JP2000112803A - データ自動更新システム - Google Patents

データ自動更新システム

Info

Publication number
JP2000112803A
JP2000112803A JP10294511A JP29451198A JP2000112803A JP 2000112803 A JP2000112803 A JP 2000112803A JP 10294511 A JP10294511 A JP 10294511A JP 29451198 A JP29451198 A JP 29451198A JP 2000112803 A JP2000112803 A JP 2000112803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
data
update
data file
updated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10294511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4224648B2 (ja
Inventor
Yasuo Minami
康雄 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP29451198A priority Critical patent/JP4224648B2/ja
Publication of JP2000112803A publication Critical patent/JP2000112803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4224648B2 publication Critical patent/JP4224648B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データファイルの更新を定期的にチェック
し、更新データファイルを必要としているクライアント
に更新データファイルに関する情報を自動的に転送し、
クライアントによる更新データファイル取得を容易にす
るデータ自動更新システムを提供する。 【解決手段】 データファイル及びそれを必要とするク
ライアントを管理する管理手段11、データファイルの
更新の有無を判断する更新判断手段12、並びに、更新
されたデータファイルに関する所定の情報をクライアン
トに転送する更新情報配信手段14を配設し、データフ
ァイルの更新が行われると、そのつど更新されたデータ
ファイルを必要としているクライアントに、更新された
データファイルに関する所定の情報を転送することによ
り、クライアントの更新データファイル入手を支援し、
常に最新のデータファイルの利用を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク内の
サーバにおいて更新されたデータファイルをネットワー
クに接続しているクライアント側で確実に取得して閲覧
できるようにするデータ自動更新システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ここ数年来のインターネット環境の整
備、インターネット接続の普及に伴い、コンピュータを
利用して各種の業務を行っている現場においても、業務
の効率化、作成したデータの有効活用の手段として、イ
ンターネットの利用が計画されたり、また実際に利用さ
れたりしている。
【0003】こうした中、所定のアプリケーションプロ
グラムで作成されたデータファイルをインターネットで
利用しやすいWWW(World Wide Web)用ファイルフォ
ーマットに変換する変換ツールも多数開発され、各種デ
ータファイルを一般的なWWWブラウザで容易に表示、
閲覧することができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、コンピュータを
利用する現場におけるコンピュータの使用形態として
は、複数のコンピュータに特定の役割分担を与えてネッ
トワーク接続するサーバ・クライアント形式のネットワ
ークが一般化している。例えば、各部門にそれぞれ設置
されたコンピュータがクライアントマシンとしてネット
ワーク化され、読出しのみ、又は読書き可能なデータフ
ァイルが専用のファイルサーバに格納されて各部門で共
有されるといった使い方がなされている。
【0005】こうしたネットワーク上において、上記し
た従来の変換ツールを用いて、特定のアプリケーション
プログラム専用のファイル形式で格納された各種データ
ファイルをWWW用ファイルフォーマットに変換しよう
とする場合には、基本的にデータファイルを作成したア
プリケーションプログラム環境があるクライアントマシ
ンでのみ変換ツールを実行できるため、データ変換はデ
ータファイルの作成部門で行う必要があった。
【0006】このため、アプリケーションプログラム環
境がないデータファイル非作成部門からファイルサーバ
に必要とするデータファイルの転送要求を行う場合、そ
のつど同時にデータファイルの作成部門にファイルフォ
ーマットの変換依頼を行わなくてはならないという課題
を有していた。また、データファイル作成部門も、本来
のデータファイル作成作業とは別のファイル変換作業に
労力と時間を費やしてしまうという課題を有していた。
【0007】さらに、一旦WWW用ファイルフォーマッ
トに変換した後で、データファイル作成部門により内容
変更等でデータファイルの更新が行われた場合、変換後
のデータファイルも更新されたデータファイルに合わせ
て更新していかないとデータファイルの有効性が消失し
てしまうが、更新されたデータファイルの変換もデータ
ファイル作成部門の作業となるため、更新頻度が多いと
逐次変換していくのは人手も必要とすることから難し
く、更新データファイルと変換済データファイルの同期
がとれなくなるという課題を有していた。
【0008】一方、データファイルを作成したアプリケ
ーションプログラム環境がデータファイル非作成部門に
存在する場合に、データファイル作成部門で更新された
データファイルをファイル変換なしにファイルサーバか
ら転送しようとしても、データファイルが図面や画像を
含むものであると、データ容量が極めて膨大であるた
め、ネットワーク内でのデータ転送に著しく時間がかか
り、現実のデータ転送作業は困難になるという課題を有
した。
【0009】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、データファイルの更新を定期的にチェック
し、更新データファイルを必要としているクライアント
に更新データファイルに関する情報を自動的に転送する
と共に、必要に応じて自動的にファイル形式変換を行
い、クライアントによる更新データファイル取得を容易
にするデータ自動更新システムを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ自動
更新システムは、ネットワークに接続されたサーバに格
納されてあらかじめ管理対象として登録されている一又
は複数の所定のデータファイルの少なくともファイル名
と更新日時を含むファイル付属情報、及び、前記ネット
ワークに接続され、前記データファイル転送先としてあ
らかじめ登録されている複数のクライアントの少なくと
もクライアント名とネットワークアドレスを含むクライ
アント識別情報をそれぞれ管理する管理手段と、前記管
理手段におけるファイル付属情報を所定時間毎に参照し
