JP2003256926A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品投入口において、商品が傾いて商品通路
に投入されないように商品の投入姿勢を修正する投入ガ
イド板の位置を設定する。 【解決手段】 予め定められた間隔を存して互いに対
向配置された左右の側板２ａ、２ｂと、側板２ａ、２ｂ
間に画成された商品通路３と、上下方向に延びるととも
に商品通路３内に左右方向に移動自在に設けられ、側板
２ｂとの間で商品通路３の左右方向の幅を設定する通路
幅設定板５と、商品入口３ａの上方で商品通路３を左右
に横切るように吊支され、商品通路３に投入される商品
Ｓと当接して前後に回動し商品Ｓの投入姿勢を修正する
投入ガイド板１１と、側板２ａと側板２ａに対向する投
入ガイド板１１の側端との間に設けられ、投入ガイド板
１１の移動を規制するための規制部材１１とから自動販
売機の商品収納装置1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、缶・ボトル飲料等
の略円筒状の商品を販売する自動販売機の商品収納装置
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のこの種の商品収納装置について図
を参照しながら説明する。

【０００３】図４の（ａ）及び（ｂ）は、従来の自動販
売機に備えられたこの種の商品収納装置３１の一部を示
す正面図及び側断面図である。この商品収納装置３１を
備えた自動販売機は、缶商品やびん商品、さらにはペッ
トボトル商品など、略円筒状の商品Ｓをこの商品収納装
置３１に収納し、販売するものである。図４の（ａ）に
示すように、この商品収納装置３１は、左右の側板２
ａ、２ｂと、側板２ａ、２ｂ間に設けられ側板２ａ、２
ｂとともに商品通路３を画成する多数の前後のガイド板
４と、商品通路３内に左右方向に移動自在に設けられた
通路幅設定板５と、この通路幅設定板５を左右方向に平
行に移動させるための平行リンク機構６等を備えてい
る。

【０００４】ここで、通路幅設定板５の上端部には、図
４の（ｂ）に示すように前後方向に延び商品投入口８に
臨む操作部５ａが設けられ、この操作部５ａの後部およ
び下方には上下方向に延びるカール部１３および長穴１
５が形成され、このカール部１３および長穴１５に側板
２ａ、２ｂ間に水平に渡した支持軸１４および支持軸１
６が遊挿されている。つまり、通路幅設定板５は、カー
ル部１３および長穴１５を介して支持軸１４および支持
軸１６に吊り下げられており、長穴１５の長さ分、上下
に移動可能な遊びを有するとともに、支持軸１４および
支持軸１６に沿って左右方向に移動自在になっている。

【０００５】また、商品入口３ａの上方に水平に渡した
支持軸１０には、商品収納時に商品Ｓと当接してその投
入姿勢を修正し商品Ｓが不適正な姿勢で商品通路３に投
入されるのを防止するための投入ガイド板１１が、貫通
穴１２を有する取付部１１ａ、１１ｂを介して前後に回
動可能に、かつ左右方向に移動自在に取り付けられてい
る。また、この取付部１１ａは、逆Ｕ字状に形成されて
通路幅設定板５の上端部に係脱可能になっている。そこ
で、商品通路３の左右方向の通路幅を設定する場合に、
この取付部１１ａを通路幅設定板５の上端部に係合させ
た状態で通路幅設定板５を左右方向に移動させると、通
路幅設定板５の移動に連動して投入ガイド板１１を左右
方向に移動させることができる。

【０００６】このように構成される商品収納装置３１に
おいて、例えば丈の長いペットボトル商品Ｓを収納する
場合は、ペットボトル商品Ｓの長さに応じて通路幅設定
板５を図４の（ａ）の左方向に移動して通路幅を広く設
定する。このとき投入ガイド板１１は通路幅設定板５と
連動して移動するため通路幅設定板５と隣接する位置に
移動する。そして、ペットボトル商品Ｓのキャップ側を
通路幅設定板５側にして商品投入口８に投入すると、ペ
ットボトル商品Ｓのキャップ側は商品入口３ａにおいて
投入ガイド板１１と当接して投入ガイド板１１を後方に
回動させながら商品通路３に横倒し姿勢で収納される。
このようにして商品Ｓが商品通路３に積み重ねられて収
納される。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に支持軸１０に取り付けられる投入ガイド板１１の左右
方向の幅は、通路幅設定板５によって設定される最小の
商品通路幅よりも若干狭く設定されている。

