JP2003256600A - イベントチケット発券システム、発券端末及びイベントチケット発券方法並びにイベント情報提供サービス - Google Patents

イベントチケット発券システム、発券端末及びイベントチケット発券方法並びにイベント情報提供サービス

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JP2003256600A
JP2003256600A JP2002051917A JP2002051917A JP2003256600A JP 2003256600 A JP2003256600 A JP 2003256600A JP 2002051917 A JP2002051917 A JP 2002051917A JP 2002051917 A JP2002051917 A JP 2002051917A JP 2003256600 A JP2003256600 A JP 2003256600A
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Hideaki Haraga
秀昭 原賀
Reiko Yamauchi
玲子 山内
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】イベントチケットやイベント関連商品の販売を
促進することができるイベントチケット発券システム及
びイベントチケットの利用方法並びに発券端末の提供。 【解決手段】引換券発券端末2に、イベント情報を表示
する手段2aと操作手段2bとイベント情報を記憶する
手段2cとバーコードを生成する手段2dと印刷手段2
eとを備え、イベントチケット発券端末3に、バーコー
ド読み取り手段3aとイベント情報を記憶する手段3b
とURLを記憶する手段3cとイベントに対応するUR
Lを抽出する手段3dとパスワードとなるキーナンバー
を生成する手段3eとイベント情報とURLとキーナン
バーとを印刷する手段3fとを備えるものであり、UR
Lで指定されるホームページや個別イベントページでイ
ベント写真の閲覧、写真プリントの注文等を可能とする
ことにより、チケット及び関連商品の販売を促進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イベントチケット
を発券するシステムに関し、特に、引換券を用いてイベ
ントチケットを発券するイベントチケット発券システ
ム、発券端末及びイベントチケット発券方法並びにイベ
ント情報提供サービスに関する。
【0002】
【従来の技術】イベント会場に入場するためのイベント
チケットは、従来はチケット販売を専門に取り扱う店舗
で購入するのが一般的であったが、最近では、コンビニ
エンスストア(以下、コンビニと略す。)等の店舗でも
イベントチケットを簡単に入手することができるように
なってきている。
【0003】例えば、コンビニ等の店舗内に引換券発券
端末を設置し、顧客が引換券発券端末に表示されるイベ
ントの中から所望のイベントを選択すると、引換券発券
端末では、選択されたイベントの情報を記載又は記録し
たイベントチケットの引換券が発券され、所定の有効期
限内にこの引換券をカウンターに提示すると、店員が引
換券に記載されたイベント情報を読み取ったり、チケッ
ト発券端末が引換券に記録されたイベント情報を読み取
り、イベント情報で特定されるイベントのチケットが発
券され、代金と引き替えにチケットを購入することがで
きる。
【0004】イベントチケットを購入する場合、値段や
開催日時、開催場所、座席状況等を勘案して購入を検討
することになるが、チケット販売専門店のカウンターで
直接チケットを購入する場合、その場で購入するがどう
かを判断しなければならず、チケット購入に不慣れな顧
客や多数のイベントを比較して購入を検討する顧客など
には敬遠されがちである。
【0005】これに対して、引換券発券端末を用いるシ
ステムでは、顧客は端末に表示される画面を見ながらじ
っくりとイベントを選択することができ、また、引換券
を入手してから実際にチケットを購入するまでに時間的
な余裕があるため、顧客は気軽にシステムを利用するこ
とができる。
【0006】特に、この引換券発券端末がコンビニ等に
設置される場合には、チケット購入を目的として来店す
る顧客のみならず、買い物等の目的で来店した顧客をイ
ベントチケット購入に導引することもでき、チケット販
売の促進を図ると共に、引換券発券からチケット購入ま
での間に店舗内の商品の販売を促進することができると
いう効果がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のイベントチケット発券システムは、引換券発券
端末でイベント情報を提供することによりチケットの購
入検討が容易になるが、イベントチケット自体は、他の
店舗やチケット販売専門店で購入するチケットと差異は
なく、顧客を自店舗に吸引するものとはなっていない。
【0008】また、引換券自体には商品価値がなく引換
券の発券は無償で行われるため、顧客は気軽に端末を利
用することができるが、実際に顧客がチケットを購入し
なければイベントチケット発券システムが機能している
とは言えず、引換券発券からチケット購入までの一連の
プロセスを円滑に進めるための施策が必要である。
【0009】一方、コンビニでは上記チケット販売のみ
ならず、フィルムの現像、プリント作成を行うラボ等と
連携した写真に関連するサービスも行われるようになっ
てきており、上記チケット販売と写真に関するサービス
とを結びつけるシステムや方法の提案が望まれている。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その主たる目的は、引換券を入手した顧客
又はイベントチケットを購入した顧客に対して、イベン
トに関連するサービスを提供し、他のイベントチケット
発券システムとの差別化を図り、チケットや関連商品の
販売を促進することができるイベントチケット発券シス
テム、発券端末及びイベントチケット発券方法並びにイ
ベント情報提供サービスを提供することにある。
【0011】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のイベントチケット発券システムは、イベン
トチケットの引換券を発券する引換券発券手段と、前記
引換券と引き換えに前記イベントチケットを発券するイ
ベントチケット発券手段とを備えるイベントチケット発
券システムにおいて、前記イベントチケット発券手段
に、少なくとも、イベント情報を記憶するイベント情報
記憶手段と、各々のイベントに関連する情報を掲載する
インターネット上のページのURLを記憶するURL記
憶手段と、前記引換券から、顧客に選択されたイベント
を特定する情報を読み取るイベント特定情報読み取り手
段と、前記イベント特定情報を参照して、前記イベント
情報記憶手段及び前記URL記憶手段から、該イベント
に対応するイベント情報及びURLを抽出する手段と、
少なくとも前記イベント情報と前記URLとを印刷する
手段と、を備えるものである。
【0012】本発明においては、前記イベントチケット
発券手段に、前記URLで指定されるインターネット上