て前記データファイルが更新されたか否かを判断する更
新判断手段と、前記更新判断手段で更新されたと判断さ
れたデータファイルに関する所定の情報を前記管理手段
のファイル付属情報及びクライアント識別情報に基づい
て前記データファイルを必要とする所定のクライアント
に転送する更新情報配信手段とを備えるものである。
【0011】このように本発明においては、データファ
イル及びそれを必要とするクライアントを管理する管理
手段、データファイルの更新の有無を判断する更新判断
手段、並びに、更新されたデータファイルに関する所定
の情報をクライアントに転送する更新情報配信手段を配
設し、データファイルの更新が行われると、そのつど更
新されたデータファイルを必要としているクライアント
に、更新されたデータファイルに関する所定の情報を転
送することにより、クライアントがデータファイルの更
新をいち早く知ることができ、クライアントの更新され
たデータファイル入手を支援して常に最新のデータファ
イル利用を可能にする。
【0012】また、本発明に係るデータ自動更新システ
ムは必要に応じて、前記管理手段が、前記ファイル付属
情報における登録されたデータファイルと前記クライア
ント識別情報における前記データファイルを必要とする
クライアントとを関連付ける所定の属性を設定し、前記
更新情報配信手段が、前記更新判断手段で所定のデータ
ファイルが更新されたと判断された場合に、前記データ
ファイルに関連付けられた全てのクライアントへ更新さ
れたデータファイルに関する所定の情報を転送するもの
である。
【0013】このように本発明においては、データファ
イルと前記データファイルを必要とするクライアントと
を関連付ける所定の属性が管理手段により設定され、デ
ータファイルが更新されると、このデータファイルを必
要とする全てのクライアントが前記関連付けから確実に
把握できることにより、更新されたデータファイルに関
する所定の情報のクライアントへの転送漏れが起りにく
く、データファイルを必要としているクライアントが確
実にデータファイルの更新の事実を知ることができる。
【0014】また、本発明に係るデータ自動更新システ
ムは必要に応じて、前記管理手段が、前記ファイル付属
情報として、登録されている各データファイル毎に転送
を要求しているクライアントの一覧情報を付加するもの
である。このように本発明においては、ファイル付属情
報の各データファイル毎の内容にデータファイルを要求
するクライアントの情報が付加され、データファイルが
更新された際に、ファイル付属情報の参照でこのデータ
ファイルを必要とする全てのクライアントの把握が確実
に行えることにより、更新されたデータファイルに関す
る所定の情報のクライアントへの転送漏れが起りにく
く、データファイルを必要としているクライアントが確
実にデータファイルの更新の事実を知ることができる。
【0015】また、本発明に係るデータ自動更新システ
ムは必要に応じて、前記更新情報配信手段が、前記更新
判断手段で所定のデータファイルの更新判断がなされた
場合に、前記ネットワークに接続されて前記各クライア
ントからアクセス可能な所定のファイル格納部へ更新さ
れたデータファイルを転送すると共に、前記データファ
イルを要求する一又は複数のクライアントに、前記更新
されたと判断されたデータファイルに関する所定の情報
として、少なくとも更新日時及び前記ファイル格納部の
アドレスを含む前記データファイルについての更新情報
を転送し、前記クライアントが、前記転送されたデータ
ファイルについての更新情報を基に前記ファイル格納部
から更新データファイル本体を転送して得るものであ
る。
【0016】このように本発明においては、更新された
データファイルを格納するファイル格納部が配設され、
更新データファイルに関する所定の情報としてクライア
ントに前記ファイル格納部のアドレス等の情報が転送さ
れ、クライアントがファイル格納部から更新データファ
イルを入手できることにより、クライアントがデータフ
ァイルの更新と同時にその格納場所を知ることができ、
クライアントが容易に更新されたデータファイルを入手
して最新のデータファイルを利用できる。
【0017】また、本発明に係るデータ自動更新システ
ムは必要に応じて、前記更新判断手段で所定のデータフ
ァイルの更新判断がなされた場合に、前記更新されたと
判断されたデータファイルを、必要十分なデータ内容の
みを残して冗長分を省き、データ量を元データファイル
より小さくしたファイル形式に変換し、当該変換された
データファイルを前記更新情報配信手段により前記ファ
イル格納部へ転送させるファイル変換手段を備えるもの
である。このように本発明においては、更新されたデー
タファイルのファイル形式を変換するファイル変換手段
を配設し、ファイル格納部に格納されるデータファイル
のデータ量を小さくすることにより、ネットワーク内に
おける更新されたデータファイルのファイル格納部から
クライアントへの転送も短時間で行え、ネットワークの
負荷も小さくできる。さらに、ファイル変換が自動的に
行え、ファイル変換作業に手間がかからないと共に、デ
ータファイルの更新のつど自動的に変換を行うことで、
ファイル格納部に格納される変換後のデータファイルも
更新していくこととなり、ファイル格納部のデータファ
イルの有効性が常に維持される。
【0018】また、本発明に係るデータ自動更新システ
ムは必要に応じて、前記ファイル変換手段により変換さ
れるファイル形式が、少なくともWWWブラウザで閲覧
可能な所定のファイル形式であるものである。このよう
に本発明においては、更新されたデータファイルが所定
のファイル形式に変換され、クライアントが標準的に保
有しているWWWブラウザで更新後のデータファイルの
内容を確認できることにより、元のデータファイルを更
新したアプリケーションプログラム環境がないクライア
ントでもデータファイルの内容を見ることができ、より
低コストで情報を共有できる。
【0019】また、本発明に係るデータ自動更新システ
ムは必要に応じて、前記ファイル格納部が、前記ネット
ワークとは別の外部ネットワークにも接続され、前記外
部ネットワークから前記ネットワーク内の他のサーバ及
びクライアントへのアクセスを制限するアクセス制御用
サーバであるものである。このように本発明において
は、前記ファイル格納部が外部ネットワークにも接続さ
れるサーバとして配設され、前記ネットワーク内のクラ
イアント以外に外部ネットワークからもファイル変換済
の更新データファイルへのアクセスが可能であることに
より、必要に応じて外部ネットワークからファイル格納
部にアクセスして変換された更新データファイルを入手
することができ、ネットワーク内クライアント以外の幅
広い利用者に更新データファイルを配布することができ
る。
【0020】また、本発明に係るデータ自動更新システ
ムは必要に応じて、前記データファイルについての更新
情報が、更新日時及び前記ファイル格納部のアドレス等
を一覧可能な形式のファイルとして生成され、前記デー
タファイルを要求する一又は複数のクライアントにそれ
ぞれ割当てられたサーバ上の所定のファイル格納領域に
メールファイルとして蓄積されるものである。このよう
に本発明においては、更新日時及び前記ファイル格納部
のアドレス等を含む前記データファイルについての更新
情報が、クライアント毎に割当てられたサーバ上の所定
のファイル格納領域(メールボックス)に蓄積されるこ
とにより、ファイル転送に関してサーバにおける処理の
負荷が低減されると共に、クライアントに前記データフ