【０００８】また、一般的にペットボトル商品Ｓは、円
筒形状のキャップ側の商品径が底部側の商品径よりも若
干細く形成されており、このようなペットボトル商品Ｓ
を、上述のような商品通路３に投入した場合、商品Ｓの
キャップ側が投入方向に若干傾いた姿勢で商品通路３内
を転動落下しやすく、これによって商品通路３内で詰ま
りが発生することがある。そこで、このようなペットボ
トル商品Ｓを上述のような商品通路３に投入する場合
は、商品Ｓの投入姿勢がなるべく傾かないようにする必
要があり、そのため従来は、投入ガイド板１１を、商品
投入口３ａにおいて商品Ｓのキャップ側が投入される方
向に寄せて配設し、商品Ｓのキャップ側を優先的に投入
ガイド板１１と当接させ商品Ｓのキャップ側が投入方向
に傾かないようにしていた。

【０００９】しかしながら、投入ガイド板１１の左右方
向の幅は最小の商品通路幅に準じて狭く形成されるた
め、上述のように丈の長いペットボトル商品Ｓに合わせ
て商品通路幅を設定し、尚且つ、一方の側に投入ガイド
板１１を寄せて配設すると、商品投入口３ａの他方の側
には、図５の商品収納装置３１の上平面図に示すように
商品Ｓが投入ガイド板１１と当接せずに傾いて商品通路
３に投入可能な領域２１が形成されてしまう。このため
従来において、丈の長い商品Ｓを投入する場合は、頻度
は少ないものの商品Ｓの底部が投入方向に傾いて他方の
側の領域２１から商品通路３に入り込まないように注意
しながら商品Ｓの投入作業を行わなければならない煩わ
しさがあった。

【００１０】そこで本発明は、丈の長い商品Ｓを投入す
る場合であっても、商品投入口３ａにおいて商品Ｓが傾
いて商品通路３に投入可能な領域２１が生じないよう
に、投入ガイド板１１の左右方向の位置を工夫して設定
し、商品通路３の商品詰まりを防止して商品投入作業の
効率を向上させた自動販売機の商品収納装置を提供する
ことを目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項１にかかる発明は、上端に形成された商品入
口から投入された略円筒状の商品を上下方向に延びる商
品通路内に横倒し姿勢で積重ねて収納する自動販売機の
商品収納装置において、前記商品収納装置は、予め定め
られた間隔を存して互いに対向配置された左右の側板
と、前記側板間に画成された前記商品通路と、上下方向
に延びるとともに前記商品通路内に左右方向に移動自在
に設けられ、前記側板の一方との間で前記商品通路の左
右方向の幅を設定する通路幅設定板と、前記商品入口の
上方で前記商品通路を左右に横切るように吊支され、前
記商品通路に投入される商品と当接して前後に回動し前
記商品の投入姿勢を修正する投入ガイド板と、前記商品
通路が広がる側の側板と当該側板に対向する前記投入ガ
イド板の側端との間に設けられ、前記投入ガイド板の移
動を規制するための規制部材とから成るものである。

【００１２】この構成によれば、商品入口において商品
が傾いて商品通路に投入されないように投入ガイド板を
適切な位置に配設することができる。

【００１３】請求項２にかかる発明は、請求項1に記載
の発明において、前記投入ガイド板は前記規制部材によ
り前記側端が規制された位置から、前記通路幅設定板の
移動とともに前記商品通路を狭める方向に移動すること
によって、投入ガイド板は通路幅設定板の移動によりそ
の両側に形成される通路幅設定板または側板との隙間を
狭めるるようにして移動することができる。

【００１４】請求項３にかかる発明は、請求項１または
請求項２に記載の発明において、前記商品通路が狭まる
側の側板と当該側板に対向する前記投入ガイド板の側端
との間に伸縮自在に設けられ、前記投入ガイド板の側端
が当接することにより当該投入ガイド板を前記規制部材
側に付勢する弾性部材を備えたことにより、投入ガイド
板の不要な移動を容易に防止することができる。

【００１５】

【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図を参照して
説明する。尚、従来と同一または同様の作用・機能を備
える構成については同じ符号を記す。

