・S3・S4は開の状態にあ
る。
【0051】この状態において、「入」状態とするに
は、カム部材83の拘束を解除し、カム部材83を第1
駆動ばね80によって時計方向に回動する。この時、図
15に示すようにカム部材83のカム面によって4節リ
ンク82はほぼ水平状態となる。これにより、出力カバ
ー78は第2作動位置V2へ回動し、2節リンク94,
連結ロッド105を下向きに回動して伝達部材107を
介して接点作動部材110を上昇させ、入・切接点S1
・S2を閉成状態とする。この結果、「入」状態が得ら
れるようになる。
は、カム部材83の拘束を解除し、カム部材83を第1
駆動ばね80によって時計方向に回動する。この時、図
15に示すようにカム部材83のカム面によって4節リ
ンク82はほぼ水平状態となる。これにより、出力カバ
ー78は第2作動位置V2へ回動し、2節リンク94,
連結ロッド105を下向きに回動して伝達部材107を
介して接点作動部材110を上昇させ、入・切接点S1
・S2を閉成状態とする。この結果、「入」状態が得ら
れるようになる。
【0052】次に、入から切状態とするには、ストッパ
ピン93を回動させ、第2カム部材84の拘束を解除す
ると、4節リンク82の動きが可能となり、第2駆動ば
ね81の働きで出力レバー78を第1作動位置V1へ回
動させる。と同時に2節リンク94,連結ロッド105
を上向きに回動し、伝達部材107を介して接点作動部
材110を下降させ、入・切接点S1・S2を開成状態
とする。この結果、「切」状態が得られるようになる。
ピン93を回動させ、第2カム部材84の拘束を解除す
ると、4節リンク82の動きが可能となり、第2駆動ば
ね81の働きで出力レバー78を第1作動位置V1へ回
動させる。と同時に2節リンク94,連結ロッド105
を上向きに回動し、伝達部材107を介して接点作動部
材110を下降させ、入・切接点S1・S2を開成状態
とする。この結果、「切」状態が得られるようになる。
【0053】この時、4節リンク82はキャッチ部材8
4の反時計方向の回動により第4リンク88を介して若
干上方へ押し上げられ、カム部材83のカム面から離れ
ることで、カム部材83及び4節リンク82は図14の
V字姿勢に戻る動作を繰返すことで入←→切間の操作が
行えるようになる。
4の反時計方向の回動により第4リンク88を介して若
干上方へ押し上げられ、カム部材83のカム面から離れ
ることで、カム部材83及び4節リンク82は図14の
V字姿勢に戻る動作を繰返すことで入←→切間の操作が
行えるようになる。
【0054】これら一連の動作において、2節リンク9
4は中立位置(図14実線)となる2節リンク駆動部材
95のカム溝99に対して支障なく上下のスライド移動
が行えるようになる。また、入位置付勢ばね112によ
り確実に付勢され安定した入状態が確保されるようにな
る。
4は中立位置(図14実線)となる2節リンク駆動部材
95のカム溝99に対して支障なく上下のスライド移動
が行えるようになる。また、入位置付勢ばね112によ
り確実に付勢され安定した入状態が確保されるようにな
る。
【0055】次に、「切←→断間の切換え操作」図14
の切の状態から図19の「断」の状態へ操作するには、
2節リンク駆動部材95を第1のリンク駆動位置(図1
9実線)へ回動し、2節リンク94を第1の屈曲状態
(図19実線)とする。これにより、連結ロッド105
は上昇し、伝達部材107を介して接点用作動部材11
0を下降させる。この結果、接地接点S3・S4が開成
された断状態が得られるようになる。
の切の状態から図19の「断」の状態へ操作するには、
2節リンク駆動部材95を第1のリンク駆動位置(図1
9実線)へ回動し、2節リンク94を第1の屈曲状態
(図19実線)とする。これにより、連結ロッド105
は上昇し、伝達部材107を介して接点用作動部材11
0を下降させる。この結果、接地接点S3・S4が開成
された断状態が得られるようになる。
【0056】次に、断から切の状態にするには、2節リ
ンク駆動部材95を中立位置(図14実線)とする。こ
れにより、2節リンク94は第1の屈曲状態から真すぐ
な状態となることで、連結ロッド105を下降させ、伝
達部材107を介して接点作動部材110を上昇させ
る。この結果、断・接地接点S3・S4を開成状態とし
た「断」の状態が得られるようになる。
ンク駆動部材95を中立位置(図14実線)とする。こ
れにより、2節リンク94は第1の屈曲状態から真すぐ
な状態となることで、連結ロッド105を下降させ、伝
達部材107を介して接点作動部材110を上昇させ