のページ又は該ページにリンクされるページに入場する
際に用いられるパスワードを生成する手段を備え、前記
イベントチケットに、前記パスワードが印刷されること
が好ましい。
【0013】また、本発明においては、前記引換券発券
手段に、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段
と、前記イベント情報を表示する手段と、顧客に選択さ
れたイベントを特定するイベント特定情報を生成する手
段と、前記イベント特定情報を前記引換券に印刷する手
段とを備える構成とすることができる。
【0014】また、本発明においては、前記イベントチ
ケット発券手段又は前記引換券発券手段の少なくとも一
方が、通信ネットワークを介してイベント情報を提供す
るサーバーに接続され、前記サーバーから、前記イベン
ト情報又は前記URLが送信される構成とすることがで
きる。
【0015】また、本発明においては、前記引換券発券
手段に、各々のイベントに関連する情報を掲載するイン
ターネット上のページのURLを記憶するURL記憶手
段を備え、前記引換券に、顧客に選択されたイベントに
対応するURLが印刷される構成とすることもできる。
【0016】また、本発明においては、前記URLで指
定されるインターネット上のページ又は該ページにリン
クされるページの少なくとも一方に、前記イベントにお
いて撮影された写真画像が掲載されることが好ましい。
【0017】本発明のイベントチケット発券端末は、少
なくとも、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手
段と、各々のイベントに関連する情報を掲載するインタ
ーネット上のページのURLを記憶するURL記憶手段
と、イベントチケットの引換券から、イベントを特定す
るイベント特定情報を読み取る手段と、前記イベント特
定情報を参照して、前記イベント情報記憶手段及び前記
URL記憶手段から、該イベントに対応するイベント情
報及びURLを抽出する手段と、少なくとも前記イベン
ト情報及び前記URLを印刷した前記イベントチケット
を発券する手段と、を備えるものである。
【0018】本発明においては、更に、前記URLで指
定されるインターネット上のページ又は該ページにリン
クされるページに入場する際に用いられるパスワードを
生成する手段を備え、前記イベントチケットに前記パス
ワードが印刷される構成とすることができる。
【0019】また、本発明の引換券発券端末は、少なく
とも、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段
と、各々のイベントに関連する情報を掲載するインター
ネット上のページのURLを記憶するURL記憶手段
と、前記イベント情報を表示する手段と、顧客に選択さ
れたイベントを特定するイベント特定情報を生成する手
段と、少なくとも前記イベント特定情報及び前記イベン
トに対応するURLを印刷した引換券を発券する手段
と、を備えるものである。
【0020】また、本発明のイベントチケット発券方法
は、イベントチケットの引換券を発券する引換券発券端
末と、前記引換券と引き換えに前記イベントチケットを
発券するイベントチケット発券端末とを用いたイベント
チケット発券方法であって、前記イベントチケット発券
端末において、前記引換券から、顧客が選択したイベン
トを特定するイベント特定情報を読み取るステップと、
前記イベント特定情報を参照して、予め記憶されたイベ
ント情報及び該イベントに関連する情報を掲載するイン
ターネット上のページのURLの中から、該イベントに
対応するイベント情報及びURLを抽出するステップ
と、前記イベントチケットに、少なくとも前記イベント
情報及び前記URLを印刷して発券するステップと、を
備えるものである。
【0021】本発明においては、前記URLで指定され
るインターネット上のページ又は該ページにリンクされ
るページで、前記イベントの開催前後において、異なる
情報を掲載する構成とすることができる。
【0022】また、本発明においては、前記URLで指
定されるインターネット上のページ又は該ページにリン
クされるページで、前記イベントにおいて撮影された写
真を基にしたプリント注文、又は、前記イベントに関連
する商品の注文が行われる構成とすることもできる。
【0023】また、本発明においては、前記イベント情
報は、イベントの名称、開催日時、開催場所のいずれか
一を含むことが好ましい。
【0024】また、本発明のイベント情報提供サービス
は、上記イベントチケット発券方法を用いたサービスで
あって、前記URLで指定されるインターネット上のペ
ージ又は該ページにリンクされるページで、イベント開
催前後において、顧客に前記イベントに関連する情報を
提供することにより、前記イベントチケットの販売を促
進するものである。
【0025】また、本発明のイベントチケットは、イベ
ントに関連する情報を掲載するインターネット上のペー
ジのURLが記載されているものである。
【0026】また、本発明の引換券は、イベントチケッ
トと引き換えるための引換券であって、イベントに関連
する情報を掲載するインターネット上のページのURL
が記載されているものである。
【0027】このように、本発明のイベントチケット発
券システムでは、コンビニ等の店舗内に引換券発券端末
とチケット発券端末とを備え、チケット発券端末では引
換券のバーコード等に記録されたイベント特定情報を読
み取り、このイベントに関する情報を掲載するwebペ
ージのURLを内部の記憶手段又は通信ネットワークを
介してサーバーから抽出し、イベントチケットの半券に
記載するため、顧客は、イベント開催前においては、イ
ベントに関する情報を入手してイベントへの期待を膨ら
ますことができ、また、イベント終了後においては、イ
ベントで撮影された画像を閲覧したり、その画像を印刷
したオリジナルプリントを入手したり、イベント関連グ
ッズを購入することによってイベントの感動を蘇らすこ
とができる。
【0028】また、イベントチケットのみならず引換券
にもURLを記載し、そのURLで指定されるwebペ
ージでイベントに関連する情報を提供することによっ
て、顧客に対してイベントチケット購入の判断材料を提
供することができ、これによりイベントチケットの購入
を促進することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明に係るイベントチケット発
券システムは、その好ましい一実施の形態において、イ
ベントチケットの引換券を発券する引換券発券端末とイ
ベントチケットを発券するイベントチケット発券端末と
を備え、引換券発券端末に、イベント情報を記憶するイ
ベント情報記憶手段と、イベント情報を表示する表示手
段と、顧客にイベントを選択させる操作手段と、選択さ
れたイベントを特定する情報を記録したバーコードを生
成するバーコード生成手段と、引換券にバーコードを印
刷する引換券印刷手段とを備え、イベントチケット発券
端末に、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段
と、イベントに関連する情報を掲載するwebページの