【００１６】図１の（ａ）及び（ｂ）は、本発明の実施
形態を示す自動販売機の商品収納装置１の要部を示す正
面図及び側断面図である。図に示すように、この商品収
納装置１は、左右の側板２ａ、２ｂと、側板２ａ、２ｂ
間に設けられ側板２ａ、２ｂとともに商品通路３を画成
する多数の前後のガイド板４と、商品通路３内に左右方
向に移動自在に設けられた通路幅設定板５と、この通路
幅設定板５を左右方向に平行に移動させるための平行リ
ンク機構６等を備えている。また、この商品収納装置１
の下端部には、商品通路３内に横倒し姿勢で積重ねて収
納された商品Ｓを最下位の商品から順に下方に払い出す
商品払出機構（図示なし）が設けられている。

【００１７】ここで、左右の側板２ａ、２ｂは、通路幅
設定板５を移動して商品通路幅を最も広く設定したと
き、販売すべき商品Ｓのうち最も丈の長い商品Ｓ（例え
ば、５００ｍｌペットボトル商品）を収納可能に互いに
間隔を存して対向し、上下方向に延在して配設されてい
る。また、各ガイド板４は、外側に凸の円弧状を有し、
上端部に一体に形成したカール部４ａの両端部を、側板
２ａ、２ｂの取付孔にそれぞれ係合させることによっ
て、側板２ａ、２ｂに回動自在に取り付けられている。
さらに、ガイド板４の下端部は、商品通路３の内方に向
かって凸の円弧状に形成され、すぐ下側のガイド板４の
カール部４ａに内側から当接している。以上の構成によ
り、側板２ａ、２ｂおよび前後のガイド板４によって、
上下方向に延びるいわゆるサーペンタイン式の商品通路
３が画成されている。そして、商品通路３上端の商品入
口３ａは、前面に開口する商品投入口８に連通してお
り、商品Ｓは、この商品投入口８から横倒し姿勢で投入
され、商品投入通路９を転動して通過し、商品通路３内
に積み重なった状態で収納される。また、商品通路３上
端の通路入口３ａには投入される商品Ｓと当接してその
投入姿勢を制御する投入ガイド板１１が設けられてい
る。

【００１８】次にそれぞれの構成についてさらに詳細に
説明する。

【００１９】通路幅設定板５は、収納すべき商品Ｓのサ
イズに合わせて、図１の（ａ）における右側の側板２ｂ
との間に商品通路３の通路幅を設定する。この通路幅設
定板５は、商品通路３をなぞるような蛇行形状を有する
金属板からなり、商品入口３ａから商品通路３下方の図
示しない商品払出機構に渡り、上下方向に延びた状態
で、前後のガイド板４の間に配置されている。そして、
通路幅設定板５の上端部には、前後方向に延び商品投入
口８に臨む操作部５ａが設けられ、この操作部５ａの後
部および下部にはそれぞれ上下方向に延びるカール部１
３と長穴１５が形成され、このカール部１３と長穴１５
に側板２ａ、２ｂ間に水平に渡した支持軸１４と支持軸
１６が遊挿されている。また、図に示すように、操作部
５ａの下面には、下方に突出したロック部１７が形成さ
れており、このロック部１７が、商品投入通路９の下面
を構成し且つ投入された商品Ｓを転動させながら商品通
路３に案内するためのトッププレート７に形成されたス
リット１８にロックされるようになっている。具体的に
は、このトッププレート７にはロック部１７が上から差
し込まれる複数のスリット１８が収納する商品のサイズ
に応じて互いに間隔を存して左右方向に並んで形成さ
れ、通路幅設定板５は、操作部５ａの下部に形成される
長孔１５の長さ分、上下に移動可能な遊びを支持軸１６
との間に有することにより、そのロック部１７がスリッ
ト１８に挿脱可能である。これによって、通路幅設定板
５を支持軸１４および支持軸１６に沿って左右方向に移
動し、収納すべき商品Ｓのサイズに応じて通路幅を設定
することができる。