る。この結果、断・接地接点S3・S4を開成状態とし
た「断」の状態が得られるようになる。
【0057】次に、「断←→接地間の切換操作」図19
の断の状態から図20の接地状態とするには、2節リン
ク駆動部材95を第1のリンク駆動位置(図19実線)
から第2のリンク駆動位置(図20実線)とし、2節リ
ンク94を、屈曲角度がさらに強くなる屈曲状態とす
る。これにより、連結ロッド105は上昇し、伝達部材
107を介して接点作動部材110を下降させ、断・接
地接点S3・S4を閉成する「接地」の状態が得られる
ようになる。
の断の状態から図20の接地状態とするには、2節リン
ク駆動部材95を第1のリンク駆動位置(図19実線)
から第2のリンク駆動位置(図20実線)とし、2節リ
ンク94を、屈曲角度がさらに強くなる屈曲状態とす
る。これにより、連結ロッド105は上昇し、伝達部材
107を介して接点作動部材110を下降させ、断・接
地接点S3・S4を閉成する「接地」の状態が得られる
ようになる。
【0058】次に、接地から断の状態とするには、2節
リンク駆動部材95を第1のリンク駆動位置(図19実
線)として、2節リンク94の屈曲角度が弱くなる屈曲
状態とする。これにより、連結ロッド105は下降し、
伝達部材107を介して節点作動部材110を上昇させ
る。この結果、断・接地接点S3・S4を開成する「断
状態」が得られるようになる。
リンク駆動部材95を第1のリンク駆動位置(図19実
線)として、2節リンク94の屈曲角度が弱くなる屈曲
状態とする。これにより、連結ロッド105は下降し、
伝達部材107を介して節点作動部材110を上昇させ
る。この結果、断・接地接点S3・S4を開成する「断
状態」が得られるようになる。
【0059】これら一連の動作において接地位置付勢ば
ね113により確実に付勢され安定した接地状態が確保
される。
ね113により確実に付勢され安定した接地状態が確保
される。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、2節リンク駆動部材を中立位置とリンク駆
動位置にそれぞれ回動させることで、入・切・断・接地
の4態様の伝達経路が得られるようになる。
明によれば、2節リンク駆動部材を中立位置とリンク駆
動位置にそれぞれ回動させることで、入・切・断・接地
の4態様の伝達経路が得られるようになる。
【0061】また、出力機構の主要な構成要素は、出力
レバーと駆動レバーとにそれぞれ連動連結された2節リ
ンクと、2節リンクを中立位置とリンク駆動位置へ回動
させる2節リンク駆動部材とで済むため、構造が簡単に
なると共に、操作装置全体のコンパクト化を図ることが
できる。
レバーと駆動レバーとにそれぞれ連動連結された2節リ
ンクと、2節リンクを中立位置とリンク駆動位置へ回動
させる2節リンク駆動部材とで済むため、構造が簡単に
なると共に、操作装置全体のコンパクト化を図ることが
できる。
【0062】請求項2の発明によれば、リンク機構にリ
ンク運動を与える動力源に駆動ばねを用いる手段となる
ため、簡単な構造にできると共に、コスト面においても
大変好ましいものとなる。
ンク運動を与える動力源に駆動ばねを用いる手段となる
ため、簡単な構造にできると共に、コスト面においても
大変好ましいものとなる。
【0063】請求項3の発明によれば、ウォームホイー
ル及びウォームギヤによって2節リンク駆動機構を精度
よく確実に中立位置とリンク駆動位置とに切換制御する
ことができる。
ル及びウォームギヤによって2節リンク駆動機構を精度
よく確実に中立位置とリンク駆動位置とに切換制御する
ことができる。
【0064】請求項4の発明によれば、入位置付勢ばね
と接地位置付勢ばねとにより、入位置、接地位置の時に
それぞれ独立した付勢荷重が与えられ、確実で安定した
入の状態と接地の状態が得ることができる。
と接地位置付勢ばねとにより、入位置、接地位置の時に
それぞれ独立した付勢荷重が与えられ、確実で安定した
入の状態と接地の状態が得ることができる。
【0065】請求項5の発明によれば、同一軸線上に入
位置付勢ばねと接地位置付勢ばねが配置されているた
め、保守・点検作業を容易に行なうことができる。
位置付勢ばねと接地位置付勢ばねが配置されているた
め、保守・点検作業を容易に行なうことができる。
【0066】請求項6の発明によれば、ストッパによっ
て入位置付勢ばねと接地位置付勢が必要以上に圧縮する
のが回避されるため、緩衝器として作用することがなく
なり、確実な付勢荷重を与えることができる。
