JP2003257180A - DRAM(DynamicRandomAccessMemory)及びその動作方法 - Google Patents

DRAM(DynamicRandomAccessMemory)及びその動作方法

Info

Publication number
JP2003257180A
JP2003257180A JP2002057968A JP2002057968A JP2003257180A JP 2003257180 A JP2003257180 A JP 2003257180A JP 2002057968 A JP2002057968 A JP 2002057968A JP 2002057968 A JP2002057968 A JP 2002057968A JP 2003257180 A JP2003257180 A JP 2003257180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit line
line
sense amplifier
potential
bit lines
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002057968A
Other languages
English (en)
Inventor
Munehiro Ito
宗広 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2002057968A priority Critical patent/JP2003257180A/ja
Priority to US10/377,955 priority patent/US20030174533A1/en
Priority to KR10-2003-0013042A priority patent/KR20030072236A/ko
Publication of JP2003257180A publication Critical patent/JP2003257180A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/409Read-write [R-W] circuits 
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/4076Timing circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/22Read-write [R-W] timing or clocking circuits; Read-write [R-W] control signal generators or management 
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2207/00Indexing scheme relating to arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C2207/22Control and timing of internal memory operations
    • G11C2207/2281Timing of a read operation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 DRAMの書き込み動作において、選択ワー
ド線に接続されている非選択メモリセルに記憶されたデ
ータの破壊を防止しながら、書き込み動作におけるアク
セス時間を短縮する技術を提供する。 【解決手段】 本発明によるDRAMでは、非選択ビッ
ト線(BLj+1、/BLj+1)の電位差の増幅がセ
ンスアンプ(5j+1)によって行われた後、ライトバ
ッファ(8)によって選択ビット線(BL、/B
)が選択メモリセル(MCi,j)への書き込みデ
ータに応じた電位に駆動される。更に、ライトバッファ
(8)による選択ビット線(BL、/BL)の駆動
が開始された後、センスアンプ(5)による選択ビッ
ト線BL、/BLの電位差の増幅が開始される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DRAM(Dynami
c Random Access Memory)技術に関する。本発明は、特
に、書き込み動作に要する時間を短縮するためのDRA
M技術に関する。
【0002】
【従来の技術】1つのトランジスタと1つのキャパシタ
とで1つのメモリセルを構成するDRAMは、最も広く
使用される半導体記憶装置である。図4は、典型的なD
RAMのメモリコア100を示している。メモリコア1
00は、メモリセル101、ビット線BL、/BL、ワ
ード線WL、プリチャージ回路102、センスアンプ1
03、カラムスイッチ104を含んで構成されている。
【0003】メモリセル101は、メモリセルキャパシ
タ101aと、MOSトランジスタ101bとから構成
されている。メモリセルキャパシタ101aは、記憶す
るデータに応じて電荷を蓄積している。データ”1”を
保持するとき、メモリセルキャパシタ101aには電荷
が蓄積され、データ”0”を保持するとき、メモリセル
キャパシタ101aには電荷が蓄積されない。
【0004】MOSトランジスタ101bは、そのソー
ス/ドレインの一方がメモリセルキャパシタ101aに
接続され、他方がビット線BLに接続されている。MO
Sトランジスタ101bのゲートは、ワード線WLに接
続されている。ワード線WLが活性化されると、メモリ
セルキャパシタ101aは、ビット線BLに電気的に接
続される。
【0005】メモリコア100には、ビット線BLに平
行してビット線/BLが延設されている。ビット線/B
Lには、他のワード線(図示されない)によって活性化
される他のメモリセルが接続されているが、ビット線/
BLに接続されているメモリセルは、図4には図示され
ていない。ビット線BLとビット線/BLとは、プリチ
ャージ回路102に接続されている。
【0006】プリチャージ回路102は、ビット線BL
とビット線/BLとを同一の電位にプリチャージする。
プリチャージ回路102は、NMOSトランジスタ10
2a、102b、及び102cとから構成されている。
NMOSトランジスタ102aは、ビット線BLとプリ
チャージ線105との間に介設され、NMOSトランジ
スタ102bは、ビット線/BLとプリチャージ線10
5との間に介設されている。プリチャージ線105は、
電源電位VDDの2分の1の電位VDD/2を有してい
る。NMOSトランジスタ102cは、ビット線BLと
ビット線/BLとの間に介設されている。NMOSトラ
ンジスタ102a、102b、及び102cのゲートに
は、プリチャージ活性化信号EQが供給されている。プ
リチャージ活性化信号EQが”High”電位にプルア
ップされている期間、プリチャージ回路102は活性化
され、ビット線BLとビット線/BLとは、いずれも電
位VDD/2を供給されつづける。
【0007】ビット線BLとビット線/BLとは、更
に、センスアンプ103に接続されている。センスアン
プ103は、CMOSインバータ103a、103b
と、PMOSトランジスタ103cと、NMOSトラン
ジスタ103dとから構成されている。CMOSインバ
ータ103aは、NMOSトランジスタ103eとPM
OSトランジスタ103fとから構成され、CMOSイ
ンバータ103bは、NMOSトランジスタ103gと
PMOSトランジスタ103hとから構成されている。
CMOSインバータ103aの出力は、CMOSインバ
ータ103bの入力に接続され、CMOSインバータ1
03bの出力は、CMOSインバータ103aの入力に
接続されている。CMOSインバータ103a、103
bは、PMOSトランジスタ103cを介して、電源電
位VDDを有する電源線106に接続されている。更
に、CMOSインバータ103a、103bは、NMO
Sトランジスタ103dを介して、接地電位VSSを有
する接地線107に接続されている。NMOSトランジ
スタ103dのゲートには、センスアンプ活性化信号S
ASが直接に供給され、PMOSトランジスタ103c
のゲートには、センスアンプ活性化信号SASの相補信
号であるセンスアンプ活性化信号/SASが、インバー
タ108を介して供給されている。
【0008】センスアンプ活性化信号SASによって活
性化されると、センスアンプ103は、ビット線BLと
ビット線/BLとのうちの一方を電源電位VDDにプル
アップし、他方を、接地電位VSSにプルダウンする。
【0009】ビット線BLとビット線/BLとは、更
に、カラムスイッチ104に接続されている。カラムス
イッチ104は、NMOSトランジスタ104a、10
4bを含む。NMOSトランジスタ104aは、ビット
線BLとデータバスIOとの間に介設され、NMOSト
ランジスタ104bは、ビット線/BLとデータバス/
IOとの間に介設されている。
【0010】カラムスイッチ104は、カラム選択信号
CSWに応答して、ビット線BL及びビット線/BL
を、それぞれ、データバスIO及びデータバス/IOに
電気的に接続する。カラム選択信号CSWが”Hig
h”電圧(電源電位VDD)にプルアップされると、N
MOSトランジスタ104aは、ビット線BLとデータ
バスIOとを電気的に接続し、NMOSトランジスタ1
04bは、ビット線/BLとデータバス/IOとを電気
的に接続する。
【0011】データバスIOとデータバス/IOとは、
ライトバッファ109に接続されている。ライトバッフ
ァ109は、データバスIOとデータバス/IOとを、
書き込みデータに応じて”High”電位又は”Lo
w”電位(接地電位VSS)に駆動する。データバスI
Oとデータバス/IOとは、相補の電位に駆動される。
【0012】データバスIOとデータバス/IOとは、
更に、リードバッファ(図示されない)に接続されてい
る。読み出しデータは、リードバッファを介してメモリ
コア100から外部に出力される。
【0013】図5は、このような構成を有するメモリコ
ア100のメモリセル101への書き込み動作を示すタ
イミングチャートである。初期状態では、プリチャージ
活性化信号EQは、”High”電圧に設定され、ビッ
ト線BL、/BLは、いずれも電位VDD/2にプリチ