【００２０】次に、投入ガイド板１１について説明す
る。図１の（ａ）及び（ｂ）に示すように、商品通路３
上端の商品入口３ａにおいて側板２ａ、２ｂ間に渡した
支持軸１０には、通路幅設定板５の右側（商品通路側）
に商品収納時に商品Ｓが不適正な姿勢で商品通路３に投
入されるのを防止するための投入ガイド板１１が、貫通
穴１２を有する取付部１１ｂ、１１ｃを介して前後に回
動可能に取り付けられている。また、投入ガイド板１１
の左右方向の幅は、通路幅設定板５によって設定される
最小の商品通路幅に準じて形成されている。そして、図
１の（ａ）に示すように投入ガイド板１１の左側には投
入ガイド板１１が予め定められた位置から左側へ移動す
るのを規制するストッパー（規制部材）１９が支持軸１
０に設けられ、投入ガイド板１１の右側には支持軸１０
に沿って伸縮自在に形成されたコイルバネ（弾性部材）
２０が投入ガイド板１１と当接可能に支持軸１０に巻回
されて設けられている。そして、商品通路３の幅が通路
幅設定板５によって最大の商品通路幅に設定されると
き、投入ガイド板１１はその左端をストッパー１９に当
接して左側への移動を規制され、商品通路３の左右方向
のほぼ中央に配設されるように構成されている。また、
支持軸１４および支持軸１６に係合および挿通された通
路幅設定板５は、投入ガイド板１１の左端に当接してこ
れをコイルバネ２０の弾性力に抗し右側に移動すること
が可能に設けられている。

【００２１】このように構成される商品収納装置１にお
いて、販売すべき商品Ｓの内で最も丈の長い商品Ｓ（例
えば５００ｍｌペットボトル商品）を収納する場合は、
図１の（ａ）のように通路幅設定板５を左方向に移動し
ロック部１７をトッププレート７の最も左側のスリット
１８に差し込み通路幅を最も広く設定する。ここで、投
入ガイド板１１の左右方向の幅は設定される最小の商品
通路幅に準じて狭く形成されているので、商品投入口３
ａにおいて、投入ガイド板１１と側板２ｂまたは通路幅
設定板５との間に隙間を生じる。しかしながら、投入ガ
イド板１１は、ストッパー１９により商品通路３の左右
方向のほぼ中央に配設されるため、この隙間は従来例の
ように一方の側のみに形成される隙間２１に比べて遥か
に狭く、図２の商品収納装置1の上平面図に示すように
商品投入口３ａにおいて商品Ｓが傾いて商品通路３に投
入可能な領域が形成されることはない。即ち、この構成
によれば、商品入口３ａにおいて商品Ｓが傾いて商品通
路３に投入されないように投入ガイド板１１を左右方向
の適切な位置であるほぼ中央に配設することができる。
したがって商品通路３に商品Ｓが傾いて投入されること
はなく商品通路３の商品詰まりを防止することができ
る。

【００２２】また、投入ガイド板１１の右側に配設され
たコイルバネ２０は、投入ガイド板１１が当接するとこ
れをストッパー１９側に付勢することにより、投入ガイ
ド板１１の右方向の不要な移動を容易に防止して、通路
幅設定板５と投入ガイド板１１の左端の隙間が広がるこ
とを防ぎ、この広がった隙間によって投入商品Ｓが傾い
て商品通路３に投入されるのを防止し、商品通路３内の
詰まりを確実に防止して信頼性を向上させるものであ
る。尚、本実施形態の場合、投入ガイド板１１とコイル
バネ２０の間に若干の隙間が設けられているが、これ
は、商品通路３を最も丈の短い商品を収納する場合の幅
に設定した際に、コイルバネ２０が圧縮されて側板２ｂ
と投入ガイド板１１の右端の間に収まるように左右方向
のバネ長さを形成した結果に生じたものである。したが
って、商品ガイド板１１がこの隙間分右側に移動した場
合にも、投入商品Ｓが傾いて商品通路３に投入されない
ように構成されている。

【００２３】次に、販売すべき商品の内で最も丈の短い
商品（例えば３５０ｍｌ缶商品）を収納する場合は、図
３の商品収納装置の１の上平面図に示すように、通路幅
設定板５を右方向に移動しロック部１７をトッププレー
ト７の最も右側のスリット１８に差し込み通路幅を最も
狭く設定する。このとき投入ガイド板１１は、左側を通
路幅設定板５の操作部５ａによって押圧されコイルバネ
２０の弾性力に抗して右側に移動する。また、投入ガイ
ド板１１の左右方向の幅はこの最小の商品通路幅に準じ
て形成されているので、商品投入口３ａにおいて投入ガ
イド板１１の両側にほとんど隙間はなく、投入される商
品Ｓは全て投入ガイド板１１によって投入姿勢が制御さ
れ、商品通路３の商品詰まりを防止することができる。

