JP2003256280A - 情報提供方法、装置およびプログラム - Google Patents

情報提供方法、装置およびプログラム

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JP2003256280A
JP2003256280A JP2002055868A JP2002055868A JP2003256280A JP 2003256280 A JP2003256280 A JP 2003256280A JP 2002055868 A JP2002055868 A JP 2002055868A JP 2002055868 A JP2002055868 A JP 2002055868A JP 2003256280 A JP2003256280 A JP 2003256280A
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JP2002055868A
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English (en)
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Mitsuo Sugizaki
光男 杉崎
Shigeo Hayashi
繁雄 林
Shigeaki Suzuki
滋昭 鈴木
Akira Mochizuki
陽 望月
Hideki Otaka
秀樹 尾高
Hitoshi Ito
仁巳 伊藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報を安全且つ迅速に提供することができる
とともに、情報の更新を迅速に伝えることができる情報
提供方法、装置およびプログラムを提供する。 【解決手段】 ユーザクライアント7から情報提供装置
6に認証装置5から発行された電子証明書を提示するこ
とでログインして情報提供を依頼し、情報提供の依頼は
情報処理装置3に送られる。情報処理装置3は認証装置
5からユーザクライアント7の証明書情報を取り出し、
証明書情報からアノテーションを生成して情報に合成
し、アノテーションが合成された情報を、編集等を禁止
するためにパスワード等を用いてロックして情報提供装
置6に送信する。情報提供装置6は情報の提供が可能に
なった旨を通知する電子メールをユーザクライアント7
に送信し、ユーザは情報提供装置6から情報をダウンロ
ードし、情報提供装置6は情報を提供したユーザのユー
ザ情報をログに蓄積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供方法、装
置およびプログラムに関し、特に、ネットワークを利用
して情報を安全且つ迅速に提供することができる情報提
供方法、装置およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットへの接続環境が整
備されるとともに、企業等は情報の電子処理化を行って
おり、書類等のディジタル化が進み、企業の生産コスト
の削減に貢献している。また、官公庁および自治体も、
ディジタル化された資料を再利用し、簡便に運用や管理
ができるような働きかけを積極的に行なっている。
【0003】更に、企業は取引先との一歩進んだ電子商
取引を実現するために、取引先にインターネットを介し
て情報を電子配布する企業が増えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、情報に変更が
発生した場合、企業は最新の情報を取引先にリアルタイ
ムで電子配布したいのだが、情報に変更が発生したこと
すら取引先に伝達することが困難であった。更に、企業
が電子配布する情報には限られた取引先でしか開示しな
い技術情報等の機密情報もあり、このような機密情報が
情報オーナーへの開示承認を取得せずに、漏洩してしま
うという問題もある。
【0005】そこで、本発明は、情報を安全且つ迅速に
提供することができるとともに、情報の更新を迅速に伝
えることができる情報提供方法、装置およびプログラム
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ネットワークを介して情報を提
供する情報提供方法において、前記情報の提供を依頼し
た情報提供依頼者を特定する特定情報を前記情報に合成
し、前記特定情報を合成した情報を前記情報提供依頼者
に提供し、前記特定情報による前記情報提供者の特定が
なされない場合は、前記情報の提供を禁止することを特
徴とする。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記情報の提供の依頼を受けた際に、前記情
報提供依頼者から取得する個人情報に基づいて前記特定
情報を生成することを特徴とする。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
において、前記個人情報は電子証明書であることを特徴
とする。
【0009】また、請求項4の発明は、請求項1の発明
において、前記特定情報は画像データであり、前記特定
情報が合成された情報を編集禁止に設定することを特徴
とする。
【0010】また、請求項5の発明は、請求項1の発明
において、前記特定情報を蓄積し、前記情報が更新され
た際に、前記特定情報に基づいて前記情報提供依頼者に
情報の更新を通知することを特徴とする。
【0011】また、請求項6の発明は、ネットワークを
介して情報を提供する情報提供方法において、情報提供
依頼者が選択した文書の提供の依頼を受け付け、該受け
付けた文書を取り扱う際の契約事項に前記情報提供依頼
者が同意するか否かの確認を行い、前記情報提供依頼者
が同意した際に、前記文書を前記情報提供依頼者に提供
することを特徴とする。
【0012】また、請求項7の発明は、請求項6の発明
において、前記情報提供依頼者が契約事項に同意した際
に、外部装置に蓄積されている文書から提供を依頼され
た文書を取得して蓄積し、該蓄積した文書が提供可能に
なった旨を前記情報提供依頼者に通知し、前記情報提供
依頼者に前記文書を取得させることを特徴とする。
【0013】また、請求項8の発明は、請求項6の発明