て入位置付勢ばねと接地位置付勢が必要以上に圧縮する
のが回避されるため、緩衝器として作用することがなく
なり、確実な付勢荷重を与えることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態であるスイッチギヤ
の一部断面側面図である。
の一部断面側面図である。
【図2】上記第1の実施の形態の回路図である。
【図3】上記第1の実施の形態における母線部分の断面
図である。
図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の一部断面側面図で
ある。
ある。
【図5】上記第2の実施の形態の正面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の一部断面側面図で
ある。
ある。
【図7】上記第3の実施の形態の回路図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態の一部断面側面図で
ある。
ある。
【図9】上記第4の実施の形態の回路図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態の一部断面側面図
である。
である。
【図11】上記第5の実施の形態の回路図である。
【図12】本発明の第6の実施の形態の一部断面側面図
である。
である。
【図13】本発明の第7の実施の形態の内部構成を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図14】第8の実施形態を示した「切」状態の時のス
イッチギヤ全体の概要説明図。
イッチギヤ全体の概要説明図。
【図15】「入」状態の時のスイッチギヤ全体の概要説
明図。
明図。
【図16】操作装置の出力機構を示した概要斜視図。
【図17】伝達部材の一方に入位置付勢ばねを、他方に
接地位置付勢ばねを設けた「入」状態時の要部の説明
図。
接地位置付勢ばねを設けた「入」状態時の要部の説明
図。
【図18】「接地」状態時の図17と同様の要部の説明
図。
図。
【図19】「断」状態の時のスイッチギヤ全体の概要説
明図。
明図。
【図20】「接地」状態の時のスイッチギヤ全体の概要
説明図。
説明図。
【図21】入位置付勢ばねと接地位置付勢ばねを同一軸
線上に配置した要部の説明図。
線上に配置した要部の説明図。
【図22】従来のスイッチギヤの内部構成を示す側面図
である。
である。
73 操作装置
74 開閉装置
75 駆動機構
76 出力機構
77 出力用主シャフト
78 出力レバー
79 リンク機構
80,81 第1,第2駆動ばね
94 2節リンク
95 2節リンク駆動機構
96 駆動レバー
99 カム溝
101 駆動用主シャフト
102 駆動モータ
103 ウォームギヤ
104 ウォームホイール
105 連結ロッド(連結部材)
106 開閉機構
107 伝達部材
110 接点作動部材
112 入位置付勢ばね
113 接地位置付勢ばね
114 ストッパ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 花渕 良太郎
東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 東
京電力株式会社内
(72)発明者 佐々木 良輔
東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝
府中事業所内
(72)発明者 大島 巖
東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝
府中事業所内
(72)発明者 宮川 勝
東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝
府中事業所内
(72)発明者 吉田 哲雄
東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝
府中事業所内
(72)発明者 本間 三孝
東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝
府中事業所内
(72)発明者 佐藤 章
東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝
府中事業所内
(72)発明者 捧 浩資
東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝
府中事業所内
(72)発明者 吉岡 寛司