ャージされている。
【0014】DRAMに書き込みコマンドWCMDが与
えられると、ライトバッファ109は、書き込みデータ
に応じてデータバスIOを”High”電位、又は”L
ow”電位に駆動し、更に、データバス/IOをデータ
バスIOと相補の電位に駆動する。更に、プリチャージ
活性化信号EQが、”Low”電圧に設定され、ビット
線BL、/BLは、いずれもハイインピーダンス状態に
される。
【0015】続いて、ワード線WLがプルアップされ、
メモリセル101のMOSトランジスタ101bが活性
化される。一般には、ワード線WLは電源電位VDD
り高い電位にまでプルアップされる。MOSトランジス
タ101bが活性化されると、メモリセルキャパシタ1
01aとビット線BLとの間で電荷が交換される。この
電荷の交換により、ビット線BLの電位が変化し、ビッ
ト線BLとビット線/BLとの間には、電位差が発生す
る。図5では、ビット線BLの電位は、ビット線/BL
の電位よりも微小に高くなっている。
【0016】続いて、センスアンプ活性化信号SAS
が”High”電圧にプルアップされ、センスアンプ1
03が活性化される。センスアンプ103が活性化され
ると、ビット線BLとビット線/BLとの間の電位差が
増幅される。この増幅により、ビット線BLとビット線
/BLとのうちの一方が電源電位VDDにプルアップさ
れ、他方が接地電位VSSにプルダウンされる。図5で
は、ビット線BLが電源電位VDDにプルアップされ、
ビット線/BLが接地電位VSSにプルダウンされてい
る。
【0017】続いて、カラム選択信号CSWが”Hig
h”電位にプルアップされ、カラムスイッチ104a、
104bが活性化される。カラムスイッチ104a、1
04bが活性化されると、ビット線BLは、データバス
IOに電気的に接続され、ビット線/BLは、データバ
ス/IOに電気的に接続される。
【0018】ビット線BLとデータバスIOとが電気的
に接続され、ビット線/BLとデータバス/IOとが電
気的に接続されると、ビット線BLとビット線/BLと
は、ライトバッファ109によって書き込みデータに応
じた電位に駆動される。
【0019】この状態では、ビット線BLがメモリセル
キャパシタ101aに接続されている。従って、メモリ
セルキャパシタ101aには、書き込みデータに応じた
電位が供給され、メモリセル101へのデータの書き込
みが行われる。
【0020】続いて、カラム選択信号CSW、ワード線
WL、及びセンスアンプ活性化信号が、順次に、”Lo
w”電位にプルダウンされる。更に、プリチャージ活性
化信号EQが、”High”電圧に戻されて、書き込み
動作が完了する。
【0021】このような動作を行うDRAMは、メモリ
セル101に書き込まれているデータと相補のデータを
メモリセル101に書き込む場合、センスアンプ103
がビット線BL及びビット線/BLに与えた電位を、ラ
イトバッファ109によって強制的に反転する必要があ
る。例えば、メモリセル101にデータ”1”が書き込
まれているときに、データ”0”をメモリセル101に
書き込もうとする場合を考える。この場合、ワード線W
Lが活性化されると、メモリセル101からビット線B
Lに電荷が供給され、ビット線BLの電位がビット線/
BLの電位より高くなる。この状態でセンスアンプ10
3が活性化されると、ビット線BLは、メモリセル10
1に記憶されているデータ”1”に対応して”Hig
h”電位に駆動され、ビット線/BLは、”Low”電
位に駆動される。メモリセル101にデータ”0”を書
き込むためには、ライトバッファ109は、センスアン
プ103の駆動能力に打ち勝ってビット線BLを”Lo
w”電圧に反転し、ビット線/BLを”High”電圧
に反転する必要がある。
【0022】しかし、ライトバッファ109が、センス
アンプ103の駆動能力に打ち勝ってビット線BLとビ
ット線/BLとの電位を反転する動作は、書き込み動作
におけるアクセス時間を長くするため好ましくない。
【0023】メモリセルに反転データが書き込まれると
きの、ライトバッファによるビット線BLとビット線/
BLの電位の反転を回避するための技術が、公開特許公
報(特開2001−101863)に開示されている。
図6は、公知のその技術によるDRAMの書き込み動作
を示している。
【0024】初期状態では、プリチャージ活性化信号E
Qは、”High”電圧に設定され、ビット線BL、/
BLは、いずれも電位VDD/2にプリチャージされて
いる。
【0025】プリチャージ活性化信号EQが、”Lo
w”電圧にプルダウンされた後、ワード線WLがプルア
ップされ、メモリセル101のMOSトランジスタ10
1bが活性化される。MOSトランジスタ101bが活
性化されると、メモリセルキャパシタ101aがビット
線BLに電気的に接続される。これにより、ビット線B
Lの電位は変化し、ビット線BLとビット線/BLとの
間には、微小な電位差が発生する。
【0026】続いて、カラム選択信号CSWが”Hig
h”電位にプルアップされ、カラムスイッチ104a、
104bが活性化される。カラムスイッチ104a、1
04bが活性化されると、ビット線BLは、データバス
IOに電気的に接続され、ビット線/BLは、データバ
ス/IOに電気的に接続される。
【0027】ビット線BLとデータバスIOとが電気的
に接続され、ビット線/BLとデータバス/IOとが電
気的に接続されると、ビット線BLとビット線/BLと
は、ライトバッファ109によって書き込みデータに応
じた電位に駆動される。ビット線BLとビット線/BL
とのうちの一方は、”High”電圧に駆動され、他方
は、”Low”電圧に駆動される。このとき、センスア
ンプ103は活性化されていない。従って、メモリセル
キャパシタ101aがデータ”1”とデータ”0”との
いずれを記憶しているかに関わらず、ライトバッファ1
09によるビット線BL及びビット線/BLの駆動は、
容易に実行される。
【0028】この状態では、ビット線BLがメモリセル
キャパシタ101aに接続されている。従って、メモリ
セルキャパシタ101aには、書き込みデータに応じた
電位が供給され、メモリセル101へのデータの書き込
みが行われる。
【0029】続いて、センスアンプ活性化信号SAS
が”High”電圧にプルアップされ、センスアンプ1
03が活性化される。センスアンプ103は、ビット線
BLとビット線/BLとの間の電位差を増幅するように
ビット線BLとビット線/BLとを駆動する。しかし、
ビット線BLとビット線/BLとは、既に、センスアン
プ103が活性化された時には、ライトバッファ109
によって”High”電位又は”Low”電位に駆動さ
れている。従って、センスアンプ103は、ライトバッ
ファ109と同一の電位をビット線BLとビット線/B
Lとに与えることになる。
【0030】続いて、カラム選択信号CSW、ワード線
WL、及びセンスアンプ活性化信号SASが、順次
に、”Low”電位にプルダウンされる。更に、プリチ
ャージ活性化信号EQが、”High”電圧に戻され
て、書き込み動作が完了する。
【0031】このような書き込み動作では、センスアン
プ103とライトバッファ109とがビット線BLとビ
ット線/BLとに与える電圧は一致しているから、メモ
リセルに書き込まれるデータに関わらず、ライトバッフ
ァ109によるビット線BLとビット線/BLの電位の
強制的な反転は発生しない。
【0032】しかし、公開特許公報(特開2001−1
01863)に開示されている技術は、データの書き込
み先であるメモリセルと同一のワード線に接続された他
のメモリセルに記憶されているデータが破壊される可能
性があるという問題を有している。
【0033】図7に示されているように、現実のメモリ
コアでは、複数のビット線BLとビット線/BLとが、
交互に延設されており、あるビット線BLとそれに隣接
するビット線/BLとの間には、結合容量Cpara
存在している。公開特許公報(特開2001−1018
63)に開示されている書き込み動作は、この結合容量
paraの存在に起因して、データの書き込み先であ
るメモリセルでないメモリセルに記憶されているデータ
を破壊する可能性がある。その理由を、以下に説明す
る。
【0034】以下の説明において、メモリセル101の
うちのデータの書き込み先であるメモリセルを選択メモ
リセル101と記載し、選択メモリセル101と同
一のワード線WLに接続された、選択メモリセル101
に隣接するメモリセルを非選択メモリセル101
i+1と記載する。更に、選択メモリセル101に接
続されているビット線BLと、それに並設されているビ
ット線/BLとを、それぞれ、選択ビット線BL、選
択ビット線/BLと記載し、非選択メモリセル101
i+1に接続されているビット線BLと、それに並設さ
れているビット線/BLとを、それぞれ、非選択ビット
線BLi+1と記載する。更に、選択ビット線BL
び/BLに接続されているカラムスイッチ104を選
択カラムスイッチ104と記載し、非選択ビット線B
i+1及び/BLi+1に接続されているカラムスイ
ッチ104を非選択カラムスイッチ104i+1と記載
する。
【0035】図8に示されているように、ワード線WL
がプルアップされると、選択メモリセル101のメモ
リセルキャパシタ101aが選択ビット線BLに接
続され、非選択メモリセル101i+1のメモリセルキ
ャパシタ101ai+1が、非選択ビット線BLi+1
に接続される。選択ビット線BL及び非選択ビット線
BLi+1の電位は、選択メモリセル101及び非選
択メモリセル101 +1にそれぞれ記憶されているデ
ータに応じて微小に変化する。
【0036】カラム選択信号CSWにより、選択カラ
ムスイッチ104が活性化されると、選択ビット線B
と選択ビット線/BLとは、ライトバッファ10
9によって、選択メモリセル101に書き込まれるデ
ータに応じた電圧に駆動される。図8に示されている例
では、選択ビット線BLは、”Low” 電位にプル
ダウンされ、選択ビット線/BLは、”High”電
位にプルアップされる。
【0037】選択ビット線BLと選択ビット線/BL
がライトバッファ109によって駆動される瞬間で
は、非選択ビット線BLi+1はフローティングであ
る。従って、選択ビット線/BLと非選択ビット線B
i+1との間の結像容量Cca paの存在に起因し