URLを記憶するURL記憶手段と、引換券のバーコー
ドからイベント特定情報を読み取るバーコード読み取り
手段と、イベント特定情報を参照して、該イベントに対
応するURLを抽出する手段と、URLで指定されるイ
ベントホームページ又は個別イベントページに入場する
際に用いるキーナンバーを生成するキーナンバー生成手
段と、イベントチケットにイベント情報とURLとキー
ナンバーとを印刷するチケット印刷手段とを備えるもの
であり、URLで指定されるホームページ又は個別イベ
ントページに、イベントにおいて撮影された写真が掲載
され、この写真を用いたプリントの注文やイベント関連
グッズの注文を可能とすることにより、イベントチケッ
ト及びイベント関連商品の販売を促進することができ
る。
【0030】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0031】[実施例1]まず、本発明の第1の実施例
に係るイベントチケット発券システム、発券端末及びイ
ベントチケット発券方法並びにイベント情報提供サービ
スについて、図1乃至図10を参照して説明する。図1
は、第1の実施例に係るイベントチケット発券システム
の構成を示す図、図2は、引換券発券端末の構成を示す
ブロック図、図3は、チケット発券端末の構成を示すブ
ロック図である。又、図4は、イベントチケット発券手
順を示すフローチャート図であり、図5及び図6は、そ
れぞれ引換券、イベントチケットの構成例を示す図であ
る。また、図7乃至図9は、webページの階層構造及
び表示例を示す図であり、図10は、本実施例のイベン
トチケット発券システムの他の構成を示す図である。
【0032】図1に示すように、本実施例のイベントチ
ケット発券システム1は、コンビニ等の店舗内に設置さ
れ、イベントの選択及びイベントチケット6の引換券5
を発券する引換券発券端末2と、引換券5に記録されて
いるイベントを特定する情報を読み取り、該イベントに
関する情報を提供するwebページのURL(Uniform
Resource Locator)を記載したイベントチケット6を発
券するチケット発券端末3とで構成される。
【0033】また、図2に示すように、引換券発券端末
2は、複数のイベント情報を表示するディスプレイ等の
表示手段2aと、顧客7がイベントの選択を行う際に用
いるタッチパネル等の操作手段2bと、イベントの名
称、開催日時、出演者、座席数等のイベントに関する情
報(以下、イベント情報と称する。)を記憶するイベン
ト情報記憶手段2cと、イベントを特定する情報や引換
券5の発券時刻等の情報を記録したバーコードを生成す
るバーコード生成手段2dと、引換券5を印刷する引換
券印刷手段2eと、引換券5の発券枚数や有効期限を管
理する管理手段2fとを少なくとも備えている。
【0034】なお、この引換券発券端末2は、本発明の
イベントチケット発券システム1専用の端末としてもよ
いが、ゲームソフトの購入予約等のイベント以外の情報
を取り扱う情報端末と共用する構成としてもよい。ま
た、イベントを特定する情報や引換券発券時刻を記録す
る手段はバーコードに限定されず、光学的、磁気的、電
気的な方法で情報を書き込む任意の方法を用いることが
できる。
【0035】また、図3に示すように、チケット発券端
末3は、引換券5に印刷されたバーコードを読み取るバ
ーコード読み取り手段3aと、イベント情報を記憶する
イベント情報記憶手段3bと、イベントに関する情報を
提供するwebページのURLを記憶するURL記憶手
段3cと、バーコードから読み取ったイベントに対応す
るURLを抽出するURL抽出手段3dと、webペー
ジに入場する際のパスワードとなるキーナンバーを生成
するキーナンバー生成手段3eと、イベント情報及びU
RLを記載したイベントチケット6を印刷するチケット
印刷手段3fと、イベントチケット6の発券枚数や引換
券5の有効期限を管理する管理手段3gとを少なくとも
備えている。
【0036】このバーコード読み取り手段3aはチケッ
ト発券端末3内に備えていてもよく、POSシステムや
レジに備えたバーコードリーダを用いて引換券5からイ
ベンを特定する情報を読み取り、読み取った情報をチケ
ット発券端末3に送信する構成としてもよい。また、イ
ベントを特定する情報を整理番号等として目視可能な方
法で引換券5に表示し、コンビニの店員が整理番号等を
読み取ってチケット発券端末3に入力する構成としても
よい。
【0037】上記構成のイベントチケット発券システム
1を用いて、顧客7が引換券発券端末2でイベントを選
択してから、イベントチケット6を用いてイベントに関
連するサービスを受けるまでの手順について、図4のフ
ローチャート図を参照して説明する。
【0038】なお、以下では、コンビニ3でイベントチ
ケット6の注文を行う場合を例にして説明するが、注文
店舗としてはコンビニ3に限らず、イベントに関連する
商品の取り扱いが可能な任意の店舗でよい。また、イベ
ントチケットとしては、コンサートチケット、スポーツ
観戦チケット、航空機チケット、映画チケット等の各種
チケットが含まれる。
【0039】まず、ステップS101において、顧客7
はコンビニ内に設置された引換券発券端末2を用いて、
ディスプレイ等の表示手段2aに表示されたイベント情
報を閲覧し、タッチパネル等の操作手段2bを用いて、
その中から所望のイベントを選択する。
【0040】すると、引換券発券端末2では、ステップ
S102において、管理手段2fにより顧客7が選択し
たイベントの空席状況を調べ、引換券5の発券が可能で
あるか否かを判断し、発券が可能である場合(具体的に
は、イベントの収容人員>引換券発券枚数+イベントチ
ケット発券枚数の関係を満たす場合)には、バーコード
生成手段2dにより、そのイベントを特定する情報及び
引換券5の発券時刻を記録したバーコードを生成し、引
換券印刷手段2eを用いて引換券5を印刷して顧客7に
提供する。
【0041】なお、このイベントを特定する情報(以
下、イベント特定情報と称する。)は、イベントの名
称、開催日時、出演者等のイベント情報と同一である必
要はなく、チケット発券端末3側でイベントを特定可能
な情報であればよく、例えば、整理番号等であっても良
い。また、この引換券5には、例えば、図5に示すよう
に、イベント特定情報及び引換券発券時刻を記録したバ
ーコード5aに加えて、イベント名称、開催日時、引換
券の有効期限、整理番号等が記載されていてもよく、少
なくとも、何のイベントの引換券5であるかを顧客7が
識別できる情報が記載されていることが好ましい。
【0042】この引換券5の発券段階では、顧客7がイ
ベントチケット6を購入するかどうかが不明であり、イ
ベントチケット6の購入者数を確定することができない
ため、引換券5の有効期限は通常、数十分程度に設定さ
れる。そこで、ステップS103において、引換券発券
端末2では、管理手段2fによって引換券5の有効期限
を監視し、有効期限を経過した場合には引換券5を無効
として管理手段2fにフィードバックする。この有効期
限はイベントの内容やイベント開催までの日数によって
可変してもよく、例えば、座席指定のないイベントでは
チケット枚数を厳密に管理する必要がないため、有効期