において、前記確認は、前記契約事項を前記情報提供依
頼者に通知し、前記情報提供依頼者が同意する若しくは
同意しない旨を示す確認情報を返信することで行うこと
を特徴とする。
【0014】また、請求項9の発明は、請求項6の発明
において、前記文書の提供の依頼を受けた際に、前記情
報提供依頼者が提示する前記情報提供依頼者を特定する
特定情報を蓄積し、前記文書が更新された際に、前記特
定情報に基づいて前記情報提供依頼者に文書の更新を通
知することを特徴とする。
【0015】また、請求項10の発明は、ネットワーク
を介して情報を提供する情報提供装置において、前記情
報の提供を依頼した情報提供依頼者を特定する特定情報
を前記情報に合成する合成手段と前記合成手段で特定情
報を合成した情報を前記情報提供依頼者に提供する提供
手段と前記特定情報による前記情報提供者の特定がなさ
れない場合は、前記情報の提供を禁止する提供禁止手段
とを具備することを特徴とする。
【0016】また、請求項11の発明は、請求項10の
発明において、前記情報の提供の依頼を受けた際に、前
記情報提供依頼者から取得する個人情報に基づいて前記
特定情報を生成する生成手段を更に具備することを特徴
とする。
【0017】また、請求項12の発明は、請求項11の
発明において、前記個人情報は電子証明書であることを
特徴とする。
【0018】また、請求項13の発明は、請求項10の
発明において、前記特定情報は画像データであり、前記
合成手段で前記特定情報を合成した情報を編集禁止に設
定する設定手段を更に具備することを特徴とする。
【0019】また、請求項14の発明は、請求項10の
発明において、前記特定情報を蓄積する特定情報蓄積手
段と、前記情報が更新された際に、前記特定情報蓄積手
段に蓄積された特定情報に基づいて前記情報提供依頼者
に情報の更新を通知する情報更新通知手段とを更に具備
することを特徴とする。
【0020】また、請求項15の発明は、ネットワーク
を介して情報を提供する情報提供装置において、情報提
供依頼者が選択した文書の提供の依頼を受け付ける受付
手段と、前記文書を取り扱う際の契約事項に前記依頼者
が同意するか否かの確認を行う確認手段と、前記確認手
段で依頼者の同意を確認すると、前記文書を前記依頼者
に提供する提供手段とを具備することを特徴とする。
【0021】また、請求項16の発明は、請求項15の
発明において、前記確認手段で情報提供依頼者の同意を
確認すると、外部装置に蓄積されている文書から提供を
依頼された文書を取得する取得手段と、前記取得手段で
取得した文書を蓄積する文書蓄積手段と、前記文書蓄積
手段に蓄積した文書が提供可能になった旨を前記情報提
供依頼者に通知する準備完了通知手段と前記情報提供依
頼者に前記文書を取得させる取得手段とを更に具備する
ことを特徴とする。
【0022】また、請求項17の発明は、請求項15の
発明において、前記確認手段は、前記契約事項を前記依
頼者に通知する契約事項通知手段を更に具備し、前記依
頼者は同意する若しくは同意しない旨を示す確認情報を
返信することを特徴とする。
【0023】また、請求項18の発明は、請求項15の
発明において、前記受付手段で文書の提供の依頼を受け
付ける際に、前記依頼者が提示する前記依頼者を特定す
る特定情報を蓄積する特定情報蓄積手段と、前記文書が
更新された際に、前記特定情報蓄積手段に蓄積された特
定情報に基づいて前記依頼者に文書の更新を通知する文
書更新通知手段とを更に具備することを特徴とする。
【0024】また、請求項19の発明は、ネットワーク
を介して情報を提供した情報提供の処理をコンピュータ
に動作させるプログラムにおいて、前記情報の提供を依
頼する情報提供依頼者を特定する特定情報を前記情報に
合成する処理と、前記特定情報を合成した情報を前記情
報提供依頼者に提供する処理と前記特定情報による前記
情報提供者の特定がなされない場合は、前記情報の提供
を禁止する処理とをコンピュータに動作させることを特
徴とする。
【0025】また、請求項20の発明は、請求項19の
発明において、前記情報の提供の依頼を受けた際に、前
記情報提供依頼者から取得する個人情報に基づいて前記
特定情報を生成する処理をコンピュータに動作させるこ
とを特徴とする。
【0026】また、請求項21の発明は、請求項20の
発明において、前記個人情報は電子証明書であることを
特徴とする。
【0027】また、請求項22の発明は、請求項19の
発明において、前記特定情報は画像データであり、前記
特定情報が合成された情報を編集禁止に設定する処理を
コンピュータに動作させることを特徴とする。
【0028】また、請求項23の発明は、請求項19の
発明において、前記特定情報を蓄積する処理と、前記情
報が更新された際に、前記特定情報に基づいて前記情報
提供依頼者に情報の更新を通知する処理とをコンピュー
タに動作させることを特徴とする。
【0029】また、請求項24の発明は、ネットワーク
を介して情報を提供する情報提供の処理をコンピュータ
に動作させるプログラムにおいて、情報提供依頼者が選
択した文書の提供の依頼を受け付ける処理と、該受け付
けた文書を取り扱う際の契約事項に前記情報提供依頼者
が同意するか否かの確認を行う処理と、前記情報提供依
頼者が同意した際に、前記文書を前記情報提供依頼者に
提供する処理とをコンピュータに動作させることを特徴
とする。
【0030】また、請求項25の発明は、請求項24の
発明において、前記情報提供依頼者が契約事項に同意し
た際に、外部装置に蓄積されている文書から提供を依頼
された文書を取得して蓄積する処理と、該蓄積した文書
が提供可能になった旨を前記情報提供依頼者に通知する
処理と前記情報提供依頼者に前記文書を取得させる処理
とをコンピュータに動作させることを特徴とする。
【0031】また、請求項26の発明は、請求項24の
発明において、前記確認は、前記契約事項を前記情報提
供依頼者に通知する処理と、前記情報提供依頼者が同意
する若しくは同意しない旨を示す確認情報を返信する処
理とをコンピュータに動作させることを特徴とする。
【0032】また、請求項27の発明は、請求項24の
発明において、前記文書の提供の依頼を受けた際に、前
記情報提供依頼者が提示する前記情報提供依頼者を特定