て、非選択ビット線BLi+1の電位は、選択ビット線
/BLの電位の変動とともに変動する。図8に示され
ている例では、選択ビット線/BLは、”High”
電位にプルアップされるのに応じて、非選択ビット線B
i+1の電位の電位も上昇する。
【0038】非選択ビット線BLi+1の電位の変動の
形態によっては、図8に示されているように、非選択ビ
ット線BLi+1と非選択ビット線/BLi+1との電
位の大小関係が反転することがある。
【0039】その後、センスアンプ活性化信号SASの
プルアップにより、センスアンプ103及びセンスア
ンプ103i+1が活性化されると、非選択ビット線B
+1、/BLi+1の一方が”High”電位にプ
ルアップされ、他方が、”Low”電位にプルダウンさ
れる。これにより、非選択メモリセル101i+1は、
リストアされる。
【0040】このとき、非選択ビット線BLi+1と非
選択ビット線/BLi+1との電位の大小関係が、選択
ビット線/BLのライトバッファ109による駆動に
よって反転されていると、非選択メモリセル101
i+1のリストア動作において、誤ったデータが非選択
メモリセル101i+1に書き込まれる。
【0041】このように、公開特許公報(特開2001
−101863)に開示されているDRAMの書き込み
動作方法は、ビット線BLとそれに隣接するビット線/
BLとの間に存在する結合容量Cparaに起因して、
非選択メモリセルに記憶されているデータが破壊される
可能性がある。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、選択
ワード線に接続されている非選択メモリセルに記憶され
たデータの破壊を防止しながら、書き込み動作における
アクセス時間を短縮する技術を提供することにある。
【0043】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決す
るための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特
許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載と
の対応関係を明らかにするために付加されている。但
し、付加された番号・符号は、[特許請求の範囲]に記
載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならな
い。
【0044】上記目的を達成するために本発明によるD
RAMは、キャパシタ(1ai,1〜1ai,n)とト
ランスファスイッチ(1bi,1〜1bi,n)とをそ
れぞれ含む複数のメモリセル(MCi,1〜M
i,n)と、前記キャパシタ(1a i,1〜1a
i,n)のそれぞれに、前記トランスファスイッチ(1
i,1〜1bi,n)を介してそれぞれ接続されてい
る複数のビット線(BL〜BL)と、前記複数のビ
ット線(BL〜BL)に、それぞれ接続されている
複数のセンスアンプ(5〜5)と、前記複数のビッ
ト線(BL〜BL)に、それぞれ接続されている複
数のカラムスイッチ(7〜7)と、ライトバッファ
(8)と、前記複数のビット線(BL〜BL)のう
ちから選択ビット線(BL)を選択するデコーダ
(6)と、トランスファスイッチ(1bi,1〜1b
i,n)と、複数のカラムスイッチ(7〜7)と、
複数のセンスアンプ(5〜5)とを制御する制御部
(11、12、13)とを備えている。制御部(11、
12、13)は、前記複数のメモリセル(MCi,1
MCi,n)のうちの一(MCi,j)への書き込み動
作の実行時、(a)前記トランスファスイッチ(1b
i,1〜1bi,n)のそれぞれを活性化して前記キャ
パシタ(1ai,1〜1ai,n)のそれぞれと前記複
数のビット線(BL〜BL)のそれぞれとを電気的
に接続し、(b)前記トランスファスイッチ(1b
i,1〜1bi,n)の活性化の後、前記複数のセンス
アンプ(5〜5)のうち、前記選択ビット線(BL
)に接続されていない非選択センスアンプを活性化し
て、前記複数のビット線(BL〜BL)のうち、前
記選択ビット線(BL)でない非選択ビット線を駆動
し、(c)前記非選択ビット線が駆動された後、前記複
数のカラムスイッチ(7〜7)のうち前記選択ビッ
ト線(BL)に接続されている選択カラムスイッチ
(7)を活性化して前記ライトバッファ(8)を前記
選択ビット線(BL)に電気的に接続し、且つ、
(d)前記ライトバッファ(BL)による前記選択ビ
ット線(BL)の第1駆動が開始された後、前記選択
センスアンプ(5)による前記選択ビット線(B
)の第2駆動を開始する。
【0045】このようなDRAMでは、ライトバッファ
(8)に遅れて選択ビット線(BL )を駆動する選択
センスアンプ(5)は、ライトバッファ(8)によっ
て選択ビット線(BL)に与えられた電位差を増幅す
ることになる。ゆえに、センスアンプ(5)は、必ず
ライトバッファ(8)と同一の電位方向に向かって選択
ビット線(BL)を駆動することになる。ライトバッ
ファ(8)による選択ビット線(BL)の電位の強制
的な反転は行われない。これにより、書き込み動作のア
クセス時間の短縮が実現されている。
【0046】選択センスアンプ(5)による前記第2
駆動は、ライトバッファ(8)による前記第1駆動によ
って選択ビット線(BL)の電位が遷移している途中
で開始されることが好ましい。これにより、選択ビット
線(BL)の電位の遷移のために、ライトバッファ
(8)と選択センスアンプ(5)との両方のドライブ
能力が有効に使用され、書き込み動作のアクセス時間を
一層に短縮することができる。
【0047】当該DRAMが、複数のビット線(BL
〜BL)のそれぞれに対応して設けられた複数の相補
ビット線(/BL〜/BL)と、前記センスアンプ
(5 〜5)のそれぞれに接続されている第1バイア
ス線(SAP)と、センスアンプ(5〜5)のそれ
ぞれに接続されている第2バイアス線(SAN)とを更
に備え、制御部(11、12、13)が、前記センスア
ンプ(5〜5)が活性化されるとき、第1バイアス
線(SAP)及び前記第2バイアス線(SAN)を、そ
れぞれ、電源電位及び接地電位に駆動し、且つ、前記セ
ンスアンプ(5 〜5)がが非活性化されるとき、前
記第1バイアス線(SAP)及び前記第2バイアス線
(SAN)を、所定のプリチャージ電位(VDD/2)
に駆動し、センスアンプ(5〜5)のそれぞれは、
第1インバータ(5a)と、電源電位供給端子(NS
AP)と接地電位供給端子(NSAN)とを第1イ
ンバータ(5b)と共有する第2インバータ(5
)と、制御部(11、12、13)による制御の
下、前記センスアンプ(5〜5)の活性化のとき、
第1バイアス線(SAP)を前記電源電位供給端子(N
SAP)に選択的に接続する第1スイッチ(5c
と、前記制御部による制御の下、前記センスアンプの活
性化のとき、前記第2バイアス線(SAN)を前記接地
電位供給端子(NSAN)に選択的に接続する第2ス
イッチ(5d)とを含み、前記第1インバータ(5b
)の出力は、前記ビット線(BL〜BL)のうち
の一のビット線と、前記第2インバータ(5b)の入
力とに接続され、第2インバータ(5b )の出力は、
前記相補ビット線(/BL〜/BL)のうちの一の
相補ビット線と、前記第1インバータ(5a)の入力
とに接続されている場合、制御部(11、12、13)
は、センスアンプが非活性化(5〜5)されると
き、第1バイアス線(SAP)及び前記第2バイアス線
(SAN)を、前記プリチャージ電位(VDD/2)に
駆動した後、第1スイッチ(5c)及び前記第2スイ
ッチ(5d)を非活性化して、前記第1バイアス線
(SAP)を前記電源電位供給端子(NSAP)から
切り離し、前記第2バイアス線(SAN)を前記接地電
位供給端子(NSAN)から切り離すことが好まし
い。
【0048】上記目的を達成するために本発明によるD
RAMは、複数のメモリセル(MC i,1〜M
i、n)と、複数のメモリセル(MCi,1〜MC
i、n)に、それぞれ接続されている複数のビット線
(BL〜BL)と、前記複数のビット線(BL
BL)のうちから選択ビット線(BL)を選択する
デコーダ(6)と、複数のビット線(BL〜BL
に、それぞれ接続されている複数のセンスアンプ(5
〜5)と、前記複数のセンスアンプ(5〜5)を
制御する制御部(12、13)とを備えている。制御部
(12、13)は、複数のメモリセル(MCi,1〜M
i、n)のうちの一(MCi,j)への書き込み動作
の実行時、前記複数のセンスアンプ(5〜5)のう
ち、前記選択ビット線(BL)に接続されている選択
センスアンプ(5)と、前記選択ビット線(BL
に接続されていない非選択センスアンプとを、異なるタ
イミングで活性化することが可能であるように設計され
ている。このようなDRAMは、データ書き込みの対象
でないメモリセルにデータをリストアする非選択センス
アンプを、データ書き込みの対象でないメモリセルのデ
ータが破壊されないようなタイミングで起動することが
できる。
【0049】制御部(12、13)は、前記書き込み動
作の実行時に、前記非選択センスアンプを活性化するタ
イミングよりも後に選択センスアンプ(5)を活性化
することが好ましい。
【0050】当該DRAMが、前記複数のビット線(B
L)のそれぞれと、データバス(IO)との間に設けら
れる複数のカラムスイッチ(7〜7)を更に備える
場合、制御部(12、13)は、前記書き込み動作の実
行時に、前記非選択センスアンプを、前記複数のカラム
スイッチ(7〜7)のうち前記選択ビット線(BL
)に接続されている選択カラムスイッチ(7)を活
性化するタイミングよりも前に活性化し、前記選択セン
スアンプ(5)を、前記選択カラムスイッチ(7
を活性化するタイミングとほぼ同時又はそれ以後に活性
化することが好ましい。
【0051】本発明によるDRAMのデータ書き込み方
法は、キャパシタ(1ai,1〜1ai,n)とトラン
スファスイッチ(1bi,1〜1bi,n)とをそれぞ
れ含む複数のメモリセル(MCi,1〜MCi,n
と、前記キャパシタ(1ai, 〜1ai,n)のそれ
ぞれに、前記トランスファスイッチ(1bi,1〜1b
i,n)を介してそれぞれ接続されている複数のビット
線(BL〜BL)と、前記複数のビット線(BL
〜BL)に、それぞれ接続されている複数のセンスア
ンプ(5〜5)と、ライトバッファ(8)とを含む