【００２４】このように、通路幅設定板５の移動ととも
に投入ガイド板１１がストッパー１９により規制された
位置から商品通路３の幅を狭める方向に移動することに
より、投入ガイド板の両側に形成される通路幅設定板ま
たは側板との隙間が狭まるため、さらに確実に投入され
る商品Ｓが傾いて商品通路３に投入されないようにする
ことができる。そして、商品通路３内の商品詰まりを防
止して、商品投入作業の効率を向上させた自動販売機の
商品収納装置１を提供することができる。

【００２５】

【発明の効果】以上説明したように請求項１に係る発明
によれば、商品入口において商品が傾いて商品通路に投
入されないように投入ガイド板を適切な位置に配設し、
商品通路内の商品詰まりを防止しすることができる。

【００２６】請求項２に係る発明によれば、請求項１に
記載の発明において、投入ガイド板は通路幅設定板の移
動によりその両側に形成される通路幅設定板または側板
との隙間を狭めるようにして移動することによって、さ
らに確実に商品通路内の商品詰まりを防止して、商品投
入作業の効率を向上させた自動販売機の商品収納装置を
提供することができる。

【００２７】請求項３に係る発明によれば、請求項１ま
たは請求項２に記載の発明において、投入ガイド板の不
要な移動を容易に防止することにより、投入商品が傾い
て商品通路に投入されるのを防止し、商品通路内の詰ま
りを確実に防止して信頼性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）は本発明の実施形態の自動販売機の商品
収納装置を示す正面図、（ｂ）はその側断面図である。

【図２】本発明の実施形態の自動販売機の商品収納装置
であって、通路幅を最も広くして通路幅設定板を設定し
た状態を示す上平面図である。

【図３】本発明の実施形態の自動販売機の商品収納装置
であって、通路幅を最も狭くして通路幅設定板を設定し
た状態を示す上平面図である。

【図４】（ａ）は従来の実施形態の自動販売機の商品収
納装置を示す正面図、（ｂ）はその側断面図である。

【図５】従来の実施形態の自動販売機の商品収納装置で
あって、通路幅を最も広くして通路幅設定板を設定した
状態を示す上平面図である。

【符号の説明】

１ 商品収納装置 ２ａ 側板 ２ｂ 側板 ３ 商品通路 ３ａ 商品入口 ５ 通路幅設定板 １１ 投入ガイド板 １９ ストッパー（規制部材） ２０ コイルバネ（弾性部材）

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 秀輝 東京都台東区浅草橋５丁目20番８号 三洋 電機自販機株式会社内 (72)発明者 矢嶋 秀一 東京都台東区浅草橋５丁目20番８号 三洋 電機自販機株式会社内 Ｆターム(参考） 3E046 BB04 CA03 GA03

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 上端に形成された商品入口から投入され
   た略円筒状の商品を上下方向に延びる商品通路内に横倒
   し姿勢で積重ねて収納する自動販売機の商品収納装置に
   おいて、 予め定められた間隔を存して互いに対向配置された左右
   の側板と、前記側板間に画成された前記商品通路と、上
   下方向に延びるとともに前記商品通路内に左右方向に移
   動自在に設けられ、前記側板の一方との間で前記商品通
   路の左右方向の幅を設定する通路幅設定板と、前記商品
   入口の上方で前記商品通路を左右に横切るように吊支さ
   れ、前記商品通路に投入される商品と当接して前後に回
   動し前記商品の投入姿勢を修正する投入ガイド板と、前
   記商品通路が広がる側の側板と当該側板に対向する前記
   投入ガイド板の側端との間に設けられ、前記投入ガイド
   板の移動を規制するための規制部材とから成る自動販売
   機の商品収納装置。
2. 【請求項２】 前記投入ガイド板は前記規制部材により
   前記側端が規制された位置から、前期通路幅設定板の移
   動とともに前記商品通路を狭める方向に移動することを
   特徴とする請求項１に記載の自動販売機の商品収納装
   置。
3. 【請求項３】 前記商品通路が狭まる側の側板と当該側
   板に対向する前記投入ガイド板の側端との間に伸縮自在
   に設けられ、前記投入ガイド板の側端が当接することに
   より当該投入ガイド板を前記規制部材側に付勢する弾性
   部材を備えたことを特徴とする請求項１または請求項２
   に記載の自動販売機の商品収納装置。