限を長めに設定したり、イベントまでの期間が短い場合
には、チケット購入者の人数を早期に確定するために有
効期限を短くすることもできる。
【0043】そして、顧客7は有効期限内にチケットを
購入するか否かを判断し(ステップS104)、購入す
る場合には、ステップS105において、コンビニ内の
カウンター4に引換券5を提示し、イベントチケット6
の発券を依頼する。
【0044】チケット発券端末3では、バーコード読み
取り手段3aを用いて引換券5のバーコード5aを読み
取り、イベント情報記憶手段3b及びURL記憶手段3
cを参照して、顧客7が選択したイベントに対応するイ
ベント情報及びURL情報を抽出した後、キーナンバー
生成手段3eにより、特定のwebページに入場するた
めのパスワードとなるキーナンバーを生成し、管理手段
3gによりイベントチケット6の発券が可能であるか否
かを確認する。その際、有効期限切れの引換券5に関す
る情報は、引換券発券端末2の管理手段2fからチケッ
ト発券端末3の管理手段3gへ伝えられ、その引換券5
に対してはイベントケットを発券しないように制御す
る。そして、発券が可能なイベントに対して、ステップ
S106でイベントチケット6を発券する。
【0045】このイベントチケット6には、例えば、図
6に示すように、イベントの名称、開催日時、座席指定
等のイベント情報に加えて、半券6a(イベント会場で
顧客7に返却される部分)には、このイベントに関連す
る情報を掲載するwebページのURL6bと特定のw
ebページに入場する際に用いるパスワード等のキーナ
ンバー6cとが記載されている。
【0046】その後、顧客7はイベントチケット6を用
いてイベントに参加することになるが、本実施例のイベ
ントチケット6は入場券として用いるのみならず、半券
6aに記載されたURL6bにアクセスすることによ
り、イベントに関連する情報を入手することができる。
具体的には、ステップS107において、顧客7は自宅
のパソコン7a等を用いてイベントチケット6のURL
6bにアクセスすると、イベント関連情報が掲載された
webページが表示される。
【0047】このwebページは、例えば、図7に示す
ような階層構造で構成されており、URL6bではイベ
ント情報のポータルサイト(ホームページ8)が表示さ
れる。このホームページ8には、例えば、図8に示すよ
うに、イベント開催業者が提供する各種イベントの名
称、開催日時、開催場所等の一覧が表示されており、一
覧の中からイベントを選択すると、そのイベントに関す
る詳細な情報が記載された個別イベントページ9が表示
される。この個別イベントページ9には、イベント開催
前においては、例えば、イベントの内容、見所、出演者
に関する情報等が記載されており、顧客7は、イベント
参加前にこのようなイベント情報を入手することによ
り、イベントに対する期待を膨らますことができる。
【0048】なお、イベントチケット6の半券6aに記
載されたURL6bのホームページ8は、チケット購入
者だけが閲覧可能なページであっても、誰でもアクセス
可能なページであってもよいが、個別イベントページ9
や更に詳細な情報を紹介するページは半券6aに記載さ
れたキーナンバー6cを用いて入場可能なページとする
ことによって、URL6bが記載されたイベントチケッ
ト6自体の価値を高めることができ、本実施例のイベン
トチケット発券システム1の利用を促進することができ
る。
【0049】次に、ステップS108において、顧客7
はイベントチケット6を用いてイベントに参加した後、
イベントチケット6の半券6aを持ち帰り、自宅のパソ
コン7a等で半券6aに記載されたURL6bに再度ア
クセスし(ステップS109)、ホームページ8や個別
イベントページ9を閲覧する。このホームページ8は、
イベント終了後、所定の時間が経過すると、例えば、イ
ベントで撮影した代表的な写真(図8の写真例8a)が
表示される構成とすることができ、このようなイベント
写真を掲載することによって閲覧者の興味をそそること
ができる。
【0050】そして、一覧の中から顧客7が参加したイ
ベントを選択すると、キーナンバー6cの入力画面が表
示され、半券6aに記載されたキーナンバー6cを入力
して認証されると(ステップS110)、イベントチケ
ット購入者のみが閲覧することができる個別イベントペ
ージ9が表示される(ステップS111)。
【0051】この個別イベントページ9には、例えば、
図9に示すように、イベントで撮影された写真が多数掲
載されており、各々の写真をクリックすると大きな画像
が表示されたり、好みの写真を用いてプリントを注文し
たり、イベントに関連するグッズを注文するといったサ
ービスを受けることができる。例えば、ステップS11
2で「プリント注文」ボタンを押すと、プリント注文ペ
ージ10aが表示され、ステップS113で購入者の氏
名、住所、支払方法等の項目を入力して送信すると、顧
客7が特定した写真がラボ等のフォトサービス店舗でプ
リントされ、イベントチケット6を購入したコンビニ等
で受け取ることができる(ステップS114)。
【0052】このプリントは、例えば、A4サイズやA
3サイズのリアルな画像としたり、カードサイズ、2
L、シールプリント等のセットとしたり、顧客7が指定
した商品にプリントしたり、枚数が限定されたオリジナ
ルプリントとすることができ、このような特別のプリン
トを提供することにより、本実施例のイベントチケット
発券システム1の利用を促進することができる。その
際、年賀状を作成する場合と同様に、写真のデザインや
構成等を設定したり、メッセージを入力できるようにす
ることによってオリジナルプリントを更にカスタマイズ
することもでき、本実施例のイベントチケット発券シス
テム1の差別化を図ることができる。
【0053】なお、上記説明では個別イベントページ9
でイベント写真の閲覧、オリジナルプリントの注文を行
う場合について記載したが、その他にも、イベントで撮
影した動画をダウンロードしたり、この個別イベントペ
ージ9上でしか購入できないイベント関連グッズ(スト
ラップやキーホルダー等)を注文したり、今後のイベン
ト開催予定等の最新情報を入手したり、イベント関連情
報を定期的に配信してもらう等のサービスを受けること
ができるようにすることもできる。
【0054】また、このホームページ8は前記したよう
に誰でもがアクセスできる形態でもチケット購入者のみ
がアクセスできる形態でもよいが、チケット購入者にメ
リットが生じるように、例えば、URL6bで指定され
るホームページ8は誰でも閲覧できるが、その中の特定
の項目、例えば、個別イベントページ9には、イベント
チケット6の半券6aに記載されたキーナンバー6cを
入力すると入場できるようにしたり、個別イベントペー
ジ9のサムネイル形式のイベント写真は誰でも閲覧でき
るが、画面上に大きく表示したり、プリントや関連グッ
ズの注文はチケット購入者のみができるように制限が加
えられることが好ましい。
【0055】また、図7に示すwebページの階層構成
や図8及び図9に示す画面構成は例示であり、半券6a
に記載されたURL6bで更に上位のページ(例えば、
イベント開催業者の総合ページ等)が表示される構成と