DRAMのデータ書き込み方法である。上記目的を達成
するために、当該データ書き込み方法は、(a)前記複
数のビット線(BL〜BL)のうちから選択ビット
線(BL)を選択し、前記選択ビット線(BL
と、前記選択ビット線(BL)でない非選択ビット線
とを定めるステップと、(b)前記トランスファスイッ
チ(1bi,1〜1bi,n)のそれぞれを活性化し
て、前記キャパシタ(1ai,1〜1ai,n)のそれ
ぞれと、前記複数のビット線(BL〜BL)のそれ
ぞれとを電気的に接続するステップと、(c)前記トラ
ンスファスイッチ(1bi,1〜1bi,n)の活性化
の後、前記複数のセンスアンプ(5〜5)のうち、
前記非選択ビット線に接続されている非選択センスアン
プを活性化して前記非選択ビット線を駆動するステップ
と、(d)前記非選択ビット線が駆動された後、前記ラ
イトバッファ(8)によって前記選択ビット線を駆動す
るステップと、(e)前記選択ビット線のライトバッフ
ァ(8)による駆動が開始された後、前記複数のセンス
アンプ(5〜5)のうち、前記選択ビット線(BL
)に接続されている選択センスアンプ(5)によっ
て前記選択ビット線(BL)を駆動するステップとを
備えている。
【0052】本発明によるDRAMのデータ書き込み方
法は、それぞれトランスファスイッチ(1bi,1〜1
i,n)とキャパシタ(1ai,1〜1ai,n)と
を備えた複数のメモリセル(MCi,1〜MCi,n
と、前記複数のメモリセル(MCi,1〜MCi,n
に、それぞれ対応して設けられた複数のビット線(BL
〜BL)と、前記複数のビット線(BL〜B
)に、それぞれ接続されている複数のセンスアンプ
(5〜5)とを備えたDRAMのデータ書き込み方
法である。上記目的を達成するために、当該DRAMの
データ書き込み方法は、(j)前記複数のビット線(B
〜BL)のうちから選択ビット線(BL )を選
択し、前記選択ビット線(BL)と、前記選択ビット
線(BL)でない非選択ビット線とを定めるステップ
と、(k)前記トランスファスイッチ(1bi,1〜1
i,n)のそれぞれを活性化して、前記キャパシタ
(1ai,1〜1ai,n)のそれぞれを、対応する前
記ビット線(BL〜BL)に電気的に接続するステ
ップと、(l)前記(k)ステップの後、前記複数のセ
ンスアンプ(5〜5)を活性化するステップとを備
えている。前記複数のセンスアンプ(5〜5)のう
ち、前記選択ビット線(BL)に接続されている選択
センスアンプ(5)を活性化するタイミングと、前記
非選択ビット線に接続されている非選択センスアンプを
活性化するタイミングとが異なる。このようなDRAM
の書き込み方法は、データ書き込みの対象でないメモリ
セルにデータをリストアする非選択センスアンプを、デ
ータ書き込みの対象でないメモリセルのデータが破壊さ
れないようなタイミングで起動することができる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明によるDRAMの実施の一形態を説明する。
【0054】図1は、本発明の実施の一形態におけるD
RAMを示す。当該DRAMは、データを記憶するため
のメモリセルアレイ1を備えている。
【0055】メモリセルアレイ1は、マトリックス状に
配置されたm×n個のメモリセルMCと、行方向に延設
されたm本のワード線WLと、列方向に延設されたn本
のビット線BL、及びn本のビット線/BLとを含む。
以下の説明において、m本のワード線WLは、ワード線
WL(iは、1以上m以下の任意の自然数)と記載す
ることにより区別されることがあり、n本のビット線B
L、及びn本のビット線/BLは、それぞれ、ビット線
BL及びビット線/BL(jは、1以上n以下の任
意の自然数)と記載することにより区別されることがあ
る。ビット線BLとビット線/BLとは、列方向に交互
に設けられ、一のビット線BLと一のビット線/BL
とは、ビット線対BLPを構成している。ビット線
BLとビット線/BLとは、相補的に動作する。
【0056】メモリセルMCは、それぞれ、一のワード
線WLに接続され、更に、ビット線BLとビット線/B
Lとのうちのいずれかに接続されている。m×n個のメ
モリセルMCのうち、ワード線WLに接続され、且
つ、ビット線BL又はビット線/BLに接続されて
いるものを、以下、メモリセルMCi,jと記載するこ
とがある。
【0057】ある一のワード線WLi’に接続されてい
る全てのメモリセルMCi’,1〜Ci’,nは、ビッ
ト線BL〜BLにそれぞれ接続されているか、ビッ
ト線/BL〜/BLにそれぞれ接続されているかの
いずれかである。あるメモリセルMCi,jがビット線
BLに接続されている場合、そのメモリセルMC
,jに接続されているワード線WLに接続されている
メモリセルMCi,1〜MCi,nは、それぞれ、ビッ
ト線BL〜BLに接続されている。同様に、あるメ
モリセルMCi,jがビット線/BLに接続されてい
る場合、そのメモリセルMCi,jに接続されているワ
ード線WLに接続されているメモリセルMCi,1
MCi,nは、それぞれ、ビット線/BL〜/BL
に接続されている。
【0058】当該DRAMは、メモリセルアレイ1への
アクセスを実行するために、Xデコーダ2、ワードドラ
イバ3、プリチャージ部4、センスアンプ部5、Yデコ
ーダ6、カラムスイッチ部7、ライトバッファ8、及び
リードバッファ9を備えている。
【0059】Xデコーダ2は、Xアドレス信号ADD
に基づいて、ワード線WL〜WL のうちの一を選択
する。Xデコーダ2によって選択されたワード線WL
は、以下,選択ワード線WLと記載される。
【0060】ワードドライバ3は、Xデコーダ2によっ
て選択された選択ワード線WLをプルアップする。一般
に、選択ワード線WLは、電源電位VDDよりも高い電
位にまでプルアップされる。
【0061】プリチャージ部4は、メモリセルMCへの
アクセス動作や、メモリセルMCのリフレッシュ動作が
行われていないとき、ビット線BLとビット線/BLと
を電位VDD/2にプリチャージする。
【0062】センスアンプ部5は、一のビット線対BL
Pに含まれるビット線BLとビット線/BLとの電位差
を増幅し、ビット線BLとビット線/BLとのうちの一
方を”High”電位(電源電位VDD)にプルアップ
し、他方を”Low”電位(接地電位VSS)にプルダ
ウンする。
【0063】Yデコーダ6は、Yアドレス信号ADD
に基づいて、ビット線対BLP〜BLPのうちの一
つを選択する。以下では、Yデコーダ6によって選択さ
れたビット線対BLPは、選択ビット線対BLPと記載
され、選択ビット線対BLPに含まれるビット線BL、
及びビット線/BLは、以下、選択ビット線BL、及び
選択ビット線/BLと記載される。
【0064】カラムスイッチ部7は、選択ビット線BL
及び選択ビット線/BLを、それぞれ、データバスIO
及びデータバス/IOに接続する。
【0065】ライトバッファ8は、当該DRAMの書き
込み動作に使用される。データの書き込みは、選択ワー
ド線WL及び選択ビット線BL(又は選択ビット線/B
L)に接続されているメモリセルMC(以下、「選択メ
モリセルMC」という。)に対して行われる。ライトバ
ッファ8は、選択メモリセルMCに書き込まれるデータ
に応じて、データバスIO及びデータバス/IOを”H
igh”電圧にプルアップし、又は、”Low”電圧に
プルダウンする。
【0066】リードバッファ9は、当該DRAMの読み
出し動作に使用される。データの読み出しは、選択メモ
リセルMCから行われる。リードバッファ9は、選択ビ
ット線BL及び選択ビット線/BL、並びにデータバス
IO及びデータバス/IOを介して選択メモリセルMC
からデータを受け取り、外部に出力する。
【0067】ワードドライバ3、プリチャージ部4、セ
ンスアンプ部5、及びYデコーダ6を制御するために、
当該DRAMは、プリチャージ制御回路11、センスア
ンプ制御回路12、及び動作タイミング制御部13を更
に備えている。
【0068】プリチャージ制御回路11は、プリチャー
ジ活性化信号EQをプリチャージ部4に供給する。プリ
チャージ活性化信号EQが”High”電位にプルアッ
プされている期間、プリチャージ部4は活性化され、ビ
ット線BLとビット線/BLとは電位VDD/2を供給
され続ける。
【0069】センスアンプ制御回路12は、センスアン
プバイアス線SAP、SANを介してセンスアンプ部5
に接続されている。センスアンプ制御回路12は、書き
込み動作、読み出し動作、及びリフレッシュ動作のいず
れもが行われない場合には、センスアンプバイアス線S
AP、SANをいずれもVDD/2にする。一方、書き
込み動作、読み出し動作、及びリフレッシュ動作のいず
れかが行われる場合、センスアンプ制御回路12は、セ
ンスアンプバイアス線SAPを電源電位VDDにプルア
ップし、センスアンプバイアス線SAPを接地電位V
SSにプルダウンする。センスアンプバイアス線SAP
が電源電位VDDにプルアップされ、センスアンプバイ
アス線SANが接地電位VSSにプルダウンされると、
センスアンプ部5の活性化の準備が完了する。後述のよ
うに、センスアンプ部5は、センスアンプ活性化信号S
ASによって活性化されると、ビット線BLとビット線
/BLとの電位差の増幅をスタートする。
【0070】動作タイミング制御部13は、ワードドラ
イバ3、センスアンプ部5、Yデコーダ6、プリチャー
ジ制御回路11、センスアンプ制御回路12の動作タイ
ミングを制御する。動作タイミング制御部13には、こ
れらの回路の動作タイミングの基準となる内部クロック
信号CLKが入力されている。内部クロック信号CLK
に同期して、動作タイミング制御部13は、ワードドラ
イバ3の動作タイミングを規定するワードドライバクロ
ック信号WDCLK、Yデコーダ6の動作タイミングを
規定するYデコーダクロック信号CSCLK、プリチャ
ージ制御回路11の動作タイミングを規定するプリチャ
ージ制御クロック信号EQCLK、及びセンスアンプ制
御回路12の動作タイミングを規定するセンスアンプバ
イアス制御クロック信号SACLKを生成する。
【0071】動作タイミング制御部13は、更に、セン
スアンプ部5がビット線BLとビット線/BLとの電位
差の増幅を開始するタイミングを規定するセンスアンプ
活性化信号SAS〜SAS、及び/SAS〜SA