ァイルについての更新情報を確実に入手させることがで
き、入手したファイル形式の更新情報をクライアントが
自由に加工して他の用途に利用することもできる。
【0021】また、本発明に係るデータ自動更新システ
ムは必要に応じて、前記更新判断手段で更新されたと判
断されたデータファイルに関する所定の情報が、必要十
分なデータ内容のみを残して冗長分を省き、データ量を
元データファイルより小さくした所定のファイル形式に
変換されたデータファイル自身を含むものである。この
ように本発明においては、クライアントへ転送される更
新データファイルに関する所定の情報に、所定ファイル
形式に変換された更新データファイル自身が含まれ、ク
ライアントは自動的に更新データファイルを入手できる
ことにより、クライアントはサーバにおける更新状態を
考慮することなく最新の更新データファイルを利用で
き、クライアント側における更新のための作業量を著し
く低減して、クライアントの負担を大幅に減らせる。
【0022】
【本発明の実施の形態】(本発明の第1の実施形態)以
下、本発明の第1の実施形態を図1〜図4に基づいて説
明する。本実施の形態はデータファイルとして図面ファ
イルを更新、転送する場合への適用を示す。この図1は
本実施形態に係るデータ自動更新システムを適用するネ
ットワークシステムの概略構成説明図、図2は本実施形
態に係るデータ自動更新システムのブロック図、図3
(A)、(B)は本実施形態に係るデータ自動更新シス
テムの管理手段におけるファイル付属情報及びクライア
ント識別情報を示す説明図、図4は本実施形態に係るデ
ータ自動更新システムの処理フローチャートである。
【0023】前記各図において本実施の形態に係るデー
タ自動更新システムは、ローカルエリアネットワーク
(以下、LAN)1に接続されたサーバ2に格納される
複数の所定の図面ファイルのファイル付属情報、及び、
前記LAN1に接続される複数のクライアント3のクラ
イアント識別情報をそれぞれ管理する管理手段11と、
前記管理手段11におけるファイル付属情報を所定時間
毎に参照して前記図面ファイルが更新されたか否かを判
断する更新判断手段12と、前記更新判断手段12で更
新されたと判断された図面ファイルを所定ファイル形式
に変換するファイル変換手段13と、前記LAN1に接
続されて前記各クライアント3からアクセス可能なファ
イル格納部としての前記サーバ2内所定格納領域へ前記
ファイル変換手段13で変換された更新図面ファイルを
転送すると共に、前記図面ファイルを要求する各クライ
アント3に、前記管理手段11のファイル付属情報及び
クライアント識別情報に基づいて、前記更新図面ファイ
ルに関する所定の情報としての電子メールを転送する更
新情報配信手段14とを備える構成である。
【0024】本実施の形態に係るデータ自動更新システ
ムを適用するネットワークシステムは、互いにネットワ
ーク接続されたコンピュータであるサーバ2及び複数の
クライアント3からなるLAN1であり、LAN1が構
築された各部門の操作者はそれぞれクライアント3とし
ての各コンピュータにおいて入力手段7から入力操作
し、サーバ2に格納された図面ファイルその他に対する
読書きや転送等の処理を行うことができる仕組みとなっ
ている。また、前記サーバ2は、複数のクライアント3
に対し、所定のファイル格納領域をメールボックスとし
てそれぞれ割当てて各クライアント3へのメールファイ
ルを蓄積できるようにしており、クライアント3宛に電
子メールを転送できる仕組みである。
【0025】前記管理手段11は、あらかじめ操作者の
入力手段7からの入力により、管理対象としての複数の
図面ファイルについてそれぞれファイル付属情報を登録
されると共に、前記図面ファイルの転送先となる複数の
クライアント3のクライアント識別情報を登録され、各
情報を互いに関連付けた状態で一種のデータベースとし
て管理するものである。前記ファイル付属情報は図面フ
ァイル名と図面ファイルの更新日時等を含んでいる。更
新日時については、サーバ2に格納されている図面ファ
イルから直接取得され、更新される度に管理手段11側
でも自動的に書換えられる。また、クライアント識別情
報はクライアント名とネットワークアドレス等を含む。
そして、管理手段11では、登録された各図面ファイル
と、これら図面ファイルを必要とするクライアント3と
を関連付ける属性として、前記ファイル付属情報に登録
されている各図面ファイル毎に転送を要求しているクラ
イアント3を所属部門毎にまとめて表した転送要求先一
覧情報を付加している。
【0026】前記更新判断手段12は、前記管理手段1
1におけるファイル付属情報、特に図面ファイルの更新
日時を所定時間毎に参照して、前回参照日時と更新日時
の前後関係により前記図面ファイルが所定時間前から参
照時点までに更新されたか否かを判断する構成である。
【0027】前記ファイル変換手段13は、前記更新判
断手段12で所定の図面ファイルの更新判断がなされた
場合に、前記更新されたと判断された図面ファイルを、
必要十分なデータ内容のみを残して冗長分を省き、デー
タ量を元の図面ファイルより小さくした、一般的なWW
Wブラウザで閲覧可能なファイル形式(例えば、DWF
形式)に変換する構成である。
【0028】前記更新情報配信手段14は、前記更新判
断手段12で所定の図面ファイルが更新されたと判断さ
れ、この図面ファイルが前記ファイル変換手段13で変
換された後、変換済図面ファイルをファイル格納部とし
ての前記サーバ2内所定格納領域へ転送すると共に、前
記管理手段11のファイル属性情報及びクライアント識
別情報を参照して、この図面ファイルを要求する各クラ
イアント3に対し、前記更新されたと判断されたデータ
ファイルに関する所定の情報として、更新図面ファイル
名、更新日時、及び前記サーバ2内所定格納領域のアド
レス等を一覧可能な形式のメールファイルを生成し、前
記各クライアント3のメールアドレスに対応するサーバ
2に電子メールとしてそれぞれ転送する仕組みである。
【0029】この前記構成に基づくデータ自動更新シス
テムにおけるファイル更新処理について、図4に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。まず、前準備とし
て、図面管理担当者が入力手段7を操作して、管理手段
11に対し、サーバ2に格納される複数の図面ファイル
のうち、更新判断手段12による更新チェック対象とな
る図面ファイルのファイル付属情報(ファイル名、出図
元、ファイル格納場所、転送要求先一覧)を登録すると
共に、この図面ファイルの転送を要求するクライアント
3のクライアント識別情報(クライアント名、所属部
門、メールアドレス)を登録する。ファイル付属情報の
うち、更新日時については、サーバ2に格納された各図
面ファイル自身から管理手段11が自動的に取得してフ
ァイル付属情報の一部として管理する。こうした図面フ
ァイルのファイル付属情報及びクライアント3のクライ
アント識別情報は、新たな更新チェックの対象や転送要
求先が増えるのに合わせて必要に応じ管理手段11に追
加登録することもできる。
【0030】こうした管理手段への登録の後、更新判断
手段12が所定時間毎に管理手段11におけるファイル
付属情報としての更新日時を参照し(ステップ10
1)、そのつど、更新日時が前回の参照日時より後にな
っているか否かを判断する(ステップ102)。図面フ
ァイルが前のチェック時から現在までの間に更新され、
更新日時が新しくなっている場合には、この更新されて
いる図面ファイルがサーバ2から読出され、ファイル変