したり、直接、個別イベントページ9が表示されて個別
イベントページ9から各サービスのページに移行する段
階でキーナンバー6cの入力が求められる構成としても
よい。
【0056】このように、顧客7はイベント開催前にお
いては、イベントチケットの半券6aに記載されたUR
L6bのwebページを閲覧することにより、イベント
の見所等の情報を入手してイベントに対する期待感を膨
らますことができ、イベント終了後においては、イベン
トで撮影された写真を見たり、オリジナルプリントを入
手してイベントを回想することができ、また、関連グッ
ズを入手することによってイベントを長く記憶に留める
ことができる。
【0057】なお、上記構成では、引換券発券端末2や
チケット発券端末3内にイベント情報記憶手段2c、3
b、URL記憶手段3cを設け、イベント情報やURL
情報を端末内部に記憶する形態としたが、図10に示す
ように、引換券発券端末2又はチケット発券端末3、又
はその両方がインターネット等の通信ネットワーク13
を介してイベント情報を提供するサーバー12に接続さ
れる構成とすることもできる。
【0058】例えば、引換券発券端末2やチケット発券
端末3をスタンドアロンで動作させる場合は、コンビニ
等の店舗でイベント情報を定期的に更新する必要がある
が、引換券発券端末2やチケット発券端末3をサーバー
12に接続することにより、サーバー12から最新のイ
ベント情報を取得することができるため、コンビニでデ
ータの更新作業を行う必要がなくなり、顧客7に常に新
しいイベント情報やURL情報を提供することができ
る。
【0059】また、上記説明では、引換券発券端末2と
チケット発券端末3とを共にコンビニ等の店舗内に設置
する場合について説明したが、引換券発券端末2をコン
ビニ店舗外、例えば、駅やデパート、イベント会場等に
設置して、チケット発券端末3のみをコンビニ内に設置
する構成とすることもでき、引換券発券端末2を人通り
の多い場所に設置することにより本システムの利用を促
進することもできる。また、引換券発券端末2をイベン
ト会場に設置することにより、イベントに参加した顧客
7がイベント終了後にその場で次のイベント情報を収集
することができ、チケット購入を促すこともできる。
【0060】このように、本実施例のイベントチケット
発券システム1は、コンビニ等の店舗内に、引換券発券
端末2とチケット発券端末3とを設けてイベントチケッ
ト6の購入を容易にし、かつ、イベントチケット6の半
券6aにイベントに関連する情報が記載されたホームペ
ージのURL6bを記載することにより、イベントに参
加した顧客7は、イベントの写真を閲覧したり、オリジ
ナルプリントやイベント関連グッズを購入することがで
き、これによりイベントの感動を長く味わうことがで
き、次のイベントチケットの購入を促進することができ
る。
【0061】[実施例2]次に、本発明の第2の実施例
に係るイベントチケット発券システム、発券端末及びイ
ベントチケット発券方法並びにイベント情報提供サービ
スについて、図11乃至図15を参照して説明する。図
11は、第2の実施例に係るイベントチケット発券シス
テムの構成を示す図であり、図12は、引換券発券端末
の構成を示すブロック図である。また、図13及び図1
4は、それぞれ引換券、イベントチケットの構成例を示
す図であり、図15は、イベントチケット発券手順を示
すフローチャート図である。
【0062】前記した第1の実施例では、引換券5を入
手した顧客7は、数十分程度の短い時間にイベントチケ
ット6を購入するか否かを判断しなければならないが、
引換券発券端末2に表示される情報だけでは購入の判断
が困難な場合もある。そこで本実施例では、イベントチ
ケット6のみならず引換券5にもイベント情報が掲載さ
れたwebページのURLを記載することにより、顧客
7にチケット購入の判断材料を提供することを特徴とし
ている。
【0063】具体的には、図11に示すように、本実施
例のイベントチケット発券システム1は、コンビニ等の
店舗に設置され、イベントの選択及びURLが記載され
たイベントチケット6の引換券5を発券する引換券発券
端末2と、引換券5に記録されているイベント情報を読
み取り、URLを記載したイベントチケット6を発券す
るチケット発券端末3とで構成される。
【0064】また、図12に示すように、引換券発券端
末2は、複数のイベント情報を表示するディスプレイ等
の表示手段2aと、顧客7がイベントの選択を行う際に
用いるタッチパネル等の操作手段2bと、イベントの名
称、開催日時、出演者、座席数等のイベントに関する情
報(以下、イベント情報と称する。)を記憶するイベン
ト情報記憶手段2cと、イベントを特定する情報や引換
券5の発券時刻等の情報を記録したバーコードを生成す
るバーコード生成手段2dと、引換券5を印刷する引換
券印刷手段2eと、引換券5の発券枚数や有効期限を管
理する管理手段2fとに加えて、イベント情報を掲載す
るwebページのURLを記憶するURL記憶手段2g
とを備えている。
【0065】すなわち、本実施例の引換券発券端末2で
印刷される引換券5には、図13に示すように、イベン
ト特定情報や引換券発券時刻を記録したバーコード5a
に加えて、イベントチケット6の購入を検討する顧客7
に対して検討の判断材料となるイベント情報を提供する
ホームページのURL5bが表示され、引換券5を単な
るイベントチケット6の引き換え手段としてのみなら
ず、イベント情報を収集する手段として用いることを可
能としている。
【0066】上記構成のイベントチケット発券システム
1を用いて、顧客2が引換券発券端末2でイベントを選
択してから、イベントチケット6を用いてイベントに関
連するサービスを受けるまでの手順について、図14の
フローチャート図を参照して説明する。
【0067】まず、第1の実施例と同様に、ステップS
201において、顧客7はコンビニ等の店舗内に設置さ
れた引換券発券端末2を用いて、表示手段2aに表示さ
れたイベント情報を閲覧し、操作手段2bを用いてその
中から所望のイベントを選択すると、ステップS202
において、引換券発券端末2では、管理手段2fにより
顧客7が選択したイベントの空席状況を調べ、発券が可
能である場合には、バーコード生成手段2dにより、そ
のイベント特定情報及び引換券発券時刻を記録したバー
コードが生成する。ここで本実施例では、引換券5にイ
ベント情報を掲載するwebページのURLを記載する
ため、URL記憶手段2gから顧客7が選択したイベン
トに対応するURLが抽出され、引換券印刷手段2eに
より図13に示すような引換券5が発券される。
【0068】次に、ステップS203において、引換券
5を入手した顧客7は、引換券5を自宅に持ち帰り、パ
ソコン7a等を用いて引換券5のURL5bにアクセス
し、イベント情報が掲載されたホームページ8を閲覧す
る。このホームページ8には、第1の実施例と同様に、
イベント開催業者が提供する各種イベントの名称、開催
日時、開催場所等の一覧が表示されており、一覧の中か
らイベントを選択すると、そのイベントに関する詳細な
情報が記載された個別イベントページ9が表示される。
この個別イベントページ9には、イベントに関する情報