東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝
府中事業所内
Fターム(参考) 5G017 AA24 BB02 BB04 BB11 BB17
BB20
5G026 LA05 LB01 LB02
5G028 AA08 EB11 EB12 EB13
Claims (6)
- 【請求項1】 入・切・断・接地の4態様に切換える開
閉機構を有する開閉装置と、開閉装置の開閉機構と連動
連結し入・切・断・接地の各位置へ操作可能な操作装置
とを備えたスイッチギヤにおいて、操作装置は、駆動機
構と出力機構とから成り、出力機構を、開閉装置の開閉
機構と連結部材を介して連動連結された駆動レバーと、
出力用主シャフトを中心として第1作動位置と第2作動
位置とに回動可能な出力レバーと、一端が出力レバー
に、他端が駆動レバーにそれぞれ回転自在に連結された
2節リンクと、2節リンクのリンクとリンクを回動自在
に結合し合う結合部と係合し合うカム溝を介して連動連
結され、駆動用主シャフトによって中立位置とリンク駆
動位置とに回動可能な2節リンク駆動部材とで構成し、
2節リンクを、2節リンク駆動部材が中立位置の時、入
又は切位置となる開閉用操作伝達経路を構成するほぼ真
すぐな状態と、2節リンク駆動部材がリンク駆動位置の
時、切・断・接地の各位置となる接地用操作伝達経路を
構成する屈曲した状態とに切換可能としたことを特徴と
するスイッチギヤ。 - 【請求項2】 駆動機構は、出力用シャフトに固着され
た出力レバーを、回転動力が与えられることで第1又は
第2作動位置へ回動させるリンク機構と、リンク機構に
リンク運動を与える第1,第2駆動ばねとを備えている
ことを特徴とする請求項1記載のスイッチギヤ。 - 【請求項3】 2節リンク駆動部材は、駆動モータによ
って回動動力が与えられるウォームホイールと、ウォー
ムホイールと噛み合うウォームギヤとで中立位置とリン
ク駆動位置とに切換制御されることを特徴とする請求項
1記載のスイッチギヤ。 - 【請求項4】 開閉装置の開閉機構は、駆動レバーから
の作動力を入・切・断・接地の4態様に切換える接点作
動部材へ伝達する伝達部材と、入の状態の時、接点作動
部材を入位置へ付勢荷重を与える入位置付勢ばねと、接
地の状態の時、接点作動部材を接地位置へ付勢荷重を与
える接地位置付勢ばねとを備えていることを特徴とする
請求項1記載のスイッチギヤ。 - 【請求項5】 入位置付勢ばねと接地位置付勢ばねは、
同一軸線上に配置されていることを特徴とする請求項4
記載のスイッチギヤ。 - 【請求項6】 入位置付勢ばねと接地位置付勢ばねに
は、内側に所定以上に圧縮されるのを防ぐストッパが設
けられていることを特徴とする請求項4又は5のいずれ
かに記載のスイッチギヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002054471A JP2003257290A (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | スイッチギヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002054471A JP2003257290A (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | スイッチギヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003257290A true JP2003257290A (ja) | 2003-09-12 |
Family
ID=28665623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002054471A Pending JP2003257290A (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | スイッチギヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003257290A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-02-28 JP JP2002054471A patent/JP2003257290A/ja active Pending
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