する特定情報を蓄積する処理と、前記文書が更新された
際に、前記特定情報に基づいて前記情報提供依頼者に文
書の更新を通知する処理とをコンピュータに動作させる
ことを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる情報提供方
法、装置およびプログラムの実施の形態について添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0034】図1は、本発明に係わる情報提供装置6を
有する情報提供のシステム構成の概略を示す図である。
【0035】図1に示すような情報提供のシステム構成
は、ネットワークA1aおよびネットワークB1bがフ
ァイヤーウォール2を介して接続することで構成され、
ネットワークA1aには情報処理装置3、複数の情報提
供クライアント4、認証装置5が接続され、ネットワー
クB1bには情報提供装置6、複数のユーザクライアン
ト7が接続されている。
【0036】ここで、ネットワークA1aは情報を提供
する企業や組織等に構築されたイントラネットやLAN
(Local Area Network)等を含むネ
ットワークであり、ファイヤーウォール2はネットワー
クA1aへの不正なアクセスを検出および遮断する機能
を有し、ネットワークB1bはインターネット等を含む
ネットワークである。
【0037】また、情報提供クライアント4はブラウジ
ングやメール受信機能を有するPC(パーソナルコンピ
ュータ)、携帯情報端末および携帯電話等であり、情報
を提供する情報提供者は情報提供クライアント4から情
報処理装置3にアクセスして情報の登録や更新を行う。
【0038】また、情報処理装置3は情報提供クライア
ント4から登録された情報を蓄積および管理し、ネット
ワークB1bに接続する情報提供装置6から情報提供の
依頼があると、情報の提供を行う。なお、情報処理装置
3についての詳細は後述にて説明する。
【0039】また、認証装置5は、情報を提供する企業
や組織等がネットワークB1bに接続する情報提供装置
6にアクセスすることを許可したユーザクライアント7
に対して電子証明書を発行し、ユーザクライアント7か
ら情報提供装置6にアクセスする際には、必ず認証装置
から発行された電子証明書を提示しなければならない。
なお、認証装置5についての詳細は後述にて説明する。
【0040】また、情報提供装置6はユーザクライアン
ト7から情報提供の依頼があると、ネットワークA1a
に接続する情報提供装置6から情報を取得して一時的に
蓄積し、ユーザクライアント7に情報の提供を行う。な
お、情報提供装置6についての詳細は後述にて説明す
る。
【0041】また、ユーザクライアント7はブラウジン
グやメール受信機能を有するPC、携帯情報端末および
携帯電話等であり、ユーザはユーザクライアント7から
情報提供装置6にアクセスして情報を取得する。なお、
ユーザクライアント7は図1に示すように直接インター
ネットに接続されても良いが、ISP(Inttern
et Searvice Provider)を介して
ダイヤルアップ接続若しくは常時接続する構成でも良
い。
【0042】図2は、情報提供のシステム構成の一例を
示す図である。
【0043】まず、情報提供者8は情報提供クライアン
ト4から情報処理装置3に情報9を登録する。そして、
ユーザ10はユーザクライアント7から情報提供装置6
に情報9の提供を依頼し、その依頼を受けた情報提供装
置の制御部11が情報処理装置の制御部12に情報9の
提供を依頼する。ここで、情報9はファイヤーウォール
2内の情報処理装置3に蓄積されていて、且つユーザ1
0はファイヤーウォール2外の情報提供装置6に情報9
の提供を依頼することで、ファイヤーウォール2内の情
報処理装置3にアクセスする必要が無いため、外部から
の第三者による情報の盗み見、改ざん、破壊等が行われ
る危険性は低くなる。そして、情報提供装置の制御部1
1から情報9の提供を依頼された情報処理装置の制御部
12は、提供する情報9だけを情報提供装置6に送信
し、情報9を受信した情報提供装置の制御部11は、情
報9の提供が可能になった旨を通知する電子メール13
をユーザクライアント7に送信する。電子メール13を
受信して情報9の提供が可能になったことを確認したユ
ーザ10は情報提供装置6から情報9をダウンロード
し、情報提供装置の制御部11は情報9を提供したユー
ザ10のユーザ情報(例えば、ログインID、証明書情
報等)をログ14に蓄積する。なお、外部からの第三者
による情報の盗み見、改ざん、破壊等が行われる危険性
があるため、情報処理装置3から受信した情報9は、情
報提供装置6に一定期間だけ蓄積され、蓄積される期限
はユーザクライアント7に送信する電子メール13に添
付する。
【0044】次に、ユーザ10が情報提供装置6にアク
セスして情報9をダウンロードするまでの処理手順につ
いて図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0045】ユーザ10はユーザクライアント7からネ
ットワークB1bを介して情報提供装置6にアクセス
し、ログインIDおよびパスワードを入力することでロ
グインする(ステップS301)。ここで、ログインす
る際に、ネットワークA1aに接続する認証装置5から
電子証明書が発行されたユーザクライアント7以外はロ
グインできないようにすることで、セキュリティーを確
保する構成でも良い。このようにすれば、ユーザ10の
特定がなされない場合の情報提供を禁止することができ
る。
【0046】ログインしたユーザ10は情報提供装置6
に情報9の提供を依頼し(ステップS302)、情報提
供装置6から情報9を提供する際の使用許諾契約に同意
を求められる(ステップS303)。ここで、使用許諾
契約に同意しない場合(ステップS303でNO)、情
報9は提供されず(ステップS302に戻る)、使用許
諾契約に同意した場合(ステップS303でYES)、
情報提供装置6が提供依頼を受け付ける(ステップS3
04)。
【0047】情報提供装置6が提供依頼を受け付ける
と、ダウンロードの準備を開始して情報処理装置から情
報9を取得して蓄積し(ステップS305)、ダウンロ
ードの準備が完了すると、情報提供装置6はダウンロー