として、例えば、イベントの内容、見所、出演者に関す
る情報等が記載されており、顧客7はこのようなイベン
ト情報を入手することにより、イベントチケット6を購
入する否かの判断が容易となる。
【0069】なお、この引換券5に記載されるURL5
bは、イベントチケット6に記載されるURL6bと同
一であってもよいが、引換券5の発券段階では顧客7は
イベントチケット6を購入するか否かが確定していない
ため、引換券5のURL5bのページに記載される情報
とイベントチケット6のURL6bのページに記載され
る情報とに差異を設けてもよい。例えば、引換券5のU
RL5bでは、引換券5で特定されるイベントの概略情
報のみが記載されたページが表示される構成としたり、
閲覧可能な情報が制限される構成とすることができる。
【0070】また、本実施例の構成の場合、顧客7は引
換券5を一旦自宅に持ち帰ってイベント情報を収集する
ため、引換券5の有効期限を数時間乃至1日程度に延長
する必要があり、有効期限が長くなることによってチケ
ット購入者数の確定が遅れる等の弊害が生じる。そこ
で、URL5b等の情報が付加された引換券5を無償で
提供する見返りとして、引換券5を発券する段階で顧客
7に対して顧客7を特定する情報(例えば、顧客7の氏
名、電話番号、電子メールアドレス等)を入力させる構
成とすることもでき、このような情報を入力させること
により、顧客7にチケット購入を促すことができる。
【0071】そして、引換券発券端末2では、管理手段
2fによって引換券5の有効期限を監視し(ステップS
204)、顧客7は有効期限内にチケットを購入する場
合(ステップS205)には、ステップS206でコン
ビニ内のカウンター4に引換券5を提示し、イベントチ
ケット6の発券を依頼する。
【0072】チケット発券端末3では、バーコード読み
取り手段3aを用いて引換券5のバーコード5aを読み
取り、イベント情報記憶手段3b及びURL記憶手段3
cを参照してイベント情報及びURL情報を抽出した
後、キーナンバー生成手段3eによりキーナンバーを生
成し、管理手段3gによりイベントチケット6の発券が
可能であるか否かを確認する。その際、有効期限切れの
引換券5に関する情報は、引換券発券端末2の管理手段
2fからチケット発券端末3の管理手段3gへ伝えら
れ、その引換券5に対してはイベントケットを発券しな
いように制御する。そして、発券が可能なイベントに対
して、ステップS207でチケット印刷手段3fにより
イベントチケット6を印刷する。
【0073】このイベントチケット6には、第1の実施
例と同様に、図14に示すように、イベントの名称、開
催日時、指定座席等のイベント情報と、イベントに関連
する情報を掲載するホームページのURL6bと、特定
のページに入場する際に用いるキーナンバー6cとが記
載されている。なお、引換券5の発券に際して顧客特定
情報が入力される場合には、引換券5のバーコード5a
に顧客特定情報も記録し、バーコード読み取り手段3a
で読み取った顧客特定情報を半券6aに記載してもよ
く、例えば、顧客特定情報をバーコードに記録すること
により、次回、引換券発券端末5で引換券5を発券する
際に、半券6aを挿入して顧客特定情報の入力を省略し
たり、半券6aを用いて他のサービスの提供を受けるこ
ともできるようにすることもできる。
【0074】その後、第1の実施例と同様に、ステップ
S208において、顧客7は自宅のパソコン7a等を用
いてイベントチケット6のURL6bにアクセスする
と、イベント情報が掲載されたホームページが表示さ
れ、各種イベントの一覧からイベントを選択すると、そ
のイベントに関する情報が記載された個別イベントペー
ジ9が表示され、イベント参加前にこのようなイベント
情報を入手することにより、イベントに対する期待を膨
らますことができる。
【0075】そして、ステップS209でイベントチケ
ット6を用いてイベントに参加した後、イベントチケッ
ト6の半券6aを持ち帰り、自宅のパソコン7a等で半
券6aに記載されたURL6bに再度アクセスし(ステ
ップS210)、同様にホームページ8を閲覧し、一覧
の中から顧客7が参加したイベントを選択すると、キー
ナンバー6cの入力画面が表示され、半券6aに記載さ
れたキーナンバー6cを入力して認証されると(ステッ
プS211)、イベントチケット購入者のみが閲覧する
ことができる個別イベントページ9が表示され(ステッ
プS212)、イベントで撮影された写真を閲覧した
り、好みの写真を用いてプリントを注文したり、イベン
トに関連するグッズを注文することができる。
【0076】このように、顧客7は、引換券5のURL
5b又はイベントチケット6の半券6aのURL6bの
webページを閲覧することにより、イベントチケット
6の購入前においては、購入の判断材料となるイベント
情報を入手することができ、イベント開催前において
は、イベントの見所等の情報を入手してイベントに対す
る期待感を膨らますことができ、更に、イベント終了後
においては、イベントで撮影された写真を見たり、オリ
ジナルプリントを入手してイベントを回想することがで
きる。これによりイベントの感動を長く味わうことがで
き、次のイベントチケットの購入を促進することができ
る。
【0077】また、引換券5にURL5b等の情報を付
加することにより、引換券5自体に価値を与えることが
でき、他のイベントチケット発券システムとの差別化を
図ることができ、顧客7をコンビニ等の店舗に導引する
ことができる。
【0078】なお、引換券発券端末2又はチケット発券
端末3、又はその両方がインターネット等の通信ネット
ワーク13を介してイベント情報を提供するサーバー1
2に接続される構成とすることもでき、また、引換券発
券端末2をコンビニ店舗外に設置して、チケット発券端
末3のみをコンビニ内に設置する構成とすることもでき
るのは第1の実施例と同様である。
【0079】また、上記各実施例では、イベントチケッ
トの販売について記載したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、無償で発券する引換券を用いて
金銭的価値のあるチケットを販売する任意のシステムに
適用することができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のイベント
チケット発券システム、発券端末及びイベントチケット
発券方法並びにイベント情報提供サービスによれば下記
記載の効果を奏する。
【0081】本発明の第1の効果は、本発明のイベント
チケット発券システムでイベントチケットを購入した顧
客は、イベント開始前においては、イベント情報を入手
してイベントへの期待を高めることができ、イベント終
了後においては、イベントの感動を長く味わうことがで
き、次のイベントチケットの購入を促進することができ
るということである。
【0082】その理由は、コンビニ等の店舗内に、引換
券発券端末とチケット発券端末とを設けることによりチ
ケットの購入が容易となり、また、イベントチケットの
半券にイベントに関連する情報が掲載されたwebペー
ジのURLを記載し、webページでイベントの写真を