換手段13で所定のファイル形式に変換される(ステッ
プ103)。
【0031】次に、更新情報配信手段14が、前記管理
手段11のファイル属性情報及びクライアント識別情報
を参照して更新された図面ファイルを要求するクライア
ント3を全て割出し(ステップ104)、さらに、更新
図面ファイルの名前(ファイル名に加えて、正式な図面
名称又は略称、図面番号等)と更新日時、前記サーバ2
内所定格納領域のアドレス等を一覧可能に記述したファ
イルを作成して(ステップ105)、図面ファイルを要
求する各クライアント3に対し、そのメールアドレスに
対応するサーバ2のメールボックス領域に電子メールと
してそれぞれ転送する(ステップ106)。この電子メ
ールの転送と同時に、変換された更新図面ファイルをフ
ァイル格納部としてのサーバ2内所定格納領域へ転送す
る(ステップ107)。
【0032】クライアント3は、前記転送された電子メ
ールを受取り、この内容を基に、前記サーバ2内所定格
納領域から変換済の更新図面ファイル本体をダウンロー
ドする。ダウンロードされた更新図面ファイルは、WW
Wブラウザで閲覧、印刷等利用される。
【0033】このように、本実施の形態に係るデータ自
動更新システムにおいては、あらかじめ登録したクライ
アント3に必要とする図面ファイルが更新されたことを
自動的に電子メールで通知でき、また図面ファイル自体
ではなく、WWWブラウザで閲覧できるデータ量の小さ
なファイル形式に図面ファイルを変換してからクライア
ント3に入手させることから、クライアント3は更新さ
れた最新の図面ファイルを容易に得ることができると共
に、元の図面ファイルを作成・更新したアプリケーショ
ンプログラム環境がないクライアントでも図面を閲覧で
き、より低コストで図面の情報を共有できる。また、ネ
ットワーク内における更新データファイルのクライアン
トへの転送も短時間で行え、ネットワークの負荷も小さ
くできる。さらに、更新された図面ファイルのファイル
変換、サーバ2への格納も自動的に行え、更新図面提供
部門及び利用部門での特別な作業が不要となり、手間を
省ける。
【0034】(本発明の第2の実施形態)本発明の第2
の実施形態を図5〜図7に基づいて説明する。本実施の
形態も前記第1の実施形態同様、データファイルとして
図面ファイルを更新、転送する場合への適用を示す。こ
の図5は本実施の形態に係るデータ自動更新システムを
適用するネットワークシステムの概略構成説明図、図6
は本実施の形態に係るデータ自動更新システムのブロッ
ク図、図7は本実施の形態に係るデータ自動更新システ
ムの処理フローチャートである。
【0035】前記各図において本実施の形態に係るデー
タ自動更新システムは、前記第1の実施形態と同様、管
理手段11と、更新判断手段12と、ファイル変換手段
13と、更新情報配信手段14とを備える一方、異なる
点として、適用するネットワークシステムが、前記第1
の実施形態と同様のLAN1及びこのLAN1にファイ
アウォールを介して接続され、且つインターネット5に
接続されたWWWサーバ4からなり、LAN1内で図面
ファイルを取扱うほか、インターネット5に接続した外
部クライアント6のコンピュータからも制限付きで図面
ファイルにアクセスできる構成を有するものである。
【0036】前記WWWサーバ4は、前記LAN1と共
にインターネット5にも接続され、原則として前記LA
N1内からインターネット5へのアクセスは許容し、前
記インターネット5から前記LAN1内のサーバ2及び
クライアント3へのアクセスは制限するアクセス制御サ
ーバである。また、WWWサーバ4は、複数の外部クラ
イアント6に対し、所定のファイル格納領域をメールボ
ックスとしてそれぞれ割当てて各外部クライアント6へ
のメールファイルを蓄積できるようにしており、外部ク
ライアント6宛に電子メールを転送できる仕組みであ
る。
【0037】前記管理手段11には、あらかじめ操作者
の入力手段7からの入力により、前記第1の実施形態と
同様に図面ファイルのファイル付属情報が登録される
他、前記図面ファイルの転送先となる複数のクライアン
ト3及び外部クライアント6のクライアント識別情報が
登録される。管理手段11では、登録された各図面ファ
イルと、これら図面ファイルを必要とするクライアント
3及び外部クライアント6とを関連付ける属性として、
前記ファイル付属情報に、登録されている各図面ファイ
ル毎に転送を要求しているクライアント3及び外部クラ
イアント6のクライアント名一覧情報を付加している。
【0038】前記更新情報配信手段14は、前記第1の
実施形態と同様に前記各クライアント3から前記サーバ
2内所定格納領域へ変換済の更新図面ファイルを転送
し、且つ前記図面ファイルを要求する各クライアント3
に電子メールを転送することに加えて、前記外部クライ
アント6からアクセス可能なファイル格納部としての前
記WWWサーバ4へ変換済の更新図面ファイルを転送
し、且つ前記図面ファイルを要求する各外部クライアン
ト6に、前記更新図面ファイルに関する所定の情報とし
ての電子メールを転送するものである。
【0039】この前記構成に基づくデータ自動更新シス
テムにおけるファイル更新処理について、図7に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。まず、前記第1の実
施形態同様、前準備として、図面管理担当者が入力手段
7を操作して、管理手段11に対し、サーバ2に格納さ
れる複数の図面ファイルのうち、更新判断手段12によ
る更新チェック対象となる図面ファイルのファイル付属
情報を登録すると共に、この図面ファイルの転送を要求
するクライアント3及び外部クライアント6のクライア
ント識別情報を登録する。
【0040】管理手段への登録後、更新判断手段12が
所定時間毎に管理手段11におけるファイル付属情報と
しての更新日時を参照し(ステップ201)、そのつ
ど、更新日時が前回の参照日時より後になっているか否
かを判断する(ステップ202)。図面ファイルが前の
チェック時から現在までの間に更新され、更新日時が新
しくなっている場合には、この更新されている図面ファ
イルがサーバ2から読出され、ファイル変換手段13で
所定のファイル形式に変換される(ステップ203)。
【0041】次に、更新情報配信手段14が、前記管理
手段11のファイル属性情報及びクライアント識別情報
を参照して更新された図面ファイルを要求するクライア
ント3及び外部クライアント6を全て割出し(ステップ
204)、さらに、更新図面ファイルの名前(ファイル
名に加えて、正式な図面名称又は略称、図面番号等)と
更新日時、前記サーバ2内所定格納領域のアドレス等を
一覧可能に記述したファイルを作成して(ステップ20
5)、図面ファイルを要求する各クライアント3及び外
部クライアント6に対し、そのメールアドレスに対応す
るサーバ2及びWWWサーバ4のメールボックス領域に
電子メールとしてそれぞれ転送する(ステップ20
6)。この電子メールの転送と同時に、変換された更新
図面ファイルをファイル格納部としてのサーバ2内所定
格納領域及びWWWサーバ4へ転送する(ステップ20
7)。
【0042】クライアント3及び外部クライアント6
は、前記転送された電子メールを受取り、この内容を基
に、クライアント3は前記第1の実施形態同様にサーバ
2内所定格納領域から変換済の更新図面ファイル本体を
ダウンロードし、外部クライアント6は前記WWWサー
バ4からインターネット5を通じて変換済の更新図面フ
ァイル本体をダウンロードする。ダウンロードされた更