を生成する。センスアンプ活性化信号SAS〜S
ASは、総称して、センスアンプ活性化信号SASと
記載されることがあり、同様に、センスアンプ活性化信
号/SAS〜SAS は、総称して、センスアンプ活
性化信号/SASと記載されることがある。センスアン
プ活性化信号SAS、/SASのうちのセンスアンプ活
性化信号SAS j、/SASは、互いに相補の電圧を
有する信号である。センスアンプ活性化信号SASj、
/SASがそれぞれ”High”電位、及び”Lo
w”電位になると、ビット線BLとビット線/BL
との電位差の増幅が開始される。
【0072】動作タイミング制御部13の動作は、当該
DRAMが書き込み動作を行うのか他の動作を行うのか
に応じて変更される。当該DRAMが書き込み動作時で
あるのか否かは、ライトフラグWLGによって動作タイ
ミング制御部13に通知される。
【0073】当該DRAMが書き込み動作を行うとき、
動作タイミング制御部13は、選択ビット線対BLP
と、他のビット線線対BLPとで、ビット線BLとビッ
ト線/BLとの電位差の増幅を開始するタイミングを変
更する。動作タイミング制御部13には、Yアドレス信
号ADDが入力され、動作タイミング制御部13は、
いずれのビット線対が選択ビット線対であるのかをYア
ドレス信号ADDによって認識する。
【0074】一方、DRAMが読み出し動作及びリフレ
ッシュ動作を行うときには、動作タイミング制御部13
は、いずれの全てのビット線対BLPについて、同一の
タイミングで、ビット線BL、/BLとの電位差の増幅
を開始する。
【0075】続いて、メモリセルアレイ1、プリチャー
ジ部4、センスアンプ部5、及びカラムスイッチ部7の
構成をより詳細に説明する。
【0076】図2は、メモリセルアレイ1、プリチャー
ジ部4、センスアンプ部5、及びカラムスイッチ部7を
詳細に示している。メモリセルMCi,jのそれぞれ
は、メモリセルキャパシタ1ai,jとメモリセルトラ
ンジスタ1bi,jとを備えている。メモリセルキャパ
シタ1ai,jは、記憶するデータに応じて電荷を蓄積
する。データ”1”を保持するとき、メモリセルキャパ
シタ1ai,jには電荷が蓄積され、データ”0”を保
持するとき、メモリセルキャパシタ1ai,jには電荷
が蓄積されない。
【0077】メモリセルトランジスタ1bi,jのゲー
トは、ワード線WLに接続されている。メモリセルト
ランジスタ1bi,jのソース/ドレインの一方は、メ
モリセルキャパシタ1ai,jに接続され、他方がビッ
ト線BLに接続されている。ワード線WLが活性化
されると、メモリセルトランジスタ1bi,jは、メモ
リセルキャパシタ1ai,jをビット線BLに電気的
に接続する。図2では、メモリセルトランジスタ1b
i,jは、ビット線BLに接続されているが、他のワ
ード線WLに接続されているメモリセルトランジスタ
1bk,jは、ビット線/BLに接続されることがあ
る。
【0078】プリチャージ部4は、n個のプリチャージ
回路4〜4から構成されている。プリチャージ回路
は、NMOSトランジスタ4a、4b、4c
を含む。NMOSトランジスタ4aは、ビット線BL
とプリチャージ線10との間に介設され、NMOSト
ランジスタ4bは、ビット線/BLとプリチャージ
線10との間に介設されている。プリチャージ線10
は、電位VDD/2を有している。NMOSトランジス
タ4cは、ビット線BLとビット線/BLとの間
に介設されている。NMOSトランジスタ4a、4b
、及び4cのゲートには、プリチャージ活性化信号
EQが供給されている。プリチャージ活性化信号EQに
よって、NMOSトランジスタ4a、4b、及び4
が活性化されると、ビット線BLとビット線/B
とは、いずれも電位VDD/2にプリチャージされ
る。
【0079】センスアンプ部5は、n個のセンスアンプ
〜5から構成されている。センスアンプ5は、
CMOSインバータ5a、5bと、PMOSトラン
ジスタ5cと、NMOSトランジスタ5dとから構
成されている。CMOSインバータ5aの入力には、
ビット線/BLとCMOSインバータ5bの出力と
が接続され、CMOSインバータ5bの入力には、ビ
ット線BLとCMOSインバータ5aの出力とが接
続されている。
【0080】CMOSインバータ5a、5bは、電
源電位供給端子NSAPと接地電位供給端子NSAN
との間に介設されている。電源電位供給端子NSAP
は、PMOSトランジスタ5cを介して、センスア
ンプバイアス線SAPに接続され、接地電位供給端子N
SANは、NMOSトランジスタ5dを介して、セ
ンスアンプバイアス線SANに接続されている。NMO
Sトランジスタ5dのゲートには、センスアンプ活性
化信号SASが供給され、PMOSトランジスタ5c
のゲートには、センスアンプ活性化信号/SAS
供給されている。
【0081】センスアンプバイアス線SAPが”Hig
h”電位にプルアップされ、且つ、センスアンプバイア
ス線SANが”Low”電位にプルダウンされた状態
で、センスアンプ活性化信号SAS及び/SAS
が、それぞれ、”High”電位、及び”Low”電
位に駆動されると、電源電位供給端子NSAP、及び
接地電位供給端子NSANには、それぞれ、”Hig
h”電位、及び”Low”電位が供給され、センスアン
プ5は、ビット線BLとビット線/BLとの電位
差の増幅を開始する。
【0082】カラムスイッチ部7は、n個のカラムスイ
ッチ7〜7により構成されている。カラムスイッチ
は、ビット線BL及びビット線/BLに接続さ
れている。カラムスイッチ7は、NMOSトランジス
タ7a、7bとを含む。NMOSトランジスタ7a
は、ビット線BLとデータバスIOとの間に介設さ
れ、NMOSトランジスタ7bは、ビット線/BL
とデータバス/IOとの間に介設されている。
【0083】カラムスイッチ部7は、Yデコーダ6が発
生するカラム選択信号CSW〜CSWに応答して、
選択ビット線BL及び選択ビット線/BLを、それぞ
れ、データバスIO及びデータバス/IOに接続する。
Yデコーダ6は、Yアドレス信号ADDを受けて選択
ビット線BL、/BLを選択する。更にYデコーダ6
は、カラム選択信号CSW〜CSWのうち、選択ビ
ット線BL、/BLに接続されているカラムスイッチ7
に供給されるカラム選択信号CSWを”High”
電圧にプルアップする。カラム選択信号CSWが”H
igh”電圧にプルアップされると、NMOSトランジ
スタ7aは、選択ビット線BLとデータバスIOと
を電気的に接続し、NMOSトランジスタ7bは、選
択ビット線/BLとデータバス/IOとを電気的に接
続する。これにより、ライトバッファ8、及びリードバ
ッファ9から選択メモリセルMCへのアクセスが可能に
なる。
【0084】続いて、本実施の形態のDRAMの書き込
み動作を説明する。以下の説明においては、図2を参照
して、ワード線WLがXデコーダ2によって選択さ
れ、ビット線BLがYデコーダ6によって選択された
とする。この場合、選択メモリセルMCは、メモリセル
MCi、jである。以下の説明では、選択されたワード
線WL、ビット線BL、及びメモリセルMCi、j
を、それぞれ、選択ワード線WL、選択ビット線BL
、及び選択メモリセルMCi、jと記載する。更に、
選択ワード線WL、選択ビット線BL、及び選択メ
モリセルMCi、 以外のワード線WL、ビット線B
L、/BL及びメモリセルMCを、非選択ワード線W
L、非選択ビット線BL、/BL及び非選択メモリセル
MCと記載する。
【0085】図3を参照して、初期状態では、プリチャ
ージ活性化信号EQは”High”電位に保持され、全
てのビット線BL、/BLは、電位VDD/2にプリチ
ャージされている。更に、初期状態では、センスアンプ
バイアス線SAPと、センスアンプバイアス線SANと
は、いずれも、電位VDD/2に保持されている。更
に、初期状態では、センスアンプ活性化信号SAS
SASは、”Low”電位に保持され、センスアンプ
活性化信号/SAS〜SASは、”High”電位
に保持されている。センスアンプ5〜5は、いずれ
も、活性化されていない状態にある。
【0086】書き込みコマンドWCMDが当該DRAM
に与えられると、プリチャージ活性化信号EQが、プリ
チャージ制御回路11によって”Low”電位にプルダ
ウンされる。プリチャージ活性化信号EQのプルダウン
のタイミングは、動作タイミング制御部13によって制
御される。プリチャージ活性化信号EQのプルダウンに
より、ビット線BL、/BLは、ハイインピーダンス状
態になる。
【0087】更に、データバスIO、/IOが、ライト
バッファ8によって、選択メモリセルMCi,jに書き
込むべきデータに応じた電位に駆動される。
【0088】続いて、選択ワード線WLがワードドラ
イバ3によってプルアップされ、選択ワード線WL
接続されている全てのメモリセルトランジスタ1b
i,1〜1bi,nが活性化される。選択ワード線WL
のプルアップのタイミングは、動作タイミング制御部
13によって制御される。選択ワード線WLのプルア
ップにより、メモリセルキャパシタ1ai,1〜1a
i,nは、それぞれビット線BL〜BLに電気的に
接続され、ビット線BL〜BLの電位は、微小に変
化する。図3には、選択ビット線BL、/BLと、
その選択ビット線BL 、/BLに隣接する非選択ビ
ット線BLj+1,/BLj+1の電位が示されてい
る。
【0089】続いて、センスアンプ制御回路12によ
り、センスアンプバイアス線SAPが”High”電位
にプルアップされ、且つ、センスアンプバイアス線SA
Nが”Low”電位にプルダウンされる。センスアンプ
バイアス線SAP及びセンスアンプバイアス線SANが
駆動されるタイミングは、動作タイミング制御部13に
よって制御される。既述の通り、センスアンプバイアス
線SAPが”High”電位にプルアップされ、且つ、
センスアンプバイアス線SANが”Low”電位にプル
ダウンされると、センスアンプ5〜5は、ビット線
BLとビット線/BLとの間の電位差を増幅する準備が
完了した状態になる。
【0090】続いて、非選択ビット線BL、/BLに接
続されているセンスアンプがセンスアンプ活性化信号S
AS(及びセンスアンプ活性化信号/SAS)によって
活性化され、非選択ビット線BLと非選択ビット線/B
Lとの間の電位差が増幅される。図3には、選択ビット
線BL、/BLj+1に隣接する非選択ビット線BL