閲覧したり、オリジナルプリント等のイベント関連グッ
ズを購入することができるからである。
【0083】また、本発明の第2の効果は、本発明のイ
ベントチケット発券システムで引換券を入手した顧客
は、チケットを購入するか否かの判断を容易に行うこと
ができるということである。
【0084】その理由は、イベントチケットのみなら
ず、引換券にもイベントに関連する情報が掲載されたw
ebページのURLを記載することにより、イベントに
関連する情報を収集してチケット購入を判断することが
できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るイベントチケット
発券システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る引換券発券端末の
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るチケット発券端末
の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るイベントチケット
発券方法の手順を示すフローチャート図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係る引換券の構成例を
示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係るイベントチケット
の構成例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例に係るwebムページの
階層構造を例示する図である。
【図8】本発明の第1の実施例に係るホームページの構
成例を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施例に係る個別イベントペー
ジの構成例を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施例に係るイベントチケッ
ト発券システムの他の構成を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施例に係るイベントチケッ
ト発券システムの構成を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施例に係る引換券発券端末
の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第2の実施例に係る引換券の構成例
を示す図である。
【図14】本発明の第2の実施例に係るイベントチケッ
トの構成例を示す図である。
【図15】本発明の第2の実施例に係るイベントチケッ
ト発券方法の手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 イベントチケット発券システム 2 引換券発券端末 2a 表示手段 2b 操作手段 2c イベント情報記憶手段 2d バーコード生成手段 2e 引換券印刷手段 2f 管理手段 2g URL記憶手段 3 チケット発券端末 3a バーコード読み取り手段 3b イベント情報記憶手段 3c URL記憶手段 3d URL抽出手段 3e キーナンバー生成手段 3f チケット印刷手段 3g 管理手段 4 カウンター 5 引換券 5a バーコード 5b URL 6 イベントチケット 6a 半券 6b URL 6c キーナンバー 6d 顧客特定情報 7 顧客 7a パソコン 8 ホームページ 9 個別イベントページ 10a プリント注文ページ 10b 関連グッズ注文ページ 11 関連サイト 12 サーバー 13 通信ネットワーク

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イベントチケットの引換券を発券する引換
    券発券手段と、前記引換券と引き換えに前記イベントチ
    ケットを発券するイベントチケット発券手段とを備える
    イベントチケット発券システムにおいて、 前記イベントチケット発券手段に、少なくとも、 イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、 各々のイベントに関連する情報を掲載するインターネッ
    ト上のページのURLを記憶するURL記憶手段と、 前記引換券から、顧客に選択されたイベントを特定する
    情報を読み取るイベント特定情報読み取り手段と、 前記イベント特定情報を参照して、前記イベント情報記
    憶手段及び前記URL記憶手段から、該イベントに対応
    するイベント情報及びURLを抽出する手段と、 少なくとも前記イベント情報と前記URLとを印刷する
    手段と、を備えることを特徴とするイベントチケット発
    券システム。
  2. 【請求項2】前記イベントチケット発券手段に、 前記URLで指定されるインターネット上のページ又は
    該ページにリンクされるページに入場する際に用いられ
    るパスワードを生成する手段を備え、前記イベントチケ
    ットに、前記パスワードが印刷されることを特徴とする
    請求項1記載のイベントチケット発券システム。
  3. 【請求項3】前記引換券発券手段に、 イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、 前記イベント情報を表示する手段と、 顧客に選択されたイベントを特定するイベント特定情報
    を生成する手段と、 前記イベント特定情報を前記引換券に印刷する手段とを
    備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のイベン
    トチケット発券システム。
  4. 【請求項4】前記引換券発券手段に、 各々のイベントに関連する情報を掲載するインターネッ
    ト上のページのURLを記憶するURL記憶手段を備
    え、前記引換券に、顧客に選択されたイベントに対応す
    るURLが印刷されることを特徴とする請求項3記載の
    イベントチケット発券システム。
  5. 【請求項5】前記イベントチケット発券手段又は前記引
    換券発券手段の少なくとも一方が、通信ネットワークを
    介してイベント情報を提供するサーバーに接続され、前
    記サーバーから、前記イベント情報又は前記URLが送
    信されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一
    に記載のイベントチケット発券システム。
  6. 【請求項6】前記URLで指定されるインターネット上
    のページ又は該ページにリンクされるページの少なくと
    も一方に、前記イベントにおいて撮影された写真画像が
    掲載されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    一に記載のイベントチケット発券システム。
  7. 【請求項7】前記イベント情報は、イベントの名称、開
    催日時、開催場所のいずれか一を含むことを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれか一に記載のイベントチケット