新図面ファイルは、WWWブラウザで閲覧、印刷等利用
される。
【0043】このように、本実施の形態に係るデータ自
動更新システムにおいては、前記第1の実施形態と同
様、クライアント3及び外部クライアント6に図面ファ
イルの更新を自動的に電子メールで通知でき、図面ファ
イルをWWWブラウザで閲覧できる形式に変換してクラ
イアント3及び外部クライアント6に入手させることか
ら、クライアント3は更新された最新の図面ファイルを
容易に得ることができると共に、図面用のアプリケーシ
ョンプログラム環境がなくても図面を閲覧でき、より低
コストに図面情報を共有できる。また、更新された図面
ファイルが自動的にファイル変換されてサーバ2及びW
WWサーバ4に格納されるため、更新図面提供部門及び
利用部門での特別な作業が不要で手間が省ける。加え
て、外部クライアント6はインターネット5に接続可能
な環境であればどこでもWWWサーバ4から図面ファイ
ルを入手することができ、遠隔地であってもWWWブラ
ウザを用いて常に最新の図面の利用が可能になる。
【0044】なお、前記各実施の形態に係るデータ自動
更新システムにおいては、取扱うデータファイルを図面
ファイルとする構成としているが、図面ファイルに限ら
ず、文書ファイルやワークシートファイル、画像ファイ
ル等の更新をチェックし、ファイル形式を変換した上で
サーバ2にアップロードしてクライアント3にダウンロ
ードさせる構成とすることもできる。また、更新図面フ
ァイルをWWWブラウザで閲覧可能なファイル形式に変
換する構成としているが、こうしたデータファイルのデ
ータ量が小さく、且つアプリケーションプログラムがク
ライアント側にあって読込み可能なファイル形式である
場合、ファイル形式を変換しない構成とすることもで
き、データファイルをそのままサーバ2にアップロード
してクライアント3にダウンロードさせてもかまわな
い。
【0045】また、前記各実施の形態に係るデータ自動
更新システムにおいては、データファイルの更新をクラ
イアント3にメールで通知し、更新されたデータファイ
ル自体はファイル形式を変換した上でいったんサーバ2
にアップロードし、これをクライアント3にダウンロー
ドさせる構成としているが、この他、ファイル形式を変
換された更新データファイルのデータ量が比較的小さい
場合には、クライアント3へ転送される電子メール等に
所定ファイル形式に変換された更新データファイル自身
を添付する構成とすることもでき、クライアント3が自
動的に更新データファイルを直接入手できることによ
り、クライアント3はサーバ2における更新状態を全く
考慮することなく最新の更新データファイルを利用で
き、クライアント側における更新のための作業量を著し
く低減して、クライアント3の負担を大幅に減らせる。
【0046】また、前記各実施の形態に係るデータ自動
更新システムにおいては、更新判断手段12による一つ
の図面ファイルの更新判断毎にクライアント3に電子メ
ールを送り、サーバ2に更新図面ファイルを転送する構
成としているが、更新判断手段12による一回の参照毎
に更新された図面ファイルが複数ある場合には、各図面
ファイルを要求しているクライアント3が重複すること
もあるため、クライアント3へ更新を知らせる電子メー
ルが過度に多くならないように、図面ファイルを要求す
るクライアント3の割出しが全ての更新図面ファイルに
ついて終了した後、クライアント3毎に更新情報を整理
して、一回の電子メールの内容に複数の図面ファイルが
更新されたことを含めるようにすることもできる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、データフ
ァイル及びそれを必要とするクライアントを管理する管
理手段、データファイルの更新の有無を判断する更新判
断手段、並びに、更新されたデータファイルに関する所
定の情報をクライアントに転送する更新情報配信手段を
配設し、データファイルの更新が行われると、そのつど
更新されたデータファイルを必要としているクライアン
トに、更新されたデータファイルに関する所定の情報を
転送することにより、クライアントがデータファイルの
更新をいち早く知ることができ、クライアントの更新さ
れたデータファイル入手を支援して常に最新のデータフ
ァイル利用を可能にするという効果を奏する。また、本
発明によれば、データファイルと前記データファイルを
必要とするクライアントとを関連付ける所定の属性が管
理手段により設定され、データファイルが更新される
と、このデータファイルを必要とする全てのクライアン
トが前記関連付けから確実に把握できることにより、更
新されたデータファイルに関する所定の情報のクライア
ントへの転送漏れが起りにくく、データファイルを必要
としているクライアントが確実にデータファイルの更新
の事実を知ることができるという効果を有する。また、
本発明によれば、ファイル付属情報の各データファイル
毎の内容にデータファイルを要求するクライアントの情
報が付加され、データファイルが更新された際に、ファ
イル付属情報の参照でこのデータファイルを必要とする
全てのクライアントの把握が確実に行えることにより、
更新されたデータファイルに関する所定の情報のクライ
アントへの転送漏れが起りにくく、データファイルを必
要としているクライアントが確実にデータファイルの更
新の事実を知ることができるという効果を有する。ま
た、本発明によれば、更新されたデータファイルを格納
するファイル格納部が配設され、更新データファイルに
関する所定の情報としてクライアントに前記ファイル格
納部のアドレス等の情報が転送され、クライアントがフ
ァイル格納部から更新データファイルを入手できること
により、クライアントがデータファイルの更新と同時に
その格納場所を知ることができ、クライアントが容易に
更新されたデータファイルを入手して最新のデータファ
イルを利用できるという効果を有する。また、本発明に
よれば、更新されたデータファイルのファイル形式を変
換するファイル変換手段を配設し、ファイル格納部に格
納されるデータファイルのデータ量を小さくすることに
より、ネットワーク内における更新されたデータファイ
ルのファイル格納部からクライアントへの転送も短時間
で行え、ネットワークの負荷も小さくできるという効果
を有する。さらに、ファイル変換が自動的に行え、ファ
イル変換作業に手間がかからないと共に、データファイ
ルの更新のつど自動的に変換を行うことで、ファイル格
納部に格納される変換後のデータファイルも更新してい
くこととなり、ファイル格納部のデータファイルの有効
性が常に維持されるという効果を有する。また、本発明
によれば、更新されたデータファイルが所定のファイル
形式に変換され、クライアントが標準的に保有している
WWWブラウザで更新後のデータファイルの内容を確認
できることにより、元のデータファイルを更新したアプ
リケーションプログラム環境がないクライアントでもデ
ータファイルの内容を見ることができ、より低コストで
情報を共有できるという効果を有する。また、本発明に
よれば、前記ファイル格納部が外部ネットワークにも接
続されるサーバとして配設され、前記ネットワーク内の
クライアント以外に外部ネットワークからもファイル変
換済の更新データファイルへのアクセスが可能であるこ
とにより、必要に応じて外部ネットワークからファイル
格納部にアクセスして変換された更新データファイルを
入手することができ、ネットワーク内クライアント以外
の幅広い利用者に更新データファイルを配布することが
できるという効果を有する。また、本発明によれば、更