j+1、/BLj+1に接続されているセンスアンプ5
j+1に供給されるセンスアンプ活性化信号SAS
j+1、/SASj+1の信号波形が示されている。非
選択ビット線BL、/BLに接続されているセンスアン
プの活性化により、非選択ビット線BL、及び/BL
は、選択ワード線WLに接続されている非選択メモリ
セルMCに記憶されているデータに応じて、”Hig
h”電位又は”Low”電位に駆動される。図3には、
非選択ビット線BLj+1、/BLj+1の電位が示さ
れている。選択ワード線WLに接続されている非選択
メモリセルMCには、それに記憶されているデータに応
じて”High”電位又は”Low”電位が供給され、
非選択メモリセルMCのリストアが行われる。
【0091】続いて、選択ビット線BL、/BL
接続されているカラムスイッチ7に供給されているカ
ラム選択信号CSWと、選択ビット線BL、/BL
に接続されているセンスアンプ5に供給されている
センスアンプ活性化信号SASとが、同時的に”Hi
gh”電位にプルアップされる。センスアンプ活性化信
号SASのプルアップに合わせて、その相補信号であ
るセンス活性化信号/SASが、”Low”電位にプ
ルダウンされる。カラム選択信号CSWのプルアップ
により、選択ビット線BL、/BLは、それぞれデ
ータバスIO及びデータバス/IOに接続され、選択ビ
ット線BL、/BLは、ライトバッファ8によって
選択メモリセルMCi,jへの書き込みデータに応じた
電位に駆動される。更に、センスアンプ活性化信号SA
のプルアップ(及びセンスアンプ活性化信号/SA
のプルダウン)により、選択ビット線BL、/B
は、センスアンプ5によって”High”電位又
は”Low”電位に駆動される。
【0092】カラムスイッチ7の遅延時間は、センス
アンプ5の遅延時間よりも短いため、カラム選択信号
CSWとセンスアンプ活性化信号SASとのプルア
ップが同時的であっても、ライトバッファ8は、センス
アンプ5よりも先に選択ビット線BL、/BL
駆動を始める。即ち、ライトバッファ8により、選択ビ
ット線BL、/BLの電位が、選択メモリセルMC
i,jへの書き込みデータに応じた電位に遷移し始めた
後、センスアンプ5による選択ビット線BL 、/B
の電位差の増幅が開始される。ライトアンプ8とセ
ンスアンプ5とによって、選択ビット線BL、/B
には、選択メモリセルMCi,jへの書き込みデー
タに応じて”High”電位又は”Low”電位が供給
され、選択メモリセルMCi,jには、書き込みデータ
が書き込まれる。
【0093】ライトバッファ8の選択ビット線BL
/BLの駆動が、センスアンプ5 による選択ビット
線BL、/BLの駆動よりも時間的に先行するた
め、従来の技術に記載したようなライトバッファによる
選択ビット線の強制的な反転は発生しない。ライトバッ
ファ8に遅れて選択ビット線BL、/BLを駆動す
るセンスアンプ5は、ライトバッファ8によって選択
ビット線BL、/BL に与えられた電位差を増幅す
ることになる。ゆえに、センスアンプ5は、必ずライ
トバッファ8と同一の電位方向に向かって選択ビット線
BL、/BLを駆動することになる。
【0094】ライトバッファ8による選択ビット線BL
、/BLの駆動が行われることによっては、非選択
メモリセルMCのデータの破壊は起こらない。ライトバ
ッファ8が選択ビット線BL、/BLの駆動を開始
する時点では、非選択ビット線BL及び/BLは、それ
らに接続されているセンスアンプによって、非選択メモ
リセルMCに記憶されているデータに応じた電位に固定
されている。従って、図2に示されているように選択ビ
ット線BL、/BLと非選択ビット線BL、/BL
との間に結合容量Ccapaが存在しても、ライトバッ
ファ8による選択ビット線BL、/BLの駆動によ
っては、非選択メモリセルMCのデータの破壊は起こら
ない。
【0095】センスアンプ5による選択ビット線BL
、/BLの駆動が開始されるタイミングは、選択ビ
ット線BL、/BLの電位が、ライトバッファ8に
よって”High”電位又は”Low”電位に遷移して
いる途中のタイミングに定められている。これにより、
選択ビット線BL、/BLの駆動のために、センス
アンプ5とライトバッファ8との両方のドライブ能力
が使用され、選択ビット線BL、/BLの電位を、
より短時間に”High”電位又は”Low”電位に到
達させることが出来る。
【0096】続いて、図3に示されているように、選択
ワード線WLが”Low”電位にプルダウンされる。
選択ワード線WLに接続されているメモリセルキャパ
シタMCi,1〜MCi,nは、ビット線BLから切り
離される。
【0097】続いて、センスアンプバイアス線SAP、
SANが、いずれも電位VDD/2に戻される。この時
点では、全てのビット線BL及びビット線/BLが、セ
ンスアンプバイアス線SAP、SANに電気的に接続さ
れているため、全てのビット線BL及びビット線/BL
は、電位VDD/2になる。
【0098】続いて、センスアンプ活性化信号SAS
〜SASが”Low”電位に戻され、センスアンプ活
性化信号/SAS〜/SASが”High”電位に
戻される。図2を参照して、センスアンプバイアス線S
AP、SANが、電位VDD/2に戻された後、センス
アンプ活性化信号SAS〜SASが”Low”電位
に戻され、センスアンプ活性化信号/SAS〜/SA
が”High”電位に戻されることにより、センス
アンプ5〜5の電源電位供給端子NSAP 〜NS
AP、及び接地電位供給端子NSAP〜NSAP
がフローティング状態になることが防止されている。電
源電位供給端子NSAP〜NSAP、及び接地電位
供給端子NSAP〜NSAPがフローティング状態
にならないことは、当該DRAMの動作の安定性を向上
する点で好ましい。
【0099】続いて、プリチャージ活性化信号EQ
が、”High”電位に戻される。ビット線BL及びビ
ット線/BLには、プリチャージ回路4〜4によっ
て電位V DD/2が供給され始め、初期状態に戻る。以
上で、当該DRAMの書き込み動作が完了する。
【0100】当該DRAMの読み出し動作は、上述の書
き込み動作における、非選択メモリセルMCのリストア
動作と同様にして行われる。選択ワード線WLがプル
アップされた後、センスアンプ活性化信号SAS〜S
AS、/SAS〜/SASにより、全てのセンス
アンプ5〜5が活性化される。センスアンプ5
によってビット線BL、/BLの電位差が増幅され
た後、選択ビット線BL/BLとがデータバスI
O、/IOとに接続される。データバスIO、/IOに
は、選択メモリセルMCi、jに記憶されているデータ
が出力される。リードバッファ9は、データバスIO、
/IOに出力されたデータを外部に出力する。
【0101】以上に説明されているように、本実施の形
態のDRAMでは、非選択ビット線BL、/BLの電位
差の増幅がセンスアンプによって行われた後、ライトバ
ッファ8によって選択ビット線BL、/BLが選択
メモリセルMCi,jへの書き込みデータに応じた電位
に駆動される。これにより、非選択メモリセルMCに記
憶されているデータの破壊が防がれている。
【0102】更に、ライトバッファ8による選択ビット
線BL、/BLの駆動が開始された後、センスアン
プ5による選択ビット線BL、/BLの電位差の
増幅が開始されるため、ライトバッファ8による選択ビ
ット線BL、/BLの電位の強制的な反転は行われ
ない。これにより、書き込み動作のアクセス時間の短縮
が実現されている。
【0103】更に、センスアンプ5による選択ビット
線BL、/BLの駆動が開始されるタイミングは、
選択ビット線BL、/BLの電位が、ライトバッフ
ァ8によって”High”電位又は”Low”電位に遷
移している途中のタイミングに定められ、これにより、
書き込み動作のアクセス時間の一層の短縮が実現されて
いる。
【0104】
【発明の効果】本発明により、選択ワード線に接続され
ている非選択メモリセルに記憶されたデータの破壊を防
止しながら、書き込み動作におけるアクセス時間を短縮
する技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるDRAMの実施の一形態
を示す。
【図2】図2は、メモリセルアレイ1、プリチャージ部
4、センスアンプ部5、及びカラムスイッチ部7の詳細
図である。
【図3】図3は、本発明によるDRAMの実施の一形態
におけるDRAMの書き込み動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図4】図4は、従来のDRAMのメモリコアを示す。
【図5】図5は、従来のDRAMの書き込み動作を示
す。
【図6】図6は、従来の、他のDRAMの書き込み動作
を示す。
【図7】図7は、従来のDRAMのメモリコアを示す。
【図8】図8は、従来の、他のDRAMの書き込み動作
を示す。
【符号の説明】
1:メモリセルアレイ 2:Xデコーダ 3:ワードドライバ 4:プリチャージ部 5:センスアンプ部 6:Yデコーダ 7:カラムスイッチ部 8:ライトバッファ 9:リードバッファ 11:プリチャージ制御回路 12:センスアンプ制御回路 13:動作タイミング制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスファスイッチとキャパシタとを
    それぞれ含む複数のメモリセルと、 前記キャパシタのそれぞれに、前記トランスファスイッ
    チを介してそれぞれ接続されている複数のビット線と、 前記複数のビット線に、それぞれ接続されている複数の
    センスアンプと、 前記複数のビット線に、それぞれ接続されている複数の
    カラムスイッチと、 ライトバッファと、 前記複数のビット線のうちから選択ビット線を選択する
    デコーダと、 前記トランスファスイッチと、前記複数のカラムスイッ
    チと、前記複数のセンスアンプとを制御する制御部とを
    備え、 前記制御部は、前記複数のメモリセルのうちの一への書
    き込み動作の実行時、(a)前記トランスファスイッチ
    のそれぞれを活性化して前記キャパシタのそれぞれと前
    記複数のビット線のそれぞれとを電気的に接続し、
    (b)前記トランスファスイッチの活性化の後、前記複
    数のセンスアンプのうち、前記選択ビット線に接続され
    ていない非選択センスアンプを活性化して、前記複数の