ド準備完了通知を知らせる電子メール13を送信し、情
報提供装置6から送信された電子メール13を受信し
(ステップS306)、ユーザ10は情報提供装置6か
らユーザクライアント7に情報9をダウンロードし(ス
テップS307)、情報提供装置6はユーザ10のユー
ザ情報をログ14に蓄積し(ステップS308)、処理
を終了する。
【0048】次に、上記説明したユーザ10が情報提供
装置6にアクセスして情報9をダウンロードするまでの
処理手順の詳細について、企業が取引先の業者に対して
自社の技術情報を提供する場合を一例にして説明する。
【0049】取引先の業者であるユーザ10は、ユーザ
クライアント7のウェブブラウザにより情報提供装置6
のURL(Uniform Resource Loc
ator)へアクセスすると、情報提供装置6からログ
インする際のログインIDおよびパスワードが要求さ
れ、ユーザ10はログインIDおよびパスワードを入力
する。ここで、ログインする際に、ネットワークA1a
に接続する認証装置5から電子証明書が発行されたユー
ザクライアント7以外はログインできないようにするこ
とで、セキュリティーを確保する構成でも良い。そし
て、正しいログインIDおよびパスワードが入力される
と、情報提供装置6は図4に示す「技術情報提供トップ
メニュー」画面401をユーザクライアント7に送信す
る。
【0050】図4は、ユーザクライアント7のウェブブ
ラウザに表示される「技術情報提供トップメニュー」画
面401の一例を示す図である。
【0051】図4に示すように、「技術情報提供トップ
メニュー」画面401に表示された「技術標準書提供サ
ービス」の表示部402は、技術標準書の検索および提
供依頼を行うURLに対応し(実際にURLは記述され
ているのだが、「技術情報提供トップメニュー」画面4
01に表示されるのは「技術標準書提供サービス」の表
示部402のみである)、「技術標準書提供サービス」
の表示部402をユーザクライアント7のキーボード、
マウスおよびライトペン等で操作すると、情報提供装置
6は図5に示す「公開情報」画面501をユーザクライ
アントに送信する。
【0052】図5は、ユーザクライアント7のウェブブ
ラウザに表示される「公開情報」画面501の一例を示
す図である。
【0053】図5に示すように、「公開情報」画面50
1には提供できる技術標準書がカテゴリー(「技術標
準」、「その他」)別に分類されて表示され、「技術情
報」のカテゴリーに登録された「メカ系部品」、「一般
材料規格」、「その他規格」のファイル502が表示さ
れている。ここで、「その他」の表示部503を操作す
ると、「その他」のカテゴリーに登録された技術標準書
を表示させることができる。なお、「依頼された情報の
ダウンロード」の表示部504についての詳細は後述に
て説明する。
【0054】図6は、ユーザクライアント7のウェブブ
ラウザに表示される「公開情報」画面501において、
ユーザ10が提供を依頼する技術標準書を検索している
一例を示す図である。
【0055】図6に示すように、ユーザ10は「その他
規格」の表示部601を操作することで、「その他規
格」のファイルがツリー展開され、「その他規格」のフ
ァイルには更に「図面解釈法」、「環境安全基準」等の
複数のファイルが存在することが分かる。そして、ユー
ザ10は「図面解釈法」の表示部602を操作すること
で、「図面解釈法」のファイルに登録された「図面解釈
法」、「図面解釈の通則」、「幾何交差の解釈」の技術
標準書がツリー展開され、ユーザは展開された複数の技
術標準書から提供依頼する技術標準書を選ぶ。
【0056】例えば、メカ系部品を取り扱う業者には
「メカ系部品」、「その他規格」のファイルを表示して
「一般材料規格」のファイルは表示しないというよう
に、ユーザである取引先の業者が扱う品目に応じて提供
する技術標準書だけを「公開情報」画面501に表示す
る構成を用いても良く、また、「メカ系部品」、「その
他規格」、「一般材料規格」のファイルを全て表示して
も、取引先の業者に応じて提供しない技術標準書はツリ
ー展開されない構成を用いても良い。
【0057】ここで、技術標準書のチェックボックス6
03をユーザクライアント7のキーボード、マウスおよ
びライトペン等でチェックすると、チェックした技術標
準書の提供を依頼することができる。図6に示す「公開
情報」画面501では、「図面解釈法」および「幾何交
差の解釈」のチェックボックス603がチェックされて
いる。
【0058】そして、ユーザ10は提供を依頼する技術
情報のチェックボックス603にチェックして「提供依
頼」のボタン604を操作すると、情報提供装置6は図
7に示す「使用許諾契約書」画面701をユーザクライ
アント7に送信する。
【0059】図7は、ユーザクライアント7のウェブブ
ラウザに表示される「使用許諾契約書」画面701の一
例を示す図である。
【0060】図7に示すように、「使用許諾契約書」画
面701には使用許諾契約書の契約項目702が表示さ
れるとともに、「公開情報」画面501で選んだ提供依
頼する「提供依頼データ」703が表示される。ユーザ
10は使用許諾契約書に記載された契約項目702に目
を通して使用許諾権に同意する場合、「使用許諾権に同
意する」のボタン704を操作すると、情報提供装置6
は提供依頼を受け付けて図8に示す「情報提供依頼受付
結果」画面801をユーザクライアント7に送信する。
また、使用許諾権に同意しない場合、「使用許諾権に同
意しない」のボタン705を操作すると、情報提供装置
6は提供依頼を却下して図5に示す「公開情報」画面5
01をユーザクライアント7に送信する。
【0061】図8は、ユーザクライアント7のウェブブ
ラウザに表示される「情報提供依頼受付結果」画面80
1の一例を示す図である。
【0062】図8に示すように、「情報提供依頼受付結
果」画面801には「ご依頼日」、「ユーザCN」、
「提供データ」および「提供データ」のダウンロード準
備が整い次第、提供通知メールを送信する旨を伝える文
章が表示される。なお、「ユーザCN」は、認証装置5
がユーザクライアント7に電子証明書を発行する際に、
登録したユーザ10の情報である。
【0063】ここで、情報提供装置6は「情報提供依頼
受付結果」画面801をユーザクライアント7に送信す
るとともに、ネットワークA1aに接続する情報処理装
置3に提供データである「図面解釈法」および「幾何交
差の解釈」の技術標準書の提供を依頼し、情報処理装置
3は提供依頼を受けると、「図面解釈法」および「幾何
交差の解釈」の技術標準書を情報提供装置6に送信し、
情報提供装置6は「図面解釈法」および「幾何交差の解
釈」の技術標準書を受信して蓄積する。
【0064】そして、情報提供装置6は「図面解釈法」
および「幾何交差の解釈」の技術標準書の蓄積を完了す
ると、図9に示す「提供通知メール」901をユーザク
ライアント7に送信する。
【0065】図9は、ユーザクライアント7が受信した
「提供通知メール」901の一例を示す図である。
【0066】図9に示すように、「提供通知メール」9
01には「図面解釈法」および「幾何交差の解釈」の技
術標準書の提供準備が完了した旨を伝える文章が表示さ
れる。なお、外部からの第三者による情報の盗み見、改
ざん、破壊等が行われる危険性があるため、情報処理装
置3から受信した技術標準書は、情報提供装置6に30
日間蓄積される旨を伝える文章も添付されている。
【0067】そして、図9に示す「提供通知メール」9
01を受け取ったユーザ10は、ユーザクライアント7
のウェブブラウザにより情報提供装置6のURLへアク
セスしてログインし、図5に示す「公開情報」画面50
1に表示される「依頼された情報のダウンロード」の表
示部504を操作すると、情報提供装置6は図10に示
す「提供情報のダウンロード」画面1001をユーザク
ライアント7に送信する。
【0068】図10は、ユーザクライアント7のウェブ
ブラウザに表示される「提供情報のダウンロード」画面
1001の一例を示す図である。
【0069】図10に示すように、「提供情報のダウン
ロード」画面1001にはダウンロードできる技術標準
書の一覧が表示される。ユーザ10はダウンロードした
い技術標準書の表示部1002を操作すると、操作した
技術標準書のダウンロードが開始される。なお、技術標
準書をダウンロードする際に、ユーザ毎にダウンロード
した技術標準書が情報提供装置6にログ14として蓄積
される。
【0070】図11は、情報9が更新された際に、情報
9の更新をユーザ10に通知するシステム構成の一例を
示す図である。
【0071】世間の情勢、法律の改正および技術の進歩
等により登録した情報9を改定して更新しなければなら
ない場合がある。そこで、情報提供者8は情報提供クラ
イアント4から情報処理装置3にアクセスし、情報9を
更新する。情報処理装置3は更新された情報15を蓄積
し、情報処理装置の制御部12は情報が更新された旨を
伝える更新情報16を情報提供装置6に送信し、情報提
供装置6は更新情報16を受信して蓄積する。ここで、
情報提供装置の制御部11は更新情報16の有無を一定
間隔で監視し、更新情報16を検出すると更新通知メー
ル17を作成する。そして、情報提供装置の制御部11
は更新された情報を過去に提供した履歴があるユーザク
ライアント7をログ14から検索し、検索されたユーザ
クライアント7に更新通知メール17を送信する。更新
通知メール17を受け取ったユーザ10はユーザクライ
アント7から情報提供装置6にアクセスし、情報提供装
置6に更新された情報15の提供を依頼する。
【0072】次に、情報処理装置3に登録された情報9
が更新された際に、情報提供装置6がユーザクライアン
ト7に更新通知メール17を送信する処理手順について
図12に示すフローチャートを参照して説明する。
【0073】情報提供装置6は情報処理装置3に登録さ
れた情報9が更新されたことを示す更新情報16の有無
を一定間隔で監視し(ステップS1201)、更新情報
16がある場合(ステップS1202でYES)、更新
された情報15を過去に提供した履歴があるユーザ10
を検索し(ステップS1203)、検索されたユーザ1
0に更新通知メール17を送信し(ステップS120
4)、処理手順を終了する。
【0074】このように、情報が更新される際に、少な
くとも過去に情報を提供したユーザに情報の更新を通知
することで、ユーザに最新の情報をできる限り早く提供
することが可能になる。
【0075】次に、情報提供装置6からユーザ10に提
供した情報9が情報提供者8の承認を受けずに不特定多
数に再提供する情報漏洩の抑止について説明する。
【0076】まず、予め情報9を提供する企業や組織等
に許可されたユーザ10だけが情報提供装置6にアクセ
スして情報9の提供を受けることができる。情報提供を
許可されたユーザ10のユーザクライアント7はネット
ワークA1aに接続する認証装置5から電子証明書の発
行を受け、情報提供装置6にアクセスする際に、発行さ
れた電子証明書を提示してログインする。
【0077】図13は、情報提供のシステム構成におけ
る情報漏洩の抑止の一例を示す図である。
【0078】まず、情報提供者8は情報提供クライアン
ト4から情報処理装置3に情報9を登録する。そして、
ユーザ10はユーザクライアント7から情報提供装置の
制御部11に認証装置5から発行された電子証明書18
を提示してログインし、情報提供を依頼する。情報提供
の依頼を受けた情報提供装置の制御部11が情報処理装
置の制御部12に情報9の提供を依頼する。そして、情
報提供装置6から情報9の提供を依頼を受けた情報処理
装置3は、認証装置5から情報9の提供を依頼したユー
ザクライアント7の証明書情報19を取り出し、取り出
した証明書情報19から画像情報であるアノテーション
20(注釈)を生成し、生成したアノテーション20を
提供する情報9に合成する。アノテーション20が合成
された情報9を、文書編集、文書転記およびアノテーシ
ョン編集等を禁止するためにパスワード等を用いてロッ
クし、アノテーション20が合成された情報9を情報提
供装置6に送信する。アノテーション20が合成された
情報9を受信した情報提供装置の制御部11は、情報9
の提供が可能になった旨を通知する電子メール13をユ
ーザクライアント7に送信し、電子メール13を受信し
て情報9の提供が可能になったことを確認したユーザ1
0は情報提供装置6から情報9をダウンロードし、情報
提供装置の制御部11は情報9を提供したユーザ10の
ユーザ情報(例えば、ログインID、証明書情報等)を
ログ14に蓄積する。なお、認証装置5は必ずしもネッ
トワークA1aに接続する構成を用いる必要は無く、ネ
ットワークB1bに接続する構成を用いても良い。ま
た、ユーザクライアント7へ電子証明書18を発行する
認証装置5はネットワークB1bに接続する民間の認証
機関が有する認証装置でも良い。また、アノテーション
20が合成された情報9は、電子メール13に添付する
等して、ユーザ10に直接送付する構成でも良い。
【0079】次に、情報処理装置3に情報9の提供が依
頼された際に、情報処理装置3が提供する情報9にアノ
テーション20を合成する処理手順について図14に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0080】情報処理装置3は情報提供装置6から情報
9の提供依頼を受け取ると(ステップS1401)、ネ
ットワークA1aに接続する認証装置5から情報9の提
供を依頼したユーザ10の証明書情報19を取り出し
(ステップS1402)、取り出した証明書情報から画
像情報であるアノテーション20を生成し(ステップS
1403)、生成したアノテーション20を提供する情
報9に合成し(ステップS1404)、アノテーション
20が合成された情報9を、文書編集、文書転記および
アノテーション編集等を禁止するためにパスワード等を
用いてロックし(ステップS1405)、アノテーショ
ン20が合成された情報9を情報提供装置6に提供し
(ステップS1406)、処理手順を終了する。
【0081】図15は、ユーザクライアント7でダウン
ロードしたアノテーション20が添付された情報9の一
例を示す図である。なお、アノテーション20が添付さ
れた情報9として取引先の企業から提供された技術情報
を一例にして説明する。
【0082】図15に示すように、ユーザクライアント
の画面に表示された技術情報1501の右上部にアノテ
ーション20が合成されている。図15に示す図では、
アノテーション20は「○○ USE ONLY」
(「○○」はこの技術情報を発行した企業名を示す)、
「指定期間:永久」、「使用者:123456 Tar
oYamada」、「取扱い:禁複写/再配布禁止」、
「DOWN LOAD:2002/2/14 16:5
0:37」で構成されている。ここで、「使用者:12
3456 Taro Yamada」が証明書情報19
であり、「123456」は業者を示す業者コードを、
「Taro Yamada」はユーザの氏名を示し、ア
ノテーション20は技術情報1501の全ページに添付
されている。
【0083】なお、アノテーション20が合成された情
報9の文書編集、文書転記およびアノテーション編集等
を禁止するためのパスワード等を乱数表等でランダムに
決定し、ロックを解除して再びロックをする際に、新た
なパスワードがランダムに決定することでセキュリティ
ーを強化する構成でも良い。また、アノテーション20
が合成された情報9の文書編集、文書転記およびアノテ
ーション編集等を禁止するためにパスワード等を用いて
ロックする以外にも、予め文書編集、文書転記およびア
ノテーション編集等が不可能なアプリケーションを用い
て電子化する構成でも良い。
【0084】また、技術情報1501をプリンタ等で紙
に印刷する場合でも、技術情報1501の内容とともに
アノテーション20も紙に印刷され、カラー印刷が可能
なプリンタにおいては、アノテーション20だけ違う色
で印刷することもできる。
【0085】このように、技術情報1501をダウンロ
ードしたユーザ10を特定する情報を合成することで、
もし、技術情報1501が情報提供者8の承認を得ない
で不特定多数に流出したとしても、合成されたアノテー
ション20を基に技術情報1501の流出元を追跡する
ことができる。
【0086】なお、上記実施例ではアノテーション20
を画像情報として説明してきたが、画像情報以外にもア
ノテーション20をテキスト情報等として情報9に合成
する構成を用いても良い。
【0087】また、アノテーション20を構成する証明
書情報19の代わりに、ログインする際に用いるログイ
ンID、ユーザクライアントのIPアドレスを用いる構
成でも良く、証明書情報19の代わりにシリアルナンバ
ーを設定して情報9に合成し、設定したシリアルナンバ
ーを情報提供装置6のログ14に蓄積する構成を用いて
も良い。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、情
報を安全に提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる情報提供装置6を有する情報提
供のシステム構成の概略を示す図である。
【図2】情報提供のシステム構成の一例を示す図であ
る。
【図3】ユーザ10が情報提供装置6にアクセスして情
報9をダウンロードするまでの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】ユーザクライアント7のウェブブラウザに表示
される「技術情報提供トップメニュー」画面401の一
例を示す図である。
【図5】ユーザクライアント7のウェブブラウザに表示
される「公開情報」画面501の一例を示す図である。
【図6】ユーザクライアント7のウェブブラウザに表示
される「公開情報」画面501において、ユーザ10が
提供を依頼する技術標準書を検索している一例を示す図
である。
【図7】ユーザクライアント7のウェブブラウザに表示
される「使用許諾契約書」画面701の一例を示す図で
ある。
【図8】ユーザクライアント7のウェブブラウザに表示
される「情報提供依頼受付結果」画面801の一例を示
す図である。
【図9】ユーザクライアント7が受信した「提供通知メ
ール」901の一例を示す図である。
【図10】ユーザクライアント7のウェブブラウザに表
示される「提供情報のダウンロード」画面1001の一
例を示す図である。
【図11】情報9が更新された際に、情報9の更新をユ
ーザ10に通知するシステム構成の一例を示す図であ
る。
【図12】情報処理装置3に登録された情報9が更新さ
れた際に、情報提供装置6がユーザクライアント7に更
新通知メール17を送信する処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図13】情報提供のシステム構成における情報漏洩の
抑止の一例を示す図である。
【図14】情報処理装置3に情報9の提供が依頼された
際に、情報処理装置3が提供する情報9にアノテーショ
ン20を合成する処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図15】ユーザクライアント7でダウンロードしたア
ノテーション20が添付された情報9の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1a ネットワークA 1b ネットワークB 2 ファイヤーウォール 3 情報処理装置 4 情報提供クライアント 5 認証装置 6 情報提供装置 7 ユーザクライアント 8 情報提供者 9 情報 10 ユーザ 11 情報提供装置の制御部 12 情報処理装置の制御部 13 電子メール 14 ログ 15 更新された情報 16 更新情報 17 更新通知メール 18 電子証明書 19 証明書情報 20 アノテーション 401 「技術情報提供トップメニュー」画面 402 「技術標準書提供サービス」の表示部 501 「公開情報」画面 502 「メカ系部品」、「一般材料規格」、「その
他規格」のファイル 503 「その他」の表示部 504 「依頼された情報のダウンロード」の表示部 601 「その他規格」の表示部 602 「図面解釈法」の表示部 603 チェックボックス 604 「提供依頼」のボタン 701 「使用許諾契約書」画面 702 契約項目 703 「提供依頼データ」 704 「使用許諾権に同意する」のボタン 705 「使用許諾権に同意しない」のボタン 801 「情報提供依頼受付結果」画面 901 「提供通知メール」 1001 「提供情報のダウンロード」画面 1002 技術標準書の表示部 1501 技術情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 滋昭 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 望月 陽 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 尾高 秀樹 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 伊藤 仁巳 東京都渋谷区桜丘町9−8 KN渋谷3ビ ル 富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA03 BA05 BA06 CA16 5B085 AE00 BA06 BE07 BG03 BG04 BG07 5J104 AA08 AA12 LA06 PA14

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して情報を提供する情
    報提供方法において、 前記情報の提供を依頼した情報提供依頼者を特定する特
    定情報を前記情報に合成し、 前記特定情報を合成した情報を前記情報提供依頼者に提
    供し、 前記特定情報による前記情報提供者の特定がなされない
    場合は、前記情報の提供を禁止することを特徴とする情
    報提供方法。
  2. 【請求項2】 前記情報の提供の依頼を受けた際に、前
    記情報提供依頼者から取得する個人情報に基づいて前記
    特定情報を生成することを特徴とする請求項1記載の情
    報提供方法。
  3. 【請求項3】 前記個人情報は電子証明書であることを
    特徴とする請求項2記載の情報提供方法。
  4. 【請求項4】 前記特定情報は画像データであり、 前記特定情報が合成された情報を編集禁止に設定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報提供方法。
  5. 【請求項5】 前記特定情報を蓄積し、 前記情報が更新された際に、前記特定情報に基づいて前
    記情報提供依頼者に情報の更新を通知することを特徴と
    する請求項1記載の情報提供方法。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して情報を提供する情
    報提供方法において、 情報提供依頼者が選択した文書の提供の依頼を受け付
    け、 該受け付けた文書を取り扱う際の契約事項に前記情報提
    供依頼者が同意するか否かの確認を行い、 前記情報提供依頼者が同意した際に、前記文書を前記情
    報提供依頼者に提供することを特徴とする情報提供方
    法。
  7. 【請求項7】 前記情報提供依頼者が契約事項に同意し
    た際に、外部装置に蓄積されている文書から提供を依頼
    された文書を取得して蓄積し、 該蓄積した文書が提供可能になった旨を前記情報提供依
    頼者に通知し、 前記情報提供依頼者に前記文書を取得させることを特徴
    とする請求項6記載の情報提供方法。
  8. 【請求項8】 前記確認は、 前記契約事項を前記情報提供依頼者に通知し、 前記情報提供依頼者が同意する若しくは同意しない旨を
    示す確認情報を返信することで行うことを特徴とする請
    求項6記載の情報提供方法。
  9. 【請求項9】 前記文書の提供の依頼を受けた際に、前
    記情報提供依頼者が提示する前記情報提供依頼者を特定
    する特定情報を蓄積し、 前記文書が更新された際に、前記特定情報に基づいて前
    記情報提供依頼者に文書の更新を通知することを特徴と
    する請求項6記載の情報提供方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して情報を提供する
    情報提供装置において、 前記情報の提供を依頼した情報提供依頼者を特定する特
    定情報を前記情報に合成する合成手段と前記合成手段で
    特定情報を合成した情報を前記情報提供依頼者に提供す
    る提供手段と前記特定情報による前記情報提供者の特定
    がなされない場合は、前記情報の提供を禁止する提供禁
    止手段とを具備することを特徴とする情報提供装置。
  11. 【請求項11】 前記情報の提供の依頼を受けた際に、
    前記情報提供依頼者から取得する個人情報に基づいて前
    記特定情報を生成する生成手段を更に具備することを特
    徴とする請求項10記載の情報提供装置。
  12. 【請求項12】 前記個人情報は電子証明書であること
    を特徴とする請求項11記載の情報提供装置。
  13. 【請求項13】 前記特定情報は画像データであり、 前記合成手段で前記特定情報を合成した情報を編集禁止
    に設定する設定手段を更に具備することを特徴とする請
    求項10記載の情報提供装置。
  14. 【請求項14】 前記特定情報を蓄積する特定情報蓄積
    手段と、 前記情報が更新された際に、前記特定情報蓄積手段に蓄
    積された特定情報に基づいて前記情報提供依頼者に情報
    の更新を通知する情報更新通知手段とを更に具備するこ
    とを特徴とする請求項10記載の情報提供装置。
  15. 【請求項15】 ネットワークを介して情報を提供する
    情報提供装置において、 情報提供依頼者が選択した文書の提供の依頼を受け付け
    る受付手段と、 前記文書を取り扱う際の契約事項に前記情報提供依頼者
    が同意するか否かの確認を行う確認手段と、 前記確認手段で情報提供依頼者の同意を確認すると、前
    記文書を前記情報提供依頼者に提供する提供手段とを具
    備することを特徴とする情報提供装置。
  16. 【請求項16】 前記確認手段で情報提供依頼者の同意
    を確認すると、外部装置に蓄積されている文書から提供
    を依頼された文書を取得する取得手段と、 前記取得手段で取得した文書を蓄積する文書蓄積手段
    と、 前記文書蓄積手段に蓄積した文書が提供可能になった旨
    を前記情報提供依頼者に通知する準備完了通知手段と前
    記情報提供依頼者に前記文書を取得させる取得手段とを
    更に具備することを特徴とする請求項15記載の情報提
    供装置。
  17. 【請求項17】 前記確認手段は、 前記契約事項を前記情報提供依頼者に通知する契約事項
    通知手段を更に具備し、 前記情報提供依頼者は同意する若しくは同意しない旨を
    示す確認情報を返信することを特徴とする請求項15記
    載の情報提供装置。
  18. 【請求項18】 前記受付手段で文書の提供の依頼を受
    け付ける際に、前記情報提供依頼者が提示する前記情報
    提供依頼者を特定する特定情報を蓄積する特定情報蓄積
    手段と、 前記文書が更新された際に、前記特定情報蓄積手段に蓄
    積された特定情報に基づいて前記情報提供依頼者に文書
    の更新を通知する文書更新通知手段とを更に具備するこ
    とを特徴とする請求項15記載の情報提供装置。
  19. 【請求項19】 ネットワークを介して情報を提供した
    情報提供の処理をコンピュータに動作させるプログラム
    において、 前記情報の提供を依頼する情報提供依頼者を特定する特
    定情報を前記情報に合成する処理と、 前記特定情報を合成した情報を前記情報提供依頼者に提
    供する処理と前記特定情報による前記情報提供者の特定
    がなされない場合は、前記情報の提供を禁止する処理と
    をコンピュータに動作させることを特徴とする情報提供
    プログラム。
  20. 【請求項20】 前記情報の提供の依頼を受けた際に、
    前記情報提供依頼者から取得する個人情報に基づいて前
    記特定情報を生成する処理をコンピュータに動作させる
    ことを特徴とする請求項19記載の情報提供プログラ
    ム。
  21. 【請求項21】 前記個人情報は電子証明書であること
    を特徴とする請求項20記載の情報提供プログラム。
  22. 【請求項22】 前記特定情報は画像データであり、 前記特定情報が合成された情報を編集禁止に設定する処
    理をコンピュータに動作させることを特徴とする請求項
    19記載の情報提供プログラム。
  23. 【請求項23】 前記特定情報を蓄積する処理と、 前記情報が更新された際に、前記特定情報に基づいて前
    記情報提供依頼者に情報の更新を通知する処理とをコン
    ピュータに動作させることを特徴とする請求項19記載
    の情報提供プログラム。
  24. 【請求項24】 ネットワークを介して情報を提供する
    情報提供の処理をコンピュータに動作させるプログラム
    において、 情報提供依頼者が選択した文書の提供の依頼を受け付け
    る処理と、 該受け付けた文書を取り扱う際の契約事項に前記情報提
    供依頼者が同意するか否かの確認を行う処理と、 前記情報提供依頼者が同意した際に、前記文書を前記情
    報提供依頼者に提供する処理とをコンピュータに動作さ
    せることを特徴とする情報提供プログラム。
  25. 【請求項25】 前記情報提供依頼者が契約事項に同意
    した際に、外部装置に蓄積されている文書から提供を依
    頼された文書を取得して蓄積する処理と、 該蓄積した文書が提供可能になった旨を前記情報提供依
    頼者に通知する処理と前記情報提供依頼者に前記文書を
    取得させる処理とをコンピュータに動作させることを特
    徴とする請求項24記載の情報提供プログラム。
  26. 【請求項26】 前記確認は、 前記契約事項を前記情報提供依頼者に通知する処理と、 前記情報提供依頼者が同意する若しくは同意しない旨を
    示す確認情報を返信する処理とをコンピュータに動作さ
    せることを特徴とする請求項24記載の情報提供プログ
    ラム。
  27. 【請求項27】 前記文書の提供の依頼を受けた際に、
    前記情報提供依頼者が提示する前記情報提供依頼者を特
    定する特定情報を蓄積する処理と、 前記文書が更新された際に、前記特定情報に基づいて前
    記情報提供依頼者に文書の更新を通知する処理とをコン
    ピュータに動作させることを特徴とする請求項24記載
    の情報提供プログラム。
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