新日時及び前記ファイル格納部のアドレス等を含む前記
データファイルについての更新情報が、クライアント毎
に割当てられたサーバ上の所定のファイル格納領域に蓄
積されることにより、ファイル転送に関してサーバにお
ける処理の負荷が低減されると共に、クライアントに前
記データファイルについての更新情報を確実に入手させ
ることができ、入手したファイル形式の更新情報をクラ
イアントが自由に加工して他の用途に利用することもで
きるという効果を有する。また、本発明によれば、クラ
イアントへ転送される更新データファイルに関する所定
の情報に、所定ファイル形式に変換された更新データフ
ァイル自身が含まれ、クライアントは自動的に更新デー
タファイルを入手できることにより、クライアントはサ
ーバにおける更新状態を考慮することなく最新の更新デ
ータファイルを利用でき、クライアント側における更新
のための作業量を著しく低減して、クライアントの負担
を大幅に減らせるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るデータ自動更新
システムを適用するネットワークシステムの概略構成説
明図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るデータ自動更新
システムのブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るデータ自動更新
システムの管理手段におけるファイル付属情報及びクラ
イアント識別情報を示す説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るデータ自動更新
システムの処理フローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るデータ自動更新
システムを適用するネットワークシステムの概略構成説
明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るデータ自動更新
システムのブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るデータ自動更新
システムの処理フローチャートである。
【符号の説明】
1 LAN 2 サーバ 3 クライアント 4 WWWサーバ 5 インターネット 6 外部クライアント 7 入力手段 11 管理手段 12 更新判断手段 13 ファイル変換手段 14 更新情報配信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B082 AA00 BA00 EA07 GA02 GA14 HA03 HA06 HA08 5B089 GA12 GA21 HA10 JA33 JB21 KA03 KA04 KA06 KA07 KA08 KB06 KC15 KC59 KH21 LA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されたサーバに格納
    されてあらかじめ管理対象として登録されている一又は
    複数の所定のデータファイルの少なくともファイル名と
    更新日時を含むファイル付属情報、及び、前記ネットワ
    ークに接続され、前記データファイル転送先としてあら
    かじめ登録されている複数のクライアントの少なくとも
    クライアント名とネットワークアドレスを含むクライア
    ント識別情報をそれぞれ管理する管理手段と、 前記管理手段におけるファイル付属情報を所定時間毎に
    参照して前記データファイルが更新されたか否かを判断
    する更新判断手段と、 前記更新判断手段で更新されたと判断されたデータファ
    イルに関する所定の情報を、前記管理手段のファイル付
    属情報及びクライアント識別情報に基づいて、前記更新
    データファイルを必要とする所定のクライアントに転送
    する更新情報配信手段とを備えることを特徴とするデー
    タ自動更新システム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のデータ自動更新シ
    ステムにおいて、 前記管理手段が、前記ファイル付属情報における登録さ
    れたデータファイルと前記クライアント識別情報におけ
    る前記データファイルを必要とするクライアントとを関
    連付ける所定の属性を設定し、 前記更新情報配信手段が、前記更新判断手段で所定のデ
    ータファイルが更新されたと判断された場合に、前記デ
    ータファイルに関連付けられた全てのクライアントへ更
    新されたデータファイルに関する所定の情報を転送する
    ことを特徴とするデータ自動更新システム。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載のデータ自動更新シ
    ステムにおいて、 前記管理手段が、前記ファイル付属情報として、登録さ
    れている各データファイル毎に転送を要求しているクラ
    イアントの一覧情報を付加することを特徴とするデータ
    自動更新システム。
  4. 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいずれかに記載
    のデータ自動更新システムにおいて、 前記更新情報配信手段が、前記更新判断手段で所定のデ
    ータファイルの更新判断がなされた場合に、前記ネット
    ワークに接続されて前記各クライアントからアクセス可
    能な所定のファイル格納部へ更新されたデータファイル
    を転送すると共に、前記データファイルを要求する一又
    は複数のクライアントに、前記更新されたと判断された
    データファイルに関する所定の情報として、少なくとも
    更新日時及び前記ファイル格納部のアドレスを含む前記
    データファイルについての更新情報を転送し、 前記クライアントが、前記転送されたデータファイルに
    ついての更新情報を基に前記ファイル格納部から更新デ
    ータファイル本体を転送して得ることを特徴とするデー
    タ自動更新システム。
  5. 【請求項5】 前記請求項4に記載のデータ自動更新シ
    ステムにおいて、 前記更新判断手段で所定のデータファイルの更新判断が
    なされた場合に、前記更新されたと判断されたデータフ
    ァイルを、必要十分なデータ内容のみを残して冗長分を
    省き、データ量を元データファイルより小さくしたファ
    イル形式に変換し、当該変換されたデータファイルを前
    記更新情報配信手段により前記ファイル格納部へ転送さ
    せるファイル変換手段を備えることを特徴とするデータ
    自動更新システム。
  6. 【請求項6】 前記請求項5に記載のデータ自動更新シ
    ステムにおいて、 前記ファイル変換手段により変換されるファイル形式
    が、少なくともWWWブラウザで閲覧可能な所定のファ
    イル形式であることを特徴とするデータ自動更新システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記請求項4ないし6のいずれかに記載
    のデータ自動更新システムにおいて、 前記ファイル格納部が、前記ネットワークとは別の外部
    ネットワークにも接続され、前記外部ネットワークから
    前記ネットワーク内の他のサーバ及びクライアントへの
    アクセスを制限するアクセス制御用サーバであることを