    ビット線のうち、前記選択ビット線でない非選択ビット
    線を駆動し、(c)前記非選択ビット線が駆動された
    後、前記複数のカラムスイッチのうち前記選択ビット線
    に接続されている選択カラムスイッチを活性化して前記
    ライトバッファを前記選択ビット線に電気的に接続し、
    且つ、(d)前記ライトバッファによる前記選択ビット
    線の第1駆動が開始された後、前記選択センスアンプに
    よる前記選択ビット線の第2駆動を開始するDRAM。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のDRAMにおいて、 前記選択センスアンプによる前記第2駆動は、前記ライ
    トバッファによる前記第1駆動によって前記選択ビット
    線の電位が遷移している途中で開始されるDRAM。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のDRAMにおいて、 更に、 前記複数のビット線のそれぞれに対応して設けられた複
    数の相補ビット線と、 前記センスアンプのそれぞれに接続されている第1バイ
    アス線と、 前記センスアンプのそれぞれに接続されている第2バイ
    アス線とを備え、 前記制御部は、前記センスアンプが活性化されるとき、
    前記第1バイアス線及び前記第2バイアス線を、それぞ
    れ、電源電位及び接地電位に駆動し、且つ、前記センス
    アンプが非活性化されるとき、前記第1バイアス線及び
    前記第2バイアス線を、所定のプリチャージ電位に駆動
    し、 前記センスアンプのそれぞれは、 第1インバータと、 電源電位供給端子と接地電位供給端子とを前記第1イン
    バータと共有する第2インバータと、 前記制御部による制御の下、前記センスアンプの活性化
    のとき、前記第1バイアス線を前記電源電位供給端子に
    選択的に接続する第1スイッチと、 前記制御部による制御の下、前記センスアンプの活性化
    のとき、前記第2バイアス線を前記接地電位供給端子に
    選択的に接続する第2スイッチとを含み、 前記第1インバータの出力は、前記ビット線のうちの一
    のビット線と、前記第2インバータの入力とに接続さ
    れ、 前記第2インバータの出力は、前記相補ビット線のうち
    の一の相補ビット線と、前記第1インバータの入力とに
    接続され、 前記制御部は、前記センスアンプが非活性化されると
    き、前記第1バイアス線及び前記第2バイアス線を、前
    記プリチャージ電位に駆動した後、前記第1スイッチ及
    び前記第2スイッチを非活性化して、前記第1バイアス
    線を前記電源電位供給端子から切り離し、前記第2バイ
    アス線を前記接地電位供給端子から切り離すDRAM。
  4. 【請求項4】 複数のメモリセルと、 前記複数のメモリセルに、それぞれ接続されている複数
    のビット線と、 前記複数のビット線のうちから選択ビット線を選択する
    デコーダと、 前記複数のビット線に、それぞれ接続されている複数の
    センスアンプと、 前記複数のセンスアンプを制御する制御部とを備え、 前記制御部は、前記複数のメモリセルのうちの一への書
    き込み動作の実行時、前記複数のセンスアンプのうち、
    前記選択ビット線に接続されている選択センスアンプ
    と、前記選択ビット線に接続されていない非選択センス
    アンプとを、異なるタイミングで活性化することが可能
    なDRAM。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記書き込み動作の実行
    時に、前記非選択センスアンプを活性化するタイミング
    よりも後に前記選択センスアンプを活性化することを特
    徴とする請求項4に記載のDRAM。
  6. 【請求項6】 前記複数のビット線のそれぞれと、デー
    タバスとの間に設けられる複数のカラムスイッチを更に
    備え、 前記制御部は、前記書き込み動作の実行時に、前記非選
    択センスアンプを、前記複数のカラムスイッチのうち前
    記選択ビット線に接続されている選択カラムスイッチを
    活性化するタイミングよりも前に活性化し、前記選択セ
    ンスアンプを、前記選択カラムスイッチを活性化するタ
    イミングとほぼ同時又はそれ以後に活性化することを特
    徴とする請求項4に記載のDRAM。
  7. 【請求項7】 トランスファスイッチとキャパシタとを
    それぞれ含む複数のメモリセルと、 前記キャパシタのそれぞれに、前記トランスファスイッ
    チを介してそれぞれ接続されている複数のビット線と、 前記複数のビット線に、それぞれ接続されている複数の
    センスアンプと、 前記複数のビット線のそれぞれに接続されている複数の
    カラムスイッチと、 ライトバッファとを含むDRAMのデータ書き込み方法
    であって、(a)前記複数のビット線のうちから選択ビ
    ット線を選択し、前記選択ビット線と、前記選択ビット
    線でない非選択ビット線とを定めるステップと、(b)
    前記トランスファスイッチのそれぞれを活性化して、前
    記キャパシタのそれぞれと、前記複数のビット線のそれ
    ぞれとを電気的に接続するステップと、(c)前記トラ
    ンスファスイッチの活性化の後、前記複数のセンスアン
    プのうち、前記非選択ビット線に接続されている非選択
    センスアンプを活性化して前記非選択ビット線を駆動す
    るステップと、(d)前記非選択ビット線が駆動された
    後、前記選択ビット線に接続されているカラムスイッチ
    を介して前記ライトバッファによって前記選択ビット線
    を駆動するステップと、(e)前記選択ビット線の前記
    ライトバッファによる駆動が開始された後、前記複数の
    センスアンプのうち、前記選択ビット線に接続されてい
    る選択センスアンプによって前記選択ビット線を駆動す
    るステップとを備えたDRAMのデータ書き込み方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のDRAMのデータ書き
    込み方法において、 前記(e)ステップは、前記ライトバッファによって前
    記選択ビット線の電位が遷移している途中で開始される
    DRAMのデータ書き込み方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のDRAMのデータ書き
    込み方法において、 前記DRAMは、更に、 前記複数のビット線のそれぞれに対応して設けられた複
    数の相補ビット線と、 前記センスアンプのそれぞれに接続されている第1バイ
    アス線と、 前記センスアンプのそれぞれに接続されている第2バイ
    アス線とを含み、 前記センスアンプのそれぞれは、 第1インバータと、 電源電位供給端子と接地電位供給端子とを前記第1イン
    バータと共有する第2インバータと、 前記第1バイアス線を前記電源電位供給端子に選択的に
    接続する第1スイッチと、 前記第2バイアス線を前記接地電位供給端子に選択的に
    接続する第2スイッチとを備え、 前記第1インバータの出力は、前記相補ビット線のうち
    の一の相補ビット線と、前記第2インバータの入力とに
    接続され、 前記第2インバータの出力は、前記ビット線のうちの一
    のビット線と、前記第1インバータの入力とに接続さ
    れ、 前記(e)ステップは、(f)前記第1バイアス線及び
    前記第2バイアス線を、それぞれ、電源電位と接地電位
    とに駆動するステップと、(g)前記第1スイッチ及び
    前記第2スイッチを活性化して、前記電源電位供給端子
    と前記接地電位供給端子とに、それぞれ前記電源電位と
    前記接地電位とを供給するステップとを含み、 当該DRAMのデータ書き込み方法は、更に、(h)前
    記(e)ステップの後、前記第1バイアス線及び前記第
    2バイアス線を、前記電源電位と前記接地電位との間の
    所定のプリチャージ電位に駆動するステップと、(i)
    前記(h)ステップの後、前記第1スイッチ及び前記第
    2スイッチを非活性化して、前記第1バイアス線を前記
    電源電位供給端子から切り離し、前記第2バイアス線を
    前記接地電位供給端子から切り離すステップとを備えた
    DRAMのデータ書き込み方法。
  10. 【請求項10】 それぞれトランスファスイッチとキャ
    パシタとを備えた複数のメモリセルと、 前記複数のメモリセルに、それぞれ対応して設けられた
    複数のビット線と、 前記複数のビット線に、それぞれ接続されている複数の
    センスアンプとを備えたDRAMのデータ書き込み方法
    であって、(j)前記複数のビット線のうちから選択ビ
    ット線を選択し、前記選択ビット線と、前記選択ビット
    線でない非選択ビット線とを定めるステップと、(k)
    前記トランスファスイッチのそれぞれを活性化して、前
    記キャパシタのそれぞれを、対応する前記ビット線に電
    気的に接続するステップと、(l)前記(k)ステップ
    の後、前記複数のセンスアンプを活性化するステップと
    を備え、 前記複数のセンスアンプのうち、前記選択ビット線に接
    続されている選択センスアンプを活性化するタイミング
    と、前記非選択ビット線に接続されている非選択センス
    アンプを活性化するタイミングとが異なるDRAMのデ
    ータ書き込み方法。
JP2002057968A 2002-03-04 2002-03-04 DRAM(DynamicRandomAccessMemory)及びその動作方法 Withdrawn JP2003257180A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002057968A JP2003257180A (ja) 2002-03-04 2002-03-04 DRAM(DynamicRandomAccessMemory)及びその動作方法
US10/377,955 US20030174533A1 (en) 2002-03-04 2003-03-03 Dynamic random access memory (DRAM) and method of operating the same
KR10-2003-0013042A KR20030072236A (ko) 2002-03-04 2003-03-03 다이내믹 램 및 그 동작 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002057968A JP2003257180A (ja) 2002-03-04 2002-03-04 DRAM(DynamicRandomAccessMemory)及びその動作方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003257180A true JP2003257180A (ja) 2003-09-12

Family

ID=28034817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002057968A Withdrawn JP2003257180A (ja) 2002-03-04 2002-03-04 DRAM(DynamicRandomAccessMemory)及びその動作方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20030174533A1 (ja)
JP (1) JP2003257180A (ja)
KR (1) KR20030072236A (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7599212B2 (en) * 2007-01-22 2009-10-06 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Method and apparatus for high-efficiency operation of a dynamic random access memory
US7663908B2 (en) * 2007-03-12 2010-02-16 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Method for increasing retention time in DRAM
US7663953B2 (en) * 2007-03-12 2010-02-16 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Method for high speed sensing for extra low voltage DRAM
JP5675046B2 (ja) * 2008-12-01 2015-02-25 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエルPS4 Luxco S.a.r.l. 半導体メモリおよびビット線制御方法
WO2012053374A1 (en) * 2010-10-20 2012-04-26 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for driving semiconductor device
US8830784B2 (en) 2011-10-14 2014-09-09 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Negative word line driver for semiconductor memories
JP2013137853A (ja) * 2011-12-02 2013-07-11 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 記憶装置および記憶装置の駆動方法
US9613714B1 (en) * 2016-01-19 2017-04-04 Ememory Technology Inc. One time programming memory cell and memory array for physically unclonable function technology and associated random code generating method

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0101884A3 (en) * 1982-07-21 1987-09-02 Hitachi, Ltd. Monolithic semiconductor memory
US5587952A (en) * 1984-12-17 1996-12-24 Hitachi, Ltd. Dynamic random access memory including read preamplifiers activated before rewrite amplifiers
JPS63144488A (ja) * 1986-12-06 1988-06-16 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JPH01184787A (ja) * 1988-01-19 1989-07-24 Toshiba Corp 半導体メモリ
US5062079A (en) * 1988-09-28 1991-10-29 Kabushiki Kaisha Toshiba MOS type random access memory with interference noise eliminator
JPH08129878A (ja) * 1994-10-28 1996-05-21 Sony Corp 半導体記憶装置
TW288122B (ja) * 1994-12-27 1996-10-11 Yamaha Corp
KR100459228B1 (ko) * 2002-01-26 2004-12-03 주식회사 하이닉스반도체 불휘발성 강유전체 메모리 장치 및 그 구동방법

Also Published As

Publication number Publication date
KR20030072236A (ko) 2003-09-13
US20030174533A1 (en) 2003-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6754121B2 (en) Sense amplifying circuit and method
US7298660B2 (en) Bit line sense amplifier control circuit
US7379378B2 (en) Over driving control signal generator in semiconductor memory device
JPH0527194B2 (ja)
KR950024216A (ko) 반도체 기억장치
US10102900B2 (en) Memory device with separate read active signal and write active signal having different activation periods used for word line selection during read and write operation
US6795372B2 (en) Bit line sense amplifier driving control circuits and methods for synchronous drams that selectively supply and suspend supply of operating voltages
US6845049B2 (en) Semiconductor memory device including a delaying circuit capable of generating a delayed signal with a substantially constant delay time
US6154404A (en) Integrated circuit memory devices having sense amplifier driver circuits therein that improve writing efficiency
JP2003257180A (ja) DRAM(DynamicRandomAccessMemory)及びその動作方法
US5646898A (en) Two stage driver circuit
JP5034133B2 (ja) 半導体記憶装置
US5511030A (en) Semiconductor memory device and method of driving same
US5777934A (en) Semiconductor memory device with variable plate voltage generator
CN101399073A (zh) 半导体存储器装置
JP3488433B2 (ja) メモリ回路用の2相電荷共有データ・ラッチ回路
JPH04353693A (ja) 半導体記憶装置
JPH04238193A (ja) 半導体記憶装置
US7359267B2 (en) Method of transferring data
JPH1064267A (ja) ディラム
US20090268533A1 (en) Sensing delay circuit and semiconductor memrory device using the same
JP3078749B2 (ja) メモリ情報の読み出し方法、メモリ情報の読み出し/再書き込み方法
GB2260839A (en) Data transmission circuit for a semiconductor memory
JP2995219B2 (ja) 動的等速呼出記憶装置
JP2000348489A (ja) 半導体記憶装置及びその駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510