    発券システム。
  8. 【請求項8】少なくとも、 イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、 各々のイベントに関連する情報を掲載するインターネッ
    ト上のページのURLを記憶するURL記憶手段と、 イベントチケットの引換券から、イベントを特定するイ
    ベント特定情報を読み取る手段と、 前記イベント特定情報を参照して、前記イベント情報記
    憶手段及び前記URL記憶手段から、該イベントに対応
    するイベント情報及びURLを抽出する手段と、 少なくとも前記イベント情報及び前記URLを印刷した
    前記イベントチケットを発券する手段と、を備えること
    を特徴とするイベントチケット発券端末。
  9. 【請求項9】更に、前記URLで指定されるインターネ
    ット上のページ又は該ページにリンクされるページに入
    場する際に用いられるパスワードを生成する手段を備
    え、前記イベントチケットに前記パスワードが印刷され
    ることを特徴とする請求項8記載のイベントチケット発
    券端末。
  10. 【請求項10】少なくとも、 イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、 各々のイベントに関連する情報を掲載するインターネッ
    ト上のページのURLを記憶するURL記憶手段と、 前記イベント情報を表示する手段と、 顧客に選択されたイベントを特定するイベント特定情報
    を生成する手段と、 少なくとも前記イベント特定情報及び前記イベントに対
    応するURLを印刷した引換券を発券する手段と、を備
    えることを特徴とする引換券発券端末。
  11. 【請求項11】イベントチケットの引換券を発券する引
    換券発券端末と、前記引換券と引き換えに前記イベント
    チケットを発券するイベントチケット発券端末とを用い
    たイベントチケット発券方法であって、 前記イベントチケット発券端末において、 前記引換券から、顧客が選択したイベントを特定するイ
    ベント特定情報を読み取るステップと、 前記イベント特定情報を参照して、予め記憶されたイベ
    ント情報及び該イベントに関連する情報を掲載するイン
    ターネット上のページのURLの中から、該イベントに
    対応するイベント情報及びURLを抽出するステップ
    と、 前記イベントチケットに、少なくとも前記イベント情報
    及び前記URLを印刷して発券するステップと、を備え
    ることを特徴とするイベントチケット発券方法。
  12. 【請求項12】前記イベントチケット発券端末におい
    て、 更に、前記URLで指定されるインターネット上のペー
    ジ又は該ページにリンクされるページに入場する際に用
    いられるパスワードを生成するステップと、前記イベン
    トチケットに前記パスワードを印刷するステップとを備
    え、該パスワードにより前記イベントチケット購入者の
    入場が許可されることを特徴とする請求項11記載のイ
    ベントチケット発券方法。
  13. 【請求項13】前記引換券発券端末において、 予め記憶されたイベント情報を顧客が選択可能な状態で
    表示するステップと、 顧客に選択されたイベントを特定するイベント特定情報
    を生成するステップと、 予め記憶された各々のイベントに関連する情報を掲載す
    るインターネット上のページのURLの中から、顧客に
    選択されたイベントに対応するURLを抽出するステッ
    プと、 前記引換券に前記イベント特定情報及び前記URLを印
    刷するステップと、を備えることを特徴とする請求項1
    1又は12に記載のイベントチケット発券方法。
  14. 【請求項14】前記イベントチケット発券手段又は前記
    引換券発券手段の少なくとも一方が、通信ネットワーク
    を介してイベント情報を提供するサーバーに接続され、
    前記サーバーから送信される前記イベント情報又は前記
    URLを前記顧客に提供することを特徴とする請求項1
    1乃至13のいずれか一に記載のイベントチケット発券
    方法。
  15. 【請求項15】前記URLで指定されるインターネット
    上のページ又は該ページにリンクされるページの少なく
    とも一方に、前記イベントにおいて撮影された写真を掲
    載することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか
    一に記載のイベントチケット発券方法。
  16. 【請求項16】前記URLで指定されるインターネット
    上のページ又は該ページにリンクされるページで、前記
    イベントの開催前後において、異なる情報を掲載するこ
    とを特徴とする請求項15記載のイベントチケット発券
    方法。
  17. 【請求項17】前記URLで指定されるインターネット
    上のページ又は該ページにリンクされるページで、前記
    イベントにおいて撮影された写真を基にしたプリント注
    文、又は、前記イベントに関連する商品の注文が行われ
    ることを特徴とする請求項15又は16に記載のイベン
    トチケット発券方法。
  18. 【請求項18】前記イベント情報は、イベントの名称、
    開催日時、開催場所のいずれか一を含むことを特徴とす
    る請求項11乃至17のいずれか一に記載のイベントチ
    ケット発券方法。
  19. 【請求項19】請求項11乃至18のいずれか一に記載
    のイベントチケット発券方法を用いたサービスであっ
    て、 前記URLで指定されるインターネット上のページ又は
    該ページにリンクされるページで、イベント開催前後に
    おいて、顧客に前記イベントに関連する情報を提供する
    ことにより、前記イベントチケットの販売を促進するこ
    とを特徴とするイベント情報提供サービス。
  20. 【請求項20】イベントに関連する情報を掲載するイン
    ターネット上のページのURLが記載されていることを
    特徴とするイベントチケット。
  21. 【請求項21】イベントチケットと引き換えるための引
    換券であって、 イベントに関連する情報を掲載するインターネット上の
    ページのURLが記載されていることを特徴とする引換
    券。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014049859A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 グローリー株式会社 チケット販売システム及びチケット販売方法
WO2018021617A3 (ko) * 2016-07-27 2018-03-15 주식회사 아이오로라 포토티켓을 생성하는 방법 및 이를 운용하는 포토티켓 생성 장치

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