    特徴とするデータ自動更新システム。
  8. 【請求項8】 前記請求項4ないし7のいずれかに記載
    のデータ自動更新システムにおいて、 前記データファイルについての更新情報が、更新日時及
    び前記ファイル格納部のアドレス等を一覧可能な形式の
    ファイルとして生成され、前記データファイルを要求す
    る一又は複数のクライアントにそれぞれ割当てられたサ
    ーバ上の所定のファイル格納領域にメールファイルとし
    て蓄積されることを特徴とするデータ自動更新システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記請求項1ないし8に記載のデータ自
    動更新システムにおいて、 前記更新判断手段で更新されたと判断されたデータファ
    イルに関する所定の情報が、必要十分なデータ内容のみ
    を残して冗長分を省き、データ量を元データファイルよ
    り小さくした所定のファイル形式に変換されたデータフ
    ァイル自身を含むことを特徴とするデータ自動更新シス
    テム。
JP29451198A 1998-09-30 1998-09-30 データ自動更新システム Expired - Fee Related JP4224648B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29451198A JP4224648B2 (ja) 1998-09-30 1998-09-30 データ自動更新システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29451198A JP4224648B2 (ja) 1998-09-30 1998-09-30 データ自動更新システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000112803A true JP2000112803A (ja) 2000-04-21
JP4224648B2 JP4224648B2 (ja) 2009-02-18

Family

ID=17808735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29451198A Expired - Fee Related JP4224648B2 (ja) 1998-09-30 1998-09-30 データ自動更新システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4224648B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001325193A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Mitsubishi Electric Systemware Corp 電子掲示板データ配信装置、電子掲示板データ配信方法及びプログラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体
JP2001325151A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Nec Corp 情報提供方法、データ処理システム、上位処理装置、情報記憶媒体
KR20020003674A (ko) * 2000-06-24 2002-01-15 정승채 데이타 동기화 시스템 및 그 방법
JP2002024072A (ja) * 2000-07-04 2002-01-25 Honda Motor Co Ltd 共有データベースを備えた電子ファイル管理システム
JP2002073650A (ja) * 2000-08-31 2002-03-12 Yokogawa Electric Corp ドキュメント管理システム
JP2002073391A (ja) * 2000-09-04 2002-03-12 Ishida Co Ltd 商品情報印字システム、印字データ授受方法、および記録媒体
KR20020033275A (ko) * 2000-10-30 2002-05-06 정정호 로컬 단말기와 서버간에 데이터 파일을 동기화시키는동기화 푸시 서비스 방법 및 시스템
JP2002149703A (ja) * 2000-11-15 2002-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Wwwデータサーバ装置
JP2002183046A (ja) * 2000-12-18 2002-06-28 Total Life Service Community:Kk 緊急通報システムと装置
JP2002288027A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Osaka Gas Co Ltd 分散型業務支援システム
KR20030068624A (ko) * 2002-02-15 2003-08-25 홍정기 인터넷망을 기반으로 하는 클라이언트 정보 동기화 방법
JP2003256280A (ja) * 2002-03-01 2003-09-10 Fuji Xerox Co Ltd 情報提供方法、装置およびプログラム
KR100671789B1 (ko) 2004-06-08 2007-01-22 주식회사 엘비에스플러스 유무선 분산 환경하의 공간 데이터간의 데이터 전송과데이터 동기화 방법 및 그러한 방법의 실행을 위한 분산공간 데이터 동기화 시스템
JP2008117053A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Mitsubishi Electric Corp 表示システム
US8081335B2 (en) 2006-11-28 2011-12-20 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image processing apparatus, image processing system, method for managing data in the image processing apparatus and computer program product
JP2014102742A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Nec Corp コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラム

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001325151A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Nec Corp 情報提供方法、データ処理システム、上位処理装置、情報記憶媒体
JP2001325193A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Mitsubishi Electric Systemware Corp 電子掲示板データ配信装置、電子掲示板データ配信方法及びプログラムを記録したコンピュータ読みとり可能な記録媒体
KR20020003674A (ko) * 2000-06-24 2002-01-15 정승채 데이타 동기화 시스템 및 그 방법
JP2002024072A (ja) * 2000-07-04 2002-01-25 Honda Motor Co Ltd 共有データベースを備えた電子ファイル管理システム
JP2002073650A (ja) * 2000-08-31 2002-03-12 Yokogawa Electric Corp ドキュメント管理システム
JP2002073391A (ja) * 2000-09-04 2002-03-12 Ishida Co Ltd 商品情報印字システム、印字データ授受方法、および記録媒体
KR20020033275A (ko) * 2000-10-30 2002-05-06 정정호 로컬 단말기와 서버간에 데이터 파일을 동기화시키는동기화 푸시 서비스 방법 및 시스템
JP2002149703A (ja) * 2000-11-15 2002-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Wwwデータサーバ装置
JP2002183046A (ja) * 2000-12-18 2002-06-28 Total Life Service Community:Kk 緊急通報システムと装置
JP2002288027A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Osaka Gas Co Ltd 分散型業務支援システム
KR20030068624A (ko) * 2002-02-15 2003-08-25 홍정기 인터넷망을 기반으로 하는 클라이언트 정보 동기화 방법
JP2003256280A (ja) * 2002-03-01 2003-09-10 Fuji Xerox Co Ltd 情報提供方法、装置およびプログラム
KR100671789B1 (ko) 2004-06-08 2007-01-22 주식회사 엘비에스플러스 유무선 분산 환경하의 공간 데이터간의 데이터 전송과데이터 동기화 방법 및 그러한 방법의 실행을 위한 분산공간 데이터 동기화 시스템
JP2008117053A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Mitsubishi Electric Corp 表示システム
US8081335B2 (en) 2006-11-28 2011-12-20 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image processing apparatus, image processing system, method for managing data in the image processing apparatus and computer program product
JP2014102742A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Nec Corp コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4224648B2 (ja) 2009-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6457053B1 (en) Multi-master unique identifier allocation
JP2000112803A (ja) データ自動更新システム
US6694335B1 (en) Method, computer readable medium, and system for monitoring the state of a collection of resources
EP1459213B1 (en) System and methods for asychronous synchronization
US9219705B2 (en) Scaling network services using DNS
US7277896B2 (en) File sharing system and client apparatus
US8069246B2 (en) Relay server and relay communication system including a relay group information registration unit, a shared resource information registration unit, and a control unit
US6604148B1 (en) Method, system, and program for accessing a network namespace
EP0778535A2 (en) Distributed asynchronous workflow system and method
US20050256909A1 (en) Peer-to-peer file sharing
JPH01502786A (ja) ネットワーク化されたディジタルデータ処理システムのためのネーミング・サービス
JPH0776939B2 (ja) 通信ネットワークシステム
JP2000250872A (ja) 業務処理システムの統合管理方式
EP2075975B1 (en) Relay server and relay communication system
US8719388B2 (en) Method for installing a web package within a manufacturing executing system
US20020007375A1 (en) Document management method and computer-readable storage medium storing program code for executing the same
US8024800B2 (en) File attachment processing method and system
JP3801524B2 (ja) 自動更新システム及び自動更新方法
US20060117319A1 (en) Connection of an application to a resource manager selected from a plurality of resource managers
US20010013044A1 (en) Digitized document circulating system with circulation history
US6408344B1 (en) Method and apparatus for file transfer and computer readable recording medium recording a file transfer program
JP2003330836A (ja) データ送信方法
JP2000172465A (ja) インターネットプリンティングシステム
JP2005141330A (ja) ファイル配信システム、クライアントプログラム、クライアント、サーバプログラム、サーバ、及び方法
JP2000222494A (ja) 帳票作成方法及びシステム及びコンピュータ読取り可能なプログラムが格納された記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131205

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees